Content Security Service データシート

Content Security Service データシート
多くの従業員が、仕事用のドキュメントを各自のクラウドサービスを使用して保
存しているため、今やプライベートクラウドは企業にとって最も根深い情報漏洩
の脅威となっています。従来のコンテンツセキュリティソリューションでは、機
能上、セキュリティとストレージがリンクしているため、セキュリティポリシー
を実行するには、業務やドキュメントを新しいコンテンツストレージリポジトリ
へ移行する必要があります。このため、企業が管理するリポジトリが増加し、複
雑性も増加します。重要なのは、便利だという理由で、IT 部門がセキュリティを
確保できないクラウドサービスにユーザーが仕事用のドキュメントを保存し続け
る限り、このアプローチでは個人向けクラウドの問題を解決できない点です。
MobileIron Content Security Service は、セキュリティコントロールをデータ
ストレージ方式と分離し、複数のコンテンツリポジトリにわたってドキュメント
レベルでセキュリティを管理できるコンテンツセキュリティソリューションです。
Content Security Service は、従業員や IT 部門を特定のコンテンツリポジトリ
に縛ることはありません。ドキュメントを新しいリポジトリに移行する必要はな
く、個人向けクラウドサービスに保存した場合でもセキュリティを保護します。
個人所有デバイスの業務利用(BYOD)に加え、「個人所有ストレージの業務利用」
は、企業が IT コンシューマライゼーションを従業員のために活用する強力な方
法です。
課題
 従業員が個人向けクラウドサービ
スにドキュメントを保存する際、
社内データの損失を防止する
 SharePoint、OneDrive Pro、
Office 365、Dropbox、Box、
Google ドライブなどすべてのコ
ンテンツ管理システムでドキュメ
ントレベルのセキュリティを提供
する
 ドキュメントを新しいコンテンツ
ストレージリポジトリに移行せず
にセキュリティポリシーを適用す
る
ソリューション
 MobileIron Content Security
Service
利点
 暗号化により社内ドキュメントへ
の不正アクセスを防止する
 個人向けクラウドのネイティブな
共有機能を利用し、機密ドキュメ
ントをセキュアに共有できる
 ドキュメントに加えられた変更を
容易に追跡できる
 マスター暗号化鍵の管理方法に幅
広い選択肢がある
最近の評価
MobileIron Content Security Service のハイライト:
暗号化と鍵管理
仕事用のドキュメントが個人向けクラウドに保存される際には暗号化さ
れ、企業が不正な使用を防ぐためのポリシーを設定できます。例えばユ
ーザーが SharePoint のドキュメントをコピーし、個人の Dropbox フォル
ダーに保存する場合、ユーザーは許可されない限りそのドキュメントに
アクセスできません。
 デロイト社 ― 2014 年「テクノ
ロジーFast500」で最も成長の速
い企業と評価
 IDC 社 ― 「エンタープライズモ
ビリティ(EMM)管理ソフトウェ
アの 2014~2018 年世界市場予測
と 2013 年ベンダーシェア」の中
で、世界で最も成長の速い EMM ベ
ンダーと認定
 ガートナー社 ― 2015 年エンタ
ープライズモビリティ管理
(EMM)部門のマジック・クアド
ラントで、MobileIron を 5 年連
続でリーダーと評価
Key Manager 機能により、企業はさまざまな暗号化鍵管理方法を選ぶこと
が可能となります。マスター暗号化鍵の管理を MobileIron に任せるほか、
Amazon Web Services を通じたクラウドの Hardware Security Module
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(HSM)あるいは SafeNet アプライアンスなどのオンプレ HSM を利用して
自社でマスター暗号化鍵を管理することも可能です。
情報漏洩防止コントロール
企業はドキュメントの有効期限ポリシーを設定し、デバイス上の特定の
ドキュメントを選択的にワイプすることができます。Content Security
Service では、これらのドキュメントのアップロード、ダウンロード、編
集、共有をコントロールすることも可能です。例えば、30 日ごとに価格
リストを更新する必要がある場合、IT 管理者は有効期限の切れたドキュ
メントをデバイスからワイプし、新しいドキュメントに更新できます。
セキュアな共有
従業員は、各自の個人向けクラウドアプリのネイティブな共有機能を利
用し、Content Security Service でセキュア化したドキュメントを許可
を受けた他の従業員と共有できます。これらのドキュメントは、共有時
にも暗号化されているため、許可されたデバイス上の許可されたユーザ
ーだけが、その暗号を解読することができます。
アクティビティ追跡
Content Security Service では、どの仕事用のドキュメントに、いつ、
誰が、どのデバイスでアクセスしたかが表示されます。また、ポリシー
実施措置も追跡可能です。このようなアクティビティレポート機能が、
組織のコンプライアンス戦略をサポートします。
エンタープライズモビリティ管理(EMM)の統合
MobileIron EMM プラットフォームとの統合により、組織全体でユーザー、
グループ、デバイスのの一貫した見え方が維持されます。また Content
Security Service は、iOS および Android 上の MobileIron Docs@Work ア
プリとも統合し、モバイルデバイス上のコンテンツセキュリティポリシ
ーを強化します。
MobileIron Content Security Service は、ドキュメントレベルのセキュリティ
を提供するとともに、EMM プラットフォームとの緊密な統合を通じて一般的な個
人向けクラウドサービスで企業コンテンツを保護することにより、既存の課題に
対処します。これによってオンプレ、ビジネスクラウド、個人向けクラウドサー
ビスのすべてで情報漏洩の脅威が軽減され、なおかつ従業員は、好きなコンテン
ツストレージソリューションを利用し、自分のモバイルデバイスを快適に利用す
ることができます。
MobileIron について
エンタープライズモビリティ管理(EMM)のリーダーであるモバイルアイアンは、
「フォーブス・グローバル 2000」企業 450 社を含め、世界で 8,000 社以上と取引
があります。お客様である企業は、エンタープライズモビリティや革新の促進を
通じてビジネスを改革しつつあります。モバイルアイアンのソリューションは、
オンプレミスでもクラウドでも利用でき、世界的な組織におけるモバイルアプリ、
ドキュメント、デバイスの保護および管理専用に設計されています。モバイルア
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イアンは、当社プラットフォームと製品を統合した、または統合中の AppConnect
パートナー245 社、Technology Alliance パートナー71 社以上と協力しています。
お客様は、AppConnect を利用し、すでに 1,000 以上の社内開発アプリケーション
のセキュリティを保護しています。最後に、当社のグローバルカスタマーサクセ
スチームは、幅広くかつ詳細な専門知識により、お客様のモバイルファースト化
に必要なサポートを提供しています。
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