第40号 学校新聞 平成28年 2月発行 神奈川県立相模原養護学校 つなぐ 〒252−0336 神奈川県相模原市南区当麻814 Tel 042-778-0331 FAX 042-778-4957 Web http://www.sagamihara-sh.pen-kanagawa.ed.jp 「修学旅行最高だぜ∼!!ウォ∼!!」 高等部3年 11 月 18 日(水)∼20 日(金) 「卒業後に余暇を楽しめるようになろう!」をテーマに2泊3日で東 京・千葉方面に修学旅行に行ってきました。 ドキドキワクワクの1日目。大きな観光バスに乗ると、より一層気持ちが高まりました。東京の高層 ビル群が見え始め、添乗員さんの「右手に見えますのが…」のアナウンスには「へ∼」や「は∼」など 自然と声が漏れていました。 「高さ 634m」の東京スカイツリー。展望台まで上るエレベーターの中では、 急激に高さが上昇していくことに緊張ぎみの生徒もいましたが、扉が開くと、あたり一面見渡せる景色 に生き生きとした表情を浮かべ、身を乗り出して眺める生徒もいました。その後のコースごとのグルー プ活動では、都内を歩いたり電車を乗り継いだりして、お台場や東京おもちゃ美術館など、様々な体験 やお土産等の買い物をして楽しい時間を過ごしました。 2日目。夢の国。東京ディズニーシーに行ってきました。タワーオブテラーに乗って、「怖かった∼」 と涙目になっている生徒や、3Dショーを見て目の前にくる映像に手を伸ばして確認する生徒など、そ れぞれ日頃体験できないアトラクションを楽しみました。タートルトークの「最高だぜ∼ウォ∼」の掛 け声は、その後もみんなの合言葉に。今でも掛け声をすると両手を挙げて盛り上がることができます。 3日目。マザー牧場。トラクターに乗って牧場の景色を見るマザーファームツアー。羊や牛、珍しい ダチョウやアルパカなどを目の前で見ることができました。羊の餌やりも行い、手を出したり引いたり、 逃げたり逃げられたりのドキドキ体験ができました。 今まで体験したことのない沢山の挑戦ができました。 「みんなと一緒に行けて良かった。また友達と行 きたいです。」と嬉しい感想を述べる生徒もいました。卒業に向けて、高3の気持ちが一つにまとまる旅 行となりました。最後に最終日に言ったみんなの掛け声を。 「修学旅行最高だぜ∼ウォ∼!!」 楽しさいっぱい!足柄ふれあいの村 11 月 9 日(月)∼10 日(火)1泊2日 高等部1年 入村式で司会が「おねがいしま∼す」と元気よく挨拶した後、村内を散策しました。そよかぜ広場で は、大縄跳びなどのレクリエーションを楽しみました。大きなお風呂で気持ちよく入浴を済ませた後、 キャンドルファイヤーが始まりました。火の神がおごそかに登場した後、各クラスがパフォーマンスを 発表!カラフルな衣装を身にまとい、自分たちで考えた振り付けで踊るなど大はしゃぎで盛り上がりま した。夜は、「俺は寝ないぞ∼」「夜はきもだめし∼」と興奮気味の生徒もおりました。夕食・朝食とも にバイキングで、好きなおかずを山盛りにして美味しくいただき、大満足。翌日は、友達と協力して掃 除をした後、退村式を終えて、楽しい思い出をお土産に学校へ戻って来ました。2年生の宿泊も今から 楽しみです。 生演奏で enjoy♪ 高等部1年 第40号 平成28年 2月発行 高等部1年 パワー全開!バレーボール 12 月 17 日(木)、相原高校吹奏楽部(生徒 11 月 17 日(火)に小田急財団バレーボールクリ 14 名)との交流会を行いました。 「妖怪ウォッ ニックの方々による「ソフトバレーボール教室」が チ」や「サザエさん」など全 6 曲が演奏されま 開かれました。元全日本監督、オリンピック選手の した。生徒達は、手拍子や手作り楽器を鳴らし 方々にお越しいただき、パスやレシーブなどの基 たり、歌ったりと思い思いに楽しむことができ 礎練習や対戦試合などを行いました。相手につな ました。会場装飾や進行も生徒達が行い、楽器 ぐ思いやりの気持ちを持ってプレーしたり、言葉 を演奏する同年代の相原高校の生徒に、キラキ を掛け合ったりすることが大事だとアドバイスを ラとした視線を向けている姿が印象的でした。 いただき、貴重な体験ができました。 特別養護老人ホーム「よもぎの里 愛の丘」との交流会 {高等部1年} 11 月 25 日(水)に交流会を行いました。 「校歌」 「365歩のマーチ」 「ふるさと」の歌やトーンチ ャイムで「もみじ」を演奏し、 「クリスマスツリー」をプレゼントしました。大勢の方が、手拍子や一 緒に口ずさむなど、懐かしがってくださいました。色々な経験をされている人生の先輩の方々に、優 しさや励ましをいただいた会となりました。 {高等部3年} 12 月 17 日(木)に交流会を行いました。歌やダンスの発表では、 「ホールニューワールド」を楽器 の演奏を交えながら合唱しました。練習の成果を発揮し、よもぎの里の方々から大きな拍手をいただ きました。また、心を込めて作った「お正月カード」を一人ひとりに渡しました。握手をしている生 徒や、会話を楽しむ生徒もおり、入居者の方と心温まる交流することができ、貴重な経験となりまし た。 老人ホーム「アルプスの杜さがみ」へプレゼント 高等部2年 11 月 18 日(水)に予定していたアルプスの杜さがみとの交流は、体調不良の生徒が多数いたため 残念ながら中止となり、12 月 8 日(火)に代表生徒7名と教員2名で美術の時間に作った陶器のキー ホルダーを渡しに行きました。生徒達はかがんで、入居者の方々に目線を合わせて「私たちが作った キーホルダーです。大切に使って下さい。 」と笑顔で言葉を述べて渡すことができました。皆さん大変 喜ばれ、有意義な交流となりました。 ∼相模原市南区地域福祉交流ラウンジでの活動∼ 高等部 職業学習 {クリーン班} 今年度は3回、清掃を行いました。清掃内容は、窓拭き、床の掃き掃除、テーブ ル拭き、椅子の足拭きです。初めは緊張した様子でしたが、回数を重ねていくうち に、よりすばやく清掃を行うことができるようになりました。ラウンジの方々にお 褒めの言葉をいただき、生徒たちは喜びの表情を浮かべていました。 {製菓サービス班} 交流ラウンジでは、コーヒー・紅茶の提供、パンの袋詰めなど販売の手伝いを行っており、3年目 を迎えました。主にお年寄りのボランティアの方にいろいろなことを教えていただいたり、赤ちゃん 連れのお母さんやいろいろな年齢層のお客さんに接客をしたりしています。普段学校では会わない 方々との交流はとても良い学習になっています。 第40号 平成28年 2月発行 ∼橋本分教室の活動∼ みんなで作り上げた球技大会 種目『ソフトバレーボール』 今年から橋本高校の体育館を借りて、11 月 11 日(水)に球技大会を開催!6チームに分かれて、1年 生から3年生が協力して、優勝を目指して頑張りました。どのチームも互いに声をかけあいながら、真剣 に最後まで取り組む姿を見ることができました。教員、橋本高校の先生、保護者も観戦をして、みんなで 作り上げた球技大会になりました。2つのリーグがあり、それぞれの優勝チームにはトロフィーがあり、 受け取る代表の3年生の顔は達成感がありました。生徒も教員からも「来年度以降もやりたい」という声 が上がっているので、今年以上にみんなで作り上げる球技大会として行っていく予定です。 多摩美術大学との共同学習「クリスマスの空間作り」 1年校外学習 12 月 7 日(月)に多摩美術大学に行ってきました。7 月には「宇宙」をテーマに作品を作り、橋本高校 文化祭では廊下に展示しました。今回はクリスマスが近いということで「クリスマスの空間」をテーマに 作品を作りました。大学生のアイデアで天井から万華鏡のようにカラーフィルムが張られていて、ベール のような 3 枚の布にオーナメントを作けていくというものでした。長細い テープ状の紙を自由に切って好きな形の枠を作り、その中にカラーフィル ムをつけ一人ひとり個性あふれるオーナメントを作りました。前回よりも 大学生との会話も増え、とても楽しく充実した時間を過ごしました。学食 でお昼を食べ、キャンパス内を散策でき、一日、美術を専門に学ぶ学生と より芸術性を深めることができました。 「橋本周辺なにがあるかな?」行ってみよう! 2年校外学習 2年生は、普段や卒業後の生活を豊かにすることを考えて、馴染みのある橋本周辺でどんな施設やお店 があるか、施設を利用するなど、調べ学習を行いました。まず、相模ファーストレーンでボーリングをし ました。ボーリング自体や友だちと一緒にやるのがはじめての生徒が多く、 「ストライクやった!」 「スペ アとった!」 「もう少しだったあ!」 「○○さんすごい!」と、どの生徒もとても楽しんでいました。昼食 は、アリオ橋本店のフードコートで食べました。友だちと「何にする?」とお店を見て回ってメニューを 選んでいました。午後は、事前学習で調べた橋本駅周辺にある施設やお店を、班ごとに地図を見ながら探 して回りました。班の友だちと協力しながら地図を読んでお店を回りました。 「ここは使ったことがある」 「こんなお店があったんだ」など、通学で気づかなかった色々な施設やお店が橋本にあることを知りまし た。事後学習では、見て回った施設やお店を地図にまとめました。 「働くこと、今後の生活」について考えてみました 3年校外学習 今回は、卒業後の生活を考えて、校外学習でハローワークでの見学・聴講・体験やウェルネス相模原、 グループホームに行きました。ハローワークでは、 「身だしなみ」についての講義、パソコンを使い、色々 な条件を入力して希望する職業を探す求職体験をしました。最後に、求人票を印刷して、それぞれの票に 書かれている内容について説明を受けました。ウェルネス相模原では、「ヘルシーレストランあい」で美 味しいお昼ごはんを食べました。また、何か困ったときには相談できる中央障害福祉相談課も見学し、そ の後は、メディカルセンター、図書館を回りました。 最後は、相模原駅近くにある「相模福祉村ケアホームⅣ絆・灯」に行って、部屋の中を見学し担当の方 から日頃の生活について説明を受けました。共有スペースと個室空間があり、広くきれいな部屋にみんな 興味津々。卒業後の生活を考える上で、とても有意義な一日でした。 第40号 笑顔あふれる音楽集会♪ 災害の疑似体験 中学部 12 月 11 日(金)に体育館で音楽集会が開かれました。1年 平成28年 2月発行 中学部1年 12 月 1 日(火) 、防災センターに行 生は、「かえるの歌」をハンドベルで奏でた後、大太鼓でリ きました。事前学習もしっかり行い、 ズムを刻み、「We Will、We Will Frog You!」と元気よく歌 当日に臨みました。4つの体験(地震、 い、ギターを弾く生徒も登場しました。2年生は、「ハロー 風水害、消火、煙避難)の中でも地震 ハロー」を一人ずつマイクで歌い、 「笑点」の曲をタンバリ の体験がリアルで、揺れを感じると自 ンやシンバルなどでタイミングよく叩きました。メロディー ら机の下に潜る生徒もいました。ま をキーボードで上手に弾く生徒もいました。3年生は「ハッ た、映像の炎を消火器で消す体験は、 ピーコーラス」の歌に合わせてリズミカルにタンバリンを叩 生徒たちに分かりやすく、消火できた き、英語の歌「BINGO」では、head など英単語を言って身体 達成感も味わうことができました。実 を軽く叩きました。最後に全員でパラシュートを揺らし、カ 際の災害に遭った時に活かすことが ラフルな波や風を感じて、笑顔で幕を閉じました。 できる貴重な体験になりました。 お魚に釘付け! 小学部1年 わくわく!鹿沼公園 小学部2年 11 月 19 日(木)、入学してから初めての校外 11 月 17 日(火)、2年生になって初めての校 学習で「相模原ふれあい水族館」へ行ってきま 外学習で相模原市にある鹿沼公園へ行きまし した。到着早々、大水槽で餌やりショーが始ま た。スクールバスに乗る前から、期待感でわく り、子ども達は様々な魚の様子に釘付けでした。 わくしている子ども達。公園では、秋晴れの空 また、餌やり体験では、口をパクパクして近寄 の下、自転車や豆自動車等の乗り物遊びや散策 ってくるたくさんの魚を前に、臆することなく を楽しむことができました。友達と手をつない 手の平で感触を楽しみながら餌をあげたり、勢 で並んで歩いたり、レストランで落ち着いて食 いよく餌に食い付く魚を不思議そうに眺めてい 事をしたり、一人ひとりの成長を感じた 1 日に たり、楽しい一時を過ごすことができました。 なりました。 海老名で大はしゃぎ! 小学部3年 あいかわ公園で大冒険!小学部4、5、6年 11 月 13 日(金)、スクールバスでショッパー 11 月 5 日(木) 、県立あいかわ公園に遠足で ズプラザ内のファンタジーキッズリゾートに行 行きました。最初の目的地「冒険の森」では、 きました。エアーのトンネルやすべり台で遊び、 ネットのツリーや長いローラースライダーを思 車、バイク、砂場など楽しいことだらけの館内 いっきり楽しみました。巨大なアスレチック迷 でたっぷり身体を動かしました。レストランで 路も上手に身体を使って遊べました。たくさん は、ハンバーグやカレーライスなど、好みのメ 遊んだ後、外で食べるお弁当はさらに美味しか ニューをおいしそうに食べていました。その後、 ったようです。食後はみんなで公園内をお散歩 100 円ショップ・キャンドゥに行き、好きなお菓 に出発!つり橋を渡り、坂道を登り、たくさん 子を買いました。品物を選んで、レジで財布か 歩きました。頂上の「風の丘」からの眺めは最 らお金を払い、レシートを受け取るなどの活動 高で、風に吹かれながら丘を歩くみんなの表情 が練習の成果もあって、上手にできました。 がとてもさわやかで素敵な時間でした。 緊急下校訓練のアンケート(9 月 4 日実施)にご協力ありがとうございました。 集計の結果、災害用伝言ダイヤル「171」は、毎年行って欲しいというご意見が多数寄せられま した。また、保護者の方々が一番心配されていることは、災害の大きさにより、迎えに行くのにかか る時間が分からない間、学校で安全に待機してもらいたいという強い願いがあることがうかがえまし た。出来る限りの配慮をしながら、安心して待機できるよう努力させて頂きます。保護者・代理人の 方々と連携を取りながら来年度も緊急下校訓練に取り組めればと考えております。
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