Press Release 平成 16 年 9 月 1 日各位メディアシークの子会社スタートメディアジャパン㈱が、日本企業で初めて中国での偽造品防止・真贋判定サービス｢OAF.JP｣を開始株式会社メディアシーク（本社：東京都港区、代表取締役：西尾直紀）と、実達電脳集団(中国上海 A 株上場（証券コード：600734)の合弁会社である、スタートメディアジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：西尾直紀、以下｢スタートメディアジャパン｣）は、中国に進出する日本企業向けに暗号化技術を使った偽造品防止・真贋判定サービス｢OAF.JP（Orient Anti-Forgery Japan）｣を 2004 年 9 月 1 日より開始いたします。中国での偽造品防止・真贋判定サービスには中国政府の許認可が必要ですが、スタートメディアジャパンは、中華人民共和国国家質量監督検査検疫総局による偽造防止用暗号化コードの認可第一号をもつ、中国の東方恵科防偽技術有限公司と提携。日本企業ではじめて、中国での偽造品防止・真贋判定サービスに乗り出します。同サービスは中国語・英語・日本語に対応しており、偽造品防止・真贋判定のほか、トレーサビリティや CRM、アンケート等の付加サービスも利用することができます。このサービスは中国国内では 2003 年 1 月より開始されており、2004 年 4 月時点で、336 社に採用され、発行されたコード数は 12 億枚を超えております。｢OAF.JP｣サービスは、東方恵科防偽技術有限公司がもつ、固有な認識コードに特殊暗号化をかけ、他からは解読不可能な数値コードに変換するコード生成・解読システムを採用し、同システムで生成された 20 桁の数字を印刷したシールを中国市場に商品展開を行う日本企業向けに販売いたします。購入した企業は自社の商品にシールを貼り付け、消費者に販売いたします。消費者は購入した商品に貼ってあるシールのコードを｢OAF.JP｣専用の ①サイト（http://www.515315.jp） ②電話受付（010-82607315）※北京市内からは 010 は不要 ③SMS※ショートメッセージサービス（9393 本文に 315+20 桁コードを書いて送る）のいずれかの方法で商品の内容を照会していただきます。消費者はこのコードを使い、内容を照会することで商品の情報（企業名・商品名）や、コードの照会回数・真贋を確認していただけます。もしもコードが不正の場合には、消費者からの告発をスタートメディアジャパンが受け付け、商品の出荷元である企業に報告いたします。また、コードが固有であることを利用して、トレーサビリティシステムへの利用や CRM、各種キャンペーンへの応用も同時に行うことが可能となっております。在中国日本商工会議所が 3 月に発表した｢中国の知的財産権問題に関する報告書｣によると、中国に進出した日本企業の半数以上が偽造品や海賊版の被害を受けており、その年間被害総額は一兆円以上と推定されております。｢OAF.JP｣サービスと同様のサービスは中国にはすでに複数あり、企業にとっても、消費者にとっても認知されたサービスであります。スタートメディアジャパンの技術パートナーである東方恵科防偽技術有限公司も同様の｢OAF.DIA｣サービスを行っており、中華人民共和国文化部（日本の文部科学省に当たる）の公式認定著作権シールにも採用されているほか、企業への納入実績では、ルーターで有名な Cisco（米国）や、中国チューインガム市場№１の Wrigley（リグレー、米国）、ファッションブランドのイブ・サン・ローラン、タバコメーカー広東梅州巻煙会社ほか、食品、医薬品、酒類、電機・電子機器や農業製品など、幅広く利用されております。スタートメディアジャパンは、主に対中国輸出を行う日本企業を対象に、英語・日本語 Press Release 対応、マーケティング機能等を付加価値として提案・営業活動を行ってまいります。また、今後は情報量の多い二次元バーコードの採用や、メディアシークがもつ画像解析技術などを取り入れることで、既存競合サービスとの更なる差別化を実施していく予定です。｢OAF.JP 専用サイト http://www.515315.jp｣消費者は専用サイトや専用電話、SMS を使って 20 桁のコードを照会。商品情報や真贋判定を行うほか、キャンペーンやアンケートに参加することができる。｢OAF.JP 共通シール｣（表）（内側）サービスで使用される共通シール。表紙をめくると特殊印刷されたコードが確認できる。希望により、オリジナルのデザイン制作や、商品への直接印字も可能。 ※シール内側台紙面の背景はブラックライトインクで印字（通常は見えません） Ø メディアシークロゴは、㈱メディアシークの登録商標です。 Ø OAF（Orient Anti-Forgery）は東方恵科防偽技術有限公司の登録商標です。 Ø その他の会社名や製品名などは、各社の商標または登録商標です。【本リリースに関するお問い合わせはこちらまで】株式会社メディアシーク担当：菊地 e-mail：[email protected]