ヒビノ株式会社 2012年3月期決算説明会 2012年5月25日 ＩＮＤＥＸ Ⅰ. 2012年3月期決算の状況 2 Ⅱ. 2013年3月期業績予想 13 Ⅲ. 中期経営計画の進捗状況 20 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 1 Ⅰ．2012年3月期決算の状況 2012年3月期 実績 （単位：百万円） 2011年3月期 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 経常利益 ⑪ 当期純利益 2012年3月期 13,288 8,926 4,361 4,391 △ 29 △ 175 売上比(%) 100.0% 67.2% 32.8% 33.0% − − 14,121 9,361 4,760 4,244 515 430 売上比(%) 100.0% 66.3% 33.7% 30.1% 3.7% 3.0% △ 313 − △ 13 − 前期比(%) 106.3% 104.9% 109.1% 96.7% − − − （注） 金額は単位未満切り捨て 売 上 高 ①コンサート案件を中心に、コンサート・イベントが好調推移（コンサート音響は過去最高売上高を2期連続更新） ②音響機器販売事業は、第2四半期まで震災の影響を受けたものの第3四半期より回復し堅調推移 売上総利益 コンサート・イベント事業の売上増、特に利益率の高いコンサート案件が好調推移により前期比398百万円増 販売費及び 一般管理費 グループ全社で経費削減に努めた結果、前期比146百万円減 営業利益 売上高増、販売費及び一般管理費の削減及び子会社全社の黒字化等により前期比545百万円の改善 経常利益 前期のような為替差損等の営業外費用の計上がないことから、前期比605百万円の改善 当期純利益 経常利益が黒字化したものの、法人税等調整額を223百万円計上 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 3 2012年3月期 売上高構成比 （注） 金額は単位未満切り捨て 2011/3期 売上高13,288百万円 その他の事業 43百万円 0.3% コンサート・イベント事業 7,261百万円 54.6% イベント映像 5,269百万円 39.7％ 音響機器販売事業 5,177百万円 39.0% コンサート音響 1,992百万円 映像製品の開発・ 15.0％ 製造・販売事業 805百万円 6.1% ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 2012/3期 売上高14,121百万円 コンサート・イベント事業 7,698百万円 54.5% イベント映像 5,537百万円 39.2％ 音響機器販売事業 5,518百万円 39.1% コンサート音響 2,160百万円 映像製品の開発・ 15.3％ 製造・販売事業 904百万円 6.4% 4 利益改善の分析 売上総利益 45 営業利益 11年 百万円→12 12年 年3月期：4,760 百万円 11年3月期：4,361 月期：4,361百万円→ 月期：4,760百万円 11年 百万円→12 12年 年3月期：515 百万円 11年3月期：▲29 月期：▲29百万円→ 月期：515百万円 利益率の高いコンサート案件が好調推移 グループ全社をあげての経費削減 売上総利益：前期比398百万円増 販売費及び一般管理費：前期比146百万円減 コンサート案件（音響･映像）の売上高 （単位：億円） （単位：億円） 40 44 35 30 25 販売費及び一般管理費 45 映像 6.1億円UP 映像 1.5億円 DOWN 43 20 42 15 10 音響 1.7億円UP 音響 41 5 0 11年3月期 12年3月期 改善要因 40 11年3月期 12年3月期 改善要因 ■コンサート・イベント事業はコンサート案件の受注拡大 ■コンサート等でのLEDディスプレイの採用規模拡大で利益率向上 ■販売費及び一般管理費の全科目を一から見直し ■リスク管理の強化により、貸倒引当金繰入額が減少 諸般の経営施策により営業利益が前期比 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 545百万円増 5 2012年3月期業績予想と実績との差異分析 売上高 2月6日公表 業績予想 13,500 実績 14,121 621 4.6% 増減額 増減率 売上総利益 販売費及び 一般管理費 4,773 4,473 *計画値(未発表) *計画値(未発表) 4,760 △ 13 -0.3% 4,244 △ 228 -5.1% 営業利益 経常利益 当期純利益 300 200 50 515 215 71.9% 430 230 115.3% △ 13 △ 63 − 《売上高について》 ■音響機器販売事業及び映像製品の開発・製造・販売事業において、第4四半期に大型案件が増加 ①音響機器販売事業は、ホール、放送局等のシステム案件での追加受注や期末の駆込み需要が活発だった ②映像製品の開発・製造・販売事業は、第4四半期に複数の著名施設へLEDディスプレイ・システムを販売・納入 ③コンサート・イベント事業は、第4四半期においても例年に比べ好調推移 《営業利益・経常利益について》 ■売上拡大のコンサート・イベント事業が、当社グループの収益を牽引 《当期純利益について》 ■特別損失として固定資産売却損等を計上したほか、法人税等調整額223百万円を計上 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 6 2012年3月期業績（音響機器販売事業） （注） 金額は単位未満切り捨て 音響機器販売事業売上高 （単位：百万円） 単位：百万円） 5,177 下期 2,607 340増 +6.6% 5,518 652増 +25.0% 3,260 事業構成 業務用音響機器の販売、システム設計・施工・ メンテナンスを行う ・ヒビノプロオーディオセールス Div. ・ヒビノインターサウンド株式会社 ・スチューダー・ジャパン−ブロードキャスト株式会社 ①震災の影響による案件の延期や需要の落ち込みは 第3四半期以降解消（震災発生前の水準に回復） ②子会社も全国の放送局やホール等のシステム案件 を多数獲得し業績寄与 上期 2,569 311減 ▲12.1% 11/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 2,258 ③2010年度取り扱い開始の輸入ブランド商品 （CODA AUDIO、iBasso Audio）をはじめ、 新商品の売上が伸長 12/3期 （当期） 7 2012年3月期業績 （映像製品の開発・製造・販売事業） （注） 金額は単位未満切り捨て 映像製品の開発・製造・ 販売事業売上高 （単位：百万円） 単位：百万円） 事業構成 映像ディスプレイ及び周辺機器の開発・製造・ 販売等を行う 805 下期 333 99増 +12.3% 250増 +75.2% 904 584 ・ヒビノクロマテック Div. ・Hibino Europe Limited ・Hibino Asia Pacific Limited ・Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limited 他 ①震災以降、広告自粛や節電等の影響により、 国内市場はさらに減衰 ②下期に渋谷ヒカリエや横浜スタジアム等、 著名施設にLEDディスプレイ・システムを納入 上期 472 151減 ▲32.2% 11/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 320 ③組織のスリム化と徹底したコスト削減に努める 12/3期 （当期） 8 2012年3月期業績（コンサート・イベント事業） コンサート・イベント事業売上高 7,261 下期 上期 3,163 4,098 436増 +6.0% 事業構成 （注） 金額は単位未満切り捨て （単位：百万円） 単位：百万円） 7,698 コンサート・イベント用音響システム及び映像 システムの企画立案、機器の貸出、オペレート 並びにコンサート・イベントの録音、中継、トラック ダウン、オーサリング等を行う ・ヒビノサウンド Ｄｉｖ． ・ヒビノビジュアル Ｄｉｖ． ・ヒビノメディアテクニカル株式会社 868増 +27.5% 431減 ▲10.5% 11/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 4,031 3,666 12/3期 （当期） ①震災影響が懸念されたが、早期回復によりGWから 年末まで繁忙期が続いた。 コンサート音響は2期連続過去最高売上高を達成 ②アーティストのコンサート活動が活発で、スタジアム やドーム、アリーナ等の大型コンサートツアーを 数多く獲得 ③東京モーターショーは、前々回（2007年）の 水準には届かなかったものの、主要メーカーは 確実に受注。中国モーターショーも寄与 ④企業系イベントは、最盛期の水準に届かず 9 2012年3月期業績（その他の事業） （注） 金額は単位未満切り捨て その他の事業売上高 （単位：百万円） 単位：百万円） 事業構成 音と映像に関連した技術、ノウハウ、権利などを応 用、利用した製品の開発・販売及びサービスを行う 今後、既存事業とのシナジーを前提とした 新たなサービス展開（音楽関連）や技術開発 （LED関連）に注力するとともに、新たなビジネス モデルの創出を目指す 43 下期 3 上期 39 ー 11/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 12/3期 （当期） 10 貸借対照表 13,525 流動資産 固定資産 7,250 6,274 （注） 金額は単位未満切り捨て 負債・純資産の部 負債・純資産の部 資産の部 資産の部 （単位：百万円） 単位：百万円） （単位：百万円） 単位：百万円） ▲155 +432 ▲587 11/3月末 13,525 13,370 流動負債 5,035 固定負債 4,368 ▲486 純資産 4,121 ▲218 7,682 5,687 12/3月末 ▲155 +550 11/3月末 （当期） 資産の部 155百万円減少 投資その他の資産の 364百万円 繰延税金資産の減少 13,370 5,585 3,881 3,903 12/3月末 （当期） 負債の部 63百万円増加 退職給付引当金の増加 43百万円 純資産の部 218百万円減少 利益剰余金の減少 163百万円 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 11 キャッシュ・フロー計算書 （単位：百万円） 2012年3月期 《増加要因》 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 1,932 △984 《参考》 主な増減要因 減価償却費 たな卸資産の減少額 仕入債務の増加額 税金等調整前当期純利益 2011年3月期 1,078百万円 405百万円 336百万円 314百万円 《減少要因》 売上債権の増加額 619百万円 《減少要因》 有形固定資産の取得による支出 935百万円 《増加要因》 長期借入れによる収入 ｾｰﾙ・ｱﾝﾄﾞ・ﾘｰｽﾊﾞｯｸによる収入 950百万円 345百万円 《減少要因》 長期借入金の返済による支出 リース債務の返済による支出 短期借入金の純減額 配当金の支払額 1,207百万円 418百万円 217百万円 148百万円 1,979 △1,720 △230 財務活動によるキャッシュ・フロー △737 現金及び現金同等物に係る換算差額 △4 △0 現 金 及 び 現金 同 等 物 の増 減 額 206 27 現金及び現金同等物の期首残高 1,555 1,527 現金及び現金同等物の期末残高 1,761 1,555 （注） 金額は単位未満切り捨て ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 12 Ⅱ．2013年3月期業績予想 2013年3月期業績予想 （単位：百万円） 2012年3月期（実績） 2 0 1 3 年3 月期（予想） 売上比(%) 売上高 売上比(%) 前期比(%) 14,121 100.0 14,500 100.0 102.7% 営業利益 515 3.7 500 3.4 97.0% 経常利益 430 3.0 400 2.8 92.9% △ 13 − 100 0.7 ー 当期純利益 （注） 金額は単位未満切り捨て 売上高 当期純利益 ①音響機器販売事業は、機器やシステムのデジタル化及びネット ワーク化がさらに進むなか、新商品の発売等でコンサート音響市場、 設備市場で需要増 ②リーマンショック以降抑制されてきたLEDディスプレイ・システムの 新設、機器更新需要が顕在化する見込み ③コンサート案件を軸に、中国モーターショーの案件獲得等で 堅調推移 ①現時点で大きな特別損益は発生しない 見込み 配当金 ①年間配当30円を予定 （中間配当15円、期末配当15円） 営業利益／経常利益 ①モノづくり事業推進に向けたLEDﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ･ｼｽﾃﾑの研究開発費の増加 や事業環境の変化に備えた費用を見込み、若干減少する見込み ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 14 2013年3月期業績予想 売上高構成比 （注） 金額は単位未満切り捨て 2012/3期 売上高14,121百万円 コンサート・イベント事業 7,698百万円 54.5% イベント映像 5,537百万円 39.2％ 2013/3期（予想） 売上高14,500百万円 コンサート・イベント事業 7,505百万円 51.8% 音響機器販売事業 5,518百万円 39.1% コンサート音響 2,160百万円 映像製品の開発・ 15.3％ 製造・販売事業 904百万円 6.4% イベント映像 5,579百万円 38.5％ コンサート音響 1,926百万円 13.3％ 音響機器販売事業 5,925百万円 40.9% 映像製品の開発・ 製造・販売事業 1,070百万円 7.4% （次期） ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 15 2013年3月期業績予想（音響機器販売事業） （注） 金額は単位未満切り捨て 音響機器販売事業売上高 （単位：百万円） 単位：百万円） 5,518 406増 +7.4% 5,925 事業構成 業務用音響機器の販売、システム設計・施工・ メンテナンスを行う ・ヒビノプロオーディオセールス Div. ・ヒビノインターサウンド株式会社 ・スチューダー・ジャパン−ブロードキャスト株式会社 下期 3,260 117減 ▲3.6% 3,143 ①コンサート音響向け新商品や、各種デジタル音響 機器の発売により市場を喚起 ②個々の市場に対応したきめ細かいサポート体制 と質の高いマーケティングにより、営業力を強化 上期 2,258 523増 +23.2% 2,782 ③ビクターアークス株式会社とのさらなる連携強化 ④新規ブランドの発掘に向け継続的なリサーチ 12/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 13/3期 （次期） ⑤復興需要への対応強化 16 2013年3月期業績予想 （映像製品の開発・製造・販売事業） （注） 金額は単位未満切り捨て 映像製品の開発・製造・ 販売事業売上高 事業構成 （単位：百万円） 単位：百万円） 映像ディスプレイ及び周辺機器の開発・製造・ 販売等を行う 904 下期 上期 584 320 165増 +18.3% 171増 +29.3% 6減 ▲2.0% 1,070 ・ヒビノクロマテック Div. ・Hibino Europe Limited ・Hibino Asia Pacific Limited ・Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limited 他 ①大型LEDディスプレイ市場は緩やかに回復基調 756 ②デジタル、ネットワーク化が予測されるロードサイ ドボードへのLEDディスプレイ・システムの普及 を目指し営業基盤の強化 ③LEDパネルの生産体制見直しと低価格LED ディスプレイの製品化でラインアップ増強 314 ④製造原価の圧縮で利益率の改善を図る 12/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 13/3期 （次期） ⑤在庫管理の徹底と圧縮 17 2013年3月期業績予想（コンサート・イベント事業） （注） 金額は単位未満切り捨て コンサート・イベント事業売上高 7,698 下期 4,031 193減 ▲2.5% 430減 ▲10.7% （単位：百万円） 単位：百万円） 7,505 3,601 事業構成 コンサート・イベント用音響システム及び映像 システムの企画立案、機器の貸出、オペレート 並びにコンサート・イベントの録音、中継、トラック ダウン、オーサリング等を行う ・ヒビノサウンド Ｄｉｖ． ・ヒビノビジュアル Ｄｉｖ． ・ヒビノメディアテクニカル株式会社 ・Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limited ①イベント映像はコンサート市場をメインに海外MS やLEDの採用拡大が見込まれる市場発掘等で 堅調推移 上期 3,666 237増 +6.5% 3,904 ②Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limitedの コンサート・イベント事業開始によるグローバル展開 ③コンサート音響は、前期比で若干減少はある ものの市場規模は引続き堅調と予測 12/3期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 13/3期 （次期） ④東京モーターショーは開催されず 18 業績推移 売上推移 売上推移 利益推移 利益推移 （単位：百万円） （単位：百万円） 750 20,000 営業利益 経常利益 当期純利益 515 500 500 17,500 17,207 371 400 430 250 15,000 14,207 14,121 271 14,500 13,288 100 -29 0 -150 -13 12,500 -175 -250 -230 -322 10,000 -322 -313 10/3期 11/3期 -500 -750 7,500 09/3月期 10/3月期 11/3月期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 12/3月期 13/3月期 09/3期 12/3期 13/3期 （予想） 19 Ⅲ．中期経営計画の進捗について Action50の基本方針の確認 基幹事業の経営基盤強化の期間 確実で安定した事業構造を確立する期間 既存４事業の強みと「5つのこだわり」 世界中から優 秀ﾌﾞﾗﾝﾄﾞ発掘 業界最大の 最新鋭機材量 現場を熟知 したプロ集団 多年の業容に よるﾉｳﾊｳ蓄積 業界トップ堅持 投資余力 輸入ブランド確保 適正な労務管理 新規顧客開拓 主要事業の 収益極大化 ■内部管理体制の強化 ■経営管理体制の強化 LED関連事業梃入れ ■財務体質の強化 ■財務体質の強化 多様な販売形態 在庫水準是正 新規事業開発 高画質・高精 彩大型映像 競争力優位 M&Aを活用 した事業展開 支援 全社方針 ① 「ものづくり」事業強化 ①「ものづくり」事業強化 ③ М＆Ａ等の検討 ③М＆Ａ等の検討 ②海外展開の強化 ②海外展開の強化 ｸﾞﾙｰﾌﾟ本社 機能の強化 ④新規事業の開発 ④新規事業の開発 収益力強化‥‥引き継ぐ課題 外部環境 ①音と映像の既存事業の強化 ②世界４極体制への拠点作り ③各々事業のシェアアップ ④高付加価値事業への参入 「地デジ化完了」、本格的デジタル時代のターニングポイント 欧州の金融不安、米国の経済回復の遅れに伴う円高傾向 リーマンショック、東日本大震災に伴う設備投資、広告費の抑制・自粛・停滞傾向 09年度 10年度 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 11年度 12年度 13年度 14年度 21 Action50達成に向けた進捗状況-①ものづくり 映像製品の開発・製造販売事業をめぐる 市場環境は‥‥ LEDディスプレイ国内市場規模（ 2011年度実績） 年度実績） LEDディスプレイ国内市場規模（2011 （単位：億円） 単位：億円） 35 30 25 高精細LED ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ 高精細LEDﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ （㎡単価・高価） 海外製LED ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ 海外製LEDﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ （㎡単価・安価） 従来の当社 市場領域 従来の当社市場領域 国内市場規模 80億 80億円 当社市場ｼｪｱ 推定10％∼ 31億円 31億円 38.7% 38.7% 20 15 10 ■リーマンショック、震災影響とアゲンストな状況 ■ユーロ圏においては政府債務問題での信用不安 ■円の独歩高による為替差損リスク ■電力問題、広告宣伝の停滞 ■導入見送りや更新時期延期が多発 14億円 14億円 17.7% 11億円 11億円 13.7% 7億円 8.7% 8億円 10.0% 急拡大が予想される LED看板市場 9億円 11.2% 市場の硬直化 と 急激な規模収縮 商品価格と市場価格の乖離 5 その一方で‥ その一方で‥ (品質問題の懸念があるものの‥ 品質問題の懸念があるものの‥) 0 レンタル ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ ビルボード 体育施設 公営競技場 パチンコ （屋内外） ・その他 LED看板 LEDパネルへの接続選択肢を増やすことで市場対応力UP!! 新興国の安価なLEDパネル急増! LEDパネルを活かすのはプロセッサ能力!! 看板市場にも対応する新プロセッサ開発で モノづくり事業 を推進!! ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 22 Action50達成に向けた進捗状況-①ものづくり 広告先進国の米国での大型ロードサイドボードのデジタル化効果について 出典：2009年 アービトロンデジタルビルボードレポート<クリーブランドのケーススタディ> ボードの認識率は全体の５３％ ５３％ ボードの認識率は全体の ボードの認識率は全体の５３％ 多頻度利用者は７３％認識 多頻度利用者は７３％認識 店舗広告の場合 レストランでも15 ％もの誘引効果 レストランでも15％もの誘引効果 広告を好意的に受止て 受止ているかに いるかに 広告を好意的に 広告を好意的に受止ているかに ついては ついては クールな広告手法 クールな広告手法 ポ イント 番組宣伝の場合 広告を見ての番組誘引効果は高い ボード認識者の認識頻度は ボード認識者の認識頻度は ６０％以上と過半数 と過半数 ６０％以上 ６０％以上と過半数 アメリカでの調査では‥‥ ①デジタルボードに対する認識率が、大型ビル ボードを10 ％以上（好意的な層では20 20％以 ％以 ボードを10％以上（好意的な層では 上）上回る ②店舗誘引効果に関しても同様の結果が得ら れている。 調査対象者として クリーブランド・メトロエリアに住む18 18歳以上で、調査日から 歳以上で、調査日から30 30日以内にインターステイトハイウェイ（ 日以内にインターステイトハイウェイ（77 77号線・ 号線・90 90号線・ 号線・271 271号線・ 号線・480 480号線）を通行した方 号線）を通行した方402 402名。 名。 調査対象者としてクリーブランド・メトロエリアに住む ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 23 Action50達成に向けた進捗状況-①ものづくり る け お に 米国 事例 活用事例：マクドナルドマルチプル展開 番組宣伝活用例 <通常の放映条件> 放映時間：24 時間 放映時間：24時間 放映枠：毎時8 放映枠：毎時8社限定 放映回数：最低25 回/h 放映回数：最低25回 マクドナルドは8 マクドナルドは8枠のうち 4枠出稿して2 枠出稿して2回に1 回に1回の ﾍﾋﾞｰﾛｰﾃｰｼｮﾝを実現 Digital Outdoor Network ■全米36 の大都市にある大型ﾎﾞｰﾄﾞ ﾎﾞｰﾄﾞ約 約450面以上を 3種類のｻｲｽﾞ に整理した上で 全米36の大都市にある大型 450面以上を3 種類のｻｲｽﾞに整理した上で ﾃﾞｼﾞﾀﾙ化。 POSTERS」「 」「PREMIERES PREMIERES」 」) ﾃﾞｼﾞﾀﾙ化。((「BULLETINS」「 BULLETINS」「POSTERS ■ターゲットはドライバー及び同乗者。1 (1時間 時間 ターゲットはドライバー及び同乗者。1枠単位は8 枠単位は8秒静止画、同一時間帯 静止画、同一時間帯(1 単位) 単位)に放映できるのは最大8 に放映できるのは最大8社。 ﾏｸﾄﾞﾅﾙﾄﾞでは、この Digital Outdoor Networkが 18∼ ∼34歳の年齢層に ﾏｸﾄﾞﾅﾙﾄﾞでは、このDigital Networkがﾀｰｹﾞｯﾄとなる ﾀｰｹﾞｯﾄとなる18 34歳の年齢層に 好意的に受け入れられていることから、全8 好意的に受け入れられていることから、全8枠の広告枠のうち半分に出稿し、2 枠の広告枠のうち半分に出稿し、2回に1 回に1 回はﾏｸﾄﾞﾅﾙﾄﾞ という展開を行っている。 回はﾏｸﾄﾞﾅﾙﾄﾞという展開を行っている。 ■放映時間は24 時間、音声は無し 無し。空枠状況は 。空枠状況はﾈｯﾄ ﾈｯﾄ上で瞬時に把握 上で瞬時に把握可 可。 放映時間は24時間、音声は ﾋﾞｼﾞｭｱﾙが変わることで、注目率も上がることから、各枠の ﾋﾞｼﾞｭｱﾙを大きく変え、 を大きく変え、 ﾋﾞｼﾞｭｱﾙが変わることで、注目率も上がることから、各枠のﾋﾞｼﾞｭｱﾙ 様々なﾒｯｾｰｼﾞ を伝えながらも、全体として強いｲﾒｰｼﾞ ｲﾒｰｼﾞの訴求に成功している。 の訴求に成功している。 様々なﾒｯｾｰｼﾞを伝えながらも、全体として強い の結果・時間・温度・交通情報・ ■公共性を持たせるため、広告以外に主要ｽﾎﾟｰﾂ 公共性を持たせるため、広告以外に主要ｽﾎﾟｰﾂの結果・時間・温度・交通情報・ 最新ﾄﾋﾟｯｸｽ ・行政情報を放映。 最新ﾄﾋﾟｯｸｽ・行政情報を放映。 また、来店誘導効果が高いことから、当初はﾒﾆｭｰ ＆ｷｬﾝﾍﾟｰﾝﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝに限定され また、来店誘導効果が高いことから、当初はﾒﾆｭｰ＆ ｷｬﾝﾍﾟｰﾝﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝに限定され ていた内容が、徐々に店舗誘導物も多くなって来ている。 デジタルロードサイドボードのメリット デジタルロードサイドボードのメリット ■高額なポスター印刷費や貼付作業費の ■高額なポスター印刷費や貼付作業費の圧縮。 圧縮。 プライス告知展開 ■静的看板がLED 化によって複数クライアント獲得 静的看板がLED化によって複数クライアント獲得 ■ﾏｽﾒﾃﾞｨｱ、 等、様々なｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝﾂｰﾙ と ﾏｽﾒﾃﾞｨｱ、ｵﾝﾗｲﾝﾒﾃﾞｨｱや交通広告 ｵﾝﾗｲﾝﾒﾃﾞｨｱや交通広告等 、様々なｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝﾂｰﾙと のｸﾛｽが図れる。 ｸﾛｽが図れる。 ■防災対応でﾒﾃﾞｨｱ注目度 ｱｯﾌﾟ、訴求効果と話題性を増幅 、訴求効果と話題性を増幅可能 可能。 。 防災対応でﾒﾃﾞｨｱ注目度ｱｯﾌﾟ 公共情報放映画面 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 24 Action50達成に向けた進捗状況-②海外展開 海外展開の強化 2011年11月 Hibino Asia Pacific Limitedを完全子会社化 2012年01月 Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limitedへ増資 事業用設備としてChromaLED、Chromawall12を譲渡 近年、中国のイベント関連市場は急成長 特に中国で開催されるモーターショー（北京・上海・広州）は ５大モーターショーに匹敵する規模に拡大 ・これまでも日本の自動車メーカーの映像演出を担当 ・顧客の需要に柔軟な対応が可能な体制作り 日本 アジア太平洋地域の日系企業を中心に、 コンサート・イベント事業を開始（2012年4月より） アジア地域 その他海外 各モーターショーの規模比較 東京 上海 北京 広州 開催年 2011年 隔年 2011年 隔年 2012年 隔年 2011年 毎年 会場面積（m2） 35,151 230,000 230,000 180,000 出展社数 176 2,000 2,000 600 2008年3月期 2009年3月期 2010年3月期 2011年3月期 2012年3月期 イベント映像における海外モーターショーの売上推移 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 25 Action50達成に向けた進捗状況-③M&A ■12年3月期決算においては、子会社全社で収益を確保。 ■経営戦略、経営管理体制、業務管理体制を共有化し各事業部門でシナジー創出。 ヒビノインターサウンド株式会社 ヒビノメディアテクニカル株式会社 ｽﾁｭｰﾀﾞｰ・ｼﾞｬﾊﾟﾝ−ﾌﾞﾛｰﾄﾞｷｬｽﾄ( ｽﾁｭｰﾀﾞｰ・ｼﾞｬﾊﾟﾝ−ﾌﾞﾛｰﾄﾞｷｬｽﾄ(株) Hibino Asia Pacific Limited Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limited Hibino Europe Limited 12年 12年3月期 経常利益における利益貢献度 経常利益における利益貢献度 100% 75% ヒビノ 子会社寄与分 50% ビクターアークス 株式会社 25% 0% -25% ホール音響分野へ 販路拡大 商材からｼｽﾃﾑ設計、施工、 保守まで一貫したｿﾘｭｰｼｮﾝ提供 魅力的な輸入ブランド 商品を多数保有 ビジネス・ソリューション 分野の事業拡充 ホール音響を手がけた 設計ノウハウ・実績 -50% -75% 特定建設業の 資格なし 特定建設業の 資格保有 -100% 2010年3月期 2011年3月期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 2012年3月期 26 Action50 修正計画 （単位：百万円） 25,000 売上高 20,000 15,000 18,000 13,288 14,121 14,500 2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 20,000 10,000 5,000 0 2014年3月期 2015年3月期 （単位：百万円） 2,000 経常利益 1,500 1,200 900 1,000 500 430 400 2012年3月期 2013年3月期 0 -500 △ 175 2011年3月期 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 2014年3月期 2015年3月期 27 ＩＲお問合せ先 ヒビノ株式会社 ヒビノGMC 広報課 IR担当 TEL: 03-3740-4391 FAX: 03-3740-4390 E-Mail: [email protected] 将来見通しに関する注意事項 本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたものではありません。 本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証を与えるものではありません。また、将 来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利用ください。 また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性 を保証するものではありません。 本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、お客様ご自身のご判断と責任においてご利用されることを前提 にご提示させていただくものであり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。 ©2012 Hibino Corporation, All Rights Reserved. 28
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