ホール効果実習装置

ホール効果実習装置
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KHE-50
Cat.No. 100-266 価格
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全面リ
¥249,000+税
p形・n形の2種のホール素子を使用し、
ホール定数や比抵抗の測定、ホール移動度の
測定などが行えます。
発売以来、永きに渡りご愛顧いただいてきたホール効果実験装置
KHE-5Nを全面リニューアル!
横置き型で縦収納も可能です,
またコード巻きも取り付けデザインを
一新し高級感をUPしたヘアライン仕上げのケース本体としています。
● 本体ケースは縦置きでも横置きでも実験が可能になり、機器の操作が容易になりました。
● 背面にコード巻取りを装備。スッキリ収納できるうえ、
縦型で積み上げての収納が可能になりました。
● カウント表示は見やすい4桁の赤色LEDを採用しています。
● 本体はデザインを一新、高級感あるヘアーライン表面仕上。
● 素子が4×20mmと大きく、接続状態がよくわかります。
● 組み込まれたデジタル電圧電流計により、ホール素子電源・ホール電圧・電圧降下などの
測定が高精度に行えます。
● 素子に電源を供給する安定化電源装置を内蔵しています。
● 素子のホール電圧測定時に、測定する端子間の不均衡電圧を補正できます。
ホール効果実習装置
KHE-50
ホール効果
図1のように、z方向の一様磁界B中に厚さaの半導体平板試料をxy平面と平行に置き、外部電源
(内蔵)によ
りx方向に電流(x
I >0)を流すと、導電粒子(キャリア)は磁界からy軸方向にローレンツ力を受けます。
キャリアが受けるローレンツ力の向きは、qの符号によらず常にyの負の方向になり、キャリアはyの負の方
向に引き寄せられます。引き寄せられたキャリアにより、半導体にはy軸方向に電位差が生じます。この現
象はホール効果と呼ばれ、y軸方向に発生した電圧VHをホール電圧と呼びます。
数式1にあるRHは、ホール定数と呼ばれる定数で、キャリアの電荷と、電荷密度によって決まる定数です。
本装置では、ホール電圧(図2、測定例 図3・4)と下に述べる比抵抗
・ キャリアの電荷:
が測定できます。さらに、磁場を測定する事によって、ホール定数
・ 密度:
を求める事もできます。
数式 1
図 3 ホール電圧の測定例(n 型)
比抵抗・導電率・移動度
比抵抗ρ、導電率σ、移動度μ
(単位電界中でのキャリアの速度を表す定数)は、
半導体の種類だけで決まる定数で、素子の形状にはよらないため、ホール定数RH
とともに半導体の性質を現す指標として用いられます。これらの定数の関係式は、
次のとおりです。(数式2)
数式 2
図 4 ホール電圧の測定例(p 型)
Bz
上記測定例内
スペーサー段数について
z
IX
y
x
Vy
図 1 ホール効果
付属のスペーサーにより
図 2 ホール電圧の測定
フェライト磁石の間隔を
3 段階に調整する事がで
きます。
■ 測定装置
電流設定(定電流)
約0.2mA∼1.5mA 可変
電圧,
電流測定
LED3 1/2桁表示
ホール電圧測定
mV レンジ:±0∼19.99mV
電流測定
mA レンジ:±0∼19.99mA
電圧測定
0.1V レンジ:±0∼1.99V
V レンジ:±0∼19.99V
装 備
ホール電圧調整用つまみ ZERO ADJ.付き
形 状
コード巻き取りフック装備 積み上げ収納可能(図6)
電 源
AC100V 50/60Hz 0.5A
図 5 素子寸法
■ ホール素子
シリコン半導体
p形1個 n形1個
素子寸法
(a)0.5mm (b)4.0mm (c)20.0mm(図5)
形 状
ベーク台板およびターミナル付き
■ 架台付きマグネット
図 6 コード巻き取りフックを装備しており、
フェライト磁石
60×60×t15mm 2枚
磁石間隔
3段調整(付属のスペーサーによる)
技術的なご相談は コールセンター
積み上げての収納も可能です
0120-376-673 FAX 03-6861-9419 E-mail [email protected]
http://www.shimadzu-rika.co.jp/
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