ウォーターダンス『ダンスに親しむ』

☆
[保健体育
中2年]ウォーターダンス『ダンスに親しむ』
実践者:岩 井
洵
環境・形態
パソコン:なし
学習場所:プール&視聴覚室
周辺機器:大型テレビ、DVDプレーヤー
利用形態:一斉授業
利用ソフト:なし
学習展開
▼目
標
大型テレビで自分達の演技を確認し、課題を見つけ練習に生
かす
プールサイドでのダンスと水中での泳ぎを使った表現を確認することで、課題を見つること
ができる。
▼評
価
自分達のダンスや泳ぎを確認し、次時の練習の内容や工夫する箇所を見つけている。
(運動や健康・安全についての思考・判断)
▼主な学習内容と手立て
主な学習内容(手立て)◇評価
1
練習風景やできあがった部分を教師もしくは見学者がプールサイドか
情報機器およびソフトウエア
大型スピーカー
ら撮影をする。特に確認したい部分などは、事前に打ち合わせをして、
撮る角度なども意識しながら録画する。
2
視聴覚室に移動し、撮影した映像をグループごとに確認をする。
3
お互いで気付いたことを発表し合い、練習箇所を決定していく。
3大型テレビ、ビデオカメラ
自分たちの演技を確認し、改善する点、問題点を見つける。
・大型テレビとビデオカメ
ラを接続し、自分たちの
A君「横が揃ってないね・・・。
」
B君「確かに。音楽に合わせて手の
かきを揃えようか?」
4
プールサイドに移動して、動きの展開図で確認作業を行う。
生徒は、第三者の目線で自分達の演技を
見ることで、完成度や課題を見つけるこ
とができた。教師側は、映像を見せなが
らアドバイスができるので、指導しやす
くなおかつ生徒にも伝わりやすかった。
動きを映像で確認する。
◇動きの展開図に、改善点を記入しているか
◇改善点をどのように工夫して、練習し演技につなげていくか
記入しているか。
5
課題が見つかったら練習を再開する。
A君「この動きは、
もっと全体的に広
くした方が良いん
じゃない」
B君「曲に合わせ
て、右手から行くよ
うにして、リズムに
合わせて泳いで移
動しようよ」
6
再度ビデオ等で問題点を確認し、次時の練習課題を見つける。
工夫と効果
■ポイント1
演技や練習を撮影し、映像で見させることで課題解決に向けての意欲を高める。
プールサイドでのダンスとプール内でのダンスを練習するうえで、お互いに見合い、教え合うことで練習
を進めていくが、生徒本人達の動きを見る側からどう写っているかが分かりにくい。その為、自分達のイメ
ージしている物と実際の演技が大きく違っていることがあった。しかし、練習の時から動きや全体の位置取
り、曲のリズムを映像ですぐ確認できる環境を整えることで自分達の課題を明らかにし、練習への意欲を高
めることにつながった。