学校だより 第 11 号 平成 28 年(2016 年)3 月 24 日発行 札幌市立北翔養護学校 「よりよく生きる」 校長 今年の冬は例年に比べ雪が少なく、校舎まわりの積 雪も春の陽射しを浴びて、日に日に低くなっています。 先日の卒業式では、多くの方々にご来校いただき、 見守られる中、高等部3名、中学部2名の卒業生一人 一人に、しっかりと卒業証書を渡すことができました。 ステージの上では、五人とも、北翔の卒業生として、 素晴らしく立派であり、いい顔をしており、校長冥利 につきる時間でした。このことは、保護者の皆さんを はじめ、生徒たちにかかわったすべての皆様のおかげ であり、改めて、これまでのご協力やご支援にお礼申 し上げます。 今年一年を振り返ると、いろいろなことがあったと 思いますが、その一つ一つを越えていく度に、成長の 喜びを感じたり、新たな困難に対しての苦しみがあっ たりしたものと思います。まさに、そのことが、 「生き る」ことなのではないでしょうか。困難に対しては傍 にいる人に相談し、楽しいことはみんなで分かち合い、 周囲の力を借りながら、ゆっくりと、それぞれのペー スで一歩一歩進んでいくことが大切と考えます。 本年度の教育活動に対するご理解とご支援に深く感 謝いたします。ありがとうございました。 春田 和之 道 相田 みつを 長い人生にはな どんなに避けようとしても どうしても通らなければ ならぬ道― てものがあるんだな そんなときはその道を 黙って歩くことだな 愚痴や弱音を吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙ってー 涙なんか見せちゃダメだぜ! そしてなあ その時なんだよ 人間としてのいのちの根が ふかくなるのは‥‥ 式辞では、生徒がその子らしく、日々 を精一杯に生き、しっかりと一人一人の 道を歩んでほしいとの願いを込め、この 詩を紹介させていただきました。 4 月当面の日程(主な予定) ○6日(水)小・中学部:着任式・始業式 午前日課(11 時 30 分下校) ○7日(木)小・中学部:午前日課(11 時 30 分下校) ○8日(金)高等部:着任式・始業式 小・中・高等部入学式 午前日課(11 時 30 分下校) ○11 日(月)中 2・3、高等部給食開始 短縮日課 小学部・中1 午前日課 〇12 日(火)小 2 以上給食開始 短縮日課 小 1 午前日課 中学部全学級給食開始 〇13 日(水)小学部全学級給食開始 *下校のタクシー予約時間の確認をお願いします。 *中・高は通常日課 14:30/午前日課 11:30/短縮日課 13:50 が下校時間になります。 *小学部は通常日課の下校時刻が学級により異なる曜日があります。学級通信や月毎 の時間割でご確認ください。 元道 郁子 さん (ご退職) 4年前、きれいな校舎で働けて嬉しいなと思っていました。養護学校で働くのは初めてでしたので、2 次調理の 裏ごしをするのは慣れるまで大変でしたが、給食の仕事の中で一番印象深いのが北翔だと思っています。お世話 になり、ありがとうございました。 丸尾 あゆみ 先生 (ご退職) 産休代替教員として5年間ほど勤務させていただきました。保護者の皆様方の温かいご指導とご協力のおか げで、毎日楽しく生徒と過ごすことができました。帰りのタクシーに乗るギリギリまで楽しく過ごし、1 日 1 日が充実し たものでした。本当にありがとうございました。 春田 和之 校長 (豊成養護学校へ) あっという間の2年間であるとも思えるし、もっと長い期間、北翔にいたようにも思います。新年度からは、小学 部も開設し、再スタートしようと思っていたのですが‥。子ども達や保護者の皆様から、たくさんのことを学ばさせて いただきました。この間のご支援に感謝しつつ、これからも、いろいろとお世話になると思います。See you again 田山 祐介 先生 (栄中学校へ) 栄中学校へ転出することになりました。北翔は、7 年前からずっと学校はきれいで、給食も美味しく、生徒のみ んなも保護者の皆様も元気な学校でした。とても楽しい 7 年間を過ごさせていただき、本当にありがとうございまし た。次の場所でも、皆さんに負けないように頑張ります。 松浦 歩 さん (豊成養護学校へ) 5年間、大変お世話になりました。毎日とても楽しく給食作りをさせて頂き、また調理員になっていて良かったと 思える出会いも沢山させて頂きまして本当に北翔養護学校は思い出深い学校となりました。皆様に心より御礼申 し上げます。ありがとうございました。 竹本 敦子 先生 (山の手養護学校へ) 一人一人と向き合い、日々の積み重ねの中で、生徒の皆さんが成長していく姿を見ることができたことは、北 翔での宝物です。ここで出会った多くの生徒・保護者・職員の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。北翔で の貴重な経験と素晴らしい思い出を胸に、これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 札幌市内のライオンズクラブ4団体より、ラ イオンズクラブ国際財団(LCIF)の一般援 助交付金事業として、クッションを寄贈してい ただきました。ラッサルクッションという、特 殊なビーズの入ったポジショニングに使用する クッションです。様々な場面で広く活用してい きたいと思います。ありがとうございました。
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