目 Ⅰ 次 理・美容所の開設者、従事者の方々へ Ⅱ 施設の基準 ………………………………2 ………………………………………………………………2 1.施設の面積 ……………………………………………………………2 2.作業椅子の台数と作業室面積の関係 3.施設の構造など ………………………………3 ………………………………………………………3 4.照 明 …………………………………………………………………4 5.換 気 …………………………………………………………………4 6.器具の消毒設備など …………………………………………………4 7.器具及び布片類の数 …………………………………………………5 8.その他 Ⅲ …………………………………………………………………5 衛生的取扱い等 …………………………………………………………6 1.全般的なこと …………………………………………………………6 2.器具等の取扱いと消毒方法 Ⅳ 従事者に関すること 1.健康診断 …………………………………………7 ……………………………………………………12 ………………………………………………………………12 2.自主管理体制 …………………………………………………………12 3.実地習練生、見習い従事者の業務範囲 ……………………………13 Ⅴ 保健所への届出 Ⅵ 理・美容師免許証について………………………………………………13 別 表 …………………………………………………………13 ……………………………………………………………………14~17 1 Ⅰ 理・美容所の開設者、従事者の方々へ 理・美容所を開設する場合は、事前に保健所に届出て、保健所の検査を受け、構造設 備が基準に適合している旨「確認」を受けた後でないと開業できません。 また、開設時だけでなく、営業中は常にこの基準を守らなければなりませんし、衛生 的取扱い等についても様々なことが定められており、これに従って管理しなければなり ません。 理・美容所の開設者や従事者は次のことを守り、衛生的で快適な理・美容所にするよ う心掛けてください。 Ⅱ 施設の基準 1.施設の面積等 作業室は 13 ㎡以上の有効面積(測定基線は壁面、腰張り面とする内法面積です。 別図参照)が必要です。ドア等で区画し個室を設けた場合、各々の個室も一作業室と なり 13 ㎡以上の有効面積が必要となります。それに加えて作業面積の 1/6 程度の ・ ・ ・ ・ 客待所を固定したつい立てなどで区画して入口付近に設けてください。 (1) 従事者休憩室を設ける場合 従事者の数に応じて、着替えやロッカーの設置等に十分な面積を必要とします。 (2) 便所を設ける場合 隔壁によって他と明確に区分し、専用の手洗い設備を設けてください。 ※ 建築基準法上の面積は柱の中心から、又は壁の中心からの面積を表しますが、理・美容所面 積は内法面積ですから、建築基準法上の面積よりかなり小さくなりますのでご注意ください。 ※ 地域によっては建物の使用用途等が制限されているため、理美容所として使用できない場合が ありますのでご注意ください。詳しくは建築課におたずねください。 2 2.作業椅子の台数と作業室面積の関係 一作業室内に置くことのできる作業椅子の台数と作業室面積の関係は次の表のと おりです。 理 容 所 美 容 所 作業室面積 13 ㎡以上で作業椅子(セ 作業室面積 13 ㎡以上で作業椅子3台 ット、ドライヤー、シャンプー、美顔等 を置くことができます。 の合計)6台を置くことができます。 4台以上置く場合は、1 台につき作業 7 台以上置く場合は、1 台につき作業 室面積 4.9 ㎡を増やさなければなりま 室面積 3 ㎡を増やさなければなりませ せん。 ん。 これに伴い客待所面積も増やしまし これに伴い客待所面積も増やしまし ょう。 ょう。 椅子の台数 作業室面積 客待所面積 椅子の台数 作業室面積 客待所面積 3台 13.0 ㎡ 2.2 ㎡ 6台 13.0 ㎡ 2.2 ㎡ 4台 17.9 ㎡ 3.0 ㎡ 7台 16.0 ㎡ 2.7 ㎡ 5台 22.8 ㎡ 3.8 ㎡ 8台 19.0 ㎡ 3.2 ㎡ 6台 27.7 ㎡ 4.6 ㎡ 9台 22.0 ㎡ 3.7 ㎡ 7台 32.6 ㎡ 5.4 ㎡ 10 台 25.0 ㎡ 4.2 ㎡ 8台 37.5 ㎡ 6.3 ㎡ 11 台 28.0 ㎡ 4.7 ㎡ 9台 42.4 ㎡ 7.1 ㎡ 12 台 31.0 ㎡ 5.2 ㎡ ※作業室内には、作業椅子以外の椅子を置いてはいけません。 3.施設の構造など 施設は、隔壁等により、外部と完全に区分し、また、ねずみ、昆虫等の侵入を防止 できる構造でなければなりません。 (1)施設の床及び腰張りの材質 コンクリート、タイル、リノリウム、板等の不浸透性材料を使用してください。 タタミ、カーペット、ふすま、障子などは禁止されています。 (2)洗髪所 流水装置とし、給湯設備を設け、周囲の壁や床は、コンクリート、タイル等の不 浸透性材料で造ってください。 これとは別に器具、布片等の洗浄設備や従事者の手洗設備も必要です。 3 4.照 明 照明の明るさは、作業面の照度が 100 ルクス以上(300 ルクス以上が望ましい)を 確保するよう採光窓や照明器具を設置してください。 明るさは壁や天井の色、照明器具の種類や位置によっても左右されますので十分注 意しましょう。 5.換 気 機械換気設備が望ましいのですが、自然換気の場合は、床面積の 1/20 以上の換気 用開口部を他の排気の影響を受けない場所に設けてください。 石油、ガス等を使用した燃焼による暖房器具や湯沸器を設ける場合は、燃焼ガスが こもらない密閉型又は半密閉型のものがよいでしょう。 6.器具の消毒設備など 作業室内には、作業しやすい場所に適当な広さの消毒場所(できれば消毒室)を設 け、次のことを参考に消毒設備、消毒済物品格納設備、未消毒物品格納設備などを備 えてください。 4 (1)消毒場所または消毒室 器具の洗浄設備(給湯も必要)を設け、ここに器具の乾燥器または水切り棚も 設けてください。 (2)消毒液容器 バット式の深いもので、ホーローびき、またはポリエチレン製など施設の規模 及び消毒の形態に応じた数をとりそろえてください。 (かみそりの消毒には、筒型の密閉できるものを用意しましょう。) これは、器具の洗浄設備の近くで、高さ 80cm~1m位の高さに置いてください。 (3)メスシリンダー 消毒薬を調整するため、100ml と 1,000 ml(500 ml)位のものを備えてください。 (4)消毒済物品格納設備 ホコリなどが入らないもの(戸棚、フタ付容器)で、開閉しやすいものを備え てください。また、消毒済物品格納設備と未消毒物品格納設備(容器でよい)は、 施設の規模に応じた数を、使用しやすい場所に設置してください。 (5)布片類の格納設備 使用前の清潔なものを収納できる戸棚(ホコリが入らないもの)を設置してく ださい。また、使用済みのものを保管する容器も必要です。 7.器具及び布片類の数 理容、美容の業務に必要な器具、布片類などは十分な数量を備えてください。 その目安は次のとおりです。 必要な数量 = 1 人の客に使う数 × 作業椅子台数 × 5 8.その他 ① 作業所内にフタ付の毛髪箱、汚物箱をそれぞれ表示して設置しなければなりません。 紙屑カゴや、フタ付ゴミトリ等で代用することは、不適当とされています。 ② 従事者の作業衣は白色またはこれに近い、汚れの目立ちやすい色の外衣を従事者一名 につき数着ずつ用意してください。 ③ 客用の被布は白色その他汚れの目立ちやすい色のものを用意してください。 ④ 薬品、器材等の格納設備を設置してください。 5 Ⅲ 衛生的取扱い等 1.全般的なこと ① 開設者、管理者は、毎日仕事を始める前に施設や器具、薬品などが、衛生上支障のな い状態か、数量は十分か、などを点検、確認しましょう。 また、従事者の健康状態もチェックし、従事者が伝染するおそれのある疾患にかかっ ているときは、従事させないようにしましょう。 ② 施設内(洗場、排水設備などを含む。)は 1 日 1 回以上清掃し、作業所内に不必要なも のをおかないようにしましょう。常に、清潔、整とんを心がけることが大切です。 また、作業に伴って生じる毛髪等の廃棄物は、客一人ごとに清掃しましょう。 ③ 作業所内には、作業中の客以外の者をみだりに出入りさせないようにしましょう。 ④ 施設内には、犬猫などの動物を入れないでください。ただし、視力障害者を誘導する盲 導犬は別です。 ⑤ 施設は、ねずみ、昆虫などが生息しないよう、随時駆除などを実施してください。 ⑥ 施設内の温度、湿度、照度、空気環境などは良好な状態を確保するよう、常に注意して ください。特に開放型燃焼器具を使うときは、換気に十分注意してください。 これらの基準は次の表のとおりです。 好ましい状態 空 気 環 境 理・美容師法上 の基準 温 度 17~28℃ な し 湿 度 40~70% な し 照 度 300 ルクス以上 100 ルクス以上 炭酸ガス 1,000ppm 以下 5,000ppm 以下 一酸化炭素 10ppm 以下 な し 浮遊粉じん量 0.15 ㎎/m3 以下 な し 6 摘 要 冷房中は外気温との 差が 7℃以内 作業面の照度 ⑦ 従事者は、作業室内で、着替え、喫煙、食事等はしないでください。休憩室等で行い ましょう。 ⑧ 従事者は、作業中清潔な白色その他汚れの目立ちやすい作業衣を着用し、顔面作業のと きは、マスクを使用しなければなりません。 ⑨ 従事者は、身体や頭髪を清潔に保ち、客に不快感や不潔感を与えることのないよう注意 しましょう。また、手指は爪を短く切り、客 1 人ごとによく洗い、消毒しましょう。この ためには、従事者の手洗設備には石鹸、手洗い用ブラシ、消毒薬などを常備しておかなけ ればなりません。 2.器具等の取扱いと消毒方法 (1)器具の取扱い ① はさみ、くし、ブラシ、ふけとり、かみそり、クリッパー等、皮膚に接する器具は、 客一人ごとに消毒したものを使用しなければなりません。 ② てい毛カップ、器具皿等、客の皮膚に接しない器具でも、客一人ごとに汚染される ものは、常に清潔を保ち、消毒するようにしましょう。 ③ 器具等の保管は、未消毒器具は未消毒物品格納設備に、消毒済器具は消毒済物品格 納設備に、洗浄しただけの器具はそれ専用の格納設備にそれぞれ保管してください。 (2)器具の消毒方法 理容師法規則 24 条(美容師法規則 24 条)に定められている消毒方法は、次のとおり です。 かみそり(髪を切るために使用するものを除く。)及びかみそり以外の器具で血液が 付着しているもの、又は、その疑いがあるものについては、 ①沸騰後2分間以上煮沸する方法。 ②エタノール水溶液(エタノールが 76.9~81.4%)に 10 分間以上浸す方法。 ③次亜塩素酸ナトリウム水溶液(次亜塩素酸ナトリウムが 0.1%以上)に 10 分 間浸す方法。 以上の3つの内のいずれかの方法によって消毒しなければなりませんので、注意して ください。また、これ以外の器具については次頁の表のとおりです。 それぞれ、事前に家庭用洗剤をつけたスポンジ等を用いて器具の表面をこすり、十分な流 水(10 秒以上、1リットル以上)で洗浄して消毒を行ってください。 7 消 毒 方 法 紫外線照射 による消毒 使 用 薬 剤 ・ 濃 度 等 1cm2あたり 85 マイクロワット 以上の紫外線 処 理 時 間 20 分間以上照射 理 学 的 煮沸消毒器によ る消毒 方 沸 騰 後 2 分間以上煮沸 法 蒸し器等による 蒸気消毒 器内が 80℃以上になった後 10 分間以上触熱 エタノール水溶液(エタノール 76.9%~81.4%を含有) 10 分間以上浸す エタノール水溶液(同上)を含ませた綿・ガーゼ 器具表面をふく エタノールによ る消毒 塩素系薬剤によ 次亜塩素酸ナトリウム水溶液中 る消毒 (0.01%~0.1%) 化 逆性石ケン液に よる消毒 学 逆性石ケン水溶液中(0.1~0.2%) (塩化ベンザルコニウム または、塩化ベンゼトニウム) 10 分間以上浸す 10 分間以上浸す 的 グルコン酸クロ グルコン酸クロルヘキシジン 方 ルヘキシジンに 水溶液中(0.05%) よる消毒 法 両性界面活性剤水溶液中(0.1~0.2%) 両性界面活性剤 (塩酸アルキルポリアミノエチルグリシン による消毒 または、 塩酸アルキルジアミノエチルグリシン) 8 10 分間以上浸す 10 分間以上浸す 注 意 す べ き 点 1. 器具の汚れ具合、収納状況等により効果が期待できないことがあるため、器具 の汚れを十分除去した後、直接紫外線が照射されるような状態に収納し、照射する。 2. くし類、かみそり、はさみなど小型の器具類の消毒に適するが、構造が複雑で、 外部から直接紫外線が照射され難い器具類の消毒には適さない。 3. 定期的に消毒用エタノールを浸した脱脂綿で紫外線灯及び反射板を清掃すること が必要である。 4.2,000~3,000 時間の照射で出力が低下するので、紫外線灯の取替が必要である。 1. 陶磁器、金属、木及び繊維製の器具等の消毒に適するが、合成樹脂製のものの 一部には加熱により変形するものがある。 2.水量を適量に維持する必要がある。 1. ガラス、陶磁器、金属、木及び繊維製の器具等の消毒に適するが、合成樹脂製の ものの一部には加熱より変形するものがある。 2. タオル等布片類を器内に積み重ねて消毒する場合、最上部のタオル等が湿熱に 十分触れないことがある。 3.器内底の水量を適量に維持する必要がある。 1. 器具の汚れ具合等により、効果が期待できないことがあるため、事前に器具等を十 分洗浄した後、消毒する。 2. 消毒液の濃度、処理時間等を正確に守る必要がある。(消毒液の濃度、調整方法、 処理時間、取扱い上の注意等を消毒室等に表示しておくとよい。) 3. 汚れたり古くなった消毒液は効果が低下するため、常に新しいものを使用する 必要がある。 4. 器具等が完全につかるよう、薬液量を適量に維持する必要がある。 9 (3)器具の消毒の手順 理・美容器具(くし・ブラシ・はさみ等)は、 ① 現在作業している客に使用中である ② 消毒等を行う時間がないので、使用済みのものを一時「未消毒物品格納備」 に入れてある。 ③ 洗浄及び水洗中である。 ④ 消毒中である。 ⑤ 水洗及び乾燥中である。 ⑥ 消毒済みのものを「消毒済物品格納設備」に入れてある。 以上のいずれかの状態しかあり得ないのであって、使用済みのものをカウンターや作 業台の上に放置しておいてはいけません。 使用した器具は必ず洗浄、消毒し、専用の戸棚(容器)に保管しましょう。 (11 頁参照) (4)タオル、布片類の取り扱い ① 皮膚に接する布片は清潔なものを利用し、客 1 人ごとに取り替えなければな りません。 ② くびまき、まくらあてに紙製品を使用するときは、客 1 人ごとに廃棄してく ださい。 タオル、布片類は使用前のもの、使用済みのものをそれぞれ別々に専用の格納 設備に保管してください。えり紙をまとめてつり下げておくときは、清潔なカバ ーをつけておくこと。 (5)タオル、布片類の消毒 ① 加熱消毒をする場合は、使用したタオル、布片類を洗剤を使用して洗濯した後、蒸 し器等の蒸気消毒器に入れ、器内温度が 80℃になってから 10 分間以上保持するこ とが必要ですが、器内の最上部のタオルの中心部が 80℃に達しないこともあるので 十分注意してください。 ② 消毒液により消毒する場合は、使用したタオル、布片類を洗剤を使用して洗 濯した後、逆性石ケン液または、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸し、消毒し てください。 逆性石ケン水溶液を使用するときは、特に洗濯後のすすぎを十分にしてください。 10 器具の消毒の手順を図に示すと次のとおりです。 ① 使 用 中 (ワゴン・作業台) ( 保 管 ) ( 保 ⑥ 消 毒 済 器 具 格 納 設 備 管 ) ② 未 消 毒 器 具 格 納 設 備 ③洗 浄 (洗剤使用) ③水 ④ 熱 消 毒 ④ 紫 外 線 消 毒 ⑤ 乾 洗 ④ 薬 液 消 毒 ⑤ 水 洗 燥 ※④については P7 の「器具等の取扱いと消毒方法」に従って行ってください。 11 (6)手指の消毒 手指は、常に爪を短く切っておき、客一人ごとに石ケンを十分泡立ててから、ブラシ 等を使って十分洗い、消毒液中に十分浸すなどして消毒し、清潔なタオルまたは使い捨 てのペーパータオル等で拭きとってください。 消毒液は、逆性石ケン水溶液、消毒用アルコール液等を使ってください。 (7)その他の消毒 ① 施設、設備は清掃の際、適宣逆性石ケン液等を使用して拭き掃除をしましょう。 ② 毛髪箱、汚物箱等はよく洗浄した後、適宣、逆性石ケン液等により消毒しましょう。 ③ 便所は、適宣清掃・消毒し、防臭・防虫に努めましょう。 Ⅳ 従事者に関すること 1. 健康診断 開設者は、日常、従事者の健康状態に注意をはらい、従事者が伝染するおそれのある 疾患に患っているときは、従事させないようにすることはもちろんですが、毎年健康診断 を受けるように心がけましょう。 2. 自主管理体制 (1)衛生教育 開設者は、施設及び取扱い等について具体的な「衛生管理要領」を作成し、従事者に 対し、周知徹底を図りましょう。 (2)管理者、衛生責任者 大規模な理・美容所の開設者は、理・美容師法に定める管理理(美)容師のほか、その 規模に応じた数の衛生責任者を定めておきましょう。 管理理(美)容師及び衛生責任者は、開設者の指示に従って責任を持って衛生管理に努 めなければなりません。 (3)従事者管理 ① 管理者、衛生責任者は、従事者の違反行為防止のために万全の注意をはらい、監督 をしましょう。 ② 従事者に異動のあったときは速やかに届出てください。 12 3. 資格と業務範囲について ① 平成14年3月31日をもって実地習練は行えなくなりました。所定の実地習練期間 を終えた者については、理・美容師試験受験可能ですがそれ以外の者は再度養成施設へ の入学が必要となります。 ② 理・美容行為を行うことができるのは理・美容師のみとなります。 ③ 養成施設在学中の従事者は、無資格者なので理・美容の行為は行えません。 見習いの補助従事者の業務範囲は、清掃、タオルしぼり、道具整理等の補助業務は認 められていますが、理・美容の本質的業務に従事することはできないので十分注意し てください。 Ⅴ 保健所への届出 理・美容所に関する保健所への届出は別表のとおりです。 提出期限等もありますので、ご注意ください。 施設の変更は事前に保健所へご相談ください。 Ⅵ 理・美容師免許証について 免許証の登録・発行については、平成 10 年 4 月 1 日より都道府県知事から、厚生大臣 (現在の厚生労働大臣)に変更され、(財)理容師美容師試験研修センターが登録業務を 行うことになりました。 13 ど 開 な と き 必 要 1. 新たに理・美容所を開業しようとするとき。 2. 開設者が変わるとき。 法人 設 ん 3. ⇔ 個人、 A ⇔ か Bなど、 施設の大部分が変わるとき。 100%以上の増築、50%以上の改築・配置替えなど。 届 4. 建て替えるとき。 5. 移転するとき。 承 継 開設者について、相続、合併又は分割(当該営業を承継させるものに限る) があったとき。 承 認 1. 変 更 届 施設を変更したもの。 100%未満の増築、50%未満の改築・作業椅子台数の変更・配置替えなど。 2. 施設の名称、開設者の住所、法人代表者等を変更したとき。 3. 管理者を変更したとき。 14 必 要 な 書 類 な ど 1. 開設届(開設者の印鑑が必要) 2. 施設の概要と平面図、付近の見取図 3. 従事者名簿 4. 医師の診断書(結核、皮膚疾患について記載 したもので発行後 3 ヶ月以内のもの) 5. 理・美容師免許証 6. 開設者が法人の場合は、登記簿謄本 提 出 先 提出期限 開 開 設 地 を 管 轄 す る 保 健 所 開 業 の 約 一 週 間 前 同 同 上 上 承 継 後 速 や か に 同 同 上 上 設 本証提示(全員のもの) 者 外国人の場合は、外国人登録証明書 7. 申 請 者 手数料 ☆ 相続の場合 1. 承継届(開設者の印鑑が必要) 2. 戸籍謄本 3. 相続人が複数の場合は、全員の同意書 ☆ 合併の場合 1. 承継届(開設者の印鑑が必要) 2. 合併後存続する法人、または合併により設立 された法人の登記簿謄本 ☆ 分割の場合 1. 承継届(承継を受けた者の印鑑が必要) 2. 分割により営業を承継した法人の登記簿謄本 1. 変更届(開設者の印鑑が必要) …2 通 2. 施設変更のときは、施設の概要と 平面図(変更部分を朱書きする) 3. …2 通 法人の名称、事務所所在地、 代表者変更のときは、登記簿謄本 …1 通 15 ( 十 日 以 内 ) 変 更 後 速 や か に ど ん な と き 必 要 か り 患 治 ゆ 届 従事者が結核、皮膚疾患、その他厚生労働大臣の指定する伝染性疾患に かかったとき、また治癒したとき。 従 事 者 変 更 届 従事者に異動があったとき。 1. 開設者が変わるとき。 2. 施設の大部分が変わるとき。 3. 建て替えるとき。 4. 移転するとき。 廃 止 届 16 必 要 な 書 類 な ど 申 請 者 提 出 先 提出期限 開 開 設 地 を 管 轄 す る 保 健 所 変 更 後 速 や (か 十に 日 以 内 に ) 同 同 同 上 上 上 同 同 同 上 上 上 1.理・美容所(従事者)変更届(開設者の印鑑が必要) 2.医師の診断書(伝染性疾病の有無を記載したもの) 設 者 1. 理・美容所(従事者)変更届 (開設者の印鑑が必要) 2. 新しく入店した理・美容師の理・美容師免許証 本証提示 3. 医師の診断書(結核、皮膚疾患について記載 したもので発行後 3 ヶ月以内のもの) 4. 従事者名簿 5. ただし、退店の場合は2.3は不要です。 1. 廃止届(開設者の印鑑が必要) 2. 確認書 確認書紛失のときは、紛失理由書を添付 17 お問い合わせ先 渋谷区保健所生活衛生課環境衛生係 渋谷区渋谷1-18-21区役所仮庁舎第三庁舎1階 ℡03-3463-2287 18
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