事業報告書 (PDF:698K)

平成 27 年度
事
業
報
告
自
平成 27 年 4 月
至
平成 28 年 3 月 31 日
一般財団法人
書
1日
主婦会館
平成27年度 事業報告書
目 次
1.管 理 事 項 ······················································································ 1
1.1. 理 事 会 および評 議 員 会 の開 催
1.2. 役 員 および評 議 員
1.3. 機 構 と職 員
1.4. 財 務 特 記
2.調 査 研 究 事 業 ················································································ 3
2.1. 消 費 者 問 題 に関 する調 査 研 究
3.啓 発 および相 談 事 業 ········································································· 3
3.1. 消 費 者 相 談 室
3.2. ティーンズカフェ
3.3. ほっとサロン・シングルマザーグループ相 談 会
3.4. 住 まいの相 談 室
3.5. 妊 婦 さんと赤 ちゃんのための放 射 能 相 談 室
3.6. 税 務 相 談
3.7. 夫 婦 ・親 子 相 談
3.8. 法 律 相 談
4.各 種 研 究 会 、講 習 会 等 の開 催
···························································· 8
4.1. 消 費 者 セミナー2015
4.2. 奥 むめお生 誕 120 年 記 念 シンポジウム
4.3. 「健 康 /権 利 」エデュケーター養 成 講 座
4.4. こころのケア講 座
4.5. ファシリテーター養 成 研 修
4.6. アートセラピー体 験 ワークショップ「性 暴 力 ・DV 被 害 者 をサポートする女 性 支 援 者 の二 次 受 傷 ケア 」
4.7. ひとり親 サポーター養 成 講 座
4.8. 障 害 を持 った方 々のための勉 強 会
4.9. 中 高 老 年 期 の方 の健 康 づくり・介 護 予 防 のためのレッスン「フェルデンクライス健 康 法 」
5.展 示 等 ······················································································· 12
5.1. 消 費 者 問 題 に関 する展 示
5.2. 奥 むめお および主 婦 連 合 会 に関 する展 示
5.3. 北 ドイツ反 原 発 アーカイブ
6.その他 ·························································································· 13
6.1. 冊 子 制 作 「生 活 の安 全 を考 える~事 故 調 査 の考 え方 」
6.2. 産 直 市
7 . 収 益 事 業 ・ 主 婦 会 館 クリニックの運 営 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 1 3
7.1. 診 療 体 制
7.2. 診 療 の内 容
7.3. 相 談 ・カウンセリング
7.4. 収 支
8 . 収 益 事 業 ・ 会 議 室 ・宴 会 ・スペースエフの運 営 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 1 5
8.1. 概 況
8.2. 営 業 促 進
8.3. 施 設 の拡 充 ・充 実
1. 管理事項
1.1.
理事会および評議員会の開催
《理事 会》一 般 財団 法 人主 婦会 館 第 4 回 理事 会 H.27 年 6 月 5 日(金)
【議案】 1.平 成 26 年 度 事業 報 告(案)の件
2.平 成 26 年 度決 算 報告(案)の件 同 監査 報 告
3.平 成 27 年 度事 業 計画(案)の件
4.平 成 27 年 度収 支 予算(案)の件
5.理 事および監 事の改選 の件
《理事 会》一 般 財団 法 人主 婦会 館 第 5 回 理事 会 H.27 年 6 月 23 日(火)
【議案】 1.理 事 長、常 務 理事 の選 定、及 び理 事における代行 順 位の設定 の件
《評議 員 会》一 般財 団 法人 主婦 会 館第 3 回評 議 員会 H.27 年 6 月 23 日(火)
【議案】 1.平 成 26 年 度 事業 報 告(案)の件
2.平 成 26 年 度決 算 報告(案)の件 同 監査 報 告
3.平 成 27 年 度事 業 計画(案)の件
4.平 成 27 年 度収 支 予算(案)の件
5.理 事および監 事の改選 の件
1.2.
役員および評議員 (五 十音 順)(H.28 年 3 月 31 日現 在)
(1)理事 6 名
大村 昭 夫 (非 常 勤) 美しい東 京をつくる都 民の会事 務 局長
清水 鳩 子(常 勤)
一般 財 団法 人 主婦 会 館理 事長
土居 敬 和(常 勤)
一般 財 団法 人 主婦 会 館常 務理 事
山本 克 哉 (非 常 勤) 日本 生 活協 同 組合 連 合会 常務 理 事
永縄 恭 子 (非 常 勤) 弁護 士 日本 女 性法 律 家協 会法 律 相談 運 営委 員 会委 員長
有田 芳 子 (非 常 勤) 主婦 連 合会 会 長
(2)監事 2 名
和田 正 江
主婦 連 合会 常 任幹 事
糸田 省 吾
一般 社 団法 人 全国 公 正取 引 協 議 会連 合 会会 長 代行
(3)評議員 7 名
石岡 克 俊
慶應 義 塾大 学 大学 院 法務 研究 科 准教 授
今成 知 美
(株 )アスク・ヒューマン・ケア代表 取 締役 社 長
岡田 光 一郎 税理 士 東京 税 理士 会 相談 役
角田 禮 子
NPO法 人関 西 消費 者 連 合会 理 事長
広岡 守 穂
中央 大 学 法 学 部教 授
藤原 房 子
ジャーナリスト
山口 みつ子 公益 財 団法 人 市川 房 枝記 念会 女 性と政 治センター理 事長
1
1.3.
機構と職員 (H.28 年 3 月 31 日 現在)
・常勤 理事 2 名、常 勤顧 問 1 名 、職 員 51 名の構 成 である。
正職 員 数、( )内 嘱託 ・パート・配 膳常 備 数
総務 部
公益
事業 部
営業
本部
合 計
総務
施設 管 理
合計
男
1(1)
0(2)
1(3)
女
2(0)
-
2(0)
企画
男
0(1)
0(1)
女
3(0)
3(0)
営業
ゲスト
サービス
料飲
調理 ・洗場
クリニック
男
3(0)
1(5)
0(0)
5(1)
0(1)
9(7)
女
4(0)
-
0(2)
1(3)
0(15)
5(20)
男
女
10(11)
10(20)
20(31)
上記 人 員に加え、延べ 1,868 人のサービスマンの応 援を得て、業 務を推 進した。
正職 員の平 均年 齢 と平 均 勤続 年 数変 遷
平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度
職員 数
22
25
21
18
20
平均 年 齢
40.1
40.8
39.9
42.8
43
平均 勤 続年 数
8.1
8.6
9.7
10.8
8.6
男性 職 員
男性 平 均年 齢
男性平均勤続年数
12
43.2
9.5
13
43.6
9.5
12
44
9.8
10
43.6
9.7
10
44.1
10.2
10
12
9
8
10
36.4
6.4
38
7.8
35.8
9.5
41.8
11.5
41.9
7
女性 職 員
女性 平 均年 齢
女性平均勤続年数
1.4.
財務特記
1.4.1.
不良 債 権の解消
取引 先 で未 回 収債 権があり、回収 努 力を行 うにもかかわらず売掛 金 として残っていたものを平 成
27年度の決 算において費 用化 処 理をした。
・債権 放 棄は9件 、総 額 4,077,566 円である。(正味 財産 増 減計 算 書の貸倒 償 却として処 理)
1.4.2.
証書 借 入金 残 高の変遷 と予定
未償 還 残高 推 移(単 位:千 円)
H.17 年 H.18 年
残額
年間 返 済額
残額
年間 返 済額
H.19 年
411,850
0
389,800
22,050
364,300
25,500
H.25 年
H.26 年
H.27 年
209,000
6,100
171,500
37,500
121,500
50,000
H.20 年
342,700
21,600
H.28 年
59,500
62,000
2
H.21 年
H.22 年
H.23 年
H.24 年
313,200
29,500
283,000
30,200
237,000
46,000
215,100
21,900
H.29 年
H.30 年
H.31 年
H.32 年
42,500
17,000
39,500
3,000
39,500
0
0
39,500
2. 調査研究事業
2.1.
消費者問題に関する調査研究
〔奥むめお生誕 120 年 記 念シンポジウムの事 業 を追 加したため、今年 度 は見送 った。〕
3. 啓発および相談事業
3.1.
消費者相談室
消 費 者 トラブル解 決 のため消 費 者 の権 利 に基 づいた視 点 から消 費 生 活 相 談 員 (消 費 生 活 アドバイ
ザー)1名が来 室(面 接)、電話 、文書(メール含む)による合計 59 件 の相 談を受 け付け、助言 、情 報
提 供 、斡 旋 、関 係 機 関 の紹 介 などを行 った。賃 貸 住 居 の原 状 回 復 、通 信 サービスに関 する相 談 が
多 く寄 せられた。また、「消 費者 相 談室ニュース」と題 して毎 月館 内 およびホームページに掲 載 した。
相
相
談
談
日
料
毎週 火 曜 ・木 曜日 10:00~16:00
無料
相談 件 数・内 容 別分 類 一 覧表
〔表1〕 分 類 別件 数
光熱
食料 品 住居 品
水道
被服 品
保険
衛生 品
教養
娯楽 品
土地 ・建
物・設 備
工事・建
築・加 工
レンタル・
リース・貸 借
件数
6
1
1
1
2
6
1
1
13
構成
10.2%
1.7%
1.7%
1.7%
3.4%
10.2%
1.7%
1.7%
22.0%
(次へ続 く)
金融 ・保険
サービス
運輸
サービス
通信
サービス
教養・娯 楽
サービス
保険 ・福祉
サービス
他の
役務
件数
7
2
10
2
2
3
1
59
構成
11.8%
3.4%
16.9%
3.4%
3.4%
5.1%
1.7%
100.0%
その他
総件数
他の相談
総件 数
〔表 2〕 内 容 別件 数
安 全 ・衛 生
品 質 ・機 能
表 示 ・広 告
販売方法
件数
4
6
9
1
27
7
5
59
構成
6.8%
10.2%
15.3%
1.7%
45.7%
11.8%
8.5%
100.0%
3.2.
契 約 ・解 約
接 客 ・対 応
ティーンズカフェ(女の子のためのこころと体の相談室)(無料)
ティーンズカフェは、10 代 の女の子の体・こころ・性 に関する悩 みなど多 様な心 配事 を気 軽に相 談で
きる無 料 相 談 室 である。相 談 内 容 により、必 要に応 じて主 婦 会 館 クリニックでの診 療 やカウンセリング
へ連 携 するなど適 切 な医 療 機 関 へ紹 介 するケースもある。教 育 現 場 (教 師 、養 護 教 諭 など)、保 護
者、ティーンズ以 外の成人 女性 からの相 談も受け付けた。
相 談 内 容 は性 ・心 身 ・家 庭 ・学 校 をはじめ社 会 の動 向 を反 映 した深 刻 な問 題 が多 い。相 談 をきっか
けに、自 身 のこころと体 についての現 状 を正 しく認 識 することを促 したり、あるいは適 切 な施 設 へのア
プローチが可能 となるよう医 療面 でのサポートやアドバイスを行った。
対
象
小学 生 ~大 学 生、教師 、保護 者など
3
相談 日
予約 制
担当
毎週 木 曜日 9:00~19:30
一回 30 分
産婦 人 科医 師 堀口 雅 子
〔表1〕 内 容 別一 覧 表
相談 内 容
1.身 体的 不 安(低 身 長・美 醜)
2.適 応障 害・対人 恐 怖・不 登校・学 習障 害・うつ状態
3.月 経異 常・不妊・性交 障 害・避 妊
4.養 護教 諭の相 談(生 徒の健康 指 導)
合計
17
〔表2〕 どこで知ったか、相 談のきっかけ
相談 内 容
1.養 護教 諭・教諭 (中・高・大・専 )
2.堀 口雅 子 医師 の講 義・講演 を昔 、聞いた
3.知 人 から聞 いた
4.大 学保 健 室で聞 いた
5.主 婦会 館クリニックから紹 介
6.インターネット・ホットライン
件数
4
4
2
1
4
2
合計
3.3.
件数
4
5
7
1
17
ほっとサロン・シングルマザーグループ相談会
3.3.1.
シングルマザー定 例 グループ相談 会(無 料)
NPO 法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの協 力を得て、母子 家 庭や離 婚を考えている女性 たちを
対 象 に、参 加 者 同 士 の情 報 交 換 や交 流 、相 互 援 助 を通 して、個 々の悩 みや不 安 、心 配 事 、疑
問 などを少 しでも解 消 し、子 供 とともに 安 心 して生 活 することができるように支 援 するため開 催 し
た。有 料での保 育も提供した。
対
担
内
象
当
容
シングルマザー、離婚 を考 えている女 性 。各回 定 員 8 人(予 約 制)。
NPO 法 人しんぐるまざあず・ふぉーらむスタッフ
参 加 者 の立 場 や状 況 に応 じて毎 回 ファシリテーターが語 り合 うテーマを
設 定 し、自 由 に情 報 ・意 見 交 換 を行 えるようにサポート した。また、参 加
者 同 士 が互 いに自 身 の境 遇 を語 り合 うグループワークを通 して相 互 援
助 ・交 流 を深 めた。別 居 中 、離 婚 前 後 、非 婚 、死 別 など参 加 者 の状 況
は様 々だが、主 に離 婚 前 後 ・DV・子 育 て・就 労 ・今 後 の生 活 ・調 停 ・裁
判 ・養 育 費 ・面 会 交 流 ・自 身 の体 調 や精 神 面 などが話 題 の中 心 であっ
た。※こころのケア講 座と同 日 に開催した。
開催 日(土曜 日 )
H27 年
4月
6月
7月
9月
10 月
12 月
H28 年
2月
18
20
18
19
17
19
20
日
日
日
日
日
日
日
参加 人 数
5人
6人
2人
7人
8人
8人
6人
42 人
保育 人 数
保育 2 人
保育 3 人
保育 2 人
保育 2 人
保育 1 人
保育 2 人
保育 1 人
3.3.2.
ほっとサロンクリスマス会
日 頃 イベント等 に参 加 する機 会 が持 てないシングルマザーとその子 どもたちを対 象 に親 子 で気
軽 に情 報 交 換 ・交 流 し合 う機 会 を提 供 し、楽 しい時 間 を過 ごしてもらうことを目 的 として、クリスマ
4
ス会 を開 催 した。様 々な企 業 や団 体 から参 加 者 にクリスマスプレゼントとして、おもちゃやお菓 子
等が寄付された。
開 催 日
参 加 人 数
内
容
協力企業等
H.27 年 12 月 20 日(土 ) 14:00~16:00
大人 31 人(ボランティア・スタッフ含 む)子 ども 26 人
子 どもによるクリスマスツリー飾 り付 け、ビンゴゲーム大 会 、腹 話 術 、クリス
マスソング合唱 など
横 須 賀 米 軍 基 地 、ISSHO、ジョンソン&ジョンソン、バーンスタインアライ
アンス証券 、おやつくらぶ、他個 人の方 等。
3.3.3.
教育 資 金準 備のためのセミナー(新 規 事業) 「必 ず役 に立つ教 育資 金 準備 セミナー」
子 どもの教 育 資 金 に焦 点 をあて、経 済 的 に困 窮している世 帯やその支 援 者 を対 象 に開 催し、教
育 資 金 の準 備 のノウハウや奨 学 金 をはじめ各 種 支 援 制 度 、奨 学 金 返 済 等 について学 ぶ機 会 を
提供した。また、小さな子 供をもつ方も安心して参 加 できるように保 育 を提 供した。NPO法 人しん
ぐるまざあず・ふぉーらむとの共 催で開 催した。
日
時
参 加 人 数
対
象
講
3.4.
師
H.27 年 11 月 1 日(水) 13:30~16:00
24 人(大人 14 人、学 生 10 人)、保 育1人
子 どもの教 育 資 金 の準 備 に不 安 を持 つ保 護 者 、教 育 関 係 者 、困 窮 家
庭の子どもの支 援 活動 をしている方
新美 昌 也氏(1 級ファイナンシャル・プランニング技能 士)
住まいの相談室
3.4.1.
住 まいのリフォーム・修繕 無 料相 談 室
一 級 建 築 士 が戸 建 て・マンション・高 齢 者 施 設 などリフォーム・修 繕 ・建 て替 え・設 備 、機 器 の取
替えなどに特化したさまざな相 談に応じる相談 室 であるが、相談 件 数 は年 間1件 に留 まった。
相
予 約
担
相 談 件
相 談 内
談
制
当
数
容
日随 時(事前 予 約制)
一回 60 分
一級 建 築士 松 富壽 嗣(象 地域 設 計)
1 件(H.27 年 10 月実 施 )
修繕 について
3.4.2.
無料 講 座・相 談 会
(1)高齢 者対 応 住宅 改 善 講座・相 談会
超 高 齢 社 会 の進 展 に向 けて、安 全 ・安 心 で住 み続 けるための住 環 境 と住 まいの改 善 、リ
フォームを視野 に入 れた講 座と個 別相 談 会を開 催した。
日
時
参 加 人 数
講
座
講
師
個別相談会
担
当
H.27 年 8 月 8 日(土) 13:30~17:00
23 人(スタッフ含む)
「楽しく食 べて、笑 顔で暮らす」
自 分 がどう暮 らしていきたいかに寄 り添 う「食 」、病 院 ではなく私 たちの住
まい・暮 らしの中 にある「食 」。私 たちが高 齢 になってもいつまでも自 分 が
したい生 活をするための心 得、訪 問現 場の実 践について解説した。
中 村 育 子 (管 理 栄 養 士 、衣 料 法 人 社 団 福 寿 会 、福 岡 クリニック在 宅 部
栄養 課 課長 、日本 在 宅栄 養管 理 学会 副 理事 長 )
栗林 豊(一級 建 築士)、尾 上健 一 郎(建 築 士)
(2)マンション維 持 管理 講 座・相 談 会
都 市 住 宅 として増 え続 け ている区 分 所 有 マンションだが、区 分 所 有 者 である住 民 と管 理
組 合 は維 持 管 理 や修 繕 ・改 修 ・建 替 え・耐 震 等 多 くの課 題 を抱 えている。マンション生 活
と管 理 組 合 を支 援 する取 り組 みを続 ける「マンション維 持 管 理 支 援 専 門 家 ネットワーク」の
協力 を得 て、講 座と相 談会 を行 った。
5
日
時
参 加 人 数
講
座
講
師
公開相談会
担
当
3.5.
H.27 年 12 月 5 日(土) 14:00~16:30
20 人
「マンションリフォームのツボ」
これまでマンション維 持 管 理 専 門 家 ネットワークが行 ってきた講 座 ・相 談
会 の内 容 を踏 まえ、どう対 応 したら組 合 員 ・移 住 者 の理 解 が得 られるか
等を解説した。
マンション管 理士 :祢宜 秀 之、千 代崎 一 夫
弁 護 士 :大 江 京 子 、内 田 耕 司 、伊 藤 真 樹 子 、一 級 建 築 士 :山 野 井 武 、
マンション管 理士 :祢宜 秀 之 、千 代崎 一 夫
妊婦さんと赤ちゃんのための放射能相談室
東日 本 大震 災 から 5 年 が経ち相談 件 数 は 0 件 となった。
3.6.
税務相談
3.6.1.
定例 無 料税 務 相談
東 京 税 理 士 会 麹 町 支 部 との共 催 で毎 月 1回 税 務 相 談 を実 施 した。相 談 内 容 は不 動 産 、相 続 、
贈与 、などを主 とした所 得 税および資 産税 関 連が大 半を占めている。
相
担
談
日
当
毎月 第1金曜 日 13:00~16:00
東京 税 理士 会 麹町 支 部 税 理士 延べ 24 人
〔表1〕 相 談 形態
〔表 2〕 相 談 者の性別
相談 形 態
電話
来室
合計
相談 者の性 別
男
女
合計
件数
3
30
33
件数
12
21
33
〔表 3〕 税 務 相談 内 容別 一覧 表 (重複 あり)
相談 内 容
件数
1.法 人税 関 連(復 興 税の適用 期 間、相 続税 の株の評価 、法人 解 散時 の課 税 関係 など)
2.所 得税 関 連(土 地の譲 渡、扶 養控 除の適 用要 件 、個 人 事業による給 与の確 認確 定 申告
手続 き、ふるさと納 税、社 会保 険の加 入基 準など)
3.資 産税 関 連(所 有 権の移転 、相続 税の修 正申 告 、相 続 税の小 規 模 宅地についての適 用
要件 、同族 会 社の株の評 価、相 続した土 地の売 却 、不動 産 所得 と事業 所 得、
登記 、相続 税、贈 与税 の仕組 など)
4.地 方税
5.会 計(土 地の売 却時の会 計処 理)
6.その他(訴 訟、領収 書の保存)
合計
8
18
16
13
1
4
60
3.6.2.
確定 申 告無 料 相談 会
確定 申 告手 続きをサポートするため、1Fロビーで確 定 申告 無 料相 談 会を 3 日 間 にわたり開催し
た。主 に医 療 費 控 除 や年 金 所 得 者 の還 付 申 告 を中 心 に、電 子 申 請 やパソコンによる申 請 書 の
作成 、申告 書の作 成指 導・相談 を実 施した。
開 催 日 時
H.28 年 2 月 22 日~24 日 (月~水) 10:00~17:00
担
当
東京 税 理士 会 麹町 支 部所 属税 理 士延 12 人
〔表 1〕 相談 件 数および相 談者 の性 別
開催 日
件数(性 別)
2 月 22 日(月)
23(男 7、女 16)
2 月 23 日(火)
29(男 10、女 19)
6
2 月 24 日(水)
25(男 6、女 19)
合
計
77(男 23、女 54)
相談 内 容
確定 申 告に関する相 談(うち、電子 申 請e-Tax件 数)
確定 申 告以 外の相 談(医 療保 険の負 担金 額 等)
合計
3.7.
区 分件 数
77(26)
18
95 件(重 複 あり)
夫婦・親子相談(無料セミナー・交流会・個別相談会)
公 益 社 団 法 人 家 庭 問 題 情 報 センター(FPIC)との共 催 によりセミナー・個 別 相 談 会 を開 催した。セミ
ナーでは、高 齢 社 会 において自 分 や家 族 の老 後 を心 配 されている方 やどのように対 応 したら良 いか
これからの家 族の在り方について取 り上 げた。また、希 望者 には個 別 相談 を実 施 した。
日
時
公開セミナー
個別相談会
参 加 人 数
セ ミ ナ ー
講
師
個別相談会
3.8.
H.28 年 3 月 5 日(土)
13:00~14:10
14:30~17:00
セミナー12 人、個別 相 談 会 7 人
高 齢 社 会 における家 族 の将 来 を考 える~成 年 後 見 制 度 の活 用 を巡 っ
て~
・高 齢 社 会 で家 族 が抱 える問 題 ・成 年 後 見 制 度 について離 婚 の進 め方
と親 権について
・家庭 問 題情 報 センターでの援 助について-実例 の紹介
FPIC相談 員 青木 勉、唯 根貞 生 、伊 戸 川啓 三
セミナー参 加者 のうち、個 別相 談 の希 望者 を対 象にFPICの相 談員 が
個々の相 談に応じた。講師 ・司会・相談 会 担当その他 スタッフ 15 人
法律相談
3.8.1.
定例 有 料法 律 相談(常 設)
日 本 女 性 法 律 家 協 会 との共 催 。近 年 は国 の司 法 支 援 センター(法 テラス)の充 実 や各 自 治 体 ・
団 体 等 の法 律 相 談 事 業 の取 り組 みの成 果 もあり、相 談 件 数 が減 少 傾 向 にあ るが、潜 在 的 には
まだまだ法 律相 談の需 要 は多く、特に女性 弁 護士 に対する期 待 は大 きいと考え 継続 実 施した。
相 談
相 談 時
相 談
担 当
広
日
間
料
者
報
毎週 水 曜日 、土曜 日
10:00~19:00(土曜日 は 17:30 まで)完 全 予約 制
1 回 30 分 5,400 円(消費 税込 み)/45 分 8,100 円(消費 税 込み)
日本 女 性法 律 家協 会の会 員である女 性弁 護 士 延 べ 70 人
1.ホームページに掲 載 (http://www.j-wba.com)
2.パンフレット約 700 部 を都内 区 役所・都 下市 役 所、近県 広 報室 、都内
近郊 女 性会 館などに配 布 した。
〔表 1〕 相 談 内容 別 一覧 表 (重 複 あり)
相談 内 容
1.夫 婦(離 婚・DV)・親 子
2.男 女関 係(ストーカー・婚 約破 棄)
3.遺 言・相 続
4.成 年後 見・介護
5.消 費者(先 物取 引・マルチ・訪 問販 売)
6.債 務整 理・破産
7.不 動産(売 買・借 地借 家 ・相隣 関 係)
8.労 働問 題(雇用 関 係・セクハラ・パワハラ)
9.商 事・会 社 関係
10.交 通事 故
11.刑 事・少 年事 件
12.その他
合計
7
件数
52
4
8
1
0
2
0
0
1
0
1
2
71
3.8.2.
無料 法 律相 談
全国 女 性税 理 士 連盟 東 日 本支 部の協 力を得て税 理 士3人 も相 談 担当 として参 加 する形 式での
法律 相 談会 を昨年に続き行った。
日
受
件
相 談 担
時
付
数
当
広
報
H.27 年 4 月 25 日(土)13:00~16:30
事前 予 約制(各 時間 帯 10 人・相 談 時間 一人 30 分)
63 件(実際 の相 談 者数 61 人)
日本 女 性法 律 家協 会 弁護 士延 べ人数 17 人
全国 女 性税 理 士連 盟 東日 本支 部 税理 士 3 人
新聞 、ホームページ、区役 所・近 県 広報 室・女 性 会館 等にパンフレット
配布
〔表 1〕 相 談 内容 別 一覧 表(重 複 あり)
相談 内 容
1.夫 婦(離 婚・DV)・親 子
2.男 女関 係(ストーカー・婚 約破 棄)
3.遺 言・相 続
4.成 年後 見・介護
5.消 費者(先 物取 引・マルチ・訪 問販 売)
6.不 動産(売 買・借 地借 家 ・相隣 関 係)
7.労 働問 題(雇用 関 係・セクハラ・パワハラ)
8.商 事・会 社 関係
9.交 通事 故
10.刑 事・少 年事 件
11.その他
合計
件数
25
0
19
1
1
8
1
0
0
1
6
62
〔表 2〕 相 談 者の年代 別 分類
20 歳 代
30 歳 代
40 歳 代
50 歳 代
60 歳 代
70 歳 代
80 歳 代
不明
総件 数
男
女
0
2
0
3
2
9
1
12
1
12
2
13
1
1
0
2
7
54
計
2
3
11
13
13
15
2
2
61
4. 各種研究会、講習会等の開催
4.1.
消費者セミナー2015
製品 事 故、航 空事 故など生活 の中 に潜 む様 々な事 故事 例を基にリスク管 理、安全 管 理、事 故調 査
について学 ぶ連続 セミナーを開 催した。主婦 連 合会 との共 催で行なった。
対
象
一般 消 費者
第1回 「製 品に潜むリスクを低 減するには」
日
時
H.27 年 11 月 20 日(金 ) 15:30~17:30
参 加 人 数
15 人
講
師
長田 敏(独立 行 政法 人 製 品評 価 技術 基 盤機 構 参事 官 )
内
容
製 品 安 全 の視 点 からみた欠 陥 、危 害 シナリオ、リスクアセスメント、リスク
の見える化、製 品に潜むリスクを低 減する方 策について。
第 2 回 「事 故調 査 とヒューマンファクター~事 故と人間 の関 わりを解く~」
日
時
H.27 年 12 月 16 日(水) 18:00~20:00
参 加 人 数
20 人
講
師
本江 彰(日本 ヒューマンファクター研 究所 研 究主 幹 、元日 航 機長)
8
内
容
航 空 事 故 だけでなく、あらゆる事 故 調 査 にヒューマンファクターの知 識 を
応用 することができることについて。
第 3 回 「ジャーナリストの立 場 から事 故調 査を考える」
日
時
H.28 年 1 月 27 日(水) 18:00~20:00
参 加 人 数
18 人
講
師
鶴岡 憲 一( 広 報 戦 略 研 究 所 主 任 研 究 員 、元 読 売 新 聞 東 京 本 社 編 集 委 員 )
内
容
ジャーナリストの視 点 から、消 費 者 目 線 を重 視 する方 向 に変 わった日 本
の事 故調 査について。
第 4 回 「捜 査と調 査~事 故調 査 とはなにか~」
日
時
H.28 年 2 月 26 日(金) 18:00~20:00
参 加 人 数
17 人
講
師
高本 孝 一(日 本 乗員 組 合 連絡 会 議事 故 対策 委 員、元日 航 機長)
内
容
航空 の分 野 でこの 10 数 年 間で定 着しつつある最 新の考え方 を基に、航
空 機 から家 庭 内 の事 故 まで安 全 の基 本 理 念 が共 通 していることについ
て。
4.2.
奥むめお生誕 120 年記念シンポジウム(新規事業)
主婦 連 合会 と主婦 会 館の創設 者 である奥 むめおの生 誕 120 年 を記念してシンポジウムを開催した。
奥むめおとゆかりのある方 を招き、第 1 部 は講演 、第 2 部は素 顔の奥むめおと題 して、パネルトークを
展開した。
日
時
参 加 人 数
第
1 部
4.3.
第
2
部
第
3
部
H.27 年 10 月 10 日(土) 13:30~16:30
83 人
基調 講 演
「奥むめおにみる複 合キャリアの形 成 ~戦 前の活動 を中心 として」
講師 上村 千 賀 子(群馬 大 学名 誉 教授)
パネルトーク
「素顔の奥 むめお~主 婦 連結 成・「奥さん国 会へ」
コーディネーター:広 岡 守 穂(中 央 大学 法 学部 教 授)
パネリスト:古 川奈 美 子(「奥むめおものがたり」著 者)
奥利 江(主婦 連 合会 常 任 幹事)
清水 鳩 子(主 婦 会館 理 事 長)
特別 上 映会
記録 映 画「台 所 と政 治」(30 分バージョン)
「健康/権利」エデュケーター養成講座
小 、中 、高 等 学 校 では命 の大 切 さや人 権 という視 点 からみた性 の問 題 を扱 う授 業 がなく、看 護 師 な
どを招 いてそのような講 義 が単 発 で行 われている。生 徒 たちと年 齢 も近 い若 い看 護 師 が、より深 い理
解 に基 づいた講 義 ができるよう、「命の大 切 さ」、「人 権 としての性 」という概 念 について学 ぶ場 を提 供
した。
開 催
講
参 加 人
対
研 修 内
日
師
数
象
容
11 回実 施(2 時 間講 座×11 回)
島沢 二 三子(健 康教 育インストラクター)
計 75 人
看護 学 校生
模擬 授 業・小・中・高 校 編 /自 己 評価 を高 めるワークショップ
4.4. こころのケア講座
DV の被害 者など、深 い傷 つきをかかえ心のケアを希 望する女 性に、DV の構 造 や心の傷のケアにつ
いて学 ぶ講 座 を開 催 した。NPO 法 人 レジリエンスのスタッフがファシリテーターを担 当 。講 義 方 式 で
9
学 ぶほか、ワークシートの質 問 に記 入することで、安 心 ・安 全 な環 境の中 で自 分 のこころと向き合 う時
間を過ごすことを目的 とし、毎月 開 催 した。また、ファシリテーターが自らの DV 等 の被 害経 験をエピソ
ードとして話 すことにより、参 加 者 が自 分 のことに置 き換 え、実 際 のこころのケアにつながるきっかけと
なった。
開催 日
H.27 年
H.28 年
テーマ
4 月 16 日
5 月 21 日
6 月 18 日
7 月 16 日
8 月 20 日
9 月 17 日
10 月 15 日
11 月 19 日
12 月 17 日
1 月 21 日
2 月 18 日
3 月 18 日
参加 人 数
DV・トラウマを理 解する
「世間の枠」と私らしさ
身体 的 暴力・性 暴力
精神 的 暴力・モラルハラスメント
トラウマに対応 するツール
傷つきによる喪 失 とグリーフ
境界 線
コミュニケーション
パートナーシップ
B さん(加 害者)とは
育った環境・子どもへの暴 力の影響
自尊 心
16
14
18
23
24
21
14
12
12
11
16
10
保育 人 数
0
1
0
0
1
1
0
0
0
0
0
0
合計 191 人
講
対
4.5.
師
象
NPO 法 人レジリエンススタッフ
DV の被 害 者や、人 間 関係 で傷 つきをかかえ心のケアを希 望する女 性
ファシリテーター養成研修
4.5.1.
「こころのケア講 座編」
NPO 法 人レジリエンスの協 力を得て DV の被害 者や人間 関 係等 で傷つきを抱 えた女 性 たちをエ
ンパワメントするため、12 回 の連 続講 座 「こころのケア講座」を開 催 することができるファシリテータ
ーを養 成 する講 座 を開 催 した。全 国 各 地 で広 く「こころのケア講 座 」が開 催 され、一 人 でも多 くの
女性 がさまざな観 点 から DV についての知 識を深 めると共 に自 身の与 えられたパワーを再 確認し
ながら、新しい自 分の姿を見つめ直し、再出 発する機 会を提供 することを目 的 とした。
開催 回 、開 催 日、内容 、参 加者 数
回
開催 日(H.28)
内容
① DV、トラウマを理解 する
1
1 月 21 日(木)、
② 身体 的 暴力・性 暴力
22 日(金)
③ 精神 的 暴力・モラルハラスメント
④ 自尊 心
⑤ 「世間の枠」と私らしさ
2
2 月 18 日(木)、
⑥ トラウマに対応 するツール
19 日(金)
⑦ 傷つきによる喪 失 とグリーフ
⑧ パートナーシップ
⑨ 境界 線
3
3 月 10 日(木)、
⑩ コミュニケーション
11 日(金)
⑪ B さん(加 害 者)とは
⑫ 育った環境・子どもへの暴 力の影響
開 催 時 間
講
師
対
象
特
長
参加 者 数
18 人
18 人
17 人
9:30~16:30
NPO 法 人レジリエンス 代 表中 島 幸子 、同副 代 表西 山さつき
DV 被 害者 支 援活 動に関 わる支援 者、これから活 動 を始 める予定 の方
◆「こころの care 講 座 」(心 の傷 つきをみつめ、ケアするための講 座 )の
12 回の内 容が 6 日間に凝 縮 して学ぶことができる。
◆12 テーマの講 座 を開 催 できるマニュアルを渡 して おり、修 了 者 はファ
シリテーターとして講 座 の開催 や活動に役 立てることができる。
10
4.5.2.
「デート DV 編」
中・高・大学 での 1 時間 の講座 を担 えるファシリテーターを養成し、首 都 圏以 外の地域 でも、広 く
「デート DV」に関 する講座 が開 催されることを目 的とした。
開
催日
講
師
参 加 人 数
対
象
特
長
H.28 年 2 月 6 日(金) 9:30~16:30
NPO 法 人レジリエンス 代 表中 島 幸子 、同副 代 表 西 山さつき
25 人
デート DV 予防 啓 発活 動 に関 わる支 援 者 およびこれから活動 をはじめる
予定 の方 。
1.全 国で予 防啓 発 活動 を行う NPO 法人 よりデート DV に関 する正しい
知識 を伝 える。
2.参 加者 には「デート DV 講座」で使 用 する配布 資 料 の入ったCD、パワ
ーポイントやワークショップの教 材 を渡 し、講 座 修 了 後 は自 由 にそれらを
活 用 し講 座 を開 催 できる。マニュアルは中 高 大 学 生 ・教 職 員 向 け・ 体 験
型ワークに分 かれ、それぞれの観 点 から理 解 を深 めてもらう。
4.5.3.
「トラウマを抱えた子 ども・思 春期 の青 少 年へのアプローチ研修 」
トラウマを抱 えた子 どもに対 して、大 人 が大 人 と子 どもの力 の差 に無 自 覚 なままケアにあたり、結
果 的 に子 どもの心 のケアが困 難 になっているケースが少 な くない。子 どものケアのために必 要 な
情 報 やスキルを学 び、トラウマを抱 えた子 ども・思 春 期 の青 少 年 へのケアを充 実 させることができ
る人 材を養成 することを目 的としてNPO法人 レジリエンスの協力 を得 て開 催した。
開 催
講
参 加 人
対
日
師
数
象
特
長
H.28 年 2 月 11 日(木・祝 ) 9:30~16:30
NPO 法 人レジリエンス 代 表中 島 幸子 、同副 代 表 西 山さつき
30 人
子 どもや思 春 期 の青 少 年 に関 わる支 援 をされている方 、学 校 関 係 者 、
養 護 教 員 、CAP ファシリテーターの方 など、子 ども、思 春 期 の青 少 年 へ
のサポートに関心 のある方 。
1.下 記 二 点 のパワーポイントを参 加 者 は終 了 後 に自 由 に活 用 すること
ができる。
・トラウマの経 験 がある子 どもや思 春 期 の子 供 たちへトラウマの影 響 や対
応を伝えるためのパワーポイント。
・子どもや思 春 期の子に性 暴力 のことを伝えるためのパワーポイント。
2.キッズアートセラピーを運 営しているアートセラピストより、子どもの心の
ケアをするための重要 なポイントを学ぶことができる。
4.5.4.
「ファシリテーター養 成研 修 修了 者のためのフォローアップ研 修」
研修 修 了後 に生じた問題 点 等 を解 決し、より良 い形 での資料 の活 用を目 指すことを目 的とした。
開 催
講
参 加 人
対
特
日
師
数
象
長
H.28 年 2 月 12 日(金) 10:00~15:30
NPO 法 人レジリエンス 代 表中 島 幸子 、同副 代 表 西 山さつき
24 人
レジリエンスのファシリテーター養成 研 修の修了 者 。
活 動 の中 で生じた疑 問 点 などを一 緒 に考 え解 決 する。資 料 をより活 用 し
やすくするための、活 動 計 画書 を作 成 するワークも含 む。
4.6. アートセラピー体験ワークショップ「性暴力・DV 被害者をサポートする女性支援者の二次受傷ケア」
トラウマを経 験 したサバイバーを様 々な立 場 (心 理 士 、相 談 員 、医 療 従 事 者 、付 添 サポーターなどと
して)で継 続 的 に支援 することはとてもやりがいのある仕事 であり、必 要 とされるものだが、同 時に支援
者 も個 人 的 に大 きな影 響 を受 ける取 組 みでもある。自 分 自 身 のケアをどのように行 えば生 活 や支 援
において必 要 な動 き・つながり・バランスが保 てるか。研 修 修 了 後 に生 じた問 題 点 などを解 決 し、より
良い形 での資料の活 用を目指 すことを目的 として、NPO 法人 レジリエンスの協 力を得て開 催した。
開 催 日
H.27 年 4 月 12 日(日) 10:00~17:00
講
師
レナン・ラスト(アートセラピスト)
11
参 加 人 数
対
象
内
4.7.
容
27 人
性 暴 力・DV 被 害 者の支 援 をされている方、もしくはこれから支 援を検 討
されている方 。二 次 受 傷 ・共 感 疲 労 に対 するセルフケアに関 心 のある相
談員 、医療 者、サポーターなど(女 性 限定)。
モビール制 作 を通 して、トラウマを抱 えたサバイバーと日 々接 することで
支 援 者 が受 ける影 響 について考 え、支 援 者 自 身 のセルフケアを動 き・つ
ながり・バランスの観 点 から探究し、共 感し合える環境 の中 で創 作 活動 を
通して日々の支 援活 動に必要 な新 たなエネルギーを得る。
ひとり親サポーター養成講座
経 済 的 ・社 会 的 に脆 弱 な立 場 にあるひとり親 (シングルマザー・シングルファザー )と子 どもを取 り巻 く
現 実 は複 雑 である。従ってひとり親 をサポートするために必 要 な知 識・情 報・スキルも広 範 囲に及 ぶ。
そうしたひとり親 の方 々を一 人 でも多 く救 済 するため、仕 事 ・生 活 ・離 婚 前 後 ・子 育 て・教 育 ・メンタル
ケア・DV 被 害 等 の総 合 的 支 援 を行 うことができる人 材 を養 成 することを目 的 とした 講 座 を、NPO法
人しんぐるまざあず・ふぉーらむの協 力 を得 て開 催した。
開
講
催
日
師
参 加 人 数
対
象
内
4.8.
容
第 1 回 H.27 年 9 月 21 日(月・祝 ) 9:30~17:00
第 2 回 H.27 年 9 月 22 日(火・祝 ) 10:00~17:00
赤 石 千 衣 子 (NPO 法 人 しんぐるまざあずふぉーらむ理 事 長 ) 、大 矢 さよ
子 (社 会 保 険 労 務 士 ・一 級 ファイナンシャルプランナー )、西 山 さつき
(NPO 法 人レジリエンス 副 代表 理 事)、木本 ゆう(文 化 人類 学 研究 者 )、
栗林 知 絵子(豊 島子 ども WAKUWAKU ネットワーク)、山崎 新(弁護 士 )
第 1 回 53 人、第 2 回 50 人
様 々な場 面 でひとり親 支 援 に関 わる方 、母 子 自 立 支 援 員 、公 的 機 関 の
相 談員 、民間 で相 談を受 けている方・ひとり親 とその子どもたちの支 援に
関わる方 、この問題 に関 心 のある方
①シングルマザーの現 状 と支 援 ~母 子 福 祉 施 策 と子 育 て支 援 ~、②ひ
とり親(シングルマザー)が語る「わたしたちの体験」、③ひとり親 の支 援 ~
就労 支 援、ライフプラン、教 育資 金 ~、④DV 被害 者 への支 援~DV やト
ラウマからの回 復支 援 ~、⑤子どもの話 を聞 くということ、⑥地 域 で子ども
とシングルマザーを支 える、⑦ひとり親 が語 る「わたしたちの体 験 」 、⑧日
本のひとり親に関 する法 律 手 続き、⑨~離 婚 時の手 続き、財 産 分与 、養
育費 、面 会交 流 、親 権 、家 事事 件 手 続法 について~、⑩相 談事 例 検 討 、
⑪講 座 参加 者の交流・情 報・意 見 交換 会
障害を持った方々のための勉強会
〔今年 度 は見 送 った。〕
4.9. 中高老年期の方の健康づくり・介護予防のためのレッスン「フェルデンクライス健康法」
〔今年 度 は見 送 った。〕
5. 展示等
5.1.
消費者問題に関する展示
1Fロビーで一 般来 館 者へ幅広 い情報 提 供を目的 として展 示を行った。
① H.27 年4月~ 8月 脱原 発ポスター展 ※1Fエレベーターホールにも展示
②
9月 ~10月 奥むめお写真 展
③
10月~11月 アースパレード 2015 ポスター展
④
11月~H.28年2月 榎その原 画展 ※1Fエレベーターホール、3Fにも展 示
12
⑤ H.28 年3月~北ドイツ反原 発アーカイブ展 ※1Fエレベーターホールにも展 示
5.2.
奥むめお および主婦連合会に関する展示
3 階の展 示スペースおよび展示 室において、主 婦会 館と主 婦連 合 会の創設 者 である奥 むめお およ
び主 婦 連 合 会 の歴 史 についての展 示 を継 続 して行 った。常 設 の展 示 スペースとして一 般 の来 館 者
にも主 婦 連 と主 婦 会 館 の歴 史 を知 ってもらうこと、消 費 者 運 動 の歴 史 展 示 として価 値 あるものになる
よう、部 分 的に展示 替えを行った。
対
5.3.
象
一般 の方
北ドイツ反原発アーカイブ
ドイツのゴアレーベン・アーカイブから寄 贈 された反 原 発 ポスター類 は、歴 史 的 ・文 化 的 資 産 として貴
重 な資 料 であり、「北 ドイツ反 原 発 アーカイブ@プラザエフ」として継 続 的 な展 開 を開 始 した。今 後 、
ポスター類 管 理 、保 管 、行 政 機 関 ・各 種 団 体 への貸 出 、展 示 、HPコンテンツ化 を行 う。 このため本
年度 は各パネルにキャプションを取 りつけた。
対
象
一般 の方 (貸出 の場 合 は、行政 機 関、各 種団 体など)
6. その他
6.1.
冊子制作「生活の安全を考える~事故調査の考え方」
〔今年 度 は見 送 った。〕
6.2.
産直市
安 心 で美 味 しい全 国 各 地 からの産 地 直 送 の農 作 物 、海 藻 類 、加 工 食 品 等 を当 館 正 面 玄 関 前 で販
売 した。地 域 の人 々も楽 しみにする当 館 恒 例 の地 域 密 着 型 イベントとなっている。実 際 の生 産 者 に
よる対 面 販 売 のため、買 い物 客 からの信 頼 も高 い。東 日 本 大 震 災 の被 災 地 支 援 も含 めて被 災 地 か
らの販 売 品 を取 り扱 う。「農 民 連 ふるさとネットワーク」と主 婦 連 の会 員 である「八 丈 島 連 合 婦 人 会 」の
協力 を得 た。
開
催
日
1. H.27 年 10 月 10 日(日)
2.
12 月 2 日 ~3 日(水 ~木 )
3. H.28 年 3 月 2 日~3 日(水 ~木)
7. 収益事業・主婦会館クリニックの運営
7.1.
診療体制
7.1.1.
医師4人、カウンセラー4人 、看 護 師4人 、受 付 事務2人により、月 曜 日 から金 曜 日 まで、1
2時 から20時 までの診 療 体 制をとっている。
7.1.2.
新来 患 者数(新 患数):316 例。昨 年より減 少したが、過 去 13 年の第 5 位 であった。番 町・
麹町 地 区住 民が増えつつある印象 がある。
7.1.3.
再 来 患 者 数 (再 来 数 ):3,170 例 と昨 年 度 に引 き続 き過 去 最 高 を更 新 した。患 者 数 が増
加すると一 人当 たりの診 療 時間 が短 くなってしまうという矛 盾が生じる。平 成 17 年 、18 年 の 34 分
13
から患者 数の増えた平 成 19~24 年 は 26~34 分台 と減少 傾 向にあるが、27 年 度 は 27.2 分であ
り「納 得のいく医 療」は維 持 できている。
7.2. 診療の内容
7.2.1.
診療 件 数
3,485 件 と過 去 最 高 を更 新 した。その内 訳 は、何 らかの疾 患 の診 療 のために来 館 された保 険 診
療件 数 は 2,807 件 で昨 平 成 26 年度に比 べて 64 件 (2.3%)の増加 、自費 診療 257 件と 31.2%の
減少 、カウンセリングは 421 件と 15.0%増であった。
〔表 1〕 診 療 件数 の推 移
年 度
保険 診 療
H.23
H.24
H.25
H.26
H.27
年
年
年
年
年
1,250
1,389
2,453
2,743
2,807
自費 診 療
相談・カウンセリング
合 計
355
417
377
359
257
369
331
365
366
421
1,974
2,137
3,195
3,468
3,485
7.2.2.
保険 診 療の新規 来 院数
新規 来 院者 総 数 は 316 例 であったが、そのうち何らかの疾 患の診療 のために来 院された保 険 診
療の件数 は 288 件(91%)で、他の 28 件 は保険 診 療 の対 象とならない避 妊 、カウンセリングや各
種相 談の新 患であった。
〔表 2〕 主 婦 会館 クリニック初診 数 の変 化 ( )内:性 同 一性 障 害の新患 数
年 度
H.23 年
H.24 年
H.25 年
H.26 年
初診 患 者数
290(129)
257(100)
440(102)
356(131)
H.27 年
316(91)
保険 診 療の対象 となった新 患の疾病 別 患者 数 は性同 一性 障 害 91 例、片 頭 痛 17 例、統 合失
調症・不 安障 害・パニック障害・気 分障 害など精 神 心理 的 問題 を合併 するもの 12 例,摂 食障 害
7 例,性交 障 害 14 例などが 44.6%を占 めている。
〔表 3〕 新 患の保 険診 療 の内 容(件 数、重 複あり)(*:片頭 痛 17 例 、精 神 科疾 患 12 例を含 む)
H.23
H.24
H.25
H.26
H.27
月経 の異 常
周期・量の異 常
随伴 症 状
内性 器の異 常
子宮 筋 腫
子宮 内 膜症 性 疾患
その他の子 宮疾 患
附属 器 腫瘍
性感 染 症を含む感 染症
更年 期 障害
不妊 症
性交 障 害
性同 一 性障 害
その他
43
25
32
27
74
46
66
22
56
26
18
3
12
9
20
12
5
3
128
16
22
7
14
11
16
12
5
8
98
35
47
27
34
26
38
64
7
5
102
124
37
10
26
17
39
20
6
3
131
73
27
8
24
20
34
25
20
14
91
*82
疾病 件 数合 計
294
287
594
450
427
7.2.3.
自費 診 療の新規 来 院数
性同 一 性障 害(MTF)の診 療とホルモン療 法 1 件 とカンジダ腟 炎だが自 費診 療 希望 8 件 であっ
た。
14
7.3.
相談・カウンセリング
医 師 による相 談 で保 険 診 療 に該 当 しないものは、性 交 障 害 など性 に関 する相 談 、パニック障 害 、
食行 動 異常 、思春 期 前期 の月 経不 順・子 どもの異 常 についての 心配 などの合 計 8 件 であった。
心理 療 法士 によるカウンセリングを希 望する新 規来 談 者が 15 件 あった。内 訳は、家 族 関係の問
題5件 、夫 婦 生活 に関 するものが5件 ,食行 動の異 常 が 1 件、性 同 一性 障 害が 4 件であった。カ
ウンセリング部 門の 4 人のスタッフには、主 婦 会 館クリニックの本 来の目 的 を押し進 めることが出
来 る体 制 が整 っているが、全 額 自 己 負 担 であるためもあるかと思 われるが、その力 を十 分 に活 か
すことが出来 ないでいるのは残 念である。特に小 児期 の性 別についての違 和 感 は早 期に相談 に
載ることのできる場が必要 であり、ティーンズ・カフェで対応した。
7.4.
収支
収入 31,619,119 円、支 出 31,590,489 円で収支 差 28,630 円であった。事 業 計画 に対し実績 は
診療 件 数では 5.8%増、売 上では 4.9%増であった。
支 出 では事 業 計 画に対 し実 績 は 10.03%の増 加 であった。これは人 件 費 と器 薬 購 入 費 、委 託検
査 料 が予 算 を超 過 したためである。女 性 の特 化 した健 康 診 断 を設 けることで自 費 診 療 件 数 の増
加 を見 込 んだが、期 待 と異 なる結 果 となった。女 性 団 体 からの要 望 として予 約 制 であること、診
療時 間の工 夫などの提 案 に応えて、木曜 日 の 17 時 ~20 時を充てた。
8.
8.1.
収益事業・貸会議室、宴会、スペースエフの運営
概況
8.1.1.
収支 概 況
売上 げ目標 4 億 4,360 万 円に対して 4 億 7,451 万 円、達 成率 107%、利 益 目 標 80 万円 に対し
て利 益 1,406 万 円、達 成 率 1,758%と売上 げ、利益 ともに大 幅な伸びで終えることができた。
27 年度
売上
目標
4 億 4,360 万 円
実績
4 億 7,451 万 円
26 年度 比
貸会 議 室
宴会
スペースエフ
利益
8.1.2.
達成 率
目標
実績
達成 率
2 億 1,523 万 円
2 億 1,023 万 円
4,905 万 円
107%
114%
91%
1,419 万円 増
2,640 万円 増
891 万円減
107%
80 万円
1,406 万円
1,758%
会議 件 数 は前 年 比で 203 件、宴 会件 数 は 89 件の増 加 であった。
会館 利 用者 の内 訳
利用 内 容
レストラン
会議 室 等
女性 団 体
一般 団 体
一般 企 業
個人
その他
団体(件)
15
584
1,265
148
58
クリニック
相談・講 座等
合 計
利用 人 員(人)
31,716
118,628
4,764
2,218
2,070
15
157,326
8.1.3.
会 場 名
会場 別の売 上 げ状 況の報 告
広 さ
件
数
9 階スズラン
8 階パンジー
8 階スイセン
7 階カトレア
4 階シャトレ
4 階マドレーヌ
4 階ロワール
4 階エミール
3 階コスモス
3 階主 婦連
B2 階クラルテ
8.1.4.
230
64
135
235
90
17
17
23
75
100
175
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
329 件(317
347 件(323
332 件(321
312 件(290
321 件(292
158 件(146
196 件(173
219 件(202
340 件(347
24 件
313 件(308
件)
件)
件)
件)
件)
件)
件)
件)
件)
件)
(
売
上
94,929,658
23,202,611
55,966,955
101,803,640
30,839,094
1,589,134
1,329,767
4,129,019
27,403,331
3,196,132
74,316,780
円(86,231,733
円(19,973,401
円(47,197,883
円(94,462,664
円(27,898,901
円( 1,540,675
円( 1,262,179
円( 4,315,840
円(26,834,888
円(
円(67,997,656
円)
円)
円)
円)
円)
円)
円)
円)
円)
)
円)
)内 は前 期 数字
売 上 比 率
22.3%(22.4%)
5.5%( 5.2%)
13.2%(12.3%)
23.9%(24.5%)
7.2%( 7.2%)
0.4%(0.4%)
0.3%(0.3%)
1.0%(1.1%)
6.4%( 7.0%)
0.8%( - )
17.5%(17.7%)
貸室 の稼 働 率
年度
利用 件 数
利用 人 数
年
利用 ㎡
間
利用 時 間
利用 可 能㎡
稼働 率 %
H.23
2,526
120,102
1,372,335
10,994
4,647,180
29.5
H.24
2,492
117,778
1,305,547
10,292
4,647,280
28.1
H.25
2,349
117,185
1,291,825
10,060
4,647,180
27.8
H.26
2,717
116,072
1,279,585
10,582
4,557,600
28.1
H.27
2,867
126,217
1,368,766
11,443
4,459,260
30.7
備考 ①利用 可 能㎡は、各 年度 で営業 日 数が異なるため一 定していない
②利 用件 数 と利 用 人 数 は参 考 数値 である
項目 の説 明
① 利用 ㎡ 9:00~21:00 の営 業時 間 帯に利用される延 ㎡数
② 利用 時 間利 用された延時 間数
③ 利用 可 能㎡ 9:00~21:00 の営 業時 間 帯に利用 可 能 だった(提 供した)延㎡数
④ 稼働 率 利用 ㎡÷利 用可 能 ㎡×100
8.1.5.
スペースエフの運 営
H.27 年 度 は各 会 場にスペースエフに関しては、エフのメニューでの他 会場(宴 会場)での売上 げ
を、7 月 以降 に一 般 宴会 売 上 げとしてカウントさせることとしたため、26 年 度との比 較で予 約宴 会
の数 字の減少 を余 儀なくされ売 上げ 4,908 万 円 となり 891 万円の減 収 となった。しかし、バイキン
グ利 用の人 数 は以 下のように増 加に転じた。
バイキング大 人利 用 24,063 人(H.26 年 度 23,581 人 482 人増)
子 ども利用
631 人(H.26 年度 630 人 1 人 増)
ランチバイキングは様 々な点 で改 良 を模 索 しながらの活 動 となったが、メニュー の変 化 は勿 論 、
料 理 卓 調 度 品 の改 良 や椅 子 の入 れ替 えを行 い、会 場 のインテリアや雰 囲 気 に大 きな変 化 を加
えた。ドリンクコーナーでは食 器 を新 調 してお茶 の種 類 の充 実 を図 り、利 用 者 の減 少 を回 復 させ
た。夜 の予約 宴 会 に関 してはエフオリジナルメニューを強 調したパンフレット作 製 に力 を注ぐ必 要
があった。食 器 ・調 度 品 の更 なる充 実 も考 慮 に入 れて、スペースエフと宴 会 場 の違 いをもっと鮮
明 に打 ち出 す計 画 が来 期 の課 題 と考 える。このように地 道 な営 業 活 動 と限 られた予 算 内 で効 果
的に設備 投 資を行って 27 年度 全 体で 3,168 万円 の売上 げ増 収を達成 することに成 功した。
8.1.6.
人件 費・コスト管理 の徹 底
【27 年度管 理 費光 熱 水費 ・食事 材 料費・外注 人 件費 】
水道 光 熱費 1,749 万円(前期 2,146 万円 比 率 4.5%→3.4%1.1 ポイント減 少 )
食事 材 料費 4,788 万円(前期 4,411 万円 比 率 31.3%→26.4%4.9 ポイント減 少)
外注 人 件費 4,303 万円(前期 3,933 万円 比 率 8.9%→9.1%0.2 ポイント上 昇 )
水 道 光 熱 費に関しては新 電 力 への乗 り替え(東 京 電 力 からイーレックスへ)と 5・8 月にかけて完
成させた LED 照明 の設 置により大幅 なコスト削減 に成 功した。水 道 料金 も洗 い場 で使用 する蛇
16
口設 備を改 良して、無 駄な流水 を止 め全体 で前年 度 の数 字より 397 万 円の改 善を実現した。食
事 材 料 費 はメニュー開 発 と出 入 業 者 の見 積 り比 較 をたえず心 掛 けながらオーダーをかけ、発 注
先も広 げる事 で原価 を抑えた。これにより食事 材 料売 上 げに対する比 率を 4.9%改善して利 益 率
向上 に貢 献した。外注 人 件費 に関しては 0.2%の上 昇となったが大 幅な上昇 にはいたらず収 まっ
たと考える。むしろ配 膳 会 からなる常 備 3 人態 勢 で増 減なしで現 場をこなしてきたが、仕 事量 が増
えることによりスポット人 員の出 入 りが多 くなり、その人 達 への教 育 が十 分 に行 き届 かず、サービス
の低 下につながる恐れに直 面した。
8.2.
営業促進
8.2.1.
予約 データを完 全データ化
9 月 から予 約 業 務 を、従 来 の紙 台 帳 からコンピューターによるデジタル化 に全 面 切 り替 えを行 っ
た。これにより受 注 時 の情 報 の共 有 化 が進 み、優 先 すべき顧 客 の取 り漏 れを減 らすことができる
ようになった。前 年 度 における利 用 者 に向 けて本 年 度 の早 期 受 注 も確 実 に履 行 できる体 制 を整
えた。同 時 に経 理 面 では売 掛 金 の回 収 時 期 を容 易 に把 握 することが可 能 となり、期 日 を過 ぎた
売 掛 金の回 収の催 促 を適 時 、行 えるようになった。さらに、間 違 いのない資 金 運 用 を行 うことがで
きるようになった。
8.2.2.
広報・宣 伝の充 実
26 年度 5 月にホームページを刷新し、2 年 めが過ぎ広報 の効 果が上がってきた。新 商 品の開 発
と同 時 にホームページを通 じて告 知 し、新 たな顧 客 の獲 得 につなげた。ホームページの運 営 は
外 注 せず、職 員 が行 うことにより、経 費 削 減 はもとより、機 を逃 さない資 金 運 用 を行 うことができる
ようになった。
8.2.3.
電子 メールおよび郵送 DM による新規 顧 客の開拓 、既存 の顧 客の繋 ぎとめ
例年 の利 用 顧客 の他 、3 年 前、2 年 前や 1 年 の空 白 期 間のある利用 者など、様 々な利 用状 況に
合わせた DM 発送 を予約 時期 を見 計らいながら出 来 るようになった。また、既存 顧客 を中 心に発
送していた DM をセミナーを開 催している業者 や「セミナー検 索 サイト」に掲載されている主 催者
へ発 送するなどのアプローチも始めた
8.3.
施設の拡充・充実
8.3.1.
主婦 連 合会 の会 議 室の活 用
主婦 連 合会 事 務局 の協 力 を得 て、3 階の主婦 連 会議 室を空室 時に利 用し始 めた。一 般告 知 は
せず、主 婦 連 合 会 の活 動 に支 障 をきたさないことを条 件 に中 規 模 会 議 室 として利 用 者 に提 供 し
た。24 件 500 万 円の増 収 につながった。
8.3.2.
顧客 満 足度 の向 上に資する施 策
1)1階ロビーにソファーセットを設 置 、1階 EV ホールに各階 の案 内 とフロア図を掲 示した。
2)マイクの増設
増 設 可 能 な有 線 マイク設 備 を備 えた。特 に大 会 議 室 のカトレア・スズランにおいては
10 本以 上のマイクを同 時 に使 用する官 公庁 会 議の予約 が増え、霞が関 との位 置関
係も影響し利 用頻 度が増 えた。
3)シャワートイレを完全 設 置した。
4)各会 場内 遮 光カーテンを更 新した。
開 館 以 来 から使 用 してきた各 会 場 の遮 光 カーテンを会 場 にあった色 合 い を選 び会
場ごとに更新した。
5)館内 照明 器 具を LED 化 した。
館内 ほとんどすべての照 明 を LED 化した。そのうちカトレア、スズランの 2 大 会場 につ
いては照明 スイッチを分岐 し、会 場前 方 でも後方 でも照明 の操 作を可 能 とした。
6)コイン式携 帯 電話 充 電 サービスを開 始(有 料)した。
7)女性 スタッフの制 服のデザインを変 更した。
以上
17