第1号議案 平成25年度事業報告及び収支決算について 1 平成25年度事業報告について 自 平成25年4月 1日 第30事業年度 至 平成26年3月31日 当財団は、県内企業の総合的支援機関として、新産業創出や経営革新への支援、産業技 術の高度化や科学技術の振興、産学官の共同開発研究への支援などに取り組んでいる。 平成25年度は、県の「香川県産業成長戦略」と呼応した施策を重点的に実施したほか、 戦略的な外国への特許出願等を促進するための事業や国内大手健康関連企業との交流会を 開催するなど国内向け・海外向けの販路開拓支援に積極的に取り組んできたところである。 また、事務局として起業・創業者に対する支援事業の実施、事業承継に関するセミナー の開催など幅広い分野で県内企業への各種支援施策を引き続き実施した。 さらに、新たにEMC研究会、かがわ機能性食品等開発研究会およびかがわ冷凍食品研 究フォーラムを設立し、情報提供・収集、意見交換・相談の機会拡充に努めた。 ※各事業右記載の金額は、経常費用の額である。 公益目的事業 Ⅰ 新産業の創出や地域産業の革新、地域企業の経営基盤強化のための相談・指導、 情報提供、助成及び資金貸付等の事業 決算額 1.新事業創出等支援事業 17,055千円 県内企業の新事業の創出や経営革新などを積極的に推進するため、本県の中核的支援機関 として各支援機関と連携を取りながら、研究開発から事業化、販路開拓に至るまでの総合的 な支援を実施した。 (1)新事業相談指導等事業 専門家による企業相談窓口を常設し、他の支援機関と連携しながらきめ細かな支援を行 った。 - 1 - 区 分 相談事業 専門家派遣事業 内 容 専門家による窓口相談や巡回相談などにより、中小企業の 経営力の向上(経営革新・農商工連携・地域資源活用・販 路開拓・経営改善等)、創業・再チャレンジ、事業承継等 の課題に対する指導助言を行うとともに、企業ニーズの把 握や事業化シーズの発掘等に努めた。 なお、 「認定支援機関」として、ものづくり中小企業・小規 模事業者が実施する試作品の開発や設備投資等の計画作り を支援し、国の補助金申請のための確認書発行業務を行っ た。 1,420 件 地域の支援機関の要請等に基づき専門家を派遣し、中小企 業の高度・専門的な経営課題の解決を図った。 1社 ビジネスクリニ 専門家(中小企業診断士等)による簡易経営診断を実施し、 ック事業 経営者の現状把握と経営課題の解決について支援した。 ・地域の支援機関と連携を図るため、産業支援機関連絡会 議を開催した。 (平成 25 年 5 月 17 日) 支援体制整備事 ・経営者の高齢化が進み後継者の確保や育成が困難な状況 業 が続いている中、事業承継問題について考える経営セミナ ーを開催した。(平成 26 年 2 月 25 日) さぬき市事業経 さぬき市から同市内の商工業者などを対象とした経営革新 営革新等相談支 等に関する相談業務を受託し、相談日に専門家を派遣した。 援事業 件数等 1件 2回 3回 (2)新規創業融資計画作成支援事業 県から委託を受け、香川県中小企業振興資金融資制度のうち、 「新規創業融資(開業プラ ンサポートタイプ) 」 にかかる融資申込者に対する新規創業計画の作成の支援並びに借入希 望金融機関及び香川県信用保証協会への当該支援状況等の情報提供等を行った。 区 分 内 容 件数等 新規創業計画 の作成支援 相談件数 103件 新規創業融資計画作成支援業務担当専門相談員 計画書作成支援件数 による新規創業計画の作成支援を行った。 10件 2.地域中小企業外国出願新事業(国補) 【新規事業】 14,360千円 中小企業者における戦略的な外国への特許出願等を促進するため、県内中小企業の外国 への特許出願等に要する費用の一部の助成を行うもので、平成 25 年 7 月~12 月の間に 3 回の募集を行った。申請企業は 5 社と 3 組合(共同出願) 、申請件数は 8 件(商標 5 件、特 許 3 件)であり、助成額は 4,374 千円となった。 3.地域需要創造型等起業・創業促進事業(国委) 【新規事業】 6,595千円 地域の需要や雇用を支える事業を興す起業・創業や既に事業を営んでいる中小企業・小 規模事業者において後継者が先代から事業を引き継いだ場合などに業態転換や新事業・新 分野に進出する第二創業、また、海外市場の獲得を念頭とした事業を興す起業・創業を支 援することにより、地域における需要の創出、取り込みや中小企業・小規模事業者の活力 の回復・向上を促すことで、経済の活性化を図ることを目的として、これらの起業・創業、 第二創業を行う者に対して、その創業事業費等に要する経費の一部を補助する。 - 2 - 本事業は、経済産業省からの補助金をもとに、独立行政法人中小企業基盤整備機構が実 施するもので、同機構から委託を受け、香川県では当財団が事務局となっている。 交付決定 採択 区 分 補助金額 交付決定総額(千円) 件数 件数 地域需要創造型起業・創業 200万円以内 48 46 92,936 第二創業 500万円以内 3 3 18,000 海外需要獲得型起業・創業 700万円以内 3 3 12,760 計 54 52 123,696 ※補助金は財団を経由するだけであるため、預り金として処理している。 4.経済研究情報事業 17,062千円 インターネットや情報誌等を活用した産業情報の提供を行ったほか、企業の情報化を支援 するためのIT研修や情報化相談事業、人材育成のための新入社員研修を実施した。 また、独創的なビジネスプランで新規創業しようとする企業や独自のビジネスモデルを構 築した企業を表彰するとともに、かがわ産業振興クラブにおいては、講演会や交流会を開催 し、会員相互の交流・研究活動の促進・支援に努めた。 (1)産業情報提供事業 インターネットや情報誌等による産業情報の提供を行った。 内 容 回 数 等 財団ホームページやメールマガジンによる情報発信 常時 情報誌「かがわ産業情報21」の発行 4回 (2)かがわ型新ビジネスモデル奨励事業 創造的な技術や商品、サービスなどを新規に開発し、新たな顧客や付加価値を創造しよ うとする、斬新的なビジネスプランと、独自のビジネスプランを樹立し成功した先進的モ デルを募集・表彰した。 ①かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2013 ・応募総数19件(応募地域:県内19件) ・特典:300万円の助成金、インキュベーション施設の無料提供、特別低利融資 区 分 ビジネスプラン 事業者 廃校を有効活用した香川県産キャビア等の流 最優秀賞 ㈱cavic 通と販売 瀬戸内の島々と美(アート)を結ぶ着地型観光 優秀賞 ㈱風向 事業 移動販売車で販売する、個性的な観葉植物や生 優秀賞 六車香里 花を中心とした植物のセレクトショップ ②かがわ発!先進的ビジネスモデル2013 ・応募総数4件 ・賞状と盾・記念品の授与 区 分 ビジネスモデル 大 賞 街角リゾート 木きん堂倶楽部 優秀賞 個性溢れる建築をお客様の立場から設 計・デザインし、トータルプロデュース - 3 - 事業者 ㈱大河内工務店 ㈱旺建 優秀賞 “靴の中敷き”をアート感覚のあるギフ トにした世界初先行提案プロジェクト 日本ケミフェルト㈱ (3)情報化基盤整備促進事業 地元中小企業の情報化に向けた取組みを支援するため、情報処理技術者やシステム開発 マネージャー等を対象としたIT研修や情報化に関する相談事業を実施した。 内 容 回 数 等 IT研修、講習会等 7講座 情報化相談事業 35件 (4)講習会開催事業 香川の産業高度化を支援するための人材育成事業として、新入社員研修を実施した。 講 習 会 名 新入社員研修 開 催 日 参加人数 平成25年4月2日~3日 29名 5.中小企業後継者育成事業 815千円 中小企業後継者育成のため、次の事業に対して助成等を行った。 区 分 件数等 先進企業経営技術・研究機関等研修事業(個人) 3人 香川大学大学院地域マネジメント研究科への派遣研修 計 3人 6.設備資金貸付事業 金 額 804千円 804千円 1,505千円 小規模企業者等に対する設備導入資金貸付業務を行った。 (新規貸付はなし) 7.設備貸与事業 47,769千円 過年度貸与(割賦販売及びリース)の回収業務等を行った。 Ⅱ 産業技術の高度化及び科学技術の振興のための支援事業 1.高度技術開発振興事業 10,956千円 (1)研修会等開催支援事業 県内産業の技術の高度化を図るため、学術研究支援や人材・能力育成支援を実施した。 区 分 開催回数 参加者数 学術研究会の開催支援 第21回かがわけん科学体験フェスティバル (主催:かがわけん科学体験フェスティバル実行委員会等) 3回 400名 1回 2,500名 (2)商品化技術テーマ調査事業 大学・高専・公設試等が保有する技術資源を活用して新たな商品開発を行おうとする県 内企業等に対し、商品化・事業化の可能性についての調査研究に要する経費を助成した。 - 4 - 平成25年度採択分【新規2件、助成額3,000千円】 事業者 テーマ 採 択 枠 ㈱ 広 立 屋外用・高輝度照明(LED)用リフレクターの開発 グリーンイノベーション枠 ㈱ 富士クリーン 香川県産醤油粕と透析剤を複合化した家畜用サ プリメントの商品化 一 般 枠 (3)芦原研究支援事業 本県出身の故芦原義重氏(関西電力㈱名誉会長、香川県名誉県民)からの寄附金による 基金を活用して創設した芦原科学賞により、県内産業の技術の高度化及び産業振興に寄与 するため、 自然科学系分野において優秀な研究成果をあげた研究グループや個人の顕彰 (大 賞、功労賞)並びに優秀な成果をあげることが期待できる研究グループや個人の顕彰(奨 励賞)を行った。 区 分 芦原科学大賞 (賞状・楯・賞金 200 万円) 芦原科学功労賞 (賞状・楯・賞金 100 万円) 芦原科学奨励賞 (賞状・楯・賞金 50 万円) 受賞者 受賞者 ㈱サムソン 開発プロジェクトチーム テーマ 省エネ大容量小型貫流ボイラーの開発(換算蒸発 量 3,000kg/h) 受賞者 ㈱川上板金工業所 川上 正城氏 テーマ 台風・地震災害に強い 屋根材の開発 受賞者 ハイスキー食品工業㈱ 菱谷 龍二氏 テーマ こんにゃくを原料とした新食品素材の開発 (4)地域技術事業化推進事業 県内中小企業が、技術革新の進展に即応した技術を製品の開発や生産等に活用して事業 化を図る取組みを支援するため、今後の有望分野である次世代自動車分野に関する情報交 換・情報発信や関連技術の習得、人材育成に資する事業として、新型マイクロEVの開発 等を行った。 区 分 内 容 等 ○開催日 平成25年10月15日 第6回 ○事業説明 次世代自動車関連 新型マイクロEVの設計と開発について 技術開発研究会 ○参加者数 40名 2.債務保証・利子補給事業 117千円 (1)債務保証 研究開発型企業が新技術・新製品の開発及び事業化を行うに際し必要とする資金の円滑 な借入れを支援するため、無担保の債務保証を行う事業であるが、25年度は新規に債務 保証を希望する企業がなく、既保証案件1件の継続管理を行った。 (2)利子補給 債務保証事業の適用を受けた借入資金に対し、年2.0%の利子補給を行う事業である が、25年度は新規、過年度ともに利子補給案件が無かった。 - 5 - 3.科学技術振興事業 73,243千円 (1)戦略的基盤技術高度化支援事業 我が国製造業の国際競争力の強化と新たな事業の創出を目指し、中小企業のものづくり 基盤技術(発酵、鋳造、鍛造、切削加工、めっき等)の高度化に資する革新的かつハイリ スクな研究開発等を促進することを目的とした「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイ ン事業) 」を実施するため、管理法人として四国経済産業局から業務を受託した。 テーマ 半導体製造プロセスにおける高真空・高 温条件化での高度な耐熱特性を有する 真空ロボットの開発 均一糖鎖糖タンパク質製造用の酵素と シアリル糖鎖誘導体の大量生産方法の 開発 期間 研究機関 受託金額 H24.9 ~H27.3 ㈱レクザム 29,805千円 H25.9 ~H28.3 ㈱伏見製薬所 香川大学 九州大学 43,024千円 4.地域共同研究開発事業 95,615千円 県内企業等の独創的な事業活動や技術革新を支援するため、 高温高圧流体技術等を活用し、 研究開発が進められているテーマについて、事業化・商品化を目指して、開発可能性調査研究 等の研究開発事業や研究機器の一般開放、技術講習会、技術体験セミナー等を実施するとと もに、県内企業のかかえる課題を解決するため、研究員や専門家による技術指導等を実施し た。 また、食品関係企業への支援として、 「かがわ機能性食品等開発研究会」及び「かがわ冷凍 食品研究フォーラム」を設立し、シンポジウムや情報交換・施設見学会を開催した。 (1)研究開発事業 企業等との開発可能性調査研究、受託研究等を推進した。 区 分 企業数等 開 発 可 能 性 調 査 研 究 3企業 受 究 2企業 験 27件 技 託 術 指 研 導 実 (2)機能性食品開発支援事業 ①未利用バイオマスを活用した素材開発と機能性評価 平成25年度では、未利用バイオマスを原料として、水熱処理により、機能性食品素 材の開発を検討した。 素 材 米 糠 機能性評価試験項目 ①α-グルコシダーゼ阻害活性 フスマ ②α-アミラーゼ阻害活性 おから ③アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害活性 柑橘果皮 ④チロシナーゼ阻害活性 オリーブ圧搾滓 ⑤抗酸化性評価試験(ORAC法) しょうゆ粕 ⑥ 同 上 (DPPHラジカル消去活性法) 酒粕 - 6 - ②機能性食品等開発研究会による支援 かがわ機能性食品等開発研究会のキックオフセミナーを開催し、研究会を設立すると ともに、シンポジウム及び情報交換・施設見学会を開催し、機能性食品等の開発に係る 県内企業の研究開発や商品開発の取り組みを支援した。 区 分 内 容 等 キックオフセミナー ○開催日 平成25年7月5日 ○講演 「産学官連携による新規な機能性食品因子研究の最新の動向」 愛知学院大学心身科学部 学部長・教授 大澤俊彦 氏 ○事例発表 会員 2企業 ○参加者 138名 第1回シンポジウム ○開催日 平成25年10月16日 ○講演 「糖質工学を事業化する」 江崎グリコ㈱ 健康科学研究所長 栗木 隆 氏 ○事例発表 会員 1支援機関 2企業 ○参加者 103名 第1回情報交換・施 ○開催日 設見学会 平成26年2月26日 ○場所 香川県産業技術センター ○参加者 55名 (3)未利用バイオマスの活用技術開発事業 県内で発生している廃棄物及び未利用バイオマスについて、食品企業等から聞き取り調 査を行い、処分費の削減のため、減容化、エネルギー回収、高付加価値製品化の検討を実 施した。 (4)冷凍食品業界支援事業 かがわ冷凍食品開発フォーラムのキックオフセミナーを開催し、フォーラムを設立する とともに、シンポジウムを開催するなど、県内の冷凍食品を製造する食品企業等の研究開 発や商品開発の取り組みを支援した。 区 分 内 - 7 - 容 等 キックオフセミナー 第1回シンポジウム ○開催日 平成25年9月10日 ○講演 「冷凍食品産業の現状と課題」 日本冷凍食品協会 専務理事 木村 均 氏 ○事例発表 会員 2企業 ○参加者 98名 ○開催日 平成26年1月29日 ○講演 「冷凍食品の美味しさ追求のために必要なこと」 東京海洋大学食品冷凍学研究室 教授 鈴木 徹 氏 ○事例発表 会員 1支援機関 2企業 ○参加者 83名 (5) 商品化・事業化促進事業(食品関係) 研究開発・技術開発が終了し、実用化段階にある企業に対して、研究者による技術移転 と、食品加工の専門家によるサポートを実施した。 (6)研究機器の一般開放 物性測定装置及び分析装置などの研究機器を企業に開放した。 また、地域共同研究部の研究機器の一層の利用促進を図るため、FROM香川の機器利 用講習会に合わせて、走査電子顕微鏡等3機器について機器利用講習会を 12 月 11 日(水) に実施した。(参加者 12名) (7)技術講習会、超臨界流体・マイクロ波技術体験セミナーの開催 県内企業の方々に、高温高圧流体技術及びマイクロ波技術への理解を深めていただくた め、技術講習会を開催した。また、科学技術に関心のある高校生を対象に超臨界流体・マ イクロ波技術体験セミナーを開催した。 区 分 内 容 等 技術講習会 ○開催日 平成26年3月10日 ○講演 1「超臨界・亜臨界流体を用いるエネルギー・環境・もの作 り技術の最近の動向」 静岡大学大学院工学研究科長・教授 佐古 猛 氏 2「水熱技術を活用した馬鈴薯製造残渣からのメタン発酵シ ステムについて」 ㈱竹中工務店技術研究所 主任研究員 川尻 聡 氏 3「マイクロ波技術が拓く、バイオマス由来糖質資源の有効 利用」 高知大学総合研究センター 特任助教 椿 俊太郎 氏 ○事例発表 かがわ産業支援財団研究アドバイザー 加藤俊作 - 8 - ○参加者 36名 超臨界流体・マイクロ波 ○平成25年7月23日 技術体験セミナー 高松北高等学校・北中学校 4名 ○平成25年7月30日 高松第一高等学校 8名 (8)工業所有権(25年度) 平成11年度から25年度までに、97件の特許出願を実施しており、88件が公開さ れ、32件(うち25年度3件)が登録特許となっている。 5.先端技術成果実用化支援事業 4,053千円 産学官連携で取り組んできた糖質バイオの研究・開発の成果を、県内企業に普及させるた め、県から「ネットワーク等形成事業費補助金」の交付を受け、企業や研究者との情報交換 等に取り組んだほか、県や香川大学等の産学官の関係者が連携して広域的な人的ネットワー クを形成するためのフォーラム等の運営を行った。また希少糖ブランドの確立のため PR 等 の普及活動を行った。 (1) ネットワーク形成事業 1) かがわ糖質バイオフォーラムの運営 糖質バイオ分野の産学官の関係者が広域的な人的ネットワークを構築し、会員相互 の交流と研究開発の推進のための情報交換の場として平成 20 年 12 月に設置したフォ ーラム活動の一環として、シンポジウムや研究会を開催した。 会員数は、法人会員が 45、個人会員が 22、賛助会員が 9 の合計 76 会員(平成 26 年 3 月末現在) 。 ■シンポジウムの開催 開催日(場所) 内 容 平成 25 年 12 月 19 日 かがわ糖質バイオフォーラム第 6 回シンポジウム (かがわ国際会議場) ■特別講演 「腸内細菌とプロバイオティクスの免疫調節作用」 東京大学 名誉教授 上野川修一 氏 ■基調講演 「香川発『希少糖』全国へ、そして世界へ展開 -その機能性とマーケティング-」 松谷化学工業株式会社 常務取締役 大隈一裕 氏 ■成果発表 「Transforming Glycoscience:糖鎖科学変貌の時を迎えて」 (独)産業技術総合研究所 幹細胞工学研究センター 首席研究員 平林 淳 氏 「希少糖の新戦略:健康長寿社会実現に向けて」 香川大学医学部 教 授 徳田雅明 氏 「食品中のプシコースの生成と加工適性について」 香川県産業技術センター発酵食品研究所 主任研究員 大島久華 氏 ■希少糖商品開発事例紹介 株式会社ルーヴ 専務取締役 野崎幸三 氏 - 9 - 参加者 143 名 株式会社シカ 代表取締役 細川啓二 パテイスリースミダ 代 表 住田俊二 有限会社大山牧場 取締役統括部長 中村英次郎 ハイスキー食品工業株式会社 代表取締役 菱谷龍二 ■研究会の開催 開催日(場所) 内 氏 氏 氏 氏 容 参加者 平成 25 年 11 月 26 日 かがわ糖質バイオフォーラム 希少糖・機能性食品研究会 希少糖機能性研究・応用開発シンポジウム (アルファあなぶきホール 多目的大会議室) ■基調講演 「抗肥満物質開発の現状と課題について」 自治医科大学 教 授 矢田俊彦 氏 ■はじめに 「希少糖とはどのような糖か」 香川大学医学部 教 授 徳田雅明 氏 ■研究紹介 「D-プシコースによる血糖上昇抑制作用: 肝臓での作用機序について」 名城大学薬学部 准 教 授 豊田行康 氏 「希少糖の抗肥満作用について」 香川大学農学部 教 授 松尾達博 氏 「D-プシコースのアンチエイジング作用について」 香川大学農学部 教 授 佐藤正資 氏 ■事業展開 「希少糖の製品化への道のり -次世代甘味料希少糖含有シロップの開発-」 松谷化学工業株式会社 常務取締役 大隈一裕 氏 126 名 平成 26 年 1 月 15 日 かがわ糖質バイオフォーラム 複合糖質・糖鎖研究会 (サンポート 54 会議室) ■基調講演 「複雑な構造をもつ糖鎖に対する解析手法の開発と実応用」 (独)産業技術総合研究所 幹細胞工学研究センター 首席研究員 平林 淳 氏 「海洋細菌多糖ウミノグリカンと 食品増粘多糖キサンタンガムの免疫賦活作用と美白作用」 香川大学農学部 教 授 岡崎勝一郎 氏 ■研究紹介 「ウェルシュ菌が分泌するシアリダーゼの基質特異性」 香川大学総合生命科学研究センター糖鎖機能解析研究部門 准 教 授 中北愼一 氏 「自然免疫活性化の支店からみた食品の機能性」 香川大学医学部 客員准教授 河内千恵 氏 43 名 2) 希少糖連絡会の開催 希少糖の研究、生産、販売、ブランド化のための PR などの情報交換や調整を行う希 少糖連絡会を開催し、産学官が連携した希少糖の普及・事業展開などを推進した。 - 10 - (2)希少糖ブランド化支援事業 希少糖含有シロップ、希少糖(D-プシコース)などの希少糖ブランドの確立を図る ため、高松三越において、お中元(6 月~8 月)での希少糖商品の展開を行った。また タウン誌(NICE TOWN 10 月号)での希少糖商品 PR を行うとともに、 (一社)希少糖普 及協会と連携し、うまいもん広め隊の活動に「希少糖広め隊」として、食の大博覧会 (12 月 13 日~15 日)等の県内外のイベントで希少糖の PR を行った。 6.健康関連製品開発事業 32,776千円 県内15の産学官機関が策定し、 国の地域イノベーション戦略支援地域の選定を受けた 「か がわ健康関連製品開発地域構想(以下、 「地域構想」という。 ) 」を推進するため、文部科学省 補助金(地域イノベーション戦略支援プログラム)や県補助金を活用して、医療機器や福祉 機器等の製品開発・事業化促進を図った。 (1)事業の総合調整 プロジェクトディレクター及び地域連携コーディネーターの配置し、地域構想の総合調 整機関として、事業全体の調整を行った。 (プロジェクトディレクター)田尾 龍治 (地域連携コーディネーター)山本 知生 (2)研究開発、事業化促進 大学等のシーズを活用した製品開発を促進するため、技術討論会、勉強会などを開催す るほか、展示会に大学、地域企業と共同で出展し、地域の健康関連技術の紹介等を行った。 1)技術討論会、勉強会など 区 分 内 容 等 平成 25 年度第 1 回 日時:平成 25 年 9 月 24 日(火)15:00-18:00 技術討論会 場所:香川大学工学部講義棟 内容:プラズマ・反応性ガスとデバイスの融合による新しいアプリケーション 参加:52 名 平成 25 年度第 2 回 日時:平成 25 年 10 月 4 日(金)9:30-12:00 技術討論会 場所:香川大学社会連携・知的財産センター 内容:赤外線カメラの開発の現状と展望 参加:40 名 平成 25 年度第 1 回 日時:平成 26 年 2 月 26 日(水)15:00-17:15 勉強会 場所:香川大学工学部講義室 内容:地域ものづくり企業のイノベーション創生 参加:29 名 日時:平成 25 年 5 月 18 日 (土) 13:00-15:00、 6月1日 (土) 13:00-15:00、 平成 25 年度前期 6 月 5 日(水)18:00-20:00、6 月 29 日(土)13:00-15:00、 健康関連短期集中 7 月 13 日(土)13:00-15:00 計5回 コース 場所:香川大学社会連携・知的財産センター 外 内容:福祉機器を通じて「ものづくり」を系統的に学ぶ 参加:受講生 13 名 日時:平成 25 年 10 月 12 日(土)10:00-12:00、同 13:00-15:00、 平成 25 年度後期 11 月 9 日(土)13:00-15:00、12 月 7 日(土)13:00-15:00、12 健康関連短期集中 月 14 日(土)13:00-15:00 計5回 コース - 11 - 場所:香川大学社会連携・知的財産センター 内容:医療機器を通じて「ものづくり」を系統的に学ぶ 参加:受講生 16 名 2)展示会参加 内 容 等 第 40 回国際福祉機器展 会期:平成 25 年9月 18 日(水)~9月 20 日(金) 会場:東京ビッグサイト東展示ホール 出展:山本縫製工場(腰痛ベルト) 、フェロー(HPバリアフリー化支援ソフト) 、穴吹カレ ッジサービス(介護記録支援ソフト) 、香川大学工学部(昇段可能な大腿義足) nano tech2014(第 13 回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議) 会期:平成 26 年 1 月 29 日(水)~1 月 31 日(金) 会場:東京ビッグサイト東展示ホール 出展:アオイ電子、レクザム、吉野川電線(県内企業マイクロマシン製品) 、香川大学鈴木 孝明研究室、寺尾研究室(香川大学微細構造デバイス) (3)地域企業の新規参入等支援 地域企業の健康関連産業分野への新規参入促進、製品開発支援を行うため、かがわ健康 関連製品開発フォーラムを運営し、各種セミナー等を実施することにより地域企業に対し て各種情報提供を行うとともに、人的なネットワークの構築を図った。 また、微細構造デバイス研究開発フォーラムを開催し、香川大学等で研究する微細構造 デバイス技術を活用した産学官の連携による新事業、新産業の創出に努めた。 1)かがわ健康関連製品開発フォーラムの概要 設立:平成 24 年7月1日。平成 25 年 9 月「ITビジネス部会」を設置。 フォーラム会長:山本知生、会員数:法人会員 76、個人会員 37、賛助会員 9 計 122 (うちITビジネス部会会員 22、平成 26 年 3 月末現在) 2)かがわ健康関連製品開発フォーラムの活動状況 区 分 内 容 等 第 4 回セミナー 日時:平成 25 年 6 月 1 日(土)16:00-19:00 場所:香川県社会福祉総合センター7階大会議室 内容:次世代低侵襲内視鏡治療の実現に向けて 参加:75 名 第 5 回セミナー 日時:平成 25 年 12 月 3 日(火)13:30-17:00 場所:サンメッセ香川 2 階中会議室 内容:ものづくり企業の医療機器産業への新規参入に向けて 参加:41 名 第 1 回薬事勉強会 日時:平成 25 年 7 月 18 日(木)14:00-16:00 場所:香川県庁本館 内容:薬事法の概要~製品開発から販売までの一連の薬事規制~ 参加:29 名 第 2 回薬事勉強会 日時:平成 25 年 10 月 12 日(土)13:00-15:00 場所:香川大学社会連携・知的財産センター 内容:薬事法と医療機器開発 ~薬事法の目的、薬事法から見た医療機器、ビジネス~ 参加:27 名 - 12 - ITビジネス部会 第 1 回勉強会 日時:平成 26 年 1 月 15 日(水)14:00-16:30 場所:香川県社会福祉総合センター7 階第 2 中会議室 内容:香川県における遠隔医療の取組みと今後の展開 外 参加:54 名 ITビジネス部会 第 2 回勉強会 日時: 平成 26 年 3 月 24 日(月)14:00-16:00(予定) 場所:サンメッセ香川 2 階中会議室 内容:「介護×ITビジネス」の挑戦 参加:40 名 期日:平成 26 年 2 月 18 日(火)~20 日(木)2 泊 3 日 訪問先:中国上海地区(江蘇省蘇州市内) 内容:日立グループ(日立ハイテクノロジー社ほか 2 社)現地製造拠 点訪問視察、意見交換 参加:17 名(内企業 9 社 12 名) 上海地区国内企業 製造拠点視察会 3)微細構造デバイス研究開発フォーラムの開催 区 分 内 容 等 微細構造デバイス 日時:平成 26 年1月 20 日(月)13:30~17:00 フォーラム 場所:高松国際ホテル栗林の間(新館1階) 内容:かがわにおけるMEMS産業の発展に向けて 参加:70 名 (4)総会、外部評価等 かがわ健康関連製品開発地域イノベーション推進協議会を開催するほか、外部評価委員 会を開催し有識者による本事業活動の評価を受けることなどにより、地域構想の円滑な推 進を図った。 区 分 内 容 等 地域イノベーション 日時:平成 26 年2月4日 推進協議会総会 場所:香川大学研究交流棟 内容:平成 25 年度活動報告、平成 26 年度活動計画など 参加:委員 15 名(欠席 2 名) 、専門委員 10 名 外部評価委員会 日時:平成 26 年3月 14 日 場所:かがわ産業支援財団1階会議室 内容:地域構想事業の目標、進展状況、今後の進め方など 参加:委員 5 名(当日欠席のため別途意見聴取した 1 名を含む。 ) Ⅲ 下請中小企業の振興のための事業 1.下請企業振興対策事業 12,763千円 区 分 内 容 件数等 取引情報収 下請取引のあっせん 364件 集提供事業 ・受発注取引を希望する登録企業の取引あっせんを行った。 取引情報の収集提供 492件 ・専門調査員等が登録企業を訪問し、受発注情報や企業情報 等の収集・提供を行った。 ・発注開拓促進会議の開催 1回 県内の発注企業の景況、外注計画等の情報交換を行った。 - 13 - 平成 26 年 3 月 4 日 香川産業頭脳化センタービル (6社参加) 広域商談会の開催 ①四国合同で広域商談会を開催 「四国ビジネスマッチング2013(合同広域商談会) 」 平成 25 年 11 月 14 日 アスティとくしま 県内受注企業38社参加 ②近畿・四国合同で広域商談会を開催 ・ 「平成 25 年度モノづくり受発注広域商談会」 平成 25 年 9 月 27 日 マイドームおおさか 県内受注企業11社参加 ・ 「近畿・四国合同緊急広域商談会」 平成 26 年 2 月 20 日~21 日 京都パルスプラザ(京都府総合見本市会館) 県内受注企業5社参加 個別商談会の開催 ① 東邦機械工業㈱(徳島市) 平成 25 年 7 月 18 日 県内受注企業5社 ② 讃光工業㈱(さぬき市) 平成 25 年 12 月 11 日 県内受注企業4社 ③ ㈱レクザム(高松市) 平成 26 年 1 月 22 日 県内受注企業7社 次世代有望分野展示商談会の開催 「第 17 回機械要素技術展」に出展し、県内のものづくり系 企業を対象に香川県ブースを展示 平成 25 年 6 月 19 日~21 日 出展企業10社 共同受注推進会議等の開催 共同受注の推進や経営基盤向上のための講習会等を開催した。 ・共同受注推進講習会 平成 25 年 11 月 8 日 異業種共同受注グループ「福友会」 (21人参加) ・経営基盤向上等情報提供事業 (工場見学)平成 26 年 1 月 30 日 高知県内企業2社 (13人参加) (講習会) 平成 26 年 3 月 13 日 高松国際ホテル (36人参加) (公財)全国中小企業取引振興協会の実施する「下請かけこみ 下請かけこ 寺事業」の地域拠点として、下請取引に関する様々な相談に対 み寺事業 応した。 - 14 - 7回 3回 14件 Ⅳ 創業支援、ベンチャー企業育成、産業の高度化、産学官共同研究の推進等のため の施設の管理・運営事業 1.頭脳化センター施設提供事業 129,842千円 香川産業頭脳化センタービルの貸室は、創業しようとする者や創業間もない者が入居でき る「インキュベータルーム」及び地域産業の高度化に寄与すると認められる企業等が入居で きる「リサーチルーム」からなっており、その入居については「香川産業頭脳化センタービ ル入居者選考委員会」において審議するなど、適切な運営に努めた。 名 称 貸 室 数 入 居 状 況 インキュベータルーム 9室 36室 リサーチルーム 26室 ※入居者によって「インキュベータルーム」 、 「リサーチルーム」の区分が変わる。 2.IT関連インキュベート施設管理運営事業 5,033千円 ITを活用し新事業に取り組む起業者(ネットベンチャー)等を支援するため、高速通信回 線が整備された部屋を低料金で利用できるインキュベート施設「ITスクエア」を香川県の補 助を受けて運営した。 名 称 ITスクエア 貸 室 数 入 居 状 況 11室 8室/11室 3.県有施設管理運営事業 68,461千円 平成23年度から5年間、指定管理者の指定を県から受け、地域企業の技術の高度化や新 分野進出を支援するための県有施設「香川県新規産業創出支援センター(ネクスト香川) 」及 び先端技術産業分野の研究開発を産学官で行うための拠点施設「香川県科学技術研究センタ ー(FROM香川) 」の管理運営を行った。 (1)ネクスト香川インキュベート工房入居状況 11室中3室入居 部屋番号 入 居 企 業 名 201 プロテノバ㈱ 202 ㈱未来機械 301 自然免疫応用技研㈱ 事業概要 タンパク質及び糖質バイオマーカー の探索と糖タンパク製剤精製デバイ スの開発 窓清掃ロボット及びメカトロニクス 製品の研究開発、製造・販売 マクロファージ機能(自然免疫)の解明、機 能性糖脂質の応用技術開発と製造・ 販売及び研究開発成果の技術移転 - 15 - 入居年月日 H17.11.1 H20.10.1 H18.9.1 (2)ネクスト香川EMC総合試験施設管理運営 EMC総合試験施設使用状況 区 分 利用企業数 利用時間(実日数) 大型電波暗室 小型電波暗室 県内企業 12社 465時間( 60日) 677時間( 93日) 県外企業 26社 978時間(126日) 793時間( 99日) 合 38社 計 1,443時間(186日) 1,470時間(192日) EMC総合試験施設稼働率 93.7%(稼動実日数224日、稼動可能日数239日) (3)かがわEMC技術研究会事業 区 分 内 容 等 ○開催日 平成25年6月7日(金) ○発足会 ・研究会概要説明 ・会長選任 ・平成25年度実施計画説明 ○基調講演 ・世界共通のEMC技術と基準 研究会発足会及び 岡山大学名誉教授 古賀 隆治氏 ○講演 講演会 ・海外における法規制概要 テュフラインランドジャパン㈱ 鈴木 央氏 ・EMC試験の対策事例 星和電機㈱ 中山 裕道氏 ・電波暗室の構造と性能評価 ㈱リケン環境システム 木下 昌吾氏 ○参加者数 77名 ○開催日 平成25年11月29日(金) ○研究内容 ・EMC測定入門「LED証明器具のEMC測定と考察」 (公財)かがわ産業支援財団 村井 伸行 氏 ・EMC対策実習「ノイズ対策の勘所とノイズ源特定用プロー ブの作成と実測」 下期研究会 ㈱ムラタエレクトロニクス 堂下 和幸氏 ・EMC対策理論「コモンモード/ノーマルモード変換の補助 グランド線の機能 岡山県工業技術センター 渡辺 哲史氏 ○参加者数 37名 - 16 - (4)FROM香川研究室等管理運営 20室中17室入居(産学官連携推進室を含む) 研究グループ名 研究室名 研究テーマ (研究代表/使用責任者) 集積化マイクロ・ナ ノデバイスの研究開 発 メカトロ 研究室 一 般 研究室 (2ab) マイクロ加工研究 グループ (香川大学 高尾英邦/ 鈴木孝明) 集積化マイクロ・ナ ノデバイスに関する 評価研究 バイオ 研究室 組織マクロファージ 自然免疫グループ を制御する食用植物 (香川大学 杣源一郎/ 由来のLPSを利用 自然免疫制御技術研究 した新規な疾患予 組合 稲川裕之) 防・治療法の開発 一 般 研究室 (1b) 糖鎖加工酵素研究グル 糖鎖加工酵素の製造 ープ (香川大学 中北慎一/ 研究 同上) 一 般 研究室 (1c) 非接触三次元測定器 共同研究グループ (㈱未来機械 三宅徹/ 浦治男) 入居研究機関 香川大学工学部、 医学部、農学部 東洋大学 兵庫県立大学 東京大学 京都大学 静岡大学 ㈱レクザム 四国総合研究所 アオイ電子㈱ 吉野川電線㈱ 四国計測工業㈱ 半導体理化学研 究センター ユニチャーム㈱ プロテノバ㈱ 産業技術総合研 究所 香川大学医学部、 農学部 自然免疫制御技 術研究組合 (特活)環瀬戸内 自然免疫ネット ワーク 自然免疫応用技 研㈱ 東洋ライス㈱ 協同組合米ワー ルド21普及協 議会 香川大学総合生 命科学研究セン ター 九州大学 ㈱伏見製薬所 非接触三次元測定器 香川大学工学部 の研究開発 ㈱未来機械 - 17 - 入居年月日 H25.10.1 H25.8.1 H25.8.1 H25.9.17 H22.7.1 一 般 研究室 (2c) 一 般 研究室 (3b) 一 般 研究室 (3c) 一 般 研究室 (4a) 一 般 研究室 (4b) 一 般 研究室 (4c) かがわeヘルスケア バンク研究会 (香川大学 原量宏/ 同上) 香川大学瀬戸内 圏研究センター、医学 部 徳島文理大学香 香川県における生涯 川薬学部 健康カルテ(日本版 四 国 電 力 ㈱ 総 合 H21.9.1 EHR)ネットワー 健康開発センター ク構想に関する研究 ㈱STNet ネットワンシステムズ㈱ ㈱キタムラメディカル 日本メディカル㈱ ㈱ミトラ SGP研究グループ 香川大学総合生 シアリルグリコペプ H25.3.1 (香川大学 中北慎一/ 命科学研究センター チドの製造研究 同上) ㈱伏見製薬所 低温農産物乾燥食品共 新規低温乾燥技術を 香川大学農学部 同研究グループ 用いて乾燥した農産 ㈱クールドライマシナリー (㈱クールドライマシナリー柳川 物の酵素活性の評価 幸子/同上) 壁面移動ロボット共同 吸着自走型壁面移動 香川大学工学部 研究グループ ロボットの実用化開 ㈱未来機械 (㈱未来機械 三宅徹/ 発 同上) H23.5.6 H21.4.1 H22.5.1 一 般 研究室 (5a) がん抑制機能を有する 糖鎖の研究開発グルー がん抑制機能を有す 香川大学農学部 プ ㈲シーバィオン (香川大学 岡崎勝一 る糖鎖の研究開発 郎/㈲シーバィオン 奥谷康一) 一 般 研究室 (5c) ㈱バキュロテク ノロジーズ 山口大学農学部゙ バキュロ診断薬・ワク バキュロウィルスを ( 独 法 ) 農 業 生 物 チン開発研究グループ 用いた犬フィラリア 資源研究所 H23.4.1 (㈱バキュロテクノロ 等の診断薬及びワク 日 本 大 学 生 物 資 源科学部 ジーズ馬嶋景/同左) チンの開発 日本獣医生命科 学大学獣医学部 ㈱シマ研究所 - 18 - H23.4.1 (5)FROM香川共同機器室等管理運営 ①共同機器室・バイオ関連共同実験室利用 名 称 機 器 名 利 用 実 績 共同機器室 走査型プローブ顕微鏡ほか (合計 3機器) 延 1件 バイオ関連共同実験室 恒温振とう培養装置ほか (合計 22機器) 延85件 261日 1日 ②機器利用講習会 共同機器室の利用を促進するため、機器利用講習会を3回開催した。 内 訳 参加 月 日 機器名 人数 入居者 企業 学生 その他 10 1 1 7 1 11 月 29 日 フーリエ変換赤外分光高度計 12 月 6 日 走査型プローブ顕微鏡 5 5 12 月 13 日 分光光度計 9 9 合 計 24 1 1 21 1 (6)県議会経済委員会現地視察 ・日 時:平成25年5月30日(木) ・参 加 者:県議会経済委員会委員長 大山 一郎様ほか10名 ・概要説明:かがわ産業支援財団 理事長 中山 貢 ・施設見学:EMC総合試験施設 ・実 演:ソーラーパネル清掃ロボット ㈱未来機械 代表取締役 三宅 徹氏 Ⅴ かがわ中小企業応援基金を活用した新産業の創出、地域産業の革新等のための支 援事業 かがわ中小企業応援ファンド事業 190,272千円 (独)中小企業基盤整備機構、香川県及び当財団が資金を拠出した総額 118 億円の「かがわ 中小企業応援基金」を活用して、中小企業者等に助成を行うなどにより、先端技術産業や地 場産業の新たな取り組みなどを支援した。 1.募集事業の概要 (1)募集メニュー ○新分野等チャレンジ支援事業 ○先端的技術シーズ実用化支援事業 ○地域企業研究開発小規模助成事業 ○食品産業総合支援事業 ○ものづくり基盤技術産業総合支援事業 ○地域企業販路開拓総合支援事業 ・地域企業国内販路開拓支援事業(県外見本市出展支援) - 19 - ・地域企業海外販路開拓支援事業(海外見本市出展支援) ○ものづくり産業スキルアップ助成事業 ○ものづくり産業生産性向上支援事業 ○特定地場産業活性化ブランド確立支援事業 ○経営革新支援事業 ○創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業(創業ベンチャー・コミュニティビジネス) ○創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業(商店街活性化) (2)募集期間 平成24年11月12日(月)~ 平成24年12月21日(金) (3)事業件数 ①平成23年度採択・平成25年度実施事業一覧 区 分 ものづくり基盤技術産業総合支援事業 合 計 件数 1 1 ②平成24年度採択・平成25年度実施事業一覧 区 分 先端的技術シーズ実用化支援事業 食品産業総合支援事業 ものづくり基盤技術産業総合支援事業 合 計 件数 2 2 1 5 ③平成25年度採択・平成25年度実施事業一覧 区 分 新分野等チャレンジ支援事業 先端的技術シーズ実用化支援事業 地域企業研究開発小規模助成事業 食品産業総合支援事業 ものづくり基盤技術産業総合支援事業 県外見本市出展支援 海外見本市出展支援 ものづくり産業スキルアップ助成事業 ものづくり産業生産性向上支援事業 特定地場産業ブランド確立支援事業 経営革新支援事業 創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業 (創業ベンチャー・コミュニティビジネス) (かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ) 創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業 (商店街活性化) 合 計 - 20 - 申請件数 19 10 6 3 3 48 16 3 6 7 11 件数 8 3 4 2 1 25 9 3 5 5 4 5 3 2 1 139 73 (4)事業の詳細 <平成23年度採択・平成25年度実施事業> ①ものづくり基盤技術産業総合支援事業 県内ものづくり基盤技術産業を牽引する企業を育成するため、ものづくり基盤技術産 業の各企業が取り組む社会環境の変化等に対応した新商品開発などに必要な経費を助成 するとともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓などに関して助言を行うなど、 総合的な支援を行うもの 【1件、2,344千円】 テーマ 事業者 基盤技術である各種表面処理の高度化及び複合化による新機能実現 ㈱ユーミック <平成24年度採択・平成25年度実施事業> ①先端的技術シーズ実用化支援事業 研究開発型の中小企業が有するニーズ(技術開発課題)に対して、先端的技術シーズ をマッチングさせ、中小企業が研究開発を実施することによって技術開発課題を解決す る事業を支援し、新事業や新産業の創出を支援するもの 【2件、5,507千円】 テーマ 廃被覆配線からの金属銅と固形燃料の回収プラントの開発 プラスチックフィルムの新規処理装置及びその処理方法の開発 事業者 ポリテック香川㈱ 丸善工業㈱ ②食品産業総合支援事業 県内食品産業を育成するため、食品産業に対し、社会環境の変化等に対応した新商品 開発などに必要な経費を助成するとともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓な どに関して助言を行うなど、総合的な支援を行うもの 【2件、2,975千円】 テーマ 事業者 介護の QOL 向上を可能とする新加工食品の開発 フードテック㈱ 県産小麦「さぬきの夢」を用いた健康志向の高い小麦粉の開発 吉原食糧㈱ ③ものづくり基盤技術産業総合支援事業 県内ものづくり基盤技術産業を牽引する企業を育成するため、ものづくり基盤技術産 業の各企業が取り組む社会環境の変化等に対応した新商品開発などに必要な経費を助成 するとともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓などに関して助言を行うなど、 総合的な支援を行うもの 【1件、6,925千円】 テーマ 低導電性セラミックスを用いたESD対策精密微細部品の開発 - 21 - 事業者 ㈱長峰製作所 <平成25年度採択・平成25年度実施事業> ①新分野等チャレンジ支援事業 県内中小企業者等の取り組む、以下のチャレンジ事業に対して助成を行うもの (1)新分野進出のための商品・技術の開発 (2)市場性を見極めるための試作品作成 (3)付加価値の高い新製品開発のための実証試験 (4)新事業の可能性評価 (5)技術課題の解決 【8件、7,242千円】 テーマ 事業者 ㈲ウインズ 鎌長製衡㈱ 香西麺業㈲ さぬき麺機㈱ ㈱パル技研 ㈱高尾農園 ㈲バイオ・ユー ㈱山清 ハンドケア用手袋の開発 廃石膏ボードリサイクルシステム構築のための実証試験 電子レンジ調理のできる半生うどんの開発 卓上式小型パスタマシーンの開発 セキュリティ用マイクロ波センサで監視エリアを絞る研究 新しいオリーブチョコレートの試作 種子繁殖型イチゴの大量種子を得る技術(交配技術)の確立 小豆煮汁の有効活用 ②先端的技術シーズ実用化支援事業 研究開発型の中小企業が有するニーズ(技術開発課題)に対して、先端的技術シーズ をマッチングさせ、中小企業が研究開発を実施することによって技術開発課題を解決す る事業を支援し、新事業や新産業の創出を支援するもの 【3件、23,767千円】 テーマ 事業者 高い均斉度を有する省エネ・高効率な照明用反射板およびシステムの開発 ㈱広立 高品質トマトの安定的周年生産システムの開発と確立 徳寿工業㈱ バイオチップ測定システムの開発 ㈱レクザム ③地域企業研究開発小規模助成事業 【独創的・産業財産権活用型研究枠】 県内中小企業者等が行う独創的な研究開発や、特許権、実用新案権、意匠権を活用 した実用化等を助成し、付加価値の高い新製品の開発を応援するものに助成を行うも の 【地域資源活用枠】 県が基本構想で指定した、うどん、オリーブ、手袋、漆器など本県の強みである地 域資源を活用した新製品づくり等を行う県内中小企業者等を支援するもの 【4件、11,645千円】 テーマ オイル高配合水性ゲルの応用開発と製品化 日常生活における作業性を重視した車椅子用テーブルの開発 青切りタマネギ用高能率調製装置の実用化 制振スリット付きチップソーの開発 - 22 - 事業者 ㈱カナエテクノス 旭洋鉄工㈱ ㈱ニシザワ 橋本特殊工業㈱ ④食品産業総合支援事業 県内食品産業を育成するため、食品産業に対し、社会環境の変化等に対応した新商品 開発などに必要な経費を助成するとともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓な どに関して助言を行うなど、総合的な支援を行うもの 【2件、8,640千円】 テーマ 事業者 健康志向の冷凍かき揚の研究開発および販路開拓 ㈱細川食品 健康志向を意識した新スイーツの開発と販路開拓 ㈱ルーヴ ⑤ものづくり基盤技術産業総合支援事業 県内ものづくり基盤技術産業を牽引する企業を育成するため、ものづくり基盤技術産 業の各企業が取り組む社会環境の変化等に対応した新商品開発などに必要な経費を助成 するとともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓などに関して助言を行うなど、 総合的な支援を行うもの 【1件、7,000千円】 テーマ 次世代ロボットのためのレーザー3次元センサの研究開発 事業者 ㈱未来機械 ⑥地域企業海外販路開拓支援事業 県内中小企業者等に対して、海外で開催される見本市への出展を支援するもの 【9件、8,383千円】 テーマ Maison & Objet 2013 秋(フランス・パリ) Intertextile 上海(中国・上海) ANUGA 2013(ドイツ・ケルン) Food Taipei 2013(台湾・台北) 食品見本市 FHM 2013(マレーシア・クアラルンプール) Maison & Objet 2014.1(フランス・パリ) Japan Expo(フランス・パリ) ㈱イチーナ カンプラ工業㈱ ㈱久保田麺業 ㈱スカイファーム ㈲西内花月堂 日本ケミフェルト㈱ ㈲ハッピービジョン NRA Show 2013(アメリカ・シカゴ) COMPAMED 2013(ドイツ・デュッセルドルフ) ㈱大和製作所 吉野川電線㈱ 事業者 ⑦ものづくり産業スキルアップ助成事業 ものづくり産業人材の育成を図るため、製造に携わる者を対象とした、製造技術・技 能の向上に資するものであって、県内中小企業者等が実施する人材育成研修会開催事業 (自ら開催する人材育成研修)や人材育成研修派遣事業(人材育成を目的に開催される 研修会へ職員等を派遣)に助成を行うもの 【3件、1,383千円】 テーマ コンクリート技士、コンクリート主任技士育成研修会 若手従業員の基礎的技術向上事業 砂の現場管理手法 - 23 - 事業者 香川県生コンクリート工業組合 ㈱三祥 ㈱ツチヨシアクティ ⑧ものづくり産業生産性向上支援事業 県内中小企業者等が、製造現場におけるコスト削減等を目的として、専門コンサルタ ントの活用により、製造現場の改善を行う事業や、それに付随して行う研修事業に助成 を行うもの 【5件、7,434千円】 テーマ 高い品質のものづくりを推進するための、社内の品質管理体制 の整備および生産性向上の仕組みづくり 熟練度の見える化と技能伝承を進めるための生産性向上プログ ラム 品質管理システムの構築により、社員の意識を高め、顧客満足 度と品質の向上を図る 5S活動の推進を通じた「ムダ取り」の徹底による生産性向上 現場改善活動による製品品質の向上とそのための人材育成 事業者 ㈲アイヴエモーション 一光電機㈱ ㈱かねすえ 太陽合成㈱ 山城金属㈱ ⑨特定地場産業活性化ブランド確立支援事業 特定地場産業の組合等が実施する、地場産品等のブランドを確立するための商品・デ ザイン開発、商品の情報発信の事業に対して助成を行うもの 【5件、7,614千円】 テーマ 事業者 伝統的技法を応用したレーザー蒟醬「KINMART」シリーズのブラン 一和堂工芸㈱ ド確立 香川発レザーグッズブランド「WOGNA」の開発計画 エールック㈱ 工業用はかりの重量制御装置デザイン開発 鎌長製衡㈱ カバン・袋物及び漆器の技術を生かした皮革製雑貨・小物類の商品 くらふと風船葛 開発及び販路開拓によるオリジナルブランドの確立 「香川漆器」と「庵治石」と「竹」等をコラボレーションさせた、 玄関周りの『照明器具』及び『うるし靴べら明かり』と『現代のラ 中田漆木 イフスタイルに合うテーブルウェアー』等の開発と販路開拓事業 ⑩経営革新支援事業 経営革新のための事業に要する経費を助成することにより、創意工夫ある新事業展開 を促進するものに助成を行うもの 【4件、8,682千円】 テーマ 事業者 未利用水産資源を使用した新商品の開発及び販路開拓 共栄冷凍水産㈱ 物流加工なら何でもできるオールラウンダーを目指す 讃王興産㈱ 着色シリコーン新規開発に伴う品質レベルの検証および硬化性その ㈱ナノテック 他の品質基準確保と、着色ハードコート等の分子微細化技術の確立 鉄筋工事のユニット化による現場施工比率の低減とユニット販売に ㈲都島興業 よる商圏の拡大 ⑪創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業 【創業ベンチャー、コミュニティ・ビジネス】 新たな事業への挑戦を支援するため、新規性や独創性のある先駆的な事業やコミュニ - 24 - ティ・ビジネスなどの地域に密着した先駆的な事業の開始に要する経費を助成するもの 【2件、3,921千円】 テーマ 事業者 想いを形に・想いを包む「ハレの日封筒」プロジェクト ㈱AIR みらい さぬき庵治石硝子 杉山 利恵 【かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2012最優秀賞認定事業】 創造的な技術や商品、サービスなどを自ら新規に開発し、新たな顧客や付加価値を創造 しようとする、独創的なビジネスプランを支援するために実施する「かがわビジネスモデ ル・チャレンジコンペ」最優秀賞受賞者の事業に要する経費を助成するもの 【1件、3,000千円】 テーマ 学生服専門リユースショップの運営 事業者 馬場 加奈子 ⑫創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業(商店街活性化) 商店街の活性化や販売力強化に向けての新たな取組みに必要な初期段階の経費の一部を助 成するもの 【1件、917千円】 テーマ 事業者 高松常磐町商店 「たかまつ南部商店街・まちかどインフォメーションセンター」設置事業 街振興組合 2.産業支援機関事業(財団直営事業を含む。 )の状況 ①職業能力育成支援事業 団体名 香川県職業能力開発協会 実施講座数 56 受講者数(延べ) 615人 ②高度技術人材育成事業 区 分 IT技術研修 次世代ものづくり技術研修 食品製造技術研修 環境、安全・安心技術研修 実施講座数 19 13 6 1 受講者数(延べ) 247人 322人 322人 36人 ③地域企業国内販路開拓支援事業 事 業 名 内 容 件数等 大都市圏で開催される専門見本市に参加する本県企業の 県 外 見 本 市 出 展 出展費用の一部(基本小間料)を財団が負担する支援を 25社 支援 行った。 17見本市に25社が参加(採択18見本市、26社) 食品商談会 ビジネスマーケ 県内外の食品関連のバイヤーを招聘し、県内食品企 2回 ット(商談会等) 業等との商談会を開催した。 - 25 - 1)食品商談会 平成 25 年 9 月 13 日 ホテルクレメント高松 招聘バイヤー26 社【百貨店、総合スーパー他】 参加企業 61 社 商談件数 313 件、商談成立 32 件 商談継続 230 件 2) かがわのおみやげ発掘商談会 平成 25 年 10 月 23 日 サンメッセ香川 小展示場 招聘バイヤー25 社【高速道路 SA、PR・道の駅管理 事業者等】 参加企業 73 社 商談件数 203 件、商談成立 17 件 成立見込 54 件、継続商談 109 件 (平成 25 年 10 月末現在) 香川県食品産業の魅力を発信するとともに、県内食品関連 企業の販路開拓を支援するため、国内最大級の食品関連見 食 品 見 本 市 出 展 本市である「スーパーマーケット・トレードショー」にお 1回 事業 いて、香川県ブース(11 小間)を出展した。 平成 26 年 2 月 12 日~14 日(20 社参加) 東京ビッグサイト 県内下請企業の受注開拓や新規取引を促進するため、新た に東京、名古屋、大阪に受注開拓のための発注開拓コーデ ィネーターを置き、首都圏や中部圏、関西圏の大手発注企 緊 急 的 受 注 開 拓 業等を訪問し、発注案件情報等を収集した。 310件 ・企業訪問件数 延べ 310 件 促進事業 ・あっせん件数 52 件 ・成約 3 件(成約額:2,415 万円) ・ビジネス情報交換会 1 回 県内の企業や研究機関等が有する優れたものづくり技 術・製品等をPRするため、日産自動車㈱に対する展示商 談会を開催し、本県企業の新規取引先の開拓と受注機会の 拡大を図った。 【開催概要】 かがわものづく り新技術展示商 談会開催事業 ・日時 平成 25 年 10 月 30 日(水)~31 日(木) ・場所 日産自動車㈱テクニカルセンター ・出展者 30 社・1 大学 ・来場者数 692 名 ・商談件数 1,360 件 1回 【商談成果】 ・有り 6 社・7 件 内訳 継続検討 6件 海外発注先データベース登録 1 件 - 26 - 県内食品関連企業の経営基盤、営業力強化を図るため、専 門家による「プレゼンテーション能力向上セミナー」を開 催した。 営業力強化支援 平成 25 年 6 月 11 日(43 名参加) 事業 (公財)かがわ産業支援財団一般研修室 平成 25 年 7 月 22 日(68 名参加) ホテルパールガーデン 2回 ④地域企業海外販路開拓支援事業 事 業 名 内 容 件 数 等 国際取引支援アドバイザ ーを設置し、相談会の開催 国 際 取 引 支 援 ア 等により、県内企業の国際 個別相談105件 ドバイザー設置 取引相談に対応するとと もに、課題・ニーズの把握 を行った。 新興国の最新ビジネス情報 ○インドネシアビジネスセミナー 開催日 平成 25 年 9 月 3 日 を提供する講演会を開催す 開催場所 ホテルパールガーデン るとともに、県内企業で構 講師 在大阪インドネシア共和国総 成される経済視察団をイン 領事館、ジェトロ、南海プライウ ドネシアに派遣し、現地の ッド㈱ 最新ビジネス情報の取得な 経済視察団の派遣 参加者 県内企業経営者等 54 名 どの支援を行った。 等 ○インドネシア経済視察団 (ビジネスミッション) 期間 平成 25 年 11 月 17 日~22 日 訪問地 インドネシア共和国(ジャカ ルタ、スラバヤ、デンパサール) 参加企業 11 社(13 名) 海外見本市や現地小売店 調査先:マレーシア・シンガポール 等を視察し、国内食品企業 調査期間:平成 25 年 9 月 17 日~21 日 の出展・進出状況や海外販 調査内容: 路開拓にあたっての課題等 ①海外見本市(FHM2013) ジャパンパビリオンブース出展 14 企 海 外 市 場 開 拓 調 を調査することにより、県内 査の実施 スイーツ店の海外展開の可 業に対し、出展の目的や期待される効 果・商談状況等をヒアリング 能性を調査した。 ②現地デパート・小売店 現地での需要・市場・嗜好、国内スイ ーツ店の進出状況等を確認 財団 HP 内に開設している 海外ビジネス専用サイトを 開設日 平成 24 年 8 月 31 日 「 か が わ 海外ビ ジ 活用し、各支援機関の海外 主な内容 新着情報、財団事業、香川県 ネス支援総合サイ 上海ビジネス展開支援事業、 ビジネス支援に関する情報 ト」の運営 海外ビジネス情報、中国 を一元化して発信すること NAVI 他 により、県内企業の海外展 開の支援を行った。 ⑤新規発掘・事業化コーディネート事業 専任コーディネーター等を配置し、積極的な中小企業回りを通じて、新たなシーズの - 27 - 発掘や事業化の支援、事業終了後のフォローアップ、成果検証等を行った。 ⑥新商品発表会及び成果事例集作成 かがわ中小企業応援ファンド事業及びかがわ農商工連携ファンド事業の事業成果を広 く公開するため、新商品発表会を開催し、助成事業者による研究成果や事業展開などの 発表に加え、成果品の展示等を行った。 また、平成24年度の助成事業の中から優良事例を選定し、成果事例集としてとりま とめた。 Ⅵ かがわ農商工連携基金を活用した農商工連携推進のための事業 1.かがわ農商工連携ファンド事業 28,453千円 (独)中小企業基盤整備機構、県及び金融機関等が資金を拠出した総額28億円の「かが わ農商工連携基金」を活用して、農林漁業者と中小企業者が連携して取り組む新商品や新サ ービスの開発、販路開拓などを支援した。 (1)農商工連携事業(助成金事業) ①新規〔10件、8,815千円〕 テーマ 県産オリジナル米「おいでまい」のブランド構築にむ けた新商品開発と販路開拓 飼料用米を利用した新しい乳牛飼料の開発 イノシシ肉を使った加工品・特産物の開発及び害獣被 害・生活環境被害地域への支援事業 県産材とオリーブオイルを用いた「オリーブファニチ ャー」のブランド化にむけた商品開発と販路開拓 農産物の収穫予測に基づく「流通と農家」の需給マッ チング事業 県産剥きにんにく等を活用したこだわり調味料等の 開発と販路開拓 もち麦「ダイシモチ」を活用した商品開発と「ダイシ モチ」の地域ブランド化 オリーブの剪定枝葉や搾油後の搾りかすによる燻製材の開発 と小豆島沖獲れ魚介のオリーブ燻製商品の開発と販路開拓 希少糖の木「ズイナ」の苗の量産化の確立と鉢花等の商品 化と販路開拓 「香川本鷹」を活用した新商品の開発と販路開拓 - 28 - 連携体 香川県食糧事業協同組合 ㈲サンファソン ㈲木村屋製パン工場 香川県農業協同組合 プーキートレーディング㈱ ㈲ファーム寒川 ㈱四国にぎわいネットワーク 山おやじ 多田正一 香川県家具商工業協同組合 香川東部森林組合 ㈱ユニバーサルデザイン・メディア工房 ㈱スカイファーム さぬきファームプロジェクト協議会 タケサン㈱ 髙橋農園 ㈱まんでがん 農事組合法人アグリくしなし ㈱山一商店 小豆島オリーブファーム毛利 ㈱希少糖生産技術研究所 山南営農組合 ㈱ミトヨフーズ 続木義文 ②継続〔10件、12,266千円〕 テーマ 小豆島オリーブ生そうめんの開発 香川県産鴨肉「綾鴨」のブランド化と綾鴨を使った 新商品「骨付き鴨」 「鴨弁当」の商品開発、販路開拓 情報通信技術を活用した圃場別農作物栽培管理およ び原価管理システムの開発と普及 「オリーブ牛」と県特産品を活用したビーフ・ジャ ーキーの開発 いつでも「さぬき姫」計画!年間通して楽しめるい ちごスイーツの開発・販売 マイクロ波乾燥抽出法による地域農産物や未利用資 源等を活用した食品加工原料の開発・販売 高松産ごじまん品「びわ」の加工品開発 県産ヒノヒカリ100%米粉を使った食物アレルギ ー対応菓子類の商品開発と販路開拓 ムムム自然栽培農場の野菜などを原材料とした離乳 食の製造開発と販路開拓 県産あんずの加工品の商品化と販路開拓・産地化に よる農業振興 連携体 ㈱中武商店 安田オリーブ研究会 ㈲スエヒロ銀波亭 香川県合鴨水稲会 ㈱ビットコミュニケーションズ ㈲石川農園 香川県食肉事業協同組合連合会 讃岐牛・オリーブ牛振興会指定生産者部会 ㈲西内花月堂 ㈱森のいちご 合同会社さぁかす 地域農産物乾燥商品化研究会 ㈲香川商事 香川県農業協同組合高松市西部地域びわ部会 ㈱禾 長尾正幸 三馬食品㈱ ㈱ムムム自然栽培農場 パティスリー・スミダ 讃岐国分寺あんず事業振興会 (2)農商工連携支援事業 農商工連携を支援するために財団が実施する事業 事 業 内 容 事 業 費 かがわ農商工連携・6次産業化ビジネス交流フェア、新商 品発表会、求評モニターによる試食会の開催、香川短期大 学の学生との連携によるパッケージデザインの共同開発、 農商工連携コーディネーターによる連携体に対する事業計 画のブラッシュアップや商品化に向けたフォローアップ 4,304千円 区 分 かがわ農商工連携・6次 産業化ビジネス交流フ ェア 求評モニターによる試 食会 香川短期大学との連携 事業 内 容 等 ○開 催 日 平成 26 年 2 月 3 日 ○開催場所 サンメッセ香川 サンメッセホール ○内 容 農商工連携や地産地消を志向する食品加工・一次 加工業者と農林漁業者など約 50 事業者の参加に よる異業種交流やマッチングを実施し、新規事業 の契機を創出。 食に関心が強い一般消費者をモニターにして、助成事業で開発 中の商品などのモニタリングを行った。年間計 3 回開催し、試 作品など 21 点のモニタリングを実施。 ビジュアルメディアデザインコースの学生と2事業者が連携 し、新商品のパッケージや販促資材などを共同製作した。 - 29 - Ⅶ 香川短期大学との連携・協力事業 当財団と香川短期大学は、相互の連携・協力を強化し、食料品製造業をはじめてとする地 域産業の発展に資するため、産業振興に関する連携・協力協定を締結した。これを機に、食 料品製造業にととまらず、デザインや健康関連など幅広い分野で連携しながら地域の課題解 決に取り組む。 1.締結日 平成26年3月26日(水) 2.場 所 香川短期大学2階会議室 3.締結者 公益財団法人かがわ産業支援財団 理事長 中山 貢 香川短期大学 学長 石川 浩 4.連携・協力事項 (1) 地域産業の課題解決に係る取組みの推進に関すること (2) 地域産業の人材育成に関すること (3) 共同研究及び受託研究に関すること (4) 地域産業のニーズを踏まえた特色ある教育の展開に関すること (5) その他連携・協力協定の目的を達成するために必要な事項 5.成 果 平成26年4月27日(日)に協定締結後の最初の連携事業として、 パッケージデザイン共同開発プロジェクトによる「新商品成果発表会」 を高松市内のホテルで開催した。 このプロジェクトでは、惣菜の製造販売を手がける“タケウチ(坂出 市) ”とにんにくの生産販売や6次産業化を目指す“髙橋農園(丸亀市) ” の2事業者が、同短期大学経営情報科ビジュアルメディアデザインコー スの学生10名とタイアップして、加工食品のパッケージデザインなど を共同開発したものである。 収益事業 1.産業会館事務室提供事業 3,134千円 産業会館5階に所有するスペースを、公益社団法人香川県シルバー人材センター連合会、 一般財団法人消防試験研究センター香川県支部及び香川県中小企業団体中央会に対し、賃貸 した。 その他の事業(相互扶助等事業) 1.異業種交流事業 3,022千円 (1)かがわ産業振興クラブ運営事業 講演会や企業見学会を開催するとともに、機関誌、メルマガ等により産業情報の提供を 行った。 - 30 - 事 業 内 容 開 催 日 参加人数 講演会 平成25年 7月22日 125名 県外企業見学会 平成25年11月12日 40名 知事との意見交換会 平成25年12月18日 50名 (2)異業種交流等への支援 各種団体の事務局として当該団体の活動を支援した。 団 体 名 団 体 概 要 活 動 内 容 ITを活用した経営の向上や新たなビ 香川マルチメディア ジネスの創出を図るとともに、会員企 ○講演会 ビジネスフォーラム 業の交流を促進し、本県産業の振興に ○見学会 (会員数34) 寄与することを目的として設立された ○総会、交流会 等 団体 県内におけるデザイン振興の中核とし て、優れたデザインが生み出される環 香川県デザイン協会 境づくりや、産業界等との連携による (会員数128) 産業及び地域文化の発展を図るため、 県内デザイナー等により設立された団 体 ○デザイン展覧会 ○デザイナーズ・フリーマ ーケット ○講演会 ○見学会 ○総会、交流会 ○会報発行 等 技術・市場関連の問題等に関する意 見・情報の交換により、会員企業の技 術及び経営力の向上を図るため、県内 企業で構成された異業種交流の団体 ○講演会 ○見学会 ○総会、交流会 ○会員間の情報交換 等 JS研究会 (会員数 41) 県内中小企業の自立化推進や人材育 成・経営基盤の強化等を研究するため、 県内のものづくり系企業で組織された 団体 ○講演会 ○見学会 ○人材育成研修 ○総会、交流会 等 香川インテリジェントパーク 交流推進協議会 (会員数 35) 香川インテリジェントパーク(KIP)に立地す ○総会 る企業や団体等の理解、交流及び情報 ○香川インテリジェントパークの環 交換を推進し、相互の技術、経営及び 境整備(一斉清掃) 学術、文化の向上を図るために設立さ ○献血 等 れた団体 さぬきプラザ 21 (会員数 24) かがわプラザ 2004 (会員数 44) (3)異業種交流5団体共同開催事業 異業種交流団体が、初めて共同事業として講演会を開催した。 講演会: 「いま起こっていること これから起こること~これからの中小企業の生き方~」 講 師:経済ジャーナリスト 須 田 慎一郎 氏 主 催:かがわプラザ2004,香川マルチメディアビジネスフォーラム、 さぬきプラザ21、JS研究会、異業種共同受注グループ“福友会” (50 音順) 開催日時:平成26年2月5日(水)15:00~17:00 会 場:サンメッセ香川 2階「サンメッセホール」 参 加 者:会員90名 - 31 - 法人会計 1.一般管理運営事業 80,938千円 財団運営の全般的管理を行うとともに、理事会及び評議員会の開催、基金等運用収入の確 保等により財団事業の円滑実施に努めた。 [評議員の開催状況] 会 の 名 称 開催年月日 開催場所 持ち回り 主 要 議 題 1「評議員の選任について」 2「理事の選任について」 第 7 回評議員会 25. 5.17 第 8 回評議員会 25. 6.17 高松国際ホテル 2「評議員の選任について」 第 9 回評議員会 25.11. 1 持ち回り 1「理事の選任について」 第 10 回評議員会 26. 1.31 持ち回り 1「評議員の選任について」 1「理事及び監事の選任について」 [理事会の開催状況] 会 の 名 称 開催年月日 開催場所 主 要 議 題 1「平成 24 年度事業報告及び収支決算について」 2「平成 25 年度収支補正予算について」 3「評議員会の招集について」 第 82 回理事会 25. 5.31 高松国際ホテル 第 83 回理事会 25. 6.19 高松国際ホテル 1「理事長及び副理事長の選定について」 第 84 回理事会 25. 8.12 第 85 回理事会 26. 3.25 高松国際ホテル 持ち回り 1「高松簡易裁判所 平成 24 年(ノ)第 90 号 損 害賠償請求等調停申立事件に係る調停(案) の受諾について」 1「平成 25 年度補正予算」 2「平成 26 年度当初予算」 3「給与及び退職手当等に関する規程の一部改正 について」 4「平成 26 年度資金運用計画について」 5「常勤理事の報酬について」 (参 考) 1.香川らしい国際協力プロジェクト「ラオスビエンチャン県バンビエン郡うちわ産業振興支 援プログラム」の実施 ラオス国ビエンチャン県バンビエン郡周辺地域農民のうちわ生産技術の習得と生計向上を図 るため、県が独立行政法人国際協力機構(JICA)より、 「JICA草の根技術協力事業(地 域提案型) 」の委託を受け、FUNFAN実行委員会(当財団を含む)がその再委託を受けるも のである。 (1)事業主体:FUNFAN実行委員会 香川県デザイン協会、社団法人日本グラフィックデザイナー協会(香川地区) 、香川県う ちわ協同組合連合会、公益財団法人かがわ産業支援財団、丸亀市、香川県 (2)事業期間:平成24年8月~平成27年3月 (3)相手国協力対象機関:農林省農林業開発普及局農林研修センター - 32 - (4)事業内容:①研修員(4名)の受入れ(期間:9/9-21) 4名の研修員を受け入れ、9月9日~21日の期間、丸亀市でうちわ制 作の研修を実施した。 ②専門家派遣 平成25年度は、3回(5月、8月、11月)に分けて、うちわ職人、 デザイナー、販売管理等の専門家を派遣した。 ③ラオスで制作したうちわの展示 丸亀市で研修をうけたトレーナーを中心に、現地で研修を受けた方が協 力して、平成25年11月にハンディクラフトフェスティバル及びジャパ ンフェスティバルに出展し、ワークショップの開催及びうちわの展示を実 施した。 ④ラオス首相一行訪問団の受入れ(期間:12/15―16) 東京で開催された日本・ASEAN特別首脳会議の地方視察として、ラ オスのトンシン首相一行訪問団が県内企業や「うちわの港ミュージアム」 を視察するため来県した。 「うちわの港ミュージアム」では、県うちわ協同 組合の山下会長らが国の伝統的工芸品に指定されている丸亀うちわの歴史 や製作工程を説明した。トンシン首相は、熱心に耳を傾け、うちわ作りも 体験した。 (5)総予算:約 30,000 千円(3年間) 2.香川らしい国際協力プロジェクト「パラグアイ共和国 ラ・コルメナ市における農産物利 活用支援プロジェクト」への専門家の派遣 平成22年度から平成24年度にかけて、香川県が JICA 草の根技術協力事業(地域提案型) の採択を受け、パラグアイにおける日本人移住発祥地であるラ・コルメナ市において実施して きた農産物の利活用に関する協力支援事業に、当財団では、平成23年度から専門家(久保事 業化支援アドバイザー)の派遣を行い、農産物の加工方法に関する基礎的な知識の技術指導を 行ってきた。 平成25年度は、財団法人自治体国際化協会の自治体国際協力促進事業(モデル事業)の認 定を受け、事業を継続して実施することとなり、引き続き当財団の久保事業化支援アドバイザ ーが専門家として派遣され、機械を使用した加工施設での作業や商品の販売手法等について指 導、助言を行った。 ○平成25年度の事業内容 (1)事業主体:香川県(知事公室国際課) (2)派遣者 :松原保仁(県産業技術センター) 久保善美( (公財)かがわ産業支援財団) 橋本恵子(県知事公室国際課) (3)派遣期間:平成26年2月4日~12日 (4)指導内容:ぶどうジュースの製造法や品質管理、衛生管理の指導・助言 販路開拓に関する指導、助言 (5)支援成果:トマトピューレ・ぶどうジュースの製品化に成功した。 - 33 - 3. 「丸亀うちわ」を使ったカンボジア国との国際文化交流の実施 「丸亀うちわ」の展示会を開催するとともに、 「うちわ製作のワークショップ」を実施するな どして、カンボジア国において「うちわづくり」が根付くための基礎活動を、 (一財)百十四銀 行学術文化振興財団の助成を受けて実施するものである。 (1)事業主体:FUNFAN実行委員会 (2)事業期間:平成25年3月~平成26年3月 (3)事業内容:うちわの展示及びワークショップの開催 平成26年2月、 カンボジアのプノンペンで、 絆フェスティバルに出展し、 「丸亀うちわ」の展示や「うちわ制作ワークショップ」を開催した。 また、シェムリアップにおいては、 「丸亀うちわ」の展示を行った。 (4)総予算:700 千円 4.地域企業競争力強化推進事業 地域を強力に牽引する企業を育成し、地域経済の活性化を図るため、積極的な事業展開に意 欲のある県内中堅企業(直近3事業年度の売上高平均 30 億~100 億円、従業員数 50 人以上) を支援対象企業として認定し、競争力強化のための研究開発等を総合的に支援し、成長を促進 する県事業で、認定企業1社を支援した。 認定企業:鎌長製衡株式会社(高松市) テ ー マ: 「日本及び海外において、粉粒体の自動計量装置を、短期間かつ高い信頼性で実 現できる開発製造メーカーの実現」 補助金額:30,000,000円(1年間)で最長2年度間まで 認定期間:平成25年8月29日~平成30年3月31日 支援内容:申請書類及びプレゼンテーション資料の作成 - 34 -
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