第191号 2012(平成24)年 7 月19日 第191号の主な記事 ・平成24年度聖心女子大学 ・平成24年度協力会総会 懇談会開催報告 開催報告 ・財務状況報告 ・震災復興支援チャリティ デーの報告 ・第48回聖心祭予告 等 月 日㈯ 年 度 は 特 に︑ U N E S C O と の 共 催 に よ る 陸 前高田への学生のボランティア派遣も開始い たしております︒ 全体会にご参加いただいた保護者の方々か 聖心スピリットを強く感じることができまし ら は︑ ﹁ 学 長 様 の お 話 は﹃ 心 ﹄ を 大 切 に す る た︒それを受けての先生・学生からのボラン 珠 ティア・レポートは深い感動をいただきまし 真 大学としての取り組みについて﹂の報告があ による﹁東日本大震災への復興支援に関する た︒﹂ ﹁学生の発表に感心しました︒ ﹂﹁震災の 上 以 降︑ 本 学 で は︑ 被 災 さ れ た 人 々 に 寄 り 沿 い︑ テ ィ ア 体 験 が 語 ら れ ま し た︒ 昨 年 の かったので︑大学での取り組みを写真ととも 支援活動については娘から聞いたことがな くの学生の思いを受けて︑マグダレナ・ソフィ た︒ ﹂﹁東日本大震災の復興支援に関しての大 に説明していただけたのでよくわかりまし ・ ご理解いただくために毎年開催しているもの できることをやる︑という学長の意思及び多 り︑その中で︑ です︒今年はあいにくの雨模様にもかかわら アセンターを中心に種々の震災復興関連のボ に加えて︑午前の部では︑パレス見学と茶道 愛好会によるパレスでのお茶席が設けられま した︒おかげさまでこれは好評だったようで︑ たです︒お茶席もゆっくり頂けました﹂とい ﹁パレスの建物の見学がとても素晴らしかっ 時 分の終 う 声 を お 寄 せ い た だ き ま し た︒ ま た ブ ル ー 時の開始から 14 ﹁震災復興支援の体験談が印象 人 分から 年 次 生 は 宮 代 ホ ー ル で︑ 時 は︑ 全体会終了後 れしく思っております︒ 感を頂戴して︑有難く︑またう の取り組みの姿勢にご理解と共 た多くのお声をいただき︑本学 のお話︑感動しました︒ ﹂といっ に残りました︒ ﹂﹁学生さん 2 年次生以上は各学科専攻 30 また 15 パーラーでは︑ 分から開 代表でもある 動推進会議の 災復興支援活 学東日本大震 で聖心女子大 関係専攻教員 社会学科人間 は︑本学歴史 続いて︑今年 学長の挨拶に た︒岡崎淑子 始されまし 時 にて協力会の総会が開かれた後︑全体会は 午後は︑全体会に先立ってマリアンホール 示しました︒ と も に︑ 震 災 ボ ラ ン テ ィ ア 関 連 の パ ネ ル を 展 了まで終日︑休憩室としてご利用いただくと 11 学の取り組みが大変よくわかってよかった︒﹂ 時から受付が開始されましたが︑今年は︑ 11 ランティア活動を行ってまいりましたが︑今 3 キャンパスツアーを午前と午後に行ったこと きました︒ ず︑252名の保護者の方々においでいただ 在 学 生 の 保 護 者 の 方 々 に︑ 本 学 の 教 育 を よ り 名の本学学生によるボラン 副学長︵学生担当︶岩 平成 年度 聖心女子大学懇談会開催報告 聖心女子大学懇談会が︑今年も 24 に開催されました︒これは︑聖心女子大学の 16 30 菅原健介教授 も た れ ま し た︒ キ ャ ン パ ス ツ に分かれて︑それぞれ説明会が アーに参加してくださった保護 者の方からの﹁学生さんが一生 懸 命 案 内 し て く だ さ い ま し た︒ 楽しく明るく感じが良かったで す︒どうもありがとうございま し た︒﹂ と い う お 声 は︑ 当 日 手 伝ってくれた在学生にとって も︑大きな励みになるに違いあ りません︒ 足元の悪い中をおいでいただ き︑説明会や催しに最後まで熱 心にご参加くださった保護者の 方 々 に︑ 心 よ り お 礼 申 し 上 げ ま す︒ ( 1 ) http://www.u-sacred-heart.ac.jp 2 6 17 20 2 1 11 第191号 聖心キャンパス 平成 年度 とに協力していきたい︒ご父母の皆様におか 24 総会開催 れては引き続き深いご理解とご協力をお願い 1 聖心女子大学協力会 聖心女子大学協力会は︑在学生の父母︑卒 引き続き︑議案の審議に入り︑第 号議案 百万円行われたこ 年度事業報告及び決算について﹂は︑ 大学事業への補助が合計 ﹁平成 42 23 業生及び卒業生の父母が会員となり︑長年に 30 したい︒ ﹂との挨拶があった︒ 時 分 1 亘り聖心女子大学の教育環境を整備するため 16 に多大な支援を行っている︒このたび︑平成 6 日㈯午後 との説明があった︒決算については︑震災の 24 月 影響等もあり︑収入総計で予算比 ︑622 年度の総会が去る 総会には︑奥会長︑宇野監事︑諸戸監事が 1 からマリアンホールにおいて開催された︒ 列席し︑大学側から協力会名誉会長である岡 年度と 千円の減収となったとの説明があった︒ 24 崎学長︑北村評価・大学院担当副学長︑佐々 2 年度事業計画及び予算 23 号議案﹁平成 年度決算 23 第 百万円とし︑全体では︑ 42 木学務担当副学長︑岩上学生担当副学長︑村 同額の について﹂は︑大学事業への補助は とほぼ同額となる見込であるとの説明があっ 議案の審議に入る前に岡崎学長から﹁協力 た後︑第 1 松事務局長︑年真経理部長が出席した︒ 会のご父母の皆様には日頃より大学財政にご 号議案とともに一同に諮り承認さ 協力をいただき心より感謝申し上げる︒学内 第 号議案﹁協力会役員・監事選任につい 名について︑ 1,938,384 38,840,000 6,900,000 8,000 0 47,686,384 れた︒ て﹂は︑正会員選出候補者 金 費 費 息 金 計 2 で の 課 題 の 中 心 は︑ 本 学 の 教 育 の 質 を 保 ち︑ 出候補者 前 期 繰 越 正 会 員 会 賛 助 会 員 会 預 金 利 寄 付 総 4 向上させていき︑社会に対して分かりやすく 発信していくことである︒学生の学習面など 関係する会則の説明があった後︑一同に諮り 目 名︑賛助会員選 の環境を理想的なものにしていくために︑学 承認された︒ 項 収 予 算A 名及び監事候補者 生の声を聴き︑少しでも快適なものとなるよ ︵総務部︶ うに努めていきたい︒また︑課外活動におい ても︑きめ細かな指導が大事であり︑特に心 の健康についてのケアが重要なことだと考え ている︒そのためにも財政基盤の整備は必須 である︒皆様にはこれまで同様にご協力︑ご 助 言︑ ご 指 導 を お 願 い し た い︒ ﹂との挨拶が 次に︑奧会長から﹁現在︑秋入学など大学 あった︒ の制度改革が言われているが︑大事なことは 日本の高等教育の質を高めていくことだと考 える︒高等教育のみならず︑初等︑中等教育 の質の向上が求められている︒学校だけの問 題ではなく︑家庭とともに教育に対する関心 を高めていくことが大事である︒協力会とし ては︑聖心女子大学の教育の理念である知識 と教養を高めた国際的な視野を持った︑そし て多様性のある女性を社会へ輩出していくこ 平成23年度決算(自平成23年 4 月 1 日 39 3 2012(平成24)年 7 月19日 至平成24年 3 月31日) 入 決 算B 差額 B − A 1,938,384 38,440,000 5,640,000 5,063 40,000 46,063,447 0 △400,000 △1,260,000 △2,937 40,000 △1,622,937 項 支 予算 A 目 大学事業への補助 学 生 配 付 品 事 務 費 次 期 繰 越 金 総 計 前 受 金 期 末 預 金 残 高 42,000,000 790,000 2,790,000 2,106,384 47,686,384 − − 出 決算 B 差額 B − A 42,000,000 786,000 1,966,346 1,311,101 46,063,447 930,000 2,241,101 0 △4,000 △823,654 △795,283 △1,622,937 − − (注)補助の内訳については、次のとおりです。 項 目 金 図書購入費(シェイクスピア翻訳文学全集(全45巻) 他) 課外活動費(クラブ活動費等) 学生食堂経費(食材費、光熱水費等) 奨学金(外国人留学生を含む在学生への給付等) 保健センター、学生相談室経費(健康診断等) 合 計 平成24年度予算案(自平成24年 4 月 1 日 項 前 期 繰 越 正 会 員 会 賛 助 会 員 会 預 金 利 寄 付 総 至平成25年 3 月31日) 収 入 23年度決算 A 24年度予算 B 目 金 費 費 息 金 計 1,938,384 38,440,000 5,640,000 5,063 40,000 46,063,447 額(円) 14,000,000 7,500,000 7,000,000 12,000,000 1,500,000 42,000,000 1,311,101 38,400,000 6,510,000 5,000 0 46,226,101 差額 B − A △627,283 △40,000 870,000 △63 △40,000 162,654 項 目 大学事業への補助 学 生 配 付 品 事 務 費(注) 次 期 繰 越 金 総 計 前 受 金 期 末 預 金 残 高 支 出 23年度決算 A 24年度予算 B 42,000,000 786,000 1,966,346 1,311,101 46,063,447 930,000 2,241,101 42,000,000 770,000 2,160,000 1,296,101 46,226,101 500,000 1,796,101 差額 B − A 0 △16,000 193,654 △15,000 162,654 △430,000 △445,000 (注)「聖心キャンパス」の発送費を含む。 ( 2 ) http://www.u-sacred-heart.ac.jp 2012(平成24)年 7 月19日 聖心キャンパス 年度決算状況﹀ 23 財 務 状 況 報 告 ︿平成 23 りますので︑本誌では平成 年度決算の概要 を掲載しています︒ ︵ここに掲載した内容は︑ 本学全体の財務状況を分かり易く示したもの 年真 基博 であり︑本学を含めた法人全体の財務の整理 経理部長 現預金、有価証券等 以上 流 動 資 産 4,769 基 本 金 14,557 土地、建物、備品、 図書等 の仕方とは若干異なります︒︶ 固 定 負 債 1,093 年度決算は︑収支の 百万円 固 定 資 産 7,590 聖心女子大学の平成 百万円︵前年度の△ 建物、備品等の減価 償却や退職金等に 引当てる特定預金額 バランス状況を示す消費収支ベースで消費支 出超過額が△ よりマイナス幅が縮小︶となり︑この 結果︑翌年度繰越消費支出超過額︵累 積赤字額︶は△295百万円となりま 収入面では寄付金や補助金収入はや 46 88 (単位:百万円) 内部部門勘定 3,785 流 動 負 債 789 固定資産対象の1号 基本金、建物の改築 に備えた2号基本金、 奨学金原資の3号 基本金、経常経費 支出に備えた4号 基本金の合計 した︒ 百万円の減少となりま 59 や増加したものの︑在学生数減により 学納金総額は 支出面では退職金支出の減少なども 主なものは退職給与 引当金 92 した︒ 前受金の新入生 学納金等 百万円減少してい 消費支出超過額 295 あり人件費全体で 平成23年度貸借対照表 消費収支差額の累計 額で支出超過の状態 ます︒ 3 この他︑ 教育研究経費に981百万円︑ 管理経費に195百万円を支出し︑そ 19 百万円減少しまし 年度は︑経常的経費の見直しをは れぞれ 百万円︑ た︒ じめ経費削減をこれまで以上に強力に 進めた結果︑前記のように経費の圧縮 引 き 続 き 支 出 超 過 額︵ 累 積 赤 字 額 ︶ につながりました︒ を早期に解消すべく︑経費削減を図っ 年度予算について﹀ ていく所存です︒ 平成 年度は︑収入面で引き続き厳 ︿平成 しい状況にありますので︑各部署には 一層の経費抑制の意識をもって支出に また一方で︑寄付金をはじめとした 当たるよう徹底しています︒ 収入面での増収策を講じていく必要性 を感じ︑具体化に向けた検討を加速さ なお︑決算・予算について詳しくは せていくこととしています︒ 本学の公式ホームページに掲載してお 24 24 23 第191号 23 貸借対照表とは; 期末時点の資産、負債などの総額を対照表示し、静態的な収支状況を 表示したもの(資産、負債などの状況) 平成23年度消費収支計算書 科 目 学生生徒等納付金 平成23年度資金収支計算書 決算額 2,501 手数料 55 寄付金 112 補助金 236 資産運用収入 86 事業収入 172 雑収入等 20 帰属 収入 合計 3,182 基本金 組入額 −91 消費収入の部合計 3,091 人件費 1,863 教育研究経費 981 管理経費 195 消費支出の部合計 3,137 当年度消費支出超過額 −46 前年度繰越消費支出超過額 −249 翌年度繰越消費支出超過額 −295 消費収支計算書とは: 当該会計年度内の収支の均衡状態を明らか にするもの(収入と支出のバランス状況) (単位:百万円/未満は切り捨て) http://www.u-sacred-heart.ac.jp 寄付金前年比 8 百万 円増加(現物寄付 1 百万円相当含む) 補助金前年比19百万 円増加 建物、備品、図書等 資産に組入れるもの に対する当年度の支 払額及び 2 号基本金 の組み入れ額 退職金支出等の減に より前年比92百万円 減少 教育、管理経費の減 価償却費分の差が資 金収支計算書との間 で生じている 消費収支差額の均衡 が当面の課題 科 目 学生生徒等納付金収入 手数料収入 寄付金収入 補助金収入 資産運用収入 事業収入 雑収入 前受金収入 その他の収入 資金収入調整勘定 前年度繰越支払資金 収入の部 合計 決算額 2,501 55 111 236 86 172 20 738 131 −797 1,193 4,446 在校生数減により前 年比59百万円減少 主に学生寮の寮費収 入で前年比 2 百万円 減少 24年度新入生の前受 け納付金など 有価証券売却収入等 前期末の前受金など を調整する勘定 消費収支計算書の数 字とは退職引当金繰 入分(△31百万円) の差が生じる 人件費支出 1,832 教育研究経費支出 683 管理経費支出 167 施設関係支出 20 減価償却引当特定預 設備関係支出 92 金、第 2 号基本金等 資産運用支出 552 への繰入金 その他の支出 267 特定預金への繰入増 資金支出調整勘定 −96 に よ り 前 年比264百 次年度繰越支払資金 929 万円減少 支出の部 合計 4,446 資金収支計算書とは: 当該会計年度内の諸活動に関するあらゆる収入、支出の内容を 表したもの(資金の出入り状況) ( 3 ) 学生の力を被災地へ 佳 之 ジェネラルレクチャー 深 沢 了 子 ﹁心に響け︽よきたより︾ ︱聖書の新しい翻訳を通じて 見えてきたこと︱﹂ 1年次センター長 久治︶ ﹁心に響け︽よきたより︾﹂ 吉田 図書館企画展示について ︵図書館事務部長 図書館では︑蔵書をさまざまな視点から利 用者の皆さんに紹介する展示企画を︑年間を 通して行っていますが︑今年度第二回は︑六 月に開催されたジェネラルレクチャーでの山 ﹁いのちの絆をたずねる﹂ 鈴木 秀子氏 │キリスト教文化研究所公開講演会│ 講師 ・本学元教授︶ ︵聖心会会員 山浦氏は︑新約聖書をギリシア語の原典から プして︑山浦氏の著書の数々を展示しました︒ あわせて︑今年度の公開講演会を開催しました︒ として開催された﹁震災復興支援チャリティデー﹂に 和哉︶ 浦玄嗣氏による講演が行われました︒山浦氏 岩手県気仙地方のことば︵ケセン語︶で訳す︑ 加藤 は自分のふるさと気仙地方の方言を︑日本語 ︵キリスト教文化研究所長 と対等な独立した言語として﹁ケセン語﹂と という全く新しい翻訳をされた方です︒わた 2011﹂のシリーズとして開催されました︒これは︑ ・ と私たち〜私た ち の 祈 り・ 願 い・ 希 望 ﹂︶ に 続 い て︑﹁ フ ォ ー ラ ム 卒 業 生 に よ る シ ン ポ ジ ウ ム︵﹁ 今回の講演会の企画は︑昨年秋の聖心祭で開催した 六月九日㈯︑本学による大震災復興支援の取り組み 命名し︑その言葉で聖書を訳された方です︒ したちが当たり前のように接している﹁聖書 昨年発生した大震災とそれに伴う被害や原発事故によ 浦玄嗣氏の講演︵上記記事参照︶とタイアッ 当日は2階席にも聴講者がつめかけ︑ケセン 新共同訳﹂はじめ多くの日本語訳聖書は︑漢 日のジェネラルレクチャーでは︑山 語を交えたユーモアたっぷりの講演を堪能し って︑私たちの生き方や社会のあり方が大きく問い直 ました︒ケセン語訳聖書には﹁愛﹂という言 されている中︑それぞれの思いを分かち合い︑つなが ような気になっているのはおかしい﹂と︑い 地に入られ︑きびしい現状を生きる人々の思いに耳を 手助けをされていますが︑今回は︑震災直後から被災 じ て︑ 人 々 に 生 き る 意 味 や 自 分 の 存 在 価 値 を 見 い だ す 講 師 の 鈴 木 秀 子 氏 は︑ 様 々 な 講 演 会 や セ ミ ナ ー を 通 りを見いだす﹁広場︵フォーラム︶﹂を設けるものです︒ つも思っていた氏は﹁ふるさとの仲間にふる かたむけ︑手をさしのべる中で見いだされた﹁命のき ですれ違い︑引き裂かれていく思いなどに及びました︒ 他人を思う気持ちの尊さから︑長引く困難な状況の中 お話は︑震災当初の極限状態における行動に現れた ずな﹂についてお話いただきました︒ 音 は︑ ︽ よ き た よ り ︾ と し て︑ わ た し た ち の にとって当たり前のことば﹂に翻訳された福 講演にいらしてく 中︑ 大 変 な 行 程 で 声をかけてください︒ 軽に図書館スタッフに も可能ですので︑お気 展示中の本は︑貸出 強くしました︒ た場をこれからも設けていきたいという思いを改めて と は す ば ら し い と い っ た 一 般 の 方 の 声 も あ り︑ こ う し た︒キリスト教大学としてこのような講演会をするこ 所の講演会にはあまり見られない聴講者も見られまし 卒業生や姉妹校生徒など︑従来のキリスト教文化研究 外 部 の 一 般 の 方︑ チ ャ リ テ ィ デ ー と あ わ せ て い ら し た むけておられました︒シスターのお仕事に関心を持つ があり︑シスターのお話に感銘を受けながら耳をかた 当日は︑あいにくの天気の中︑一五〇名近い参加者 時をもって︑講演会の良い締めくくりとなりました︒ 作曲︶を聞きながら︑それぞれの思いを確認するひと し て︑ 春 〜 福 島 か ら 世 界 へ ﹂︵ 黛 ま ど か 作 詞・ 千 住 明 終わりに︑シスターの体験をもとに作られた合唱曲﹁そ て い く べ き も の で あ る と い う お 考 え が 示 さ れ ま し た︒ 真の﹁いのちの絆﹂は新たに見いだされ︑結び直され そして︑人と人の絆は尊いと同時に脆いものでもあり︑ ださった氏に深く うです︒ で再生されたものだそ くのボランティアの手 庫から運び出され︑多 著作は津波を被った倉 館が購入した山浦氏の も壊滅的な打撃を受けました︒震災後に図書 版する岩手県大船渡市のイー・ピックス出版 震災で大きな被害を受け︑山浦氏の著書を出 心に響くのです︒岩手県気仙地方は東日本大 いう大事業を完成させたのです︒﹁自分たち 書の原義に遡って︑イエスの福音を伝えると さとのことばで﹂ギリシア語の原文にある聖 で︑実はよくわからない︑それを﹁わかった 山浦氏は言います︒その意味がわかったよう 語系の造語による機械的な翻訳が多く︑それ 6月 − が日本における聖書の理解を妨げてきた︑と 葉が使われていません︒従来の聖書ではギリ シア語の動詞アガパオーを﹁愛する﹂と訳し ていますが︑山浦氏は日本語の﹁愛﹂は自己 本位的な感情であるとし︑アガパオーの訳語 に︑感情とは無関係の﹁大事にする﹂をあて ています︒﹁汝の敵を愛せよ﹂は難しいこと ですが︑﹁憎い敵でも大事にする﹂ことは可 能でしょう︒ それこそが聖書の教えであった︑ と氏は述べられます︒原典に立ち戻り自分で 訳し直すことで︑聖書本来の教えが見え︑納 得できるものとなりました︒わからないもの を見つけ︑納得できるまで考えること︒それ は学問の原点です︒本学の1年次生が︑山浦 氏の講演を心に留め︑自分の学問をそれぞれ な お︑ 山 浦 氏 の に深めていくことを期待しています︒ の大震 おすまいの気仙地 方 は 3・ 災で大きな被害を 受 け ま し た︒ 交 通 11 永 田 遊びサポートを行う本学学生 − 感謝申し上げます︒ 機関も復旧しない 3 http://www.u-sacred-heart.ac.jp ( 4 ) 20 聖心生による 被災地支援ボランティア 5 教育学科 准教 授 今年度から本学では国連のユネスコ本部との協働 による東日本大震災被災地復興支援事業〝 Bringing ︵ ﹁心に笑顔を﹂プロジェクト︶ 〟 Back Smiles Project を 開 始 し ま し た︒ 被 災 地 に お け る 教 育 復 興 支 援 を 目 的 と し︑ ユ ネ ス コ の 委 託 を 受 け た 聖 心 女 子 大 学 が 本 学 学 生 を ボ ラ ン テ ィ ア と し て 被 災 地︵ 岩 手 県 陸 前 高田市︶へと定期的に派 遣 す る こ と を 通 し︑ 教 育 分野における復興支援の 一助となることを目指し ま す︒ 具 体 的 な 活 動 と し て は︑ 現 地 で 活 動 す る 中 が土 間 支 援 団 体 P@CT 日に実施している被災児 童 の た め の 遊 び 場﹁ み ち く さ ル ー ム ﹂ に お い て︑ 子どもたちの遊びや学習 をサポートすることです︒ ボランティアへの参加を希望する学生は出発前に 学 内 で 行 わ れ る 事 前 研 修 に 参 加 し︑ 被 災 地 へ の 理 解 を 深 め ま す︒ 同 時 に 現 地 で の 遊 び に つ い て 意 見 を 出 し 合 い︑ 工 夫 を 重 ね︑ 子 ど も 達 に 心 か ら 楽 し ん で も らえる活動内容を考えていきます︒ 学 生 は 子 ど も 達 の 遊 び サ ポ ー ト の 他︑ 市 街 地 見 学 や 地 元 の 方 と 交 流 す る 時 間 を 持 ち︑ 被 災 地 の 理 解 を 深めます︒ 月の派遣では夏に行われる﹁七夕祭り﹂ で使う山車の飾りつけをお手伝いさせていただきま し た︒ 飾 り つ け を 手 伝 い な が ら︑ 地 元 の 方 か ら 震 災 当 時 の お 話 や 現 在 の 生 活 の こ と︑ 復 興 や 七 夕 祭 り に かける想いを傾聴しました︒ こ れ ま で に 参 加 し た 多 く の 学 生 が︑ 実 際 に 被 災 地 に 身 を 置 き︑ 考 え︑ 感 じ︑ 行 動 す る こ と を 通 し て︑ な ん と な く 忘 れ か け て い た﹁ 震 災 ﹂ を 改 め て 見 つ め 直 し て い ま す︒ 被 災 地 で の ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 は 月 以 降 も 続 い て い き ま す︒ 詳 細 は マ グ ダ レ ナ・ ソ フ ィ アセンターで知ること が で き ま す の で︑ ぜ ひ 足を運んでみてくださ い︒ 最 後 に な り ま す が︑ 本事業を軌道に乗せる までに多くの方々のご 理解とご協力をいただ き ま し た︒ こ の 場 を か りて心よりお礼を申し 上げます︒ 11 7 現地の支援組織のガイドで被 災地を見学する本学学生 2012(平成24)年 7 月19日 聖心キャンパス 第191号 今回から このコラム いただくこ に書かせて とになりま し た︒ ど う 彰 子 講師 士︵文学︶ 平成 年度及び平成 年度計四名の新任教員をご紹介します︒次の各項目に ついて答えていただきました︒ ①担当科目 ②最終学歴 ③職歴 ④研究テーマ ⑤趣味︑特技︑抱負等 ことです︒現場体験︑経験を生かしそれを理論化しま す︒特にメディア等のソフト・インフラなど︑コミュ ニケーション論から今後の新しい関係を求めます︒ と が 多 い か の 発 見 は 尽 き ま せ ん︒ 遠 い 昔 の 学 生 時 代 ⑤〝見て歩き〟︵旅行︑サファリ︶︒いかに知らないこ 世 紀 フ ラ ン ス 文 学︑ と り わ け 文 学 に お け る オリエンタリズムを研究しています︒一般にオリエ かを認識する﹂と教わりました︒この精神が〝未知 に︑ ﹁人は知れば知るほど︑いかに自分が無知である ントと呼ばれる地域︑つまりトルコやエジプトとい ④専 門 は ③東京大学助教 新 任 教 員 紹 介 井 ◇平成 年度 英語英文学科英語英文学専攻 藤 った近東の国々を旅したフランス人作家が︑西洋と させたいと願っています︒そして〝事実〟〝真実〟に近 いますが︑この好奇心を学生さんたちと共有し︑全開 情報過多とか知りつくされている時代とか言われて な る も の 〟 へ の 無 限 の 知 的 欲 求 に な る と 思 い ま す︒ は異なる人々や風物をどのように眺めたのかといっ た問題を︑彼らが執筆した旅行記を手がかりに考え ⑤趣味は登山です︒今はしばらく遠ざかっていますが︑ づいて行く方法論を共に身につけていきたいです︒ ています︒ かつては夏休みには毎週のように北︑中央︑南アル ①基 礎 課 程 演 習︑ 年 英 作 文︑ 年 英 語 学 演 習︑英 語 科 プスや八ヶ岳に入り︑テントや食料でパンパンにな ぞよろしく ②ジョージタウン大学大学院 ④英 語 教 育 学︒ 日 本 の 学 校 教 育 の 様 々 な 制 約 の 中 で︑ 当に日本なのかと不思議に思うほどでした︒苦労し 出逢うことがあります︒そういう時には︑ここは本 山の中では時折︑息を呑むほど美しく壮大な光景に 博士︵言語学︶ ュニケーションのコーナーだと思います っ た 重 い ザ ッ ク を 担 い で 何 日 も 縦 走 し て い ま し た︒ 実現可能で効果的な英語指導法や教材の研究がテー て登った人だけに与えられるかけがえのない体験で う︒必要になったときに︑話しの内容にも言葉にも これから数々の素晴らしい出会いに恵まれるでしょ 居 宏 二 教授 西 原 直 枝 講師 基礎演習1︑教育学演習 ①家庭科教育法︑生活科概論︑家政学概論︑教育情報 程修了︑博士︵学術︶ ②お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課 ・ RPD ︵早稲田大学︶︑ PD 早稲田大学理工学研究所次席研究員︵研究院講師︶︑ ③日本学術振興会特別研究員 都留文科大学・千葉大学・東京家政大学・東京都立 全性︑快適性︑くらしの質に与える影響を︑エネル ④衣服や住まいなどの身近な環境が︑人間の健康・安 短期大学・早稲田大学高等学院非常勤講師 ①基礎課程演習︑異文化間コミュニケーション論︑国 ギーの観点とともに研究しています︒くらしを科学 ③N H K 放 送 総 局 エ グ ゼ ク テ ィ ブ・ プ ロ デ ュ ー サ ー︑ ②早稲田大学第一文学部哲学科 も に ︑ 生 活 環 境 に か か わ る 教 育 に つ い て 考 え︑ 取 り ⑤美しい自然に恵まれたキャンパスにて︑皆さんとと 課題の解決に少しでも寄与したいと考えています︒ で︑地球環境問題をはじめとした︑現代のさまざまな 的にとらえる力や生活者の視点を養い︑いかすこと NHK エデュケーショナル常務取締役︑ボツワナ政 ション論︒特に現代のアフリカの課題︑問題などを日 ④国際貢献論︑日本ーアフリカ関係︑国際コミュニケー といったリラックスした時間を大切にしています︒ ざかってしまいました︒音楽を聴いたり︑散歩したり︑ 味 は フ ル ー ト を 吹 く こ と で す が︑ 最 近 は す っ か り 遠 組むことができますのを嬉しく思っております︒趣 本との関係で展望し今後の関係を構築する道を探る 非常勤講師 府・教育テレビ創設コンサルタント︑聖心女子大学 交流入門︑国際交流概論︶ コミュニケーション論演習︑オムニバス講座︵国際 際コミュニケーション論︑メディア特講︑異文化間 仲 ◇平成 年度 歴史社会学科国際交流専攻 よう頑張っていきたいと思います︒ す︒授業では︑自ら学ぶ姿勢を身につけてもらえる マ で す︒ 特 に 学 習 者 同 士 が 英 語 で 行 う コ ミ ュ ニ ケ ー 力の育成が研究対象です︒ ⑤学生時代︑スコットランドのエディンバラという街 あ る 市 で は 市 長 が 市 民 の た め に︑ オ フ ィ 自 信 を 持 っ て︑ 堂 々 と 世 界 の 人 々 と 英 語 で 交 流 で き 流 し た の が と て も 刺 激 的 で し た︒ 学 生 の 皆 さ ん も︑ に 留 学 し た と き︑ ヨ ー ロ ッ パ の 様 々 な 国 の 学 生 と 交 スアワーを設けてコミュニケーションを る よ う︑ 少 し で も 手 助 け が で き れ ば と 思 っ て お り ま 講師 ︶ 大学︵ソルボンヌ大学︶博士課程修了︑博 教育学科教育学及び初等教育学専攻 英語プログラム講師︑海城高校︑東京大学非常勤講師 ︑英語学特講︑ 年英語学演習︑英語学研究 24 シ ョ ン 活 動︑ 学 習 者 自 身 が 自 律 し て 英 語 を 習 得 す る 教育法 23 ③国際基督教大学特任講師︑ジョージタウン大学夏期 お願いいたします︒学長と読者とのコミ 19 が︑コミュニケーションとはいっても誌 上ですから双方向にはできず︑もっぱら 学長の側からお話ししたり︑お伝えした りすることになります︒ オ フ ィ ス ア ワ ー と は︑ 一 般 に ︑ 大 学 な どで教員が一定の時間を定めて︑学生が 質問や相談のために自由に教員の研究室 を訪れることができるようにするシステ さまざまなソーシャルメディアを手段 浩一郎 ︶︑︵ 年フランス語︵文法︶A︑フランス社会文化演習Ⅰ︑ パリ第 満期退学 ②東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得 Ⅱ︑フランスの社会と文化︵ ① はじめまして︑よろしくお願いします︒ 畑 歴史社会学科国際交流専攻 す︒趣味は︑自然食作りです︒ 図ろうとしているところもあるようです︒ としたネット上のコミュニケーションが 可能になっている時代ですが︑顔と顔を 合わせて︑互いに声や表情も感じながら 月 に 学 長 と な り︑ 新 し い 仕 直接話す機会もとても大事でしょう︒ 私は昨年 事や会議などに追われてなかなか時間を みつけることができませんでしたが︑オ フィスアワーを始めたいと思います︒大 学の主役は学生の皆さんですので︑いろ で す︒ 学 長 秘 書 室 いろな声を聴きたいと思っています︒個 人でもグループでも 淑子︶ で時間調整をしてください︒お待ちして います︒ ︵聖心女子大学長 岡崎 2 24 ム の こ と を い い ま す が︑ 大 学 に 限 ら ず︑ 4 2 23 1 4 OK ( 5 ) http://www.u-sacred-heart.ac.jp 3 1 1 10 第191号 聖心キャンパス 2012(平成24)年 7 月19日 ギターアンサンブル 私達ギターアンサンブルクラブは︑主にクラシックギタ ーを使いクラシックからポップスまで様々なジャンルの曲 を 演 奏 し て い ま す︒ 月 に 行 わ れ る 聖 心 祭 で は 野 外 ス テ ー ジと宮代ホールでの演奏を予定しています︒また︑ 月 日㈰に宮代ホールにて第 回定期演奏会を行う予定です︒ これらの発表に向け︑毎週火曜日と金曜日の週 日︑うち 日はコーチをお招きして練習に励んでいます︒ 年生 人︑ 年生 人そして今春新たに加わった 人 の 年生の計 人で活動しています︒少人数でとてもアッ ト ホ ー ム な ク ラ ブ で す︒ ギ タ ー に 少 し で も 興 味 が あ り ま し たら︑学年を問わず部員募集中ですので︑ぜひ見学にいら してください︒ 10 43 2 12 9 5 グリークラブ 私達グリークラブは︑年 回コンサートを行い︑合唱曲 は も ち ろ ん の こ と︑ ミ サ 曲 や ミ ュ ー ジ カ ル 曲 な ど 幅 広 い ジ ャ ン ル の 曲 を 歌 っ て い ま す︒ 月 に は 第 回 定 期 演 奏 会 を 開催し︑ミュージカル﹃美女と野獣﹄などを演奏しました︒ ご来場いただきました皆様に心より感謝いたします︒ 月 ・ 日にはクリスマスコンサートをマリアンホー ル に て 行 う 予 定 で す︒ ク リ ス マ ス ソ ン グ や ミ サ 曲 な ど を 歌 います︒皆様お誘い合わせの上︑ぜひお越しくださいませ︒ また︑部員もまだまだ募集中です︒歌やピアノ︑音楽が 好きな方︑ぜひ一度見学にいらしてください︒お待ちして おります︒ 4 51 2 6 ミュージカル研究会 年に 回のペースで既存のミュージカルをもとに上演し ています!﹁ West Side Story ﹂ ﹁ Cats ﹂ ﹁ Romeo & Juliet ﹂ など過去に 回の公演をマリアンホールで行っています︒ 前回は先月6月に﹁ That s Entertainment﹂を上演いたし ました︒次の公演は 月頃を予定しております︒是非お越 し く だ さ い! 活 動 は 公 演 前 に 昼 休 み と 放 課 後 に 行 っ て い ま す︒ 私達ミュージカル研究会はいつでも学年を問わず部員を 募 集 し て い ま す! 舞 台 を 通 じ て 学 年 を 超 え た 繋 が り が で き︑強い絆が生まれます!歌やダンスなどの経験の有無に かかわらず︑舞台に興味のある方!是非気軽に見学にいら してください!また︑照明・音響・大道具・衣装スタッフ も募集中です! 16 クロワ ゾ ン ネ 部 プ レ ゼ ン ト や お し ゃ れ の 一 つ と し て︑ 七 宝 焼 き の ア ク セ サリーを作ってみませんか?クロワゾンはフランス語で︑ 七宝焼きを意味し︑当クラブでは︑アンティークガラスの ような七宝焼きを作ります︒指輪などの小物から︑ブロー チ と い っ た 凝 っ た 作 品 ま で︑ 部 員 が 各 々 の ア イ デ ィ ア を 生 か し て 製 作 を 楽 し ん で い ま す︒ 年 に 数 回 は コ ー チ の 先 生 に 指導していただき︑かなりのスキルアップができます︒聖 心祭では部員が製作した作品の展示や販売︑体験会を行っ ています︒部費は材料や講習会費を含み月数百円程度︑活 動日は自由です︒随時体験を受け付けていますので︑お気 軽にご 連 絡 く だ さ い ︒ 手作り 小 物 ク ラ ブ 私 達 手 作 り 小 物 ク ラ ブ は︑ 毎 週 火 曜 日 と 金 曜 日 の 昼 休 み に活動しています︒ビーズを使ったアクセサリー等︑自由 に楽しく作っています︒ 月︑ 月頃のバザーと︑ 月に 行 わ れ る 聖 心 祭 で︑ 流 行 を 取 り 入 れ た お し ゃ れ な 作 品 を 販 売して い ま す ︒ 簡単なイヤリングやピアスを作る無料体験を行っていま す︵ 作 品 は 持 ち 帰 る こ と が で き ま す ︶ ︒ 興 味 が あ る 方 は︑ ぜ ひ ご 参 加 く だ さ い︒ も ち ろ ん︑ 経 験 者 の 方 だ け で な く︑ 初心者の方も大歓迎です!部員一同︑心よりお待ちしてい ます︒ 活 動 場 所 や イ ベ ン ト 情 報 は︑ ホ ー ム ペ ー ジ や 学 内 掲 示 板 でご確 認 く だ さ い ︒ 2 13 1 川 僚 子 SHRET 私達SHRETは︑難民の中高等教育を支援するため三 つのプロジェクトに分かれてそれぞれ週一回のミーティン グを始め︑様々な難民のイベントを企画し︑他団体のイベ ントにも積極的に参加しています︒ 毎年春にSHRETの一年間の活動報告を行う場として SHRET祭を開催しており︑今年度はSHRET設立 周年を記念して︑国連難民高等弁務官事務所︵UNHCR︶ 駐日大使のヨハン・セルス様をお招きし︑ご講演いただき ました︒活躍をされている方の貴重なお話は部員を始め︑ SHRET祭にいらしたお客様︑会場全員が改めて難民支 援の重要性に気づかされた大きなイベントになりました︒ 今後もSHRETを温かく見守っていただきますようお 願いいたします︒ 英語英文学科主催 中 ﹃マクベス﹄公演 英語英文学科 教授 二〇一二年五月二八日マリアンホールに て︑英語英文学科主催﹁国際化推進のための 10 ︶ ITCL 公開講座﹂として︑英国劇団インターナショ ナル・シアターカンパニー・ロンドン︵ による公演が行われました︒ 満場のお客様をお迎えして︑ユニークな演 出によるシェイクスピア悲劇﹃マクベス﹄を 堪能していただくことができました︒ご協力 くださいました皆様に厚く御礼申し上げま ʼ ! ん 好 評 で し た︒ 義な催しとなり ど︑とても有意 実施されるな 評コンテストも 大学生対象の劇 同 時 に 中 高 生・ 方々にもたいへ して劇団員の 来場の皆様︑そ る手作りの作品やポスター︑研究発表は︑ご 大学院修了生が制作した﹃マクベス﹄に関す よび英文科科目を受講中の一年生︑大学院生︑ 公演をはさんで八日間展示された英文生お クリケット同好会 クリケットとは野球の原型で︑競技人口は世界第2位と いう︑国際色豊かなスポーツです!日本の競技人口は多く な い の で す が︑ 一 度 入 り 込 む と そ の 魅 力 に は ま っ て し ま う こ と 間 違 い な し で す! そ の 魅 力 に は ま っ た〝 CRICKIES 〟 の自慢は︑何と言っても元気と仲の良さ!上下関係も気に しないほどの仲良しです︒私達は︑ひと夏をかけて行われ る学生選手権の大会を目標に練習に励んでいます︒練習は︑ 毎 週 日 曜 日 に 青 山 学 院 大 学︑ 昭 和 女 子 大 学 と 合 同 で 行 っ て います︒また︑合宿や試合︑様々なイベントを通して︑他 大学のクリケットサークルと交流を深めることもできま す︒ 興 味 を 持 た れ た 方 は 是 非 一 度 見 学 に い ら し て く だ さ い! ました︒ す︒ 能楽研究会 皆さんこんにちは︒能楽研究会です︒私達能研は︑聖心 祭と十一月の定期発表会に向けて日々パレスにて練習して おります︒活動日は毎週月火の昼休みです︒ 能楽ってよくわからないイメージですが︑実際にやって み る と 心 身 共 に 鍛 え ら れ︑ ス ポ ー ツ 感 覚 で 楽 し む こ と が で きます︒部員は全員初心者で︑もちろんプロの方が優しく 教えてくださいます︒ 今年は銀座能楽堂にて﹁小鍛冶﹂を上演する予定です︒ 少しでも興味を持たれた方は是非パレスに遊びに来てくだ さい! http://www.u-sacred-heart.ac.jp ( 6 ) 4 15 介 学生会役員会 皆 さ ん こ ん に ち は︒ 私 達 学 生 会 役 員 会 は︑ 各 学 年 人 で 構 成 さ れ て お り︑ 号 館 地 下 1 階 で 昼 休 み を 中 心 に 活 動 し ております︒ 活 動 内 容 は︑ 入 学 式・ 卒 業 式 の 手 伝 い を は じ め︑ 学 生 会 費・ 援 助 金 の 管 理︑ 課 外 活 動 の 統 括︑ さ ら に ク リ ス マ ス チ ャリティーラッフルと呼ばれる慈善活動を行っておりま す︒ ま た︑ 今 年 度 か ら の 試 み と い た し ま し て︑ 意 見 ボ ッ ク ス の 設 置︑ レ ク リ エ ー シ ョ ン ル ー ム を よ り 快 適 な 空 間 に す る ためのサポートも行っております︒ 今 年 の 学 生 会 役 員 会 の テ ー マ で あ る﹁ 結 ﹂ を 胸 に ︑ 皆 さ ん と 大 学 を つ な ぐ 架 け 橋 と な る と と も に︑ 一 人 一 人 の 快 適 な大学生活︑そして笑顔のために活動してまいります︒ 1 1 3 12 紹 1 5 アートクラブ ア ー ト ク ラ ブ で は︑ と に か く 好 き な よ う に 絵 を 描 い て い ます♪﹁敷居が高い⁝﹂﹁絵を描きたいけど下手だから⁝﹂ と敬遠するのはもったいない!油彩・水彩・デッサン・立 体・ イ ラ ス ト・ 漫 画・ 切 り 絵 ⁝ 上 手 下 手 に か か わ ら ず 自 分 の や り た い こ と︑ 挑 戦 し た い こ と を や っ て よ い の で す! ま た︑ 絵 を 描 く 上 で 基 礎 で あ る デ ッ サ ン 力 向 上 の た め に ︑ 人をモデルにして皆でスケッチするという時間を設けてい ます! さ ら に︑ 先 生 が と て も 優 し く 丁 寧 に 指 導 し て く だ さ い ま す ☆ 夏 期 休 暇 に は︑ 他 大 学 の 美 術 部 と の 合 同 展 に 参 加 す る な ど︑ 活 発 な 一 面 も! 少 し で も 興 味 の あ る 方! 私 達 は 毎 週 火 曜 日 時 か ら︑ 活 動 し て い ま す︒ 主 に 号 館 の 2 1 9 教 室で活動しておりますので︑気軽にいらしてください! ま た︑ 今 年 の 聖 心 祭 で は︑ 部 員 た ち の 力 作 を 展 示 す る 予 定 で す ☆ そ ち ら の 方 も︑ ぜ ひ 見 に い ら し て く だ さ い! 部 員 一同お待ちしております︒ 36 11 11 10 2 https://sites.google.com/site/tedsush/ ゴルフ 部 私 達 体 育 会 ゴ ル フ 部 は︑ 年 回 行 わ れ る 春 と 秋 の リ ー グ 戦を目標とし︑早朝打撃練習・トレーニング・月例ラウン ドと︑キャディーのアルバイトを行っております︒現在は 春 季 リ ー グ 戦 の 結 果 に よ り ブ ロ ッ ク で す が︑ 秋 季 リ ー グ 戦 で は ブ ロ ッ ク に 昇 格 で き る よ う︑ 日 々 切 磋 琢 磨 し て 練 習に取り組んでおります︒新たに加わった部員ともに︑最 大 限 の 力 を 発 揮 で き る よ う︑ さ ら に 練 習 に 励 ん で い こ う と 思って お り ま す ︒ 部 員 の 大 半 が 初 心 者 か ら 始 め て い る の で︑ 経 験 者 は も ち ろん︑初心者でも大歓迎です!少しでも興味のある方は見 学にい ら し て く だ さ い ! 5 動 E.S.S ︵ English Speaking Society ︶ は︑ 英 語 コ ミ ュ 私 達 E.S.S. ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 向 上 を 目 標 に︑ Speech, Debate, の 三 つ の セ ク シ ョ ン に 分 か れ て︑ 毎 週 火・ 木・ Discussion 金 曜 日 を 中 心 に 大 会 参 加 に 向 け て 活 動 し て お り︑ 春・ 夏 合 宿︑ 聖 心 祭 な ど 部 員 全 員 で の 行 事 参 加 も 行 っ て い ま す︒ こ の よ う な 活 動 を 通 し︑ 英 語 力 は も ち ろ ん 論 理 的 思 考 能 力 や 社 会 性︑ 協 調 性 を 養 っ て い ま す︒ ま た︑ E.S.S. は全国規模 の交流がある団体ですので︑他大学との交流も盛んです︒ 2 活 また︑ 月 日には本学のマリアンホールにて〝 Spirit ~It 〟という大会テーマのもと︑全国から参 makes the world~ 加 者 を 募 り︑ 第 回 聖 心 女 子 大 学 学 長 杯 争 奪 英 語 弁 論 大 会 を 開 催 す る 予 定 で す︒ 興 味 を 持 た れ た 方 は ど な た で も お 気 軽に︑大会見学にいらしてください︒ 32 29 3 5 太極拳 部 私 達 太 極 拳 部 は︑ 簡 化 式 太 極 拳 と 式 太 極 剣 の 練 習 を し て い ま す︒ 太 極 拳 と 聞 く と︑﹁ な ん だ か ダ サ い ﹂ と お 思 いになる方が多いと思います︒しかし︑意外にも挑戦して み る と︑ い つ の 間 に か 太 極 拳 の 魅 力 に 引 き 込 ま れ る 人 も い るので す よ ︒ 月 日 〜 日 に 開 催 さ れ た﹃ 第 回 全 日 本 武 術 太 極 拳 選 手 権 大 会 ﹄ で は︑ 本 学 年 生 名 と O G 1 名 の 計 名 が 出 場 し ま し た︒ 大 会 で は︑ 社 会 人 選 手 の レ ベ ル の 高 い 表 演 を見ることができ︑大変良い刺激となりました︒ 太極拳部は毎週月曜日の 限︑水曜日の 限︑金曜日の 昼 休 み に 体 育 館 で 練 習 し て い ま す︒ 興 味 の あ る 方 は 是 非 見 学や体験にいらしてください︒まだまだ部員募集中です︒ 1 19 12 1 2 オーケ ス ト ラ ク ラ ブ オ ー ケ ス ト ラ ク ラ ブ で は︑ 現 在 も 学 年 を 問 わ ず 部 員 を 募 集中です☆毎週月木の放課後に 号館 階で活動していま す︒気軽に見学にいらしてください♪ 月 日 ㈰ に は 本 学 マ リ ア ン ホ ー ル に て﹁ 第 回 グ リ ー ンコンサート﹂を開催いたしました︒OGの皆様をはじめ︑ 多 く の 方 に ご 賛 助 い た だ き︑ す ば ら し い 演 奏 会 に す る こ と ができました︒ありがとうございました︒ 今後の活動は︑聖心祭でのミニコンサート︑ 月には本 学 マ リ ア ン ホ ー ル に て﹁ 第 回 定 期 演 奏 会 ﹂ を 開 催 予 定 で す ♪ ま だ 聖 心 オ ケ の 演 奏 を 聴 い た こ と の な い 方 も︑ 是 非 お 越しください︒皆様のご来場を心よりお待ちしています︒ 18 C 24 4 5 48 9 ︵聖心異文化交流会︶ SCE み な さ ん︑ こ ん に ち は︒ 私 た ち は 昨 年 度 ま で 異 文 化 理 解 を深めることと留学生のサポートという活動を行っていま し た が︑ 今 年 度 か ら は 異 文 化 理 解 を 深 め る こ と に 専 念 す る 活 動 方 針 と な り ま し た︒ 具 体 的 に は 自 分 の 興 味 の あ る 〝 異 文 化 〟 に つ い て 考 え て い き︑ 自 分 の 中 の〝 異 文 化 〟 の 意 味 を追及することです︒ 〝異文化〟という言葉は幅広い意味 で 使 え る か ら こ そ︑ 自 分 の 中 で 自 分 な り に 理 解 を 深 め て い く こ と を 目 標 と し て い ま す︒ ま た︑ テ ー マ に 沿 っ て ア ク テ ィ ビ テ ィ ー を し︑ 全 体 で テ ー マ に つ い て 考 え る 活 動 も 行 っ ています︒今年度から新しい活動方針により始動したばか り で す が︑ 異 文 化 交 流︑ 異 文 化 理 解 に 興 味 の あ る 方 は お 気 軽にご連絡ください︒ 皆さんのお越しをお待ちしています︒ 6 6 外 3 46 B 15 24 課 17 12 2012(平成24)年 7 月19日 聖心キャンパス 第191号 19 16 6 15 26 10 10 8 8 6 22 8 25 21 5 3 3 2 16 1 8 12 2 http://www.seishin-fujinouen.jp TEL・055 992 0213 FAX・055 993 6937 不二農園の新茶 不二聖心女子学院に併 設されている不二農園の 新茶が今年もできまし た︒ 特 上 緑 茶 を は じ め︑ ほうじ茶︑ご好評の紅茶 も ご 用 意 し て お り ま す︒ お申込みは電話︑FAX︑インターネットで︒ ■夏期休業中の事務室開室時間 平日は午前九時から午後四時まで︵土曜日︑ 日曜日は休業︶ また︑八月六日㈪から八月十日㈮は︑全学 一斉休業となります︒ 15 8 13 12 ■平成 年度情報・システム研究機構﹁研究 者交流促進プログラム﹂の採択 英語英文学科の扶瀬幹生教授が申請した平 成 年度情報・システム研究機構﹁研究者交 流促進プログラム﹂が採択となりました︵受 入研究所 国立情報学研究所︑研究期間 平 成 年 月 日〜平成 年 月 日︑研究テ ーマ のテキスト生成過 Finnegans Wake 程データを統合する電子アーカイヴの試作︶︒ 審査 月 日㈮海外語学研修帰国報告会 月中旬 開催 International Week 平成 年度夏期海外語学研修説明会 2013年 月中旬 留学生日本語スピーチ ﹂﹁ 学 生 ワ ー ク シ ョ ※﹁ Lunch in English ップ﹂は後期も引き続き開催します︒ ●マグダレナ・ソフィアセンター 月 日㈯〜 日㈰/ 月 日㈯〜 日㈰ 聖 心 女 子 大 学・ UNESCO 共催 陸前高田 支援ボランティア学生派遣︵事前事後研修 あり︒ 月以降は月 回の派遣を予定︶ 月 日㈭ 〜 日㈮夏季手話入門講座︵ 日 〜 時 / 日 〜 時︶ 月 日㈰広尾商店街にて広尾打ち水大作戦 2012開催︵MSSS参加︶ 月 日㈰聖心祭主日ミサ︵ 時〜聖堂︶ 月 日㈭感ずべき御母の祝日ミサ︵ 時 分〜聖堂︶ 月 日㈭追悼ミサ︵ 時 分〜聖堂︶ 月 日㈭聖フィリピン・ドゥシェーンの祝 日ミサ︵ 時 分〜聖堂︶ ︵学期中は︑毎木曜 時 分から学生ミサを 行っています︶ 7 14 15 31 ■学生事務部 ●学生生活課 救急救命法講習会 日時 月 日㈬ 〜 時 場所 番教室 対象 課外活動団体のうち体育会系 団体 から代表者二名が参加 講師 YWCA ●キャリアセンター 月 日㈪卒業生情報取得説明会・OG訪問 マナー講座 月 日㈮第二回進路ガイダンス 月 日㈫就職活動スタートセミナー実践編 月 日㈫SPI模擬テスト 月 日㈰聖心祭 卒業生によるパネルディ スカッション 月〜 月エントリーシート対策講座 ●国際センター 月初旬 海外語学研修でアメリカ・イギリ ス・カナダ・韓国・台湾・フランス・ドイ ツの 大学へ約100名の学生が順次出 発︑約 〜 週間の夏期研修に参加 月下旬 平成 年度派遣留学生 名が出 発︒イギリス︑フランス︑アメリカの協定 校または認定校へ半年〜 年間の留学 月 日㈬ 〜 日㈯ English Summer Camp 実施 テスト 月 日㈯ TOEFL-ITP 月下旬 平成 年度後期短期留学生受入れ 月 日㈪留学説明会 月 日㈫春期スペイン語学研修説明会 月 日㈬平成 年度秋出発派遣留学生選考 1 12 10 11 11 キャンパスだより ■科学研究費助成事業︵科研費︶の採択 本学専任教員が申請した平成 年度科学研 究費助成事業 ︵科研費︶ は︑次の 件が採択と なりました ︵平成 年 月現在︑ 研究種目順︶ ︒ ①ブレンダ・ブッシェル教授︵英語英文学科︶ ﹃ネットワーキングに基づくネパール型循 環型発展社会システムの構築に関する研 究﹄基盤研究︵B︶ ②永 田 佳 之 准 教 授︵ 教 育 学 科 教 育 学 ︶ ﹃アジ ア諸国における教育の持続可能性とレジリ エンスに関する総合的研究﹄基盤研究︵B︶ ③扶瀬幹生教授 ︵英語英文学科︶ ﹃デジタル情 報検索を活用した﹃フィネガンズ・ウェイ ク﹄ のテキスト生成過程研究﹄ 基盤研究 ︵C︶ ④山 口 昭 彦 准 教 授︵ 歴 史 社 会 学 科 史 学 ︶ ﹃近 代イランの地主と農民﹄基盤研究︵C︶ ⑤冨 原 眞 弓 教 授︵ 哲 学 科 ︶ ﹃ブランシュヴィ ックのスピノザ解釈がシモーヌ・ヴェイユ の思想成型に与えた影響﹄基盤研究︵C︶ ⑥小柳智一准教授 ︵日本語日本文学科︶﹃意味・ 統語・形態の総合的観点から行う古代日本 語の副助詞の研究﹄基盤研究︵C︶ ⑦向 井 隆 代 教 授︵ 教 育 学 科 心 理 学 ︶ ﹃児童養 護施設入所児童のサクセスフル・アダプテ ーションを支える要因 追跡研究﹄基盤研 究︵C︶ ⑧高 橋 雅 延 教 授︵ 教 育 学 科 心 理 学 ︶ ﹃日本人 女性心理学者と欧米の心理学者の交流史に 関する質的研究﹄挑戦的萌芽研究 ⑨石井洋子講師︵歴史社会学科人間関係︶ ﹃東 アフリカ農村の水資源開発と社会的対応に 関する比較研究﹄若手研究︵B︶ ⑩ 畑 浩 一 郎 講 師︵ 歴 史 社 会 学 科 国 際 交 流 ︶ ﹃ 世紀フランス文学における異郷﹄若手 研究︵B︶ ⑪西 原 直 枝 講 師︵ 教 育 学 科 教 育 学 ︶ ﹃タスク アンビエント空調における人体局所冷却と 呼吸域空気質が知的生産性に与える影響﹄ 研究活動スタート支援 ⑫河 邉 貴 子 教 授︵ 教 育 学 科 教 育 学 ︶ ﹃保育記 録の機能と役割﹄︵※刊行物の名称︶研究 成果公開促進費︵学術図書︶ 宮代会だより 同窓会宮代会では︑母校とのつながりを大 切に様々な活動を行っております︒ 階段を下りると正面に事務室があります︒ス ︻宮代会館事務室の紹介︼宮代会館を入って タッフが卒業生の名簿の管理︑会館で行われ るお稽古や様々な活動のサポートなどを行っ ています︒事務室では︑不二聖心のお茶︑カ リンブルーメのお菓子︑東北の味噌関連商品 などの食品の他︑履歴書︑白手袋なども販売 しており︑学生さんもどうぞご利用ください︒ なればと文具やちょっとした必需品︑履歴書︑ ︻宮代ショップ︼皆さんの学生生活の助けに ホーリーグッズなどを置いてお待ちしており ます︒今年はTシャツもデザインを一新しま し た︒ ど う ぞ︑ 気 軽 に 覗 い て み て く だ さ い︒ こんなものが欲しいなど︑ご要望がありまし たら︑販売スタッフにお声かけください︒皆 さんの声を大切により良い宮代ショップを目 指しています︒ ︻東日本大震災復興支援チャリティデー協賛︼ 大学関係者︑学生︑姉妹校︑同窓会が一丸と なってのチャリティデーに参加させていただ きました︒昨年の義援金に続き︑聖心ファミ リーを感じることができ︑とてもよい経験と なりました︒これからも持続的な支援につな げていけるよう努めてまいります︒ でいる留学生とサポートの学生さんたちを招 ︻留学生との昼食会︼今年も大学構内で学ん いて︑昼食会を開催しました︒学長︑副学長︑ 国 際 セ ン タ ー 長︑ ま た︑ 日 本 料 理︑ 着 付 け︑ 生け花など日本文化を紹介してくださってい る先生方にもお声かけをして︑同窓生手作り のお料理やお菓子を持ち寄りました︒上手な 日本語で自己紹介をする留学生の姿に感心し ながら︑楽しいひと時を過ごしました︒ の将来有望な大学院生お一人に宮代会奨学金 ︻奨学金給付︼大学から推薦された史学専攻 を給付いたしました︒ ( 7 ) http://www.u-sacred-heart.ac.jp 15 3 19 25 10 25 17 7 2 12 15 −− 30 17 16 −− 24 24 10 3 12 1 4 24 21 9 2 28 22 15 12 24 23 22 11 24 4 7 12 41 7 24 24 10 10 10 9 10 8 8 9 10 10 10 9 9 第191号 聖心キャンパス 2012(平成24)年 7 月19日 24 6 12 24 第191号 聖心キャンパス 2012(平成24)年 7 月19日 発行 聖心女子大学 震災復興支援チャリティデーの報告 −東北を忘れない。これからもずっと。− 実行委員会委員長 小城 英子(歴史社会学科人間関係専攻准教授) 〒 1 5 0 ─ 東京都渋谷区広尾 8 9 3 8 ─ 4 ─ 3 TEL 1 0 3 ─ 3 4 0 7 ─ ︵代表︶ 編集 聖心女子大学 企画部 5 8 1 1 発行 年 回︵ ・ ・ ・ 月︶ 4 3 5 7 11 去る 6 月 9 日㈯、 震災復興支援チャ リティデーが開催 されました。この イベントは、復興 支援活動の一環と して行われたもの で、聖心スピリッ トのもと、大学の在学生・教職員を中心に、姉妹校、卒業 生、聖心会、法人本部、聖心ファミリーが一丸となって、 「被 災地の今」を学ぶ研究展示、東北の経済をサポートするた めの物産展、資金を得るためのバザー、アトラクションの 公演を行いました。当日は、あいにくの雨にもかかわらず、 およそ1,000人もの方々にご来場いただき、大盛況となりま した。おかげさまで東北物産展は完売、バザーの収益は¥ 776,105に上りました。収益は、被災地のボランティア・コ ーディネートを行っているカトリック東京ボランティアセ ン タ ー(CTVC:http://www.jlmm.net/ctvc/) へ の 寄 附 とさせていただきます。 東北物産展のために、わざわざ石巻から駆けつけてくだ さった地元の業者さんは、実はこれからが先の見えない苦 難の道のりであること、しかしながら、単に以前の姿に戻 るのではなく、震災を機に、地元業者同士で連携して「新 しい再生」を目指していることを語っておられました。こ の時期に入ると、被災の実態は、瓦礫の山のように目に見 予 告 第48回 える形ではなく、地元経済の低迷とともに、PTSD、うつ病、 アルコール依存症、自殺、孤独死といった、目に見えない 形へと変化していき、必要とされる支援も一律ではなくな ることが指摘されています。現地へのボランティア派遣と ともに、 「被災地の今」を非被災地に伝え、東北の経済を 支援する広報活動を、重層的に展開できればと思います。 聖心ファミリーのすべてが一堂に会したのも、画期的な 試みでした。遠方の札幌聖心女子学院と小林聖心女子学院 も、研究展示やバザーへの出品で参加していただき、しっ かりとお心を届けてくださいました。聖心女子学院初等科 の児童が、大学生の指導を受けながら、 「花みやび」(課外 活動団体)の生け花を体験していたり、札幌聖心女子学院 の研究展示の前でOGが記念撮影をしていたり、大学の卒 業生がバザーの教職員テーブルで恩師と再会していたり、 ほほえましい光景があちらこちらで見られました。年代や 立場を超えて、全員が聖心スピリットで結ばれていること を実感し、心温まるひと時となりました。 最後は、聖心女子専門学校の聖歌隊による「レクイエム」 と「アヴェ・マリア」を聴 きながら、全員が鎮魂の祈 りを捧げ、復興支援の思い を新たにしました。ご協力 いただいた皆様に、厚く御 礼申し上げます。ありがと うございました。 聖 心 祭 私たち聖心祭実行委員会は、10月20日㈯・21日㈰に開催 される聖心祭に向けて日々活動しております。 聖心祭は今年で48回目を迎えます。今年度のテーマは ☆ 「Share;heart to heart」といたしました。「聖心ならでは・ 聖心の魅力を伝える」こと、そして「東日本大震災への長 期的な支援」を目標にしています。これは聖心祭実行委員 や参加団体、お客様、聖心祭に関わるすべての方々と、喜 びや感動などの思いをShare(共有)したいという思いが 込められています。副題のheart to heartには、“率直な・ 誠意のある” という意味があります。聖心らしい温かさと 真心を持ってお客様をお迎えしたいという願いが込められ ています。先の震災から一年以上が経ちましたが、この記 憶を忘れることなく、被災地への思いを皆様とShareした いと考えております。そして聖心のHeart、お客様のHeart をチャリティーという形にし て東北へお届けいたします。 また聖心祭では、創立者マ グダレナ・ソフィア・バラの 精神に基づき、収益金を毎年 全額寄附しております。今年 度はカリタス・ジャパンとセ ☆ 「Share;heart to heart」 第48回聖心祭実行委員会委員長 ーブ・ザ・チルドレンの 2 団 体を通して、東日本大震災の 復興支援にあてられることが 決定しております。 さらに今年度は、聖心生の 学生達にもぜひ足を運んでも らいたいという思いから、新 しい企画やイベントを多数実施することにいたしました。 聖心生の魅力をお伝えするための野外ステージ企画 “Lady of the Sacred Heart”、被災地の学生と本学の学生とのコ ラボレーションでお送りするチャリティーコンサートな ど、どれも楽しんでいただけるような内容となっておりま す。どうぞ皆様お誘い合わせの上、お気軽にお越しくださ い。 ご来場いただいたすべて の方々にご満足いただける 2 日間となるよう、一丸と なって準備に取り組んでお ります。学生、委員一同、 皆様のお越しを心よりお待 ち申し上げております。 ( 8 ) http://www.u-sacred-heart.ac.jp
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