プログラム - 関西シティフィルハーモニー交響楽団

Kansai City
Philharmonic Orchestra
The 55th Subscription concert
関西シティフィルハーモニー交響楽団
第55回定期演奏会
2013年9月16日[月・祝]
14:30開演
ザ・シンフォニーホール
関西シティフィルハーモニー交響楽団
大阪府トヨタ販売店グループ・
トヨタ自動車株式会社
■ 協力 公益社団法人日本アマチュアオーケス
トラ連盟
■ 主催
■ 協賛
Kansai City Philharmonic Orchestra
関西シティフィルハーモニー交響楽団
(社)日本アマチュアオーケストラ連盟加盟団体
大阪文化団体連合会会員団体
2013年2月24日、ザ・シンフォニーホール、第54回定期演奏会
1974年に、各大学オーケストラの卒業生を主たるメンバーとして、関西
OB交響楽団の名称で結成。1994年、創団20周年を機に現在の団名に
改称。“アマチュア精神に基づく、グレードの高い社会人オーケストラ”をモッ
トーに、年2回の定期演奏会をはじめ、ファミリーコンサート等を、意欲的に
開催しています。 近年は指導体制の充実に力点を置き、有能なプロの先
生方を指揮者や指導スタッフに招請して研鑽を積んで参りました。中でも、
1998年より4年間、ズラタン・スルジッチ氏(現ドブロブニク交響楽団常任
指揮者)
を常任指揮者に招聘し、その指導を仰いだことにより「音楽的に大
きな飛躍を遂げた」との評価を内外から得ております。加えて、2006年
の第41回定期演奏会より、ギオルギ・バブアゼ氏を常任指揮者として迎え
たことにより、氏の卓越したバイオリン奏者(関西フィルハーモニー管弦楽
団コンサートマスター)としての薫陶を得て、弦楽器の響きが格段に美しく
なったと自負しております。また、組織としても「若い力」を積極的に運営
面に活かし、“常に成長するオーケストラ”を目指して努力を重ねております。
毎週土曜日の夜、指揮者やトレーナーの先生方の指導のもと、真剣な練習
を行っており、現在団員数は、約90名を有します。
http://kcpo.jp
関西シティフィルハーモニー交響楽団
ホームページ
ごあいさつ
関西シティフィルハーモニー交響楽団団長 柏 岡 亨
本日は関西シティフィルハーモニー交響楽団
た。今回来て頂いた石井さんも今までの方に負
第55回定期演奏会にご来場頂き、誠にありがと
けず劣らず魅力的な方です。近いうちに石井さ
うございます。団員一同を代表し御礼申し上げ
んの魅力を存分に聞いて頂けるプログラムをお
ます。
届けしたいと思います。
今回の演奏会は私たちの新しいコンサートミス
さて今回の曲目は、当団としては初演のワー
トレス石井聡子さんのデビュー演奏会です。昨
グナーの「ローエングリーン第1幕への前奏曲」
年末の東成区第九演奏会、今年5月の宮崎バ
(第3幕への前奏曲は有名ですが)とヒンデミッ
レエ公演とご一緒させて頂きましたが、定期演
トの「画家マチス」
、約20年ぶりのベートーベン
奏会でコンサートミストレスとして演奏いただくの
の「交響曲第5番 運命」です。「画家マチス」
は今回が初めてなので、デビュー演奏会と位置
は演奏の難易度から、「運命」はなかなか勇気
付けさせて頂きました。前任の西田さんに続き
が出ずに演奏機会をほとんど得られなかった曲。
また素敵な方とご一緒できることになりました。 偶々ですがワーグナーは生誕200年、ヒンデミッ
前回のプログラムにも書きましたが、当団のコン
トは没後50年です。さてどの様に聞いて頂ける
サートマスターは、決して意図的ではありません
でしょうか。忌憚のないご感想をアンケートに書
が殆ど女性の方でした。それも皆さん奏者とし
いて頂けると団員一同の励みになると思います。
ても指導者としてもとても魅力的な方ばかりでし
それでは最後までゆっくりとお楽しみください。
2
The 55th Subscriptinon Concert
指揮─ヤニック・パジェ
管弦楽─関西シティフィルハーモニー交響楽団
Richard Wagner
ワーグナー : 歌劇
「ローエングリン」第1幕への前奏曲
Lohengrin-Vorspiel 1 Aufzug
Paul Hindemith
ヒンデミット: 交響曲
「画家マチス」
Symphonie “Mathis der Maler’’
1. 天使の合奏
2. 埋葬
3. 聖アントニウスの誘惑
Ludwig van Beethoven
ベートーヴェン : 交響曲第5番 ハ短調 作品67
Symphonie Nr.5 op.67
1.
2.
3.
4.
Allegro con brio
Andante con moto
Allegro
Allegro
Conductor
Yannick
Paget ヤニック・パジェ
指揮|
1974年フランス生まれ。指揮者、作曲家、パーカッション奏者。ロンドン・英国王立音楽院、
パリ国立高等音楽院で指揮法と音楽理論を学ぶ。フランス・ユースオーケストラでマレク・
ヤノフスキ氏の副指揮者、パリ・ラムルー管弦楽団で佐渡裕氏のアシスタントを3年間務め
たのち、2004年に兵庫芸術文化センター管弦楽団の副指揮者として佐渡氏から招かれ来
日。2008年より大阪教育大学オーケストラ音楽監督に就任。京都の関西日仏交流会館ヴィラ
九条山のパートナーとして「アンサンブル Kujoyama」を創立、音楽を通じた日本とフラン
スの文化交流にも参画している。欧州ではスイス・ロマンド管弦楽団、ミュンヘン放送管弦楽
団、ピカルディ管弦楽団、アジアでも台北市立交響楽団などを指揮している。作曲家としては
自作「サルヴェ・レジーナ(幸いなるかな女王)」がイレネウ・セガーラ国際作曲コンクールの最
終選考まで残るなど、その評価を高めている。関西シティフィルには2010年1月以来、4回の
演奏会に登場。プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、
ドビュッシー「海」、
R.
シュトラウス「ア
ルプス交響曲」、チャイコフスキー交響曲第5番、ヘンデル「メサイア」などを指揮。その結び
つきを強めている。
3
Program notes
▶ワーグナー 歌劇
「ローエングリン」
第1幕への前奏曲
の作品は、ワーグナーが「楽劇」というスタイルと打ち
に勝利し、大寺院にて婚礼を挙げます。ところが、部屋で
立てる前の第1歩として作られた歌劇です。歌劇にお
2人きりになるとエルザは騎士に名と素性を尋ねてしまいま
こ
いては「序曲」として劇中の主題を組み合わせて演奏され
す。エルザが誓いを破ったため、騎士はこれで夫婦の幸福
ることが多いですが、この作品では、1つの主題からなる「前
は終わりだと嘆き、自分が聖杯の騎士ローエングリンである
奏曲」として、歌劇の導入部の機能を発揮しているのが特
と素性を明かします。さらに騎士は船を曳いて現れた白鳥
徴です。第1幕や第3幕への各前奏曲、「エルザの大聖堂
が彼女の弟だと告げ、空からは聖杯奉仕の白い鳩が現れま
への行列」や「婚礼の合唱(結婚行進曲)
」などは独立し
す。白鳥は弟の姿に戻り、
白鳥の代わりに白鳩が曳く船にのっ
て演奏される機会が多い作品です。
てローエングリンは去ります。エルザは悲しみのあまり弟の腕
さて、この歌劇のあらすじを少し紹介しましょう。ドイツの
のなかで息絶えます。
藩国であるブラバント公国の郊外に訪れたドイツ国王に対し、 本日演奏する第1幕への前奏曲は、天使の群れによって
運ばれてきた聖杯がまばゆいばかりの高みから降臨してくる
この地の藩主テルラムント伯爵が、公国の後継者となるべ
き実弟ゴットフリートをエルザが謀殺したと訴えました。ドイ
様子を表しており、聖杯がモチーフとなっています。ヴァイオ
ツ国王はエルザを呼び裁判を行います。エルザは夢に見た
リンの奏でる和音が木管楽器へ受け継がれ、次第に音程
騎士が自分を守ってくれると言うと奇跡が起こり、白鳥の曳
が低く厚くなります。やがて金管楽器を中心に大音量となっ
く小舟にのって騎士が現れます。騎士はエルザに、伯爵と
た後、再びもとのヴァイオリンがあらわれ天空に戻っていくか
の闘いに勝ったら妻にすることと、自分の名や素性を尋ねて
のように消えていきます。
(オーボエ 髙谷 利枝)
はいけないことを告げます。すると、白鳥の騎士は鮮やか
▶ヒンデミット 交響曲
「画家マチス」
本
・第2楽章『埋葬』 日2曲目のプログラム「画家マチス」は、ドイツの作
曲家パウル・ヒンデミット(1895-1963)が作曲した交
キリストの磔の絵。オペ
響曲です。元々はオペラ作品として作曲していたものを、完
ラ終盤の間奏曲部分。緩
成前に3曲取り出して3楽章の交響曲にしました。曲名のマ
やかな楽章ですが時間は
チスとは、16世紀に活躍したドイツの画家マーティアス・グ
最も短く、随所にちりばめ
リューネヴァルトのことで、彼の描いた「イーゼンハイム祭壇
られたソロやハーモニーが
画」の3枚の宗教画がそれぞれの楽章タイトルとなっています。 美しく響きます。
・第3楽章『聖アントニウスの誘惑』(音源によっては「聖
・第1楽章『天使の合奏』 キリスト降誕の絵。オペラの序曲部分。穏やかな序奏か
アントニウスの試練」)
悪魔に堕落を誘われる
ら始まり、弦楽器の跳躍のある伴奏内で“天使の楽器”と
呼ばれるトロ
アントニウスの絵。オペラ
ンボーンのユ
では上記2楽章より少し
ニゾンが 響
前に該当しますが、交響
き、 管 楽 器
曲向けに再編成されまし
の華々しい和
た。悪魔の誘惑を象徴す
音へと盛り上
るメロディがそこかしこで
にメロディがリ
後の“アレルヤ”は誘惑
レー式で登場
に打ち勝ったことを予感さ
表現されていますが、最
がります。次々
するフーガも
せる締めとなっています。
この楽章の特
(ファゴット 坂本 美佐子)
徴です。
4
▶ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67
第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ ハ短調 2/4拍子 ソナタ
なたはベートーヴェンの音楽は好きですか?「ベートー
あ
形式
ヴェンの曲はちょっと苦手でねぇ∼」という方は、おそ
第2楽章:アンダンテ・コン・モート 変イ長調 3/8拍子 変
らく彼の音楽を堅苦く難しいと感じているのでしょう。 教科
奏形式
書に出てくるベートーヴェンの肖像画は気難しそうな顔をして
いて、有名な曲と言えばあの「ジャ・ジャ・ジャ・ジャ∼ン」
第3楽章:アレグロ ハ短調 3/4拍子 スケルツオ(中間部
ですから無理もありません。しかし景色を描写した様な美し
はハ長調)
いメロディーや、
「歓喜の歌」の壮大なシンフォニーを聴けば、 第4楽章:アレグロ ハ長調 4/4拍子 ソナタ形式
気難しそうな顔は作曲家の一面であり、穏やかであったり美
・タ・タ・
第1楽章では動機の頭に休符が存在し「 ン!(休)
しい物に共感したりする、そのような人柄も彼の音楽からは
感じる事ができます。その一方で、ベートーヴェンに関する
タ・ターン」となっています。つまり有名なあの冒頭部分は
であったことも知ることが出来ます。
奏者に緊張感を与え、これから溢れる音楽をスタートさせる
音の出ない所から既に曲が始まっているのです。この休符は
人物伝や音楽書などを読めば、彼の人生は苦労多きもの
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)が代表
作とも言えるこの交響曲のスケッチを始めたのは第3番「英
為、ギュッ!と瞬時にエネルギーを溜める働きがあります。
はこの第5番と同じコンサートで初演されています。
この曲は下記の4つの楽章から成り、短調と長調の楽章
節に
「運命はかくのごとく扉をたたく」
とこの交響曲ついてベー
雄」を書き終えた1804年頃。 初演は1808年の12月です
ところでこの「運命」というタイトルは後の時代の人が付
から構想から初演まで4年の歳月をかけて作曲されています。 けたニックネームであり、ベートーヴェン自身が曲の標題とし
その間に交響曲第4番も書かれ、また現・第6番の「田園」 て付けたものではありません。弟子が書いた伝記の中の一
トーヴェンが説いたと書かれており、それがこのタイトルの由
が繰り返されます。そしてご存じの「タ・タ・タ・ターン」と
来となったと多くの音楽書では書かれています。ただ、それ
ういう四つの音符からなる動機(モティーフ)が音形やリ
が事実なのかは分かりません。楽譜を売ったり、コンサート
ズムを変えて構成され、この交響曲全体を支配しています。 の宣伝をしたりするにはタイトルが必要だと思われたからか
第4楽章で彼は初めてピッコロやコントラファゴット、トロンボー もしれません。しかし力強い「ジャ・ジャ・ジャ・ジャ∼ン」
ンを用いています。テューバは歴史的にこの曲の編成には間
から始まり展開していく動機には、何かベートーヴェンからの
に合いませんでした。
メッセージが込められている様でもあります。また日本以外
の国ではこの「運命」に該当するようなニックネームはあま
り使われず、純粋に「交響曲第5番 ハ短調 Op.67」で呼
ばれています。
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第56回定期演奏会─40周年記念公演─
(テューバ 古口 賢一)
マーラー:交響曲第3番 ニ短調
2014年2月16日(日)14:30開演 ザ・シンフォニーホール
指揮=ギオルギ・バブアゼ アルト=相可佐代子
合唱=関西シティフィルハーモニー合唱団 池田ジュニア合唱団
第10回ファミリーコンサート
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プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全幕(演奏会形式・日本語字幕付き)
2014年5月25日(日)池田市民文化会館(アゼリアホール)
指揮=河崎 聡 合唱=関西シティフィルハーモニー合唱団 池田ジュニア合唱団
平野雅世(トゥーランドット)、松本薫平(カラフ)、片桐直樹(ティムール)、内藤里美(リュー)、
中野嘉章(ピン)、中川正崇(パン)、竹内直紀(ポン)
演奏会の詳細につきましては、予告なく変更することがございますので、予めご了承ください。
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• ◆ヴァイオリン ◆ヴィオラ ◆ファゴット •
◆
トランペッ
ト
◆オーボエ
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団員募集中
練習日時 毎週土曜日 午後6:30〜9:30
練習場所 北出音楽事務所(JR・京阪「京橋駅」から徒歩10分)
お問い合わせは事務局まで[06-6136-1737]
◎事務局が変わりました。ご注意下さい◎
なお、当団のホームページでも最新の団員募集情報を公開しております。
5
新 コンサートミストレス紹介
Satoko ISHII
本
石井 聡子
日はご来場頂きありがとうございます。
この度、定期演奏会で初めてコンサートミストレスとして演奏させて
頂くことになりました石井聡子です。
この場をお借りしてご挨拶とさせていただきます。
私は幼いころから大学卒業まで、オーケストラの勉強をしていましたが、卒
業後は、演奏する機会があまりなく、高先生
(※)からお話をいただいた時は
とても嬉しく、
是非させていただきたいと思いました。
とは言っても、アマチュアオーケストラの事を何も知らず、どのような活動
をされているのかもわからないまま、まずは練習を見学させて頂きました。
その時、団員の年齢層が学生から80代の方まで幅広いという事と、難しい
大曲にも積極的に取り組んでおられる事に驚き、団のみんなの音楽に対す
る情熱を感じました。
昨年末、コンサートミストレスとして初参加した第九の練習でも、暖かく迎
え入れてくださり、その後、練習や合宿、飲み会などで皆様とお話ししてい
くなか、一人ひとりのお人柄、音楽に対する思いや人生観をお聞きし、見習
うことが多くあります。
前任の西田美音子さんは、相愛高校の先輩で、この度、十数年ぶりにお会いしました。
当時と変わらず優しく接してくださり、演奏家としても女性としても見習うところばかりで、私がみんなにすんなりと溶
け込んでいく事ができたのも西田さんのお陰だと思います。2月の西田さんの退団公演では、コンサートミストレスと
して信頼され、団にとってどれほどの大きな存在であったかということを実感しました。
これからは私が、団員の方々の情熱と向上心を受けて、精一杯、できる限りのことをお手伝いさせていただきたいと思っ
ております。
最後になりましたが、このような機会を与えてくださった高先生
(※)
に心より感謝申し上げます。
皆様、
どうぞよろしくお願いします。
いしい・さとこ… 相愛高校音楽学科を経て桐朋学園音楽学部演奏学科卒業、同大学研究科修了。 全日本学生音楽コンクール入選、第11回高槻音
楽コンクール第二位、第13回ベストプレーヤーズコンクール優秀賞(最高位)その他多数のコンクールにて入選、入賞。イタリア・ベ
ルーノ音楽祭でベルーノオーケストラとの共演をはじめ、これまでにブレーヴェン交響楽団、ソフィアフィルハーモニー交響楽団、関
西フィルハーモニー管弦楽団、キエフフィルハーモニー交響楽団等、国内外のオーケストラと多数共演。ニューヨーク・カーネギー
ホールにて日米合同コンサートに出演する他、 数々のコンサートでソロ、室内楽に出演。これまでにヴァイオリンを、鷲見健彰、曽我
部千恵子、里屋千佳子の各氏に師事。 現在、関西現代音楽交流協会、日本弦楽器指導者協会会員。アマービレ楽器特別講師。
常任トレーナー
高氏に
訊く
私が石井聡子さんと初めてお会い
したのは、とある現代音楽の発表会
で共通の知人にご紹介頂いたとき
でした。その後幾度かの新作発表
会で石井さんのヴァイオリンを聴くことが出来(ただし全て私では
なく他の方の作品)、お人柄はもちろんのこと、演奏の面でも強い印
象を受けて、いつか自分の曲を演奏してもらいたいものと思ってお
りました。
そんな折、関西シティフィルハーモニー交響楽団で長年コンサート
ミストレスを務めていらっしゃった、西田美音子さんが引退される
ことになり、新たなコンマス・コンミスを捜しているとの報せを聞い
て、即座にご推薦しようと思いついたのですが、なんと石井さん、西
田さんの高校時代の後輩にあたるとのこと、お知り合いだったそう
です。まさに奇縁!
ちなみに、来る11月3日(日)、私の作品を石井さんに弾いて頂ける機
会をようやく得ました。皆様是非是非聴きに来て下さい!詳しくは
[email protected] まで。
石井聡子さんを
ご紹介に至った経緯は
?
6
高 昌帥 ※
関西シティフィルハーモニー交響楽団
常任トレーナー
こう・ちゃんす…大阪音楽大学作曲科卒業後、スイス・バーゼル音楽ア
カデミー留学。これまでに作曲を田中邦彦、 R.ケルターボーンの各氏
に、指揮をJ.マイヤー氏にそれぞれ師事。 第5回吹田音楽コンクール作
曲部門一位無しの二位。 第13回名古屋文化振興賞作曲部門佳作。 第
1回コダーイ記念国際作曲コンクール佳作。 第12回朝日作曲賞受賞
(2002年 吹 奏 楽コンクー ル 課 題 曲『 ラメント』)。 第1回COMINESWARNETON国際作曲コンクール「イヴ・ルルー賞」受賞。平成20年度
JBA 「下谷奨励賞」受賞。 第19回吹奏楽アカデミー賞作・編曲部門受
賞。平成24年度JBA「下谷奨励賞」受賞。現在、大阪音楽大学准教授。
関西現代音楽交流協会、
21世紀の吹奏楽“響宴”各会員。プロ・アマ問わ
ず多数の委嘱を受け、管弦楽・吹奏楽・室内楽など様々な編成の作品を作
曲する傍ら、現代音楽の指揮、アマチュアオーケストラや市民バンドの指
導にも携わる。 代表作に、ソプラノ独唱とバリトン朗読、オーケストラの
ための「あなたに」
(初演:ザ・シンフォニーホール)、打楽器ソロと吹奏楽
のための協奏曲「雷神」
(初演:カーネギーホール)、バリトンとピアノのた
めの、谷川俊太郎の詩による「コラージュ」
(初演:
トントレフ・ヒコ)。
Orchestra
関西シティフィルハーモニー交響楽団
◎石 井 聡 子
■ Violin
■ Viola
青 山 拓 生 伊 藤 貴 子
上 田 小由季
植 原 行 洋
植 原 り さ
太 田 有 紀 岡 雅 樹 ◎小野寺 慶 太 加 藤 孝 司 加 藤 裕紀子
鎌 田 美和子
亀 井 歩 実 神 田 靖 子 久 保 有 加
篠 田 亮 子
清 水 太 司
豊 島 直 子
中 谷 日出夫 中 谷 道 代 難 波 千 里 西 村 悠 美 橋 本 敏 彦 樋 口 貴 雄 藤 田 恵 子 益 子 一
益 子 雅 野 松 村 悠 里
○宮宇地 秀 和
宮 本 つばき 森 川 裕 山 本 真 弓 中 谷 葉 子(賛助)
池 田 景 子 井 戸 義 訓
○太 田 真紀子 川 端 成 彬 福 田 文 治 松 本 光 世 村 井 弘
野 村 初 葉(賛助)
藤 井 しのぶ(客演)
北 條 碧(客演)
常任指揮者─ギオルギ・バブアゼ
■ Flute
○阿 部 葉 子
小波津 佐知代 芝 野 均
三 原 千 明
■ Oboe
加 藤 緑 里 髙 谷 利 枝 ○西 山 健 市
■ Clarinet
荒 木 香 奈
姜 隆 志
後 藤 真 紀 ○芝 野 範 子
■ Fagott
○一ノ瀬 圭 子 坂 本 美佐子 飛 田 剛 志 ■ Violoncello
○安 彦 郁 阿 保 英 造 阿 保 幸 雄
岩 田 倫 和
上 田 真紀子 小野寺 泰 子
坂 元 正 三
谷 口 正 美 豊 島 正 富 樫 誠 廣 瀬 恵 子 宮宇地 美 希
■ Horn
安 彦 高 志
織 田 克 洋 玉 井 杏 奈 冨 田 千 尋 西 山 順 子 廣 橋 麻理子 ○山 部 義 幸 ■ Trumpet
残 熊 祐 治 ○廣 橋 誠 司 山 田 浩 之
■ Trombone
柏 岡 亨
○金 昌 信 黒 田 千 明 ■ Tuba
古 口 賢 一
■ Percussion
井 上 美 穂
片 山 泰 一
○田 村 千 春
山 口 耕 平
小 池 美 郷(客演)
■ Contrabass
稲 葉 杏 子 大 田 一 典
大 場 久美子 佐 伯 祐 里
長 岡 豊 ○安 近 紀 子
渡 邉 昭 一
岩 尾 武 司(客演)
□団長
柏 岡 亨
□運営委員長
坂 元 正 三 □チーフパートリーダー
廣 橋 誠 司
(兼インスペクター)
□インスペクター 小野寺 慶 太 織 田 克 洋 宮宇地 秀 和
古 口 賢 一
□総務 富 樫 誠 山 部 義 幸 橋 本 敏 彦
安 彦 高 志
荒 木 香 奈
□広報
鎌 田 美和子
□会計
加 藤 孝 司 田 村 千 春 □ IT
岩 田 倫 和(兼人事)
青 山 拓 生
□ライブラリアン
井 戸 義 訓
□楽器
古 口 賢 一
□友の会
黒 田 千 明
□会計監査
岡 雅 樹
□名誉団長
阿 保 幸 雄
◎…コンサートミストレス
コンサートマスター
○…パートリーダー
□トレーナー 池 田 重 一
岩 井 英 樹 高 昌 帥
田 本 摂 理 谷 野 里 香 中 谷 葉 子
橋 本 安 弘
林 口 眞 也 三 好 哲 郎 シティフィル友の
関西 に入りませんか? 会
入会金・会費無料
!
?
友の会に入ると
友の会に入るには
❶ 演奏会の割引ご優待
演奏会ごとに事務局よりご案内を毎回発送いたします。会員の方はお連れ様とともに通常価格2,000円のところを
1,500円で購入していただけます(定期演奏会)。ファミリーコンサートでは別途、割引ご優待をご案内いたします。
❷ 友の会席のご用意
ローソンチケットにて事前に会員席をお買い求めいただけます。会員席としましては、できるだけ良いお席をご用
意いたします。
本日のパンフレットにはさみ込んである「アンケート」用紙の下段にある「(友の会への)入会希望」の項目にマルを、
そして必要事項をご記入のうえ、本日のアンケート回収箱に投入、または下記の住所までご郵送ください。
▼
関西シティフィルハーモニー交響楽団友の会事務局 〒567-0021 大阪府茨木市三島丘2丁目24-23-103 黒田千明 方
*友の会みなさまの個人情報は、演奏会のご案内など、
当団の諸活動に関係する用途以外には、
一切利用致しません。
□ 企画/編集/発行—関西シティフィルハーモニー交響楽団 □ 印刷─株式会社 松岡印刷所
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