シオノギ医薬研究センター

至
庄内西
小学校
三
宮
庄内西
保育所
急
線
戸
神
大島町 2
シオノギ
池田
線
つるや
ゴルフセンター
神
10
美津島
中学校
川
崎
神崎川
加島
十三筋
加島
小学校
千成小学校
阪
阪神
高速
コーナン
日澱化学
至 梅田
41
SPRC
医薬研究センター 〒561-0825 豊中市二葉町3丁目1番1号
TEL 06-6331-8081
Shionogi
Pharmaceutical
Research
Center
シオノギ医薬研究センター
我々がお届けするのは安心・信頼です
塩野義製薬の社章は、
薬を天秤で量る際使用する
「分銅」
に由来しています。
分銅は、
「正確」
「正直」
「信頼」の象徴です。
我々は製薬企業として、安心・信頼をお届けします。
江戸時代の分銅
シオノギの社章
〒541-0045 大阪市中央区道修町3丁目1番8号
TEL 06 - 6202 - 2161
www.shionogi.co.jp/
2012年1月作成 SSS
病気で苦しむ患者さまに
新薬を届けるために
シオノギには、
長年掲げ続けてきた基本方針があります。
それをグローバルに実現するため、
我々は医薬研究センター
(SPRC)
を設立し、
シオノギの創薬研究力を一つに結集することを決意しました。
シンボルオブジェ
「響きあうかたち」
医薬研究センターに託する想い
代表取締役社長 手代木
功
医薬研究センターは、世界に向けた新薬創出活動を迅速かつ的確に
医薬研究本部では、
シオノギの
「分銅マーク」
に象徴されるように、
やり遂げてゆくために、
我々の持てる創薬研究機能を結集して設立されま
世界中の皆さまに「信頼」される優れた医薬品を創製してきました。
した。
豊かな発想力と高い研究生産性を追求する最新鋭の施設は、
我々
先人が築き上げてきたこの伝統を誇りとして、
これからも
「常に人々の
が10年後も20年後も成長を続け、
シオノギの存在感をさらに大きなもの
健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」
ことを使命とし、
新薬
とするための礎となると期待しています。
創製によるシオノギのグローバルな貢献を目指します。
我々は、
「創り、造り、売る」
という企業活動を益々効率的に行なうべく
創薬活動の基盤となるのは、研究者一人ひとりが患者さまに早く
日々努力していますが、
中でも創薬研究に資源を集中投下する理由とし
新薬を届けたいという情熱と、常に世界最先端のイノベーションを
て、
医薬品業界が大きな変革の波にさらされていることが背景にありま
追求しサイエンスに基づく日々の行動です。
同時に、
研究を行うため
す。
例えば、
創薬研究ではその潮流はブロックバスター市場からアンメッ
の最高の研究設備・環境と、
研究者間の相互連携による新たな発想
トニーズに応えるスペシャリティー領域へと変化しつつあり、
我々も既に将
や組織力が欠かせません。
このコンセプトに基づいた新研究所創設
来の疾患構造の変化を先読みした機敏な創薬活動に一部着手していま
と医薬研究センターへの拠点統合は、
我々の長年の夢の実現であり、
す。
一方、
昨今の閉塞感を打破せんとして、
医薬品業界全体の成長、
ひいて
50年ぶりの中央研究拠点開設に際して自らに与えられた使命を
は日本の経済発展の牽引を期するとき、
国内市場に留まらず世界におい
再認識し、その達成に向けて決意を新たにしています。
て競争力を発揮できる製品を世に出し続けることが極めて重要となりま
我々は、
シオノギ全研究員の英知をここ医薬研究センターに集結
す。
厳しい経営環境の中、
このような激しい変化に自ら適応し、
困難な状
し、本部内での共創力を高めるとともに、サテライトラボや国内外
況を打破するための鍵は、製薬企業の原点に立ち返って、魅力のある有
の共同研究パートナーとの連携をさらに深め、質の高い開発品を
用な新薬を創出し続けることだと信じています。
継続的に創出していきます。
そして、
全てのシオノギファミリーとも協
創薬研究は、
その成果が医薬品の上市に繫がり、
病に苦しむ患者さま
力して、
シオノギ基本方針のグローバルな実現に向かって邁進して
を救うことができて初めて達成感を味わうことができます「
。より良い薬
いきます。
を大阪から、
世界へ」
という熱い想いを胸に、
医薬研究センターから画期
的新薬の創出を目指していきますので、皆さまからのご指導・ご鞭撻の
程、
宜しくお願いします。
執行役員
医薬研究本部長 花
浩二
医療ニーズに柔軟に対応し、
新たな疾患領域の萌芽的な研究にもチャレンジ
シオノギ創薬研究の強みである高い効率を誇る低分子創薬技術を生かして、
「失われゆく命
を救う薬」
「人生を変える力を持つ薬」
「病と徹底的に闘う薬」を世界中の患者さんにお届け
することで、
シオノギの基本方針をグローバルに展開していきます。
シオノギの基本方針
失われゆく
命を救う薬
人生を変える
力を持つ薬
病と徹底的に
闘う薬
(根治薬)
シオノギの目的
シオノギは、常に人々の健康を守るために
必要な最もよい薬を提供する。
そのために
益々よい薬を創り出さねばならない。
益々よい薬を造らねばならない。
益々よい薬を益々多くの人々に知らせ、使って貰わねばならない。
シオノギが培った創薬研究の強み
“高い効率を誇る低分子創薬エンジン”
「ものづくり」
×
「評価力」
代謝性疾患
感染症
疼痛
創り、造り、売ることを益々経済的にやりとげねばならない。
そのために
シオノギの人々のあらゆる技術が日々休むことなく 向上せねばならない。
シオノギの人々が、人間として日々休むことなく 向上しなければならない。
シオノギ創薬研究の行動目標
質と生産性の両面で世界最高水準の創薬研究力の実現
その結果
シオノギの人々は日々の仕事と生活に益々生甲斐を覚える。
シオノギの人々の生活の仕方が益々改善せられる。
シオノギの人々の生活が益々豊かになる。
前期創薬
ポートフォリオ
の充実
臨床予測性
の向上
機能集約と
柔軟性強化
■シオノギ独自のアライアンスネットワークを構築
・創薬イノベーションセンターをコアとした自社・共同研究の推進
・創薬イノベーションコンペ
(FINDS、SHIONOGI Science Program)の拡充
・アカデミアとの萌芽的共同研究の推進(FLASH)
・メガファーマ、
バイオベンチャー等とのコラボレーションの充実
■産学連携で分子イメージングをフル活用
・PET研究を
“大阪大学PET分子イメージングセンター”に集約
・
(PET: Positron Emission Tomography)
・トランスレーショナル研究を加速し臨床予測性を向上
■研究新棟による国内研究拠点の集約
・全ての創薬研究機能を一箇所に集結
・治験薬製造と商用生産へのシームレスな展開を図る
※FINDS:PHarma-INovation Discovery competition Shionogi
※FLASH:PHarma-Link between Academia and SHionogi
※創薬イノベーションセンター:北海道大学構内に建設された産学連携拠点
様々な研究分野の融合による新薬開発
異なる研究分野の深い連携により画期的な新薬創製を実現します。
化学合成
探索研究
最新の合成技術や構造解析技術などを駆
創薬ターゲットの探索から化合物の合成、
使して、新規化学物質を合成し、その構造
評価まで最先端の創薬技術を駆使して、新
と薬理活性・動態・毒性・物性などとの相関
薬開発を推進していきます。
を解析し、
より優れた性状を持つ「新薬の
種」
を創製します。
製剤研究
患者様の必要な部位に、
必
要な量だけ薬を送り込む
のが製剤の仕事です「
。くす
わせ加工することで、安定
化したり、
服用しやすくして
薬理研究
H 2N
S
H
N
最適な製剤(錠剤、注射剤
仕上げます。
N
H
N
に、種々の添加剤を混ぜ合
O
S
•HCℓ
O
O
りの素」
である開発化合物
等)、すなわち「医薬品」に
O
O
O
H
O
•H 2O
安全性研究
安全な医薬品を提供する
ことを目指して、細胞や動
O
物を用いた安全性試験や
NH 2
分析試験を創薬初期から
行ないます。
さらに、
選抜し
た開発候補化合物を動物
に長期投与することで、ヒ
トに投与した時に起こる
副作用を予測し、
より安全
な開発品を選抜します。
薬物動態研究
臨床現場のニーズを満たすために、
ヒトの
開発候補化合物の生体内で吸収、分布、代
病態を反映し、臨床での有効性を明らか
謝、
排泄経路などを明らかにし、
薬としての
にできる新しい評価系を構築します。
これ
優れた特徴を明らかにします。
らの評価系を用いて新規に創製された開
発候補化合物の薬理学的特徴を明らかに
します。
俊敏なフットワークと
卓越した創薬技術力の実現
SPRC 4
探索研究・化学合成
薬理研究・製剤研究
豊中市
兵庫県
大阪市
中央研究所、
新薬研究所、
油日ラボラトリーズ、
医科学研究所の
SPRC1
4事業所に分散していたシオノギの研究機能を統合しました。
安全性研究
SPRC 2
薬理研究
SPRC 3
薬物動態研究
■ 医科学研究所
大阪府摂津市三島2丁目5番1号
■ 中央研究所
■ 油日ラボラトリーズ
大阪市福島区鷺洲5丁目12番4号
滋賀県甲賀市甲賀町五反田1405番地
■ 新薬研究所
大阪府豊中市二葉町3丁目1番1号
SPRCに統合
Progress in SPRC
Science:
常に最先端のイノベーションを追求し、
originalityの高い研究を進めます。
Productivity:
世界トップクラスの生産性を発揮し、
継続的に医療アンメットニーズを満たす
新薬を創製し、上市に貢献します。
Relationship and Creativity:
研究者間の相互連携を深め、新たな発想に
基づく創薬にチャレンジするとともに、
共創力・競争力を高めます。
敷地面積: 34627.97 m2
研究員数: 約800名
SPRC 1: 1980年竣工、地上4階塔屋1階
延べ床面積7631.34m2
SPRC 2: 1992年竣工、地下1階地上6階塔屋1階
延べ床面積9746.95m2
SPRC 3: 1986年竣工、地下1階地上5階塔屋1階
延べ床面積5997.35m2
SPRC 4: 2011年竣工、地上5階塔屋1階
延べ床面積43571.52m2
最新鋭の創薬研究ファシリティ
最新鋭の研究設備を備えたSPRC4を中核に
我々は世界最高水準の研究生産性とイノベーションを実現します
メカニカル
バルコニー
機能性と安全性を実現した化学合成実験室
実験・デスクワークに集中できる分離型オフィス
クリーンベンチや各種測定装置を完備した生化学実験室
新薬のシーズを探索するハイスループットスクリーニング装置
高効率
設備機器
更新性高い
設備室
研究者がいつでも集まり、
議論できるオープンな
ミーティングスペース
(ガレリア)
多様なエリアの可視化による知的生産性の向上
ひろびろ
コンパクト
レイアウトの
可変性
※
BEMS
免震構造
トリプル
スキン
自然
エネルギー
利用
(地熱)
輻射空調
パネル
核磁気共鳴画像解析装置など最先端の分子イメージング技術
様々な専門性を持つ研究員同士の意見交換の場
開放的で会話がはずむ食堂
サスティナビリティを目指して
社会の一員としての責任を果たすための省CO2、安全性
そして永く使うための可変性
国土交通省 平成21年度住宅・建築物省CO2推進モデル事業に採択
※ Building and Energy Management System
連携とシナジーを生むオープンな環境