ステンレス鋼・アルミニウムの絞り加工・しごき加工 耐熱合金の精密熱間

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ステンレス鋼・アルミニウムの絞り加工・しごき加工
耐熱合金の精密熱間鍛造金型
高温環境下で使用される部品・型
これら加工・工具に最適な炭窒化チタン系複合新材料
1.特 長
HV 硬さ 13.5GPa、破壊靱性値 10.0MPa と超硬合金、セラミックスと同
●バランスの良い、硬度と靱性
レベルであり、さらに耐摩耗性と耐欠損性のバランスが良い工具材料です。
●すべりが良く耐焼付き性に優れる ステンレス鋼やアルミニウム合金との摩擦が低く、焼付きの発生を抑制。
●耐酸化性に優れる
900℃大気中においても耐酸化性を維持し、高温条件でも安定使用が可能。
●高温特性に優れる
700℃以上の高温大気雰囲気において硬さ、曲げ強度の低下が小さい。
●とても軽量です
炭窒化チタンが主成分であり比重は 5.6。→超硬合金の 1/3 程度と非常に軽量。
●低い熱伝導率
低熱伝導であるため、高温の被加工材の冷却を抑制。
●複雑形状製品に対応
セラミックスでは製作困難な複雑形状の工具も、独自技術により製作可能。
2.材 種 特 性
材 種
ビッカ-ス硬さ
GPa
HRA硬さ
抗折力
GPa
比重
破壊靭性値
MPa√
熱膨張係数
×10-6/K
熱伝導率
W/m・K
ヤング率
GPa
圧縮強度
GPa
CT500
13.5
90.7
1.5
5.6
10.0
7.5
6.5
410
5.0
耐摩耗用途
超硬合金
15.5
91.5
2.5
14.9
10.9
5.1
71.0
610
5.0
3.他材種との比較評価
(1)硬さおよび耐摩耗性
ビッカース硬さ Hv GPa
15
13.5 14.3 12.7
ディスク : SKD11
荷重 = 35.3 N
測定 = 8km
雰囲気 : 大気中
15.5
2.0
10
5
CT500 窒化珪素 ジルコ ニア 耐摩耗用 耐衝撃用 SKD11
工具鋼
硬さは13.5GPaで、耐摩耗用途向け
超硬合金、セラミックスと同等です。
セラミックス以上
超硬合金と同等
の耐摩耗性。
1,000
0.8
ディスク : SKD11
荷重 = 35.3 N
測定 = 8km
雰囲気 : 大気中
8,400
86
0.9
100
0.5
39
16
14
10
0.5
超硬合金
対数スケ-ル
m m 3 /kgf・ m m
10,000
低い摩擦係数
すべりが良く
焼き付きにくい
7.6
1.0
セラミックス
摩 耗 量
×10 -2
1.4
1.5
TiCN系
比摩耗量
1.8
8.8
-
摩 擦 係 数
摩擦
係数
1
CT500
TiCN系
アルミナ
窒化珪素
セラミックス
耐摩耗用
SKD11
CT500
超硬合金
工具鋼
TiCN系
摩擦係数は合金工具鋼の1/4、
超硬合金の1/2と低く、すべりが良い
ため、焼き付き発生を抑制できます。
アルミナ
窒化珪素 耐摩耗用
セラミックス
超硬合金
SKD11
工具鋼
耐摩耗用 超硬合金並みに耐摩耗性に
優れています。
(2)耐熱性および耐酸化性
高温 ビッカ-ス硬さ (Hv)
GPa
高 温 曲 げ 強 度
GPa
3
15
-CT500
-窒化珪素
10
2
-CT50 0
-超硬合金
-窒化珪素
-超硬合金
1
5
-SKD11
-SKD11
0
0
0
200
400
温度
600
℃
0
800
200
400
600
温度
800
1000
℃
耐熱性に優れ、高温条件下において超硬合金よりも硬さ、強度において優れます
酸化増量
g/m 2
大 気 中 酸 化 増 量 測 定
50
酸化増量試験において
40
900℃まで質量はほとんど
900℃まで
酸化による
劣化がほとんど
ありません。
30
20
変化しません。
高温下における耐酸化性に
10
優れます。
0
0
2 00
4 00
温度
60 0
℃
80 0
1 00 0
4.製 品 例
絞
り
ダ
イ
ス
し ご き パ ン チ
*材料および工具仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。(Specification shall be changed without notice.)
引 抜 き プ ラ グ
2010.7. Ver.2.3