プログラム - 関西シティフィルハーモニー交響楽団

Kansai City Philharmonic Orchestra
関西シティフィルハーモニー交響楽団 第 50 回記念定期演奏会
The 50th Anniversary
Subscription Concert
2011年3月13日
[日]14:30 ザ・シンフォニーホール
主催─関西シティフィルハーモニー交響楽団
協賛─株式会社 ASK PLANNING CENTER
K a n s a i C i t y P h i l h a r m o n i c Or c h e s t r a
関西シティフィルハーモニー交響楽団
(社)
日本アマチュアオーケストラ連盟加盟団体
大阪文化団体連合会会員団体
2010年1月31日、
ザ・シンフォニーホール、第49回定期演奏会
1974年に、各大学オーケストラの卒業生を主たるメンバーとして、
飛躍を遂げた」
との評価を内外から得ております。 加えて、 2006
関西OB交響楽団の名称で結成。 1994年、創団20周年を機に現
年の第41回定期演奏会より、ギオルギ・バブアゼ氏を常任指揮者
在の団名に改称。
“アマチュア精神に基づく、グレードの高い社会人
として迎えたことにより、氏の卓越したバイオリン奏者(関西フィル
オーケストラ”
をモットーに、年2回の定期演奏会をはじめ、ファミ
ハーモニー管弦楽団コンサートマスター)
としての薫陶を得て、弦
リーコンサート等を、意欲的に開催しています。 近年は指導体制の
楽器の響きが格段に美しくなったと自負しております。 また、組織と
充実に力点を置き、有能なプロの先生方を指揮者や指導スタッフに
しても
「若い力」
を積極的に運営面に活かし、
“常に成長するオーケ
招請して研鑽を積んで参りました。 中でも、 1998年より4年間、
ストラ”
を目指して努力を重ねております。 毎週土曜日の夜、指揮
ズラタン・スルジッチ氏(現ドブロブニク交響楽団常任指揮者)
を常
者やトレーナーの先生方の指導のもと、真剣な練習を行っており、
任指揮者に招聘し、その指導を仰いだことにより
「音楽的に大きな
現在団員数は、約100名を有します。
http://kcpo.jp
関西シティフィルハーモニー交響楽団
ホームページ
ごあいさつ
阿保 幸雄
Sachio
Abo
本日は、私共の第50回記念定期演奏会に
今回は前回に引き続きPaget氏に、<アル
ようこそお越し下さいました。
プス交響曲>という我々アマチュアにとっては
最高のアマオケを作ろうと故桂豊氏らと共
目から火の出るような技巧を連続して要求さ
に私たちがこの団を創設して以来、既に40年
れる難 曲を
( 但し演 奏していて 非 常に楽し
近くが経ちました。 途中何度も壊滅の危機に
い )、そして 次 回 は 我 ら が 常 任 指 揮 者 の
瀕しながらも、若い団員の諸君(現在は既に
Babadze氏に後期ロマン派の最高傑作に挙
中年!)
とそして何よりも聴衆の皆様方のおか
げられる事の多い名曲<ブルックナー第8交
げで、現在のような誇れるオーケストラに育っ
響曲>の指揮をお願いしました。 我々の一つ
てくれ た 事には 感 ひとしおなもの が 有りま
の節目として精一杯の演奏をし、今後の益々
す。 今回と次回の2回の演奏会を50回記念
の発展の基盤となるような二つの演奏会にし
定期演奏会シリーズとして、通常3~4ヶ月間
たいと心より願っています。
の練習期間をそれぞれ6ヶ月に延長して大曲
末筆となりましたが、ご来聴の皆様方には
今後とも当団に対し、温かいご理解とご支援
に挑みます。
を賜りますようお願い申し上げます。
関西シティフィルハーモニー交響楽団 団長
2
The 50th Anniverasary Subscriptinon Concert
指揮─ヤニック・パジェ
管弦楽─関西シティフィルハーモニー交 響 楽 団
••••••••••••••••••••••••••••••••
ハイドン
交響曲第104番
「ロンドン」
ニ長調
Hob.I:104
••••••••••••••••••••••••••••••••
1.Adagio−Allegro
2.Andante
3.Menuetto : Allegro
4.Finale : Spiritoso
••••••••••••••••••••••••••••••••
R.シュトラウス
アルプス交響曲
作品64
••••••••••••••••••••••••••••••••
1. 夜
12. 危険な瞬間
2. 日の出
13. 頂上にて
3. 登り道
14. ヴィジョン
4. 森へ
15. 霧が立ちのぼる
5. 小川に沿っての歩み
16. 太陽が次第に陰っていく
6. 滝にて
17. エレジー(哀歌)
7. まぼろし
18. 嵐の前の静けさ
8. 花咲く草原にて
19. 雷と嵐、
下山
9. 牧場にて
20. 日没
10. 藪と茂みを抜け、
道に迷って
21. エピローグ
11. 氷河にて
22. 夜
3
Program notes
ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」
今ヨーゼフ・ハイドンが1795年にロンドンで作 曲した、交 響 曲 第
じます。 中間部では、前半の主題が突然短調の木管で入り、この後
非常に激しく、かつドラマティックな展開を見せます。 この展開はひと
しきり経ったところで突然休止され、なつかしむように長調で主題が繰
り返されるのも束の間、また短調に突如突き落とされ、更に様々な調に
転 調します。 主 題の 旋 律の 要 素 が、弦から木 管 へと引き継 が れた
後、最初の部分が復帰し、ハイドンの真骨頂である変奏曲が始まりま
す。 再現部は、最初は提示部の前半がほとんどそのまま現れますが、
リズムは大きく変更された形での変奏が行われ、付点や3連符のリズ
ムを交えながら自由に変奏されます。 最後は提示部の最後の動機を
名残惜しそうに何度も繰り返しながら、ホルンのエコーで楽章を閉じま
す。
回、第50回記念定期演奏会の前半にお届けする曲は、フランツ・
104番ニ長調 です。 本作はハイドンが作曲した最後の交響曲であ
り、そのハイドンの最高傑作と言われ、
『ロンドン』
の愛称で人々から親
しまれています。
作曲家にとって、最後の交響曲というのは人生における集大成であ
り、やはり特別な意味を持つものと言えます。 モーツァルトは
「ジュピ
ター」
で絢爛豪華な音の建造物を建築し、ベートーベンは
「第九」
で詩
と音楽の融合による総合音楽を作り上げ、ロマン派音楽の扉を開けま
した。 交響曲の父ハイドンは
「ロンドン」
において、楽曲構造や楽想の
転換手法を極め、交響曲における形式の礎を完成させました。 この曲
における職人技とも言える熟練の作曲技術や形式美は比類がないと
言えます。
一方、演奏する立場としてはその形式美に襟を正しつつも、音程や
リズム感等の基礎力が特に要求される点、各楽器が密接に絡んでいる
ことによるアンサンブル能力が試される曲でもあり、演奏者としては
チャレンジングな選曲となっています。 またその中で、マエストロが要
求する果敢なテンポ設定や、古楽奏法等への積極的な取り込みにも
チャレンジしていますので、注目してみて下さい。
第3楽章 Menuetto:Allegro ニ長調、 3/4拍子。 メヌエットとトリ
オの複合三部形式。
典型的な複合三部形式のメヌエットとトリオですが、全体的にハイド
ンのユーモアが溢れる楽章となっています。 メヌエットの主題は溌剌と
していて、男性的で力強いです。 1拍目の強拍に加え、 3拍目という
弱拍にも力点が置かれており、 1拍目を分からなくさせるトリッキーな
仕掛けが仕掛けられ、展開していきます。 また、時折ある金管のトリル
も面白い演奏効果を生み出しています。 一しきり展開した後、終わり
近くで3拍目の弦の音で急に全休止になり、何事もなかったかのように
また始まるあたりは茶目っ気たっぷりです。
トリオは変ロ長調で、そよ風のような弦とオーボエによる主題で始ま
ります。 打って変わってトリオは女性的で可愛らしく、優美な旋律で始
まります。トリオの中間部ではト短調に転調し、木管が主題を反芻しな
がら、動きのあるフレーズが展開されます。トリオの最後に風はいつの
まにか溜息となり、哀愁を漂わせながら締めくくられ、メヌエットに復帰
します。
第1楽章 Adagio−Allegro ニ短調、 4/4拍子、ニ長調、 2/2拍
子。 序奏付きのソナタ形式。
全楽器の総奏による、壮大なニ短調の序奏で曲の幕が開けます。
冒頭はモーツァルトのレクイエムを思わせるような冷たい空気の中、不
安な足取りで一歩ずつ進んでいきます。 序奏は長く続かず突然終止
し、打って変わって明るい鼻歌交りのニ長調の第一主題が弦楽器より
提示され、提示部が始まります。 シンコペーションの伴奏に乗ったこの
主題はシンプルですが、奥深しい魅力を放ちます。 複雑な転調はせず
に、まっすぐイ長 調に転 調して第 一 主 題を再び木 管 楽 器で提 示しま
す。 第二主題はイ長調で木管楽器と弦楽器にて提示されます。 提示
部は小結尾で閉じた後、再び不安の影にさらされる展開部は主に第一
主題の動機が積み上げられていきながら、最高音のG音に至るまで息
もつかせぬ怒涛の展開になっています。 再現部では管楽器のソロを交
えながら、第一主題がニ長調で再現します。 定型通り進行した後、最
後はニ長調のコーダで、力強い上向音型とファンファーレにて華々しく
楽章を閉じます。
第4楽章 Finale:Spiritoso ニ長調、 2/2拍子。 ソナタ形式。
10小節以上続く、ホルンの持続低音に乗って、霧の中から活発な
第一主題が遠くから聞こえてきます。 この主題は、クロアチア民謡に
基づいており、素朴で力強いものです。 フォルテになってからは、その
第一主題に賛同するかの如く手拍子のような伴奏に乗って、第一主題
を中 心に力 強く展 開していく。 ここからは上 向 音 型も織り交ぜなが
ら、徐々に調子づいていき、お祭りムードとなります。 この中でも常に
終結主題がフーガで展開された後、小気味のいいリズムを刻みながら
提示部が終わります
展開部は大規模なものとなっており、多彩な展開を見せる。 祈りの
ような美しい終 結 主 題の後は、再 現 部に戻ります。 定 型 通り展 開さ
れ、最後は全ての主題が混然一体となって重なりながら大団円とな
り、力強く曲を閉じます。 (ヴァイオリン 宮宇地 秀和)
第2楽章 Andante ト長調、 2/4拍子。 単一主題による変奏風の
三部形式。
ト長 調の、弦による非 常に軽やかで、かつ繊 細な主 題で始まりま
す。 宮殿で王と王女が淑やかに踊っているのをイメージして頂けるで
しょうか。 この後、イ短調とニ短調を経由した後、弦楽器とバスーンで
主題が繰り返され、その後弦による深みのある終結主題で一旦幕を閉
R.シュトラウス アルプス交響曲
ハ 変化した。 それまでも形式に捉われない作品は多くあったが、こ
ぞらえた交響詩
「英雄の生涯」
、史上最高傑作といわれるオペラ
「薔薇
の騎士」
など主に交響詩、オペラで優れた作品を残し、その色彩感溢
れる卓越した作曲技術は自ら
「音楽で表現できないものはない」
と豪語
したほどである。
確かに彼の作品は巧みなオーケストレーションで様々なものを見事
に描写し表現しているが、彼の音楽の魅力はそれだけでなく
「R.シュト
ラウス節」
といわれるロマンティックなメロディーにあることも忘れては
ならない。 薔薇の騎士の有名な三重唱などはその一例であろう。
R.シュトラウスは父の影響もあり当初は古典的な作品を作曲してい
たが、マイニンゲン宮廷管弦楽団の指揮者時代に同団のコンサートマ
スターだったアレクサンダー・リッター(ワーグナーの姪の夫)
と出会い、
当時としては前衛的だったワーグナー、リストの影響を大きく受けること
になる。 そして
「ドン・ファン」
をはじめ多くの交響詩を送り出し作曲家と
しての名声を確立する。 その後彼にとって3作目となるオペラ
「サロメ」
の成功を期に晩年はオペラ作曲家として多くの作品を手がけていくよ
うになり、特に劇作家ホーフマンスタールとのコンビでは
「薔薇の騎士」
イドンによって確立された交響曲は100年余りの時を経て大きく
の時代の作曲家の中でもR.シュトラウスの
「家庭交響曲」及び本日演
奏する
「アルプス交響曲」
はやはり特異であるといえるのではないだろ
うか。 それは同世代のマーラー、ニールセン、シベリウス、グラズノフ
等の交響曲と比較するとより分かりやすいかもしれない。 とはいえこ
の曲はアルプス登山を描写した表題音楽で
「ドン・ファン」
から始まる彼
の交響詩作品の延長とも言える。 あるいは最後の大規模管弦楽作品
であることから集大成と言ってもよいだろう。 いずれにしても交響曲は
形式よりも内容、もっと言えば作曲家の思いによってその名を与えられ
るようになった。 つまり作曲家が交響曲だと言えばそれは交響曲なの
だ。
R.シュトラウスは1864年バイエルン王国ミュンヘンで宮廷歌劇場の
首席ホルン奏者であるフランツ・シュトラウスの子として生まれた、
ドイ
ツの後 期ロマン派を代 表する作 曲 家である。 映 画
「2001年 宇 宙の
旅」
に使われた交響詩
「ツァラトゥストラはかく語りき」
や自らを英雄にな
4
12. 危険な瞬間
ファゴット、ホルンの岩壁のテーマが不安定に現れる。 足を滑らせた
り踏み外さないようにそっと進んでいく。
13. 頂上にて
トロンボーンによる開放的な頂上のテーマだが、盛り上がるのは一
瞬ですぐオーボエの静かなメロディーで頂上に立つ喜びをかみ締めて
いるようだ。 そして幻の場面で出てきたアルプスのテーマがホルンに
よりはっきりと現れ、更に山のテーマと太陽のテーマが一体となり最大
の盛り上がりをみせる。
14. ヴィジョン
頂上のテーマ、アルプスのテーマ、太陽のテーマが追うように現れ
360°
のパノラマを楽しんでいるようだ。 アルプスの圧倒的な迫力と荘
厳さを感じる。
15. 霧が立ちのぼる
ファゴットから始まる3連符の旋律が不安を掻き立てる。
16. 太陽が次第に陰っていく
霧の場面に加え太陽のテーマが短調となって重なり、陰っていく様
子を表現している。
17. エレジー(哀歌)
弦楽器の物悲しい旋律。 もちろん、霧も太陽の陰りも続いている。
18. 嵐の前の静けさ
木管楽器で哀歌が繰り返されるが徐々に短くなり、逆に雨音が次第
に激しくなって雷の音も近づいてくる。 ウィンドマシンもいよいよ登場
する。
19. 雷と嵐、下山
オルガン、打楽器による雷と嵐の中、登山のテーマ、岩壁のテーマ
を逆に使い下降形としてどんどん下山していく。 登りで見た風景も現
れるがゆっくり見ている余裕はないのだ。 そして大きな落雷が襲いか
かるが何とか無事下山する。
20. 日没
太陽のテーマが黄昏のように表れ、その後転回され日没を表現して
いる。
21. エピローグ
オルガンによる太陽のテーマが回想され、アルプスのテーマ、登山
のテーマも再び現れる。 今日の登山を振り返っているようだ。 それぞ
れのテーマがゆったりと演奏され
「R.シュトラウス節」
を堪能できる。
22. 夜
冒頭の夜のテーマが再び現れ、山のテーマと共に静かに曲が終わる。
等名作を残している。 こうした作風の変化は2曲のホルン協奏曲を比
べてみると面白いだろう。 それぞれ19歳と78歳での作品だが今日演
奏される彼のほぼ 全ての 作 品 がその 間に作 曲されている。 そして
1949年に彼の愛したガルミッシュの山荘で85年の生涯を終えた。
R.シュトラウスは 指 揮 者としても有 名 で、ベルリン、ミュンヘン、
ウィーンと当時も現在でも最高峰の歌劇場の監督を務めている。 この
経験はもちろん作曲にも大きな影響を与え、そういう意味ではマーラー
との共通点も多い。
「アルプス交響曲」
はR.シュトラウスが少年のころドイツ・アルプスの
ツークシュピッツェ登山の経験を元に、アルプスの麓のガルミッシュ =
パルテンキルヒェンの山荘で1911年から15年にかけて作曲された。
曲は22の場 面
(スコア上は21)
に分けられ 切 れ目なく演 奏される。
ワーグナーの楽劇に見られるライトモチーフ
(各人、物、事などを示す
短いテーマ)
を組み合わせ、それを展開していく作曲技法により各場面
の様子が分かり易く表現され、全体としても飽きのこない見事な構成
となっている。 以下各場面の紹介だがこれには私の個人的解釈も含
まれていることを御了承頂きたい。
1. 夜
弦楽器とファゴットによる下降形の夜のテーマのあと低音金管楽器
の山のテーマが静かに演奏され次第に日が昇っていく。 弦楽器はなん
と20部に分かれ徐々に重なって不協和音となり神秘的な雰囲気を醸し
出している。
2. 日の出
トランペットによる輝かしい太陽のテーマ、その後ホルンに引き継が
れる。 その裏で奏でられる3連符を含む対旋律は後に牧場の場面で
牧歌として出てくるが、生命の息吹を表現しているように感じる。
3. 登り道
低弦による登山のテーマから始まり展開していく。 そしてウルトラセ
ブン・・・いや岩壁のテーマが現れ、山の向こう
(舞台袖)
から狩のファン
ファーレが聴こえてくる。
4. 森へ
ホルン、
トロンボーンによる重厚な森のテーマ、弦楽器の細かい音符
が森のざわめきを表し鳥の鳴き声も聴こえる。
5. 小川に沿っての歩み
(スコアには表記なし)
弦楽器と木管楽器の小川の流れにゆったりとした登山のテーマが重
なり更に登っていく。
6. 滝にて
弦楽器と木管楽器による下降音型の細かい動きはまさに滝のよう
だ。
7. まぼろし
滝のなかにオーボエの旋律で幻が見えてくる。 岩壁のテーマが重
なりその後ホルンとヴィオラによるテーマが少し顔を見せる。 これがア
ルプス交響曲のメインテーマだがここではまだ幻なのだ。
8. 花咲く草原にて
水滴のような木管楽器のスタッカートに再び登山のテーマが現れ、
快活になっていく。 弦楽器の旋律が気分をワクワクさせてくれる。
9. 牧場にて
カウベルと牛の鳴き声が聴こえてくる。 そこにホルンによる牧歌、ま
るでアルプスの少女ハイジの世界だ。 そして登山のテーマが展開し
て現れるがここでは登山というより山道を散策しているように感じる。
10. 藪と茂みを抜け、道に迷って
展開された登山のテーマと岩壁のテーマが複雑に絡み合い迷いを
表現している。 3連符の動きが焦りをイメージさせる。
11. 氷河にて
壮大な山のテーマと登山のテーマに続きトランペットによる超難所、
トランペット奏者にとって本当に危険なのはここらしい。
R.シュトラウスの管弦楽作品はどれもアマチュア音楽家にとって技術
的にハードルが高い。 とりわけこの
「アルプス交響曲」は編成の大き
さ、特殊楽器の多さもあり演奏機会は少ない。 例えば弦楽器は34人
のバイオリンが指定されているし、管楽器は4管編成の上、木管楽器
はピッコロ、コールアングレ、 E♭クラ、バスクラ、コントラファゴットに
加えヘッケルホーン
(本日はコールアングレで代用)
、金管は8人のホル
ンに4本のワーグナーテューバ
(持替)
、 2本のバステューバ、そして
打楽器には2組のティンパニ、ウィンドマシン、サンダーシート他、更に
ハープ、チェレスタ、オルガン、加えてホルン12名
(本日は8名)
を含む
16名のバンダが必要となる。 楽器とメンバーを揃えるだけで大変な
のに、更に多くのパートに難しいパッセージと限界に近い音域が要求さ
れるのだ。
50回という節目の記念演奏会に相応しい大曲ではありますが、果た
して無事頂上に着き、嵐の中を下山できるのでしょうか・・・皆様も御一
緒にオーケストラが表現するひと時のアルプス登山をお楽しみ頂けれ
ば幸いです。
(ホルン 山部 義幸)
第51回定期演奏会
第52回定期演奏会
•••••••••••••••
••••••••••
2011
9.18 日
14:30開演 ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
◉ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
◉ブルックナー:交響曲第8番
2012
2.12 日
14:30開演
ザ・シンフォニーホール
演奏会の詳細につきましては、予告なく変更することがございま
すので、予めご了承ください。
5
Conductor
1974年フランス生まれ。 指揮者、作曲家、
パーカッション奏者。 ロンドン・英国王立音
楽院、パリ国立高等音楽院で指揮法と音
楽理論を学ぶ。 パリ・ラムルー管弦楽団の
ヤニック・パジェ 副指揮者として佐渡裕氏のアシスタントを3
年間務めたのち、 2004年に兵庫芸術文
化センター管弦楽団の副指揮者として佐渡
氏から招かれる。 世界中から集められた
新進気鋭の奏者たちと共に大規模な管弦
楽曲、オペラから室内楽まで幅広く活動し、
東京、札幌、西宮、神戸、九州など日本各
地で演奏。 2008年、大阪教育大学オー
ケストラ音楽監督に就任。 ヨーロッパでは
ラムルー管弦楽団、ミュンヘン放送管弦楽
団、スイス・ロマンド管弦楽団、ピカルディ管
弦楽団、フランス・ユースオーケストラなど
を指揮している。 作曲家としてラムルー管
弦楽団や兵庫芸術文化センター管弦楽団
から作品を委嘱されるなど、演奏会や舞台、
映画のための音楽を数多く作曲している。
阿保
(団長)
:先
阿保 :ありがとう
日、パ ジェさん
ございます
(笑)
の故郷であるフ
柏岡
(副団長)
:
ランスのアヴィ
振っていただくの
ニョンに行って
は今回で2回目で
オペラを見てき
すが、昨年初めて
ました。 それほ
ど大きくないものの、美しくて伝統を感
じる素晴らしいオペラハウスで感激し
来られた時はどう
思われましたか?
パジェ: 初めての時はどんな演奏会にな
特別
企画
座談会
•••••••••
• Yannick
•
Paget
•••••••••
ました。 アヴィニョンも古い街ですが、
るのか、全然分かりませんでした。 も
織田
(インスペクター)
: 普段からいろん
非常に良い香りのする素晴らしい所で、
ちろん素晴らしい演奏会に出来るだろ
なテンポで練習されるのはそういう意
パジェさんが高校時代を過ごされた音
うと確信してはいましたが、正直なとこ
楽学校も見てきました。
ろ不安はありましたね。 今は前回の経
パジェ:教皇庁の向いにあるアヴィニョン・
コンセルヴァトワールですね。
味なんですね?
パジェ:すべての面で決め込んでしまい
験があるのでリラックスしています。 皆
たく無いんですね。 演奏会というゴー
さんはプロではありませんが、お互い
ルに向かうにもいろんな道があります
が良い関係で一緒に良いものを作ろう
し、本番の準備をするにも画家のよう
晴らしい環境で音楽教育を受けていら
と努力しようという方向性も感じます。
にはいきません。 私は絵画も好きです
したのかと、大変うらやましく思いまし
一番大事なことは、みんながベストを尽
が、画家の場合は準備し、描いて、出
た。 日本に来られて今の環境はいか
くそうとしていることで、演奏会ではそ
来上がったらそれを掲げれば仕事は完
がですか?
れが聴衆の皆様に伝わるんだと思いま
成します。 我々は周到な準備をした上
す。
でもう一度、演奏会で絵を描き直さな
阿保 :はい。 子供のころからあんなに素
パジェ:日本は大好きですよ。 こちらに
すごく慣れてしまったので、フランスに
阿保 : 何ヶ月も練習することで有意義な
いといけません。 そこが音楽家と画家
帰った時に元通りに馴染めるのかと心
のは、みんながその曲を好きになるまで
の大きな違いで、時間的な制約もある
配になるくらいです。
じっくり練習できることだと僕は思いま
中、聴衆の目の前で音楽を作り上げる。
す。 それが一番意義のあることじゃな
これが音楽の素晴らしい所だと思いま
阿保:どんな違いを感じますか?
パジェ:フランスだと街角や地下鉄など
で出会う人たちはアグレッシブで大変
す。
いかと。
パジェ:その通りですね。 ただ、長く練
廣橋
(チーフパートリーダー)
: 指揮者に
なのですが、日本だとどこに行っても安
習して音楽をより良く知ることはもちろ
なったきっかけと日本に来られた経緯
全で快適だし、人当たりが丁寧ですよ
ん大切なんですが、新鮮さを保つこと
を教えて下さい。
パジェ: はじめは打楽器奏者としてオー
ね。 皆さん優しく親切にしてくれます。
が逆に難しくなるかもしれません。 即
フランスだとプロのオーケストラでもリ
興性や自発性を演奏会で保つことは難
ケストラで演奏していたんですが、楽器
ハーサル中に団員が平気で私語をし
しいことでもあり大切なことです。 最
としてのオーケストラに恋をしてしまっ
たりしてうるさいんですよ
(笑)関西シ
後は指揮なんて要らないという状態に
たという感じです。トランペットもチェ
ティフィルの皆さんは練習に集中され
なるかもしれませんが、それは重要で
ロも他の楽器もすべてが好きになって
ているし、頑張って取り組まれているの
はありません。 長い期間練習すること
で雰囲気がすごく良いですね。
はそういう側面もありますね。
6
しまったんですね。
廣橋:欲張りなんですね
(笑)
パジェ: そうですね、一つの楽器として
て、これは近々仕上がります。 その後
様々な音を出せるオーケストラそのも
は七夕の物語を題材にした交響詩を考
のを好きになったんです。 その後、楽
えています。 まだどうなるか分かりませ
器店に行ってスコアを買いました。 楽
んが、日本版
「ロメオとジュリエット」
の
器のことも作曲家のことも、音楽のす
ように思えて興味を持ったんです。
柏岡 :トレーナーの高さんも作曲家なん
べてが書かれてあって素晴らしい出会
いでした。
ですよ。
阿保 :それは何歳の頃のことだったんで
パジェ:はい、そう伺ってます。 残念なが
すか?
らまだ曲は聞いたことが無いんですが。
パジェ:14、
5歳ですね。 日本に来るこ
柏岡 : 以前うちで演奏した
「あなたに」
も
とになったのは、パリのラムルー管弦
会に演奏するときも考え方は変わりま
楽団で3年ほど佐渡裕さんのアシスタ
す。 私は毎年同じオーケストラで第九
一度聞いてみて下さい。
パジェ: 是 非 録 音を聞 かせてください。
ントをした後に、西宮の兵庫県立芸術
を振ってますが同じように振ることはあ
私の他の活動として、京都にあるヴィ
文化センターに佐渡さんが招かれたこ
りません。 オーケストラも変わっていき
ラ九条山
(関西日仏交流会館)
という
とがきっかけです。 彼とはいい関係で
ますし、その曲に対する私の考え方も
施設でフランス政府が運営するプログ
仕事を続けていましたから、
またご一緒
変わります。
ラムにも参加しているんです。 様々な
できることになったんです。 でもそれま
では、まさか日本に来ることになろうと
坂元
(総務)
: もし指 揮 者になっていな
分野のフランスの芸術家が数ヶ月間日
かったら何になっていたと思いますか?
本に滞在し各自のプロジェクトに取り組
は夢にも思っていませんでした。 佐渡
パジェ:もし音楽がこの世に存在してな
んでいて、そこで日本とフランスの作曲
さんに
「日本に来ないか?」
と言われた
かったら
・
・
・宇宙物理学者ですね。 宇
家の新曲を初演するアンサンブルを指
時は本当に驚きました。
宙の研究をしたかったです。 もちろん
阿保 :どうして来日することに決めたんで
すか?
パジェ:まず
「妻に相談させて下さい」
と言
いました
(笑)
でも比較的早く決めるこ
とができましたよ。
織田 :その頃は新婚ホヤホヤじゃなかっ
•••••••••
•
× KCPO •
•••••••••
たんですか?
パジェ:いえ、結婚して4年ほど経ってま
音楽が一番ですけど、理科や数学も好
きでした。
たいですか?
阿保:数学の成績も良かったんですか?
るというか。 他には考古学も好きです
柏岡:私たちの選曲はどうですか?
阿保:日本人にとってドイツ音楽やロシア
の音楽には馴染み深いんですが、
フラ
リズムは数学的だし、音楽をよく知る
ンス音楽とフランスのエスプリを我々
には古い手書きの楽譜を発掘するよう
に教えていって頂きたいです。 ずいぶ
に調べたりしなければなりません。
織田 : やはり作曲されるときは過去の作
んちがいますからね。
パジェ: 世界中のオーケストラにとっても
曲家の影響は受けますか?
パジェ: はい。 過去の作曲家が皆そう
フランス音楽は難しく感じるようですよ。
廣橋 : 最後に今回の演奏会の聴きどころ
であったように、私もすべての時代の
すべての作曲家から影響を受けます。
を。
パジェ:とにかく楽しんでください!
聴衆
シュトラウスやマーラーはワーグナーか
の皆さんには素晴らしい曲を共有しな
ら影響を受けますし、
ワーグナーはベー
がら我々と一体となって楽しい時間を
ロマン派の作曲家は過去のテーマを借
じゃないですかね。
り続けていたいですね。
よ。 それらは音楽にも活かされていて、
した。
パジェ:それはもう。 妻の方が驚いたん
ですし、何はなくとも音楽にずっと関わ
ね。 音楽の言語は数学で書かれてい
トーヴェンに、モーツァルト、バッハ…。
でしょうね。
パジェ: 指揮と作曲は今後も継続したい
パジェ:ええ、ずいぶん昔の話ですけど
したが娘が生まれて2〜3ヶ月くらいで
安彦
(チェロ、通訳)
: 奥さんも驚かれた
揮しているんですよ。
島
(広報)
: 将来はどんな活動をしていき
過ごして頂ければいいなと思います。
阿保:一緒にアルプスに登っていただきま
りてきたりしていますね。
阿保 : 今はどんな曲を作曲されています
しょう!
パジェ:やりましょう!
皆さんもリュックを
か?
背負って登山しているつもりで
パジェ:フランスのテレビ局で放送され
る短い映 画のための音 楽を作ってい
<編集=安彦 織田 島>
パジェ: 好きな曲ば かりでいいですね。
シュトラウスのような大曲は大好きです。
全部の楽器が使われていますし
(笑)
柏岡 :ちなみにどんな作曲家のどんな曲
をこれから振ってみたいですか?
パジェ: たくさんありすぎて・
・
・マーラー
は好きですね。 全部好きですが特に2
番が大好きです。
阿保 : 残念 !
それなら、第47回定期で
やってしまいました…(一同笑)
廣橋:オーケストラの特徴によってもテン
ポや曲の作り方は変える方ですか?
パジェ: はい。 例えば演劇なら2日続き
の公演でも役者は全く同じようにセリ
フを言うわけではないですよね?音楽も
そういうものだと思います。 別の音楽
家や別のオーケストラと演奏するとき
はもちろん、同じオーケストラで別の機
上段左から 坂元正三、宮宇地美希、宮宇地秀和
下段左から 安彦郁、廣橋誠司、ヤニック・パジェ氏、阿保幸雄、島美和子、織田克洋、柏岡亨
7
Histry
1975
2011
Kansai City Philharmonic Orchestra
◉第1回定期演奏会
1975年12月12日、御堂会館
指揮─桂豊、内田博重
●ワーグナー
:
「ニュルンベルクの名歌手」
前奏
:
ピアノ協奏曲
(ピアノ─金沢加
曲 ●グリーグ
:交響曲第9番
「新世
寿子)●ドヴォルジャーク
界より」
◉第2回定期演奏会
1976年11月28日、郵便貯金会館
指揮─井町昭
●ウェーバー
:
「魔弾の射手」
序曲●リスト
:
ピア
●ブラー
ノ協奏曲第1番
(ピアノ─大浜淳子)
ムス
:
交響曲第2番
◉ピアノ協奏曲の夕べ
1977年5月23日、郵便貯金会館
指揮─井町昭、内田博重、尾河原明二郎
●ベー
トーヴェン
:
ピアノ協奏曲第3番 他
◉第3回定期演奏会
1977年11月23日、国民会館
指揮─井町昭
●メンデルスゾーン
:交響曲第4番
「イタリア」
●モーツァル
ト
:
ピアノ協奏曲第20番
(ピアノ─
●シベリウス
:
「カレリア」
組曲●リス
公文宏子)
ト
:
ハンガリア・
ラプソディ第2番
◉ピアノ協奏曲のためのコンサート
1978年6月3日、郵便貯金会館
指揮─井町昭、内田博重、尾河原明二郎
●グリーグ
:
ピアノ協奏曲 他
◉第4回定期演奏会
1978年11月26日、郵便貯金会館
指揮─橋本徹雄
●リスト
●マクダウェ
:交響詩
「レ
・プレリュード」
●
ル
:
ピアノ協奏曲第2番
(ピアノ─栗田雅代)
チャイコフスキー
:
交響曲第5番
◉期待されるソリストのコンサート
1979年6月10日、郵便貯金会館
指揮─橋本徹雄
●バッハ
:
チェンバロ、
フルート、ヴァイオリンの
ための協奏曲 他
◉第5回定期演奏会
1979年12月16日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●メンデルスゾーン
:序曲
「フィンガルの洞窟」
●スクリャービン
:
ピアノ協奏曲
(ピアノ─笠井
●ブラームス
訓子)
:
交響曲第1番
◉春のポピュラーコンサート
1980年4月12日、国民会館
指揮─橋本徹雄・尾河原明二郎
●ベー
トーヴェン
:
交響曲第5番 他
◉羽ばたけ鍵盤の妖精たち
1980年7月8日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:
2台のためのピアノ協奏曲 他
◉第6回定期演奏会
1980年11月10日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
● チャイコフスキー
● メンデルス
:
「1812年 」
ゾーン
:
ヴァイオリン協奏曲
(ヴァイオリン
:
野田
●
ドヴォルジャーク
:
交響曲第8番
玲子)
◉春のポピュラーコンサート
1981年3月14日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●シューベル
ト
:
交響曲第8番
「未完成」
他
◉ピアノ協奏曲の夕べ
1981年7月18日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●チャイコフスキー
:
協奏曲第1番 他
◉第7回定期演奏会
1981年11月22日、郵便貯金会館
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●ニコライ
:
「ウィンザーの陽気な女房たち」
序
:
ピアノ協奏曲第5番
「皇帝」
曲●ベートーヴェン
● サン=サーンス
:交
(ピアノ─長崎真紀子)
響曲第3番
◉日本ライトハウス・チャリティー・コンサート
1982年3月26日、毎日ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●メンデルスゾーン
:
ヴァイオリン協奏曲
(ヴァ
イオリン
:
和波孝禧)
他
橋本 徹雄
常任指揮[1978─1992]
●チャイコフスキー
:
ヴァイオリン協奏曲
(ヴァ
イオリン─和波孝禧)
他
◉アフタヌーン・コンサート
1984年7月8日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●ベー
トーヴェン
:
ピアノ協奏曲第3番 他
◉協奏曲とオペラ・アリアの夕べ
1982年7月10日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●ラヴェル
:
ピアノ協奏曲 他
◉第10回定期演奏会
1985年2月3日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●ワーグナー
:
「リエンツィ」
序曲●モーツァルト
:
:交響曲
協奏交響曲K.297●チャイコフスキー
第4番
◉第8回定期演奏会
1982年11月14日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●ワーグナー
:
「ニュルンベルグのマイスタージ
:パガニーニの
ンガー」
前奏曲 ●ラフマニノフ
●ベー
主題による狂詩曲
(ピアノ─橋本和代)
トーヴェン
:
交響曲第3番
「英雄」
◉第4回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1985年6月9日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
● バッハ
:
ヴァイオリンとオーボエのための協
奏曲
(ヴァイオリン
:和波孝禧、オーボエ
:橋本
徹雄)
他
◉日本ライトハウス・チャリティー・コンサート
1983年4月24日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●ベー
トーヴェン
:
ヴァイオリン協奏曲
(ヴァイオ
リン─和波孝禧)
他
◉アフタヌーン・コンサート
1985年9月29日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
● モーツァルト
:
2台 のピアノのための 協 奏
曲 他
◉協奏曲と声楽曲の夕べ
(サマー・イブニング・
コンサート)
1983年7月9日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:
フルートとハープのための協奏
曲 他
◉第11回定期演奏会
1986年2月2日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
● バッハ
:パッサカリアとフーガ●ラフマニノフ
:
●
ピアノ協 奏 曲 第2番
(ピアノ─ 橋 本 和 代 )
ベートーヴェン
:
交響曲第7番
◉第9回定期演奏会
1983年12月10日、厚生年金会館大ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●リス
●ベー
ト
:
交響詩
「レ
・
プレリュード」
トーヴェ
ン
:
交響曲第9番
「合唱付」
◉第3回関西アマチュア・オーケストラ・フェス
ティバル
1986年3月21日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄
●サン=サーンス
:
交響曲第3番
「オルガン付」
◉第3回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1984年3月31日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
◉第5回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1986年6月15日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
8
●メンデルスゾーン
:
ヴァイオリン協奏曲
(ヴァ
イオリン
:
和波孝禧)
他
◉イブニング・オブ・ピアノ
・コンチェルト
1986年9月27日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:
ピアノ協奏曲第23番 他
◉第12回定期演奏会
1987年2月1日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
●チャイコフスキー
:幻想的序曲
「ロミオとジュ
●モーツァル
ト
:
オーボエ協奏曲
(オー
リエット」
●ブラームス
:
交響曲第4番
ボエ
:
橋本徹雄)
◉第6回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1987年6月20日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄、尾河原明二郎
● サン=サーンス
:
ヴァイオリン協奏曲第3番
(ヴァイオリン
:
和波孝禧)
他
◉オータム・イブ・コンサート
1987年9月19日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:
ピアノ協奏曲第24番 他
◉第13回定期演奏会
1988年1月31日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●ベルリオーズ
●モー
:序曲
「ローマの謝肉祭」
ツァルト
:
クラリネット協奏曲K.622(クラリネッ
●チャイコフスキー
:交響曲
ト─大川進一郎)
第6番
「悲愴」
◉第5回アマチュア・オーケストラ・フェスティバ
ル
1988年3月20日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄
●ベルリオーズ
:
序曲
「ローマの謝肉祭」
◉第7回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1988年6月25日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:
ピアノ協奏曲第20番
(ピアノ─
●ラロ
:
スペイン交響曲
(ヴァイオ
土屋美寧子)
リン─和波孝禧)
他
◉爽やかコンサート
1988年9月25日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●チャイコフスキー
:
ピアノ協奏曲第1番 他
◉第14回定期演奏会
1989年2月5日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:交響曲第25番●ドヴォルジャー
ク
:
交響曲第9番
「新世界より」
指揮─橋本徹雄
●ショスタコーヴィチ
:祝典序曲●アルチュニア
ン
:
トランペット協奏曲
(トランペット
:
ダニエル・
ド
●チャイコフスキー
:
交響曲第5番
ワイヨ)
◉第9回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1990年6月23日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄
●モーツァル
ト
:
ヴァイオリン協奏曲第5番
(ヴァ
●リス
ト
:
ピアノ協奏曲第1
イオリン
:和波孝禧)
番
(ピアノ─土屋美寧子)
他
◉秋麗コンサート
1990年9月30日、ピロティ
・ホール
指揮─橋本徹雄
●ブラームス
:
大学祝典序曲 他
◉第16回定期演奏会
1991年2月23日、大阪国際交流センター
指揮─橋本徹雄
●ベー
●シベリ
トーヴェン
:交響曲第4番
「田園」
ウス
:
交響曲第2番
◉第10回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1991年6月16日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄
●ブルッ
フ
:
ヴァイオリン協奏曲第1番
(ヴァイオ
リン─和波孝禧)
他
◉秋風を呼ぶコンサート
1991年9月15日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
●シューベル
ト
:
「ロザムンデ」
序曲 他
◉第17回定期演奏会
1992年2月16日、大阪国際交流センター
指揮─橋本徹雄
●ウェーバー
:
「魔弾の射手」
序曲●ショパン
:
ピ
●ベー
アノ協奏曲第1番
(ピアノ─倉田晃子)
トーヴェン
:
交響曲第5番
◉光輝くコンチェルト
1992年7月25日、ピロティ
・ホール
指揮─清水史広
●ヴィエニヤフスキ
:
ヴァイオリン協奏曲第2
番 他
◉第18回定期演奏会
1993年2月7日、大阪国際交流センター
指揮─清水史広
●ワーグナー
:
「ニュルンベルクのマイスタージ
:
「アルルの女」
第2組
ンガー」
前奏曲●ビゼー
:
交響曲第2番
曲●ブラームス
◉オペラ・ガラ・コンサート
1993年8月28日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
●
ドイツ
・オペラ、イタリア・オペラ抜粋
◉第19回定期演奏会
1994年2月13日、大阪国際交流センター
指揮─清水史広
●ベルリオーズ
●ベー
:序曲
「ローマの謝肉祭」
トーヴェン
:
ピアノ協奏曲第1番
(ピアノ─大橋
●
ドヴォルジャーク
:
交響曲第8番
邦康)
◉第20回定期演奏会
1994年9月15日、大阪国際交流センター
指揮─清水史広
●ワーグナー
:歌 劇
「リエンチ」
序 曲 ● サン=
サーンス
:
ピアノ協奏曲第2番
(ピアノ─吉山
●リムスキー=コルサコフ
:交響組曲
「シェ
輝)
エラザード」
◉第21回定期演奏会
1995年4月30日、大阪国際交流センター
指揮─清水史広
●シャブリエ
●ドビュッシー
:狂詩曲
「スペイン」
:
:交響曲第6番
「悲
小組曲 ●チャイコフスキー
愴」
◉第22回定期演奏会
1995年9月24日、大阪国際交流センター
指揮─清水史広
● サン=サーンス
:
アルジェリア組曲 ● サン=
● サン=サーン
サーンス
:交響詩
「死の舞踏」
ス
:歌劇
「サムソンとデリラ」
より
「バッカナー
●ブラームス
:
交響曲第1番
ル」
◉第23回定期演奏会
1996年2月18日、大阪国際交流センター
指揮─清水史広
●モーツァル
ト
:歌劇
「後宮よりの誘拐」
序曲●
ラフマニノフ
:
ピアノ協奏曲第2番
(ピアノ─田
●ベー
トーヴェン
:
交響曲第7番
中修二)
◉第24回定期演奏会
1996年9月16日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
●シューベル
ト
:交響曲第8番ロ短調
「未完成」
●マーラー
:
交響曲第1番ニ長調
「巨人」
◉第25回定期演奏会
1997年2月22日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
● ベ ートーヴェン
:歌 劇
「フィデリオ 」序 曲
:
チェロ協奏曲ロ短調
Op.72b●ドヴォルザーク
●ロッシーニ
:
Op.104(チェロ
:長谷川陽子)
:交響詩
歌劇
「セミラーミデ」
序曲●レスピーギ
「ローマの松」
◉第26回定期演奏会
1997年9月7日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
●スッペ
:
喜歌劇
「詩人と農夫」
序曲
● モーツァルト
:交響曲第36番ハ長調K.425
●エロール
:歌劇
「ザンパ」
序曲●ムソ
「リンツ」
ルグスキー(ラヴェル編曲)
:組曲
「展覧会の
絵」
◉第8回日本ライトハウス・チャリティー・コン
サート
1989年6月18日、ザ・シンフォニーホール
指揮─橋本徹雄
●ベー
トーヴェン
:
ヴァイオリン協奏曲
(ヴァイオ
リン─和波孝禧)
他
◉コンチェルトとアリアの夕べ
1989年9月9日、大阪国際交流センター
指揮─橋本徹雄
●クレス
トン
:
アルト
・サックス協奏曲 他
清水 史広
◉第15回定期演奏会
1990年2月4日、大阪国際交流センター
常任指揮[1992─1998]
9
池田北高等学校PTAコーラス部
(大阪府池
田市)
、コーロ
・
ピアチェーレ
(大阪府池田市)
、
関西シティフィルハーモニー交響楽団
●ル
ドルフ
・カウマンズ
:
アイスランド組曲 作品
(編曲)
:唱歌メドレー「ふるさと
78● 米原豊
:美しき
の四季」
より●ヨハン・シュトラウスⅡ世
:
交響曲第5番
青きドナウ●チャイコフスキー
◉第31回定期演奏会
2000年9月17日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
●ファリヤ
:バレエ音楽
「三角帽子」
第2組曲 ●
R.シュトラウス
:
ホルン協奏曲 第1番
(ホルン─
●ブラームス
池田重一)
:
交響曲第3番
ズラタン・スルジッチ
常任指揮[1998─2002]
◉トヨタ コミュニティーコンサート in 大阪
1998年2月28日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
●ヴェルディ
:
歌劇
「椿姫」
ハイライト
◉第27回定期演奏会
1998年4月19日、アルカイックホール
指揮─奥村哲也
● チャイコフスキー
:スラブ行 進 曲 作 品31●
チャイコフスキー
:組曲
「クルミ割り人形」
作品
:交響曲第5番ホ短調
71a●チャイコフスキー
作品64
◉第28回定期演奏会
1998年9月13日、ザ・シンフォニーホール
指揮─高石治
●ス
トラヴィンスキー
:組曲
「火の鳥」1945年
:
交響曲第2番ニ長調作品43
版●シベリウス
◉第29回定期演奏会
1999年3月6日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
● ハチャ
トゥリアン
:組曲
「仮面舞踏会」
より
「ワ
●チャイコフスキー
:
ヴァイオリン協奏曲
ルツ」
●ブルックナー
:交
(ヴァイオリン─大谷玲子)
響曲第7番
◉第30回定期演奏会
1999年9月5日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
●ペヤーチェヴィ
ッチ
:
フルオーケストラの為の
●ショス
交響曲嬰ヘ短調作品41(日本初演)
タコーヴィッチ
:
交響曲第5番
◉トヨタ コミュニティーコンサート in 大阪
2000年2月19日、ザ・シンフォニーホール
指揮─清水史広
●プッチーニ
:
オペラ
「トスカ」
ハイライト
◉日蘭交流400周年記念 アマチュア音楽家
ジョイントコンサート
2000年5月28日、池 田 市 民 会 館 アゼリア
ホール
指揮─ズラタン・スルジッチ、谷野里香、ルド
ルフ
・
カウマンズ
出演団体─ムジカ、カーペ・ディエム
(オラン
ダ・ハーグ市)
、豊中市立 第三中学校合唱
部
(大阪府豊中市)
、大阪府立 池田北高等
学校コーラス部
(大阪府池田市)
、大阪府立
◉第32回定期演奏会
2001年3月31日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
●マーラー
:交響曲第5番 ●ヨハン・シュトラウ
:
「ウィーン気
ス
:
喜歌劇
「こうもり」
序曲●ワルツ
●ポルカ
●ポルカ
:
「雷鳴と電光」
:
「観光列
質」
●ポルカ
車」
:
「狩」
◉第33回定期演奏会
2001年9月15日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
●ブラームス
:大学祝典序曲●ベートーヴェン
:
交響曲第9番
「合唱付」
独唱─浅井順子(Sop)、桐山明子(Alt)、小
林正夫(Ten)、石原哲(Bar)、合唱─大阪フィ
ルハーモニー合唱団
◉トヨタ コミュニティーコンサート in 大阪
2002年2月10日、グランキューブ大阪
指揮─佐藤功太郎
●プッチーニ
:
オペラ
「蝶々夫人」
全幕
◉関西シティフィル ファミリーコンサート
2002年6月23日、池 田 市 民 会 館 アゼリア
ホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
女声合唱─豊中市立 第三中学校合唱部
(大阪府豊中市)
、大阪府立 池田北高等学
校コーラス部
(大阪府池田市)
、大阪府立 池
田北高等学校PTAコーラス部
(大阪府池田
市)
、
コーロ
・
ピアチェーレ
(大阪府池田市)
●ドヴォルジャーク
:交響曲第9番「新世界よ
●ヨハン=シュ
トラウスⅡ世
:喜歌劇
「こうも
り」
●ワルツ
「観光列車」
「ウィー
り」
序曲 ●ポルカ
●ワル
「雷鳴と電光」
ンの森の物語」
*●ポルカ
ツ
「美しき青きドナウ」
*
(*─女声合唱付き)
◉第34回定期演奏会
●2002年9月16日、
ザ・シンフォニーホール
指揮─四野見和敏
ヴォーカル─中西圭三
(*)
● バーンスタイン
:喜歌劇
「キャンディード」
序
●バーン
:
「パリのアメリカ人」
曲●ガーシュイン
スタイン
:
ミュージカル
「ウェスト
・サイド
・ストー
リー」
より
「マリア」
「どこかで」
*●ガーシュイ
ン
:オペラ
「ポーギーとベス」
より
「必ずしもそ
:交響曲第9番
うじゃない」
*●ドヴォルジャーク
「新世界より」
◉第35回定期演奏会
2003年3月16日、ザ・シンフォニーホール
指揮─高昌帥
●サン=サーンス
:交響詩
「死の舞踏」
(ヴァイ
オリン・ソロ
:
西田美音子)
●フォーレ
:
「ペレアスとメリザンド」
組曲●ベルリ
オーズ
:
幻想交響曲
◉第36回定期演奏会
2003年9月14日、ザ・シンフォニーホール
10
指揮─藏野雅彦
●大栗 裕
:
大阪俗謡による幻想曲
●ヒンデミ
ット
:
ウェーバーの主題による交響的
:
交響曲第4番
変容●ブラームス
◉関西シティフィル クリスマスファミリーコン
サート
2003年12月21日、池田市民会館 アゼリア
ホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
● シューベルト
:交響曲第7番
(旧8番)
「 未完
●ラヴェル
:
ボレロ●アンダーソン
:
そりすべ
成」
タンゴ●トランペット吹きの休日●ワ
り●ブルー・
ルツィング・キャット●ガーシュイン
:
「パリのアメ
●アンダーソン
:
クリスマス・
フェスティ
リカ人」
バル ◉第37回定期演奏会
2004年3月27日、ザ・シンフォニーホール
指揮─伊藤翔
● シューベルト
:交響曲第7番
(旧8番)
「 未完
●ブルックナー
成」
:
交響曲第9番
◉第32回全国アマチュアオーケストラフェス
ティバル大阪大会
2004年8月20日〜22日
(当団開催主幹)
◉第32回JAOフェスティバルコンサートin大
阪
2004年8月22日、グランキューブ大阪
演奏-JAO大阪フェスティバルオーケストラ
(当団含む)
、フェスティバルオーケストラA、
M、
B
●スメタナ
●モーツアル
:
交響詩
「モルダウ」
ト
:
ピ
アノ協奏曲第26番
「戴冠式」
(ピアノ─太田
房江)
(以上指揮─西本智実、ゲストコンミス
●シベリウス
:交響曲第2番
(指
─赤松由夏)
●
揮─栗田博文、ゲストコンマス─稲庭達)
チャイコフスキー
:弦楽セレナード
(指導-森
●ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
:
組曲
悠子)
「展覧会の絵」
(指揮─西本智実、ゲストコン
ミス─赤松由夏)
◉第38回定期演奏会
2004年9月26日、ザ・シンフォニーホール
指揮─藏野雅彦
●チャイコフスキー
:
イタリア奇想曲
●イッポリ
トフ=イヴァノフ
:組曲
「コーカサスの
●ベー
トーヴェン
:
交響曲第3番
「英雄」
風景」
◉第3回ファミリーコンサート
「世界音楽めぐ
り」
2004年11月28日、池田市民会館 アゼリア
ホール
指揮─高 昌帥
独唱&独奏─西原綾子(Mez-Sop)、大岡 仁
(Vn)、石橋栄実(Sop)、矢崎真理(Pf)
●ビゼー
:歌 劇
「カルメン」
より前 奏 曲、ハ バ
ネラ*、間 奏 曲、ジプシーの 踊り*
(*独 唱
● サラサーテ
:
ツィゴイネルワイ
─西原綾子)
●ヴィラ=ロボス
:
ブラ
ゼン
(独奏─大岡 仁)
ジル風バッハ第5番より
「アリア」
( 独唱─石
●ガーシュイン
:
ラプソディー・イン・ブ
橋栄実)
● 外山雄三
ルー(独奏─矢崎真理)
:管弦楽
:
コリアン・ダン
のためのラプソディー● 高昌帥
●ラフマ
ス
(管弦楽のための)
(初演自作自演)
ニノフ
:
ヴォカリーズ●J.シュトラウスⅡ世
:
ピッチ
:
イタリア奇想
カート
・ポルカ●チャイコフスキー
曲 ◉第39回定期演奏会
2005年3月21日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
ベルリオーズ
;
「ローマの謝肉祭」
序曲●デュカ
●フ
ス :
交響的スケルツォ「魔法使いの弟子」
ランク
:
交響曲ニ短調
◉フランス音楽名曲コンサート オーケストラ
と映像のファンタジー
2005年4月16日、池 田 市 民 会 館 アゼリア
ホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
●フランク
:
交響曲ニ短調●ベルリオーズ
:
「ロー
:動物の謝
マの謝肉祭」
序曲●サン=サーンス
●デュ
肉祭
(ピアノ─矢崎真理、岡本佐紀子)
カス
:
交響的スケルツォ「魔法使いの弟子」
◉第40回記念定期演奏会
2005年9月4日、ザ・シンフォニーホール
指揮─伊藤 翔
●ウェーバー
:歌劇
「オベロン」
序曲 ●ドビュッ
シー
:小組曲
(アンリ
・ビュッセルによる管弦楽
:交響詩
「英雄の生
編曲版)●R.シュトラウス
涯」
◉第4回ファミリーコンサート
2005年11月20日、池田市民会館 アゼリア
ホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
●チャイコフスキー
●マ
:交響曲第6番
「悲愴」
スカーニ
:歌劇
「カヴァレリア・ルスティカーナ」
より交響的間奏曲●復活祭の合唱●サントゥッ
●ヴェル
ツァのロマンツァ「ママも知るとおり」
ディ
:歌劇
「ナブッコ」
より合唱
「行けわが思い
「アイーダ」
よ
よ、金色の翼に乗って」● 歌劇
り第2幕グランドフィナーレ
(合唱~凱旋行進
曲~舞踏音楽~大合唱)
◉城東クリスマスコンサート
2005年12月25日、森ノ宮ピロティホール
指揮─高 昌帥
●チャイコフスキー
●マ
:交響曲第6番
「悲愴」
スカーニ
:歌劇
「カヴァレリア・ルスティカーナ」
より交響的間奏曲●復活祭の合唱●サントゥッ
●ヴェル
ツァのロマンツァ「ママも知るとおり」
ディ
:歌劇
「ナブッコ」
より合唱
「行けわが思い
「アイーダ」
よ
よ、金色の翼に乗って」● 歌劇
り第2幕グランドフィナーレ
(合唱~凱旋行進
曲~舞踏音楽~大合唱)
◉第41回定期演奏会
2006年3月19日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
●リムスキー=コルサコフ
:
スペイン奇想曲 ●
チャイコフスキー
:幻想序曲
「ロメオとジュリ
:交響曲第3番
「ス
エット」●メンデルスゾーン
コットランド」
◉第42回定期演奏会
2006年9月17日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
合唱─関西シティフィルハーモニー合唱団
●チャイコフスキー
:歌劇
「エフゲニー・オネー
:歌劇
「イー
ギン」
よりポロネーズ ●ボロディン
ゴリ公」
よりポーロヴェツの娘たちの合唱 ●
ポーロヴェツの娘たちの踊り●ポーロヴェツの
巡視兵たちの合唱●ポーロヴェツ人の踊りと
●ショスタコーヴィチ
合唱
(だったん人の踊り)
:
交響曲第10番
◉第5回ファミリーコンサート
2006年11月19日、池 田市 民 会 館アゼリア
ホール
指揮─髙谷光信
合唱─関西シティフィルハーモニー合唱団
●リムスキー=コルサコフ
:交響組曲
「シェヘラ
● チャイコフスキー
:バレエ音楽
「眠り
ザード」
:歌劇
の森の美女」
よりハイライト●ボロディン
「イーゴリ公」
よりポーロヴェツの娘たちの合
ギオルギ・バブアゼ
常任指揮[2006─]
唱●ポーロヴェツの娘たちの踊り●ポーロヴェ
ツの巡視兵たちの合唱●ポーロヴェツ人の踊
りと合唱
(だったん人の踊り)
◉第43回定期演奏会
2007年3月18日、ザ・シンフォニーホール
指揮─栗田博文
独奏─ギオルギ・バブアゼ
(ヴァイオリン)
、ギ
ア・ケオシヴィリ
(チェロ)
●シベリウス
:交響詩集
「 レミンカイネン組曲
(4つの 伝 説 曲 )
」
より
「レミンカイネンの 帰
:
ヴァイオリンとチェロのため
郷」●ブラームス
:
交響曲第2番
の二重協奏曲●ブラームス
◉宮崎バレエスタジオ第4回公演
2007年6月3日、門 真 市 民 文 化 会 館 ルミ
エールホール
指揮─髙谷光信
再演出・再振付─宮崎章夫
バレエ─宮崎バレエスタジオ
●チャイコフスキー
:
眠れる森の美女
◉第44回定期演奏会
2007年9月24日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
独奏─鈴木謙一郎(ピアノ)
●ヴァーグナー
:歌劇
「タンホイザー」
序曲●ラ
フマニノフ
:
ピアノ協奏曲第2番●シューベルト
:
交響曲第8番
(旧9番)
「ザ・グレート」
◉第6回ファミリーコンサート
2008年1月20日、池 田 市 民 会 館 アゼリア
ホール
指揮─ズラタン・スルジッチ
合唱─関西シティフィルハーモニー合唱団
● チャイコフスキー
:交響曲第4番 ●ヴァーグ
ナー
:
歌劇
「タンホイザー」
ハイライト ◉第47回定期演奏会
2009年2月8日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
独唱─畑田弘美
(ソプラノ)
、福原寿美枝
(メ
ゾ・ソプラノ)
合唱─関西シティフィルハーモニー合唱団
(合唱指揮
:
中村勝栄)
●マーラー
:
交響曲第2番
「復活」
◉第7回ファミリーコンサート
2009年5月31日、池 田 市 民 会 館 アゼリア
ホール
指揮─髙谷光信
合唱─関西シティフィルハーモニー合唱団
(合唱指揮
:
中村勝栄)
●ブリテン
:
青少年のための管弦楽入門 ●ホル
スト
:組曲
「惑星」
より火星・金星・木星・海王星
●モーツァル
ト
:
レクイエム
◉第48回定期演奏会
2009年9月20日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
独 唱 ─ 中 原 由 美 子(オクタヴィアン、アン
ニーナ)
、河出綾子(元帥夫人)
、四方典子
(ゾフィー)
、萩原寛明(オックス男爵)
男声アンサンブル
:五島真澄、中村征司、西
村明浩、福井雅志、藤野豊、山本康寛
児童合唱
:
池田ジュニア合唱団
●ヴェルディ
:歌劇
「運命の力」
序曲 ●R.シュト
●
ラウス
:歌劇
「ばらの騎士」
組曲
(歌唱付き)
ブラームス
:
交響曲第1番
◉第49回定期演奏会
2010年1月31日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ヤニック
・パジェ
●プロコフィエフ
:バレエ組曲
「ロメオとジュリ
●ラヴェル
:
古風なメヌエット
エット」
●
ドビュッシー
:
交響詩
「海」
◉第45回定期演奏会
2008年5月10日、ザ・シンフォニーホール
指揮─藏野雅彦
●モーツァル
ト
:
歌劇
「魔笛」
序曲 ●高 昌帥
:
「あ
なたに」
より谷川俊太郎の詩によるソプラノ
独唱、男声朗読とオーケストラの為の歌曲
(世界初演、関西シティフィルハーモニー交
●サン=サーンス 交響曲第
響楽団委嘱作品)
3番「オルガン付き」
(オルガン
:
片桐聖子)
◉宮崎バレエスタジオ第6回公演
2010年6月27日、門 真 市 民 文 化 会 館ルミ
エールホール
指揮─髙谷光信
再演出・再振付─宮崎章夫
バレエ─宮崎バレエスタジオ
●
ドリーブ
:
コッペリア
(全三幕)
◉第46回定期演奏会
2008年9月14日、ザ・シンフォニーホール
指揮─ギオルギ・バブアゼ
●グリンカ
:歌劇
「ルスランとリュドミラ」
序曲●
●ラフマニ
ハチャトゥリアン
:
組曲
「仮面舞踏会」
ノフ
:
交響曲第2番
◉第8回ファミリーコンサート
2010年9月20日、池 田 市 民 会 館 アゼリア
ホール
指揮─髙谷光信
合唱─関西シティフィルハーモニー合唱団
(合唱指揮
:
中村勝栄)
● ベートーヴェン
●オル
:交響曲第6番
「田園」
フ
:
カルミナ・
ブラーナ
(世俗カンタータ)
11
Orchestra
関西シティフィルハーモニー交響楽団
■ Violin
◎西 田 美音子
————————
青 山 拓 生
赤 松 真 子
宇 山 雅 野
江 戸 翔
太 田 有 紀
岡 雅 樹
◎小野寺 慶 太
加 藤 孝 司
加 藤 裕紀子
神 田 靖 子
久 保 有 加
小 林 有 希
坂 元 由 妃
佐 向 恵 子
島 美和子
島 津 知 華
隅 谷 恭 子
田 中 貴 子
豊 島 直 子
中 島 茂 雄
中 谷 日出夫
中 谷 道 代
難 波 千 里
西 村 悠 美
橋 本 敏 彦
原 誠
樋 口 貴 雄
藤 田 恵 子
益 子 一
○宮宇地 秀 和
森 川 裕
山 本 真 弓
和 久 景 子
■ Viola
井 戸 義 訓
入 江 隆
太 田 真紀子
○岡 﨑 鈴 代
川 端 成 彬
更 谷 直 子
髙 田 眞紀子
福 田 文 治
松 本 光 世
宮 﨑 友 彰
村 井 弘
嶋 谷 ゆかり(客演)
白 石 雅 也(客演)
■ Violoncello
安 彦 郁
阿 保 幸 雄
岩 田 倫 和
○梶 綾
坂 元 正 三
豊 島 正
富 樫 誠
廣 瀬 恵 子
宮宇地 美 希
吉 川 秀 樹
■ Contrabass
大 場 久美子
稲 葉 杏 子
長 岡 豊
○安 近 紀 子
渡 辺 昭 一
岡 田 典 子(賛助)
大 川 宏 明(客演)
寺 島 洋 之(客演)
◎…コンサートミストレス
コンサートマスター
常任指揮者─ギオルギ・バブアゼ
■ Flute
阿 部 葉 子
姜 愛 順
吉 田 真 維
○芝 野 均
西 平 あい子(賛助)
■ Oboe
赤 瀬 有 美
加 藤 緑 里
髙 谷 利 枝
○西 山 健 市
■ Clarinet
栗 山 明 子
後 藤 真 紀
○芝 野 範 子
細 野 巌
■ Fagott
坂 本 美佐子
○一ノ瀬 圭 子
竹 内 郁 夫
松 本 静 香(団友)
■ Horn
織 田 克 洋
桑 原 翔
玉 井 杏 奈
冨 田 千 尋
西 山 順 子
廣 橋 麻理子
山 科 幸 生
○山 部 義 幸
新 川 初 美(客演)
安 彦 高 志(客演)
岩 本 愛(客演)
津 川 誠(客演)
横 井 奈緒子(客演)
吉 岡 基(客演)
■ Trumpet
残 熊 祐 治
田 辺 和 樹
西 川 倫 史
○廣 橋 誠 司
山 田 浩 之
■ Trombone
柏 岡 亨
○金 昌 信
正 岡 千 明
黒 田 真 史(客演)
岡 邑 衛(客演)
八 木 誠(客演)
■ Tuba
古 口 賢 一
田 村 知 也(賛助)
■ Percussion
井 上 美 穂
○田 村 千 春
橘 淳 士(団友)
香 川 亜耶那(客演)
平 史 彦(客演)
平 瀬 光 代(客演)
■ Celesta
井 頭 幸 子(賛助)
■ Organ
片 桐 聖 子(賛助)
■ Harp
鈴 木 貴 子(賛助)
橋 本 和 恵(賛助)
阿 保 幸 雄
□副団長
柏 岡 亨
□運営委員長
山 科 幸 生
□チーフパートリーダー
廣 橋 誠 司
(兼インスペクター)
□インスペクター
小野寺 慶 太
織 田 克 洋
宮宇地 秀 和
□総務
岡 雅 樹
坂 元 正 三
富 樫 誠
山 部 義 幸
□広報
島 美和子
□会計
田 村 千 春
□人事
栗 山 明 子
□ IT
岩 田 倫 和
□ライブラリアン
井 戸 義 訓
□楽器
西 川 倫 史
□友の会
正 岡 千 明
□会計監査
長 岡 豊
○…パートリーダー
□トレーナー
□団長
池 田 重 一
岩 井 英 樹
高 昌 帥
谷 野 里 香
田 本 摂 理
中 谷 葉 子
橋 本 安 弘
林 口 眞 也
三 好 哲 郎
□桂冠団員
大 川 進一郎
松 田 斉
□ 企画/編集/発行—関西シティフィルハーモニー交響楽団 □ 印刷—株式会社 松岡印刷所
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(募集楽器につきましては当楽団事務局までお問い合わせください)
•
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団員募集中
関西シティフィルハーモニー交響楽団
友の会 会員募集のお知らせ
練習日時 毎週土曜日 午後6:30〜9:30
練習場所 北出音楽事務所(JR・京阪「京橋駅」から徒歩10分)
お問い合わせは事務局まで[06-6136-1737]
◎事務局が変わりました。ご注意下さい◎
なお、当団のホームページでも最新の団員募集情報を公開しております。
友の会会員 お申し込み方法
*はがきでの演奏会のご案内をご希望の方……パンフレットに折込の申し
込み用紙にてお申し込みください。お問い合わせは事務局までお気軽に
どうぞ[友の会事務局 090-8378-2004 正岡]
当団では「友の会」の会員を募集致しております。会
員になられますと ■当団主催演奏会のご案内 ■特別
優待価格でのご入場 ■友の会特別席のご用意 等の ・友の会のみなさまの個人情報は、演奏会のご案内など、当団の諸活動に関係する用途以
外には、一切利用致しません。
特典があります。入会金、会費無料 !!