トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム 第 1 回 留学成果報告会

トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム 第 1 回 留学成果報告会
河島健太さん(国際関係学科 4 年)が優良賞を受賞
去る 2015 年 11 月 1 日(日)
、
「官民協働留学支援制度~トビタテ!留学 JAPAN 日
本代表プラグラム~」
の第 1 回留学成果報告会が芝浦工業大学豊洲キャンパスで実施され、
本学から河島健太さんが参加し、帰国した派遣留学生約 120 名の中で、優良賞(3 位相当)
を受賞しました。
河島さんは 2015 年 1 月から約 8 か月間、オーストラリア、フランス、カメルーンへ留
学。これらの国において、政策や人材確保というシステムとしての農業(ハード)と若者
や就農者たちの実情・声を聞き、日本の農業について意見交換すること(ソフト)の 2 視
点から、課題を浮き彫りにし、解決方法を探ることを目標としていました。
富有柿の里である岐阜県本巣市(旧糸貫町)出身で、ご祖母様は小さい農家という河島
さん。幼少時から農業は身近な存在でした。しかし、大学で都会育ちの友人から、「農業は
ダサい」という衝撃的な言葉を受けます。その時彼は「農業が身近なのは、少数派である」
ということに気づきました。
「農業ってイケてるよね!」という言葉が、若者の口から自然に飛び出す日本を創り出す
べく、世界へ飛び立ち、オーストラリア・フランス・カメルーンの農家や農村を約 9 か月
かけて巡りました。同じ釜の飯を食べ、共に働き、共に暮らす中で、信頼関係を築きなが
ら調査を進めました。多文化な世界で、様々な人と出会い、
「課題解決力」、
「独創的な思考
力」
、
「周囲を巻き込む力」を獲得しました。
2025 年、河島さんの思い描く自分の姿は、
「若者就農と有機農業を武器に、イケてる農業
の父」になっていることです。その実現には「専門的知識」と「経験的知識」が必要です。
その為に、まずは「大学内でカフェ開業」をしようと、行動を既にスタートさせています。