210 表 天 ※※ 2009 年 9 月改訂 (第8版、販売名変更に伴う改訂) ※ 2008 年 12 月改訂 日本標準商品分類番号 87729 眼 科 検 査 用 試 験 紙 ※※ FLUORES Ocular Examination Test Paper 0.7mg 規制区分:処方せん医薬品 ※※ 承認番号 22100AMX01602000 2009 年9月 ※※ 薬価収載 注意−医師等の処方せんにより使用すること 販売開始 再評価結果 貯 法:室温保存 使用期限:5年(外箱に表示) 【組成・性状】 1976 年 10 月 1986 年 12 月 【薬効薬理】 フルオレセインナトリウムには見るべき薬理作用はな 〈組 成〉 有 効 成 分 1枚中 (日局) フルオレセインナトリウム 0.7 ㎎ く,専ら眼科領域で蛍光造影診断用薬物として使用され る 5)。 本剤を眼科領域に使用した時,フルオレセインはまばた きにより結膜 内に移行して角膜上皮欠損部は黄緑色に 〈製剤の性状〉 本剤は下記の形状をしたろ紙片で,フルオレセインナト リウム含有部分は橙赤色を呈している。 染色され 2),3),5),6) ,異物の周囲には緑色環があらわれる。 また,フルオレセインが左右の結膜 から消失していく 模様を経時的に比較観察して涙道における通過障害の有 無 を 知 る こ と が で き る 6 ) 。な お , A p p l a n a t i o n フルオレセインナトリウム含有部分 Tonometer で眼圧測定の際は,点眼麻酔ののち同様 にして染色を行う 1),4)。 5㎜ このことから,本剤は角膜上皮欠損等の診断及び角膜内 30㎜ 1 0㎜ に侵入した異物の検出,涙器疾患の検査,眼圧測定時並 びにハードコンタクトレンズ装着者の検査時に用いられ 【効能・効果】 る 1),4),5)。 外眼部・前眼部及び涙器疾患の検査・眼圧測定・ハー 297 ドコンタクトレンズ装着検査等 【有効成分に関する理化学的知見】 一般名:フルオレセインナトリウム 【用法・用量】 (Fluorescein Sodium) 1眼に1枚の試験紙を用いる。通常,滅菌食塩水1滴を 試験紙の薬剤含有部に滴下し,これを結膜 化学名: D i s o d i u m 2 - (6 - o x i d o -3 - o x o - 3 H - に接触し, 薬物を移行させる。 xanthen-9-yl)benzoate 分子式: C 20 H 10 Na 2 O 5 分子量: 376.27 【使用上の注意】 構造式: 適用上の注意 NaO O O (1) ソフトコンタクトレンズは,本剤により着色するお それがあるので,装着検査には使用しないこと。 CO2Na (2) フルオレセインナトリウムを特に微量用いたいとき は,生理食塩液1滴を試験紙の薬剤含有部に滴下し, 一度雫を落としてから使用すること。 性 状:だいだい色の粉末で,におい及び味はない。水, (3) 試験紙を濡らさないで直接結膜に接触させた場合に メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく, は,やや痛みを伴うことがあり,また,約5秒間お ジエチルエーテルにはほとんど溶けない。 しつけていないと色素が出にくい場合があるので適 吸湿性である。 当ではない。 【取扱い上の注意】 【臨床成績】 〈注 1.発表文献2,未発表文献2の4論文中における角膜疾 (1) 生理食塩液を滴下する時は,薬剤含有部の先端に, 患201例に対する眼検査の全例において良好な染色成績 が得られた 1)〜 4)。 意〉 静かに一滴を落して下さい。 (2) 薬剤含有部に滴下する生理食塩液の代わりに,常用の 2.Applanation Tonometry の臨床において 236 眼 化学療法剤,点眼麻酔剤,手術用滅菌点眼剤などの に応用し,全例に良好な染色成績が得られた 1)。 3.Contact lens 装着検査 179 例の臨床に応用し,全 点眼液を使用することができます。 (3) 保存中における汚染や吸湿がないよう注意し,密栓 例に良好な染色成績が得られた 1)。 後遮光保存して下さい。 上記のいずれにおいても副作用は認められなかった。 品 名 フローレス眼検査用試験紙0.7mg 本コード 仮コード 制作日 H21.09.14 校 0436H0727318 五校 作業者印 佐 藤 MC N AC 色 スミ トラップ ( ) 角度 調 h4vr7 APP.TB 210 裏 【包 天 装】 200 枚 ※【主要文献】 1)北野周作ほか:眼科5 (7) ,535 (1963) ,212 〜 214(1963) 2)杉浦清治ほか:眼科臨床医報 57(3) 3)昭和薬品化工(株) 社内資料「フローレス眼検査用 試験紙 0.7 ㎎」の使用経験 4)昭和薬品化工(株) 社内資料「フローレス眼検査用 試験紙 0.7 ㎎」の使用経験 5)第十五改正日本薬局方解説書 ( 川書店) (2006) C− 3654 〜 3658 (1963) 6)古味敏彦:日本医事新報 2038,103 ※【文献請求先・製品情報お問い合せ先】 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請 求下さい。 昭和薬品化工株式会社 東京都中央区京橋二丁目 17 番 11 号 電話 0 1 2 0 − 3 6 9 8 7 3 FAX 0 3 − 3 5 6 7 − 9 5 8 0 297 〒 104−0031 製造販売元 東 京 都 中 央 区 京 橋 二 丁 目17番11号 5905S-09TA 品 名 フローレス眼検査用試験紙0.7mg 本コード 仮コード 制作日 H21.09.14 校 0436H0727318 五校 作業者印 佐 藤 MC N AC 色 スミ トラップ ( ) 角度 調 h4vr7 APP.TB
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