低温恒温水槽 BU150D BU150P 第.1版 軋ノ fて ●この度はヤマト科学の低温恒温水槽BU15 BU150P 型をお買い上げいただきまして、まことに ありがとうございました。 ●本器を正しく御使用いただくために、お使いの前にこの 『取扱説明書』と『保証書』をよくお読み下さい。 お読みになった後は、『保証書』とともに大切に保管し て下さい。 警告:取扱説明書本文に出てくる ̄重要警告事項は、製品を 使用される前に注意深く読み、よく理解して下さい。 甘U150D/甘U150P−Ver.1 本取扱説明書での使用する重要警告事項は、その危険の程度、 内容により次のようにシンボルマークを使い分けています。 ・ A’警告 ●人身事故防止用 遵守しないと人身事故が発生し、場合によっては、重大事故の可能性が ある。 △注意 ●製品自体の損傷防止用 し紬と製品自体の損傷あるいは試料の損傷にいたる し また、操作・保守において知っておくと得な製品の性能や誤り易いミス に関する事項。 BU150D/BU150P−Ver.1 ご使用になるときは A警告 1.アースを必ずとってください。 ●爵事故 2.設置場所にご注意ください。 3.電源は専用の配電盤やコンセントに。 ●特に次のような場所への設置は、しないでください。 ・可燃性ガス、腐食危険性ガスの発生している所 ●電気容量に適合した配電場、コンセントをご使用く ださい。 ・周囲温度が35℃以上になる所 ・温度差のはげしい所 ・湿気の多い所 ・直射日光の当たる所 ・振動の多い所 ●側面・背面は1文m以上のスペースをあけてください。 電気容量: BU150DACl00V10A BU150PAClOOVlOA △注意 1.改造はしないでください。 2.水平な場所に設置してください。 ●水平に据え付けませんと思わぬトラブルや故障を引 き起こしかねません。 ○ l 目 次 ご使用になるときは必ずお守りください 第‘1章 製品について……‥∴…‥∴…・∴………………………………・ 1 1・1仕 様・………………‥‥……‥‥…・…‥・……‥…… 1 1・2 内容物………………‥ 2 第2章 使用方法…………………………………………………‥…… 3 2.1 設 置………ノ………………………………………………… 3 2.1.1設置上の注意………………………………………………・ 2.1.2 液 量‥‥‥‥ 2.1.3 液 体……・・ 3 3 2.1.4 配 管‥‥‥‥ 嗜L 3 5 2.1.5 ポンプ‥‥‥‥ 5 2.1.6 開放式浴槽循環 2.1.7 密閉ループ循環 6 7 2.1.8 電 源‥‥‥‥ 7 2.1.9 ファームウェアのバージョン 7 2.2 デジタル式温度調節器の温度設定(型式BU150D)………………‥・……‥ 8 2.3 デジタル式温度調節器の温度設定……………………………………・ 9 2.4 入力ミスした場合………………………………………………… 9 ・‥‥‥・ 9 2.5.1 コントラストの調整・‥‥・‥・‥‥‥‥‥‥ ‥‥・‥・ 9 2.5.2 表示単位‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・‥・‥・ ∴======= 2.5.3 限界値‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・ ……・ 10 2.5.4 分解能’‥‥‥‥‥・‥‥‥‥‥‥‥・‥‥‥・ ……・ 10 2.5.5 チューニング・‥・‥・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ・‥‥‥ 11 2.5.6 セーフティサーモスタットの設定・‥‥‥‥ ……・ 12 プログラム式温度調節器の温度設定(型式BU150P) ……・ 13 2.5 システムパラメータの設定(デジタル式) 呂 ‘U 7 00 2 2 2 入力ミスした場合………………………………………………‥ 14 システムパラメータの設定(プログラム式)…………………………‥ 2息1 コントラストの調整………………………………………‥・ 2.8.2 限界値…………………………………………………… 2.8.3 表示単位…………………………………………………・ 2.8.4 外部プローブ……………………………………………… 2.8.5 プログラム・.………‥……………………………………‥ 14 14 14 15 15 17 2息6 チューニング……………………………………………… 20 2.8.7 0U計算……………………………………………‥・…‥ 22 2.8.8■ RS232……………………………………………………・ 22 2.8.9 自動冷却設定温度…………………………………………‥ 24 BU150D/BU150P−Ver.1 第3章 メンテナンス…………………………………………………‥ 3.1 加熱器………………………………………………………… 25 25 3.2 ポンプモータ…………………………・・……………………‥一‥ 25 3.3 復水器および空気抜き……………………………………………・ 25 25 3.4 清 掃……………………………………………‥・………… 第4章 故障対策……………………………………………「………… 27 4.1装置が作動しない、修理する必要がある場合…………………………‥ 27 4.2 ポンプが作動しない……………………………………………… 27 4・3 ポンプ能力不足………………………………………………… 4.6 加熱不足………………………………………………………・ 27 27 27 27 4.7 トライアック不良………………………………………………‥ 28 4・8 デフォルト値‥…‥‥‥‥……‥‥…‥‥‥‥‥‥‥…・‥ 28 4.4 冷却器が作動しない、または冷却不足…………………………・……‥ 4.5 加熱されない…………………………………………………・‥・ 第5章 交換部品………………………………………………………・ 29 BU150D/冨U150P一Ver.1 第1章 製品について 第1章 製品について デジタル式循環槽とプログラム式循環槽は、液体の温度を正確に調節します。本装置の作動性 能については、以下の製品仕様をご覧ください。液体と接触する部品にはすべて304ステンレス 鋼が使われています。 1.1仕 様 商品コード 型 式 221248 221249 BU150D BU150P 使用温度範囲(・℃) −20・∼200 温度調節精度(℃) ±0.Ol 性 高・低切り換えスイッチ 最 大 流 量(8/min) 50Hz・(高)14.0/(低)12.5 5段切り換え 50Hz・20.0/13.0/10.5/9.0/7.5 60Hz・22.W14.0/ll.0/10.0β.0 50Hz・(高)0.14/(低)0.10 50Hz・0.24凡09凡05凡03/0.02 60Hz・(高)0.17/(低)0.10 60Hz・0.28/0.12/0.06凡04凡02 77kca]n一(−10℃時)、103kcal/h(0℃時)、163kcal/h(20℃時) 能 冷 却 能 力※1 構 190W、R134a 成 1000W アップダウンキー ロコ lン テンキー方式、 プログラム運転 デジタル方式 ラト l セ ン サ ー 白金測温抵抗体 安全装置 内 寸 法 外 寸 法 過熱防止(調整可能)・空焚防止 幅133×奥行133×高さ140mm 幅210×奥行400×高さ540mm 規 6 循 環 口 l/4インチNPT RC232C 格 リモートコントロール可 重 源 AClOOV、50/60Hz、10A さ 33kg ※1:冷却能力は室温20℃を基準としています。 BU150D/BU150P−Ver..1 ー.1− 第1童 製品について 1.2 内容物 「循環槽 一取扱説明書 一保証書 −ナイロン製管継手一式: 重量名 部品番号 2個一外径6.4I一皿ホースニップル 300−049 2個一外径7.9mmホースニップル 800−048 2個一外径11mmホースニップル 300−047 しノ −プログラム式装置には、ソフトウェアの入ったフロッピーディスク(5.25インチ)と RS232ケーブルが付属しています。 し ー2− BU150D/BU150P−Ver.1 第‘‘2葺 使用方法 第2章 使用方法 △注意誓票㌘業を始める前に、電警スイッチ及ヂ冷却スイッチをオフにしてく苧 2.1設 置 2.1.1設置上の注意 本装置は水平で妾走した場所に設置してください。ただし、すきま風が通る場所や直射日光の 当たる場所は避けてください。空気の流れを妨げないように、壁または垂直面から15cm以上離 してください。循環槽は配電盤およびコンセントの近くに設置し、配線には直径14ゲージ以上 のケーブルを使用してください。電圧降下を防止するために、延長コードは使用しないでくださ い。循環槽は、酸性または腐食性ガスが発生する場所の近くには設置しないでください。 2.1.2 液 量 液量は、水槽上端から約2.5cm下の位置のときが適量です。適量に保たれそいない場合、誓」 タコイルが露出し、ヒータが破損することがあります。本装置には調整式温度過昇/安全停止機 構が組み込まれています。この安全機構の使い方については、2.5.占◆をお読みください。複式ポン プを使って外部開放式容器に循環する場合、内部循環槽の液量は、2.1.6の規定値よりも低くして ください。 A警告 これらの装置には温度過昇防止機構.(mP)が組み込まれています。液量 不足またはOTPあよび液量.の設定不良は、加熱器の挽き切れおよびトラ イアックの破損の原因となりますム火災防止のため、加熱器をプラスチッ ク製ラックまたはプラスチックタンク側面などの可燃性材料に近付けな いでください。 2.1.3 液 体 循環槽ではさまざまな液体が使用できます。ただし、▲304ステンレス鋼に対して相溶性をもた ない液体は使用できません。温度安定性を±・0加℃に保つため、粘性を低くし±液体を適切に循 環し、温度を均等に保ってください。原則として、1種類の液体を■100℃の範囲で±0.01℃に安定 させることができます。安全および相溶性条件を満たす液体を使用してください。 使用可能な液体 以下の表を使って、該当する液体を選択してください。温度の安定化と気化防止のため、液体 を適温に保ってください。いかなる場合にも、上限または下限状態では運転しないでください。 センチストーク定格は、液温が25℃の時です。 BU150D/BUl’50P−Ver.1 −3− 第2章 使用方法 ユヒ. 適切な液体を選択、使用してください。いかなる場合にも、上限または下 息 限状態では運転しないでください。 液体の種類 し 比熱 適 温 (25℃時) 下限/上限 水 1.00 10℃∼90℃ 2℃/100℃ グリコールまたはグリセリン30%/水70% 0.90 0℃∼95℃ −15℃/107℃ グリコールまたはグリセリン50%/水50% 0.82 −25℃∼100℃ グリコールまたはグリセリン100% 0.62 50℃∼125℃ 25℃/155℃* 鉱 油 0.40 50℃∼150℃ 25℃/190℃* Syl血em㊥m、1.9csシリコン抽 0.30 −50℃∼45℃* ⊥73℃川5℃* DC200、5csシサコン子由 0.32 −35℃∼65℃ −50℃/125℃* DC200、10csシリコン油 0.34 −20℃∼80℃ −35℃/165℃* DC200、20csシリコン抽 0.36 DC200、50csシリコン油 −35℃ノ115℃ 0℃∼100℃ −10℃/230℃* 0.39 50℃∼150℃ 5℃/270℃* DC510、50csシリコン抽 0.39 50℃∼150℃ 5℃/270℃* DC550、125csシリコン抽 0.42 100℃∼200℃ 80℃/232℃* DC710、500csシリコン抽 0.45 150℃∼250℃ 125℃/260℃* A *警告一液体の引火点温度 Syltherm⑳は、ダウ・コーニング社(DowComing)の登録商標です。 DC液はダウ・コーニング社で製造されています。 △注意 以下の液体は使用しないでください。 1.酸または塩基の濃縮液 2.ハロゲン化物を含む溶液(例:塩素、フッ素、硫黄またはヨウ素) 3.塩化物または漂白剤 4.クロム酸塩またはクロム塩 5.可燃性溶液 6.添加剤を含む自動車用不凍剤* 7.硬質水道水* 8.脱イオン水(比抵抗>1メガオーム) し A警告 火災防止のため、,可燃性液体は使用しないでください。 Å警告 ヒータの焼き切れおよびトライアックの破損防止のため、液量はヒータよ りも高くしてください。火災防止のため、ヒータをプラスチック製ラック などの可燃性材料に近付けないでください。 *液温が40℃を超えると、添加剤ま■たは鉱物の微粒子がヒータに付着します。付着物は、ヒータ の内部過熱と故障の原因となります。添加剤の温度および濃度の上昇に伴い、付着物が速く堆 積します。付着物を発見した場合、メンテナンス「3.1加熱器」をお読みください。 −4− BU150D/BIJ150P_Ver.1 第2責 任用方法 使用上の注意事項 液温が下限値のとき: ●液中の氷は、温度の安定性に悪影響を与えます。 ●粘性が10csを超えると、等温性に悪影響が出ます。 ●粘性の高い液体においてポンプを高速で運転すると、液体内で熱が発生します。 液温が周囲温度よりも高いとき・(冷却器なし): ●冷却器を装備しない循環槽を室温の15℃以内で運転する場合、液体の摩擦熱の発生を防止 するため、粘性は10cs以下にしてください。また、液体はカバーをしな}、で熟損失を促進 し、ポンプの運転速度は最低にしてください。 液温が上限値のとき: ●蒸気からの蕪損失により、温度が不安定になります。 ●蒸気が室内に滞留しないように、ガスフードを使用してください。 ●カバーおよび渾き中空玉を使用すると、熟および蒸気損失を防ぐことができます。 ●蒸気からの液体損失により、頻繁に液体を補充する必要があります。 2.1.4 配 管 ポンプの入口と出口は、1/4インチのメス型NPTで接続されているため、継手や配管が使用で きます。管類および管継手は、液体との相溶性および温度範囲に基づき選択してください。また、 13mm内径の管を各パイプに取り付け、ホースクランプを使ってパイプを所定の位置に固定する ことも可能です。使用していないパイプは、ナイロン製のオス型プラグで密封してください。 付属のナイロン製継手は、−54℃∼93℃の温度に相応します。温度が93℃を超える場合には、 真鈷、ステンレス鋼またはテフロン◎製の管継手を使用してください。 簡易継手は、流量を制限することがあるので使用しないでください。 テフロン◎は、デュポン社の登録商標です。 2.1.5 ポンプ 単式(圧力)ポンプまたは複式(圧力/吸込)ポンプは、各装置に装備されています(「1.1、仕 様」をご覧ください)。2速単式ポンプは、試料の内部焼き戻しや密閉ニル丁プ循環に使用レます。 ポンプ運転速度(高速(ⅠⅡ)/低速(LO))切換スイッチは、背面パネルに取り付けられています。 5速複式ポンプは、試料ゐ直接液浸、密閉ループ循嵐開放式浴槽循環に使用します。運転速度 は、mING廟整) 複式ポンプの運転速度を下げるとき、POWERI丘Dがポンプモータ速度に応じて点滅します。 中速または低速運転の場合、POWERLEDが点滅する時かすかに音がします。発生源はモータス BU150D/BU150P−Ver.1 ー5− 第2章 使用方法 ピードコントローラで、この音は正常です。 ポンプの型式 速 度 最大ポンプ出口流量 最大ポンプ出口流量 (50Hz) (60Hz) 単式 高速(HI) 12.OLPM/0.17kg/cm2 14・PLPM/0・ 単草 時速(LO) 9.OLPM/0.10kg/cm2 l2.5LPM/0.10kg/c−n2 複式 1=最高速 22LPM/0.28kg/cm2 20LPM/0.24kg/cm2 複式 2=高速 14LPM/0.12kg/cm2 13LPM/0.09kg/cm2 複式 3=中速 11Li}M/0.06kg/cm2 複式 4=低速 10LPM/0.04kg/cm2 複式 5=最低速 8LPM/0.02kg/cm2 10.5LPM/0.05kg/cm2 9LPM/0.03kg/cm2 7.5LPM/0.02kg/cm2 上表の基準は、以下の通りです。 し1・最大ポンプ出口流量とは、ポンプ出口を制限しない状態での1分間当たりの液体の流量 セノ (LPM)です。 2.最大ポンプ出口圧力とは、流量ゼロ時の1平方センチ当たりの圧力(kg血n2)です。 3.上表の数値では、循環液として水を使用しています。水の粘性は1csです。粘性が高く、密 度の低い液体の場合、上記よりも数値は低くなります。 4.複式ポンプの入口負庄定格は、上記出口定格の75%です。 5.入口と出口を密封した場合、流量とは内部浴槽循環のことです。 2.1.6 開放式浴槽循環 複式ポンプにより、2台の開放式浴槽間で液体を循環させることができます。可能な場合、液 し′ノ 量が同じになるように両方の浴槽の高さを調整してください。浴槽の高さが同じでない場合、電 源を切ったとき液体が吸い上げられます。このような液体の吸い上げを防止すろため、両方のホ ース(圧力用と吸込用)内の液体を抜き取ってください。流量を均一にするため、入口と出口の 両方に同じ径と長さの管および管継手を使用してください。たわみ管を使用する場合二吸込管は、 特に曲げたとき負庄によって破損しない壁厚をもつ管を選択してください。外部浴槽側の吸込管 は、外部浴槽タンクの壁に押し付けられたときそれ自体で密封され、液体が溢れ出ないようこに、 Ⅴ字形に切断してください。複式ポンプは非常に強力であるため、配管は外部タンク壁にしっか り固定し、使用中動かないようにしてください。管を取り付ける場合、 になるようた、液体が循環または上から下に流れるようにしてください。 開放式浴槽循環を行う場合、少量の空気をポンプに送り込み、浴槽間での液体の過剰注入が起 きないような処置を講じてください。これには内部浴槽高さ調整と外部浴槽高さ調整の2?の方 法があります。 ー6− BU150D/BU150P−Ver.1 第2章 使用方法 内部浴槽高さ調整 外部沿槽に希望のレベルまで液体を注入します・。管を外部浴槽液の中に入れます。▼このとき、 管がタンク底部七触れないように注意してくださしミ。内部浴槽の液量は、浴槽上部より約5cm下 の位置に調整されます。 外部浴槽高さ調整 入口管と出口管を希望する外部浴槽の最大液量に固定し、ます。流量は†ポンプ出口側め調整ク ランプまたはバルブを使って調整し、庄力側よりも坂込側が大きくなるようにします。、永槽上端 より約2.5cm低い位置まで内部浴槽に液体を注入します。次に、ポンプ出口側の流量を制限し、 両方の液量を向じに調整します。 2.1.7 密閉ループ循環 ポシプの入口および出口を該当するループに接続します。このとき、十分な流量を維持するた め、管内の流れを制限しないように注意してください。5つ以上の閉じたループに接続する場合、 流れを2つ以上に分岐させるため、Y形管継手から成るマニホールド(多岐管)を使用してくだ さい。ブースタポンプは、循環浴槽ポンプに損傷を与えずに増設できます。複数の閉じたル を構成した後、ループごとにリターンマニホールド側の流量が十分であることを確認してくださ い。また、浴槽の液量を再点線してください。 2.1.8 電 源 装置裏側の識別票に記載された電圧および周波数に適合するコンセントに装置を接続します (配線および接地が適正である バイ)が表示されます。このとき、電源電圧が正しいかどうか砲認されています。/延長コ戸碗 必要な場合、正しく接地され、本装置の総りγト数に対応するコードを使用してくだぎい コードの使用条件は、電圧が10%以上降下しないことです。 2.1・.9 ファームウェアのバージョン 各装置にはファームウェアと呼ばれるプログラムが内蔵されています。このプ占グラムは、必 要に応じて/ヾ−ジョンアップされ、A∼Zの文字で識別されます。装置の電源を入れると、■ブイ スプレイに小文卓の“Ⅴ”の後にアルファベット1▲文字が大文字で表示されます。二土九がフナ十 ムウェアのバージョンを示します。 BU150D/BU150P−Ver.1 −7− 第2章 使用方法 2・2 デジタル式温度調節器の温度設定(型式BU150D) 正面図 し 背面図 浴槽内の液量が適量であり、すべての配管/配線が正しいことを確認してください。 ディスプレイの表示 1・【遍キーを押します。 セルフテストが実行され、装置のバージョンが表示されます。 バージョンは、“Ⅴ”の後の文字で示されます。 COPYRlGHT 1994 SELF TEST vXBBO8 最後の4文字は、ファームウェアのチェックサムです。 2・“m”は、現在の浴温を示します。 FLUID = 20.O SET = 37.0 “sET”は、現在の温度設定を示します。 (右の図は、通常の操作表示例です。) キーを押します。 10の位が点滅します。 (有効値はづ∼20。) し 匡】または 囚キーを押しt、設定を変更しますニ キーを押し、1の位の値を変更しま キーを押し、小数点第1位の値を変更します。 注:キーを押さなければ、表示は12秒後に通常の操作表示に戻ります。 例:45℃に設定する場合 キーを押します。 固または囚キーを押し、4を選択します。 キーを押します。 匡】または囚キーを押し、5を選択します。 0 4.−5− キ」を押します。 固または匡トーを押し、0を選択します。 0 4 5.−0− キーを押します。 −8_ BU150D/BU150P−Ver.1 第2幸 便用方法 2.3 デジタル式温度調節器の温度設定 1.2.2の設定手順と同じです。温度を55℃以下に設定する場合、・現在の冷却モード状態がディ スプレイに表示されます。 REFRIGERAT10N OFF PRESS DN TO SWtTCH REFRIGERATION ON PRESS DN TO SWITCH 2・匡lキーを押し、冷却モードをオンまたやオフにします。 キーを押します。 2.4 入力ミスした場合 1.誤った値を入力した場合、【遍キー(エスケープ)を押すと、カ∵ソルが後退します。誤 電L つた値の上に正しい値を入力します0固キー(エスケづ)を掛ナて柑押すと、通常の 操件表示に戻ります。 2.すべての入力値は、メモリに保存されます。 2.5 システムパラメータの設定(デジタル式) ディスプレイのコントラスト、表示単位(℃、OF、OU−ゴーザ設定単位)、限界値、分解能、 PIDチューニングおよびUO−ユーザ計算値などのパラメータを設定するには、システムメニュー を使用します。このシステムメニューを呼び出すには、 上記の値を設定するごとに キーを5秒間押して離します。 キーを押し、設定値を保存してください。 2.5.1コントラストの調整 囚吏たは臼キーを押し、ディスプレイのントラストを調整します。 希望するコントラストに調整した後、 キーを押します。 2.5.2 表示単位 メッセージ“READOUT”(表示単位)とその下に現在の設定(℃、OFまたはOU)が点滅表示 されます。 囚または団キーを押し、希望する単位に設定した後、 BU150D/BU150P−Ver.1 ー9− キーを押します。 第2章二 使用方法 2.5.3 限界値 「2.2 デジタル式温度調節器の温度設定」の手順に従って、限界値を設定します。 希望する限界値に設定した後、 キーを押します。この限界値は、次の例で示すようにウ インドウ形式で使用します。 上限値−90℃ 設定値−80℃ 下限値−70℃ 100 gO ( 80 70 堪 し 60 鵡 A=開始温度 B=限界機能可 C=温度調整済 D=温度調整不可 E=装置停止、警報作動 0 20 40 60 80 100 時 間(分) 界ウインドウを超えると、この限界点から循環器は停止し、警報が作動し、次のメッセージが表 示されます。 FLUID > LIMIT または 、巨 し FLUID < LIMIT メッセージ“READOUT”(表示単位)とその下に現在の設定(0.1または0.01)が点滅表示さ れます。 囚キーを押し、希望する分解能を選択した後、 キーを押します。 −10_ BU150D/BU150P−Ver.1 −−−・1I−・−・・・・−▲︻−−ト・.−︻L− −−1トL︻ 2.5.4 分解能 ,l−トL.■一llト,rlしト,l・▲−−・−・・・−Fl山・トーr−J・−−−−−∼−・−−−−−−−ト▼ 上限一下限域(下限ウインドウ)’を入力すると、限界機能が作動します。たとえば、液温が限 第2‘幸 便用方法 2.5.5 チューニング この機能は、浴槽の大き■さ、流量、液体の比熱、げ計算に関する温度調整を最適にします。 この機能を呼び出すには、匡lキーを押します。複式ポンプ付き循環器の場合、このチューニ ング機能を呼び出すと、メッセージ“sELECTPUMPSPEED”l(ポンプ運転速度を選択してくださ い)が最初に表示されます。 囚または匡】キーを押し、ポンプ運転速度を調整します。 キーを押し、ポンプ運転速度を有効にします。 次に、メッセージ“FLUDVOLUME”(液体容量)と10の位で“0”が点滅表示されます。 匡】または匡lキーを押します。 む、緊たは臼ヰ ̄と 再び キーを押すと、1の位が点滅します。 キーを使って、液体の容量を設定します。有効値は1∼99リッ キーを押すと、メッセージ“FLOWRATE”(流量)が点滅表示されます。 上記と同じ手順で囚または匡】キーを押し、流量(リットル/分)を変更します。 流量を設定した後、 キーを押すと、メッセージ“spEC『ICHEAT”(比熱)が点滅表示さ れます。 上記と同じ手順で匡】または固キーを押し、比熱(有効値0.25∼1.00)を変更しま キーを押します。 キーを押すと、次のメッセージが表示されます。 OU = Kl*eC+K2)+K3 Klt= 0 rO−.0 囚または団キーと 再び キーを使って、希望する値に変更します。 キーを押すと、次のメッセージが表示されます。 OU〒 Kl*PC+K2)+K3 K2 = 0 −0−.0 囚または巨】キーと キーを使って、希望する値に変更します。 キーを押します。 OU = Kl索ec+K2)+K3 K3 = 0 −0−.0 区】または固キーと キーを使って、希望する値に変更します。 キーを押し、通常の動作表示に戻ります。 BU150D/BU150P一Ⅴ血1 −11− 第2章 使用方法 単 位 Kl X2 K3 ケルビン 華 氏 摂 氏 OU(ユーザ設定単位)は、公式を使らて表示の校正をリセットし.ます。 2・5.6 セーフティサーモスタットの設定 OTP(温度過昇防止)サーモスタットは、独立した安全機構として、温度嘩昇または液体不足 し 時に装置を停止させます0サーモスタットは、以下の手順に従って60℃∼220℃の範囲で調整で きます。 1・調整式サーモスタットは、温度調節器の後部にあります(OTPと記載さ.れています)。 OTPノブを止まるまで時計方向に回します。 2・浴槽を希望する最大温度で安定させます。 3・カチャと音がするまでOTPノブを反時計方向に回します。次のメッセージがディスプレイに 表示されます。 , FLU‖)=一___ごC HEATER RESET OTP THERMOSTAT PRESS ON SWJTCH OVERTEMP 4・温度過昇防止機構の作動点より少し上になるようにOTPノブを時計方向に回します。次に、 ノブの下にあるOTPリセットボタンを押し、OTPサーモスタットブレーカをリセットします。 5・団キーを押し、温竺過昇防止機構が現在の液温より数度高く・をると 、 ﹂ し′ ます。 −12− BU150D/BU150P,Ver.1 第2章 使用方法 2・6 プログラム式温度調節器の温度設定‘(型式BU150P) 正面図 背面図 浴槽内の液量が適量であり、すべての配管/配線が正しいことを確認してください。 ディスプレイの表示 1.団キーを押します。 セルフテストが実行され、装置のバージョンが表示されます。 2.“m”は、現在の浴温を示します。 COPYRlGHT 1994 SELF TEST vX 95C3 FLUID = 20.O “sET’’は、現在の温度設定を示します。 SET = 30.0 (右の図は、通常の操作表示例です。) キーを押します。 10の位が点滅します。希望する作動温度を入力します。値はニ FLUID = 20.O ディスプレイの右から左に入力されます。 SET = 00. −0− 注:特に指定されている場合を除き、表示は5秒後に通常の 振作表示に戻ります。 例:45℃に設定する場合 ディスプレイの表示 区巨−を押します。 FLUID = SET = 000 匡巨−を押します。 FLU t D = SET = 004 匡ヨキーを押します。 FLUID === SET■= 045 キーを押します。 キーを押します。 BU150D/BU150P−Ver.■1 ー13− 第2章‥使用方法 注:12秒以内に ーを押さ√なければ、最後に入力二した温度が有効となります。0℃以下に設 走する場合は、数値を入力する前に匹車−を押してください。 2.7 入力ミスした場合 1・誤った値を入力した場合「【遍キー(エスケープ)を押すと、カ「ウル鱒啓過しますこ誤っ た値の上に正しい値を入力します0団キー(エスケープ)を続けて2回 作表示に戻ります。 2.すべての入力値は、メモリに保存されぎす。 2−8 システ皐パラメ ̄タの設定(プログラム式) し 数値キーは、10種類の制御パラメータに対応します。希望するパラメータを呼び出すに は、Eヨキーを押し、希望する数値キーを押します。 2.8.1 コントラストの調整 周囲の明るさと見る角度に応じて、ディスプレイのコントラストを調整します。 EヨEヨキーを押します。 に調整した後、 キーおよび キーを使って、希望するコントラスト キーを押します。 2.8.2限界値 温度の上限値と下限値を設定します0 し 注:限界機能については、2.5.3をお読みください。 H[L[MIT を押します。 LO LIMIT 上限値(ⅢLm).と1の位が点滅します。希望する上限値を人力し、 キーを押します。 下限値(LOLm耶)と1の位が点滅します。 希望する下限値を入力し、 キーを押します。 注:上限値甲有効値は203℃以下です0下限値は−53℃以上です(マイナス符号は最初に入力して ください)。 ー14− BU150D/BU150P−Ver二1 第2章 使用方法 2且3 表示単位 表示単位(℃、OFまたは。U)を変更します。 臼田キーを押します。 希望する温度単位を選択します。このとき、メ、ツセ「ジ“coNVEmG”(変更中)が瞬間的 に表示されます。 その後、選択された温度単位が有効となり、通常の操作表示に戻ります。 分解能を変更する場合、上記の手順に従って希望する分解能を入力します。表示単位は小数点 第3’位まで選択できますが、実際の分解能は0.005℃に限定されています。 1JC 2−JF 3−JU 010 6 2.8.4 外部プローブ 内部センサまたは外部リモートプローブ(別売)を使って温度制御方式を選択します。 回国キーを押します。 1−1NTERNAL SENSOR 4 − EXTERNAL 外部センサモードを選択すると、次のメッセージが表示されます。 MAX SETPOt NT Df FFERENT[AL −100C 1の位が点滅します。有効値は1∼30です。この範囲外の値を入力すると、前に入力した値が デフォルト値として設定されます。 最大設定差機能は、二重の安全機構として、内部水槽の過熱を防止します。 例:外部リモートプローブを選択し、SET=90℃(設定点)、MAXmSETPOINTDⅡ甲ERENnAL =10(最大設定差)の場合: 温度調節器は、浴温を内部センサで測定された100℃に制限します。 外部リモートプローブ(別売)の最大設定差を設定する 外部プローブ最大設定差(MSD)は、動作温度条件下で内部プローブと外部プローブ間の最大 差(単位:℃)が2倍になるように設定します。この最大設定差は、実際に使用して決定してく ださい。デフォルト値は10℃です。 最大設定差が大きくなると、温度調節器の設定時間が遅くなり、温度の変動を抑制します。安 全のため、外部プローブと内部プローブの温度差がMSD設定値を超えると、一内部プローブが、 外部プローブに代わって温度を制御します。 以下の場合、最大設定差は5℃以上に設定してください。 1.外部加熱条件が100ワットを超えるとき。 BU150D/BU150P−Ver.=1 ー15− 第2責 任用方法 2.タ岬硲槽中の液体の粘性が高いとき、または撹拝に時間を要するとき。 3.使用している熱交換器の性能が不足しているとき。 4.外部ブロープが液体内に直接挿入されないとき。 5.外部液体系統の長さが約3mを超えるとき。 上記のいずれかに該当する場合、最大設定差は5℃以上に設定できます。 最大設定差の有効値は30℃以下です。 最大設定差の最適化 調整時の兆候 外部プローブ最大設定差 ∴調整に時間がかかりすぎる 小さくする 不安定 大きくする 設定値に達しない 小さくまたは大きくする タほ6プローブをジャケット式容器または注水式容器を使用するとき 液温を均等に保つため、ポンプで外部液体を授拝するか、フアンで空気を混合してください。 また、熱交換器の効率を高めてください。「2.8.6 チューニング」の手順に従って、システムの 液体総量と最も遅い循環点の流量を入力します。 空気や熱伝導率の極めて低い物質を使用した場合、温度の安定性は+ト1.0℃程度と予想されま す。システム全体を断熱し、カバーをかけて温度変化を排除してください。温度調節器は、外部 部品の温度変化を補正できます。 し 外部プローブコネクタ 別売のステンレス鋼製外部プローブは、直径約0.女m、長さ約18cmです。ケーブルの長さは約 3mで、コネクタが付いています。まったく異なる形のプローブが必要な場合、mセンサメー カーから販売されている工業規格プローブを温度調節器に接続してください。 RTD仕様 白金製、4線コネクタ付き 抵抗値:100n(0℃時) 温度係数:0.00385(DIN規格) ー16− BU150D/BtJ150P−Ver.1 第2幸 便用方法 コネクタ仕様 DBウオス型9ピンコネクタとハウジングを使って、ケーブルを温度調節器に接続します。4本 の線をピン6、7、8、9に接続します(リモートプローブ概略図をご覧ください)。可能な場合、 シールド線を使用してください。シールドをピン1のアースに接続します。 外部プローブの自動校正 外部プローブと内部プローブの温度を自動的に一致させるため、冷たい液体を浴槽に注入し、 外部プロづを内部浴槽の中に入れます。E∃国キーを押します。次に、田キー押しま す。内部浴槽内の液体が正しく、外部プローブが液体の中央に設置されている場合、“CHECK BATH」可J刀D,,(浴槽液の確認)メニューに“YES”(はい)を入力します。了続いて、2つわ校正温 度を入力します。外部プローブと内部プローブは、低い方から順に2つの設定温度で一致します。 2つのRTDは完全に同じ曲線になりませんが、2つのmプローブは、出荷時の校正を使わずに 2つの設定温度でかなり正確に一敦します。 2.8.5 プログラム プログラムの入力 温度点は、プログラムごとに調整可能な時間範囲内で10ステップまで設定できます。ステッ プ番号は0∼9です。各ステップは、温度点、時間の順で構成されています。温度を定常状態に 保つ場合、2.つの異なる温度点を同じにしてください。温度を変化させる場合には、次の温度点 と最後ゐ温度点を変えてください。 プログラムを入力する前に、希望する時間と温度の関係を示す簡単な図を作成します。その後、 ステップに0から順に9まで番号を付けます。ステップごとに各温度点の時間範囲を入力します。 50 ヰ5 40 35 qリ ∧U 5 ︵00︶堪 2 頭 〇 2 一b 1 ▲U 1 0 15 30 45 80 75 90 105 120 135 150 185 時 間 (分) BU150D/BU150P一VerJl −17− 第2章.使用方法 プログラムを完成させるため、必要がない場合でも10ステップ全部を入力してください。こ の場合、最後の温度を葬りのステップにコピーし、時間はゼロとします。これにより、残り甲ス テップは取り消されます。 サンプルプログラムA l.20℃まで急速に上げ、15分間20℃に保つ。 2.30℃まで急速に上げ、15分・間30℃に保つ。 3.1時間で50℃までゆっくり上げる。 4.5℃まで下げ、永続的に5℃に保つ。 ステップ 0 1 2 3 4 5 し 温 度 20 時 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 分 15 0 15 0 0 0 0 0 0 0 20 30 30 6 7 8 9 サイクル 液 浸 50 50.50 50’50 50 1 5 サンプルプログラムB l.5分間20℃で安定させる。 2.30分間で20℃から10℃までゆっくり下げる。 3.15分間10℃に保つ。 4.1時間で50℃までゆっくり上げる。 5∴50℃に達したとき、.循環器を停止させる。 ステップ・0 1 2 3 4 5 温 度 20 20 10 10 50 50 50 50 50 50 時 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 分 5 30 15 0 0 0 0 0 0 0 6 7 8 9 サイクル オフ 1 5 サンプルプログラムC l.20℃まで急速に上げる。 2.70℃まで急速に上げる。 3.上記ステップを10回線り返す。 4.4℃まで下げ、永続的に4℃に保つp ステップ 0 1 2 3 4 5 温 度 20 70 時 0 0 分 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 70 0 70 70 0、0 6 ′7▲ 70 0 70 0 −18− 0 8 9 70、70 0 サイクル 液 浸 70 10 4 0 BU150D/BU150P−Ver.1 第・・2幸 便用方法 所要運転時間 循環槽は、基本的に温度を急速に変化させるのではなく、温度を定常状態に保つように歳計さ れています。そのため、 がちです。所要運転時間が短いために液温が規定温度に達しない場合、循環器は次のプログラム ステップに進む前に、 フロントパネルからプログラムをメモリに入力する 由キーを押し、プ。グラムの入力を始めます。 SELECT PROGRAM 1 OR 2 3 = ESCAPE 温度調節器では2種類のプログラムを保存できます。プログラム番号1または2を選択します。 このとき、メッセージ“MSFERMNG”(転送中)が数秒間表示されます。 1= DISPLAY AND EDIT 2 〒 RUN 3 = ESCAPE 1=DISPLAYANDEDrT(表示/編集)を選択します。 TEMPx = XXX.XXOC TIME丈 = XXXHr xxM プログラムに10の温度/時間ステップをすべて入力します。次のステップに進むとき、 −を押します。ステップ9を入力した後、次のメッセージが表示されます。 #CYCLE =・XXX #CYCLEはプログラムの実行回数を示します。たとえば、プログラムをLl回実行す.る場合」1 を入力します。プログラムは、最高999回まで繰り返し実行できます・。希望する数値を入力 キーを’押します・。 1= SOAK 2 = PWR OFF 肌HEN DONE l.SOAK(液浸)−を選択した場合、温度調節器はプログラムの終わりに達したとき、液温を永続 的に一定温度に保ち、ます。‘この場合、最終温度を入力してください。 キーを押します。 SOAK − XXX.XOC 2.POWEROFFWIiEN.▲DONE(電源遮断)を選択した場合、温度調節器がプログラムの終わりに 達したとき、循環槽の電源が切れます。 STORE AS l OR 2 1または.2を選択し、新しいプログラムをメモリに保存します。 8U150D/BU150P−Ver.1 −19− 第2章 使用方法 フロントパネルからプログラムを実行する Eヨキーを押し、プログラムの実行を始めます。 SELECT PROGRAM 1 OR 2 3 = ESCAPE プログラム番号1または2を選択します。このとき、メッセージ“MS陀R脚G”(転送中) が数秒間表示されます。 1= DISPLAY AND EDIT 2 = RYB 3 = ESCAPE 2=RUN(実行)を選択します。プログラムが実行されます。 プログラムの実行を中止するには、 キーを押します。このとき、プログラムは中断また は停止され、次のメッセージが表示されます。 1= CONTtNUE 2 = ABORT し この間にプログラムの調整または変更を行うことができます。 1・プログラムを再び実行するとき、1=CONm(続行)を押します。 2・プログラムを終了または打ち切るとき、2=ABORT(打ち切り)を押します。 2.8.6 チューニング この機能は、液体の稔量、流量および比熱に関する浴槽の性能を最適にします。 【玉】キ∵を押します。 複式ポンプモータ式の場合、運転速度メニュ⊥が最初に表示されます。 SELECT PUMP SPEED HIT I THROUGH 5 し 運転速度に対応する数値を選択し、 キーを押します。 FLUID VOLUME XX LITER(S) 液体容量と1の位が点滅します。液体容量を入力し、 キーを押します。 上記手順に従って、流量および比熱を設定します。 チューニングが不要な場合、本項「2.8.6 チューニング」は飛ばしてください。ほとんどの場 合、設定を変更する必要は■ありません。設定温度から5℃血上の調整性能は’、チューニングの影 響を受けません。 比例積分微分(PⅡ))温度調節器の商用チューニングは、ほとんどの場合、mに関する総合的 な知識が必要です。以下のパラメTタは、㌧簡単に測定、入力可能な実際の数値に簡略化されてい ます。設定は臨界値ではなく、推定値も有効です。 ー20− BU150D/BU150P−Ver.’1 第2章・二、使用方法 液体容量 内部および外部の液体総量を入力します(単位:リットル)。デフiルト値は10リットルです。 流 量 2.1.5の流量表に基づき、流量の推定値を入力します。粘性の高い液体を使用する場合、流量は 半分にします。 外部の出入口を使用する場合、外部パイプの流量を測定または推定し、その測定または推定値 (リットル/分)を入力します。デフォルト値は■10リットル/分です。 比 熱 2.1.3の比熱表に基づき、・使用する液体の比熱を入力します。液体の密度は、比熱ほど大きく変 化しません。密度(グラム/立方センチメートル)が1よりいくぶん大きい場合、密度に比熱を 掛けて近似値を求めてください。 / 調節に時間がかかりすぎるとき、または調節が不安定なとき 容量が少ないまたは比熱が低く、粘性の高い液体の場合、ポンプの流量を異常に少なくすると、 温度調節が不安定になります。チューニングパラメータは、m定数を調整し、異常な条件下で も温度を+/功.01℃以内に調節可能にします。、設定は臨界値で古■ま・な‘く、推定値も有効です。 断熱不足の大型外部循痍槽を使用すると、過度の温度変化により温度が安定しなシ頬合があり ます。 外部循環が不要な場合、循環器の入口と出口の間に管を接続することにより、内部浴槽の循環 および等温性を向上させることができます。 応用表「チューニング 調整時の ポンプ運転 液体容量 兆候 速度設定 調整に時間が 上げる 、 流量設定 設定 大きくする 多くする 外部ブロープ 比熱設定 最大設定差* 高くする 小さくする かかりすぎる 不安定 上げる 小さくする 少なくする 低くする 設定値に 達しない 上げる 小さくする 少なくする 低くする *外部プロープ使用時のみ。最大設定差については、2.8.4をお読みぐだきい。 BU150D/BU150Pヰeエ1 ー21− 大きくする 第2幸 便用方法 下表に従って、液体の物理的性質、浴槽の大きさ、配管の大きさ、断熱方式を選択し潰す。 時の 調整に時間が 流量制限の体容量の一 断熱の 比琴の 径を大きくする 多くする 改善する 高・くする 径を大きくする 多くする 改善する 高くする かかりすぎる 不安定 2・8・7 OU(ユーザ設定単位)は、公式を使って表示の校正をリセットします。 匹‖ヨキーを押します二詳細について主ま、「2.5.去チ∴ニング」をお読みください。 し 注:この単位は、数字キーと囚または匡lキーを使って希望する数値を直接入力すること.が できます。El..のデフォルト値は001.0です。 2.8.8RS232 匹=ヨを押すと、次の∴セーヂが攣ます。希望†る伝送軍(1=1200ポ、 =9600ボ‘−)を選択します。デフォルト値は、2=9600ボーです。 SE◆LECT BAUD 日ATE l==1200 2 = 9600 本装置には鱒M9ピンサSUB型鱒S232シリ ピュータには25ピンコネクタしか付いていません。25ピンコネクタ付き9ピンケーブルまたは ア デム」タイプでない場合、RS232からの応答受信のため、9ピン側のピン2および3は未使用状 漕にしてください。 し ソフトウェアディスク 本装置には時間/温度の複合プログラミングとデータ保存のためのソフトウ主アが付いて’い ヽ、 ます; ̄ソナ下、:ウェアは、画郵こ表示される手順に従ってインストルーてくださ.い。不明な卓亘 つい七軒印軋Pメニ立∵を呼び出してくだきい。 DOS版PCソフー・トウェアに関するシステム条件:皿、訂、Ⅱ和正互換機、フ■ロ・ツピー≠イえク ドライブ1基以上、・ハ∵ドデイ・スクドライブ1基、940K ソフトウェアの実行速度は9600ボーです。直接通信情報お、よび例については」READMEおよび *.BASファイルをお読みください。 PC内蔵モデムプログラムによる循環器の直接手動制御 通信ソフトウェアは、RS232機能を設定するときにも使用します。本装置は、触omm㊥の使用 −22− BU150D/BU150P一Ver.Ⅰ 第2章 使用方法 を推奨、サポートします。 Pr∝Ommの通信パラメータ▲: ライン設定: (ALTP)、如00、N、8、1 端末設定:(コント占ニルS) 1)端末エミュレー▲ション…‥・…‥ VT-100 2)通信方式1‥‥…………‥∵・1仝二重 3)フロー制御……‥・………… なし 4)cR変換(in)……………‥ CR/Ⅰ∫はコマンドを示す。長いリストの場合はなし。 10)ブレーク長(m)…………・ 0 以下のRS232コマンドは復帰改行が必要なため、最後に必ずENTERキーを押してください。 プロンプトに対して次のコマンドを入力した場合: Al −リンクを確認し、ディスプレイに“OK”を表示する。 ウ tヘルプ画面を呼び出し、3段階のヘルプレベルを表示します。 コマンドの機能: S? 一環度調節器の現在の設定点を表示する。 S30.1 一温度調節器の温度を30.1に設定する。 F? 一現在の液温を表示する。 U? −現在の単位(℃、OF、OU)を表示する。 UC、WまたはUU 一温度調節器の単位を℃、OFまたはOU変更する。 &LH九吼 −上限値 &1ユ.乃乃 一下限値 &LH? 一現在の上限値を表示する。 &Ⅰ⊥? −現在の下限値を表示する。 &m、1、2または3一小数点の位数を変更する。 一自動温度設定点をセットする。 &Ⅹ0またはl −0(内部)または1(外部)を変更する。 &D乃 一最大温度差(1∼30) 耶ON陀 &R〃乃 ー温度調節器をオフにする。 一装置とRS232通信回線をオンにする。 −すべてのパラメータを出荷時のデフォルト値に戻す。 注:どのコマンドの場合にも、大文字または小文字が使用できます。 注:乃は数字を示します。 BtJ150D/BU150P−Ver.1 ー23− 第2幸 便用方法 Pr∝Orrm㊥は、データストームテクノロジーズ社(DatastormTechnologieshc.)の登録商標です云 自動データ収集:シリアルケーブルをPC側のシリアルポートに接続します。コ・マンドElは、 データ収集記録モードを使用許可します。逆に、コマンドEOは、記琴モードを使用等止にしま す。使用許可および使用禁止コマンドは、永久不揮発性メモリに保存されています。 本装置は、記録モードのとき、ASCⅡ形式で琴定温度◆と液体温度測定値をRS232ポー▲トに送信 します。通信ソフトウェアのダウンロード機能を使って\:ASCⅡファイル形式を指定します云保 存後、データファイルはASCⅡファイルに対応するどのソフトウェアにもイ・ンポーー∵トできます。 2.8.9 自動冷却設定温度 し 冷却器の作動温度を選択します。 匡=ヨキーを押します。 AUTO SWITCH 20 TO 203 REFRJG‘.ONt < 450C SET 例:現在の液温が40℃で、自動冷却設定温度が‘30℃のとき、液鹿がjo℃以下になると、冷却器 が作動を開始します。また、液温が30℃を超えると、冷却器は作動を停止します。自動冷却設定 の推奨温度は45℃です。 しノ −24− BU150D/BUl−50P−Venl 第3章 メンテナンス 第3章 メンテナンス 3.1加 熱 器 加熱器は、常にクリーンな状態に維持してください。加熱器から付着物を除去する場合、粗く するためにガラス繊維ピードが埋め込まれたプラスチックパッド(例:ScotchGreenPad)を使用 してください。ステンレス鋼のサビの原因となるため、スチールウールは使用しないでください。 3.2 ポンプモータ 上下ベアリングは、高温シリコングリースで永続的に潤滑されているため、潤滑作業は不要で す。ポンプモータベアリングは単体では交換できません。ベアリングから雑音が聞こえ始めた場 合、モーター式を交換してください。ポンプモータ交換キットが販売されています。 3.3 復水器および空気抜き 復水器と前後の空気抜きは、ゴミや汚れが溜まらないようにしてください。ゴミは復水器を断 熱し、冷却系続の冷却能力を下げます。復水器の羽根は圧縮空気で汚れを取り除いてください。 3.4 清 掃 中性洗剤と水または承認された洗剤以外は使用しないでください。 BU150D/BU150P−Ver.1 一25− 第3章 メンテナンス し し ー26− BU150肌Ul50P−Vef.・1 第4章.故障対策 /■ 第4章 故障対策 4.1’装置が作動しない、修理する必要がある場合 マイクロプロセッサメモリにシステムエラーが起きました。装置の接続ケーブルを外し、もう 一皮接続し、システム全体をリセットします。システムエラーが修復されない場合、修理を依頼 してください。 4.2 ポンプが作動しない 単式ポンプモータが作動しない場合、運転速度切換スイッチがⅢとLO位置の中間にないか点 検します。スイッチが中間位置にある場合、電力はポンプに供給されません。ポンプインベラが 自由に回転するかどうか点検します。浴槽内の液量を点検します。 4.3 ポンプ能力不足 特に加熱器が作動しているとき、電源電圧が低くないか点検します。 4.4 冷却器が作動しない、または冷却不足 冷却機能が選択されているか点検します。選択されている場合、冷却ランプが点灯しているは ずです。電源電圧が高くないかまたは低くないか点検します。通気スクリーンを流れる空気が遮 断されていないか点検します。冷却器は、室温が32℃を超えると作動しません。このとき、冷却 コンプレッサは一時的に停止します。冷却器の冷却能力を超えて液体が加熱されていないか点検 します。 4.5 加熱されない 加熱器が正常に作動しているかどうか点検します。加熱ランプが点灯していない場合、設定温 度および浴槽温度の設定を点検します。浴槽の液量を点検します。 4.6 加熱不足 加熱器が正常に作動しているかどうか点検します。電源電圧が正常かどうか点検します。外部 冷却負荷が限界値を超えていないか点検します。温度が高い場合、タンクまたはホースからの熟 損失、またはタンクからの蒸発が考えられます。熟負荷の変動は、装置の能力を超える場合があ ります。熱負荷または設定点が変化した場合、定温状態に戻るまである程度時間がかかります。 BU150D/BUlt50P一Ver.1 ー27− 第4童 故障対策 4.7 トライアック不良 加熱器用トライアックが故障しているや、電源電圧が不良です0他の電源を傍用してください0 問題が修復されない場合、トライアックまたはトライアックドライバを交換してください。 4.8 デフォルト催 すべてのパラメータは、以下の手順に従って簡単に出荷時のデフォルト備に戻すことができま す0装置をスタンバイモードにします0囚キーを押します0.次に、 す。6遍キーを押し、≠フォルト時のEEROMを選択します。 し し −28− BU150D/BU150P−Ver.・1 第5童 交換部品 第5章 交換部品 リファレンス 部品名 番号 部品番号 CAPl モータ駆動用コンデンサ、370VAC、6uF 205−056 CBl 引き申しコイル付き回路遮断器、15A 215−039 Hl 5インチ径管形コイル式加熱器、1KW 215−119 Jl 電力ケーブル、・6フィート(約183cm)、16GA、 225−010 Jl 電力ケーブル、8フィート(約24女m)、14GA、 225−159 MTRl ポンプモータ、ポンプ運転速度スイッチ付き機種用 215−034 Mm ポンプモータ、ポンプ運転速度スイッチなし機種用 215−113 パワープリント基板、DTC、検査済 500−077 PCB2 メインプリント基板、デジタル式専用、校正済 500−075 PCB2 メインプリント基板、プログラム式専用、校正済 500−079 PCB3 ディスプレイ基板、DTC、検査済 500−076 P鱒1 プローブ、m、100n(0℃時)、4線 200−136 q5 オルタニスタ、Q4025L9 200−149 cBl Q5、Q6、Q7 S2 200−109 オルタニスタ、q4015L9 215−122 セーフティサーモスタツトOTP 8U150D/BU150PこVef.−1 −29−
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