PDU 獲得方法 抄訳

PDU 獲得方法 抄訳
当資料は CCR ハンドブックの 「PDU 獲得方法」 を説明した部分を抜き出して翻訳したものです。
注:できる限り正しく和訳するよう努めていますが、もし原文との間で記述内容に不一致がある場合は原文の記述を正としてください。
PDU 獲得方法
PDU を獲得するには多様な機会と方法があります。 CCR プログラムは実施した啓発活動のタ
イプに応じて PDU を分類します。以 下 を 参 照 し 各活動についての記述、例、関係する方針
を確認してください。
教育
コースまたはトレーニング (Course or Training)
講師により実施される公式の教育コースまたは講習で、対面またはオンラインで開催されるもの
教育トレーニングコースに参加することは従来の効果的な学習方法です。PMI や世界中のサー
ドパーティ教育プロバイダーが数多くの教育トレーニングコースを提供しています。
• PMI 公認教育プロバイダー(R.E.P) が提供するトレーニングコース
• PMI 支部が開催する教育イベント
• PMI SeminarsWorld®での講師による対面教育コース
• オンデマンド e-Learning コース
• PMI Global Accreditation Center(GAC) が認定したプログラムを通じての学術教育
• 他のサードパーティ教育プロバイダーが実施するコース
訳注:当資料は PMI 本部が発行する資料の抄訳であるため、リンク先は英語サイトです。ご了承ください。
PDU 規則:
• 1 時間の授業が 1 PDU に相当
• コースの一部のみが PMI のタレント・トライアングルのスキル領域に関係する場合、カリ
キュラム全体において該当するトピックが占める割合で PDU を計算してください。
• コースごとに登録申請してください。学位プログラム全体での PDU 取得はできませ
ん。コースごとでの取得となります。
監査で必要とされる書類:受講申込書、 受 講 証 明 書 ま た は 受 講 を 証 明 す る 文 書
組織のミーティング(Organization Meetings)
専門職(プロフェッション)に関連したミーティング、活動およびローカル・イベント
教育的要素を含んだ専門職のミーティングは、学習と人脈作りの機会です。PMI 支部やサードパ
ーティが年間を通して地域レベルでこれらの活動を主催しています。あなたが所属する組織も専
門職のイベントを実施することができます。
• PMI イベントカレンダーの検索
• 最寄りの PMI 支部のイベントを確認
PDU 規則:
• 一般に 1 ~ 2PDU に限る
監査で必要とされる書類: 参 加 申 込 書 、 参 加 証 明 書 ま た は イ ベ ン ト 参 加 を 証 明 す る そ
の他の様式の文書
CCR Handbook – updated 12 January 2016
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教育
オンラインやデジタルメディア(Online or Digital Media)
オンラインやさまざまな形態のデジタルメディアによる自身のペースでの学習活動
技術の発達により、自分のスケジュールとニーズに合わせて学習や教育の機会をカスタマイズする
ことができます。多くの教育ウェビナー、ビデオやその他のデジタルコンテンツがオンラインでオ
ンデマンドに利用可能です。以下のリソースを利用した学習機会を探してみてください。
• ProjectManagement.com
• e-Learning On Demand+
• PMI 公認教育プロバイダー (R.E.P.s)
PDU 規則:
• 1 時間の学習が 1 PDU に相当
• 対象となる活動は PMI タレント・トライアングルのスキル領域のトピックに関連し、特定の
目的にかない、知識の豊富なリソースを利用していなければなりません。
監査で必要とされる書類 :実施した学習活動の概要と実施日付を記載した学習証明記録
読書(Read)
保持する認定資格に関連する書籍の自主的な読書
読書は、学習する上で欠かせません。そして、専門職に関連する読み物は数え切れないほど存在し
ます。書籍、記事、ホワイトペーパーやブログを読んで情報を更新し、専門職としての自己啓発を
支えることができます。入手可能なコンテンツの幾つかをチェックしてみてください。
• PMI のオンライン・ストア
• PMI 会員向けのオンライン書籍 ( eReads & Reference)
• ProjectManagement.com
PDU 規則:
• 1 時間の学習が 1PDU に相当
監査で必要とされる書類:読書した内容の概要と読書日付を記載した学習証明記録
非公式学習(Informal Learning)
体系的なディスカッションに注目した教育機会
時には他者との対話によって学習することがあります。例えばメンタリングを受けたり、自
分の所属する組織で昼食学習会に参加したりといった、体系的な、他者との専門職に関連し
たディスカッションに参加することによって PDU を獲得できます。
PDU 規則:
• 1 時間の学習が 1PDU に相当
監査で必要とされる書類:実施した学習活動の概要と活動日付を記録した学習証明記録
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プロジェクトマネジメント専門職へのギブバック活動
実践者としての仕事(Work as a Practitioner)
認定された資格の専門職としての仕事の実践
毎日、認定されている資格に関連した分野で仕事をすることによって、実環境で知識とスキルを適
用できるようになります。このような能力(コンピテンシー)を発揮することは、専門職を持続さ
せ発展させるのに大いに役立ちます。
PDU 規則:
• この活動は CCR サイクル内で申請できる PDU の上限があります。
o PMP, PgMP, PfMP, PMI-PBA に関しては、サイクル内で 8 PDU を上限とします
o PMI-ACP, PMI-RMP, PMI-SP に関しては、サイクル内で 4 PDU を上限とします
• CCR サイクルごとに、1 回のみこのカテゴリー(実践者としての仕事)での PDU を申請できま
す。
• このカテゴリーで PDU を申請すると、専門職へのギブバック活動で許される PDU 上限分か
らの申請として扱われます。(他のギブバック活動で申請できる PDU 数が少なくなりま
す)
• このカテゴリーでの PDU は、現在のサイクルのみに適用され、次サイクルへ持ち越すこと
はできません。
監査で必要とされる書類: 雇用証明(職務記述書)
コンテンツ作成(Create Content)
実践者や広く一般の方が利用できる新しい知識リソースを創る
知識リソースを作成することで、知識や知見を他者と共有し、今後の学習に貢献できます。新し
いコンテンツを作成するには数多くのやり方があります。例えば、書籍、ブログ、記事などを執
筆したり、ウェビナーやプレゼン資料を作成したりすることです。
• ProjectManagement.com のコンテンツ作成
• ProjectManagement.com の Knowledge Shelf 記事の執筆
PDU 規則:
• コンテンツ作成に費やした 1 時間が 1 PDU に相当
監査で必要とされる書類: 出版物のコピー、教育資料のサンプルやコース・アジェンダ
プレゼンテーション実施(Give a Presentation)
専門職に関するトピックで発表する
多くの機会で、他の人に対して公式なプレゼンテーションをし、あなたの認定資格に関係する知
識を共有することができます。例えば、PMI 支部主催のイベント、専門職のカンファレンスや自
分が所属する組織内で講演することができます。これらはほんの一例です。あなたが利用できる
機会を検討してみてください。
PDU 規則:
• 1 時間の発表に 1PDU が相当
監査で必要とされる書類: プレゼンテーション原稿
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プロジェクトマネジメント専門職へのギブバック活動
知識共有(Share Knowledge)
自分の専門知識を共有し他の人が学び成長するのを助ける
他者と自分のスキルを共有することで、専門職としてさらに成長し、認定された役割に必要な実
務能力を高めることができます。メンタリング、教育、当該分野(サブジェクトマター)知識の
活動への適用のいずれでも、他者はあなたの経験と視点から何かを得ることができます。
PDU 規則:
• 知識共有に費やした 1 時間が 1 PDU に相当
監査で必要とされる書類: コーチングやメンタリング実施の裏付けとなる、ディスカッションや
活動の概要と実施日付を記載した証明記録
ボランティア(Volunteer)
勤め先や客先以外の組織でボランティアとして活動をする
PMI には、PMI や専門職を多様な役割でサポートする何千ものボランティアを擁するコミュニティが
あります。ボランティア活動により、PMI の委員会やチームの一員として奉仕することができま
す。また、他の非営利組織で、自分の専門分野に関わる奉仕活動をすることもできます。
• PMI でのボランティア活動について
• PMI ボランティアに参加していますか?
VRMS (Volunteer Relationship Management System)でボランティアの機会を検索.
PDU 規則:
• 1 時間のボランティア(報酬を得ない)活動が1PDU に対応
監査で必要とされる書類: ボランティア活動に参加したことを裏付ける、団体からの書簡、
感謝状など
訳注:できる限り正しく和訳するよう努めていますが、もし原文との間で記述内容に不一致がある場合は
原文の記述を正としてください。
http://www.pmi.org/~/media/PDF/Certifications/handbooks/ccr-certification-requirements-handbook.ashx
2016 年 3 月 PMI 日本支部 事務局 (協力 PMI 日本支部 翻訳・出版委員会)