消防本部 これをやります!部長の仕事 流山市 平成28年度 『消防長の仕事と目標』 【本帳票の見方】 部局長の仕事と目標は、前半の「A」欄から「D」欄では、各部局が本市後期基本計画で位置づけている36施 策(巻末別表参照)のうち、部局ごとに担う施策の進行管理、前年度の課題とその解決策等で構成しています。 後半の「E」欄は、各部局がA欄からD欄で施策を実現していくにあたり、配慮すべき共通の経営視点として位 置づけた「市行財政改革・改善(カイゼン)プラン」の改革・改善項目の取組内容で構成しています。 本帳票により、各部局における施策実現のPDCAサイクルを各部局長のマネジメントのもと担っています。 本帳票は、年度当初に目標を設定し、途中中間報告、そして最終報告と年3回記載します。記載にあたっては、 部局長のマネジメントのもと施策の事業化、実現に向けた達成目標や進行管理など、部局内で部内会議等を行うな ど部内職員が共通認識にたったうえ記載し、さらに市長、副市長ともヒアリングをし、共通認識を深めて活用して います。 消 防 本 部 組織構成(4月1日時点) 消防長 ク ボ アキラ 久保 明 04-7158-0299 (消防総務課) 所属長名 正規職員 消防総務課 北野 浩一郎 7 予防課 斉藤 一浩 10 消防防災課 片瀬 章博 12 中央消防署 清水 彰 62 東消防署 吉野 康雄 32 南消防署 高市 薫 31 北消防署 秋谷 哲夫 31 職員構成人数 185 部の職員人数(部長含む) 嘱託職員 再任用職員 臨時職員 その他 1 4 0 191 4 1 0 名 (職員構成人数+1) 【A~D欄の見方】 A~D欄は、市後期基本計画で位置づけている36施策の具現化を、それぞれの施策を担う各部局が、1年のP DCAサイクルをあらわしています。 A欄は、「各課の主な仕事」、B欄は、各部局が担う施策について「年度当初の課題とその解決策」をあらわし ています。C欄は、「施策の取組内容」を、D欄は「施策の進捗と方向性」をあらわしています。なお、C欄とD 欄は各部局が担う施策数分の表記となるので、各部局によって担当する施策数で「C1-D1」「C2-D2」 「C3-D3」・・・のペアで記載しています。 A 各課の主な仕事 (各課長記入⇒部局長確認) 課 名 1 2 仕 事 内 容 消防総務課 職員の任免、研修、服務、福利厚生及び公務災害に関することや消防団に関すること、消防庁舎、救助 訓練塔等の消防施設の維持管理に関することのほか、部の庶務を所掌しています。 予防課 建築確認申請への同意及び同意に係る消防設備等の設置指導、危険物施設等の許認可並びに指導 を行い、特定防火対象物(病院、老人施設、複合用途、大型商業施設等)の査察並びに指導を行ってい ます。また、建物火災並びに特異火災の原因及び損害の調査、火災証明のほか、住宅用火災警報器の 普及など住宅防火対策を推進します。 1 消防本部 課 名 3 4 仕 事 内 容 消防防災課 水火災等の警戒及び防ぎょ計画、消防水利、消防車両等の整備、救急救命士(救急隊員を含む)の研 修計画等を策定しています。 また、消防の相互応援及び緊急消防援助隊に関すること、並びに火災、救急、救助、その他の災害に 対し、千葉北西部消防指令センターとともに、消防通信の統制を行っています。 中央消防署 中央消防署は本部との合同庁舎となっており、火災などの各種災害に対応する消防隊と、交通事故等 の救出救助を行う特別救助隊を編成するとともに、年々増加する救急需要に対応するため、救急隊を2 隊配置とし、市内全体で5隊運用となり、市民の安心安全の確保に努めています。また、開発が進む流 山おおたかの森駅周辺の建築物の増加や高層化等に対応するため、消防力の向上を目指し各種訓練 に取り組んでいます。さらに、管轄する中央地域の自治会等の消防訓練指導や事業所等の査察・指導な どの火災予防業務を行っているほか、救命率の向上のためAEDを含む応急手当の普及啓発や親子消防 体験を実施するなど、消防への理解を深めるPR活動を行っています。 東消防署 5 6 7 東消防署は、管内を国道6号線が東西に走っていることから、大きな交通事故が発生すことが多く、迅 速に人命救助を行うため、市内4消防署の中で唯一消防隊が救助隊を兼任する兼任救助隊があり、火 災などの災害に迅速に対応しています。 また、施設においても訓練塔がある訓練場を併設していることから、火災防ぎょ活動訓練や救助活動訓 練を行っています。 火災予防業務については、事業所等への査察、指導をはじめ、市民の方への防火意識啓蒙のため、各 自治会の消防訓練指導を行うとともに火災予防をPRするための催しを開催しています。 救急業務については、救命率の向上や増加する救急出動に対応するため、救急救命士による救急隊 員へのフィードバック研修を適時行い、隊員の資質向上を図り、市民の方への応急救護の役割が果たせ るよう努めます。 南消防署 南消防署が管轄する南部地域は中高層建物及び防火対象物が非常に多いため、計画的に査察を実 施し、消防設備の不備等を所有者に指摘し防火意識の向上を図っています。また、自治会や事業所等の 消防訓練の指導や救命率の向上を目指し、AEDを含む応急手当講習を行っています。 さらに、大災害に備え、消防団第1方面隊との連携訓練や、JR武蔵野線南流山駅及び市内唯一の地 下駅TX南流山駅を抱えており、各種災害に備え各関係機関の協力を得て、複雑多様化する災害に迅速 的確な対応を図れるよう計画的に訓練を行っています。 北消防署 北消防署は、県道守谷・流山線を境に北部方面を管轄として、火災をはじめとする各種災害に迅速に 対応しています。 日ごろから管轄する北部地域の地理や消防水利の位置、変化する道路状況、建物に精通するために 現地調査や大規模化と複雑多様化する災害に備え各種訓練等を行うなど、迅速・適切な対応が図れる よう努めています。 また大規模災害における 自助・共助・公助を合言葉に各自治会や学校又は事業所に対し、各種消防 訓練の指導やAEDの取扱を含む応急手当の普及啓発を行っています。 救急業務にあっては、増加する救急件数への対応や救命率の向上を図るため、救急救命士による救 急隊員へのフィードバック研修を適時行い、各隊員の資質向上を図るとともに、より多くの市民に適切な 応急救護が実施されるよう、AEDを含む応急手当の普及啓発活動を積極的に行っています。 B 年度当初の課題とその解決策 (部局長記入) No . 1 2 施策No. 施策2-3 施策4-4 担当課 課題とその解決策 消防総務課 消防防災課 予防課 各消防署 【施策2-3/消防総務課・消防防災課・予防課・各消防署】 大規模地震などの自然災害や火災・救急需要の増大などに対応した迅速・的確な人命救助や被害の 軽減が求められています。一方、熟練した消防職員の定年退職者の増加など消防知識・技術の伝承が 課題であるため、各種の訓練や研修を実施し消防・救急・救助技術の向上を図るほか、若手職員の育成 を図るため消防学校などの研修機関への積極的な職員の派遣を推進します。特に、救命率の向上を図 るため救急救命士の育成に努めます。 また、大規模災害発生時などに対応する消防団の充実強化が求められており、消防団員の不足が大き な課題であるため、消防団員の入団を促進します。 消防防災課 【施策4-4/消防防災課】 新型インフルエンザ発生時には多くの傷病者の発生と早急な医療機関への搬送が求められており、そ の対策として資機材の確保と救急業務をはじめ消防業務全体の活動に従事する人員の確保が課題であ ることから、「新型インフルエンザ対策による消防業務継続計画」を周知徹底し、インフルエンザ対応資機 材の備蓄等に努めます。 2 消防本部 C1 施策の取組内容 (各課長記入) 施策2ー3 自然災害・都市災害への備えと予防 取 組 内 容 実 施 時 期 担当課 1 【救急救命士養成事業】 平成26年度から救急隊が1隊増隊により5隊になったことから、救急救命士30 名体制を目標にしています。現在26名で運用しており、平成27年度末の国家試験 消防総務 1 合格者1名についても、今後、就業前病院研修等を実施し救急隊へ配置します。ま 課 た、新たな救急救命士養成のため職員の中から1名を救急救命東京研修所へ派遣 するとともに、資格を取得した職員の採用に努めます。 2 【消防団機械器具置場建設事業】 流山1丁目から4丁目を管轄する第2分団と谷・桐ケ谷・上貝塚・下花輪・大畔を 2 管轄する第15分団の老朽化した機械器具置場について、大規模な改修工事を行 います。 3 【住宅用火災警報器設置推進事業】 住宅用火災警報器は、住宅火災から死者の発生を低減するだけでなく、火災の 被害の軽減、火災の発生を抑制する効果があるため、継続的に普及啓発を行い設 3 置率の向上に努めます。 4 【防火水槽整備事業】 西平井・鰭ヶ崎地区区画整理事業区域内の3号公園に1基及び新市街地地区区 4 画整理事業地内の6号街区公園に1基の計2基を整備します。 研修所への派遣 平成28年9月 1名 平成28年4月時点の運用救急救命 士数 26名 消防総務 平成28年10月 課 予防課 通年 消防防災 平成28年4月 課 中間報告(取組項目別) 特 記 事 項 (課題と解決方法・留意事項など) 実 施 状 況 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 2 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 3 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 4 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 最終報告(取組項目別) 特 記 事 項 (課題と解決方法・留意事項など) 実 施 状 況 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 2 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 3 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 4 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 3 消防本部 D1 施策の進捗と方向性 (各課長記入) 指 標 名 救急救命士充足率 単 位 取 得 方 法 年度 % 業務取得 目標値 実績値 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成31年度 83.3 83.3 93.0 95.0 100.0 1 【算出式】 「年度末現在の救急救命士」÷30名(1隊6名×5隊)×100 目標値の達成状況 左記の 理由・背景 指 標 名 住宅用火災警報器設置率 単 位 取 得 方 法 年 度 % 業務取得 目標値 実績値 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成31年度 82.0 73.9 84.0 100.0 2 【算出式】 平成26年1月に新たに国が示した訪問アンケート方式による当該年度における調査実績値 目標値の達成状況 左記の 理由・背景 指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入) 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入) 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 今後の方向性(翌年度以降の取組・課題など) (部局長記入) 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 C2 施策の取組内容 (各課長記入) 施策4-4 健康で明るい暮らしづくり 取 組 内 容 実 施 時 期 担当課 【新型インフルエンザ対策救急事業】 1 新型インフルエンザ等に対し、救急活動時における救急隊員及び救急車利用者 への二次感染防止等、感染症対策を推進します。 消防防災 課 通年 中間報告(取組項目別) 特 記 事 項 (課題と解決方法・留意事項など) 実 施 状 況 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 最終報告(取組項目別) 特 記 事 項 (課題と解決方法・留意事項など) 実 施 状 況 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 D2 施策の進捗と方向性 (各課長記入) 指 標 名 1 防護資機材の基準保有率 単 位 取 得 方 法 年度 % 業務取得 実績値 平成27年度 平成28年度 平成29年度 望むべき動向 100.0 指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入) 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入) 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 今後の方向性(翌年度以降の取組・課題など) (部局長記入) 1 可能な限り、数値化できるものは数値を表記願います。 4 →→→ 消防本部 【E欄の見方】 E欄は、各部局がA欄からD欄で担う施策を実現していくにあたり、配慮すべき共通の経営視点として位置づけた 「市行財政改革・改善(カイゼン)プラン」(平成28年度から)の改革・改善項目の取り組み内容をあらわしてい ます。各部局内で、改革・改善(カイゼン)できる項目を選択し、取組み内容を記載しています。E欄の改革・改善 項目は「1 歳入確保・歳出削減に係る改革・改善」「2 市民及び市民団体との連携・協働の推進」「3 事業の改 革・改善、業務改善、職場改善」です。各部局はA~D欄の施策を実現するにあたり、各部局ごとにE欄に配慮し、 A~Dを実現します。 E 「流山市行財政改革・改善(カイゼン)プラン」の取組内容 (各課長記入) 【プランに該当する指標一覧】 該当する項目にチェックを入れ、下記フォーマットを入力願います。 改 革 ・ 改 善 項 目 チェック 欄 1.歳入確保・歳出削減に係る改革・改善 (1)税、保険料、負担金等の設定・収納に係る改革・改善 (2)税外収入の拡充 (3)健全な財政運営の維持 (4)公有財産の有効活用 2.市民及び市民団体との連携・協働の推進 (1)行政情報の発信充実 ○ (2)アウトソーシングの推進 (3)産学官の連携 (4)協働・連携事業の拡大充実 ○ 3.事業の改革・改善、業務改善、職場改善 (1)事業の改革・改善(カイゼン) ○ (2)業務改善(カイゼン) ○ (3)職場改善(カイゼン) ○ (4)職員の育成 ○ 施 策 内 容 1 大項目 小項目 取組 2.市民及び市民団体との連携・協働の推進 (1)行政情報の発信充実 消防の動き、消防統計及び直接市民に関わる情報発信をホームページや広報紙等を活用 して迅速に行います。 中間報告 最終報告 5 消防本部 施 策 内 容 2 大項目 小項目 取組 2.市民及び市民団体との連携・協働の推進 (4)協働・連携事業の拡大充実 ・消防団員数は条例定数355人に対し4月1日現在298人と57人の欠員が生じていることか ら、消防団と各地域住民とのコミュニケーションをより一層図っていくとともに、各種イベント等 においては消防団と消防本部が連携しての入団促進活動を行うなど消防団の活性化に努め ます。 ・各消防署では、管轄する自治会と連携して応急救護や災害復旧訓練などを実施し、大規模 災害による被害の軽減に取り組みます。 中間報告 最終報告 3 大項目 3.事業の改革・改善、業務改善、職場改善 小項目 (1)事業の改革・改善 取組 高齢化社会の到来に伴い救急出動件数は毎年増加傾向にあることから、迅速な救命処置体 制を確立するため、平成26年4月から救急隊1隊を増隊しました。 これにより、救急隊5隊に配置する救急救命士30名体制を目指します。 平成28年4月1日現在の運用救急救命士 26名 中間報告 最終報告 4 大項目 3.事業の改革・改善、業務改善、職場改善 小項目 (2)業務改善 取組 管理職会議を原則月1回開催するほか、所属長会議を随時開催し、事務事業の進捗状況、 職員の健康管理状態及び職場環境の現状と課題について、情報の共有化を図り問題解決に 向けたマネジメントを実施します。 中間報告 最終報告 5 大項目 3.事業の改革・改善、業務改善、職場改善 小項目 (3)職場改善 取組 消防本部・中央消防署及び各消防署庁舎の施設・設備等を市のファシリティマネジメントの 施設保全計画に伴う定期点検等を行い、良好な執務環境と長寿命化に努めます。 中間報告 最終報告 6 大項目 小項目 取組 3.事業の改革・改善、業務改善、職場改善 (4)職員の育成 ・多種多様化する消防災害及び救急事案に対応するための訓練を計画的に行います。ま た、専門的な研修への派遣や消防学校等に入校させるほか、消防活動に必要な小型クレー ン、玉掛け並びに2級船舶免許等の資格を取得させ、さらに職員の知識・技術の向上に繋が る資格取得を推進します。 ・消防本部として各種研修会等を開催し、職員の資質の向上に努めます。 中間報告 最終報告 6
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