小田原市 公共建築工事 平成 27 年度版 積算基準 平成 27 年 4 月 22 日 公共建築工事 積算基準 小田原市建設部建築課が設計する公共建築工事(別途指定のものを除く。)の積算に適 用する。 なお、本基準は平成 27 年 4 月 22 日より適用する。 1. 積算基準 国土交通省大臣官房官庁営繕部 監修 公共建築工事積算基準 平成 25 年版 に記載 されている下記基準を標準とし、小田原市建築工事積算基準を定める。 ① 公共建築工事積算基準 ② 公共建築工事共通費積算基準 ③ 公共建築工事標準単価積算基準 ④ 公共建築数量積算基準 ⑤ 公共建築設備数量積算基準 ⑥ 参考資料(公共建築工事積算研究会参考歩掛り等) ※「公共建築工事積算基準等の運用」及び、「公共建築工事積算基準等資料」は適用し ない。 ただし、建設工事標準歩掛(建設物価調査会)・工事歩掛要覧(経済調査会)等も参考と する。 2. 共通費の算定 (1) 共通費は、「共通仮設費」、「現場管理費」及び「一般管理費等」に区分し、一式として 計上する。 ただし、見積りによる場合は、この限りでない。 (2) 共通費を算定する場合の直接工事費には、本設のための電力(基本料金)、水道等の 各種負担金(設計審査手数料・水道利用加入金)は含まない。原則として、設計金額に 含めず別途支出する。 (3) 工事実績情報の登録に掛かる費用は、現場管理費のその他の項目に含むものとする。 (2 千 5 百万未満についても同様として扱う。) (4) 共通費の積算は、別紙 『公共建築工事 共通費積算基準』 のとおり行うものとする。 小田原市−P1 3. 単価及び価格の算定 単価及び価格の算定に係わる材料単価、複合単価、市場単価及び前記以外の単価に ついて、以下のとおり定める。 なお、採用した刊行物、見積り等に関する情報は、行政情報センターに設置する。 (1) 単価及び価格の改定 単価及び価格は、通年単価及び価格とし、下記を採用する。 ① 建設物価・積算資料の 3 月号 ② 建築施工単価・建築コスト情報の冬号(1 月号) ③ 見積り徴収単価(年度単価用に徴収) ④ 定価表(3 月時点での最新版カタログ等) ただし、建築工事において、価格変動が頻繁で使用数量の多い生コンクリート、鉄筋、 鉄鋼などにおいては、直近の価格を採用する。また、資材価格及び労務者賃金が著 しく変動した場合は、必要に応じて単価の改定を行う。 (2) 複合単価 ① 労務単価 労務単価は、神奈川県県土整備局が公表している平成 27 年度公共工事設計労 務単価(4 月)とする。 ② 材料単価 材料単価は、通常刊行物(建設物価・積算資料)の掲載価格を比較し、同比較条 件での安価を採用とする。 通常刊行物の公表価格・定価表(カタログ)及び見積り価格等を採用する場合は、 仕様・規格、数量、施工条件を考慮する。また、市場の実勢取引状況等を勘案し、 適切に算定する。荷渡し場所は、現場渡しとし、必要に応じて運搬費を計上する。 機械損料は、(社)日本建設機械施工協会から刊行されている「建設機械等損料 表」 (平成 26 年度版)を標準とする。 ③ 仮設材費 仮設材費は、通常刊行物(建設物価・積算資料)の掲載価格等による賃料又は材 料の基礎価格に損料率を乗じて算定する。 (3) 市場単価、補正市場単価(類似単価) 市場単価は、通常刊行物(建築施工単価・建築コスト情報)の掲載価格等を比較し、 刊行物と同様の都市優先順位の安価を採用する。 また、掲載条件が異なる場合で、市場単価を補正して算出する単価(以下 「補正市 場単価」という。)の補正方法は、次の式による。 なお、補正市場単価算出方法は、別紙 1 による。また、補正市場単価の細目工種、 補正に用いる歩掛りは、国土交通省大臣官房官庁営繕部 監修 公共建築工事積算 基準 平成 25 年版 による。 補正市場単価 A’ = 市場単価 A × 算定式 算定式=a‘ ÷ a a‘=補正市場単価A’の細目工種に対応する歩掛りによる複合単価 a =市場単価Aの細目工種に対応する歩掛りによる複合単価 小田原市−P2 (4) 前述(2)、(3)以外 前述(2)、(3)の単価により難いものは、原則 3 社以上の見積価格を参考に、十分検討 のうえ設計単価とする。 (5)市場単価の補正について 社会保険未加入対策の一環として当面の間、市場単価の補正を行う。なお、補正の 方法は以下による。 (標準歩掛りによる複合単価の場合は、その他の率を最小値から中間値へ変更する ことで、社会保険未加入対策とする。) また、別紙2 表A-1、表E-1 及び表M-1 の改修補正率には、市場単価及び補正 市場単価の改修割増(6)-2(執務並行改修)による補正率が含まれており、下式により 算定する。 刊行物の掲載価格(市場単価以外の材工単価)を採用する場合も別紙2、各細 目の補正率により算出する。 【新営の場合】・・・(全館無人改修の場合も含まれる。) 基準単価 × 新営補正率 = 新営市場単価 【改修の場合】 基準単価 × 改修補正率 = 改修市場単価 (6)-1 改修工事の積算に用いる単価の種類 改修工事の積算に用いる単価の種類は次による。 〇基準単価 本基準に定められた標準歩掛りによる複合単価並びに市場単価及び補正市場 単価のほか、参考歩掛り等による複合単価 〇基準補正単価 標準歩掛りによる複合単価について、建築工事の場合は労務所要量の 15%増 し、電気設備工事及び機械設備工事は労務所要量の 20%増しを標準とする。 (6)-2 改修工事の分類 〇全館無人改修の場合は、(6)-1 基準単価を採用する。 〇執務並行改修の場合は、表-1∼3 により、必要に応じて補正を行う。 ※執務並行改修の場合は、設計書の工事概要に標記する。 小田原市−P3 表-1 執務並行改修の場合の単価適用区分(建築工事) 工 種 仮設 土工 地業 鉄筋 コンクリート 型枠 鉄骨 既製コンクリート 防水 石 タイル 木工 屋根及びとい 金属 左官(仕上塗材仕上) 左官(仕上塗材仕上以外) 建具 塗装(改修標仕仕様) 内外装 仕上げユニット 構内舗装 植栽 仮設(改修) 撤去 外壁改修 執務並行改修 − − − − − − − 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 − 〇 〇 〇 〇 〇 − − − − − 小田原市−P4 備 考 凡例 −:基準単価 〇:基準補正単価 躯体関連工種 〃 〃 〃 〃 〃 仕上関連工種 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 外構関連工種 〃 改修関連工種 〃 〃 表-2 執務並行改修の単価の適用(電気設備工事) 工 種 配管工事 配線工事 接地工事 塗装工事 機器搬入 電灯設備 動力設備 雷保護設備 受変電設備 電力貯蔵設備 架空線路 地中線路 構内交換設備 情報表示・拡声設備 誘導支援設備 テレビ共同受信設備 監視カメラ設備 火災報知設備 撤去(再使用しない) 撤去(再使用する) 再取付け 機器搬出 はつり工事 執務並列改修 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 − − 〇 〇 〇 〇 〇 〇 − − 〇 〇 〇 小田原市−P5 備 考 凡例 −:基準単価 〇:基準補正単価 屋上施工を含む 屋上施工を含む 屋上施工を含む 表-3 執務並行改修の場合の単価適用区分(機械設備工事) 工 種 配管工事(屋内一般・機械 室・便所) 配管工事(屋外・共同溝) 配管工事(地中) 配管付属品 配管付属品 保温工事・塗装及び防錆 工事 保温工事・塗装及び防錆 工事 機器搬入 総合調整 土工事 コンクリート工事 機器類の据付 ダクト工事 制気口・ダンパー 自動制御設備 衛生器具設備(在来工法) 桝類 消火設備(特殊消火を除 く) 配管分岐・合流・切断 機器搬出 はつり工事 ダクト端部閉塞 インバート改修 撤去(再使用する) 撤去(再使用しない) 再取付け 執務並行改修 〇 備 考 凡例 −:基準単価 〇:基準補正単価 屋上施工を含む − − 〇 − 〇 屋外・共同溝等を除く 屋外・共同溝等 屋外・共同溝等を除く − 屋外・共同溝等 〇 〇 − 〇 〇 〇 〇 〇 − − 〇 〇 〇 〇 〇 − − − 〇 小田原市−P6 屋内基礎等 歩掛りによる場合 歩掛りによる場合 4. 設計書作成要領 設計書の作成要領について以下のとおり定める。 (1)工事価格計のまるめ処理 工事価格計のまるめ処理は、原則として次による。 ① 工事価格計が 1,000 万円未満は、 1万円止めとする。 ② 工事価格計が 1,000 万円以上は、10 万円止めとする。 なお、まるめ処理は工事価格において行う。 (2)その他の率 その他の率は、社会保険未加入対策の一環として当面の間、「公共建築工事標準単 価積算基準」における、工種別の「その他の率」の指定範囲の中間値(%)(小数点 以下を四捨五入)を採用とする。 (例) 指定範囲 中間値 10∼20% 15% 12∼16% 14% 13∼18% 16% また、「その他」の率をかける対象の考え方は次のとおりとする。 1. 建設機械については、「仮設」、「撤去」、「とりこわし」の工種に入っている場合 であっても、「(労)+(雑(軽油、ガソリン等))」を対象とする。 2. 柱下均しモルタルについては、「鉄骨工事」の工種に入っている場合であって も、「(材(セメント、砂等))+(労)」を対象とする。 3. 既存塗膜除去については、「撤去」の工種に入っている場合であっても、「(労) +(雑(研磨紙))」を対象とする。 ※なお、率はそれぞれの工種別の率とする。 (3)修理費について 修理費は、仮設資材賃料の 5%とする。 小田原市−P7 (4)刊行物掲載(建設物価・積算資料)の資材単価の都市優先順位 小田原 ⇒ 横浜 ⇒ 関東・全国 ⇒ 東京 とする。 例1.建設物価の 900 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 小田原 900 小田原 1,000 例 2.建設物価の 1,200 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 小田原 1,200 関東 1,000 例 3.建設物価の 1,000 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 全国 1,000 関東 1,500 例 4.建設物価の 1,200 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 横浜 1,200 関東 1,500 例 5.積算資料の 1,000 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 全国 1,200 横浜 1,000 例 6.建設物価の 1,200 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 全国 1,200 東京 1,000 例 7.建設物価の 1,200 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 横浜 1,200 全国 1,300 例 8.建設物価の 1,500 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 横浜 1,500 東京 1,300 例 9.建設物価の 1,500 を採用する。 建設物価 単 価 積算資料 単 価 全国 1,500 掲載なし − 小田原市−P8 (5)単価等作成時の端数処理 ①.資材単価 内容 単価 金額 資材単価 ※単位変換を行う場合は、 有効 3 桁(4 桁目を切捨て) それ以外は掲載単価のまま ※単位変換とは、配管で 1 本当りの単価をm当りの単価に変換する場合等を示す。 ②.標準単価、代価表 (a)代価表で使用する場合 内容 単価 金額 標準単価 代価表 小数点以下第 2 位 (第 3 位切り捨て) (b)別紙明細、細目別内訳で使用する場合 内容 単価 金額 10 万円以上 1 万円以上 10 円以上 1 円以上 円未満 標準単価 代価表 1,000 円止め 100 円止め 10 円止め 1 円止め 切捨てしない ③.内訳書 (a)工事内訳 ※なお、共通費の算定に用いる直接工事費については、細目別内訳の各金額による。 内容 単価 金額 100 万円以上 10 万円以上 1 万円以上 10 円以上 1 円以上 種目別内訳 10,000 円止め 1,000 円止め 100 円止め 10 円止め 1 円止め (b)種目別内訳 内容 単価 金額 100 万円以上 10 万円以上 1 万円以上 10 円以上 1 円以上 科目別内訳 10,000 円止め 1,000 円止め 100 円止め 10 円止め 1 円止め (c)科目別内訳 内容 単価 金額 中科目別内訳 円止め (d)中科目別内訳 内容 単価 金額 細目別内訳 円止め (e)細目別内訳 内容 単価 金額 100 万円以上 10 万円以上 1 万円以上 10 円以上 1 円以上 別紙明細 代価表 標準単価 横計算 端数処理 ②.(b) による 円止め 円止め 小田原市−P9 10,000 円止め 1,000 円止め 100 円止め 10 円止め 1 円止め (f)別紙明細 内容 単価 金額 代価表 標準単価 端数処理 ②.(b) による 円止め 横計算 円止め 5. 設計変更時の取り扱い 設計変更における工事費積算に用いる単価及び価格は、当初設計における工事費積算 時の単価及び価格とする。 6. 分割発注の取り扱い 本来一体とすべき同一建築物又は同一敷地内の工事を分割して発注する場合の後から 発注する工事(以下、「後工事」という)の工事費算定に用いる単価及び価格は、後工事の 工事費積算時の単価及び価格とする。 【 単価等作成時の端数処理 の 例 】 ○○工事 種目別内訳 名 称 数 量 単位 金 額 備 考 備 考 ○○小学校 1 1,780,000 式 計 1,780,000 ○○工事 科目別内訳 ○○小学校 名 称 新営( 数 量 単位 金 額 ) 1 1,500,000 式 改修( ) 1 281,587 式 計 1,781,587 ○○工事 中科目別内訳 ○○小学校 科 目 名 改修( 称 ) 中 科 目 名 称 数 量 単位 金 額 ●●工事費 1 281,587 式 計 281,587 小田原市−P10 備 考 ○○工事 細目別内訳 改修( ○○小学校 名 称 ◎◎設置費 摘 要 ) 数 量 ●●工事費 単位 単 価 金 額 備 考 材工共 150 m 1,400 210,000 212.5 m 7 1,487 1 個 70,100 70,100 ××材料 ▲▲費 代価表 0011 計 281,587 代価表 名 称 摘 要 単位 数 量 乗率 単 価 金 額 経費 ▲▲費 1.00 備 考 代価表 0011 代価表 0099 備 考 代価表 0099 70,100 個 普通作業員 2.5511 19,500 49,746.45 0.16 7,959.43 有り 人 その他 1 式 ※※費 個 1 12,465.88 12,465.88 計 70,171.76 代価表 名 称 摘 要 単位 数 量 乗率 単 価 金 額 経費 ※※費 1.00 12,400 個 普通作業員 0.5511 19,500 10,746.45 0.16 1,719.43 人 その他 1 式 計 12,465.88 小田原市−P11 有り 【 共通費 算定 の 例 】 工事内訳 名 称 数 量 単位 金 額 備 考 直接工事費 共通費の算定には、使用しない ○○工事 1 1,870,000 100 万円以上 式 計 1,870,000 10,000 円止め ③.(a) 共通費 共通仮設費以下、行省略 ○○工事 種目別内訳 名 称 数 量 単位 金 額 備 考 備 考 庁舎(改修) 1 1,090,000 式 100 万円以上 倉庫(新営) 10,000 円止め 1 式 788,000 ③.(b) 計 1,878,000 ○○工事 科目別内訳 庁舎 名 称 数 量 単位 金 額 ■■■■ 1 1,096,567 式 計 1,096,567 ○○工事 中科目別内訳 庁舎 科 目 名 ■■■■ 称 中 科 目 名 称 数 量 単位 金 額 ●●工事費 1 1,096,567 式 計 1,096,567 小田原市−P12 備 考 ○○工事 細目別内訳 庁舎 改修( 名 称 ◎◎設置費 摘 要 ) 数 量 単位 ●●工事費 単 価 金 額 備 材工共 考 別紙明細 00-0001 1 式 212.5 m 211,000 ××材料 7 1,487 70,100 70,100 650,000 650,000 ▲▲費 代価表 1 0001 個 AAA 工事 1 その他工事 式 BBB 鉄鋼 646 m 130 83,980 鉄骨工事 CC 処分材 処分費 5 ㎥ 10,000 50,000 処分費 CC 処分材 運搬費 1 日 30,000 30,000 計 1,096,567 改修工事の金額 一般工事 【注意事項】 312,587 共通費の算定に用いる直接工事費については、 細目別内訳の各金額による。 鉄骨工事 83,980 その他工事 650,000 処分費 50,000 計 1,096,567 小田原市−P13 別紙 1 補正市場単価算出方法 別紙 1 補正市場単価作成上の留意点 歩掛りによって、補正市場単価を作成する場合 1.資材単価及び価格 小田原市 公共建築工事 積算基準の定めによる資材単価及び価格を使用する。 2.労務単価 東京の労務単価を採用する。 1 別紙 2 市場単価の補正について 表 A-1 基準補正単価 工 種 摘 要 新営補正率 改修補正率 仮設工事 1.01 1.01 土工事 1.01 1.01 地業工事 1.01 1.01 鉄筋工事 1.02 1.02 コンクリート工事 1.02 1.02 型枠工事 1.01 1.01 鉄骨工事 1.02 1.02 既製コンクリート 1.01 1.09 防水工事 1.01 1.08 防水工事(シーリング) 1.01 1.12 石工事 1.01 1.10 タイル工事 1.01 1.11 木工事 1.01 1.08 屋根及びとい 1.01 1.09 金属工事 1.01 1.10 左官工事 1.01 1.14 建具(ガラス) 1.01 1.08 建具(シーリング) 1.01 1.15 塗装工事 1.01 1.14 内外装工事 1.01 1.14 内外装工事(ビニル系床材) 1.01 1.06 ユニットその他 1.01 1.04 排水工事 1.01 1.01 舗装工事 1.02 1.02 植栽及び屋上緑化 1.02 1.02 1 別紙 2 表 E-1 基準補正単価 工種 摘要 新営補正率 改修補正率 電線管、2種金属線ぴ及び同ボックス 1.02 1.19 ケーブルラック 1.01 1.15 位置ボックス及び位置ボックス用ボンディング 1.02 1.18 プルボックス 1.01 1.10 プルボックス用接地端子 1.00 1.00 防火区画貫通処理 ケーブルラック用(壁・床) 1.01 1.14 防火区画貫通処理 金属管・丸型用 1.01 1.05 配線工事 600V 絶縁電線及び 600V 絶縁ケーブル 1.02 1.17 電動機その他 金属製可とう電線管 1.01 1.15 銅板式、銅覆鋼棒、接地極埋設票(金属製) 1.01 1.01 配管工事 接続材工事 接地極工事 表 M-1 基準補正単価 工 種 保温工事 ダクト工事 ダクト付属品 衛生器具 摘 要 新営補正率 改修補正率 配管用 1.01 1.15 ダクト用及び消音内貼 1.01 1.14 低圧ダクト及び低圧チャンバー類 1.01 1.14 1.02 1.22 1.02 1.22 既製品ボックス、制気口、ダンパー等の取付 手間のみ 取付手間のみ 2 平成 27 年 4 月 22 日 公共建築工事 共通費積算基準 小田原市建設部建築課が設計する公共建築工事(別途指定のものを除く。)の共通費の 算定において、平成 27 年 4 月 22 日より適用する。 工事費は、直接工事費、共通費及び消費税等相当額に区分し、積算する。直接工事費につい ては、新営(新築・増築・改築)と改修に区分する。共通費については、共通仮設費、現場管 理費及び一般管理費等に区分する。 1.工事費の構成 直接工事費 純工事費 工事原価 工事価格 工事費 共通仮設費 現場管理費 共通費 一般管理費等 消費税等相当額 2.共通費について 共通費に含まれる項目は、国土交通省大臣官房官庁営繕部 監修 公共建築工事積 算基準 平成 25 年版による。 3.共通費の算定について 積み上げにより算定されない共通仮設費、現場管理費および一般管理費等の算定 は、別紙 1∼4 による。ただし、見積りを参考に算定した場合は除く。 工期Tについては、工事概要説明事項書で指定するものとする。ただし、未着手 である準備期間(施設使用および機器製作による準備期間等)等を除いて指定する。 また、月単位の換算は 30 日/月とし、小数点以下第 2 位を四捨五入して 1 位止め とする。 なお、別紙 1∼4 の公共建築工事共通費積算基準(国土交通省大臣官房官庁営繕部) において、次頁の 4.共通費算定に関する留意事項 を小田原市の共通積算基準と して定める。 小田原市−P1 4.共通費算定に関する留意事項 ① その他工事の適用は、公共建築工事積算基準の解説 平成 23 年基準による。 ただし、小田原市がその他工事同等として積算するものについても、本区分とし、 設計書の備考欄に「その他工事」と明記する。この場合、専門業者から諸経費に ついて別途見積りを採取し、共通費算定の際のその他工事として直接工事費に計 上するものとする。 ② 支給材を使用する工事の取り扱いについて、現場管理費の加算は行わない。 ③ 上記以外の留意事項は、公共建築工事積算基準の解説 平成 23 年基準による。 ※共通費については、国土交通省ホームページに公表される、「公共建築工事積算基 準等資料」等を適用しない。 小田原市−P2 別紙1 公共建築工事共通費積算基準 (国土交通省大臣官房官庁営繕部) 別表-1 共通仮設費率 (新営建築工事) 直接工事費 上限 共通仮設費率 下限 1千万円以下 1千万円を超える 4.33% 5.78 × P -0.0313 共通仮設費率算定式により算定された率 3.25% 4.34 × P -0.0313 算定式 -0.1105 × T 0.2389 Kr = 7.56 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) とし、1千万円以下の場合は、1千万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-2 共通仮設費率 (改修建築工事) 直接工事費 上限 共通仮設費率 下限 5百万円以下 5百万円を超える 6.07% 11.74 × P -0.0774 共通仮設費率算定式により算定された率 3.59% 6.94 × P -0.0774 算定式 -0.2027 × T 0.4017 Kr = 18.03 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) とし、5百万円以下の場合は、5百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【建築工事】 - 1 ページ 別紙1 別表-8 現場管理費率 (新営建築工事) 純工事費 上限 現場管理費率 下限 1千万円以下 1千万円を超える -0.1442 20.13% 75.97 ×Np 現場管理費率算定式により算定された率 -0.1442 10.01% 37.76 × Np 算定式 -0.3396 × T 0.5860 Jo = 151.08 × Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) とし、1千万円以下の場合は、1千万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-9 現場管理費率 (改修建築工事) 純工事費 上限 現場管理費率 下限 5百万円以下 5百万円を超える -0.2263 26.86% 184.58 × Np 現場管理費率算定式により算定された率 -0.2263 12.70% 87.29 × Np 算定式 -0.4085 × T 0.5766 Jo = 356.20 ×Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) とし、5百万円以下の場合は、5百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-15 一般管理費等率 (建築工事) 工事原価 一般管理費等率 5百万円以下 11.26% 5百万円を超え30億円以下 一般管理費等率算定式により算定された率 算定式 Gp = 15.065 - 1.028 × log ( Cp ) ただし Gp : 一般管理費等率 (%) Cp : 工事原価 (千円) 注1.Gp の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【建築工事】 - 2 ページ 30億円を超える 8.41% 別紙2 公共建築工事共通費積算基準 (国土交通省大臣官房官庁営繕部) 別表-3 共通仮設費率 (新営電気設備工事) 直接工事費 上限 共通仮設費率 下限 5百万円以下 5百万円を超える -0.0992 7.19% 16.73 × P 共通仮設費率算定式により算定された率 3.90% 9.08 × P -0.0992 算定式 -0.2462 × T 0.4100 Kr = 22.89 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) とし、5百万円以下の場合は、5百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-4 共通仮設費率 (改修電気設備工事) 直接工事費 上限 共通仮設費率 下限 3百万円以下 3百万円を超える -0.0608 5.21% 8.47 × P 共通仮設費率算定式により算定された率 -0.0608 1.91% 3.10 × P 算定式 -0.2462 × T 0.6929 Kr = 10.15 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) とし、3百万円以下の場合は、3百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【電気設備工事】 - 3 ページ 別紙2 別表-10 現場管理費率 (新営電気設備工事) 純工事費 上限 現場管理費率 下限 5百万円以下 5百万円を超える -0.2253 38.60% 263.03 ×Np 現場管理費率算定式により算定された率 -0.2253 22.91% 156.07 ×Np 算定式 -0.3528 × T 0.3524 Jo = 351.48 × Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) とし、5百万円以下の場合は、5百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-11 現場管理費率 (改修電気設備工事) 純工事費 上限 現場管理費率 下限 3百万円以下 3百万円を超える -0.2941 50.37% 530.68 × Np 現場管理費率算定式により算定された率 -0.2941 17.67% 186.18 × Np 算定式 -0.4896 × T 0.7247 Jo = 658.42 ×Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) とし、3百万円以下の場合は、3百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-16 一般管理費等率 (電気設備工事) 工事原価 一般管理費等率 3百万円以下 11.80% 3百万円を超え20億円以下 一般管理費等率算定式により算定された率 算定式 Gp = 17.286 - 1.577 × log ( Cp ) ただし Gp : 一般管理費等率 (%) Cp : 工事原価 (千円) 注1.Gp の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【電気設備工事】 - 4 ページ 20億円を超える 7.35% 別紙3 公共建築工事共通費積算基準 (国土交通省大臣官房官庁営繕部) 別表-5 共通仮設費率 (新営機械設備工事) 直接工事費 上限 共通仮設費率 下限 5百万円以下 5百万円を超える -0.0952 5.51% 12.40 × P 共通仮設費率算定式により算定された率 -0.0952 4.86% 10.94 × P 算定式 -0.1186 × T 0.0882 Kr = 12.15 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) とし、5百万円以下の場合は、5百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-6 共通仮設費率 (改修機械設備工事) 直接工事費 上限 共通仮設費率 下限 3百万円以下 3百万円を超える -0.0433 4.96% 7.02 × P 共通仮設費率算定式により算定された率 -0.0433 1.73% 2.44 × P 算定式 -0.2596 × T 0.6874 Kr = 12.21 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) とし、3百万円以下の場合は、3百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【機械設備工事】 - 5 ページ 別紙3 別表-12 現場管理費率 (新営機械設備工事) 純工事費 上限 現場管理費率 下限 5百万円以下 5百万円を超える -0.1956 31.23% 165.22 ×Np 現場管理費率算定式により算定された率 -0.1956 17.14% 90.67 ×Np 算定式 -0.3085 × T 0.4222 Jo = 152.72 × Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) とし、5百万円以下の場合は、5百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-13 現場管理費率 (改修機械設備工事) 純工事費 上限 現場管理費率 下限 3百万円以下 3百万円を超える -0.3009 42.07% 467.95 × Np 現場管理費率算定式により算定された率 15.25% 169.65 × Np -0.3009 算定式 -0.5122 × T 0.6648 Jo = 825.85 ×Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) とし、3百万円以下の場合は、3百万円として扱う T : 工期 (か月) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-17 一般管理費等率 (機械設備工事) 工事原価 一般管理費等率 3百万円以下 11.20% 3百万円を超え20億円以下 一般管理費等率算定式により算定された率 算定式 Gp = 15.741 - 1.305 × log ( Cp ) ただし Gp : 一般管理費等率 (%) Cp : 工事原価 (千円) 注1.Gp の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【機械設備工事】 - 6 ページ 20億円を超える 7.52% 別紙4 公共建築工事共通費積算基準 (国土交通省大臣官房官庁営繕部) 別表-7 共通仮設費率 (昇降機設備工事) 直接工事費 共通仮設費率 1千万円以下 3.08% 1千万円を超え5億円以下 共通仮設費率算定式により算定された率 5億円を超える 2.07% 算定式 -0.1021 Kr = 7.89 × P ただし Kr : 共通仮設費率 (%) P : 直接工事費 (千円) 注1.本表の共通仮設費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Kr の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-14 現場管理費率 (昇降機設備工事) 純工事費 現場管理費率 1千万円以下 3.98% 1千万円を超え5億円以下 現場管理費率算定式により算定された率 5億円を超える 2.26% 算定式 -0.1449 Jo = 15.10 ×Np ただし Jo : 現場管理費率 (%) Np : 純工事費 (千円) 注1.本表の現場管理費率は、施工場所が一般的な市街地の比率である。 注2.Jo の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 別表-7 一般管理費等率 (昇降機設備工事) 工事原価 一般管理費等率 3百万円以下 11.20% 3百万円を超え20億円以下 一般管理費等率算定式により算定された率 算定式 Gp = 15.741 - 1.305 × log ( Cp ) ただし Gp : 一般管理費等率 (%) Cp : 工事原価 (千円) 注1.Gp の値は、小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。 【昇降機設備工事】 - 7 ページ 20億円を超える 7.52%
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