2014 年 7 月 14 日発行 目

44
No.
日本教育会館 附設 教育図書館通信
復刊第 44 号(通巻第 60 号)
2014 年 7 月 14 日発行
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2
日本教育会館5F
教
育
図
書 館
Tel/Fax:03(3230)4437
Mail:[email protected]
http://www.jec.or.jp/tosho/
●
目
次
●
・『教え子を再び戦場に送るな』考
草野
秀一
2~3p
池田 賢市
4~5p
・図書紹介
『自発的隷従論』ちくま学芸文庫、2013 年
エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ著、西谷修=監修、山上浩嗣=訳
・最近の受入図書(2014 年3月~2014 年6月受入)
6~7p
【日本教職員組合刊行物】
【教育総研刊行物】
【平和資料】
【社会・教育・軍事関係】
【小説・エッセイほか】
・教育図書館のご案内
8p
- 1-
状況に深く根差した優れたスローガンです。しか
『教え子を再び戦場に送るな』考
しそれは、時代に根差したが故に、逆に時代から
規定された要素もはらんでいます。
たとえば「戦場」に「送る」、という部分。
草 野 秀 一
すでに第二次世界大戦時点でも、「前線と銃
後」という区別が相当怪しくなっていたことは多
月刊JTUの6月号で、執行委員の瀧本さんが
くの方が指摘しておられます。
雨宮処凛さんにインタビューしておられます。瀧
どこか遠くに「戦場」があってそこで正規軍ど
本さんがなかなか鋭いつっこみをされ、これに応
うしが対峙するという運動会の騎馬戦型の戦争は、
えて雨宮さんも私たちに対するクリアな問題提起
ゲルニカや重慶に対する戦略爆撃に見られるよう
をしてくださっています。
に「生産力の破壊」を軸とする戦略に移行しつつ
ありました。また、局地戦にあっても、ゲリラ戦
瀧本さんの最初の問いはこうです。
の増加は戦場と非戦場、兵士と市民の境をあいま
「わたしたちはずっと『教え子を戦場に送る
いにしました。
な』といってきたのであるが、そのメッセージが
この傾向はその後も進み、今や「戦場に赴く兵
必ずしも若い人たちには届いていない。それはな
士を見送る市民」というスタイルの戦争は、一部
ぜなのだろう」
の国を除いては消えつつあります。私たちの暮ら
これに対する雨宮さんの答えは次のような感じ
す街そのものが即戦場になり、銃撃戦が行われた
りミサイルが飛んできたりするのが現代の戦争で
です。
「きびしい競争社会におかれた若い貧困層から
はむしろ普通でしょう。
実は、この間の集団的自衛権を巡る議論の中で
見ると、身の回りの状況そのものがすでに戦争の
ようなものである。そういう若者にとって『平和
も同じようなずれを感じています。
日本がどこかの国と戦争状態になる(集団的自
を守れ』と言っている人たちはすでにずれており、
一部の犠牲者の上に乗っかって現状維持を計る権
衛権を行使すればそうなります)場合の具体的な
益者にしか見えない。実際の戦争だって、(アメ
イメージが、何か地理的、心理的に遠いところで
リカで起きていることを見ればわかるように)こ
形成されている感じです。
の先の戦争は企業によって遂行され、そこの『派
もちろん、この件に関してひどい世論操作が行
遣社員』である経済的弱者によって担われること
われていることは言うまでもありません。しかし、
になるであろう。自衛隊員が死ぬのではなく、民
それが「戦場に送る」という私たちの言葉の使い
間軍事会社に雇用された年収200万円のフリー
方に相応していることも押さえておくべきでしょ
ターが死ぬのである。『平和を守れ』という皆さ
う。
んの言葉はこれらの若者には届かないですよ」
繰り返しになりますけれど、「教え子を再び戦
こんなにえぐい言い方ではありませんが、まあ、
中身はそういうことを言っておられます。端的に
場に送るな」はものすごく優れたスローガンだと
言えば、「教え子を再び戦場に送るな」というス
思います。
私たちの先輩の、心からの反省が感じられます
ローガンは時代について行けてないんじゃないで
し、「加害者性」も読み取れます。
すか、とおっしゃっているのです。
「教え子を再び戦場に送るな」は、あの時代の
-2-
さらには、教職員の職能というか「気持ち」に
直結している。何と言っても、「教え子」ですも
ん。びんびんきますでしょ。
最近、このスローガンを再評価するコメントを
たて続けにふたつ読みました。一つは「内外教育」
のエッセー、もう一つは東京の校長が書いた文章
です。
そういう時代状況なのだと思います。
わたしたちは、「教え子を再び戦場に送るな」
と言い続けなくてはなりません。しかし同時に、
その内容、意味するところについて常に考え続け、
各教組のご理解とご協力によりまして、年史を中
さらにそれを発信していくことが必要なのだと思
心とした教職員組合史の収集も徐々に充実してまい
います。優れたスローガンであるが故の「慣性の
りました。今後も組合史、記念誌等の刊行を予定さ
法則」、「惰性」に対し、鋭敏な感覚を持ち続け
れている教組・支部もあるかと存じます。
たいと思います。
雨宮さんの提起を受けとめれば、格差社会の拡
つきましては、教育関係図書充実のため、教育運
大を押しとどめることは「教え子を戦場に送らな
動関係の資料等、各教職員組合刊行物をご寄贈くだ
い」ことに直結する課題…というか、そのもの、
さいますようお願い申し上げます。
ですね。
なお、当館がすでに所蔵している組合史誌、資料
時代は「経済的徴兵制」に向かっているのかも
しれません。
集などはホームページの蔵書検索でご確認できます。
所蔵の有無をご確認の上、ご寄贈いただければ、幸
いです。
日本教職員組合書記次長
一般財団法人 日本教育会館監事
教職員組合刊⾏物、教育関係資料等
(資料集、年表、記念誌、ビデオなども含む)
送り先
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2
日本教育会館 5F 教育図書館
TEL&FAX:03(3230)4437(共通)
-3-
形での翻訳は本書が初めてである。450年以上前
≪図 書 紹 介≫
の著作が現代にリアルに語りかけてくる。
ラ・ボエシのテーマは単純である。(…は中
略)
『自発的隷従論』
ちくま学芸文庫 2013年
「これほど多くの人…が、しばしばただ一人
エティエンヌ・ド・ラ・
の圧政者を堪え忍ぶなどということがあり
ボエシ著、
うるのはどのようなわけか…。」(11頁)
そして、その答えも単純である。
西谷修=監修、
「百人、千人が、ひとりの者がなすがまま
山上浩嗣=訳
じっと我慢しているようなとき、それは、
彼らがその者をやっつける勇気がないので
はなく、やっつけることを望んでいないか
フランスで調査をしているとき、日本の公立学
らだ…。」(14頁)
校の教職員の労働実態について、多忙化や評価に
よる締め付けなど、とても厳しい状況にあること
なぜなら、圧政者を倒すには、それに立ちむ
をフランス人の教育関係者(比較的日本の事情に
かって闘う必要はなく、「国民が隷従に合意しな
は詳しい人)に説明したことがあった。病気にな
いかぎり、その者はみずから破滅する」(18頁)
る者、また早期に退職する者など、日本の学校現
からである。「彼らは隷従をやめるだけで解放さ
場のいわば非人間的状況について話したのだが、
れるはず」(18頁)なのに、「自由は欲するだけ
次のような趣旨の反応が返ってきた。
で得られる」(21頁)のに、苦しいと言いながら
「でも、大きな反対運動があるわけではなく、
も、そのままの状態でいるのならば、本書のタイ
ストライキをするのでもないわけだし、苦
トルの通り、自発的に隷従しているとしか言いよ
しいと言いながらも結局は仕事をしてし
うがない、というわけである。
この点のことを本書の監修者がみごとにまとめ
まっているのだから、そのような状況でも
てくれている。
いいと思っているのではないのか。」
おそらくこのような反応には、日本の教職員か
「この小著の眼目は、圧政が支配者(しばし
らのかなり激しい反発が予想される。しかし、デ
ばただ一人の者)自身のもつ力によってで
モやストが日常的に行われるフランス的感覚から
はなく、むしろ支配に自ら服する者たちの
みれば、そんな厳しい状況では仕事は続けられな
加担によって支えられていると論じた点に
いはずだ、続けてはいけない、という判断になる。
ある。」(229頁)
でも、多くの日本の教職員は仕事を続けている。
とはいっても、やはりこの論法をすぐに納得せ
これが彼らには理解できないらしい。具体的な行
よと言われても難しい。ラ・ボエシも、実はそん
動を起こさないかぎり、現状は肯定されたとみな
なに簡単に考えているわけではない。そのポイン
される。
トを彼は圧政者の「取り巻き連中」の存在に見い
わたし自身、このフランス人の反応に明確な回
だしている。
答ができず、すっきりしない、いやな感覚を抱い
つまり、圧政者から利益を引き出している者の
たままで帰国した。その時期にちょうど『自発的
存在である。彼らは、みずからの下に自分の「取
隷従論』を読んだ。夭折したフランス人法官がこ
り巻き」をつくることで彼らに一定の利益を与え、
れを書いたのは、16世紀半ばである。まとまった
みずからへの忠誠を取り付ける。そして、そのま
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た下にはさらなる「取り巻き」がいて、というよ
ると、現在の日本におけるさまざまな諸施策が思
うにピラミッド構造がつくられているのである。
い浮かんでくる。この5つの方法に対応させてみ
こうして、ただ一人の圧政者が存在し続けるので
ると、現状がよりよく見えてくるかもしれない。
ある。「連中は、たいていの場合、圧政者の庇護
これについてはここで具体例を出すよりも、読者
のもと、他人のもちもので肥え太ったあと、つい
それぞれの発想に任せたい。
には、自分自身のもちものによって圧政者を肥え
最後に、本書での議論のもうひとつの柱を紹介
太らせたのである。」(72~73頁)つまり、「自
しておきたい。それは、人々の不満がどこに向け
ら進んで隷従することで圧政から利益を得る者た
られるかという点である。張本人であるピラミッ
ちの末広がりに拡大する連鎖」(231頁)が存在
ドの頂点にいる圧政者に対してではなく、身近な、
しているのである。
直接的にすぐ上にいる「小圧政者」に向けられる
この圧政者の「お気に入りたち」は、まさに気
に入られるために「自分の意志を捨て、自分をい
との指摘である。民衆同士が闘うことで、「本当
の」支配者は身を隠すことができるのである。
じめ、自分を殺さねばならない」(70頁)のであ
る。ラ・ボエシは「はたしてこれが、幸せに生き
いま、これまでにない政治的危機のなか、本書
は、読まれなければならないものだと思う。
ることだろうか。これを生きていると呼べるだろ
うか。」(71頁)と指摘する。
池田 賢市
ラ・ボエシの分析は、さらに具体的に続く。ど
中央大学 文学部教授
のようにして人々を自発的隷従に向かわせるのか、
国民教育文化総合研究所所長
その「やり口」についてである。
一般財団法人日本教育会館附設教育図書館長
そのひとつが「遊戯」という方法である。芝居
2014年4月から、図書館長就任
や賭博、見世物などの「楽しみ」を提供されるこ
とで、人々は、「支配-服従」状態を忘れてしま
う。同様に、「饗応」が挙げられる。圧政者が気
前よく食事や酒、小銭を与えるだけで、人々は圧
政者を支持する。これに対するラ・ボエシの指摘
は、現代のわれわれの心理を見事に言い当ててい
るのではないか。
「なんとも情けないことではないか。愚かな
者たちは、もとの所有物の一部を取りもど
したにすぎないことに気がつかなかったば
教育図書館について
かりか、その取りもどしたものですら、以
前に自分から奪ったのでなければ、圧政者
教育図書館は1966年10月1日、(財)日本教育会
は与えることなどできないのだと思いいた
館の附設図書館として設立されました。教育関係
りもしなかった。」(54頁)
図書を中心に、日本教職員組合結成以来の刊行物、
第3の「やり口」は「称号」を与え、権威・権
全国教研集会報告書などのほか、国民教育文化総
力を与えること。第4は圧政者の「自己演出」、
合研究所(略称教育総研、前身は国民教育研究
そして、最後に「宗教心の利用」である。
所)の研究成果、教育学一般、教育実践記録など
さて、このような「圧政者の詐術」を読んでい
を重点的に収集、閲覧に供しています。
-5-
最近の受入図書
【社会・教育・軍事関係】
『十代のきみたちへ』日野原重明著 冨山房イン
(2014年3月~2014年6月受入)
ターナショナル 2014.5
【日本教職員組合刊行物】
『自発的隷従論』エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ
『憲法・平和・教育を守る母と女性教職員の会全
著 西谷修監修 山上浩嗣訳 筑摩書房 2013.1
国集会報告集2013』― 子どもたちに平和な未来
『差別と教育と私』上原善広著
を ― 母女60年のあゆみ 日本教職員組合編 ア
2014.3
ドバンテージサーバー 2014.4
『路地の教室』上原善広著 筑摩書房 2014.1
『日本の教育第62集』日本教職員組合編
アド
文藝春秋
『焼跡からのデモクラシー 上・下』吉見義明著
バンテージサーバー 2013.12
岩波書店 2014.3
『憲法・平和・教育を守る2012母と女性教職員
『戦後日本における地域教育計画論の研究』越川
の会全国集会
討議資料』日本教職員組合編・
求著 すずさわ書店 2014.2
『反転授業』ジョナサン・バーグマン、アーロン・
発行 2014.1
サムズ著 オデッセイコミュニケーションズ 2014.5
『私が伝えたい日本現代史1960-2014』田原総一
【教育総研刊行物】
『季刊フォーラム教育と文化75
2014 Spring
朗著 ポプラ社 2014.3
特集:外国語教育のいま』国民教育文化総合研究
『日本コミュニティ政策の検証』山崎仁朗著 東
所編・発行 2014.4
信堂 2014.1
『教育行財政研究委員会報告書』国民教育文化総
『日本人のための「集団的自衛権」入門』石破
合研究所編・発行 2010.1
茂著 新潮社 2014.2
『ESDシンポ報告書』国民教育文化総合研究所
『多元的共生社会の構想』菅沼隆著
編・発行 2012.6
2014.2
『 ポス ト成長 社会 と教育 のあ りよう (最 終報
『はじき出された子どもたち』土屋敦著 勁草書
告)』国民教育文化総合研究所編・発行
房 2014.1
2013.12
『「格差社会」のなかの労働運動』日本労働社会
現代書館
学会編集委員会編・発行 2013.12
【教組史・教組刊行物】
『憲法と教育法の研究』永井憲一著
『前進する神奈川の教育 第63集』神奈川県教職
2014.2
員組合編・発行 2014.3
『少国民戦争文化史』山中恒著
勁草書房
勁草書房
2013.10
【平和資料】
『12歳からのスマホのマナー入門』藤川大祐著
『それでも日本人は原発を選んだ』朝日新聞取材
大空出版 2014.3
班編 朝日新聞出版 2014.2
『ネット依存から子どもを救え』遠藤美季著 光
『カリ-ナのりんご』今関あきよし著 子どもの
文社 2014.3
未来社 2012.2
『図表で見る世界の主要統計』経済協力開発機構
『いのちの花』新潟退職女性教職員の会 2006.6
(OECD)編著 明石書店 2014.5
『被曝の牧場』三留理男著 具象舎 2014.3
『竹島問題100問100答』第3期竹島問題研究会
ワック 2014.4
-6-
『ファインダー越しの3・11』安田菜津記、佐藤
『JR上野駅公園口』柳美里著
慧、渋谷敦志著 原書房 2011.12
2014.3
『ルポ賃金差別』竹信三恵子著 筑摩書房
『虚ろな十字架』東野圭吾著 光文社 2014.5
2012.4
『砕かれた鍵』逢坂剛著 集英社文庫 2014.4
『家事労働ハラスメント』竹信三恵子著 岩波書
『幻の翼』逢坂剛著 集英社文庫 2014.4
店 2013.1
『百舌の叫ぶ夜』逢坂剛著 集英社文庫 2014.4
『原発災害下の福島朝鮮学校の記録』具永泰、大
『パリわずらい江戸わずらい』浅田次郎著 小学
森直樹編 遠藤正承訳 明石書店 2011.8
館 2014.3
『大震災でわかった学校の大問題』大森直樹著
『ほんもの』白洲正子著 新潮社 2014.2
小学館 2011.8
『悶絶スパイラル』三浦しをん著
『市場化する学校』嶺井正也・中村文夫編著 八
2012.9
月書館 2014.4
『ランチのアッコちゃん』柚木麻子著
『公務員労働基本権の再構築』渡辺賢著 北海道
2013.4
大学出版会 2006.2
『男は邪魔!』高橋秀実著 光文社 2013.4
『私立大学新入生の家計負担調査 2007年度』東
『裏歌舞伎町まりあ横丁』山谷哲夫著 現代書館
京地区私立大学教職員組合連合編・発行 2008.3
2013.11
『おはようからおやすみまでの科学』佐倉統、古
『大人の流儀・4 許す力』伊集院静著 講談社
田ゆかり著 筑摩書房 2014.5
2014.3
『けっこう面白い授業をつくるための本』松森
『忘れえぬ声を聴く』黒岩比佐子著
俊尚著 現代書館 2014.1
2014.4
『コミュニティワークの教育的実践』小出裕章著
『縞模様のパジャマの少年』ジョン・ボイン作
集英社 2014.2
岩波書店 2008.9
『日本の統計2014年版』総務省統計局編 日本統
『夜は終わらない』星野智幸著 講談社 2014.5
計協会 2014.3
『 100 年 後 の 人 々 へ 』 小 出 裕 章 著
『15歳からの労働組合入門』東海林智著 毎日新
2014.2
聞社 2013.11
『島はぼくらと』辻村深月著 講談社
『謝るなら、いつでもおいで』川名壮志著 集英
河出書房新社
新潮社
双葉社
幻戯書房
集英社
2013.6
編集後記
社 2014.5
4月から、横川敏晃、川内美恵子が図書館勤務
になりました。よろしくお願いいたします。
【小説・エッセイほか】
集団的自衛権の問題と『教え子を戦場に送る
『小説 外務省』孫崎享著 現代書館 2014.5
な』という歴史的スロ-ガンについての一考。こ
『 女の いない 男た ち』村 上春 樹著
れからの時代と今を深く考えさせられます。
文芸 春秋
2014.4
また、『自発的隷従論』は、現代にも広く考え
『豆の上で眠る』湊かなえ著 新潮社 2014.3
させられるテ-マであり、多くの方に読んでいた
『ルーズヴェルト・ゲーム』池井戸潤著 講談社
だきたいと思います。
文庫 2014.3
『白蓮れんれん』林真理子著
2014.5
お忙しい中、ご寄稿いただいた草野監事、池田
集英社文庫
図書館長、ありがとうございました。多くの方々
のご利用をお待ちしております。(川内)
-7-
教育図書館案内
* 開 館 時 間:10:00 ~
特 別 コ - ナ -
平和資料コーナー:
16:30
反核(原発関連を含む)・平和運動、平和教
* 休 館 日:土曜・日曜日、国民の祝日、
夏期及び年末年始の休館日、臨時休館日
育教材、平和教育実践記録、戦争体験記など
* 蔵書の貸出
日教組刊行物コーナー:
貸出冊数:5冊/貸出期間:3週間
日教組教育新聞・雑誌(「教育評論」「月刊
館外貸出には、利用者登録が必要です。
JTU」など)、教育政策、教育課程、教科
(ご自宅住所が確認できる身分証明書をお持ち
下さい。受付で貸出カードを発行します。)
書問題、各部の図書・資料など
教育総研刊行物コーナー:
* 返却方法
年報、理論講座、ブックレット、季刊「教育
開館中
と文化」、各研究委員会報告書、海外教育視
察団報告書など
カウンター受付へ直接ご返却下さい。
このほか旧国民教育研究所
時代のあらゆる刊行物も含む
閉館時
日教組教研全国集会報告書・県教研のまとめ
「ブック・ポスト」をご利用下さい。
都道府県・高教組史誌、同機関誌
設置場所:5F図書館入口前
* レファレンス・サービス:当館所蔵の図書・
文部科学省統計調査報告書・刊行物:
雑誌、その他教育に関するお問い合わせに対
学校基本調査、国際比較、教育費、学習指導
応しています(電話、FAX、メールによる
要領、指導書など
海老原治善文庫:元東京学芸大学教授、教育
質問にも対応)。
総研初代所長海老原治善氏からの寄贈書
* コピーサービス:可
(白黒1枚10円/カラー30円)
鈴木喜代春文庫:児童文学者、元教育相談室
相談員鈴木喜代春氏の著作本、寄贈書
蔵 書 の 特 徴
交 通 案 内
教育関係図書を中心に和書、和雑誌・新聞・
洋書、洋雑誌などを収蔵しています。
神保町駅
2014年4月現在約64,500冊になります。
A1出口より徒歩3分
教育図書館のホームページの蔵書検索の画面
(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線)
から検索できます。
九段下駅
(https://ilisod001.apsel.jp/kyoikutoshokan.lib/wopc/
6番出口より徒歩7分
(東京メトロ東西線)
pc/pages/TopPage.jsp)
千代田区立図書館のホームページ「大学・専
竹橋駅
門図書館横断検索」からも教育図書館の蔵書
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が検索できます。
(東京メトロ東西線)
水道橋駅
西口より徒歩12分
(JR総武線)
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