多様な災害に備え住民と一丸に 広大な高山市では、火災 や地震、豪雨、土石流に加 え、管内では火山噴火など、 多くの災害が想定され、そ れらから住民の生命・財産 を守るため、私たちは日々 訓練に励んでいます。 私にとって消防団とは、 住民を守る意思の表れで 大田元之さん す。今後とも住民と一丸に (奥飛驒温泉郷一重ヶ根) なり、災害に強い地域づく りと地域の自慢となれるよ う、たゆまず活動を重ねま す。 おお た もと ゆき 守りたい人がいる 守りたいまちがある それぞれが 仕事を持って 活動しています 地域の消防防災リーダーとしてさまざまな活動 に取り組んでいる消防団は、あなたの地域でも活躍 しています。そんな団員のみなさんの生の声を紹介 します。 高山支団の女性部長として 消防技術の向上を目指します やま まえ よし あき 山前義明さん (荘川町惣則) 結婚を機に荘川町へ転居 し、消防団にすぐ入団しま した。消防技術の習得と向 上のため、消防操法は必要 と 感 じ、 平 成22年 に は 市 消防操法大会に出場させて いただきました。結果は、 日ごろの練習成果を発揮す ることができ、準優勝を獲 得することができました。 今年の大会は当町で開催 されますので、地元代表と して優勝を目指し精一杯頑 張りたいと思っています。 当然入団するつもりでした 就職を機に地元へ戻り、 すぐに入団しました。父も 元分団幹部でしたし、まわ りの先輩や友達も入団して いましたから、当然入団す るつもりでいました。 消防団は「地域の防災の 要」と言われますが、地域 の一員として当たり前のこ 木戸脇卓己さん とだと思います。 (朝日町宮之前) いつかは市消防操法大会 に出場し、県大会が目指せ るようがんばりたいです。 き ど わき たく み 今 年 の10月 に 高 山 市 で 「全国女性消防団員活性化 ぎふ大会」が開催され、私 たち女性消防団員も大会の 成功に向けて余念がありま せん。近年、各地で女性消 防団が組織され、当市でも 老人世帯の防火訪問や救命 講習の普及活動などを通し 山﨑美智代さん て、市民の安全を支えてい (花岡町3) ます。 本大会を弾みに団員確保 と今後のさらなる活動につ なげていきます。 やま ざき み ち よ 一人でも多くの方に伝えたい よし だ かず み 吉田和美さん (国府町瓜巣) 私たち女性消防団は応急 手当普及員として、市民の みなさんに救命講習の指導 や応急手当の普及に取り組 んでいます。 世代を超えて多くの方が 熱心に聴講いただく姿に、 「消防団員になって良かっ た」とやりがいを抱きます。 まだまだ女性消防団員は 少ないですが、女性ならで はの気配りで、活動の範囲 を広めていきたいです。 2013.2.1 4
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