デート って何だろう? みんなに知ってほしい、考えてほしい『デートDV』 デートDVは、身近におこっているかもしれない。 暴⼒って殴ったり蹴ったりすることだけって 思っていませんか? □彼氏・彼女のこと好きなんだけどなんだか「苦しい」 □相手が「こわい」と思うときがある □ふたりの関係がどこかおかしいのかな?と思うときがある。 ∼DVとは∼ 夫婦間や恋人間の暴力を“DV”といいます。 相手を殴る、蹴る、心無い言動により心を傷つける、大声でどなるなどの行為(暴力)を行い、 相手を支配(コントロール)しようとすることです。 特に高校生や大学生などの若い恋人間で交際相手からふるわれる暴力を“デートDV”といい ます。 デートDVの事例 自分を最優先しないと不機嫌になったり 殴ったり蹴ったり、腕を強くつかんだり 携帯電話の着信履歴やメールをチェックしたり 常に居場所を報告させたり 怒鳴ったり、傷つくことを言ったり 「別れたら死ぬ」なんて言ったり 嫌がってるのに無理やりキスしたり 避妊に協力しなかったり デートのときいつもお金を払わせたり こういうことをされたら本当はイヤだけど嫌われたくないから… と思って我慢していませんか? こういうのは愛って言わないよね。 デートDVはなぜおきるの? 恋愛関係になって、自分の考えを一方的に押しつけてしまったり、相手を自分だけの物にしたい気持ち が、相手を自分の思いどおりにしようとする⾏動と結びついてデートDVはおきています。 デートDVは身近におきている 10歳代から20歳代のときに、交際相手から『身体に対する暴行』『精神的な嫌がらせや恐怖を感じるような 脅迫』『性的な行為の強要』のいずれかをされたことが「あった」という20歳代の人の割合 交際経験のある20歳代の女性の約5人にひとりがデートDVの被害を受けたと回答しています。 なかった あった 無回答 女性 21.3% 88.2% 0.8% 男性 9.4% 90.6% 資料:内閣府 男女間における暴力に関する調査(平成 21 年 3 月) 彼氏・彼女とすてきな関係になるには ★相手を束縛しないこと ☆相手を自分の思いどおりにしようとしないこと ★相手の考え方や意⾒を尊重すること ☆いやなことは「イヤ」といえる関係であること ★相手が「イヤ」なことは押しつけないこと ☆相手の気持ちになって、思いやること ★けっして暴⼒はふるわないこと どんな事情があっても暴力をふるうことは許されません。 もしあなたが被害にあっていたら ひとりで悩まずに信頼できる身近な人に相談してみるか、このリーフレットに書いてある窓口に 電話してみよう。 友達の様子がおかしかったら 「何か困っていることはない?」と声をかけてください。 デートDVは、親や先生などの大人には相談しにくく、同世代の友達が一番相談しやすいようです。 友達から相談されたら まずはしっかり話を聞いてあげよう。友達を批判したりせず、「あなたが悪いわけではない」「つらかったね」 「力になるよ」と、友達の気持ちを受け止めましょう。 ★次のような言葉は言わないでください。 「愛されているからよ」 「よくあることだよね」「相手を怒らせるからじゃないの?」 相談窓口 1 2 3 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま) TEL:048−600−3800 月∼土 10:00∼20:30(祝日・年末年始・第3木曜日除く。 ) 埼玉県配偶者暴力相談支援センター(婦人相談センターDV相談担当) 月∼土 9:30∼20:30、日・祝 9:30∼17:00 TEL:048−863−6060 越谷市男女共同参画支援センター「ほっと越谷相談室」 〈女性のための生き方・パートナー相談〉 火・木・金 13:00∼14:00、土・日 10:00∼14:00 (祝日・年末年始除く。 ) TEL:048−970−7415
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