窒素ガス低温冷却装置

金属よりも熱伝達がすぐれた「超熱拡散系セラミック
複合体CZ-80」を応用した装置で、コスト低減・省エネ
に大きく貢献します。
窒素ガス低温冷却装置
「超熱拡散系セラミック複合体CZ-80」を応用し、常温から一気に‐60℃に冷却できる
熱交換器を使って、窒素ガス低温冷却装置を開発しました。高価な液体窒素を使用せ
ず、窒素ガス発生装置を組み合わせることにより、大気中にある窒素を取り込んで冷却
するため、ランニングコストは電気代のみです。
加工時の摩擦熱を抑制し、ワークの酸化・変形・変質を抑
えることで、加工品質の向上が図れます。また、液体窒素
を大量に利用している企業にとって、大幅なコスト削減が
見込めます。
主な仕様
1.型
式
CGR-250
2.電
源
AC200V 3相 50/60Hz
3.窒素ガス供給量
0.5MP時 25ℓ/min.
4.供給窒素ガス 25℃以下
5.使用環境
周囲温度
10℃~35℃
相対湿度
80%以下
6.冷ガス吐出温度
25NL/min時 -50℃以下(外気温
25℃時)
30NL/min時 -38℃以下( 同上
)
7.熱交換部
超熱拡散系セラミック複合体 CZ-80
8.外形寸法
W600×D700×H1200(mm) 230kg
9.運転待機時間
冷凍機ヘッド及び熱交換部が冷却する間50分経過後冷ガス
を吐出
10.冷ガス使用待機時間
窒素ガス吐出後10分~20分
☆ドライ加工時のワークと刃物への吹き付け冷却
冷ガスを吹き付けることにより切削油を用いないで加工す
る方法で、切削油の管理や処理コストがなくなるだけでなく
環境負荷の少ない加工技術を実現。また、加工面の酸化被膜
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などの材質変化の悪影響を防止します。
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☆レザーカット加工時のワークへの吹き付け冷却
レーザーカット時に冷ガスを吹き付け、ワークの酸
化及び表面荒れを防止。
☆精密研削盤加工時のワークへの吹き付け冷却
高速研削加工時の摩擦熱によるワークの温度上昇を抑
え、ワークの酸化被膜などの材質変化や形状変化等の悪影
響を防止。
硬度の高いワークの研磨作業については、特に冷却効果
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が要求されます。
☆冷凍加工時のワークの加工面への吹き付け冷却
基板、カーボン材料、セラミック材料など冷凍
チャックを利用して結氷させて切断する際、切断面
の氷の融解を防ぎ、加工表面をきれいに仕上げるこ
とが可能です。
冷N2
冷凍チャックを利用した切断加工
☆大量の窒素ガス使用する工程での利用
高価である液体窒素ボンベを利用して、超低温ガスを‐50℃
以上で連続使用する場合は、窒素ガス低温冷却装置とオプ
ションの窒素ガス発生装置と組み合わせて使用することによ
り、ボンベの交換が不要になり、管理が楽になるとともにコ
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スト削減に寄与します。
開発・製造元
株式会社 西研デバイズ
〒532-0028
大阪市淀川区十三元今里1-8-4
TEL.06-6885-8241
URL http://www.nishikendevise.com
取扱店
株式会社 日
研
〒532-0011
大阪市淀川区西中島5-7-17-801
(ビジネスVIP第2新大阪)
TEL.06-6306-1311
FAX.06-6306-1312