MobileIron会社概要 MobileIron（モバイルアイアン）は、ユーザーのプライバシー、ユーザーエクスペリエンスとマルチOSに対応しつつ、モバイルアプリケーション、コンテンツ、デバイスのセキュリティ保護と管理を目的とした企業向けモバイルITプラットフォームです。新しい企業セキュリティモデル MobileIronプラットフォーム従来のPCやWindows系ツールではなく、Android、iOS、Windows 10など現代のオペレーティングシステムを搭載したモバイルデバイスで仕事をする従業員が増えています。現在の企業データは、企業用/個人用アプリとクラウドストレージリポジトリの両方に保存されているためです。モバイルテクノロジーには、かつてのPC 時代とはまったく異なるセキュリティ上の課題があるため、新しい対処が必要です。現代のオペレーティングシステムは、過去のセキュリティ問題の多くを解消していますが、新たに複雑なセキュリティ要件も生み出しています。 MobileIronプラットフォームは、3つのソフトウェアコンポーネントで構成されます。 Android、iOS、そしてWindows 10は、サンドボックス型アーキテクチャを持ち、データをアプリレベルで隔離することで、ファイルシステムとオペレーティングシステムの両方を不正アクセスから保護します。ファイルシステムとカーネルの保護により、従来のマルウェアの脅威はなくなり、仮想化、VPN、その他のレガシー技術は不要となりました。このような現代のオペレーティングシステムでアプリケーションとデータのセキュリティを確保できるのはエンタープライズモビリティ管理（EMM）プラットフォームしかありません。MobileIronは、企業はデータセキュリティを改善する強力な機能群を提供します。 MobileIronプラットフォーム MobileIronプラットフォームは、多用途デバイス環境において現代のオペレーティングシステムのセキュリティを確保し、管理するよう構築されています。企業データ/サービスへの適切なアクセスレベルを設定するためのID、コンテキスト、プライバシー執行機能も装備しています。MobileIronは、デバイス、アプリ、クラウドストレージ内のdata-at-restのほか、社内ネットワーク、デバイス、クラウドストレージ間を移動するdata-in-motionのセキュリティを確保します。IT部門は、MobileIronを通じて、従業員のプライバシーを守りつつ、あらゆる場所にある社内情報のセキュリティを確保できます。 MobileIron Core：IT担当者がセキュリティ/管理ポリシーを定義するためのポリシーエンジン MobileIron Client：それらのポリシーをデバイスで実行するためのデバイス上のソフトウェア MobileIron Sentry：アプリ、デバイス、企業ネットワーク間を移動するデータのセキュリティを確保するインテリジェントなゲートウェイ最近の導入事例 Dürr：ドイツの機械設計会社。知的財産を保護するとともに、何千台ものWindows Phoneデバイスで生産性を大幅に向上しました。株式会社デンソー：日本の自動車部品会社。個人所有デバイスの業務利用（BYOD）プログラムを通じて意思決定をスピードアップしました。広汽トヨタ自動車有限会社：人気の高いトヨタ自動車の生産事業体（中国）。小売店にセキュアなiPadを提供することで顧客サービスを改善しました。 Standard Life：大手投資会社。2,000人のモバイル従業員がどこからでも社内文書/ファイルにアクセスできます。 Varian Medical Systems：高度ながん治療/X線撮影技術メーカー。世界中の従業員がセキュアアプリケーションに迅速かつ容易にアクセスできます。 Thomson Snell & Passmore：世界最古の法律事務所。BlackBerry デバイスをiPhoneに変更し、カスタムアプリのセキュリティを確保することにより、従業員がどこでも働けるようにしました。お客様エグゼクティブ MobileIronは、2009年以来、世界で累計10,500社以上のお客様にソリューションを提供しています。バリー・マインツ（Barry Mainz）社長兼最高経営責任者エコシステム 2015年12月31日、MobileIronのエコシステムパートナー各社は 180件以上の技術統合を発表しました。統合はユーザーアプリとバックエンドITインフラの両方にわたります。これには、決済カード業界（PCI）、犯罪司法情報サービス（CJIS）、サーベンス・オクスリー（SOX）法コンプライアンスプログラムに利用可能な可視化機能を提供するSplunkとの高度な統合が含まれます。また、MobileIronのお客様は、AppConnectラッパーを利用して何千もの社内開発アプリのセキュリティを保護しています。チャネルパートナー MobileIronソリューションは、世界の強力なチャネルパートナーネットワークを通じて主に販売されています。 MobileIron本社 415 East Middlefield Road Mountain View, CA 94043 650-919-8100 www.mobileiron.com MobileIronは、全米各地、および英国、オランダ、ドイツ、日本、インドにオフィスを展開しています。投資家 MobileIronの上場取引所：NASDAQ、ティッカーシンボル：MOBL サイモン・ビディスコム（Simon Biddiscombe）最高財務責任者スレッシュ・バシュー（Suresh Batchu）共同設立者兼最高技術責任者ダニー・フィールズ（Danny Fields）エンジニアリング上級副社長兼最高ソフトウェア開発責任者ローレル・フィンチ（Laurel Finch）副社長、法務顧問、最高コンプライアンス責任者、秘書ジャレッド・ルーカス（Jared Lucas）最高人材活用責任者アジャイ・ミシュラ（Ajay Mishra）共同設立者兼最高顧客責任者ジョン・モーガン製品副社長（John Morgan）ジェフ・ラッツラフ（Jeff Ratzlaff）事業開発副社長オージャス・レゲ（Ojas Rege）戦略副社長ビットリオ・ビアレンゴ（Vittorio Viarengo）マーケティング副社長従業員数 800人以上重要な出来事設立：2007年詳細な投資家情報：investors.mobileiron.com 最初の受注：2009年 2015年通年の財務ハイライト：最初のサービスプロバイダー契約：2010年総売上高は1億6,500万ドル、前年同期比13%増継続取引による売上高は総売上高の65%を占める1億750万ドル、前年同期比37% GAAP売上高は1億4,930万ドル、前年同期比13%増最初の特許取得：2011年売上高1億ドル突破（北米56%、その他44%）：2013年株式公開：2014年栄誉と表彰非GAAP売上高は1億4,750万ドル、前年同期比16%増 MobileIronは、これまでに29件の特許を取得しています。経常収益は9,060万ドル、前年同期比49%増ガートナー社は、エンタープライズモビリティ管理スイート（旧モバイルデバイス管理ソフトウェア）のマジック・クアドラントで、MobileIronを5年連続でリーダーと評価しました1。 GAAPベースの1株当たり純損失は1.07ドル、非GAAPベースの1株当たり純損失は0.71ドルデロイト社の2014年「テクノロジーFast500」で、世界で最も成長の速い企業の第1位に選ばれました。グラスドア社の2015年「従業員が選ぶ職場ランキング」で米国の中小企業部門で第14位を獲得しました2。 1 ガートナー「Magic Quadrant for Enterprise Mobility Management Suites（エンタープライズモビリティ管理スイートのマジック・クアドラント）」、Terrence Cosgrove、Rob Smith、Chris Silva、John Girard、Bryan Taylor著、2015年6月8日 2 この文書の最終更新は2016年2月24日です。 02-2016 - v1.2