プルゼニュ市 - Pilsen

プルゼニュ市
チェコ共和国
JP
2015年ヨーロッパ文化首都
プルゼニュ市
プラハ市と国境の間にあった通商路の交差点に王ヴァーツ
ラ フ二世によって創立されたプルゼニュ市は西ボヘミアの
観光スポットである。市の有利な位置は市の繁盛の元にな
った。営業も美術も繁栄したことによって市は独特な建築
推進に良い影響を与えた。市の歴史的な中心部はゴシック
様式建築の典型的な例であり、今まで保存されている建物が
多い。文化やスポーツの豊富な出会と現代的な観光サービス
は文化観光・会議観光・冒険旅行の推進に適した条件を備え
ている。独創的な伝統芸術と興味深い文化プロジェクトのた
めにプルゼ ニュ市は「2015年ヨーロッパ文化首都」という
称号を与えられた。
歴史とデータ
1295
王ヴァーツラフ二世による創立
1599~1600
一時的に皇帝ルドルフ二世の皇都とともに
ハプスブルク帝国の首都になった
1842
ピルスナー・ウルクェルがはじめて作られた
1869
シュコダ製作所が設立された
1945
米国軍隊による解放
1991
西ボヘミア大学の設立
1993
プルゼニュ司教管区の設立
2015
「年ヨーロッパ文化首都」を取得
人口:
16万8千人
土地:
138km2
プルゼニュ市の紋章は市の歴史
上で大切な事を語っている。中
にはグレイハウンド犬の雌や教
皇の鍵や騎士がある。それらは
王とカトリック教会への忠誠を
表す象徴である。そういえば、ラ
クダはなぜそこにあるのか?プ
ルゼニュ市民の勇敢な行為の一
つを表しているとのこと。15世
紀の前半にフス信奉者の軍隊に
包囲された時に軍隊にお守りと
して飼っていたラクダが市民に
より拿捕された。市の紋章を守
っている守護天子は十字架と
「In hoc signo vinces」
(こ
の表象で勝つ)という碑文を
持っている。
市の保全地区はまるで建築様式の見本になっている。中心街
を歩けばそれをいつでも楽しむことができる。
「共和国広場」
(Náměstí republiky)とその近くにあるチェコ最大の塔
(102.26メートル)があるゴシック様式の聖バルトロメオ教
会やルネサンス様式の公会堂やバロック様式の聖マリア碑、現
代式の三つの噴水やフランシスコ会修道院などが見事。歴史的
な中心街の周辺には世界の三番目に大きいシナゴーグや気分を
リフレッシュさせるような散歩のできる果樹園がある。
プルゼニュ市の
従来のイベント
多分野の音楽祭
スメタナの日
(三月)
・メタル祭(五月)
・
国境なきジャズ
(十月~十一月)
文化祭
チェコ映画祭
「Finále Plzeň」
(四月)
・国際民俗文化祭
(六月)
・
国際描画隔年祭
(年十一月)
オープンエアー行事と街頭でのイベント
解放の祭り
(五月)
・大学生祭り
(Majáles)
( 五月)
・
特に演劇芸術で有名になったピルゼニュ市のように長く繁栄し
た文化伝統がある都市は少ない。現在のイェー・カー・ティル
劇場(Divadlo J.K.Tyla)にはバレー・歌劇・軽歌劇・ミュージ
カル・ドラマが毎年ほぼ二十件の初演が上演される。人形劇場
「アルファ」(Divadlo Alfa)はプルゼニュ出身の人形作成者、ヨ
セフ・スクパ(Josef Skupa)とイルジー・トルンカ(Jiří Trnka)の
伝統を継ぐ。プルゼニュフィルハーモニー管弦楽団や西ボヘミア
美術館の活動は高い芸術的な価値をもっている。
「2015年ヨ
ーロッパ文化首都」という誉な称号を与えられたのは都市の豊
かな伝統文化の歴史を飾っている。
歴史の週末
(六 月)
・活気な路
(七月~八月)
・科学技術日
(九月)
・
建国記念日のプルゼニュ市の祭り
(十月)
・待降節
(十二月)
演劇祭:
人形劇隔年祭
「Skupova Plzeň」
(年六月)
・
プルゼニュ市の空の下演劇夏
(七月)
・国際演劇祭り
(九月)
ビールと美食
食欲祭 (Apetit festival)(五月)
・ピルスナー祭(八月)
・
ガラスに埋めた太陽(九月)
ビールで有名な都市に訪れた観光客はプルゼニュスキー・プ
ラズドロユ(Plzeňský Prazdroj)の醸造所を見学すること
を逃れるわけにはいけない。世界に知られたピルスナー・ウ
ルケル(Pilsner Urquell)はプルゼニュ市に1842年以降に
醸造されている。伝統的なビール工場や醸造所の地下室、そ
して現在の工場では、その醸造の秘密を知ることも出来るだ
ろう。隣にあるガンブリヌス (Gambrinus)醸造所の遊園ルー
トも楽しめ、さらに今まで保存された、元の中世時代に醸造
権利をもった建築には唯一の「ビール博物館」(Pivovarské
muzeum)が位置されている。そこには本物の醸造関係の
展示品だけではなく、昔のプルゼニュ市の地下にある中世時
代の通路の冥途や貯蔵室や井戸を見物できる。ビール愛好
者は小規模の醸造所が提供しているビールの多種類を楽し
める。ピルゼニュ・チェルニツェ(Plzeň-Černice)に位置し
た小規模の醸造所「プルクミストル」(Purkmistr)のビール温
泉には身を休ませる新ビールのお風呂に入ることも出来る。
ピルゼニュ市は家族で旅行した際に完璧な所だ。動物園は籠
や格子のない綺麗な自然だけではなく、動物の種類が多いとい
うことも魅力だ。その隣には人気の「ディノパルク」(Dinopark)
や幼い子供のために「昔話の家」(Dům pohádek)がある。
「共和国広場」に位置した人形博物館に世界に有名な人形
「スペイ ブル」と「フルビーネク」(Spejbl a Hurvínek)やプル
ゼニュ市の昔話に出てくるお化けと出会える「お化け博物館」
に訪れてみよう。技術センター「テフマニア」(Techmania)で
も親子一緒に楽しい時間を過ごせる。
スポーツのファンにもプルゼニュ市には活力的な時間を過ご
せる機会が十分にある。インライン・ローラーのトラックや
スケートボード場を備えた三つの公開エリアでは筋肉をほ
ぐすことが出来る。自転車専用国際ルート3号と37号は川
岸をそって中心都と市の周辺にある見所に導く。ゴルフ・テ
ニス・興奮するスポーツのファンも自分の要求を満たせる。
アイスホッケーにもサッカーにもプルゼニュチームが活躍し
ているので「 エフ・ツェー・ビクトリア」(FC Viktoria)と「ハ
ー・ツェー・シュコダ・プルゼニュ」(HC Škoda Plzeň)とい
うクラブのファンも楽しい時間を過ごせる。
南ボヘミアの中心部に位置したプルゼニュ市はその周辺に
旅 行したいときに便利な出発点になれる。
「ボレヴェツケー・
リブニーキ」(Bolevecké rybníky)というレクリエーション
地域は水泳や水上競技や広い松林の中の散歩に使われてい
る。政治犯ルボシュ・フルシュカ氏(Luboš Hruška)による
和解の場所としてプルゼニュ市の南側に作られた瞑想公園
は休憩・黙考する場所として毎年数千人が訪れている。クラ
デゥルビ(Kladruby)やプラスィ(Plasy)やマリアーンスカー・
ティーニツェ(Mariánská Týnice)という修道院やマニェチ
ーン(Manětín)城郭があるおかげでプルゼニュ地方(region
Plzeňsko)は「バロックの玉」とも名乗っている。
いっぱい体験した一日が終わったら居心地の良いクラブや代
替コンサート場で昼間の疲れを癒すような夜のプルゼニュ市
を堪能しよう。その後は手頃な値段で贅沢な宿泊を提示する
プルゼニュ市のホテルで休みましょう。
dy
r u ncovy sa
Sirková
Ïí
bfie
ná
vaV
e ro k eve
p
c
i
l
ov rK
a
ká
avs
m
u
·
Americká
PafiíÏská
23
R ad
buz
a
V ·ip
fi.
Deniso
vo
Kopeckého sady
WC
WC
sady
Anglick
én
áb
Jungma
nnov-a
14
U
PRA
raÏní
B. Sm
e
13
Americ
ká
sa
5. kdvyû
tna
Perlová
á
20
eVoocva
l
Fra
kánnstki‰á
tany
Zbrojnick
u
on PraÏská
Zv
Nád
ce
15
19
U zní
Lá
ká tfi.
Dfievûná
Goethova
Martinská
Klatovs
6
5
12
lova
Pal
·afafiíkovy
KfiiÏíkov
sady
y
kova
Sedláã
í
22
9b
18
16
WC
WC
ká
Bezruãova
10
PraÏská
1
4 nám.
Republiky
Pre‰ovs
Sm
e
sadtanovy
y
Roosev
eltova
Do
nikámni-ská
níkÛ
atfiicá
t
sady
Pût
Pu‰k
inova
ova
Husova
2
3
Riegrova
9a
Divadeln
ova
7Solní
·t
17
Füg
rov nea
Ka
nic
Veleslavín
ova
ká
ova
o
láfis
‰
Tyr
k
Palac
éh
Tru
h
sady
5. kv
ûtna
Malá
11
ckého nám.
Havlíãko
va
聖バルトロメオ教会
nám.
T. G.
司教の公邸
Masaryka
公会堂
お化け博物館
VY
1
2
3
4
5
6
7
Peták
ova
中心街の見物ルート
(約1.5時間)
:
KLATO
人形博物館
8
9a
9b
10
11
12
13
14
15
ova
yÀ
k
r
16
Pu
民俗学博
17
ソルニー路にあるアレシュ画家の書き 18
U Trati
取り仕上げ
19
パットン記念碑
大シナゴーグ
旧シナゴーグ
「イェー・カー・ティル」劇場
新劇場
市民堂
聖フランシスコ会修道院・宗教美術
西ボヘミア博物館
書き取り仕上げ「Theatrum
í‰ka
U JeÏ
Mundi」
「Masné krámy」画廊
旧プルゼニュ市の地下
ミルの水路
ati
U Tr
「Plzeňský Prazdroj」
醸造所
va
Haranto
U Radbuzy
中心街以外の観光スポット:
20
21
22
23
「Gambrinus」醸造所
A.Uxy
動物園とディノパーク
「Techmania」技術センター
瞑想公園
Presslova
â.
VICE
BUDùJO
ova
VARY
KARL
OVY
Ïn
í
Jízdeck
á
WC
Podmostní
21
PobfieÏn8í
meká
Rejskova
Ko
t
Mikulá‰ské
nám.
Ba
er
ov
JP
プルゼニュ市
プルセニュ市情報センター:
nám. Republiky 41, 301 00 Plzeň
営業時間
4月~9月:9.00—19.00
10月~3月:9.00–18.00
電話:
+420 378 035 330
電子メール: [email protected]
www.visitpilsen.eu
出版社: Pilsen – TOURISM © XII 2014
写真: V. Hynčík, M. Chaloupka, J. Gryc, A. Vacek, V. Samek, J. Koptík,
M. Pecuch, Pilsen – TOURISM archive
図形処理: WEST MEDIA, s.r.o.