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地域密着型金融推進計画の進捗状況
1.17 年度の全体的な進捗状況及びそれに対する評価
当行が策定した 2 ヶ年に亘っての「地域密着型金融推進計画(計画期間 17〜18 年度)」の計画期間も前半 1 年間(17 年度)を経過し、計画の折り返し地点を迎えることとな
った。
「事業再生・中小企業金融の円滑化」については、研修体系の中に融資審査能力の向上に向けた研修を組入れ、計画的に開催したほか、第二地銀協・日本銀行主催の研
修などに参加し知識の習得を図った。また、前年度から継続して、「しまぎん住宅金融学校」の開催、中小企業再生支援協議会の活用、政府系金融機関との情報交換を行っ
たことに加え、新たにしまぎんビジネス情報仲介制度へのコンビニ収納サービス業務の追加、「しまぎんビジネス視察ツアー」の開催、島根県農業信用基金協会による信用補
完制度の導入、農林漁業金融公庫との提携等を具現化し、取引先企業の相談・支援に応えられるよう体制の強化を図った。
これらの取組みを通じ、前年度から継続的に実施してきた①創業者及び新事業向け融資の取組、②「担保・保証に依存しない融資」商品である「しまぎんビジネスローン:ト
ップ」及び「しまぎんビジネスローン:プラス」の取組、③「しまぎんビジネス情報仲介制度」活用の取組、④「しまぎん住宅金融学校」参加業者の紹介による住宅ローンの取組等
について一定の成果が見られた。
「経営力の強化」については、新BIS規制への対応として外部コンサルタントを導入し、自己資本比率の精緻化を目指しており、デフォルトデータ、事務事故データ、システ
ム障害データの蓄積を進め、リスク管理の高度化に向けた基盤整備を進めた。収益管理においては、計画的な経営活動を図ることを目的に「予算管理規程」を制定し、18 年 1
月から運用を開始するとともに、新たなALMシステムの導入を決定し、その構築作業を進めた。ガバナンスの強化においては、監査法人との意見交換等を実施し、内部統制
整備に向けた対応を検討しているほか、18 年 5 月に施行される新会社法対応に向け、ワーキンググループによる検討を継続中である。
なお、経営力の強化に向けて掲げた計画終了時(平成 19 年 3 月末)における 3 項目(当期純利益 5 億円、自己資本比率 9.0%、不良債権比率 4.5%)の数値目標に対す
る 18 年 3 月期決算の実績は、当期純利益 3 億 6 千 5 百万円、自己資本比率 9.15%、不良債権比率 5.67%となっている。
「地域の利用者の利便性向上」については、ミニディスクロージャー誌の発行により、迅速な情報発信を行うとともに、18 年 2 月には、地域の声を顧客サービスの向上に反映
させるべく 顧客アンケート を実施した。
「人材の育成」については、研修体系等に沿った取組みを継続実施した。
総体的にみると、17 年度は、一部システムの導入時期が計画に対し若干遅延した以外は、ほぼ当初計画通りの対応を図ることができた。
今後においては、今年度新たにスタートさせた中期経営計画「信頼と貢献(confidence and contribution)」にも「地域密着型金融推進計画」の実施項目を盛り込んだところで
あり、両計画あいまって本計画総仕上げの年度に相応しい実績をあげるべく、当行の経営理念である「地域社会の発展に貢献し、信頼され、愛される銀行となる」との強く熱い
思いを込め、役職員一丸となって事にあたり、地域経済の活性化を図り、より一層地域社会に貢献していく。
以 上
1
(島根銀行)
2.アクションプログラムに基づく個別項目の計画の進捗状況
項目
具体的な取組み
スケジュール
17 年度
進捗状況
17 年度
17 年 4 月〜17 年 9 月
備考
17 年 10 月〜18 年 3 月
1.事業再生・中小企業金融の円滑化
(1)創業・新事業支援機能等の強化
融資審査態勢の強化
等
・第二地銀協主催の「目利き能
力研修」に参加する。(下期)
・介護関連業種の行内研修の実
施により、ノウハウの蓄積を図る。
(下期)
・通信研修「企業目利き養成コー
ス」を受講する。(通期)
・検定試験「目利きコース」を受
験する。(通期)
・第二地銀協主催の「目利き能
力研修」に 1 名が参加した。
・介護関連業種の行内研修を実
施し、34名が参加した。
・通信研修「企業目利き養成コース」
を 1 名が受講した。
・通信研修「企業目利き養成コー
ス」を 7 名が受講した。
・検定試験「目利きコース」に 1 名が
合格し、[創業・新事業支援アドバイ
ザリー認定書]を取得した。
-
・工場見学を実施する。(下期)
・17 年度下期においては、
検定試験「目利きコース」は
実施されなかった。
・しまぎんビジネス視察ツアーを
開催した。
・創業者向け融資実行
[上期]14 先、103 百万円
[下期]15 先、119 百万円
・新事業向け融資実行
[上期]1 先、15 百万円
[下期]5 先、136 百万円
産学官の更なる連携
強化等
地域におけるベンチャ
ー企業向け業務に係
る外部機関等との連携
強化等
・中小企業支援センターへの営
業店長による訪問を実施する。
(通期)
・政府系金融機関と情報交換を
行い、その内容を行内に還元す
る。(下期)
・政府系金融機関の活用事例を
還元する。(下期)
・業務企画グループ及びFAセンタ
ーが中小企業支援センターに定例
訪問をし、情報交換を実施した。ま
た、有用な情報については適宜営
業店へ還元した。
・「中国地区産業クラスターサポート
会議 第 3 回全体会議」に 1 名が参
加し、情報収集を実施した。
・中小公庫、商工中金、日本政策投
資銀行との情報交換を継続的に実
施した。
・中小企業支援センターへの営
業店長による訪問を実施した。
・「中国地域新連携支援金融会
議」に 1 名が参加し、情報収集を
実施した。
・政府系金融機関と情報交換を
行い、その内容を行内に還元し
た。
・農林漁業公庫と業務提携を結
2
(島根銀行)
んだ。
・島根県農業信用基金協会によ
る信用補完制度を導入した。
(2)取引先企業に対する経営相談・支
援機能の強化
中小企業に対するコン
サルティング機能、情
報提供機能の一層の
強化
・しまぎんビジネス情報仲介制度
のメニュー追加を検討する。(通
期)
・法人向け住宅金融学校を開催
する。(上期)
中小企業支援スキル
の向上を目的とした取
組みの強化
要注意債権等の健全
債権化等に向けた取
組みの強化
・しまぎんビジネス情報仲介制度
のメニュー追加の検討を継続す
るともに、コンビニ収納業務を追
加した。
・法人向け住宅金融学校(第 8 期)
を開催し、地元建設業者 55 名が参
加した。
・法人向け住宅金融学校(第 9
期)を開催し、地元建設業者 56
名が参加した。
・個人向け住宅金融学校を開催
する。(下期)
・個人向け住宅金融学校(第 3
期)を開催し、個人顧客 15 名及
び当行行員 13 名(行員家族含
む)が参加した。
・第二地銀協主催の「経営支援
能力強化研修」に参加する。(下
期)
・通信研修「経営改善支援コー
ス」を受講する。(通期)
・検定試験「中小企業経営支援
コース」を受験する。(通期)
・第二地銀協主催の「経営支援
能力強化研修」に 1 名が参加し
た。
・通信研修「経営改善支援コー
ス」を 12 名が受講した。
-
・「経営支援能力強化研修」を実
施する。(下期)
・経営改善支援取組み先を選定
する。(上期)
・経営改善支援取組み先に対し
て、モニタリングを実施する。(下
・通信研修「経営改善支援コース」
を 2 名が受講した。
・検定試験「中小企業経営支援コー
ス」に 4 名が合格し、[中小企業経営
支援アドバイザリー認定書]を取得
した。
・「しまぎんビジネス仲介制
度」の活用状況
[上期]
販売先紹介依頼 7 先
業務提携紹介依頼 1 先
ISO認定取得支援 9 先
(内、認証取得成約 1 先)
P マーク取得支援 2 先(内、
認定取得成約 2 先)
[下期]
販売先紹介依頼 6 先(内
上期からの継続支援 3 先)
P マーク取得支援 2 先
・住宅金融学校参加業者の
紹介による融資実績
[上期]10 先、95 百万円
[下期]25 先、814 百万円
・17 年度下期においては、
検定試験「中小企業経営支
援コース」は実施されなかっ
た。
・経営支援に関する行内研修を
実施し、32 名が参加した。
・35 先の「経営改善支援取組み先」
を選定した。
・経営改善支援取組み先 35 先
に対して、モニタリングを実施し
3
(島根銀行)
健全債権化等の強化
に関する実績の公表
等
期)
-
-
た。
・健全債権化等の強化に関する
17 年度上期の実績を公表した。
(3)事業再生に向けた積極的取組み
・第二地銀協主催の「再生支援
能力研修」に参加する。(下期)
・「再生支援能力研修」を実施す
る。(通期)
・通信研修「事業再生コース」を
受講する。(下期)
・検定試験「事業再生コース」を
受験する。(下期)
・第二地銀協主催の「再生支援能
力強化研修」に 1 名が参加した。
・再生支援に関する行内研修を実
施し、33 名が参加した。
中小企業再生支援協
議会の活用
・中小企業再生支援協議会と個
別企業について協議を行う。(通
期)
・中小企業再生支援協議会と経営
改善支援取組み先について協議を
行った。
審査業務の高度化、
適正貸出金利の設
定、ポートフォリオの適
正化等に資するための
信用リスクデータベー
スの整備・充実及びそ
の活用
ローンレビューの徹底
・「デフォルトに関するデータ収
集方法」を制定する。(上期)
・デフォルトデータを蓄積する。
(下期)
・ポートフォリオの管理、分析を
する。(通期)
・「デフォルトに関するデータ収集方
法」を制定し、デフォルトデータ蓄積
を進めた。
・ローンレビューを実施する。(通
期)
・16 年 11 月に作成した「与信モニタ
リングマニュアル」を活用し、債務者
の定量及び定性項目の把握を実施
した。
・スコアリングモデルを活用した新商
品の検討に入った。
金融実務 に係 る専門
的人材の育成
・第二地銀協主催の「再生支援
能力研修」に 1 名が参加した。
・再生支援に関する行内研修を
実施し、32 名が参加した。
・通信研修「事業再生コース」を
4 名が受講した。
-
・17 年度下期においては、
検定試験「事業再生コー
ス」は実施されなかった。
・中小企業再生支援協議会と経
営改善支援取組み先について
協議を行った。
(4)担保・保証に過度に依存しない融
資の推進等
スコアリングモデルお
よび、財務制限条項を
活用した新商品開発
保証約定書の更改
・スコアリングモデル、財務制限
条項を活用した新商品開発を検
討する。(通期)
・ 保 証 約 定書を更 改 す る。 (通
期)
中小企業の資金調達
手法の多様化に向け
た取組み
・知的財産権担保融資、動産・
債権譲渡担保融資等を検討す
る。(通期)
・ポートフォリオの遷移分析を実施し
た。
・保証約定書に関しての説明会を
実施し、既存先の保証約定書更改
手続きを進めた。
・経営改善支援取組み先の具体的
事案を基に、知的財産権担保融資
及び動産・債権譲渡担保融資等の
検討に入った。
・第二地銀協主催の「中小企業の資
金調達多様化に関わる説明会」に 1
4
・デフォルトデータの蓄積を進め
た。
・ポートフォリオの遷移分析を実
施した。また、管理手法について
検討を継続した。
・営業店のローンレビュー状況を
確認し、行内研修会等で指導を
実施し、徹底を促した。
・スコアリングモデル、財務制限
条項を活用した新商品開発を検
討した。
・保証約定書の更改手続きを進
めた。
・知的財産権担保融資、動産・
債権譲渡担保融資等の検討を
継続した。
・第二地銀協主催の「金融ビジ
ネス研究講座『知的財産権担保
(島根銀行)
名が参加した。
融資の理論と実務』」に 1 名が参
加した。
・「ビジネスローン:プラス」の融
資実績 74 先、1,298 百万円
財務諸表の精度が相
対的に高い中小企業
に対する融資の推進
-
・「ビジネスローン:トップ」の融資実
績 2 先、30 百万円
・「ビジネスローン:プラス」の融資実
績 10 先、153 百万円
顧客説明マニュアル等
の内部規程の整備
・リスクを伴う預金商品、個人預り
資産等の説明態勢についての
規程化等を整備する。(下期)
・研修会、勉強会を実施する。
(下期)
-
・「相談窓口受付のまとめ」の全
店フィードバックを実施する。(通
期)
・融資業務規程を改定する。(下
期)
・「苦情事案を踏まえた説明時の
留意事項」の取り纏め、還元をす
る。(下期)
・「相談窓口受付のまとめ」の全店フ
ィードバックを実施した。
・投信、生・損保窓販時の説明
態勢についての規程等の整備を
行った。
・行内研修会において、顧客説
明態勢及び相談苦情処理につ
いての講習を行った。
・「相談窓口受付のまとめ」の全
店フィードバックを実施した。
・与信取引の説明に関する苦情・相
談について、再発防止のため、営
業店への指導を実施した。
・融資業務規程の改定作業を継
続した。
・与信取引の説明に関する苦
情・相談について、再発防止策
を検討し、これを実施した。
・融資トレーニーを実施する。
(通期)
・融資トレーニーを 3 回(1 回・1 ヶ月
間、参加者計 3 名)実施した。
・第二地銀協主催「経営支援能
力強化研修」に参加する。(下
期)
・第二地銀協主催「再生支援能
力強化研修」に参加する。(下
期)
・第二地銀協主催「目利き能力
強化研修」に参加する。(下期)
・第二地銀協主催の「再生支援能
力強化研修」に 1 名が参加した。
(5)顧客への説明態勢の整備、相談
苦情処理機能の強化
営業店における実効
性の確保
苦情等事例の分析・還
元
-
・18 年度上期に融資業務
規程を改定する。
(6)人材の育成
企業の将来性や技術
力を評価できる人材育
成
外部研修参加、行内
研修等による行員のス
キル向上
・融資トレーニーを 3 回(1 回・2
週間〜1 ヶ月間、参加者計 3 名)
実施した。
・第二地銀協主催の「経営支援
能力強化研修」に 1 名が参加し
た。
・第二地銀協主催「再生支援能
力強化研修」に 1 名が参加した。
・第二地銀協主催「目利き能力
強化研修」に 1 名が参加した。
・第二地銀協主催の「中小企業の資
金調達多様化に関わる説明会」に 1
名が参加した。
実践的な知識・ノウハ
ウの習得に向けた研修
会の開催
・「融資能力レベルアップ研修」
第 2 期を開始する。(下期)
・「融資能力レベルアップ研修」
第 2 期を開始し、21 名が受講を
始めた。
5
(島根銀行)
行員のレベルアップに
向けた研修体系の見
直しの検討
・各年代別の研修内容の見直し
を検討する。(下期)
自己資本比率の算出
方法の精緻化
・新BIS対応のための外部コン
サルティングを導入する。(通期)
・新BISデータを整備する。(下
期)
・自己資本比率を試算する。
・「融資能力レベルアップ研修」第 1
期を実施し、71 名が参加した。
-
・各年代別の研修計画の見直し
を検討した。
2.経営力の強化
(1)リスク管理態勢の充実
・新BIS対応のための外部コンサル
ティング導入を決定した。
・新BIS対応のための外部コン
サルティングを導入した。
・新BISデータの整備を開始し
た。
・自己資本比率算出のためのリ
スクアセット計算システムの導入
を決定した。
・第二地銀協主催の「第 2 回リス
ク管理高度化実務対応研究会」
に 1 名が参加した。
・第二地銀協主催の「第 3 回リス
ク管理高度化実務対応研究会」
に 2 名が参加した。
・「デフォルトに関するデータ収
集方法」を制定する。(上期)
・デフォルトデータを蓄積する。
・民間主催の研修会「BaselⅡ標準
的手法から内部格付手法へ移行す
る際の留意点」に 1 名が参加した。
・日銀主催の「内部格付制度に基づ
く信用リスク管理の高度化セミナー」
に 1 名が参加した。
・日銀主催の「オペレーションリスク
管理の高度化セミナー」、「総合リス
ク管理の高度化セミナー」に 1 名が
参加した。
・「デフォルトに関するデータ収集方
法」を制定し、デフォルトデータ蓄積
を進めた。
・事務事故、システム障害等の
データを蓄積する。(通期)
・事務事故、システム障害等のデー
タ蓄積を進めた。
・デフォルトデータの蓄積を進め
た。
・事務事故、システム障害等の
データ蓄積を進めた。
情報開示
-
-
-
収益管理態勢の再構
築
・予算管理規程を検討する。(通
期)
・新ALMシステムの導入を検討
する。(上期)
・新ALMシステムを導入する。
(下期)
・予算管理規程制定に向け、検討
に入った。
・新ALMシステムの導入を決定し
た。
・予算管理規程を制定し、運用
を開始した。
・財務情報システムデータを蓄
・財務システムデータの蓄積を開始
リスク管理の高度化
・18 年度下期にリスクアセッ
ト計算システムを導入し、自
己資本比率を試算する。
(2)収益管理態勢の整備と収益力の
向上
信用リスクデータの蓄
・新ALMシステムの導入作業を
進めた。
6
・18 年度上期に新ALMシ
ステムの導入を完了し、運
用を開始する。
・財務情報システムデータの蓄
(島根銀行)
積
金利設定のための内
部基準の整備等
積する。(通期)
・内部格付による遷移分析デー
タを蓄積する。(通期)
・金利引上対象先の選定、実績
チェックとフォローを行う。(通期)
・「基準金利」を検討する。(上
期)
した。
・ポートフォリオ遷移分析を実施し
た。
・金利引上げ対象先として 250 先を
選定し、実績チェックとフォローを実
施した。
・「基準金利」の導入に向け、貸倒
実績率及び不保全率を用いた基準
金利の検討に入った。
・「基準金利」を導入する。(下
期)
積を進めた。
・ポートフォリオ遷移分析を実施
した。
・金利引上げ対象先として 250
先を選定し、実績チェックとフォ
ローを実施した。
・「基準金利」を導入した。
(3)ガバナンスの強化
財務内容の適正性確
保に向けた業務フロー
の見直し並びに内部
監査の充実
・業務監査を計画、実施する。
(通期)
-
・諸規程の整備、見直しを図る。
(下期)
・業務監査の構想並びに計画を
策定した。
・諸規程の整備を継続した。
・18 年度上期より、17 年度
下期に策定した業務監査
の計画を基に、業務監査を
実施する。
・18 年度上期に諸規程の整
備を完了する。
・第二地銀協主催の「財務報告に係
る内部統制評価及び監査の基準」
に関する説明会に 2 名が参加した。
・監査法人による「財務報告に係る
内部統制評価及び監査の基準」に
ついての説明会に 4 名が参加した。
・18 年 3 月期決算の「経営者確認
書」策定に向けた内部態勢整備の
検討を開始した。
(4)法令等遵守(コンプライアンス)態
勢の強化
営業店に対する法令
等遵守状況の点検強
化等
・各営業店のプログラムに基づく
実践状況を報告する。(通期)
・各営業店の法令等遵守の運営・管
理状況を 3 ヶ月毎に取り纏め、その
内容を参考事例としてコンプライア
ンスニュースを 5 回発行し、指導・啓
蒙を実施した。
適切な顧客情報の管
理・取扱いの確保
・新たなデータベースを検討す
る。(上期)
・新たな自由検索システムの導入に
向け、ベンダーによるデモンストレー
ション及び打合せを実施し、検討に
入った。
・新たなデータベースを導入す
る。(下期)
・各営業店のプログラムに基づ
く、法令等遵守状況を定例報告
により把握し、適宜指導を行っ
た。
・行内研修等により、全店にコン
プライアンスに係る知識の共有
化を図った。
・新たなデータベースの導入作
業を進めた。
7
・18 年度上期に新たなデー
タベースの導入作業を完了
(島根銀行)
し、運用を開始する。
・外部委託先との契約書の見直
しを実施する。(通期)
・安全管理措置についての勉強
会を開催する。(下期)
・電子帳票システム及び債権書
類システムの導入を検討する。
(通期)
・外部委託先の契約内容について
の検証を実施し、個人情報対策が
不十分な先に対して、個人情報取
扱に関する契約書締結のための交
渉を開始した。
・電子帳票システム及び債権書類
管理システムの導入に向け、デモン
ストレーションを開催し、検討に入っ
た。
・外部委託先との契約書の見直
しを完了した。
・行内研修において安全管理措
置についての講習を実施した。
・電子帳票システム及び債権書
類システムの導入検討を継続し
た。
(5)ITの戦略的活用
顧客データベース拡
充等による情報系シス
テムの構築
・新たなデータベースを検討す
る。(上期)
・新たな自由検索システムの導入に
向け、ベンダーによるデモンストレー
ション及び打合せを実施し、検討に
入った。
・新たなデータベースを導入す
る。(下期)
ITを活用したコンサル
ティング機能の強化
リスク定量化等ITを活
用したリスク管理の高
度化
IT活用による営業力の
強化及び効率的な事
務管理態勢の構築
・テレビ会議システムを利用した
コンサルティング機能を検討す
る。(通期)
・新ALMシステムの導入を検討
する。(上期)
・新ALMシステムを導入する。
(下期)
・テレビ会議システムを利用したコン
サルティング機能について、具他的
な運用方法の検討に入った。
・新ALMシステムの導入を決定し
た。
・電子帳票システム及び債権書
類システムの導入を検討する。
(通期)
・電子帳票システム及び債権書類
管理システムの導入に向け、デモン
ストレーションを開催し、検討に入っ
た。
・ベンダーと営業推進用携帯端末に
関しての打合せを実施し、検討に入
った。
・電子帳票システム及び債権書
類システムの導入検討を継続し
た。
-
・投資効率を検証する手法を確
立した。
・融資、渉外担当者毎へのPC等
の配備を検討する。(通期)
IT投資効率の検証及
び検証結果を踏まえた
再構築等
・新たなデータベースの導入作
業を進めた。
・投資効率を検証する手法を確
立する。(下期)
・18 年度上期に新たなデー
タベースの導入作業を完了
し、運用を開始する。
・テレビ会議システムを利用した
コンサルティング機能の検討を
継続した。
・新ALMシステムの導入作業を
進めた。
・18 年度上期に新ALMシ
ステムの導入を完了し、運
用を開始する。
・営業推進用携帯端末の導入を
検討した。
・融資、渉外担当者毎へのPC配
備を決定した。
3.地域の利用者の利便性向上
8
(島根銀行)
(1)地域貢献等に関する情報開示
地域貢献 に関 する情
報開示
・ディスクロージャー誌の記載内
容、表現について検討を行う。
(通期)
・ディスクロジャー誌・ミニディスクロ
ジャー誌発行し、同内容をホームペ
ージに掲載した。
充実した分りやすい情
報開示の推進
・経営情報説明会を開催する。
(上期)
・開示方法の検討を行う。(下期)
・経営情報説明会を 6 地区で開催し
た。
・ディスクロジャー誌・ミニディスク
ロジャー誌を発行し、同内容をホ
ームページに掲載した。
この中で、地域貢献に関連して
住宅金融学校の定例開催等を
紹介した。
・開示方法の検討を行った。
(3)地域の利用者の満足度を重視した
金融機関経営の確立
アンケート内容の検
討、実施
・アンケート内容を検討する。(下
期)
調査結果の反映
・アンケート調査を実施し、調査
結果のとりまとめ、分析を行い、
次期中期経営計画へ反映させ
る。(下期)
商工団体、公共団体
や政府系金融機関等
との連携
・営業店長による商工団体、公
共団体や政府系金融機関等へ
の定例訪問を行う。(通期)
・アンケートを外部委託方式と
し、既存顧客及び潜在顧客を対
象とした。
・アンケート調査を実施し、外部
委託先によるアンケート結果の
報告会を開催した。
・18 年度にアンケート調査
結果のとりまとめ、分析を行
い、各種営業施策に反映し
ていく。
(4)地域再生推進のための各種施策
との連携等
・石見銀山協働会議への参加を決
定した。
・PFI事業への参画に伴い、プロジ
ェクトファイナンスに関する体制を整
備した。
・2 地区のTMOへの出資を決定し
た。
・PFI事業 1 事業への参加を決
定した。
4.その他(人材育成)
前記 1.(1)〜(3)、1.(5)〜(6)、2.(4)に記載のとおり
9
(島根銀行)