平成29年度 償却資産申告の手引

平成29年度
償却資産申告の手引
平成28年12月
福 島 市
市税につきましては、平素よりご理解とご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
さて、固定資産税は、土地、家屋及び償却資産の所有者に対して課税されます。そのうち、償却資産に
対する固定資産税は、事業を行っている方からの申告に基づき、課税することになっております。
つきましては、この手引きをお読みいただき、期限までに申告されますようお願いいたします。
1.申告すべき資産
※ 申告しなければならない資産は、平成 29 年 1 月 1 日現在、福島市に所在する事業用の償却資産です。
償却資産とは
○ 固定資産税が課せられる償却資産とは
① 土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産です。
② 減価償却額又は減価償却費が法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上損金又は必要な経
費に算入されるもの(法人税又は所得税を課されない者が所有するものを含む。
)をいいます。
③ 資産の種類としては、貸借対照表の「有形固定資産」に計上される「構築物」、「機械装置」、「車
両運搬具」、「工具器具備品」等に分類される資産です。
※ 償却資産の種類、内容等については、3 ∼ 5 ページをご覧ください。
⑴ 初めて申告される方、又は事業内容や資産に大きな変更があった方の場合
○ 申告すべき資産全てを申告してください。
⑵ 前年度までに福島市へ償却資産の申告をしている方の場合
○ 平成 28 年 1 月 2 日から平成 29 年 1 月 1 日までに増加した資産及び減少した資産を記入して申告し
てください。
○ 資産の増加、減少等の異動がない場合も、「資産の増減なし」として申告してください。
2.提 出 書 類
●:提出いただく書類
提出書類
事業所区分
初めて申告する事業所
全資産を申告する場合
平成28年度 増加資産と減少資産がある場合
償却資産課 増加資産があり、減少資産がない場合
税台帳に登
録されてい 増加資産がなく、減少資産がある場合
る事業所
取得価額以外の修正、又は訂正がある場合
増加資産と減少資産がない場合
申告する資産がない事業所
償却資産申告書
(償却資産課税台帳)
〔黒色〕
種類別明細書
(増加資産・全資産用)
〔緑色〕
●
●
●
●
●
●
●
●
●
償却資産種類別
明細書〔黒色〕
減少資産用又は訂正
〔 〕
に使用 ●
●
●
●
● ※1
※1 申告書の備考欄に申告すべき資産がない旨(理由)を記入してください。
(2 ページ「8.
その他」参照)
○ 記入例は 8 ∼ 11 ページをご覧ください。
○ 償却資産申告書を、独自の様式(コンピュータ打ち出し含む)で提出する事業所は、市から送付
した申告書に印字された取得価額を確認のうえ、市で送付した申告書も必ず添付してください。
3.申告書の提出期限
平成29年1月31日
(火)
※ 期限が近くなりますと窓口が混雑しますので、早めに(1月 20 日まで)提出くださるようご協力
ください。
※ 郵送でも提出可能です。
−1−
4.申告義務及び申告義務違反
申告義務(地方税法第 383 条)
毎年 1 月 1 日現在で事業用の償却資産を所有している方は、その資産について所定の事項を記載して、
その資産が所在する市町村に 1 月 31 日までに申告しなければならないことになっています。
罰 則(地方税法第 385 条・第 386 条及び福島市税条例第 61 条)
正当な理由がなくて申告されない場合、又は虚偽の申告をされた場合は、地方税法及び福島市税条例
により罰則規定の適用を受けることがあります。また、資産を本来申告すべき年度に申告されなかった
場合には、過去に遡って課税されるほか、その不足税額に対する延滞金を徴収されることがありますので、
あらかじめご了承ください。
5.実地調査(地方税法第 354 条の 2・第 408 条)
※ 資産内容の確認を行うため、国税申告書類(税務署に提出されている所得税または法人税申告書類)
の閲覧、又は減価償却資産の明細がわかる帳簿書類の提出をお願いする調査の対象となられた方はご
協力お願いします。
6.本人控用の申告書について
事業者本人控用の申告書は送付しておりません。控えが必要な場合は申告書をコピーしてください。
なお、本市の受付印が必要な場合には申告書コピー上部の余白に と記入し、ほかの申告書類および
切手を貼付した返信用封筒と併せて提出してください。
7.償却資産に係る固定資産税の計算
申告いただいた資産全体の課税標準額(※)の合計額に対し、1.4%の固定資産税が賦課されます。
(た
だし、地方税法第 351 条により、課税標準額の合計額が 150 万円未満となる場合は課税されません。)
※課税標準額
取得価額、取得年月、耐用年数に応じた減価残存率をもとに算出した平成 29 年 1 月 1 日における評
価額が課税標準額となります。(評価額の算出方法は、12 ページの計算例を参照ください。)ただし、
地方税法の規定により課税標準額の特例(固定資産税の軽減措置)の適用を受ける資産については、
前記により算出した評価額に特例率を乗じた価額が課税標準額となります。
なお、地方税法の規定により、固定資産税においては非課税の措置もありますのでご注意ください。
【課税標準の特例措置や非課税措置について、詳しくは 6 ページをご覧ください。】
8.そ の 他
☆ 整理の都合がありますので、廃業解散等の場合はその年月日を、申告すべき資産がない場合でもそ
の旨を備考欄に記入して申告書を提出してください。
☆ 書き方に疑問等がある方は、下記にお問い合わせいただくか、申告書、印鑑、資産台帳等をお持ち
のうえ、市役所へおこしください。
ご提出先・お問い合わせ先
〒960-8601 福島市五老内町3番1号
福島市役所 財務部 資産税課 償却資産係
電話(024)525−3730(直通)
−2−
申告する資産の区分
資産の種類
1
構
築
物
資
産
の
区
分
申告を要
するもの
平成 16 年 3 月 31 日以前に付設し、家
家屋の所有者以外の
屋に付合しているもの
方が付設し、その事 【事例】
建物附属
業に供している場合 内装、造作、簡易間仕切 上記以外のもの
設 備( 構
り、 給 排 水・ 衛 生 設 備、
築物の欄
家屋として固定資産の評価対象となる
家屋の所有者自らが 冷暖房設備等
に記入)
付設し、その事業に (詳細は 5 ページ参照) もの
●
【事例】路面舗装及び砂利敷き(駐車場、構内)、駐輪場、門、塀、側溝、水槽、広告塔、煙突、橋、井戸、
コンクリート土留、その他土地に定着する土工施設、庭園、緑化施設、簡易建物(プレハブ)
等可動なもの等
●
供している場合
上記以外のもの
●
2
機械及び装置 【事例】工作機械、土木建設機械(ブルドーザー等)、各種産業機械及び装置
●
3
船
4
航
空
舶
主な定けい場所が福島市であるもの
●
機
主な定置場所が福島市であるもの
●
自動車税、軽自動車税(オートバイ・小型特殊自動車、農業用作業自動車等を含む)の対象となる車両
工 具、 器 具
及 び 備 品
6
【大型特殊自動車事例】
ロードローラー、タイヤ
ローラー、ショベルロー
ダ、グレーダー、ホイル
クレーン等
大型特殊自動車(公道を走行する場合)
○ナンバープレート登録分類番号
・建 設 用:0、00 ~ 09、000 ~ 099
・建設用以外:9、90 ~ 99、900 ~ 999
※ナンバープレートがないものも申告対象
●
【事例】ドリル、マイクロメーター、机、椅子、ロッカー、事務用機器、テレビ、応接セット、陳列ケー
ス、貸し衣裳、厨房用具、その他事業用備品
●
車 両 及 び 上記以外のもの
運
搬
具 (大型特殊自動車、各種運搬具)
※道路運送車両法施行規則
別表第一
5
生
物
鑑賞用、興行用その他これらに準ずる用に供される生物
●
上記以外のもの
美術的・歴史的価値が高いもの(時の経過により価値が減少しないもの)
美 術 品 等 複製品・装飾的なもの(時の経過により価値が減少するもの)
平成 27 年1月1日以降新たに減価償却することとしたもの
●
●
耐用年数1年未満または、
国税取扱い(取得年の必要経費)
取得価額10万円未満
個
人
平成11年1月1日以
取得価額10万円以上
降に取得した資産
20万円未満
取得価額20万円以上
少
額
資
国税取扱い(減価償却)
●
国税取扱い(減価償却)
●
国税取扱い(取得年の損金算入)
産
法
耐用年数1年未満または、
国税取扱い(3年間一括償却)
取得価額10万円未満
平成10年4月1日以
国税取扱い(減価償却)
人 後に開始された事業
国税取扱い(3年間一括償却)
年度に取得した資産 取得価額10万円以上
20万円未満
国税取扱い(減価償却)
取得価額20万円以上
償 却 済 資 産
国税取扱い(3年間一括償却)
国税取扱い(減価償却)
地方税法{固定資産税(償却資産税)}においては、使用している、又は使用する予定があるものにつ
いては、耐用年数が経過した資産について、取得価額の 5%相当額が残存価格として残ります。
●
●
●
●
簿
外
資
産
固定資産台帳に記録されていないが、事業の用に供することができるもの
【事例】メーカーから贈与された看板、ネオンサイン、緞帳その他
●
遊
休
資
産
一時的に稼働停止しているが、事業の用に供する目的で所有している資産
●
建設仮勘定で経理し
ている建設中の資産
事業に使用している部分
●
少額リース資産
ファイナンス・リース(割賦販売、所有権留保)による資産で取得価額が 20 万円未満のもの
(
平 成 2 0 年4月1日
以降取得の資産
事業に使用されていないもの
) ファイナンス・リース(割賦販売、所有権留保)による資産で取得価額が 20 万円以上のもの
●
無形減価償却資産 【事例】特許権などの権利、コンピュータソフトウェア等
た な 卸 資 産
将来の生産活動や販売活動のために保有している資産
有
価
証
券
税法上の有価証券
繰
延
資
産
その支出の効果がその支出の日以後 1 年以上に及ぶもの
劣
化
資
産
生産設備の一部ではないが、一体となって繰返し使用され、数量的に減耗し、質的に劣化する資産
◎ 注意すべき点
・移動性、又は可動性償却資産は、1月1日を含む主な定置場が福島市に所在するものが申告対象となります。
−3−
業種別の主な償却資産
以下のようなものが申告の対象となります。( )内は標準的な耐用年数です。
※耐用年数は用途や素材により異なる場合があります。
受変電設備(15)、舗装路面(15又は10又は3)、緑化施設(植木等)
(20)、塀(10又は15)、
外灯(10)、ネオンサイン(3)、広告塔(20又は10)、中央監視制御装置(18)、看板(3)、
各業種共通のもの
簡易間仕切(3)、応接セット(5)、ロッカー(15又は8)、キャビネット・机・イス(15 又
は8)、エアコン(6)、パソコン(4)、コピー機(5)、レジスター(5)、金庫(5又は20)、
テレビ(5) 等
農業
ブルドーザー
(6)
、コンバイン
(7)
、トラクター
(7)
、ビニールハウス
(金属造)
(10)
等
小売店
商品陳列ケース(6又は8)、自動販売機(5)、冷蔵庫(6)、レジスター(5) 等
飲食店
内装(3)、自動販売機(5)、カラオケ(5)、冷蔵庫(6)、接客用家具(5) 等
理容業・美容業
パーマ器(5)、消毒殺菌器(5)、サインポール(3)、理・美容椅子(5)、タオル蒸器(5) 等
クリーニング業
洗濯機(13)、脱水機(13)、ドライ機(13)
、プレス機(13)、給排水設備(15) 等
製パン業、製菓業
冷蔵庫(6)、包装機(10)、軽量機(10)、レジスター(5) 等
医院、歯科医院
レントゲン機器(6)、手術機器(5)、ベッド(8)、消毒殺菌用機器(4) 等
アパート経営
工場
バー、喫茶・軽食
看板(3)、エアコン(6)、駐車場舗装(15又は10又は3)、太陽光発電設備
(17)、
フェンス(10) 等
受変電設備(15)、フォークリフト(4) 等 ほか機械等は業種により異なります。
ステレオ(5)、自動食器洗浄器(6)、製氷機(4)、エレクトーン等の楽器(5)、
放送設備(6) 等
パチンコ店
パチンコ台(2)、スロット台(3)、両替機(5)、放送設備(6)、防犯監視設備(5)、
ゲームセンター
事務機器(5)、内装(3) 等
印刷業
各種印刷機(10)、デジタル印刷システム設備(4) 等
建設業
ブルドーザー(6)、パワーショベル(6) 等
自動車整備業
ガソリン販売業
ホテル、旅館
カラオケボックス
照明設備(15)、自動販売機(5)、独立キャノピー(45)、給油設備(15)
等
放送設備(6)、洗濯設備(10)、カラオケセット(5)、カーテン(3)、テレビ(5)、
ベッド(8)、冷蔵庫(6)、ボイラー(15) 等
カラオケセット
(5)
、接客用家具
(5)
、照明設備
(15)
等
− 4 −
建物附属設備における家屋と償却資産の区分
建物に取付けられた建物附属設備には、家屋として評価されるものと償却資産として申告をいただくもの
があります。テナントが取り付けた設備等は、テナントが申告をすることになります。
家屋としては評価されず、償却資産として申告すべき資産の例として、
○ 構造的に簡単に取り外しのできるもの ○ 特定の生産・業務に使われるもの
○ 独立した機器としての性格が強いもの
などが挙げられますが、詳しくは下の表を参考にしてください。
※工場などを所有されている方は、特にご注意ください。
< 家屋と償却資産の区分表 >
設備等の種類
設備等の分類
設 備 等 の 内 容
建築工事
内装・造作等
受変電設備
予備電源設備
中央監視設備
電灯コンセント設備、
照明器具設備
電気引込設備
床・壁・天井仕上、店舗造作等工事一式
設備一式
発電機設備、蓄電池設備、無停電電源設備等
設備一式
屋外設備一式(外灯・ネオンサイン・投光器等)
屋内設備一式
引込工事
特定の生産又は業務用設備
上記以外の設備
電話機、交換機等の機器
上記以外の設備(電話配線設備等)
設備一式
マイク、スピーカー、アンプ等の機器
上記以外の設備(埋め込み式スピーカー等)
集合玄関機等(平成26年1月1日以前に取得したもの)
平成26年1月2日以降取得したもの、ドアホン、配線
受像機(テレビ)、カメラ
上記以外の設備
設備一式
設備一式
屋外設備、引込工事、特定の生産又は業務用設備
上記以外の設備
局所式給湯設備(電気温水器等)
中央式給湯設備(ユニットバス用、床暖房用 等)
屋外設備、引込工事、特定の生産又は業務用設備
上記以外の設備
設備一式(洗面器、大小便器等)
消火器、避難器具、ホース及びノズル、ガスボンベ等
消火栓設備、スプリンクラー設備等
ルームエアコン(壁掛型)
上記以外の設備
特定の生産又は業務用設備等
上記以外の設備
工場用ベルトコンベア
エレベーター、エスカレーター、ダムウェーター等
顧客の求めに応じるサービス設備(飲食店・ホテル・
百貨店等)、寮・病院・社員食堂等の厨房設備
上記以外の設備
洗濯機・脱水機・乾燥機等の機器、顧客の求めに応じ
るサービス設備(ホテル等)、寮・病院等の洗濯設備
上記以外の設備
家屋と構造上一体のもの(屋根材一体型)
家屋と構造上一体でないもの(架台のあるもの)
※個人所有は10kW 以上
冷蔵・冷凍倉庫における冷却設備、ろ過装置、POS シ
ステム、広告塔、文字看板、袖看板、簡易間仕切(衝
立)、機械式駐車設備(ターンテーブルを含む)、駐輪
設備、ゴミ処理設備、メールボックス、カーテン・ブ
ラインド等
工事一式(門・塀・緑化施設等、舗装路面)
動力配線設備
電気設備
電話設備
LAN 設備
放送・拡声設備
インターホン設備
監視カメラ(ITV・
CCTV)設備
避雷設備
火災報知設備
給排水設備
給湯設備
給排水衛生設備
ガス設備
衛生設備
消火設備
空調設備
空調設備
換気設備
運搬設備
厨房設備
洗濯設備
その他の設備等
太陽光発電設備
外構工事
外構工事
− 5 −
家屋と設備等の所有関係
同じ場合
異なる場合
家屋 償却資産 家屋 償却資産
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
○
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◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
○
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◎
◎
○
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○
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○
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◎
◎
○
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○
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◎
○
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○
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◎
○
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◎
◎
○
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
○
◎
◎
○
○
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
課税標準の特例と非課税
○ 課税標準の特例が適用される償却資産
地方税法第 349 条の 3、同法本法附則第 15 条に規定する一定の要件を備えた償却資産については、課税
標準の特例が適用され固定資産税が軽減されます。
該当する資産を所有されている方は、
「償却資産の非課税・特例措置適用申請書」に必要事項を記入の上、
特例内容に係る資料とともに提出してください。
課税標準の特例が適用される償却資産の例
適用条項
対象資産
地方税法第349
ガス事業用資産
条の3第3項
公共の危害防止施設
地方税法附則第
15条第2項
関係法令及び対象者
取得年月
ガス事業法第2条第2項及
び同条第4項
地方税法施行令第52条の2 S64.1.2以降
一般ガス事業者
簡易ガス事業者
汚染水又は廃液 水質汚濁防止法第2条第2
の処理施設
項又は第3項
指定物質の排出
又は飛散の抑制 大気汚染防止法附則第9項 ~H30.3.31
に資する施設
取得分
ごみ処理施設
廃棄物の処理及び清掃に関
一般廃棄物の最 する法律第8条第1項
終処分場
除害施設
下水道法第12条第1項又は H24.4.1~
第12条の11第1項
H30.3.31取得分
電気事業者による再生可能
地方税法附則第 再生可能エネルギー エネルギー電気の調達に関 H24.5.29~
する特別措置法第3条第2 H28.3.31取得分
15条第33項
発電設備(※1)
項
地方税法附則第
15条第33項第
2号イ・ロ・ハ
太陽光発電設備
(※2)
電気事業者による再生可能
風力発電設備
エネルギー電気の調達に関 H28.4.1~
水力発電設備
する特別措置法第2条第3 H30.3.31取得分
地熱発電設備
項
バイオマス発電
設備
発 電 設 備
再生可能エネルギー
地方税法附則第
15条第33項第
1号イ・ロ
適用期間・特例率
添付書類等
新たに課税となっ
た年度より
ガス事業法に基づく許
5年度分 1/3
可の写し等
その後5年度分
2/3
特定施設設置(使用、
変更)届出書の写し等
期限なし
1/3
期限なし
ばい煙発生施設設置
1/2 (使用、変更)届出書
の写し等
期限なし
1/2
期限なし
一般廃棄物処理施設設
2/3 置許可申請書の写し等
期限なし
3/4
除害施設新設等届出書
の写し等
電気事業者による再生
新たに課税となっ 可能エネルギー電気の
調達に関する特別措置
た年度より
3年度分 2/3 法に基づく認定許可の
写し等
新たに課税となっ
た年度より
3年度分 2/3 再生可能エネルギー事
業者支援事業費に係る
新たに課税となっ 補助の交付決定通知書
の写し等
た年度より
3年度分 1/2
中小企業等経営強化
経営力向上化計画の申
中小企業経営強化法
新たに課税となっ
法の認定経営力向上
請書・認定書の写し及
H28.7.1~
第14条第2項
地方税法附則第
た年度より
計画に基づき取得し
び仕様等証明書の写し H31.3.31取得分
第13条第4項
15条第46項
3年度分 1/2
た一定の機械及び装
等
中小事業者又は中小企業者
置
※1 固定価格買取制度の対象となる設備で、経済産業省の認定を受けたもの
※2 自家消費型で再生可能エネルギー事業者支援事業費に係る補助を受けているもの
※上記以外にも対象となる資産は各種ございますので、詳しくは地方税法をご覧ください。
○ 非課税となる償却資産
地方税法第 348 条および同法附則第 14 条に規定する一定の要件を備えた償却資産については、固定資
産税が課税されません。
該当する資産を所有されている方は、「償却資産の非課税・特例措置適用申請書」
(様式については、福
島市ホームページから、ダウンロードすることも可)に必要事項を記入の上、非課税内容に係る資料とと
もに提出してください。
※ 9 ページの申告書記入例の「10 課税標準の特例」欄の有に○を付けてください。
− 6 −
電子申告(eLTAX/エルタックス)について
福島市では、償却資産に係る固定資産税について、インターネットを利用した電子申告システム(eLTAX /
エルタックス:地方税ポータルシステムの呼名)による申告を受け付けています。
手続きは自宅やオフィスから
自宅やオフィスからインターネットを通じて簡単に手続きができます。
受付窓口の一元化
複数の地方公共団体への申告について、申告データ等から提出先を判断してそれぞれの地方公共団体へ
送信します。(ただし、電子申告システムサービスを開始している団体に限ります)
※申告データ等は、提出先ごとに作成する必要があります。
申告書等の作成をサポート
無料のeLTAX対応ソフトウェア(PCdesk)をeLTAXホームページから提供しています。
PCdeskでは、住所、氏名などの項目の自動入力や税額の自動計算などさまざまな作成支援機能を提供し
ています。また、紙の申告書等と同じイメージで作成できるよう配慮しています。市販されている税務・
会計ソフトウェアで作成した申告データ等を利用できます。
すでにeLTAXに対応している税務・会計ソフトウェアについては、eLTAXのホームページの「eLTAX対
応ソフトウェア一覧」http://www.eltax.jp/をご確認ください。
電子申告のながれ
④申告に利用するソフトウェアをダウンロード
⑤申告データを送信
②審 査
⑥配 信
福
島
市
③利用者ID・暗証番号を郵送
ポータルセンター
申告していただく方
及び代理人︵税理士等︶
①eLTAXのホームページから利用届出
※利用届出を受理後、利用者ID・暗証番号の発行まで約2週間程度必要となります。
eLTAXの利用手続についてのお問い合わせ
○ eLTAXの利用手続については、地方税電子化協議会のホームページをご覧いただくか、またはeLTAX
ヘルプデスクにお問い合わせください。
・一般社団法人 地方税電子化協議会ホームページ(http://www.eltax.jp/)
・eLTAX ヘルプデスク 0570-081459
03-5500-7010
月∼金 午前 9 時∼午後 5 時
(土・日・祝日、年末年始 12 月 29 日∼ 1 月 3 日は除く)
− 7 −
太 枠 の 中 は 必 ず 記 入 し て く だ さ い。
【申告書記入例】
3
個人番号又は法人番号を
記入してください。
所有者の死亡等に伴い相続し
た場合、住所、氏名を二重線で
削除し、新所有者の住所、氏名
を記入して下さい。
構
2
機 械 及 び 装 置
3
船
2 機械及び装置
4
航
工作機械、土木建設機械(ブ
ルドーザー等。)
、
各種産業用機
械及び装置等。
5
車両及び運搬具
築
ドリル、マイクロメーター、
治具、机、椅子、ロッカー、計
算機等事務用機器、テレビ、応
接セット、陳列ケース、貸衣装、
厨房用品、観賞用等の生物、そ
の他事務用備品等。
前年中に減少したもの(ロ)
前年中に取得したもの(ハ)
機
計(イ)
−
(ロ)
+
(ハ)
ᵏᵊᵎᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵏᵊᵎᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵐᵊᵔᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵑᵊᵐᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵑᵊᵒᵔᵎᵊᵎᵎᵎ
課税台帳に登録され
ている方は、
この欄に
価額が「印字」
されて
います。
種類別明細書より、資
産の種類別に合計を
計算して記入してくだ
さい。
15 市(区)町村内
における事業所等
資産の所在地
16 借用資産
種類別明細書
(増加資
産用)
(緑色)
より、資産
の種類別に合計を計算
して記入してください。
( ○
有 ・ 無 )
6
工具器具及び備品
ᵓᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵑᵓᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵖᵓᵎᵊᵎᵎᵎ
7
合
ᵑᵊᵏᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵒᵊᵓᵓᵎᵊᵎᵎᵎ
ᵓᵊᵑᵏᵎᵊᵎᵎᵎ
評価額(ホ)
※決定価格(ヘ)
※課税標準額(ト)
計
資産の種類
ホ
ヘ
ト
②
飯坂町湯野字花山ᾀ
(例)
福島市内における事業所等、資産の
所在地を記入してください。
本町ᾀὊᾄ
③
16 貸主の名称等
ẖᵏᵎᵒὊᵎᵎᵔᵏ
東京都中央区銀座ᾀὊᾀὊᾀ
㈱スポーツリース
ᶒᶃᶊᴾᵎᵑὊᵑᵎᵐᵐὊᵒᵑᵐᵏ
湯野
自己所有 ・ 借家
借用(ファイナンス・リース)資産
がある場合は、有を○で囲み、貸主の
名称等を記入してください。
なお、通常、借用資産は、貸主に償
却資産申告の義務があります。
ただし、借用資産の内、割賦販売
(所有権留保で、支払完了後、買主に
所有権が移る)の場合は、買主が納税
義務者となりますので、取得価額20万
円以上の場合、償却資産の申告をお願
いします。
本町
・増減あり
※該当するものに○をつけてください。
・平成28年3月廃業
1.資産の増減あり
(種類別明細書添付)
2
機 械 及 び 装 置
2.資産の増減なし
3
船
舶
3.該当資産なし
18 4
航
機
4.廃業・解散・移転等
(平成 年 月 日)
5
車両及び運搬具
5.その他
( )
6
工具器具及び備品
7
合
空
15 18 備考(添付書類等) 決算期( )
構
物
①
17 事業所用家屋の所有区分
1
築
該当する事項を
○で囲んでください。
吾 妻 信 夫
舶
空
8∼ 14 (電話 )
὿ᾁᾃὊᾄᾀᾁὊᾂᾃᾄᾅ
ᵎ
物
大型特殊自動車(ロードロー
ラー、ラインマーカー等。
)
6 工具、器具及び備品
7 税理士等の
(電話 )
὿ᾁᾃὊᾄᾀᾁὊᾀᾁᾂᾃ
氏名
取
得
価
額
年 月
有 ・ 無
有 ・ 無
有 ・ 無
有 ・ 無
有 ・ 無
定率法・定額法
有 ・ 無
第二十六号様式︵提出用︶
前年前に取得したもの(イ)
1
5 車両及び運搬具
緑 野 市 郎
資産の種類
昭和
代表取
締役印
者
2 氏名
὿὿὿ᾀᾁᾂᾃᾄᾅ
3 個人番号又
は法人番号
造 園 業
法人にあっては
その名称及び
代表者の氏名
1 構築物
路面舗装
(駐車場、構内)、門、
塀、側溝、水槽、広告塔、煙突、橋、
井戸、コンクリート土留、その
他土地に定着する土工施設等、
簡易建物、簡易間仕切り、動力
配線等。
1 住所
又は納税通知書
送付先
※所有者コード
8 短縮耐用年数の承認
9 増加償却の届出
⚟ᓥᕷ㣤ᆏ⏫‫‮‬㔝Ꮠⰼᒣ㸯
10 非課税該当資産
4 事業種目
11 課税標準の特例
(資本等の金額) ( 百万円)
ᾀ὿
12 特別償却又は圧縮記帳
(屋号 )
13 税務会計上の償却方法
5 事業開始年月
ᾃ὿ ᾀ
14 青色申告
ᰴᘧ఍♫ࢡ࣮ࣜࣥ⚟ᓥ
6 この申告に
総務課経理係
印
応答する者の
松 川 次 郎
代表取締役 係及び氏名 (電話 )
὿ᾁᾃὊᾄᾀᾁὊᾀᾁᾂᾃ
〒 有
*「資産の種類」等、詳しくは
3∼5ページをご覧下さい。
償却資産申告書(償却資産課税台帳)
帳)
福 島 市 長
所
あらかじめプリントされてい
る場合、法人は代表者氏名、個
人は屋号があればそれを記入、
押印してください。
【福島市】
平成 年度 ᾁᾈ
平成 年 月 日
ᾁᾈ
ᾀ
ᾁᾀ
受領印
*個人番号を記載する場合、
左側を1文字空けてください。
増減あり、増減なし、該当資産なし、
廃業・解散等、その他必要な事項を記
入してください。
管 理 簿 オンライン処 理 バッチ入力 入力結果チェック
計
( 記入する必要はありません。ただし、電算処理により全資産申告を行う場合は記入してください。)
− 8 −
−9 −
【増加の場合】
記入する必要はありません。
平成
※
所
有
ᾁᾈ 年度
者
コ
ー
種類別明細書
(増加資産・全資産用)
〔緑色〕
※
ド
01
ᾀ
02
ᾁ
03
ᾅ
数
資産コード
資
有
者
名
ᵏ
ᵏ
(株)
クリーン福島
(イ)
行 資
産
番 の
種
号 類
所
産
の
名
称
耐
用
年
数
取得年月
等
取 得 価 額
年
年
号
量
路面舗装
ブルドーザー
エアコン
月
十億
百万
千
減
価
残
存
率
円
ᾀ ᾃ ᵐᵕ
ᵒ
ᵏᴾᵎᵎᵎᴾᵎᵎᵎ ᵏᵎ 0.
ᾀ ᾃ ᵐᵕ
ᵕ
ᵑᴾᵐᵎᵎᴾᵎᵎᵎ ᵔ 0.
ᾀ ᾃ ᵐᵕ
ᵔ
ᵑᵓᵎᴾᵎᵎᵎ ᵔ 0.
20
(ハ)※
(ロ)
価
※
課税標準
の 特 例
額
増
加
事
由
課 税 標 準 額
率 コード
十億
百万
千
円
十億
百万
千
円
0.
小
計
当該資産の取得価額を記入してください。
なお、
「取得価額」は、
償却資産を取得するために通常支出すべき金額(当該償却資産の引取運賃、
荷役費、
運送保険料、
購入
手数料、
関税、
据付費その他当該償却資産を事業の用に供するために直接要した費用を含む。)
をいいます。
また、法人税法及び所得税法の規定による、
いわゆる圧縮記帳については、償却資産の評価上認められておりませんので、
当該
圧縮額を含めた実際の取得価額を記入してください。
第
二
十
六
号
枚のうち 様
式
別
表
一
枚 目
提
出
用
摘
要
1・2
3・4
1・2
3・4
1・2
3・4
1・2
3・4
ᵒᴾᵓᵓᵎᴾᵎᵎᵎ
記入する必要はありません。ただ
し、電算処理により全資産申告を行
う場合は記入してください。
)
資産を実際に取得した年月を記入
してください。
なお、年号については、下記の年号
に対応する数字を記入してください。
1.明治
2.大正
3.昭和
4.平成
※1月1日に取得した資産は、摘要欄
に「1/1取得」
と記入してください。
【種類別明細書(増加資産用・減少資産用)記入例】
(
下記の資産の種類に対応する
1から6までの数字を記入して
ください。
1.構築物
2.機械及び装置
3.船舶
4.航空機
5.車両及び運搬具
6.工具、器具及び備品
当該資産について、次のような
事項を記入してください。
①課税標準の特例がある資産につ
いて、その適用条項(例:法第
349条の3第1項)
②東日本大震災による代替資産特
例については、その旨の表示
(例:代替資産)
なお、新規で特例の適用を受け
る場合は別途申告が必要となり
ます。詳しくは資産税課までお
問い合わせください。
③割賦販売資産等、法第342条第3
項の規定の適用がある資産につ
いては、その旨の表示と売主の
名称等
④短縮耐用年数を適用している資
産についてはその旨の表示
⑤増加償却を行っている資産につ
いてはその旨の表示
⑥その他当該資産の価額の決定に
あたって必要な事項
下記の増加事由に対する1∼4
までの数字を○で囲んでください。
1.新品取得
2.中古品取得
3.移動による受入れ
4.その他
【減少・訂正の場合】
全部減少
資産の全部を減少する場合は
該 当 資 産 の 資 産 番 号 を○で 囲
み、該当する「減少の事由」の
数字を記入してください。
訂正
訂正する項目を二重線で抹消
し、正しい内容を余白に記入し
てください。
ᵗᵔᵎᵋᵎᵐᵏᵏ
ᾁ
ᾅ
ᾀᾂ὿὿ᾀ὿ᾀ
ᾀ
ᾁᾈ
福島市飯坂町湯野字花山1
株式会社クリーン福島
ᵎᵏᵐᵑᵒᵓᵔ
ᾁ
※注 意
減少資産とは、償却資産
を売却・廃棄などによって
その形状が無くなったもの
をいいます。
なお、簿外に振替られた
資産であっても現に事業の
用に供している場合は減少
資産とはなりません。
ブルドーザー
ブ
ド
ᵦᵐᵑᵌᵑ ᵐᵊᵔᵎᵎᵊᵎᵎᵎ ᾄ
ᾀᾂ὿὿ᾀ὿ᾆ
ᾅ
ᵐᵔᵎᵊᵎᵎᵎ ᾄ
ᾀ ᵦᵏᵖᵌᵓ
ベル
ショベル パワーショベル
ṵ ᵓᵎᵎᵊᵎᵎᵎ
ṵᾀ
ᾀᾃ὿὿ᾀ὿ᾀ
ᾁ ᾁ ᵦᵐᵒᵌᵏᵐ ᵏᵊᵎᵎᵎᵊᵎᵎᵎ ᾃ
パソコン
「減少の事由」を記入
1.売却 2.滅失
3.移動 4.その他
ᾀ
ᾀ
※控えが必要な場合はコピーしてください。
− 10 −
省令改正
ᾁ
平成20年度の税制改正により耐用年数が変更になった資産については、改正
後の耐用年数に訂正し、「備考」欄に「省令改正」と記入してください。
− 11 −
一部減少
資産の一部を減少する場合、
減少した数量とその取得価額を
△で表示し、該当する「減少の
事由」の数字を記入してくださ
い。また「備考」欄に減少の区
分を 2 と記入してください。
減価率及び減価残存率表(抜粋)
耐用年数
2
3
4
5
6
7
8
9
計算例 10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
減価率
減価残存率
前年中取得Ⓐ
前年前取得Ⓑ
r
1 - r/2
1-r
0.684
0.536
0.438
0.369
0.319
0.280
0.250
0.226
0.206
0.189
0.175
0.162
0.152
0.142
0.134
0.127
0.120
0.114
0.109
0.104
0.099
0.095
0.092
0.088
0.085
0.082
0.079
0.076
0.074
0.658
0.732
0.781
0.815
0.840
0.860
0.875
0.887
0.897
0.905
0.912
0.919
0.924
0.929
0.933
0.936
0.940
0.943
0.945
0.948
0.950
0.952
0.954
0.956
0.957
0.959
0.960
0.962
0.963
0.316
0.464
0.562
0.631
0.681
0.720
0.750
0.774
0.794
0.811
0.825
0.838
0.848
0.858
0.866
0.873
0.880
0.886
0.891
0.896
0.901
0.905
0.908
0.912
0.915
0.918
0.921
0.924
0.926
耐用年数
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
減価率
r
0.072
0.069
0.067
0.066
0.064
0.062
0.060
0.059
0.057
0.056
0.055
0.053
0.052
0.051
0.050
0.049
0.048
0.047
0.046
0.045
0.044
0.043
0.043
0.042
0.041
0.040
0.040
0.039
0.038
0.038
減価残存率
前年中取得Ⓐ
前年前取得Ⓑ
1 - r/2
0.964
0.965
0.966
0.967
0.968
0.969
0.970
0.970
0.971
0.972
0.972
0.973
0.974
0.974
0.975
0.975
0.976
0.976
0.977
0.977
0.978
0.978
0.978
0.979
0.979
0.980
0.980
0.980
0.981
0.981
1-r
0.928
0.931
0.933
0.934
0.936
0.938
0.940
0.941
0.943
0.944
0.945
0.947
0.948
0.949
0.950
0.951
0.952
0.953
0.954
0.955
0.956
0.957
0.957
0.958
0.959
0.960
0.960
0.961
0.962
0.962
・ 国税においては、平成 19 年 4 月 1 日以降取得の償却資産の減価償却は、新減価償却制度が適用されま
すが、地方税法{固定資産税(償却資産税)}の部分には改定はありません。
耐用年数が過ぎたものについては取得価格の 5%相当額が残存価額として残ります。
< 評価額の算出方法 > (減価残存率は上記減価残存率表の耐用年数より求める)
○前年中に取得した資産の評価額=取得価額 × 減価残存率Ⓐ …………………………… 式①
○前年前に取得した資産の評価額=前年度評価額 × 減価残存率Ⓑ ……………………… 式②
=(取得価額 × 減価残存率Ⓐ)× 減価残存率Ⓑ
○前年以前に取得した資産の新たに課税される資産の評価額(一般式)
=取得価額 × 減価残存率Ⓐ× 減価残存率Ⓑ n−1 …… 式③
{nは(評価額を求める年度−取得年次)の算式によって求められる年数}
平成 29 年度・評価額の計算例
■平成 27 年に取得した、取得価額 1,000,000 円・耐用年数 10 年の資産
・平成 28 年度の評価額は上記式①より、
1,000,000
× =
0.897
897,000(円)
……ア
(取得価額)
耐用年数10年
の減価残存率Ⓐ
〔 〕
・平成 29 年度の評価額は上記式②より
897,000
× =
0.794
712,218(円)
平成28年度
耐用年数10年
の評価額ア
の減価残存率Ⓑ
■平成 26 年に取得した、取得価額 1,000,000 円・耐用年数 10 年の資産
〔 〕 〔 〕
・平成 29 年度の評価額は上記式③より、
1,000,000
× ×
0.897
=
0.7943−1
565,501(円)
耐用年数10年
耐用年数10年
(取得価額)
の減価残存率Ⓐ
の減価残存率Ⓑ n−1
〔 〕 〔 〕
n−1 ={評価年度(平成 29 年度)−取得年次(平成 26 年)}−1
=3−1=2
− 12 −