Q1 - 山洋電気

株主メモ
決算期
毎年3月31日
定時株主総会
毎年6月中
利益配当金受領株主確定日
毎年3月31日
中間配当金受領株主確定日
毎年9月30日
名義書換停止期間
毎年4月1日から4月30日まで。
このほか中間配当金を支払う場合、
その他必要がある場合には、あらか
じめ公告して臨時に停止することが
あります。
公告掲載新聞
東京都において発行する
日本経済新聞
名義書換代理人
東京都中央区日本橋茅場町
1丁目2番4号 〒103-8202
日本証券代行株式会社
電話:(03) 3668 9211
同事務取扱場所
東京都中央区日本橋茅場町
1丁目2番4号
日本証券代行株式会社
同取次所
日本証券代行株式会社
全国支店・出張所
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掲載しておりますので、
ご覧ください。
ホームページ http://www.sanyodenki.co.jp
本社 〒170-8451 東京都豊島区北大塚 1-15-1
電話(03)3917 5151(大代)
株主、投資家のみなさまへ
第98期 事業報告書
平成11年4月1日−平成12年3月31日
98th
ごあいさつ
株主のみなさまには、ますますご清栄のこととおよろこび
申しあげます。
第98期の事業報告書をお届けするにあたりまして、ひと
ことごあいさつ申しあげます。
当期の日本経済および当電機業界をとりまく環境につき
ましては、後述の営業の概況に記載のとおり、大変厳しい
状況の中で推移いたしました。
このような環境の中で、当社は「受注の確保」と「損益
分岐点の引き下げ」のふたつを最重点課題に設定し、当期
中に以下の諸施策を実施いたしました。
2
「受注の確保」の具体的な施策といたしましては、
1. 永く当社の得意としてきました高性能高付加価値の製品
に加え、必要条件だけを充足する低価格製品を新たに
開発し、全ての機種に幅広いラインナップを用意し、いか
なる市場ニーズにも対応ができるようにいたしました。
2. 好調を続けている北米市場において販売体制を強化し、
幅広くコンピュータ業界や通信機器業界に対して冷却
ファンの拡販を実施し、あわせて、半導体製造装置業界を
中心にサーボシステム製品とコントロールシステム製品の
拡販を実施し、いずれも成功いたしました。
「損益分岐点の引き下げ」の具体的な施策といたしましては、
1. 組織の数を減らし、管理職ひとりあたりの管理範囲を
拡げ、あわせて間接部門のスリム化を図りました。
2. 管理職に年俸制を導入し、業績に連動した労働分配と
いたしました。
3. 45歳以上の社員を対象に、期間限定で優遇措置をとも
なった早期退職の募集を行い、約100名の社員が退職
いたしました。
4. 冷却ファンの一部を台湾において、またステッピング
モータの一部をインドネシアにおいて生産委託をし、原価
低減を図りました。
5. 長野県上田市に生産子会社を設立し、直接労務費の
低減を図りました。
6. フィリピンにおいて生産子会社を設立し、冷却ファンの
新しいシリーズの生産を開始することに着手いたしました。
7. 部品材料の国際調達を推進し、変動費率の低減を図りま
した。
これらの施策は確実に効果を現してまいりましたものの、
製品単価の急激な下落、昨年夏以来の急激な円高などにより、
売上高、利益とも、はなはだ不満足な結果となりました。
また、多額の有価証券評価損を計上し、あわせて、期間
限定の早期退職優遇制度にともなう社員退職割増金の計上、
さらに税効果会計による法人税等調整額の取り崩しを行い
ましたため、川口事業所跡地の売却にともなう売却益の
計上がありましたものの、7,550百万円の当期損失となり、
はなはだ不本意な結果となりました。
株主のみなさまには、ここで深くお詫び申しあげます。
今期の事業のご報告は、以降に記載のとおりでございま
すが、期末配当金につきましては、まことに遺憾ながら、
1株あたり5円とすることといたしました。
今後のビジネス戦略につきましては、先述のとおりの「受
注の確保」と「損益分岐点の引き下げ」を重点課題としつつ、
IT関連をはじめとした、急激に増大している受注環境に
対応できるよう、製品開発から生産活動も含めた全ての
企業活動のスピードアップを図り、あわせて徹底的な業務
革新によって経営効率を高めてまいる所存でございます。
また、為替相場の変動に左右されない財務体質とする
ため、輸出額に見合った海外生産および海外調達を強化
いたします。
最後に、全世界の顧客およびユーザから当社の技術と製
品に絶大な期待が寄せられていること、およびこれらの期
待に応えようとする当社社員の士気がまことに高いことを、
ご報告申しあげます。
株主のみなさまにおかれましては、引き続いての絶大な
ご支援をお願い申しあげます。
平成12年6月
代表取締役兼社長 山本茂生
事業ハイライト(単体)
売上高
経常利益(損失)
(百万円)
(百万円)
55,613
47,319
39,682
4,378
48,927 46,860
3,786
1,819
96/3
97/3
98/3
99/3
00/3
96/3
当期利益(損失)
97/3
△1,477
△578
99/3
00/3
部門別売上高構成比
(百万円)
(%)
1,525
821
98/3
99/3
00/3
フリーキャッシュフロー・キャッシュフロー
(百万円)
サーボ
システム
事業部
44.4
クーリング
システム
事業部
36.5
△1,116 △7,550
97/3
コントロール
システム事業部
0.6
パワー
システム
事業部
18.5
2,081
96/3
98/3
フリーキャッシュフロー
キャッシュフロー
3
設備投資・減価償却額
(百万円)
設備投資
減価償却額
6,537
4,571
4,098
4,010
3,733
2,893
2,567
2,277
2,485
2,467
1,746
1,777
2,458
2,017
1,308
100
96/3
365
97/3
△2,526
969
△2,793
98/3
99/3
00/3
96/3
97/3
98/3
99/3
00/3
(注)
算出方法は00/3より変更
自己資本・株主資本利益率
33,017
34,466 35,275
総資産・総資産利益率
(百万円)
総資産
総資産利益率
(%)
自己資本
(百万円)
株主資本利益率
(%)
60,207
33,120
6.17
53,922
25,380
56,665
3.65
4.37
2.41
2.50
96/3
66,159 63,987
1.58
97/3
98/3
99/3
00/3
(注)
99/3と00/3の株主資本利益率は損失のため算出不能
96/3
97/3
98/3
99/3
00/3
(注)
99/3と00/3の総資産利益率は損失のため算出不能
営業の概況
●営業の経過および成果●
当期におけるわが国経済は、政府による一連の経済対策や一部の設備投資の回復などにより、後半に
なって景気の底入れ感が見られましたものの、個人消費の回復の遅れや昨年夏以降の急激な円高が加わり、
総じて厳しい状況の中で推移いたしました。
当電機業界におきましては、上半期は通信機器および工作機械を中心に国内需要が大幅に落ち込みまし
たが、下半期は半導体製造装置業界などの一部に設備投資回復の動きが見られました。
しかしながら、国内関連業界の需要減退の影響は大きく、当期の売上高は46,860百万円(同4.2%減)
にとどまりました。
●クーリングシステム事業部
売上高構成比率(%)
売上高(百万円)
20,440
20,538
11,148
10,540
上期
下期
17,115
36.5
売上高構成比率(%)
売上高(百万円)
上期
下期
18.5
8,072
11,149
9,237
8,682
5,605
5,169
4,947
3,632
3,513
98/3
99/3
00/3
6,202
9,292
98/3
9,998
99/3
9,043
00/3
4
冷却ファン「サンエース」シリーズは、北米を中心とした
海外市場の活況により、コンピュータ関連機器、通信機器、
およびネットワーク機器分野を中心に好調を持続しました。
しかしながら、マイクロプロセッサ(MPU)冷却ファン
「サンエースMC」は、製品単価の下落により売上金額は減少
しました。
その結果、当事業部の売上高は16.7%減の17,115百万円と
なりました。
今後、情報通信ネットワークはインターネットの普及と
ともに高速化・大容量化され、発熱に対する冷却技術は重要
な問題となってまいります。そして冷却ファンの需要もます
ます拡大することが予想されます。当事業部ではサーマル
ソリューションをテー
マに掲げ、問題解決を
お客様にご提案すると
ともに事業拡大を推進
いたします。
冷却ファン「サンエースMC」シリーズ
(注)
売上高には完成工事高387百万円
(00/3)
、878百万円(99/3)
、1,523
百万円(98/3)を含んでいます。
当下半期より、インターネットなどの急拡大による情報通
信分野における設備投資の増大を背景に、電源装置の需要が
増えました。
特に無停電電源装置(UPS)は、サーバや通信機器などを集
中管理するデータセンター事業者や、ハウジングビジネス用
に需要が増大してまいりました。また太陽光発電装置も環境対
策により市場が拡大し、パネルメーカへのインバータの受
注が増大してまいりました。
しかしながら、製品単価の下落の影響が大きく、当事業部
の売上高は前期比6.0%減の8,682百万円となりました。
今後はインターネットなど情報通信
分野への投資が急拡大する中で、
24時間365日のサービス対応が必要と
なり、その結果、無停電電源装置の需
要はますます増大していくものと思わ
れます。また地球環境保護の観点より
自然エネルギーを利用した太陽光発
電へも積極的に取り組みを推進する
とともに、高効率、省エネの製品開発
を進め、さらに事業の拡大を推進して
無停電電源装置「サナップスR」
まいります。
また損益面につきましては、経常損益は578百万円の損失(前期は経常損失1,477百万円)となり、当期
損益につきましては、7,550百万円の損失(前期は当期損失1,116百万円)となりました。
なお、当期には、当社が信託銀行で金外信託として運用しておりました中で、約7,840百万円の「プ
リンストン債券」が発行元の不法行為により突然償還不能に陥るという事態となりました。当社は、同
様の被害にあった他の21社と共同して、今年の1月20日付で米国にて訴訟提訴をしております。国内
外の弁護士とともに、全力で債権回収に当たっておりますが、株主のみなさまには、さぞご心配をおか
けしたものと、深くお詫び申しあげます。
●サーボシステム事業部
売上高構成比率(%)
●コントロールシステム事業部
売上高(百万円)
上期
下期
24,025
19,151
売上高構成比率(%)
売上高(百万円)
上期
下期
20,777
12,112
44.4
9,140
11,387
0.6
285
11,913
10,011
9,390
99/3
00/3
169
116
98/3
98/3
99/3
00/3
5
当事業部の主力製品である小型サーボモータおよびステッ
ピングモータは、IT関連向けのFA装置である半導体製造装置
やチップマウンタ用を中心に増加基調となり、工作機械向け
や自動車向けも下げ止まりがみられ、受注高、売上高ともに
増加いたしました。
また、新型高性能ACサーボアンプ「PY」シリーズの本格
量産が始まり、ステッピングモータのインドネシアでの生産が
本格化するなど競争力の強化策も順調に進んでおります。
その結果、当事業部の売上高は前期比8.5%増の20,777
百万円となりました。
21世紀を控え、情報端末・デジタル家電などのパーソナル
化の伸展により、サーボシステム製品の主要用途として半導
体製造装置・チップマウンタ向けに今後も
伸長が見込まれます。また、省エネ・
クリーン化目的で射出成形機などでは油圧
からサーボモータへの置換えが加速される
見通しです。当事業部としましては、
それら
の市場動向を迅速に捉え、
かつ多様化に追
従できる小型から大型のサーボシステムおよ
びステッピングモータシステムの開発投入
を推進し、事業拡大をめざしてまいります。 ACサーボアンプ「PY2」
当期期初よりサーボシステム事業部から分離独立し、独自
の事業展開を開始いたしました。
FAシステムのオープン化とネットワーク化を目指して、
工 業 用 パ ソ コ ン「 S-MAC PC」を 中 心 と し た 製 品 を 核 に 、
ソリューションビジネスを展開いたしました。
その結果、当事業部の売上高は285百万円となりました。
当社のコントロールソリューションビジネスは、ソフトウェア
言語とネットワークでのオープンシステムが評価され、着実に
そせい
受注・売上を拡大中です。塑性加工機、半導体製造装置、射出
成形機、包装機などの分野で、トータルコストの低減、オープン
アーキテクチャーによるユーザー主導、フルソフト化による
柔軟性など、オープン化コントローラ「S-MAC」のコンセプト
が顧客に認められてきており、
今後のますますの拡販が期待
できます。
工業用パソコン「S-MAC PC」
トピックス
新型ソケットタイプCPU冷却
ファン「サンエースMC」を開発
従来のソケットタイプの「サンエースMC」シリー
電源管理ユニット
「Network Power Manager」
「 Network Power Manager」は 、各 種 ネ ッ ト
ズの最新版、
「サンエースMC」
(型番:109X7612H1016)
ワーク機器の電源を遠隔から管理できる装置です。
を平成12年3月1日より発売開始いたしました。
パソコンやワークステーションを、ネットワークを
この製品はインテル社のPentium®Ⅲ FC-PGA
利用して遠隔から終了させたり、必要な時に運転
Socket370に対応する新型CPU冷却ファンです。
させることで不用な電力を節約できます。
高密度ヒートシンクの採用により冷却効率を上昇
させ、さらに当社従来品に比べ音圧レベル
【特 長】
・遠隔からの電源制御ができます。
(騒音)を約11%減少させま
Webブラウザにより、遠隔から出力コンセントを
した。この冷却性能により
個別または一括で制御(オン・オフ・リセット)
Pentium ®Ⅲの866MHz
できます。
・一 台 の U P S で 多 数 の コ ン ピ ュ ー タ に 給 電 が
チップまで対応できます。
Pentium®ⅢFC-PGA対応「サンエースMC」
できます。複数の「Network Power Manager」と
容量の大きいUPSとを組み合わせることにより、
※Pentium®Ⅲはインテル社の登録商標です。
多数のコンピュータに給電し、制御できます。
6
・19インチラックマウント搭載
海外生産子会社の設立
コンピュータシステムで広く使われている19インチ
平成12年2月2日、フィリピンのスービック・
ラックに搭載できます。
テクノパークに当社の生産子会社Sanyo Denki
Philippines, Inc.を設立いたしました。活発化して
いる国際競争に勝てる低コスト・高品質製品の製造
を目的としております。この生産子会社は今後の
海外ビジネスの重要な拠点となります。Sanyo
Denki Philippines, Inc.の詳細については9ページを
電源管理ユニット
「Network Power Manager」
※「Network Power Manager」は商標登録出願中です。
ご覧ください。
ふ じ や ま
富士山工場・テクノロジー
センターでISO14001取得
青木工場に引き続き、平成11年11月26日にテク
ノロジーセンターで、平成11年12月17日には富士
山工場で環境管理システム規格ISO14001を取得
しました。当社では地球環境保全への取り組みの
一環として、これからも全工場でのISO14001の
取得を目指します。当社の環境保全への取り組みに
オープニングセレモニー
ついての詳細は9ページをご覧ください。
国内・国外展示会
行動規範の完成
当社ではクーリング・パワー・サーボ・コントロー
当社および子会社・関連会社の全社員対象の
ルシステムの4つの分野でご提供している製品を、
ルールブック「山洋電気株式会社企業行動規範」が
より具体的に、より多数のお客様に理解していた
完成いたしました。この行動規範は、当社の掲げ
だけるよう、日本国内では、平成11年4月
る企業理念の実現をめざし、社会の一員として
1日から平成12年3月31日の間に「 ’
99 モータ技術
ふさわしい行動が取れるよう、山洋電気に関わる
展」、
「熱対策技術 99」
、
「Networld+Interop 99
全ての人々に対して当社の社員がとるべき正しい
Tokyo」、「システムコントロールフェア ’
99」
態度を再確認するためのマニュアルです。山洋
「セミコン・ジャパン ’
99」の5つの展示会に出展し、
電気とグループの社員は、この行動規範の方針を
クーリング・パワー・サーボ・コントロールシステム
よく理解し、自らの意志によりこれに基づいて
の各製品を紹介いたしました。また、海外ではアメ
行動いたします。
リカで開催された世界最大規模のコンピュータ・
ネットワーク関連の展示会「COMDEX Fall ’
99」
行動規範の内容は当社ホームページ「会社案内」
の中にあるメニュー「行動規範」をご参照ください。
に出展し、ドイツでは今回で3度目の出展となる
「Hannover Messe 2000」にも出展し、当社の
製品を紹介いたしました。
7
Hannover Messe 2000(ドイツ)
システムコントロールフェア'99(日本)
http://www.sanyodenki.co.jp
ズーム・アップ
身近な山洋電気の製品紹介から、国際化への対応、メーカとしての環境問題への
取り組みについてご紹介いたします。
Q1
製品はどんなところに使われていますか?
ファンモータ…
サーボモータとサーボアンプ、ステッピングモータとドライバ…
電子機器にとって大敵と
なる「熱」を冷却する装置
です。
起動、停止が頻繁にできる、応答性・制御性にすぐれ
た高性能モータと駆動装置(アンプ)です。
〈用途例〉
〈用途例〉
プリンタ:小型ステッピングモータ1台で給紙、印字、
交換機や通信機用電源、パ
ソコン用CPU、コンピュータ
周辺機器などを冷却します
排紙までの一連の動作をおこないます
銀 行:現 金 自 動 取 引 機
(ATM)に約20種類
のステッピングモータ
8
が使用されています
UPS(無停電電源装置)…
停電などの電力供給トラブルの際に、安定した電力を
切れ目なく供給する装置です。またネットワーク対応
駅 :自動改札機
スーパー・コンビニ:POS(レジ)
のインテリジェントな複合機器です。
〈用途例〉
銀 行:キャッシュディスペンサーなど
工業用パソコンとその応用製品…
生 産・医 療:半導体製造装置、3次元測定機、CADなど
当社の開発した制御言語(AML)や制御ネットワーク
管理システム:ビル管理システムや無人局の状態情報
対応を特長としており、一般産業機械などの制御シス
の監視・表示装置など
テムをお客さまのご要望に応じて構築できるシステム
情報・通信ネットワーク:
ISDN・VAN・ネットワー
ク機器・電信電話などの通
信システムなど
製品です。
〈用途例〉
食品包装機:包装される品物の多様化、高機能の要望
をAMLを用い
て一挙に解決
します
そせい
そ の 他:塑性加工機、
巻線機、
印刷機など
Q2
海外子会社についての新しい取
り組みを教えてください。
海外生産拠点として、フィリピンのスービック・テクノ
パークに工場を建設することが決定し、その運営会社と
1.地球温暖化の防止
●温室効果ガスの排出の抑制
●地球温暖化を防止する製品の開発
●地球温暖化の防止に関する国や地方公共団体の施策
への協力
して、平成12年2月2日、Sanyo Denki Philippines, Inc.
●工場や事業所の消費エネルギーの合理化
を設立しました。
●エネルギー効率の改善を目指した製品の開発
この工場建設の目的は、国際競争力のある戦略製品を製造
2.廃棄物およびリサイクル
することと、輸出の増加にともなう為替のリスクを回避
●廃棄物の発生の抑制
するためです。
●製品開発時での、使用済み製品の再使用や再利用の
スービック・テクノパークは、首都マニラ市の北西80km
に位置し、空港や港湾に隣接してインフラの整備が完璧な
工業地帯です。関税や付加価値税も免除され、治安や住
環境も良好です。また、豊富な熟練労働力が得られやすく、
可能性の追求
3.有害化学物質の排出抑制
有害化学物質の発生を抑え、その排出量などを把握し、
自主的な管理によって環境汚染への改善を図る。
英語による意志疎通が容易であるなど、生産拠点として
の3つのテーマを掲げ、社内に設置した社長を委員長と
申し分のない条件を供えております。
する環境対策委員会の指導と監視により、具体的な取り
平 成 1 2 年 7 月 か ら 、 冷 却 フ ァ ン の 新 シ リ ー ズ「 S a n
Cooler」などの生産が開始され、平成13年1月までには、
組みを開始しております。
「ISO14000シリーズの認証取得」
月産50万台の生産を
ISO14000シリーズとは、企業や組織の活動での、環境
計画しております。
管理や環境対策のための国際規格です。
当社の環境対策への積極的な取り組みを国際的な基準に照
らし、自律的な責任を明確にするために、2001年3月
までに全工場で認証が取得できるよう、準備を進めております。
なお、現在までの取得状況は下記のとおりです。
平成11年 3月29日 青木工場/ステッピングモータの製造
平成11年11月26日 テクノロジー・センター/設計および開発施設
平成11年12月17日 富士山工場/冷却ファンおよび電源装置の製造
また、緑が丘工場、塩田工
場、築地工場の3工場では、
平成12年末までに認証の
取得を計画しております。
Q3
「環境」に対しては、どのような
取り組みをしていますか?
青木工場
当社は、その経営理念の中で「社会や環境に対しては、企
業活動を通じて、地球環境の保全および人類の繁栄に
寄与する経営をします」と唱っております。
それを実現するための方針として、
テクノロジーセンター
富士山工場
9
要約財務諸表(単体)
●貸借対照表
●損益計算書
(平成12年3月31日現在)
科 目
資産の部
流動資産
現金および預金
受取手形および売掛金
有価証券
棚卸資産
短期貸付金
その他の流動資産
貸倒引当金
(平成11年4月1日から12年3月31日まで)
金 額(百万円)
2000
33,393
4,461
15,831
1,817
10,386
435
550
△88
1999
39,446
2,186
15,934
2,213
9,515
187
9,525
△116
科 目
負債の部
投資有価証券
長期前払費用
その他の投資
貸倒引当金
23,271
17,931
9,130
4,741
4,059
283
5,056
3,204
53
1,802
△3
24,540
19,612
9,975
5,296
4,340
66
4,861
2,698
280
1,885
△3
10
資産合計
56,665
63,987
無形固定資産
投資等
2000
退職給与引当金
25,126
11,226
11,603
1,926
13
356
5,740
4,750
989
負債合計
31,284
30,866
買掛金および支払手形
短期借入金
未払金・未払費用
未払法人税
その他の流動負債
固定負債
科 目
売上高
売上原価
販売費および一般管理費
営業損失
営業外収益
営業外費用
経常損失
特別利益
特別損失
税引前当期損失
法人税等
資本の部
法人税等調整額
9,526
11,981
3,872
(7,550)
9,526
11,962
11,631
(1,116)
資本合計
25,380
33,120
負債および資本合計
56,665
63,987
資本金
法定準備金
剰余金
(うち当期損失)
金額
(百万円)
1999
26,351
10,949
12,959
2,138
23
280
4,932
4,128
804
流動負債
長期借入金
固定資産
有形固定資産
建物・構築物
機械装置
その他の有形固定資産
金 額(百万円)
当期損失
前期繰越利益
その他
2000
1999
46,860
42,015
5,306
460
510
627
578
3,022
9,237
6,793
26
729
7,550
2,860
0
48,927
45,024
5,737
1,834
782
425
1,477
4
263
1,736
70
689
1,116
4,440
△262
4,689
3,061
当期未処分損失
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示してお
ります。
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
貸借対照表の注記
(1) 子会社に対する短期金銭債権債務
当 期
前 期
短 期
2,878百万円
700百万円
長 期
35百万円
−
(2) 受取手形割引高
当 期
前 期
1,250百万円
1,500百万円
(3) 受取手形裏書譲渡高
当 期
前 期
500百万円
500百万円
損益計算書の注記
(1) 子会社との取引高
営業取引
売上高
仕入高
営業外取引
当 期
前 期
9,390百万円
408百万円
48百万円
1,257百万円
24百万円
13百万円
●利益処分
●キャッシュフロー計算書
(平成12年3月31日現在)
摘 要
当期未処分利益
金額
(百万円)
2000
1999
△4,689
3,061
任意積立金取崩額
—
0
7
5,000
—
620
3,069
利益準備金
31
18
利益配当金
310
189
固定資産圧縮積立金取崩額
別途積立金取崩額
合 計
上記の金額を次のとおり処分いたします。
次期繰越利益
営業活動によるキャッシュフロー
税引前当期損失
有価証券評価損
有形固定資産売却損益
その他
小 計
利息および受取配当金の受取調整額他
営業活動によるキャッシュフロー
(1株につき5円) (1株につき3円)
計
目
減価償却費
310
配当準備積立金取崩額
科 341
208
279
2,860
2000
1999
△6,793
2,632
7,985
△3,007
△1,389
△573
△34
—
—
—
—
—
—
—
△608
—
△4,915
6,324
△1,010
3,161
△756
—
—
—
—
—
2,803
—
1,040
△957
—
—
82
—
0
2,277
1,183
—
—
—
3,461
—
投資活動によるキャッシュフロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
(注)
1. 固定資産圧縮積立金については、租税特別措置法の規定に基づく取
崩額(税効果会計適用)であります。
2. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
金額
(百万円)
その他の調整額
投資活動によるキャッシュフロー
財務活動によるキャッシュフロー
短期借入金の増加額
その他の調整額
財務活動によるキャッシュフロー
現金および現金同等物に係る換算額
現金および現金同等物の増加額
現金および現金同等物の期首残高
現金および現金同等物の期末残高
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
11
株式情報
●株式総数および株主数
●大株主
会社が発行する株式の総数(注)
当
期
末
株
主
名
持
株
数
持 株 比 率
協同興業株式会社
7,
014千株
11.
11%
10,
400名
株式会社住友銀行
2,
492
03.
95
山洋開発株式会社
2,
459
03.
90
住友信託銀行株式会社
1,
942
03.
08
日動火災海上保険株式会社
1,
888
02.
99
株式会社富士銀行
1,
627
02.
58
山洋工業株式会社
1,
598
02.
53
日本生命保険相互会社
1,
573
02.
49
株式会社あさひ銀行
1,
559
02.
47
日本証券金融株式会社
1,
527
02.
42
数
●所有者分布(株式数と比率)
個人
30,
151,
356株
47.
76%
金融機関
15,
679,
244株
24.
83%
その他国内法人
外国法人など
12
主
63,
135,
935株
(注) 資本準備金による自己株式の消却により1,000,000株が減少し、登記簿上の会社
が発行する株式の総数は99,000,000株となっております。
発行済株式数
63,135,935株
株
100,
000,
000株
発 行 済 株 式 の 総 数
15,
051,
044株
23.
84%
(注) 持株数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
473,
279株
0.
75%
781,
012株
その他(証券会社含む)1,
2.
82%
●地域別所有者分布
総株主数 10,400名
北海道 111名(1.07%)
その他 26名(0.25%)
(外国含む)
東 北 237名(2.28%)
中 部 2,211名(21.26%)
中 国 583名(5.60%)
関 東 4,102名(39.44%)
近 畿 2,320名(22.31%)
四 国 288名(2.77%)
九 州 522名(5.02%)
●株式データ(単体)
一株当たり当期利益
(円)
一株当たり配当金
(円)
32.45
23.78
9.50
10.00
8.50
8.00
12.81
5.00
△17.52 △119.59
96/3
97/3
98/3
99/3
96/3
00/3
97/3
98/3
99/3
00/3
PER, PBR, PCFR
配当性向
(%)
PER (%)
PBR (倍)
PCFR (倍)PER=
75.3
(株価収益率)
66.2
33.3
42.0
24.1
16.9
29.2
96/3
97/3
98/3
99/3
00/3
(注)99/3と00/3は損失のため算出不能
PBR=
(株価純資産倍率)
28.0
10.7
14.2
13.4
1.9
2.0
1.2
0.7
1.2
96/3
97/3
98/3
99/3
00/3
(注)99/3と00/3のPERは損失のため算出不能
株価・出来高の推移
1,500
1,000
500
0
株式売買高(万株)
2,000
1,000
97/4
(年/月)
98/4
99/4
時価総額
株主資本
時価総額
PCFR=
(株価キャッシュフロー倍率) キャッシュフロー
株価(円)
2,000
0
時価総額
税引き利益
00/3
13
会社概要
●会社の概要
●取締役および監査役(平成12年6月23日現在)
設立
昭和11年12月31日
資本金
授権株式数
9,526,738,587円
100,000,000株
発行済株式数
63,135,935株
●組織図(平成12年6月23日現在)
執行役員会
監査役会
社 長
取締役会
執行役員
山本 茂生
※代表取締役
代表取締役
取締役
取締役
山本 浩
取締役
鈴木清太郎
取締役
山本 尚
※取締役
畑中 佐近
取締役
三宅雄一郎
常勤監査役
茂木 悦朗
常勤監査役
小山内順一
常勤監査役
小松 周吉
監査役 鈴木 喜一
※は執行役員を兼務しております。
14
懲
戒
委
員
会
環
境
対
策
委
員
会
コ
ン
ピ
ュ
ー
タ
2
0
0
0
年
問
題
対
策
委
員
会
企
業
行
動
規
範
委
員
会
社
内
報
編
集
委
員
会
テ
ク
ニ
カ
ル
レ
ポ
ー
ト
編
集
委
員
会
第
二
次
業
務
革
新
推
進
委
員
会
事業部門
教
育
委
員
会
●執行役員(平成12年6月23日現在)
安
全
保
障
輸
出
管
理
委
員
会
営業部門
管理部門
営業本部
営
業
技
術
サ
ー
ビ
ス
部
営
業
所
︵
11
ヶ
所
︶
大
阪
支
店
名
古
屋
支
店
海
外
営
業
部
営
業
第
四
部
営
業
第
三
部
営
業
第
二
部
営
業
第
一
部
企 情 法 総 財
画 報 務 務 務
部 シ 部 部 部
ス
テ
ム
管
理
部
専務執行役員
上田事業所長
田中 信豪
専務執行役員
営業本部第一本部長
小谷 武福
常務執行役員
クーリングシステム事業部事業部長
菅原 晟
常務執行役員
営業本部第二本部長
仲田 克之
常務執行役員
サーボシステム事業部事業部長
馬場 克彦
執行役員
総務部長
畑中 佐近
執行役員
パワーシステム事業部事業部長
兼 企画部長
大工原誠一
営業本部副本部長 兼
クーリングシステム事業部副事業部長
田村 薫
コントロールシステム事業部事業部長
兼 ソリューション部長
松本 重治
SANYO DENKI AMERICA, INC.
取締役社長
寺島 義雄
監
査
部
執行役員
執行役員
執行役員
コントロールシステム
事業部
山本 茂生
社長
サーボシステム
事業部
パワーシステム
事業部
クーリングシステム
事業部
●ネットワーク
札幌営業所
本社
支店
事業所
営業所
仙台営業所
上田事業所
上田営業所
宇都宮営業所
名古屋支店
北陸営業所
本社
京都営業所
甲府営業所
九州営業所
静岡営業所
広島営業所
豊田営業所
大阪支店
15
海外子会社および関連会社
ドイツ
SANYO DENKI EUROPE SA.
GERMAN LIAISON OFFICE
ベルギー
SERVOTRONIC
フランス
SANYO DENKI EUROPE SA.
イギリス
EAO LTD.
販売代理店
海外生産子会社
ドイツ
TELEMETER ELECTRONIC GmbH
デンマーク
IMCASE A/S
スウェーデン
MOELLER ELECTRIC AB
イギリス
WYKO INDUSTRIAL AUTOMATION
スイス
TELEMETER ELECTRONIC GmbH
スペイン
DIODE
ポルトガル
NIPOTECNICA
イタリア
R.T.A. S.R.L.
イスラエル
CONLOG LTD.
中国
BEIJING YANGHAI AUTOMATION
TECHNOLOGY CO.,LTD.
日本
(本社)
ミシガン州
ENPROTECH CORPORATION
イリノイ州
SANYO DENKI AMERICA, INC. MID WEST OFFICE
マサチューセッツ州
SANYO DENKI AMERICA, INC.
NEW ENGLAND OFFICE
カルフォルニア州
SANYO DENKI AMERICA, INC.
SILICON VALLEY OFFICE
カルフォルニア州
SANYO DENKI AMERICA, INC.
インド
SYSTEM CONTROLS
テキサス州
SANYO DENKI AMERICA, INC.
SILICON HILLS OFFICE
タイ
COSMOS POLYTECH LTD.
ジョージア州
AUTOMATION INTELLIGENCE, INC.
シンガポール
PUMAS AUTOMATION & ROBOTICS PTE LTD.
シンガポール
SAN-ACE ELECTRONICS
(S)PTE LTD.
香港
ORIENTAL MACHINERY LTD.
台湾
YUNG HO CO., LTD.
フィリピン
SANYO DENKI PHILIPPINES, INC.
ノースカロライナ州
SANYO DENKI AMERICA, INC. R.T.P. OFFICE
ニュージーランド
AVNET PACIFIC PTY LTD.
オーストラリア
TRONICS PTY LTD.
韓国
HANGYANG CORP.