6月号

やさしさいっぱい
い
汗いっぱい
にこにこ笑顔で
夢いっぱい
平成28年5月31日
横浜市立仏向小学校
6月号
子どもの手本となる大人
校長
芳 原
勝 美
初夏の風が緑の木々を爽やかに吹き抜ける今日この頃、皆様におかれましては、ますます御清栄のこと
とお喜び申し上げます。
今年は、思いやりの心の育成を目指していくことを先月号でお伝えしました。教育活動においては、こ
うした「目的やねらい」をもって取り組むことが大切であると考えております。
さて、視点を、子どもたちに大きな影響を与える「教育環境」に移してみましょう。子どもたちを取り
巻く教育環境において、最も重要なのは大人の存在であると考えます。そこで、紹介したいのが「アメリ
カインディアンの教え」の中の言葉です。
批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします。
ひやかしを受けて育った子は、はにかみ屋になります。
敵意にみちた中で育った子は、だれとでも戦います。
ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気持ちになります。
心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。
はげましを受けて育った子は、自信を持ちます。
ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。
人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大事にします。
思いやりのある中で育った子は、信仰心を持ちます。
仲間の愛の中で育った子は、世界に愛をみつけます。
公明正大な中で育った子は、正義心を持ちます。
この言葉は、いかに大人が子どもたちに大きな影響を与える存在であるかを語っています。それだけに
何気ない一言が子どもたちの言動に影響を及ぼすことを考えると、教育は難しいことに思えます。しかし、
多くの大人に声を掛けられ、育てられる場があってこそ、子どもたちは人との関わりの大切さに気付いて
いきます。
今月11日の朝、こあらの会の方による読み聞かせ集会が行われました。子どもたちは無駄話をせず、
集中して、熱心なこあらの会の方のお話を聴きました。こあらの会の方からはお褒めの言葉をいただきま
した。言葉を受け止める子どもたちの表情は、とても充実していました。
大人の姿を見て子どもは育ちます。読み聞かせ当日は、子どもを取り巻く大人の言動が、いかに大きな
影響を与えるかを、私自身も改めて深く心に受けとめるよい機会となりました。大人は子どもの手本であ
り、子どもは大人の鏡であることを常に忘れないようにしたいと思いました。
これからも、子どもたちの手本や鏡となれるよう、家庭・地域・学校が力を合わせ、教育活動に取り組
んでいきたいと存じます。
今後も皆様の御支援をよろしくお願い申し上げます。
4年
資源循環局旭工場・西谷浄水場見学
4 月 19 日 (火)に 4年 生 は 、資 源 循環 局 旭 工 場 へ 見学 に 行き ま した 。さ らに 、5 月 12日 (木 )
に は 西 谷浄 水 場を 見 学し ま し た。
社会科学習として、資源循環局ではごみ処理やリサイクル などについて、浄水場ではきれい
な 水 が 私た ち のも と に届 く 仕 組み な どに つ いて 学 ん でき ま した 。
6年
歴史博物館見学
4 月 25 日 (月)に 6年 生 は 、歴 史 博物 館 の見 学 に 行き ま した 。 竪穴 式 住 居の 跡 や
遺 跡 か ら発 掘 され た 土器 な ど を見 学 した り 、説 明 を 聞い た りし て 、大 昔 の 暮ら し に
つ い て 学び ま した 。 学習 し た こと を 基に 歴 史新 聞 を 作り 、 6年 生 の教 室 前 に掲 示 し
て い ま す。
今 年 度 も 児 童 会スローガン は…
「あいさつし
力を合わせて
楽しい学校」
昨 年 度、運 営委 員 会の 児 童 から 仏 向小 学 校の 児 童 会ス ロ ーガ ン が発 表 さ れ 、子 ども た ちは も
ち ろ ん 、保 護 者の 方 や教 職 員 も、望 まし い 挨拶 習 慣 の形 成 を中 心 とし た 明 るい 学 校づ く りに 取
り 組 ん でき ま した 。
今 年 度 も挨 拶 の大 切 さを 意 識 して い こう と いう こ と で 、昨 年度 に 引き 続 い ての ス ロー ガンで
す 。「 あ いさ つ 週間 」の 取 り 組み も 始ま っ てい ま す 。
学 校 で 、家 庭 で、地 域で 、大 人も 子 ども も 気持 ち の よい 挨 拶が で きる よ う 御 協 力 をお 願いし
ます。
1,2年
こども自然公園遠足
5 月 26 日 (火)1 ,2 年 生 は 、大 池 こど も自 然 公 園に 遠 足に 行 きま し た 。この 日 を迎 える ま で
に 2 年 生は 、
「 学 校たん け ん 」や「 な かよ し集 会 」な ど を通 し て 1年 生 と 仲良 く なる た めの 活 動
を し ま した 。当 日 は 天候 に も 恵ま れ、電 車 で大 池 公 園に 行 き、1 ,2 年 生 の縦 割 りグ ル ープ で た
く さ ん 遊び 、 ます ま す 仲 良 く なり ま した 。
横浜市安全教育振興会について
学校内や登下校中に生じたけがについては、スポーツ振興センター保険の対象になりますが、学校外で
のけがの場合は、横浜市安全教育振興会の見舞金の対象になります。
この横浜市安全教育振興会は、保護者から家庭数で500円ずつ集め、横浜市立小中学校 PTA が加入
しているものです。見舞金の支払いは、いくつか制約があります。見舞金を請求される場合は担任か副校
長までご連絡ください。ご不明な点は副校長までお問い合わせください。
<見舞金請求上の主な注意点>
◆3日間以上同一病院へ通院する
※通院1日につき1,000円
◆1日以上入院する
※入院1日につき1,200円
◆対象外なもの
・接骨院の通院(骨折等はレントゲンでの診断が必要なため)
・はまっ子ふれあいスクールの活動中
・交通事故 ・野球肘などのスポーツ障害
・本人の故意、または喧嘩など第三者の行為によるけが
虚心坦懐
~児童支援専任の目から~
☆どこで遊ぶ?
この仏向の地域は、広くはないものの公園がいくつもあります。ちょっと足を延ばせば保土ケ谷
公園もあります。遊ぶ環境とするならばごく平均的ではないでしょうか。もちろん、思い切りボー
ルを蹴ったり、打ったりすることは難しいですが。ところが、最近は遊び道具が多様化し、遊び方
も様々になり、公園で遊ぶだけでなく、道路で遊んでいる様子が窺えます。キックボードやスケー
トボード、自転車などは公園で遊ぶより、道路で遊ぶ方が操作しやすいという面があるのだと思い
ます。だからといって道路で遊んでいいということにはなりません。なぜ道路で遊んではいけない
のか、それは大変な危険が潜んでいるからです。道路は遊び場ではないのだから。学校でも呼びか
けていきますが、ご家庭でも道路では遊ばないよう一声かけていただくとありがたいです。よろし
くお願いいたします。
☆集中学習教室とは
以前から本校では集中学習教室を設置しております。集中学習教室では、苦手な教科や理解に時
間がかかる学習について、週に1~2回、授業中に別室で補充的な学習をしています。現在2年生
~6年生で約20人が利用しています。保護者の方の中には、「そんな教室があるの?」と思われ
る方もいらっしゃるかと思いますが、数年前より行っています。原則として集中学習教室に参加す
るには保護者の方が申し込むことになっています。お子さんが「授業がわからない。」と自己申告
してくれれば保護者の方も一考されると思いますが、わからないのに「わかっている。」とか「大
丈夫。」とか言われてしまうとついそのままにしてしまいがちです。お子さんの学習の様子をでき
るだけしっかりと見ていただき、心配な点がありましたら、担任または私に相談してください。お
子さんの学習状況によっては集中学習教室をお勧めします。まずはお子さんの学習の状況を把握し
ていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
(児童支援専任:浪瀬)
追記
先日、神木前公園や猪之久保公園などの公園付近で、大けがにつながるような事故や、間一
髪で事故回避した案件が報告されました。いずれも飛び出しやキックボード・自転車等による暴
走が原因のようです。
生命にかかわる重大なことです。朝会等で学校でも指導していきますが、御家庭でも安全指
導をくれぐれもよろしくお願い致します。