魚類の生息 2.生息状況調査 対象魚種の生息・繁殖に対する放流後の効果と影響を把握する 調査目的 ※代表魚種 ウグイ、アマゴ、イワナ、アユ、カワヨシノボリ、ヨシノボリ類、ボウズハゼ、カマキリ 調査項目 ●生息量調査(対象魚種の個体数と体長)→ 潜水調査等(一部で捕獲調査を実施) ●生息量調査(底生生物の種類と個体数)→ 底生生物調査 と 調査方法 既往の代表検討地点の 9 地点 ◆田代ダム〜木賊堰堤:「千石大橋」 ◆木賊堰堤〜畑薙第1ダム:「中ノ宿吊橋」 調査地点 ◆畑薙第2ダム〜井川ダム:「隆泉橋」 ◆奥泉ダム〜長島ダム:「閑蔵」 ◆大井川ダム〜塩郷堰堤:「八木キャンプ場」「中徳橋」 ◆塩郷堰堤下流:「大鉄橋梁」「神座小付近」「富士見橋下流」 河川管理者 実施者 アドバイザーとして有識者の参画を得る 実施時期 実施日 ○直轄区間 実施時期 と 実施日 流況の良い時期に 3 回以上 ○指定区間 第1回:8月 21 日 8 月 21 日〜23 日 第2回:9月 26 日 9月 27 日〜28 日 第3回:10 月 3 日 10 月 3 日〜5 日 計3回/年(平常時実施) ※八木キャンプ場地点、神座地点、富士見橋地点は濁りの ため捕獲調査を実施 ●既往の代表検討地点の9地点で実施した3回の潜水調査では、大井川に生息する全ての魚種 を確認することはできなかったが、上流部では主に水温が低く急流部が連続する環境に生息 するイワナやアマゴが確認された。上流から下流までの広い範囲ではウグイが確認され、下 流部では、下流域や汽水域に生息するヌマチチブが主に確認されるなど、本来大井川に生息 調査結果 する魚種の傾向を確認することができた ●対象魚種については、隆泉橋、閑蔵地点、八木キャンプ場では全種が確認されたが、その他 の地点では一部の魚種(カマキリ、ボウズハゼ、カワヨシノボリ、ウグイ、アマゴ)が確認 できなかった -3-
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