医療法人に対する固定資産税の誤賦課について PDF形式

逗子市 ‐Press Release2010 年 10 月 18 日
逗
子
市
医療法人に対する固定資産税の誤賦課について
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誤賦課の概要
平成 22 年中に新設予定のグループホームに係る課税上の確認作業の一環として、グループホ
ームを含めた社会福祉事業の用に供する施設全般について改めて確認したところ、医療法人が
所有し運営している「認知症対応型老人共同生活援助事業の用に供する固定資産(グループホ
ーム)」
「老人デイサービス事業の用に供する固定資産(デイサービスセンター)
」及び「包括的
支援事業の用に供する固定資産(地域包括支援センター)
」について、本来非課税となるところ
を誤って課税扱いとしていたことが判明しました。
これらの非課税規定は、介護保険制度の開始に合わせて、平成 12 年度から法改正されたもの
です。
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非課税規定の内容
1.グループホーム
<平成 16 年度分から1施設、平成 18 年度分から1施設が該当>
地方税法第 348 条第2項第 10 号の6では、非課税とする固定資産として「第 10 号から前
号までに掲げる固定資産のほか、社会福祉法人その他政令で定める者が社会福祉法第2条第
1項に規定する社会福祉事業の用に供する固定資産で政令で定めるもの」と規定しており、
当該規定中「その他政令で定める者」には医療法人が含まれ、また、
「社会福祉事業の用に供
する固定資産で政令で定めるもの」にはグループホームが含まれます。
2.デイサービスセンター
<平成 13 年度分から1施設が該当>
地方税法第 348 条第2項第 10 号の3では、非課税とする固定資産として「社会福祉法人そ
の他政令で定める者が老人福祉法第5条の3に規定する老人福祉施設の用に供する固定資産
で政令で定めるもの」と規定しており、当該規定中「その他政令で定める者」には医療法人
が含まれ、また、
「老人福祉施設の用に供する固定資産で政令で定めるもの」にはデイサービ
スセンターが含まれます。
3.地域包括支援センター
<平成 19 年度分から1施設が該当>
地方税法第 348 条第2項第 10 号の5では、非課税とする固定資産として「社会福祉法人そ
の他政令で定める者が介護保険法第 115 条の 45 第1項に規定する包括的支援事業の用に供す
る固定資産」と規定しており、当該規定中「その他政令で定める者」には、介護保険法の規
定により本市からの委託を受けた医療法人が含まれます。
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還付金額等について
返還の対象者は3医療法人で、返還金は 11,415,500 円、還付加算金は 1,510,633 円(平成
22 年 12 月1日で算定)、合計 12,926,133 円を予定しています。
本件に関するお問い合わせ先:
総務部課税課資産税係
須田・栗原
電話:046-873-1111 内線 369