てしまうでしょう。駅の内部は吹き抜けで多くの飲食店があり、まるで駅全体がフードコートのようです。プラットホームも近代化されており、嵩上げされたホームが整然と並んでいます。近代的過ぎて旅情は感じませんが、ホームが行き止まり式（頭端式）になっているのでターミナルと呼ぶに相応しい駅です。 2000年1月に電化が完成し、高速列車のアセラ・エクスプレスも運行されているボストン南駅はアムトラックで6番目に乗降客が多い駅です。コミュータートレインも乗り入れていることから、プラットホームの増設を計画しているそうです。まだまだ伸び盛りの南駅です。ボストン南駅には南北に走るレッドライン（地下鉄）が乗り入れており、シルバーラインという専用地下道を走るバスもこの駅から利用出来ます。このシルバーラインは南駅とボストン国際空港（Boston Rogan International Airport - BOS）を約15分で結びます。町の中心地から空港までのアクセスの良さは、これだけの大都市の中では全米でも1・2を争うほどと思います。 ②ニューヨーク・ペンシルベニア駅(北緯40度西経73度) ペンシルベニア駅（Pennsylvania Station）はアメリカ合衆国のニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区チェルシーにある、同市のグランドセントラル駅と並ぶ巨大な駅です。マディソンスクエアガーデンと共有の建物を使った駅舎である。1日に、およそ600本もの列車が発着しています。“ペン･ステーション”の愛称でも呼ばれる（現地在住の日本人の間では「ペンステ」とも呼ばれています。ちなみにグランド・セントラル駅は「グラセン」）。正確な場所は、チェルシーの北部でミッドタウン（ウエスト）の中央にあります。近くにはブロードウェイやデパートのメイシース゜マンハッタン･モールなどもあり、中央郵便局とも隣接しています。マンハッタンの西側にありますが、ハドソン川には面していません。 ③フィラデルフィア30丁目駅(北緯40度西経75度) アムトラックのフィラデルフィア駅は、本社がフィラデルフィアにあったペンシルバニア鉄道の 1934 年建造の駅舎を使用しています。シティーホールのある市の中心部から西に 1.6 キロのところにあり、往来の激しい賑やかな場所です。駅周辺の治安は夜間でなければ問題はありません。この駅は 30ｔｈStreet に接して建っているので、「30ｔｈ Street Station」とも呼ばれ、アムトラックの時刻表などにもその名が使われています。縦 213 メートル、横 99 メートルの大きな駅舎で、「鉄道駅」の貫禄があります。天井の高いホールは溜息が出るほど広大で、こういう駅を通勤に使っていたらイライラも解消されるでしょう。駅舎は歴史的建造物に指定されており、現在はアムトラックが所有しています。コミュータートレインの SEPTA も共用していて、東西に走る高架部分を SEPTA が、南北に走 HINODE 005