加法混色

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か
かほうこんしょく
あ
加法混色
さ
た
概要
な
加 法 混 色(additive mixture、additive color mixture)
とは、光源色の混色によって明度の増す現象をいいます。
て反射・吸収・透過した際に生じる色(物体色)があり
は
色には光そのものの色(光源色)と、光が物体に当たっ
ます。光源色は太陽光やパソコンのモニタ画面などの色
ま
光を指し、光の三原色といわれる赤(Red)
・緑(Green)
・
青(Blue)の三色光(RGB)の混合比によって、すべ
や
ての色をあらわすことができます。
混合された色光の明るさは、もとの色の明るさを単純に
によって明度を増し、等量に混ぜ合わせると白色光(無
ら
足した明るさとなります。そのため、光の三原色は混色
彩色)になります。また赤と緑が重なり合うと黄に見え
わ
るように、色相も変化します。
特殊な例として、たとえば点描によって描かれた絵画の
ように、色が並置されることによって加法混色の効果を
持つ現象があります(視覚混合法)。
加法混色の反対で、明度の下がる混色は減法混色といい
A
B
C
D
E
F
ます。
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z
実際の色彩と異なります
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加法混色 01
数字
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