特許異議申立 オーストラリアにて。

IAM(知的資産管理): 特許以上、商標を越え、IPよりさらに先へ。ウォーターマークが提供する新しい発想。
特許異議申立
オーストラリアにて。
メルボルン
T + 613 9819 1664
F + 613 9819 6010
シドニー
T + 612 9888 6600
F + 612 9888 7600
パース
T + 618 9325 1900
F + 618 9325 4463
E [email protected]
www.watermark.com.au
異議申立は、特許庁長官の前で行われる手続きであり、特許権
が付与される前に、利害関係者に特許出願の有効性に異議申立
てすることを許す、最も一般に使用されている方法です。
次に記載した手続と図は、上記の種類の異議申立
に焦点を合わせたものです。しかし、補正や出願期
間の延長に対する異議申立などの、それ程頻繁に
行われない異議申立についても適用できます。
手続中に期間延長を得られる可能性はありますが、
このような請求は、他の当事者により異議が申し立
てられる可能性があり、その結果、その延長請求を
処理するためだけに聴聞が必要となり、しばしば手
続の遅延を引き起こします。異議申立手続におい
て証拠を各当事者に送達するとき、その証拠の提
供者は、証拠の原本を特許庁に提出しなければな
りません。
聴聞
証言の段階が終了した後、本問題は、特許庁長官
代表の前での聴聞に付されます。聴聞は、各当事
者が主張できる公正な機会が与えられる非公式な
手続です。代表者はその後、すべての提出物と証
拠を考慮した上、費用の裁定額を含む理由を付した
文書による決定を両当事者に送ります。いずれの当
事者も、連邦裁判所にこの決定について、上訴する
ことができます。
特許
異議申立
異議申立通知書
異議申立通知書は、オーストラリア特許公報に出願
の許可が公表された日から3ヶ月以内に特許庁に
提出される正式文書です。通知書のコピーを、特許
出願人かオーストラリアの代理人にその後出来るだ
け早い時期に提供しなくてはなりません。
理由と明細の陳述
異議申立人はその後、異議申立通知書を提出して
から3ヶ月以内に、理由と明細の陳述書を出願人に
提供しなくてはなりません。この文書には通常、詳
細に異議申立の理由を述べて、異議申立人が主張
する理由を明記します。
裏づけ証拠
その後異議申立人は、3ヶ月以内に異議申立を裏
付ける証拠を出願人に提供しなくてはなりません。
その証拠は、理由と明細の陳述書に記載した明細
に関するものでなくてはなりません。
答弁証拠
出願人はその後、3ヶ月以内に異議申立人が提出
したものに対する答弁の証拠を、必要に応じて、提
出しなくてはなりません。答弁証拠が送達された場
合、異議申立人は、1ヶ月以内に反論証拠を送達
するか、反論証拠を送達する意図を通知しなくては
なりません。
次の頁に掲載した図は、
特許異議申立手続を簡
単に示しています。
ウォーターマークの知的財産権に関する
幅広いサービス内容を詳しく知りたい方
は、[email protected]にご連絡くだ
さい。
IAM(知的資産管理):特許以上、商標を越え、IPよりさらに先へ。ウォーターマークが提供する新しい発想。
オーストラリア
における特許
異議申立。
許可の公表

3ヶ月
異議申立通知書
 3ヶ月
理由と細目の陳述

3ヶ月
裏づけ証拠(期間延長できる可能性
があります)

3ヶ月
答弁証拠
(期間延長できる可能性があります)

1ヶ 月
反論証拠の提出あるいは
反論証拠を提出する意図の通知

2 ヶ月
反論証拠
(前の段階で提出されない場合)

聴聞

決定

上訴
21日
注
証拠は通常、証拠
書類として関連性
のある書類を添付
した法定宣誓書の
形式です。
特許
異議申立