学校評価 2013~2014 提出順にお知らせします。 A さん 先日長女が卒業しました。 在校生、先生、保護者、教会員、たくさんの方々に祝福され 幸せな気持ちで 送り出されました。 式が終わった後「この学校でよかった。ありがとう」と言われて胸がいっぱ いになりました。 6年前、入学祝賀会で緊張して泣き出すぐらい気弱だった娘が、皆さんに見 守られ、こんなにもたくましくなりました。 あの時、本当は、私も公立との違いに戸惑って不安でした。 でも、「絶対、娘にはこの学校が合う。」といって強く進めてくれた妻は間違 っていませんでした。 少数制ならではの先生方の目の行き届いたご指導、上級生が下級生をお世話 し、下級生は上級生を尊敬する伝統、そして、周りの大人全員で見守る素晴ら しい体制、この長年大切に積み上げられた素晴らしい環境が、ここまで娘を導 いてくれたものだと思います。 B さん 昨夏のある土曜日の朝、三育小の近辺を偶然通りました。十字架の見える赤 い屋根が印象的でした。帰宅後、ホームページで学校概要や教育方針、年間行 事等を調べ、主人に目を通してもらい二人で子どもを転入学させたいと考えま した。学校を見学させていただき試験と面接を受け、合格したときは、感謝と 喜びの気持ちでいっぱいでした。 7月の入学の朝、昇降口で、先生と3、4年生の友達が温かく迎えてくださ り、スムーズにみんなの輪の中に入ることができました。 「慣れるまで どうか な・・・」という気持ちもありましたが、校長先生を初め、先生方の温かいご 指導と協力的な児童の皆さんのおかげで、思ったより早く学校生活にとけ込む ことができ、一日も休まず登校することができました。 3月末で子どもは、約9か月在籍しましたが、いろいろな面で成長しました。 一つ目は、生き生きと学校生活を送り、様々な行事を通して全校の友達と協力 し合いながら、共に学び合う力や最後まで成し遂げる力が身についたことです。 体験した行事の中には、スーパーマーケット見学(7月)、水泳(月1回)、食事会 (月1回)、自由研究発表会、宿泊学習(9月)、三育バザー(11月)、陶芸教 室(2学期)、スケート教室(3学期に2回)、お茶、お琴体験(2月)、お別れ 遠足(3月)、教会での賛美歌礼拝(歌唱や社会科クイズ、学習体験発表会)卒 業式(3月)などがあります。どの体験も新たな学びと心のふれ合いの場であ り、子どもの心の成長に大きく役立っています。中でも卒業式は、先生方と一 緒に教会の方々も準備等をしてくださり当日も盛大に式が挙行され、多くの 人々のお祝いのメッセージが卒業生に届き、すばらしいセレモニーとなります。 二つ目は、学力と体力の向上です。週のカリキュラムの中に聖書、合唱、英 語、コンピュータの時間が位置づけられており、継続的にそれぞれの教科の充 実した授業を受けられます。毎週1度ずつマラソンと縄跳びの時間があり、記 録カードを用いて活動しています。 先生方が忙しい中、その都度指導してくださったおかげで運動の楽しさを味 わいながら忍耐力を徐々につけることができたように思います。また、希望し て放課後学習を受けることができ、国語や算数の力が着実に身につき、また日 記指導をしていただくことで作文力が向上し、豊かな心が育まれます。 三育小の学年単位の子どもの数は少ないのですが、特に行事や体験活動には 全校で取り組み、1~6年の縦割りの交流の場が多いので、連帯感や互いに助 け合う心が育てられます。また、保育園との交流会もあり、歌や紙芝居の発表 を通して小さい子に対する思いやりの心も養われるように思います。そして、 授業や土曜日の安息日学校、レインボークラブなどで、分かりやすく聖書を学 びながら、周囲の人に親切にしたり、困難なことがあってもそれを乗り越えた りして、優しくたくましく生きることの大切さを感じ取ることができると思い ます。知・徳・体の備わった人に成長していけるよう先生方が一丸となって全 力でご指導くださり深く感謝しております。 C さん 長女の入学から7年間久慈川三育小学校にお世話になっています。三育小学 校の特徴で評価の高い点は・・・ ・キリスト教・・・牧師先生始め教師の先生方、教会員の方々が、子供の悩み 事や個人的な心の重荷などの話を聞いて下さり、心から感謝です。イエス様 の愛をいつも分かりやすく教えて下さいます。私たち家族は本当に支えられ ています。知、徳、体、が柱となっていますが、子供たち一人一人の成長と 発達の為に尽くして下さっています。 ・複式制度・・・児童数は少ない学校ですが、複式による学習を行うことによ り予習復習を一度に行う事が出来ます。また、一つ上の上級生が兄姉として、 下級生を丁寧に指導し、良い相談相手として、自分たちで相手をよく理解出 来るように努力することが出来るようになれると思います。 ・さまざまな年代との日々の交流・・小学校には同じ敷地内に教会、系列の保 育園が併設されており、同じ年代の子供との交流だけでなく日々保育園の小 さい子供から教会員の大人まで幅広い年代と接しています。また卒業生の中 学、高校生だけでなく多くの教会員も小学校の卒業生という環境が、小学生 に言葉づかいや目上目下の方への接し方を学ぶ貴重な経験となっていると思 います。 ・数々の貴重な行事への参加・・一般の小学校でも行われている運動会や修学 旅行(沖縄)はもちろんですが、久慈川をはじめとした学校周辺における自 然とのふれあい、保護者とともに時間をかけて準備するバザー、お米作りを 中心とした農作業の経験や教会員とともに行うぶどうジュース、玄米もち作 りなど貴重な体験をすることも出来ます。また年間を通じてレインボーとい う体験型の行事を学校行事外で企画されています。 D さん 今年も一年お世話になりました。引っ込み思案な子どもに対してもきちんと 役割を与えて下さったことや愛のある叱咤激励で苦手な科目にもやる気を与え てくださってことなど先生という視線から、そして時に児童と同じ目線にたっ て寄り添ってくださっていることに感謝です。土曜日の安息日でのお話は親子 共に学ぶことが出来て共通の話題にもなります。子供達が学年をいう枠を外し て互いに協力している姿を垣間見る良い機会でもあります。賛美歌の合唱は、 二部、三部に分かれる難しいコーラスを一生懸命に歌っている姿に感動します。 全てを無理なく、子供達が「自分でするんだ、できるようになりたい」という 気持ちにもって行くようにご指導いただけて感謝です。 最後に、学校行事に急な発熱で参加できなかった子どもに対しても最後の最 後まで心配してくださったり、実務面でも旅費のキャンセル料などのことでご 尽力いただけたこと、現地でしか手に入らないようなお土産などを沢山いただ けたことにも感謝です。おかげで「ぼくは行けなかった」と落ち込むことなく 元気に登校できたこと、そればかりか下級生にお土産を渡す時にも一緒に渡す ことが出来たときいて、わが子ながら子どもの心の強さを育ててくださったこ とに感謝です。この残念なことを通しても良い体験になれたと思います。 これから、思春期になり今はわからないかもしれないかも知れないけれど、 やがて向かい合わなければならないだろう悩みに出会ったとしても 聖書を通しての普遍的な言葉の力に「自分を信じる力」を持てると思います。 主は言われる私があなた方に対していだいている計画は私が知っている。 それは災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、 あなたがたに将来を与え希望を与えようとするものである。 E さん 今年度入学してから 3 月までの 1 年間を無事に終了いたしました。 先生方のご指導とともに小学校の児童たちには、たいへん感謝しております。 久慈川三育小学校への入学を決めたのは、少人数で高学年から低学年までの 児童が一緒に過ごす機会がたいへん多いということが理由の一つでした。 自分が小学生に入学したときに、歓迎の遠足で 6 年生と一緒に過ごしたとき にとても頼もしく感じたことが、学校の行事の中では数少ない上級生の思い出 として残る機会だったかなと思います。しかし、町内の活動行事等を通じて上 級生と過ごしたことは、たいへん貴重でたくさんのことを教えてもらいました。 子供が久慈川小学校に入学すると、さっそく上級生とペアを組み 1 年生の子供 の面倒を良く見ていただくようになりっていました。たくさんのことを直接教 えてもらうだけでなく、身近に手本となるべき姿をたくさん目にすることによ って、自ら気づきを得る機会は、たった一年でも数えきれなかっただろうと思 います。さらに上級生の子供たちを、自分の近い将来像ととらえてくれること ができれば、自ら何をすべきか考えて育ってくれるのではないかと期待してい ます。 昭和の時代には、路地裏で近所のお姉ちゃんやお兄ちゃんと小さな子供が遊 ぶなかで学ぶことが良く見かけられたけれども、そのような「路地裏教育」は、 失われつつあるという話が小学校で開催された講演の中であったとお聞きしま した。本当にそういう大切なものが失われてきていると思います。 久慈川三育小学校では、少人数の子供たちの中でも、仲良く兄弟のように過 ごすことができており、子供の将来にとってかけがえのない貴重な体験になる ことを確信しています。 子供は、教室での授業のほかに校外学習でスーパーでの食育授業、英語の授 業、お琴教室やお茶教室、陶芸教室、水泳教室やスケート教室、図書館等の見 学など数えきれない体験学習を楽しんでいました。このような体験は、本や映 像ではなく本物に触れる機会ですから、とても重要であると思っています。先 生方のこのような取り組みには、常に感心させられますし、心のこもった教育 を感じています。 この一年間、帰宅してから子供が体験した話をしてくれることが楽しみでし た。たくさんの行事を常に上級生たちとともに体験することによって、常に刺 激を受けているのではないかと思います。子供が上級生の影響受けたことを初 めて強く感じたのは、5 月に開催された運動会において上級生の一輪車での演技 の最中です。上級生のすばらしい技術に影響を受けて、来年の運動会には出場 する意気込みを子供がその時に語ってくれました。その後、出場できるレベル に達するように、小学校で毎日のように派手に転びながら練習していたそうで す。親が全く手伝いもしなかったのに、もしかしたら出場できるレベルになる かもしれないと思わせるまでに、小学校で一生懸命頑張って、上達するまであ きらめずに取り組んできてくれたことにたいへん驚きました。 三育小学校の行事には、親も子供も参加させていただき、楽しく学ぶことが たくさんあり、心から感謝しています。今後ともよろしくお願いいたします。 Fさん 今年も1年間大変お世話になりました。 いよいよ高学年になり、体以上に心も成長したと感じた1年でした。 まだまだ子供だと思っていた息子が、ある時妻を慰め、励ましている姿をみ て、先生方の心を育てるご指導が本当に行き届いていると感じました。 また、聖書を通して学ぶ授業は、牧師先生が楽しくわかりやすく教えていた だき、人を思いやる心や大切にすることを育てる三育小学校ならではの本当に 素晴らしい授業だと思います。 土曜日の礼拝には私たち両親も参加させていただき、いろいろな説教や児童 による讃美歌、聖書の中の聖句などを通し、大切なものは何かを考える大変良 い機会になっています。 さまざまな体験ができるのも、少人数、縦割り授業のいいところで、上級生が 下級生の面倒を見たり、下級生は目上の人に対する接し方などを学ぶことがで きることは、今の生活環境の中では、大変貴重なのでは無いかと感じています。 豊かな自然体験を通して、食物の大切さや生態系の意味、野菜を作って食した りすることでフードマイレージなどを考えることができました。その体験の中 でも息子は稲刈りを1年生の頃からずっと楽しみにしていました。また、毎日書 く日記は先生との良い関わりの一つです。先生がコメントを書いてくださりよ り身近に感じることと学校生活の良い思い出になることと思います。 久慈川三育小学校へ入学を決めた5年前、私たち親も不安もありました。 しかし、今では本当にこの学校を選んで良かったという気持ちと、先生方を始 め、教会員の皆様、学校関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。 引き続きよろしくお願いいたします。 Gさん 息子が久慈川三育小学校の4年生に転入して1年になります。父親の転勤で こちらに転校しましたが、一言で表すと「よかった」です。息子は特に読み書 きに関して問題があり、以前5年間外国に住んでいた事もあって、かなり深刻 なものでした。 三育では、補習をしていただいたり、担任の先生とは、連絡をとりながら、 必要な対応をしていただきました。その中、私自身も息子についてより理解す る為に調べ、チェックなどを受けました。息子は「学ぶこと」において特異性 をもっているので、もっともっと理解を深めて息子に合った方法で学びを進め て行きたいと思っています。三育は、子供達が楽しんで参加できる行事も充実 していて、少人数ならではの家庭的な雰囲気の中で、息子に合った学びが出来 ると、1年経過した今、強く確信しています。勿論、少人数だから不利になる 事もあると思いますが、そういった事を考え合わせても久慈川三育小学校で学 べる事は息子にとって最善だと思います。 Hさん 久慈川三育小学校には、3年生から転入してきました。 東日本大震災の影響で、それまで日立市内の小学校に通学してもうすぐ2年 生になろうという3月11日に震災にあいました。みなさん大変な生活をして 物質的にも、精神的にも大変な思いをされたことと思います。我が家の場合、 子供たちと母親である私が精神的なダメージが大きくありました。震災後一か 月が過ぎても余震が続いたことで日立で生活することが難しくなり、主人の育 った大阪へと転居しました。大阪に向かうのにも、常磐線は動いておらず、高 速バスで東京駅まで向かいました。震災の影響でデコボコの高速道路に乗って 東京に向かった時の心境は、ひたすら怖い地震から逃げ出したいその気持ち一 杯でした。東京駅についてキラキラした街を見てホット安心しました。 大阪では、地震がなくてよかった、怖くないよ、ゆっくり眠れるよ!と話す 長男。日立では、夕方カレーを作っていて地震がきてガスが止まって、途中で お料理できなくなったんだよね、何度も話す幼稚園の娘。大阪は日立と違って 人口は多く、歩くのも話すのも早い、おまけに大阪弁です。大変だった大阪生 活も一年も経つと、友達もでき、周りには百貨店がすぐに近くにあり、にぎや かさにすっかり慣れて楽しくなりました。その時に、おじいちゃんが末期がん であることわかり、仕事で大阪を離れられない主人を残して、日立に戻るとこ になりました。さて、大変だ!学校はどうする!主人はどうしても前に通って いた公立小学校には、長男を預けることができません。問題がよくおこる学年 で、そのストレスで長男は気管支炎がひどく病院通いがかかせませんでした。 主人は「日立に、私立の小学校はないのか!」と叫びます。 「そうだ、お友達 のお子さんが通う三育小学校があるわよ!」 パソコンに三育と入力して、久慈川三育小学校の HP を全部印刷して、夫婦で 熟読しました。 3月におじいちゃんのお見舞いに大阪から子供たちを連れて来た時に、受験 し面接を受けました。ちょうどその日の夜に日立では久しぶりに震度5の地震 があり、「怖いよ!早く大阪に帰りたいよ!」と叫ぶ長男。 次の日に三育の校長先生から、 「昨日地震がありましたが、大丈夫でしたか。」 と心配してお電話を頂きました。 そして、4月3日に大阪から日立に引越して来ました。勝手知ったる日立市 のはずですが、一年いないだけで、分からないことばかり。それでも、長男は 三育小学校での生活がはじまりました。毎週変わる時間割に驚き、親にとって はお弁当作りが加わって忙しいこと。 長男にしては、はじめての電車通学が始まりました。心配で学校までついて いきたくなる心境でした。親の心配をよそに学校から帰ると、 「今日はねこんな ことあったよ! すごいんだよ、こんな話を聞いたよ! 今度学校で笠間に行 くんだって、行ったことないから楽しみだな!」と学校の話が続きます。子供 からたくさん、クイズがでることもあります。話す口調がだんだん、担任の先 生にそっくりです。 学校で月に一度のスイミングスクールに連れていってくれたり、冬にはスケ ート場でスケートを習う授業もあり、驚きました。 授業では、毎週のマラソンに縄跳びと体力づくりにも熱心に指導されます。 以前長男は、やせ型でひょろひょろしていましがた、今ではしっかりとした、 たくましい体になってきました。 家庭の方は、お父さんは、大阪に単身赴任。おじいちゃんは5月に他界。残 されたおばあちゃんが体調を崩して入院、その後一人暮らしは無理となりホー ムに入りました。母親の私が一人では、やりきれないことがたくさんありまし た。学校ではよく調理実習があります。すぐにそれが家庭で活かされます。私 が疲れすぎて食事の用意ができないことがよくありました。長男がごはんを炊 いてカレーを作ってくれました。 インスタントラーメンを作ってくれて、それが夕食になったこともありまし た。そのことを学校に毎日提出する日記に書くと、あたたかく励ましてくれる 担任の先生の言葉があります。家庭のこともよく先生が相談に乗ってくれまし た。この一年、おじいちゃんおばあちゃんのことで、大変なことが続いて、そ れが本人に暗い影が出ていませんか? と先生に聞きました。全く心配ありせ ん。とっても元気にやっています。と、よく先生に言って頂きました。その言 葉を聞くたびに、安心しました。 三育小学校に入って、長男はのびのびと成長しています。友達と協力して、 賛美歌の練習に、クリスマス会の劇の発表とがんばることの楽しさを学びまし た。何よりも、先生方のご指導、さらに聖書の勉強を通じて、生き抜くたくま しさを身につけています。もうこれ以上がんばれない、どうしたらいいのとい うこがあったときに、長男が、豊かな祝福がありますようにと、お祈りをして くれました。心がとてもリラックスできました。やれるだけのことはやった、 あとは、神様が見守って下さる、と思えました。 三育小学校に入って、子供も親も、学ぶことがたくさんあります。家族は、 大阪と日立と離れての生活ですが、学校の HP で元気に成長している長男の姿 をみて、仕事で全国を飛び回っているお父さんも、元気を分けてもらっていま す。 4月からは4年生、先生がた今後ともご指導をよろしくお願います。これか らも親子で、成長させてください。 Iさん 慣れない 1 年生としての学校生活に,最初は心配もありましたが,楽しく元 気に通っていながら,日々成長していく娘に頼もしさを感じることができまし た。 音読や計算練習も,なかなかスムーズにできないようでしたが,習慣付けが できると,楽しみながら練習できるようになりました。また,一輪車検定や百 人一首大会に向けては,目的を持ってがんばる姿が印象的でした。 工夫された,楽しめるイベントが毎週のようにあることも,娘にはちょうど 善い刺激になるようで,とても楽しんでいました。 学校内外のさまざまなイベントは,企画や実施がとても大変でしょうが,今 後とも楽しみながら子ども達の成長につながる工夫をお願いします。 1 年間ありがとうございました。 Jさん 不安を抱えながら入学して2年が経ちました。クラスのお友達とケンカしたり 自分の気持ちが通らなくて怒りだしたりと色々なことがありますが、本人は毎 日楽しそうに学校へ通っています。先生方には細かいところまで目を配って下 さるので、入学当時と比べると成長したなと日々感じます。 このような恵まれた環境で6年間を過ごせることに感謝しております。 今後ともよろしくお願いいたします。 Kさん 私たちの子どもたちは、1年生の男の子と3年生の女の子です。日本一小さ な学校の久慈川三育小学校に入れたいと思ったのは、夫が、同じ地域で仕事を していて、とても良い学校だという評判を聞いていたこと、また見学に行きま したら、生徒たちが、礼儀正しく、とても素直な感じで、先生方も暖かく肌で 感じる雰囲気が良かったからです。 私たちは、クリスチャンなので、キリスト教教育の学校に子どもたちを入れ たいという思いがありましたが、こんな小さな学校で大丈夫なのかという、ほ んの少しの不安はありました。しかし、小さい学校だから出来ることの方が沢 山あることを経験しました。 私たち夫婦は、二人とも教育を学び、主人は大学で仕事をしていますが、実 際の子育ては、学んだ通りにはいきません。特に母親である私の役割は重要な のはわかっておりますが、描いている通りにはなかなか行かず、ため息がでる ことが度々あります。しかし、三育小学校の教育は、ホリスティク教育で、あ らゆる角度からひとりひとりの生徒の持っているものを引き出し、個性を大切 にし、それを高めていくように思います。小さい学校ならではの、様々な経験、 例えば一年生からの宿泊学習、お茶やお琴、田植えなど。また、近隣の一人で 住まわれている方々を招待してのお食事会。小学校のある建物にある教会の 方々の支えと交流など、数えたらきりがありません。また、一年から六年まで の生徒が家族のように助けあい、先生方三人もご自分のクラスだけではなく、 生徒全体も見てくださいます。父兄もひとりひとりの生徒の成長がよくわかり ますので、自分の子どもだけでなく、生徒全員を良く見てきていますから、卒 業式などは、それぞれのお子さんの成長がわかり、最上級生として旅立つ姿に 感動します。 このようなことを経験して、子どもたちも久慈川三育小学校が大好きです。 みんなに話すときは、日本で一番小さい小学校ですと、胸を張って言っており ます。 Lさん 現在兄弟5年生・2年生でお世話になっております。 上の子が3年生からこちらに他県から引っ越してきたことを機に三育小学校 があることを知り、こちらのホームページからの学校方針などに共感し是非こ ちらで子供たちを学ばせてみたいと思い入学させました。 本当に先生のきめ細やかな指導はもちろんですが、子供たち一人ひとりにそ そぐ愛情を感じることができ、私も引っ越す前から仕事など多忙でなかなかい ろいろな経験をさせてあげたくてもできずさみしい思いをさせることが多かっ たと思います。 でもこちらに引っ越してきてこの学校に通うようになり、毎日楽しく学校に いくわが子を見てこちらに入学させたことは本当によかったのだなぁと思って います。 転校させるという環境で辛い思いをさせたくはないと思い入学をさせたとい うのがきっかけでしたが本当にこの学校に通わせながら学ぶことは、普段の生 活では学べないことが沢山あります。 下の子も去年からお世話になっておりますが、入学前は本当に不安の毎日で したがこちらの学校にお世話になり、先生のきめ細やかでしっかりとした指導 のおかげで本当に大分変ってきたことを感じます。 人に対する思いやりなども本当に育ってきているんだなぁと日々の会話など でも感じます。 私もまだまだ至らないことも沢山あるのですが先生方の温かいフォローもい ただき、ご指導いただき、私自信も助けていただくこともあります。 本当に家族のようなすばらしい学校で、下の子は学校に行けばお兄さんお姉 さんが沢山いるような感じでとても楽しそうです。今年からは2年生で下に弟 や妹ができるような感覚でちゃんとお兄さんらしくできるかな? という楽し みもあり、上の子は5年生という高学年になるんだ・・という認識ができてく るのかな? などと、日々の成長が楽しみでもあります。そんなことが思える のも、こちらの学校に元気に通っている子供たちを目の当たりにしているから なのかもしれません。 これからもこちらの学校で楽しく子供たちが過ごしていけることを願ってい ます。先生方には、またご迷惑をかけることもあるかとは思いますが、どうぞ よろしくお願いいたします。 Mさん 三育小学校では子供たちがお世話になりました。一人一人の個性を大切にし てくださり本当によく見てくださったと感謝しています。 とくに三番目の子供は特別人目をひくタイプではなく他人から見ればいわゆ る平凡な子供でしたが、先生が目をかけてくださり個性を引き延ばしてくださ ったおかげで自信を持つようになれました。 親でも見逃すような長所をおおげさに(?)ほめてくださり、これでいいん だ、という安心感を与えてくださったことはこれからの人生を歩むうえで大き な礎になると思います。 充実した授業内容はもちろん、一人一人の進度に合わせて教材を取り寄せて くださったりときめ細かなご指導をしていただいたことはとてもありがたく思 っています。 また、先日中学校に入学しましたが、改めて感心したことがありました。そ れはわが息子は自然に上級生に敬語を使っていたことです。久慈川三育小学校 では下級生は上級生に敬語を使います。それが一年生の時から徹底されている ので社会に出ても困らないと思います。礼儀がおざなりにされているこの時代 にかわいらしい下級生が上級生に敬語で話しかける姿はとても美しいと思いま す。小さな小学校ですがわたしは子供たちがこの小学校の卒業生であることを 誇らしく思っています。
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