「プラハの春」音楽祭が 始まって

スメタナホールは 1906 年~1912
年に建築され、アルフォンス・ムハや
画家ミュシャを代表するチェコの芸
術家たちによるアール・ヌーボーの華
麗な装飾が施されているホール。
プラハ交響楽団の本拠地としても知
られています。
チェコ・フィルハーモニー創立 50 周年を記
念して、1946 年に「プラハの春」音楽祭が
始まってから、2008 年で 62 年目を数えま
す。チェコを代表する作曲家ペトジフ・ス
メタナの命日である 5 月 12 日が音楽祭の
初日と定められており、スメタナの代表曲
「わが祖国」をオープニング曲として幕開
そこから 3 週間にわたり開催されます。
芳醇なパイプ・オルガンの音色も、スメタナホールの誇りの一つ
です。またステージ上合唱席からの観客席の眺めも、演奏者の
精神を高揚させる大きな要因となっています。