齊藤斗志二会長 旭日大綬章を受章!!

齊藤斗志二会長 旭日大綬章を受章!!
平成27年度定時社員総会・全国加盟団体代表者&正会員会議
全日本ダンススポーツ選手権10ダンス 2015
2015年WDSF総会・ADSF理事会
夏
76
2015 No.
公益社団法人
齊藤斗志二会長
旭日大綬章に輝く!!
2015年(平成27年)4月29日、春の受勲受章者が発表され、元衆議院
議員・防衛庁長官、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)齊
藤斗志二会長(70歳)が「旭日大綬章」に選ばれました。齊藤会長は5
月8日、皇居・宮殿「松の間」で行われた親授式に臨み、天皇陛下より
勲章が授与されました。旭日大綬章は「社会の様々な分野における功
績の内容に着目し、長年にわたり顕著な功績を挙げた者」に対し授与
される我が国最高位の勲章です。
齊藤会長は、
「天皇陛下より“旭日大綬章”を手渡され、
『国や社会
の為、人々の為に尽くされてきたことに深く感謝します。これからも
精進して励むように』とのお言葉を賜りました。感激の極みでした。
これも、多くの方に応援をいただき、恵まれた環境と長年にわたり私
を支えてくださった皆様方が導いてくださったお蔭であり、厚く御礼
並びに感謝申し上げます」と受賞の喜びを語りました。さらに、親授
式については「燕尾服を着用して宮中に上がり、松の間で一人ひとり
名前を呼ばれ、まず最敬礼をしてウォークで陛下の前に前進、2メー
トルくらい手前でさらに深々と最敬礼(お辞儀)をして陛下より勲章
を賜り、バックステップして後退、横にサイドステップして安倍総理
より勲記(賞状)を頂き、ハーフターン(回れ右)して下がった。受
賞者の中では、ステップは私が一番良かったはずです」と、会長らし
いユーモアを交えたお話をいただきました。また、同じ旭日大綬章を
受章された石原慎太郎元東京都知事には、当日、大変お天気が良かっ
たので、
「今日は“太陽の季節”だね」と話をしたエピソードも披露
されました。
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)は、平成14年に任
意団体から文部科学大臣の認可をいただき社団法人日本ダンススポー
ツ連盟に、平成23年、内閣府より公益社団法人の認定書を授与され、
同年4月1日より公益社団法人日本ダンススポーツ連盟として再スター
トしました。齊藤斗志二会長には2001年
(平成13年)
日本ダンススポー
ツ連盟会長ご就任以来多大なるご指導を賜っています。JDSFの理事
では2005年に故小掛照二理事が旭日中綬章、2008年には小野清子副会
長(現:理事・名誉会長)が旭日大綬章を受章されております。
齊藤斗志二(さいとう・としつぐ)略歴
1944年 静岡県富士市に生まれ。1968年 上智大
学経済学部卒業。1972年 ワシントン大学ビジネ
ススクール卒業 MBAを取得。1984年 日本青年
会議所会頭。1986年 衆議院議員初当選(自由民
主党)以来23年連続7期当選。1992年 郵政政務
次官就任。1993年 公益財団法人静岡県体育協会
会長に就任
(∼現在)
。1997年 衆議院商工委員長。
1999年 衆議院地方行政委員長、そして2000年
防衛庁長官(第65代・66代)
。2001年 日本ダン
ススポーツ連盟(現:公益社団法人日本ダンスス
ポーツ連盟)会長(∼現在)
。春の叙勲で旭日大
綬章受章の栄誉に輝く。
( 70歳)
皇居にて右端 齊藤会長ご夫妻
1
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟平成27年度定例理事会
▲左から鈴木一夫監事、中井眞一郎副会長、齊藤斗志二会長、市原則之理事
◀齊藤会長を囲んで理事会出席者一同
平成27年度定例理事会は5月30日㈯、東京都江東区の
東京ファッションタウン(TFT)ビル9階会議室におい
て14時から開催されました。
開始に先立ち、齊藤斗志二会長が5月8日㈮、宮中にお
いて「平成27年春の叙勲 大綬章勲章親授式」が執り行
われた際に天皇陛下から授与された旭日大綬章一式と勲
記(賞状)を持参され、
その場で開封し披露されました。
出席者全員が拝見し、お祝いを申し上げました。
冒頭、齊藤会長は「本勲章は本邦初公開です。これは
私を支えてくださった皆様のお蔭、厚く御礼申し上げま
す」と挨拶。
「本日は新しい人事も含めて大事な議題が
あります。また風営法、スポーツ基本法、東京オリン
ピック種目立候補など、6月のWDSF総会を控えダンス
スポーツを取り巻く環境も大きく変わりつつあります。
本日の審議をよろしくお願いします」と挨拶され、齊藤
会長が議長となり審議に入りました。
第1号議案 平成26年度事業報告及び決算の件
第2号議案 平成27年度事業計画の一部修正と平成27年
2
度補正予算の件
第3号議案 会費見直しの件
第4号議案 総会に付議する理事・監事候補者及び名誉
役員選任の件
第5号議案 職務及び職務分掌変更の件
第6号議案 一般社団法人日本カントリー&ライン・ダ
ンススポーツ連盟の本連盟への加盟の件
上記の議案について審議されいずれも全員賛成で承認
されました。その他報告事項として山田淳専務理事か
ら「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
(風営法)の一部を改正する法律案について、昨年10月
にいったん閣議決定のあと衆議院解散で廃案となってい
たが、
5月27日の衆議院内閣委員会において可決された。
今後 は衆議院本会議を通過した後、6月には参議院での
審議に移り成立する運びである。飲食を伴わないダンス
スクールなどは、風営法の対象から完全に除外される見
通しである」
と報告。
第35回三笠宮杯全日本ダンススポー
ツ選手権(10月11日㈰/東京体育館)など、今後の主な
スケジュールが確認されました。
全国代表者・正会員会議
平成27年度定時社員総会に先立ち、6月27日㈯に開催
されました。
概要は以下の通りです。
「大目標に向けた対外的活動と理念/ビジョンと当面
の課題」について、山田淳専務理事より以下のような活
動報告がありました。
東京オリンピック正式種目化に向けた活動
残念ながら選考に残らなかったが、その要因として下
記が考えられる。
・日本のメダルの可能性
・世界選手権のテレビ視聴率
・スポンサー規模
・ジャッジシステムの透明性
・世界のNF(IOC公認の競技団体であるWDSFに加盟してい
る国の組織)やNOC(国内オリンピック委員会に加盟して
いる組織:我が国の場合はJDSF)の数
・アジア大会やヨーロッパ大会等のオリンピック関連複合大
会の実績
・WDC問題、日本の組織トラブル
・ロビー外交
今後は2024年の正式種目化の実現に向けた活動を始
めたい。という方針が示されました。
風営法改正に向けた活動
「
“いつでもどこでもダンスが楽しめる日本にするため
に”署名活動やロビー活動、内閣府規制改革会議や警察
庁有識者会議への参加、ダンス文化推進議員連盟との連
携などにより、6月17日、参議院本会議で風営法改正案
は可決成立。近く公布され、1年以内に施行される。4号
営業といわれるダンス教室等の営業は公布と同時に同法
の適用対象から外れることになった」と説明がありまし
た。
また、JDSFの4つの活動理念(DDD72号P2参照)を
実現するために理解いただけるプロ団体とは共に活動し
ていく」などの説明がありました。
引続き、
「今後のダンス振興施策」と題して秋田幸子
ダンス開発本部長から競技会以外の発展として他ジャン
ル・企業イベントへの参加やステージ出演など、多岐に
わたり解説がありました。
その後、中道俊之理事から「今後のJDSF会員制度と
都道府県連盟について」
、仲野巽理事から「JASRACと
音楽著作権について」
、金子和裕常務理事から「競技支
援システムの拡大と会員管理」
、金城庸夫理事からダン
ススポーツ教本とDVDの翻
訳発売状況などについて報
告がありました。最後は
「会
費の見直しについて」金子
和裕常務理事の説明を受け、
各県代表者の忌憚のない意
見交換がありました。
なお、会議の後の懇親会
の席では、新しい県DS連盟
説明する山田専務理事
会長の挨拶等がありました。
新会長紹介
▲発言する藍澤寛一大分県会長
神奈川県・竹島弘幸会長 新潟県・石川誠一会長 和歌山県・野田尚児会長 愛媛県・越智米明会長 徳島県・中瀧健夫会長 山口県・金永由利会長 (左)と高橋久雄埼玉県会長(右)
平成27年度定時社員総会
平成27年度定時社員総会は6月28日㈰、東京都江東区
のビッグサイト会議室において14時から開催されました。
齊藤斗志二会長は冒頭、
「東京オリンピックは残念な
結果だったが、2024年正式種目の可能性は大きい。ダン
ススポーツを世界のメジャーにしたい!」と挨拶されま
した。岸尾政弘総務部長から、正会員108名中、出席数
70名、
委任状33名の計103名で総会成立が確認された後、
福島県選出の正会員・長谷川守夫氏を議長に選出して議
案の審議に入りました。
議案審議
第1号議案:平成26年度事業報告及び決算の件
山田淳専務理事から事業報告の説明、内山雅允事務局
長から決算についての説明、鈴木一夫監事から監査報告
があり、賛成多数で承認されました。
また、山田淳専務理事からは昨年、一般社団法人とし
てスタートした日本カントリー&ライン・ダンススポー
ツ連盟が定款第14条第3項の2種加盟団体として加入。群
馬県DS連盟が県体協に正加盟したこと。東京オリンピッ
ク正式種目に立候補し残念な結果には終わったが、2024
3
年オリンピックではWDSFに協力し、正式種目化を推進
していくこと。さらに、改正風営法が6月17日、参議院
にて可決・成立し、6月24日に公布されたが、このうち
規制対象から除外されたことになったダンスホール等で
ダンスを教授する「4号営業」は即日施行された。現在
のクラブ営業を規制している「3号営業」についてはま
顧問の秋元司衆議院議員 益満ひろみ一般社団法人
だ課題が残されていることが報告されました。
(ダンス文化推進議員連 カントリー&ライン・ダ 新業務執行理事の(左から)佐倉文彦・
第2号議案:会費に関する規程の制定と会費の見直しの件 盟事務局長)
ンススポーツ連盟理事長 秋田幸子・松山光男・渡辺英美
金子和裕常務理事から、会費に関する規程の制定と会
費の見直しについて上程理由の説明がありました。上程
報告事項
された議案に対し、
富山県選出の正会員笹山治一氏より、
1)平成27年度事業計画の一部修正と平成27年度補正予
算の件
修正動議が提出され、議場の賛同が確認され議題として
当連盟が設立40周年を迎えるに当たり平成27年度事業
採用されました。笹山治一氏より「この議案の趣旨につ
計画に新たに記念式典実施を加えるとともに、事務局組
いては理解するが、会員会費を300円から1000円に改定
織の一部を修正、対応するための平成27年度補正予算に
することについては、その必要性については理解するも
ついて報告がありました。
のの、会員に対する説明期間が必要であり、各加盟団体
での10月からの会費徴収には間に合わない可能性が懸念
2)新役職者選定の件
される。従って、周知準備や所要の対策期間として1年
環境委員長は柴田真理子氏より岸尾政弘氏に変更と
なった旨の説明がありました。
の猶予を置く必要がある。この部分については、これか
3)名誉役員選任の件
ら検討される構造改革案と合わせて来年度の総会におい
4)職務及び職務分掌変更の件
て確認させていただきたい」との付帯説明があり、理事
5)当連盟への新たな加盟団体の件
会から提案された会費に関する規程のうち、付則のただ
・鳥取県ダンススポーツ連盟(仮加盟)
し書きを以下のように変更する修正案が提案され、質疑
応答の後、可決されました。
・未来ダンサーズ応援プロジェクト
・一般社団法人日本カントリー&ライン・ダンスス
〈会費に関する規程:付則のただし書き部分の修正)
〉
ポーツ連盟
「ただし、第2条(1)3)
、4)及び(2)1)②については、
その他、新しく名誉顧問に就任された顧問の秋元司衆
平成28年度から実施するものとし、同上(1)1)につい
議院議員(ダンス文化推進議員連盟事務局長)は、
「足
ては、平成28年度総会において検討するものとする。
」
かけ10年風営法改正に取り組んできた。改正法が成立し
第3号議案:理事・監事改選の件
理事候補者名簿より安西孝之氏が、また、監事候補者
ダンスが規制対象から外れた。これからは、文化として
名簿より嶋田洋子氏がそれぞれ一身上の都合により辞退
のダンス、スポーツとしてのダンスのさらなる普及と発
されたことが報告され了承されました。監事候補者の確
展を! そしてダンススポーツがいつオリンピックの正式
種目になるか楽しみです。
」と挨拶されました。
認の際、兵庫県選出の正会員・池内猛氏より、NPO法
また、
ご出席の一般社団法人日本カントリー&ライン・
人日本サルサ協会理事長の武永実花氏を候補者とする動
ダンススポーツ連盟理事長・益満ひろみ氏、NPO法人
議が提出され、議題とすることが承認されたので候補者
日本サルサ協会・湯山茂徳理事(京都大学大学院特命教
として追加することになりました。理事・監事候補者ご
授)
、NPO法人日本車いすダンススポーツ連盟・四本信
とに投票を行った結果、賛成多数で全員が信任され選任
子理事長よりご挨拶と近況報告がありました。
することが可決されました。
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟平成27年度理事・監事名簿
理事・名誉会長
小野 清子
理事・代表理事・会長 齊藤斗志二
理事・副会長
理 事
理 事
理 事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
業務執行理事
監 事
監 事
監 事
4
中井眞一郎
小坂 憲次
市原 則之
博
山田 淳
金子 和裕
居樹 保朗
中道 俊之
山口 剛
永井 彰
鵜崎 清貴
秋田 幸子
松山 光男
佐倉 文彦
渡辺 英美
鈴木 一夫
小林 克実
武永 実花
公益財団法人日本オリンピック委員会名誉委員、公益財団法人笹川スポーツ財団理事長、元国家公安委員会委員長
公益財団法人日本オリンピック委員会評議員、元防衛庁長官
弁護士、元所沢市長
参議院議員、元文部科学大臣、ダンス文化推進議員連盟会長
公益財団法人日本ハンドボール協会副会長、元公益財団法人日本オリンピック委員会副会長・専務理事
東京農業大学教授、全日本学生競技ダンス連盟会長
専務理事
常務理事・事務局運営担当、マーケティング本部長、企画委員会副委員長、情報システム副本部長
関東甲信越ブロック運営委員会委員長、資格認定委員会委員長
普及本部長、技術認定部長、組織委員会委員長
競技本部長、競技支援システム部長、ホームページプロジェクトリーダー
財務委員会委員長
国際本部長、学校教育検討委員会委員長、WDSF財務エグザミナー、ADSF財務担当理事
ダンス開発本部長、
名誉役員
NPO法人日本サルサ協会理事
顧 問 秋元 司 衆議院議員、ダンス文化推進議員連盟事務局長
PR推進本部長
特任顧問 仲野 巽 PD本部長代行、倫理相談室長、選手強化・DTC担当
情報システム本部長
特任顧問 鵜飼 慶司 国際本部担当、WDSF理事、ADSF会長
企画委員会委員長
特任顧問 溝口 稔 選手強化担当、ジュニア育成部長
公認会計士
特任顧問 金城 庸夫 普及本部担当、ダンススポーツ医科学研究部長
東京都ダンススポーツ連盟
特任顧問 今泉 清隆 マーケティング本部担当、PR部長
参 与 清水 康夫 元日本アマチュアダンス協会副会長
NPO法人日本サルサ協会理事長
2015年 WDSF総会・ADSF理事会報告書
Hotel M.A.Nazaries、グラナダ(スペイン)
JDSF理事 国際本部長 鵜崎清貴
2015年6月12日から14日の3日間にわたりグラナダ
用いながら、英語で2020年東京オリンピックに対す
(スペイン)でWDSF総会・ADSF理事会が開催さ
る選考状況と各国メンバーに対する協力要請のス
れました。
ピーチを行ないました。以下そのスピーチの一部を
12日には、アジアダンススポーツ連盟(Asian
ご紹介します。
DanceSport Federation: ADSF)理事会と第1回ヨー
「ダンススポーツは、人種、宗教、性別そして年
ロッパ大陸協会(DSE)総会が開催され、ADSF理
齢に関わりなく、世界中で広く愛好されており、友
事会には鵜飼慶司、山田淳そして鵜崎清貴が参加致
情、連帯、フェアプレーの精神とともに相互理解と
しました。ADSF鵜飼会長の活動報告、鵜崎財務担
いったオリンピズムの根本原則とオリンピック精神
当理事からの会計報告そして次の2015年度アジアで
とを備え持ったスポーツといえます。また、伝統や
の大会及び会議日程が承認されました。
社会的価値といったオリンピックの原理を反映し、
多くの世界中の学校で理想的な教育の手段でもあり
1.2015年度ADSF総会:10月31日 台湾
ます。この観点から、私どもWDSFとJDSFは、3月
2.2015年度アジア選手権・アジアシングルダンス
6日に2020年東京オリンピックの追加種目に正式に
選手権大会:6月19日 香港
3.WDSF Open、Asian Youth、WDSF PD Open:
10月31日−11月1日 台湾 台北
立候補いたしました。ダンススポーツをオリンピッ
クの種目に加えることは、我々ダンススポーツの選
手、愛好者、連盟そして協会の長年の夢でした。こ
れが2020年の東京オリンピックで叶えられようとし
ています。そのために、世界中のダンススポーツの
選手、愛好者、連盟そして協会が一致団結しダンス
スポーツがオリンピックの追加種目に選ばれること
に協力して頂きたいと思います。我々は、日本の国
内選考を経て、来年の8月末のIOC総会で必ずダン
ススポーツが2020年東京オリンピックの追加種目に
決定されると確信しています。」
このスピーチの後、各国の代表者から、ダンスス
ポーツの発展と東京オリンピックでの追加種目を願
い、協力を惜しまない旨の賛同を頂きました。
2015年6月12日、ADSFメンバー
また、ヨーロッパ大陸協会(DanceSport of Europe
: DSE)総会では、18 ヶ国の代表から以下の役職者
が選出されました。会長:Luis Vañó(ESP)
、
副会長:
Heidi Estler(GER)
、事務局長:Eva Bartunkova
(CZE)
、
財務担当理事:Christian Zamblera(ITA)
。
13日 に は、 世 界 ダ ン ス ス ポ ー ツ 連 盟(World
DanceSport Federation : WDSF) の 進 む 方 向 や
課 題 を 話 し 合 う フ オ ー ラ ム が 開 催 さ れ、 そ の 中
で、日本ダンススポーツ連盟(Japan DanceSport
Federation : JDSF)齋藤斗志二会長がPRビデオを
6
スピーチする齊藤JDSF会長
6月22日、東京オリンピック追加種目の一時通過
種目が発表され、残念ながらダンススポーツはその
種目になることができませんでした。今後候補にな
れなかった原因を分析するとともに、次回のオリン
ピックでの正式種目になるよう世界ダンススポーツ
連盟(WDSF)とともに努力したいと考えておりま
女性がスカート(膝下(covering the knee))また
す。
はズボンの黒のビジネススーツ、白のドレスブラウ
ス、WDSFのスカーフまたはタイすることが決まり
14日(日)に開催された総会の議題の一部をご紹
ました。
介いたします。
今回、会長・第1副会長が不在のため、シンガポー
ルのShawn事務局長が開会宣言を行いました。本年
度は、ペルー、ブラジル、ウルグアイ、ガテマラ、
ボリビア、トリクメニスタンが新規メンバーに加わ
り、全メンバーが92 ヶ国、プロビジョナルメンバー
15 ヶ国そしてNOC承認メンバーが67 ヶ国となりま
した。
財務担当理事(Tony Tilenni、WDSF Treasurer)
からは、大会公認料が減少したが、外国為替の収益
により黒字となったことが報告されました。
また、スポーツ担当理事(Chair ‒ Marco Sietas)
2015年6月13日WDSF主催夕食会(左端が筆者・鵜崎清貴JDSF財務担当理事)
からは、以下の大会予定が報告されました。
さらに、WDSFの競技規定の中に、これまで掲
World Games(ポーランド)
載されていたヒップホップ競技規定とサルサ競技規
2017年7月21−22日
程が削除され、
「Artistic DanceSport、「Caribbean
European Masters Games(ニース・フランス)
DanceSport、
「Folkloric DanceSport、
「Performing、
2015年10月3−4日
Stage and Theatre Dances、「Smooth Dance and
Urban Games(未定)
2016年
「Urban DanceSport」の競技規定が記載されること
European Games(バク・アゼルバイジャン)
となりました。サルサは、Caribbean DanceSport
2015年6月
の中に記載されました。
懲戒委員会(Chair ‒ Daniel Stehlin)からは、
3日間にわたるADSF理事会、フォーラムそして
2014年7月アンチ・ドーピングテストで1年間の出
WDSF総会の中で、2020年東京オリンピックへの期
場停止の選手が決定されたことが報告され、薬を服
待は大きく、結果としてオリンピックの追加種目に
用する際のWADA禁止リストの重要性が強調され
は選ばれなかったものの、日本そしてJDSFに対す
ました。
るダンススポーツの普及活動や技術レベルの向上な
どに対する要求は他の国とは一線を画するほど高い
また、
審判長および審判員の服装規定が修正され、
ものだと感じました。今回の2020年東京オリンピッ
WDSF公認競技大会において、審判長、審判員と他
ク追加書目への立候補は、アジアそして世界におけ
のすべての関係者(司会者(Speaker)
、採点管理
るJDSFの役割やミッションをもう一度考察する良
者または他の運営者
(マネージャー)
が含まれるが、
い機会だと思います。
限定されない)は、男性が黒のビジネススーツ、白
次回のヨーロッパでオリンピックが開催される際
のドレスシャツ、WDSFネクタイ、黒の飾りのない
には、ダンススポーツは必ずや種目に選ばれると感
(without decoration)ドレスシューズを着用し、
じさせるほど、熱い3日間の会議でした。
7
Asian World DanceSport Festival 2015開催
WDSFオープン&PD部門
(プロフェッショナル)
ダンススポーツ選手権大会
併催WDSFユース10ダンス世界選手権代選考会
2015年5月31日㈰/ホテルイースト21東京
2015年5月31日㈰、東京都江東区にある「ホテルイースト21東京」においてJPBDA(日本プロフェッショ
ナルボールルームダンサーズ)主催の“Asian World DanceSport Festival 2015”が盛大に開催され
ました。今年もドイツ、スペイン、イタリア、ロシア、ポーランドなどヨーロッパ各国の強豪もアジア勢に加
え国際色豊かな大会になりました。鵜飼慶司WDSF(世界ダンススポーツ連盟)理事(JDSF常務理事)は、
「ダ
ンススポーツは長年オリンピック参加に向けた活動をしており、今回初めて東京オリンピック種目としての選
考対象のテーブルまで付くことが出来た」と語り、山田淳JDSF専務理事は、「いずれにしても近い将来オリ
ンピック種目になる可能性が出るところまでこぎつけた。特に若いユースの世代の成長に期待したい」と述べ
た。また、田邊重光大会名誉会長(BDJ会長)は「WDSF PD オープンを開催する日本唯一の大会であり、
今年で4回目を迎え世界からも注目される存在になった。」と話されました。そして北村良一JPBDA会長は、
「世界18カ国から選手を迎えた。皆様に感謝申しあげます」と新会長就任の挨拶をされました。
開会式
午前中はDSCJ公認のB ∼ D級戦が行われ午後はWDSF
OPEN、PD競技、そして世界選手権出場権利をかけた
ユース10ダンス選手権と盛りだくさんのスケジュールで
会場はたくさんの人で埋めつくされていました。
夕方からスタートした注目のユース10ダンス選手権は
9組エントリーの中、計2ラウンドで競技され、少ない組
数、少ないラウンド数ながらも最近グランプリで決勝進
出など実力急上昇中のユース世代によるハイレベルな戦
いが繰り広げられました。
結果はラテン部門でオール1位を獲得した藤井・吉川
組がライバル達を抑えての優勝、2位3位はスタンダード
で1位と2位を分け合った菅原・チェチェル組、そして大
西組となりました。4、5、6位は渡辺安登・石垣真衣組、
海老原拳人・タカギルナ組、金井大樹・甘利このみ組の
順にコールされ、近年特にレベルアップが著しいユース
世代の今後の活躍が非常に楽しみになる内容でした。
そしてもう一つのメインイベントであるインターナ
ショナル競技“WDSF OPEN Latin & Standard”
、まず
ラテンでは28組エントリーの中、準決勝以上に進出した
日本の選手はエース久保田組、今年デビューの新星、八
谷・皆川組、そして海外経験を積んでレベルアップして
きている西村・大竹組の3組のみ。その中でも現全日本
チャンピオンである久保田組が力強く存在感のあるダ
ンスで決勝進出。結果は世界チャンピオン最有力候補
であるGOFFREDO・MATUS組が全種目全審査員から
1位を獲得し圧倒的な余裕とレベルアップされた表現力
8
北村良一
JPBDA会長
鵜飼慶司WDSF理事 田邊重光大会名誉
JDSF常務理事
会長(BDJ会長)
山田淳
JDSF専務理事
溢れるダンスで完全優勝。続いて準優勝は各国チャンピ
オンを抑えて最後まで群を抜いたスタミナでエネルギッ
シュなダンスを見せた久保田組がコールされた。3位に
はアジア太平洋選手権ファイナリストであるJAMILI・
PARCON組となりました。
一方スタンダードでは40組エントリーの中、日本から
は魅力あるダンスを魅せるエースGUZYR・太田組、人
並みはずれた身体能力に洗練されたテクニックを身につ
けてきた小嶋・盛田組、そしてスタンダードも実力を更
につけてきた久保田組が準決勝進出を決めました。白熱
した準決勝が終わり決勝のコールでは見事日本の3組全
員がコールされ会場が歓声で大いに盛り上がりました。
結果は、デンマークのFARINA・KOBORG組が優勝、2
位と3位にイタリアのALITTO・BELOZEROVA組、ポー
ランドのPASZEWSKI・KACZMAR組、そして4、5、6
位にGUZYR・太田組、小嶋・盛田組、久保田組と続き
ました。
またPD OPENスタンダード部門では世界チャンピオ
ンFERRUGGIA・KOEHLER組が昨年よりも更にレベ
ルアップされた的確で伸びやかなダンスを披露し圧倒的
な実力差をつけて優勝、日本選手最高位は天野誠・天野
理恵組第9位でした。ラテンでは長身を活かしたユニー
クなダンスで観客を魅了したドイツのPASECHNIK・
ARNDT組が優勝、関根チョーマ・沼田まな美組が日本
選手最高の第7位となりました。
JDSF選手強化部コーチ 石原正幸
WDSFユース世界10ダンス選手権派遣選考戦
優勝
準優勝
第3位
藤井創太・吉川あみ組(千葉県)
菅原一樹・ダリア・チェチェル組(東京都)
大西大晶・大西咲菜組(富山県)
WDSFオープンダンススポーツ選手権
優勝
優勝
準優勝
準優勝
第3位
スタンダード
ラテン
優 勝
Pasquale FARINA &
Sofie KOBORG組
(デンマーク)
準優勝
Oreste ALITTO &
Valeria BELOZEROVA組
(イタリア)
優 勝
Gabriele GOFFREDO &
Anna MATUS組
(モルドバ)
準優勝
久保田弓椰・ 久保田蘭羅組
(北海道)
第3位
第3位 Gerald JAMILI &
Cherry Clarice PARCON組
(フィリピン)
第3位
Piotr PASZEWSKI &
Monika KACZMAR 組
(ポーランド)
WDSFオープン PD ダンススポーツ選手権
スタンダード
ラテン
優 勝 Benedetto FERRUGGIA &Claudia KOEHLER組(ドイツ)
準優勝 Donatas VEZELIS &Lina CHATKEVICIUTE組(リトアニア)
第3位 Marco CAMARINGHI&Martina MINASI組(イタリア)
優 勝 Pavel PASECHNIK &Marta ARNDT 組(ドイツ)
準優勝 Nicolas GARCIA &Masha TURLUPOVA組(スペイン)
第3位 Artem OKHRIMENKO&Anna BUGLOVA 組(ロシア)
9
ヒップホップの頂点
にダンススポーツがコラボ出演!
2015年5月5日
(祝・火)
18:00∼5月6日
(祝・水)11:30∼&16:30∼/ KAAT神奈川芸術劇場
特別出演:藤井創太(高1)・吉川あみ(高2)組/渡辺安登(高1)・石垣真衣(高1)組
ゴールデンウィークの最終日、
神奈川芸術劇場に着くと、
舞台では弦楽四重奏の生演奏が観客を迎え、どこか映画祭
のような雰囲気の中でイベントが始まった。
『ファイナル・レジェンド Ⅲ』
、それはストリート系
ダンスコンテスト“レジェンド東京”で厳しい審査の末に
各部門の頂点に立った18作品が再演を許される、コリオ
グラファー(振付師)のシーズン最終章の祭典。2015年5
月5、6日の2日間、全3回公演のために、全国からオー
デションで選ばれた総勢700人のダンサーが集結した。
チーム毎に独自のテーマを持つ作品群は、ストリート、
ヒップホップ、ジャズダンスの要素に加え、太鼓や一輪車
との共演など、コンテスト受賞時より更なる進化を遂げ、
にも、インパクトのあるシーンとなり、若いダンサー達も
互いに刺激し合っているようだった。さらにグランドフィ
アワードセレモニーに相応しいクオリティの高さ。
その振付師の一人、ヒップホップ世界
大会で優勝チームのプロデュース歴をも
つSUN氏の要請で、JDSFの強化選手、
藤井創太・吉川あみ組、渡辺安登・石垣
真衣組が特別ゲストダンサーとして参加。
ナーレでは、シング・シング・シングの曲に乗って2組が
軽やかにクイックステップで登場するなど、スペシャルゲ
ストとしての大役を果たしていた。
音楽に合わせ、研ぎすまされた身体が奏でるパフォーマン
ス、ダンスのジャンルを超え、究極のエンターティンメン
トに挑戦し続ける“ファイナル・レジェンドⅢ”は観る者
“Release of mind”
(魂の解放)をテーマ
振付家のSUN氏
にした作品の中で、ヒップホップダンスとダンススポーツ
との異色のコラボレーションが実現した。
荘厳な音楽とともに、重圧の世界を表現するヒップホッ
プのパッション溢れる群舞、そこにスタンダードダンスの
華麗な踊りが融合すると、闇を照らす光のように魂を解放
すべてをワクワクさせる、そしてダンススポーツにおい
ても新たな可能性を
感じさせる公演だっ
た。今後の更なる発
展が期待される。
に導く展開へ。今までダンススポーツに縁のなかった観客
10
藤井創太・吉川あみ組
渡辺安登・石垣真衣組
ダンス開発本部
素晴らしいダンスを披露する藤井組、渡辺組
野口好子
レジェンド
インタビュー
“Release of mind”
(魂の解放)
2015年5月26日(火)/
千葉県佐倉市ダンススタジオみやおか
昨年7月ストリートダンスコンテスト“レジェンド東京 第4章”で
JDSF山田淳専務理事が「国際ダンス競技としての視点」から審査員賞に選
出した作品「Release of mind」
(DDD73号P17参照)がきっかけで
三笠宮杯に振付師SUNさんが来場の際、彼の目に留まったのがソウ(藤井
創太)とアト(渡辺安登)。いつものコンペと異なる他のジャンルのチーム
26名の世界との衝撃的な出会い。初めて出演した2チーム(藤井創太・吉
川あみ組、渡辺安登・石垣真衣組)にその感想をお聞きしました。
Q:振付師のSUNさんの印象は? 指導されたことは?
藤井・渡辺:SUNさんの作品は音楽がとにかく素晴らしい。そ
れに合わせて僕たちのダンスの部分の振り付けは僕たち二人です
べてやりました。
渡辺:音楽をしっかり聞くように言われました。リハーサルはそ
うでもなかったのですが、本番ではとにかく大音響とレーザー
ビーム光線の照明で客席もほとんど見えず、その中でヒップホッ
プ系の曲でタンゴなどを踊りましたが、いつもの曲と異なり、踊
り出しのタイミングやリズムも取りにくく難しいので、音楽を
しっかり感じて踊りました。
吉川:最後の公演でSUNさんから言われて、無茶振りでヒップ
ホップのダンサーと同じ動きで思いっきり体を使って踊ったら筋
肉痛になりました(笑)
。
Q:練習・リハーサルは?
4人:2日間が練習とリハーサル、
2日間3公演の全部で4日間。
最後は2組で群舞の中をクイックで駆け抜けるのに必死でした。
他のメンバーに迷惑がかからずに良かったです。
Q:勉強になったことは?
藤井:ダンスはやはり音楽を良く聴いて、観客に向けてどう表
現し、観客をどう魅了するか追求しなければ、と思いました。
SUNさんの音楽(楽曲アレンジ)
、照明などの凄さ、レジェンド
Ⅲのスケール、その為の参加者スタッフの真剣さチームワークに
はビックリしました。
吉川:とにかく表現力、大きく動く事が大事だと感じました。
渡辺:チームで協力していく、自分たちで自立してやっていると
いうことをすごく感じました。ダンスをする以前にチームという
ものに憧れを感じました。練習もかなりハードで、練習後はみん
なで雑巾がけをして、反省会もみんなでビデオを見てすごくよく
話し合って悪いところは直していく、チームのコミュニケーショ
ンが素晴らしいと思いました。
石垣:ストリートダンスはチームでなんでもするし、
協力し合う。
ダンススポーツ(社交ダンス)も二人のチームで協力することだ
と思います。今回のダンスとこの思いは一生忘れません!
4人:またチャンスがあれば挑戦したいです。
チームを統制する振付師SUNさん、そして何人かのリーダーが
いて指導していくインストラクターの“ちから”
、そしてごく当
たり前に年上の子が年下の子の面倒を見る。こんなことがごく
当たり前にできている、ストリート系はすごい!(チームみや
おかも凄い!)
。多くのジュニア選手を指導されている宮岡光秋
先生に伺いました。
Q:宮岡先生の今回のストリート系ダンスとのコラボを終えて感
じたことは?
宮岡:うちの教室のジュニアと同じ年頃の子供たちがオーデショ
ンを受けて“大舞台で踊る”という選ばれし者としての自覚と志
が非常に高い。自分たちが何をしなければいけないか、熟知して
いる。それに周りに対する配慮、礼儀も大変よく心得ている。私
たち日本のダンス界に欠けていることが良く出来ている、と感心
しました。コンペにまでも両親がついてきて
“お嬢ちゃま、
お坊っ
ちゃま”扱いされているのもどうか? 自分たちで考え、自分た
ちで行動できないと、特にJDSFはアスリートを目指しているの
だから。このあたりは指導者も考えていかないといけません。
このような機会を与えて
いただいたJDSF山田淳専
務理事には大変感謝してい
ます。私たち仲間はチーム
であり、戦友です。私たち
は素晴らしい経験ができま
した。また機会があれば是
非やりたいと思います。
チームみやおかの練習風景
キラ星みつけた!
宮岡光秋先生のイチオシ
ソータ(藤井創太)と
アト(渡辺安登)に続け!
★
木下将希(小4)と渡邉俊介(小6)
渡邉君はダンス歴1年半週5回の練習、
木下君はダンス歴4年週6回練習していま
す。得意は二人共にスタンダード、目指すは
もちろん世界チャンピオンです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本オリンピック委員会(JOC)は、
「JOCジュニアオリンピックカッ
プ事業」の一環として、JOCジュニアオリンピックカップ受賞者な
どで、 且つ、 将来オリンピック競技大会や世界選手権において活躍
が期待できる選手を「JOCオリンピック有望選手」として認定し、
その指導者の表彰を行っています。平成27年4月1日付けで「JOC
オリンピック有望選手」 にはチームみやおかから、 昨年の三笠宮杯
で併催された「JOCジュニアオリンピックカップ」で優勝した藤井
創太、 佐藤あみ、 渡辺安登、 石垣真衣の4名が「JOCオリンピック
有望選手」 として認定され、 宮岡光秋先生は有望選手を育成された
功績をたたえ奨励賞が授与されました。おめでとうございます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「JOCオリンピック
有望選手」に
チームみやおかから
4名が認定され、
宮岡光秋先生は
奨励賞に輝く
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
11
山梨便り
山梨県ダンススポーツ連盟創立30周年記念祝賀会
2015年4月4日㈯/アピオ甲府(中巨摩郡昭和町)
山梨県ダンススポーツ連盟では、今年創立30周年を迎え、山梨県ダンス連盟の今日までの歩みを振り返ってみました。
山梨県ダンススポーツ連盟総務部広報 梅本美枝子
◆戦前の動き
山梨県のダンスの歴史は戦前に遡ります。昭和の初期、
「山梨県社交舞踏協会」と称して、甲府市及びその周辺の
愛好家20名ほどが東京より指導者を招き、本格的ダンス
に打ち込んでいました。
◆戦後の動き
甲府市は戦火に会い一面焼け野原となりましたが、建
物の復興と共に若者たちの間に一大ダンスブームが起き
ます。あっという間にダンスホールは80軒あまりに増え
たのですが、この過激とも言うべきブームを警戒して強
力な規制が入り、ダンスホールはほとんどが姿を消し、
残ったのはわずか8軒だけでした。
こうして過激なブームは去りましたが、社交舞踏協会
は正しいダンスを更に発展させようと動き、昭和22年と
23年の2回競技会を開催しました。
しかし、競技会はなんとそれ以来20年間実施されませ
んでした。山梨県のダンス界は、沈滞の一途を辿ってし
まい、競技会を実施する母体となるべき競技団体が設置
されていない唯一の県(関東甲信越地区で)となってし
まったのです。
創立30周年記念式典
山梨県ダンススポーツ連盟創立30周年記念事業実行委員会委員長 山崎幸明
当連盟は、昭和初期熱烈なるダンスファンにより結成
され、ダンス技術向上と普及そして競技会開催等に取り
組んできた先進的な組織であった「山梨県社交舞踏協会」
を受け継ぎ60年に発足いたしました。一年後昭和61年、
長い間実施されなかった本格的競技会の開催。以後これ
を軌道に乗せると共に公益性の高い「ダンススポーツの
集い」
「子どもダンスうんどう」
「ビート100」など異色な
事業にも取り組み社会貢献を果たして参りました。今日
まで、このような歩みを続けてこられましたことは関係
機関をはじめ、諸先輩の皆様のご支援ご協力の賜物であ
り、この機会をお借りして深甚なる謝意を表す次第であ
ります。
◆連盟功労賞表彰者
昭和60年の連盟創立以来、連盟の基盤を築くと共にそ
の発展に寄与された方々に対し、
功労賞が贈られました。
フォーメーションダンス
12
競技会を実施しなければ、ダンス界は衰退するばかり
である。プロ主催の競技会を待っているのでなく、自分
達で競技会を実施しよう!そこで立ち上がったのがアマ
チュアのダンス界。この熱意がアマチュアの組織結成の
原動力となりました。
◆新生山梨県社交舞踏協会誕生・競技会の始動
昭和60年、ついに山梨県社交舞踏協会の組織を引き継
ぐ形でアマチュアのダンス団体が誕生しました。
メンバーは、
会長三科清、
副会長鈴木栄二郎、
山崎幸明、
小野勝正、
三井猛雄、
若月幸子の各氏。そしてその一年後、
昭和61年第1回山梨県ダンス大会が開催されるのです。
プロの教師協会が実施出来なかったことをアマチュア
がしようとしたわけですから、実施までには困難や抵抗
がありました。
しかし、
協力してくれるプロの先生もあり、
何とか60組を集め、第1回の大会は成功を納めます。
以後、山梨県クローズ大会(昭和61年∼平成4年)
、山
梨県アマチュアスポーツダンス大会(平成7年∼平成12
年)
、山梨県ダンススポーツ大会(平成13年∼現在)と名
前を変えて続けられ、今年の2月で第31回を数えます。
*30年表彰(三科清、山崎幸明、鈴木栄二郎、三井猛雄、
若月幸子)*20年表彰(小笠原章雄、梅本政史、
川崎正昭)
*特別表彰(小野勝正、里吉美雅)
この功労者を代表して三科清氏、小笠原章雄氏、梅本
政史氏、里吉美雅氏がデモンストレーションを行いまし
た。30年表彰の三科清氏はダンス連盟を牽引してきた立
役 者 で あ り、
ダンス歴67年、
85歳、現役選手
としては最高齢
者。この日はタ
ンゴを披露しま
した。体が続く
限り踊り続ける
そうです。
ジュニア演技
30周年に寄せて∼私のダンスの原点
山梨県ダンススポーツ連盟相談役 三科 清(85歳)
昭和60年に連盟を立ち上げ、爾来会長として今日まで
山梨の連盟を牽引して来た私のダンスの原点は、今から
70年前に遡る。
旧制中学3年の時に父を失った私はその時、
若干15歳であった。翌年16歳で勝沼町のワイン酒造会社
へ住み込みで就職。時あたかもダンスブームの到来で、
この町にもダンスホールが出現した。音楽は得意で、運
動神経も抜きん出ていた私がダンスの魅力に取りつかれ
るのに時間はかからなかった。ダンスホールは青春を謳
歌する男女で熱気に包まれ、私も昼間の労働を癒す間も
なくホールに足が向いていった。
さて、では当時はどのような恰好でダンスをしていた
だろうか…この服装には苦労したのである。先ず、靴が
買えない。それで、兄に軍隊で使っていた靴を貰いそれ
を履いて踊っていたのだが、激しい運動のためたちまち
に靴底は減り、
何回も張り直すのである。服はといえば、
祖母に織ってもらった
布で作った背広という
いでたち。戦後の復興
期でつつましい生活で
30年功労賞デモを踊る三科氏
はあったが、踊ってい
れば楽しかった青春時代である。
ここで、正統派のダンス修行を経た私は、2年後仕事の
拠点を県都甲府市へ移し、昭和50年、ダンスの魅力を広
めようと、職場の中にダンスクラブを立ち上げるのであ
る。これが、現在山梨県で最大のサークルKDCへと発展
するのであるが、その先には壮大な夢が描かれていた。
それは、この10年後、遂に山梨の連盟が創立されるので
ある。この後の動きについては30周年の歩みに詳細に記
してあるのでそちらをご覧頂きたい。70年にも及ぶ長い
私のダンス人生。これは、その原点の一コマである。
スペシャルデモン
ストレーション
西村康宏・大竹舞組
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13
千葉便り
第18 回
千葉県ダンススポーツ選手権大会
2015年5月17日(日)/鎌ヶ谷市民体育館(福太郎アリーナ)
千葉県ダンススポーツ連盟常務理事 実行委員長 三根 豊治
アⅡA級、シニアⅢA級、C級、D級の10区分を開催しま
した。総エントリー数はちょうど400組で6時30分頃まで
熱戦が繰り広げられました。
どの区分も熱戦で、
とても見ごたえのある競技会となり、
会場は大いに盛り上がりました。中でも選手権部門では、
千葉県ダンススポーツ連盟で
は、春に千葉県ダンススポーツ選
手権大会、秋に千葉県ダンスス
ポーツ競技大会を主催しています。
秋の競技大会は本年度で第37回
を数える歴史を誇りますが、ジュ
ニア選手の活躍が目覚ましい昨
今、ジュニアの育成を踏まえ、ジュニア選手権を併催して
います。本年度は9月13日に「第37回千葉県ダンススポー
ツ競技大会 第10回千葉県ダンススポーツ選手権ジュニ
ア大会」を船橋アリーナで開催します。どうぞ奮ってご参
トップクラスの出場とあってフロア、観客、応援、選手が
一体となって大会の最高潮となりました。
その選手権では、藤井創太・吉川あみ組がラテン、スタン
ダードの両部門で優勝を勝ち取り、栄えある千葉県知事杯
を手にしました。藤井・吉川組は千葉県のホープであり、
全日本を代表する選手でもあります。大いに期待されて
加ください。
さて、今回は5月17日に鎌ヶ谷市民体育館(福太郎ア
リーナ)で開催しました「第18回千葉県ダンススポーツ
選手権大会」について報告します。
開催区分はラテン、スタンダードともに、選手権、シニ
いる選手たちです。 ともあれ、トラブルもなく無事に盛会のうちに終えるこ
とができ、スタッフ一同ホッとしています。来年も選手や
観客がより楽しめる大会を目指したいと思っています。
金城庸夫千葉県
ダンススポーツ連盟会長
千葉県選手権
ラテン部門
スタンダード部門
準優勝
優勝
藤井創太・吉川あみ組(ダンスチームみやおか)
優勝
準優勝
藤井創太・吉川あみ組
(ダンスチームみやおか)
山田恭平・秋山彩織組
表 彰 式
シニアⅡA級選手権スタンダード
14
海老原拳入・タカギルナ組
(東京都)
シニアⅡA級選手権ラテン
5月20日
(金)
の
読売新聞朝刊に
掲載された
千葉県選手権大会
(エビハラダンススタジオ)
東日本大震災復興支援
とどけよう スポーツの力を東北へ!
The 35th Imperial Highness Prince Mikasa Cup All Japan DanceSport Championships
JDSFダンススポーツランキングポイント取得競技会 / WDSF世界選手権代表選考
(日)8:45∼20:00
2015年10月11日
東京体育館
◆JR総武線 千駄ヶ谷駅前
◆都営大江戸線 国立競技場駅前
J O Cジュニア オリンピックカップ
全日本ダンススポーツ選 手 権ジュニア
全日本ダンススポーツ選手権ジュブナイル
第1回全日本サルサダンス選手権大会
東京カップシニアⅢスタンダード
全日本選手権シニアⅤスタンダード
へ!
点
頂
の
本
日
れ
舞い上が
今年の三笠宮杯は
ザッツ・エンタテインメント! 18:30∼
カリビアン・ダン
スス ポ ー ツ &
ム
イ
タ
ショー
三笠宮杯スタンダード・ラテン優勝者 オナーダンス
サルサジャパンカップ優勝者 オナーダンス
Legend Tokyo Chapter.5
特別選定賞受賞者による演技
「チーム マリア」によるショータイム
S ha
l l we ダン スタイム
19:00よりタップリ1時間(予定)
主 催 : 公益社団法人 日本ダンススポーツ連盟(JDSF)/
公益財団法人 東京都スポーツ文化事業団/東京都ダンススポーツ連盟
大会名誉総裁 : 三笠宮崇仁親王
特別協賛 :
協 賛 : 養命酒製造株式会社/チャコット株式会社/チョイス・ロンドン・ジャパン株式会社
後 援 : 文部科学省(申)/東京都(申)/公益財団法人 日本体育協会(申)/
公益財団法人 日本オリンピック委員会(申)/毎日新聞社(申)
入場料/前売券(AA席、A席は座席指定)
一般●AA席 6,000円/A席 5,000円/B席 3,000円/C席 500円
会員●AA席 5,000円/A席 4,000円/B席 2,500円
※C券ではサブアリーナでの競技は観戦できません。AA券、A券、
またはB券をご購入ください。
【入場券のお申込み】JDSF会員は各所属団体へ。
【一般入場券のお問合せ・お申込み】
大会事務局: 〒135-0063 東京都江東区有明3-4-2 有明センタービル1階
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟内「三笠宮杯実行委員会」
Tel:03-6457-1858 Fax:03-6457-1857
※電話でのお問い合せは、13時∼17時(土・日・祝日除く)にお願い致します。
10月 11日のチケットはインターネットからも購入できます!
http://pia.jp/t/ ☎0570-02-9999
ホームページ
http://eplus.jp/jdsf/
http://www.jdsf.or.jp /
東京体育館を埋め尽くす「Shall we ダンスタイム」
※会場でのビデオ・デジカメ・ケータイビデオ撮影は有料です。1日¥3,000です。
入場後、受付にて撮影の申告をよろしくお願い申し上げます。手持ち撮影に限ります。
15
稀に見る大接戦
全日本ダンススポーツ選手権10ダンス 2015
名古屋市公会堂
(中部ブロックダンススポーツ シニアⅡ・シニアⅢ選手権)
平成27年6月7日(日)/名古屋市公会堂
全日本選手権10ダンスはこれまで2月に開催されていま
したが、受験シーズンと重なり、若い選手の出場が難しい
ことから、今年は6月の開催となりました。スタンダード
5種目、ラテン5種目の10種目総合で唯一のチャンピオン
が決まる非常に体力的にも精神的にもハードな競技で、
観戦する側に大変興味深い大会です。この大会で来年の
WDSF世界選手権10ダンスの日本代表が決まりますが、
選手権ユース優勝など数々の実績を誇る大西大晶(17歳)
・
大西咲菜組(14歳)との熾烈な戦いとなりました。スマー
トで洗練されたしなやかな踊りの大西組はスタンダード5
種目で1位を獲得し優位に立ちましたが、前半5種目全て
に2位だった八谷組が強い個性をアピールした踊りで会場
を沸かせ、ラテン5種目全てにおいて1位を獲得、大西組
も全て2位を獲得し10種目の順位合計点は同点となり、全
今回は今年10月フランスのニースで開催されるシニアⅡ10
ダンス選手権日本代表選手を決定する大会になりました。
2004年以来、10ダンス会場として親しまれてきた名古
屋市公会堂が老朽化による改修工事を余儀なくされ、来年
の10ダンス選手権は5月22日、同じく愛知県の津島市文
化会館での開催となります。
審判員全種目再スケーティングにより1位の数が51と39
の大西組を上廻った八谷組が輝く栄冠を勝ち取りました。
第3位争いは優勝争い同様、
元気一杯の金井大輝
(17歳)
・
甘利このみ(17歳)組と、バレエで鍛えた回転技と高いジャ
ンプを見せた千葉海都(16歳)
・千葉琳花組(18歳)により
大接戦となりました。3位以上の数が50を得た金井組が
競技が開始される前
に、関西弁のラジオ体
操で選手役員一同体を
ほぐしてから競技は始
まりました。注目の全
日本選手権10ダンス競技は、近年出場数10組以下の大会
第3位、3位以上の数が37の千葉組は惜しくも第4位と
なり、ここまでは10代の選手が独占、第5位は名古屋大
学を3月に卒業した澤井優也・丸野詩織組、第6位は愛知
学院大学を2年前に卒業した田川貴一・安東ニシャ組と若
い世代の選手の活躍が目立つ結果となりました。
シニアⅡ10ダンス選手権日本代表は、第7位に入賞し
が続きましたが、今年は20組と飛躍的に増え、予選から
白熱した競技が繰り広げられました。優勝争いは、新カッ
プルを結成5月10日のグランプリ大阪で準優勝に輝き、
早速結果を出した八谷和樹(17歳)
・皆川円(19歳)組と、
幼いころから兄妹で大活躍昨年のオールジャパンジュニア
た海外でも大活躍のベテラン、谷口主嘉・谷口小夜子組と
なりました。
A級戦スタンダード優勝の古澤誠・緑谷朱三江組は、シ
ニアⅡスタンダード、シニアⅢスタンダードの3部門で見
事に優勝を飾りました。
ご来賓の方々
大会役員
全日本10ダンス
選手権7位
( )
シニアⅡ世界10ダンス
選手権日本代表
谷口主嘉・
谷口小夜子組(京都府)
(左から)斎藤嘉隆参議院議員、谷口ともみ愛知
県議会議員、おくむら文洋名古屋市議会議員
大会役員
(左から)
鈴木康介副競技長、毎原保信競技
長、佐合孝史実行委員長、三尾英幸副実行委員長
A級戦 スタンダード
優 勝
準優勝
第3位
第4位
第5位
3部門優勝の古澤 誠・ 第6位
緑谷朱三江組(愛知県)
16
古澤 誠・緑谷朱三江組(愛知県)
岡田明義・岡田祐子組(長野県)
植本悠介・下廣莉奈組(名古屋大学)
伊藤 茂・伊藤千鶴組(愛知県)
山下幸一・大下順子組(愛知県)
村上和穂・中野真弓組(愛知県)
B級戦 スタンダード
優 勝
準優勝
第3位
第4位
第5位
第6位
植本悠介・下廣莉奈組(名古屋大学)
佐脇法雄・佐脇洋子組(愛知県)
阿部雄四郎・待田るみ子組(愛知県)
今泉和雄・剣地明子組(神奈川県)
丸山隆一・竹村都葵子組(長野県)
阿子田佳典・阿子田光子組(愛知県)
B級戦 ラテン
優 勝
準優勝
第3位
第4位
第5位
第6位
第7位
笠井康広・福岡みあき組(兵庫県)
安藤安夫・上野清美組(岐阜県)
松下茂・松下知英子組(愛知県)
山下幸一・大下順子組(愛知県)
田畑敏彦・武重文栄組(長野県)
仙石敏也・仙石京子組(愛知県)
伊地知誠一郎・田村美和子組(岐阜県)
優勝
コメント
10ダンスチャンピオン
八谷和樹・皆川 円組
八谷和樹です
ありがとうございました。今回の優勝で、世界10ダンス選手権に派遣が決まり
ました。
そこでも是非表彰台に上がり日の丸を掲げるように頑張りたいと思います。
10ダンスはハードな競技です。体力と集中力、そしてスタンダードとラテン10
種目を踊り分けしなければならないので大変ですが、僕はそれがとても楽しいと
感じます。大変なのはスタンダードの衣装とラテンの衣装をたびたび着替えなく
てはならないこと。背番号が汗で破れやすくなったり、折れて汚くなるので苦労
しています(笑)
。
今までにもジュニアやユースそしてアダルト部門でも世界選手権の切符を何度
も獲得してきましたが、カップル解消などで他の人に譲ってきたので、今回は久しぶりにアダルトでの切符で世界選手権に参
戦してこようと思っています。世界のアダルト部門はジュニアやユースとは格が違うので、高校生の僕としては、世界選手権
に向けて世界のアダルトに負けないように体格・技術・体力をさらに磨かなくてはと思っています。
皆川円です。
喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。私達は千葉と岩手の遠距離カップルで、カップルデビューは2月ですが、全日本チャン
ピオンになり、世界でも活躍する選手になりたいというお互いに目標を1つに日々頑張っています。
この度いただきました優勝も、私達を応援して下さる沢山の方々のお力があったからこそだと思っています。今後の世界選手
権に向けて、世界でも十分戦える選手になるために更なる高みを目指して自分達の可能性を信じ、チャレンジしていきたいです。
日本のダンス界を盛り上げられますよう精一杯頑張りますので、今後も応援、サポートを宜しくお願い致します。
全日本選手権10
ダンス 2015
3位
優勝
準優勝
八谷和樹・皆川 円組(千葉県)
4位
金井大輝・甘利このみ組(群馬県)
千葉海都・千葉琳花組(岩手県)
大西大晶・大西咲菜組(富山県)
5位
6位
澤井優也・丸野詩織組(学連OB) 田川貴一・安東ニシャ組(愛知県)
熱戦の10ダンス競技終了
に大満足の観客の拍手と
それに応える選手達
シニアⅡラテン
▲
優 勝
準優勝
第3位
第4位
村上和穂・中野真弓組(愛知県)
杉山典克・杉山美子組(静岡県)
小川 明・杉浦節子組(愛知県)
櫻井裕幸・緑川知子組(愛知県)
シニアⅡスタンダード
優 勝
準優勝
第3位
第4位
第5位
第6位
古澤 誠・緑谷朱三江組(愛知県)
林伸男・林 民子組(岐阜県)
林知弘・林やよい組(愛知県)
村上和穂・中野真弓組組(愛知県)
平野弘治・平野克美組(岐阜県)
岩崎千春・岩崎惠美子組(静岡県)
シニアⅢスタンダード
優 勝
準優勝
第3位
第4位
第5位
第6位
古澤 誠・緑谷朱三江組(愛知県)
林 伸男・林 民子組(岐阜県)
小川 明・杉浦節子組(愛知県)
岩崎千春・岩崎惠美子組(静岡県)
安井一史・安井充子組(愛知県)
丸山隆一・竹村都葵子組(長野県)
ダンス・ダンス・ダンス
第76号(SUMMER) 平成27年7月発行
■ 発行人/山田 淳(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟専務理事)
■ 編集長/神宮周二(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟広報部)
■ 企 画/公益社団法人日本ダンススポーツ連盟広報部
■発行所/公益社団法人日本ダンススポーツ連盟
〒135-0063 東京都江東区有明3-4-2 有明センタービル1階 TEL.03-6457-1850 FAX.03-6457-1857
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