第42号13年9月28日発行 - たかつき市民活動ネットワーク

2013.9.28 第42号
発行:NPO法人たかつき市民 活動ネットワーク
〒569-0078 高槻市大手町6-24
TEL/FAX: 072-674-1959
http://homepage3.nifty.com/ca-minnanoie/
◆ 社会貢献のひろば(高槻食の文化祭)
とき 10 月 12 日(土)・13 日(日)10:00~17:00
場所 城跡公園歴史民俗資料館近く
今年で第 5 回目になる「食の文化祭」での「社
会 貢 献 のひろば」の企 画 ・運 営 をTCANが行 っ
ています。
市 民 が主 体 の街 作 りを行 うためにも市 民 の中
に「社 会 貢 献 」や「寄 付 」の文 化 を根 付 いてほし
いと取り組んでいます。
今年は 14 団体が参加します。被災地の支援
を行っている団体、人権・海外の支援を行ってい
る団体などが参加しています。是非、お誘いあわ
せの上お立ち寄りください。
当日のボランティアも大募集しています。
TCANは今年も「東日本大震災支援活動」として、東北被災地の福祉施設で作られた物産品を販売し、
売上を現地に還元します。5 月のジャスストリートでは多くの方のご支援を頂きました。ボランティアスタッフ
として参加していただいた方、本当にありがとうございました。
参加団体紹介>TCAN以外の団体紹介です
アムネスティ・インターナショナル日本大阪難民
チーム
国際的なNGOの大阪難民チームです。日本
に保護を求める難民(政治・宗教などの理由)の
支援を広げています。
NPO 法人 日本スローワーク協会
TCANの会員でもある団体です。ハンディのあ
る人 もない人 も、お互 いを尊 重 し、支 えあい、共
に生きていける生活ネットワークをめざしています。
お母さん塾 みのりの会
TCANの会員の団体です。貧困のアフリカ・エ
チオピアの子どもたちが学校教育を受けられるよ
うに支援しています。
C.P.I.教育文化交流推進委員会 関西里親会
教育里親制度による国際協力を進めている
C.P.I.教育文化交流推進委員会の関西の団体
です。パキスタン、バングラデシュの子どもたちに
学用品等支援などを行っています。
参加団体の紹介です(2)
社会福祉法人 花の会
TCAN会員の団体です。障害のある方が地域
で安心して暮らせるよう、様々な事業を行ってい
ます。
社会福祉法人 高槻ライフケア協会
TCAN会員の団体です。高齢者・障害者など
が、さまざまなハンディをもちつつも、一人の人間
として自己決定・権利擁護が日常的で自然にな
るような地域社会づくりにとりくんでいます。
社会福祉法人 わかくさ障害者作業所
TCAN会員の団体です。はにわクッキー、和
紙を使った商品、かわいい縫製品など障害を持
った施設利用者が作っています。
シリア支援団体サダーカ×NPO 法人学習創造フ
ォーラム
サダーカでは 2011 年 3 月から続くシリア騒乱
に終止符をうつための活動および難民支援活動
に取り組んでいます。
被災地 NGO 協働センター
まけないぞう事業は被災者の生計を支える手
段のみならず、仮設住宅で寄り集まって作るなど
コミュニティの形成に繋がり、心が癒やされると語
る作り手さんも多い。
南三陸の玉手箱
TCAN会員の団体です。宮城県南三陸町の
仮設住宅の主婦の方々や、おばあちゃん達が作
った手作りアイテムです。売り上げは 100%仮設
住宅の方々へ送っています。
有)ビッグイシュー日本
雑誌『ビッグイシュー日本版』の販売という「仕
事」をホームレス状態の方に提供し、仕事をする
ことを通して自立へのサポートを行っております。
RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
TCAN会員の団体です。迫害の恐れがあり日
本に難民申請した方の支援をしています。事務
所にも難民がシェルターとして住んでいることがあ
ります。
リトルビーチミュージックオフィス×あそび塾
TCAN会員の団体です。募金された方に小濱
達 郎 のDVDや折 り紙 品 をお渡 しする形 をとりま
す。募金は宮城県の七ヶ浜福祉協議会に送りま
す。
「 コ ミ ュ ニ テ ィ ・ビ ジ ネ ス (C B )研 究
会」発足の経緯
新 事 業 「CB研 究 会 」には二 つの道 筋 の模 索
がありました。一つは「高槻市におけるNPOの協
働 促 進 のための調 査 報 告 書 (2007/11)」から協
働 研 究 会 が生 まれ、「酒 粕 チョコ」「はにわクッキ
ー」「独居高齢者への声かけ事業」等の模索をし
ました。メンバーから「CBへの進化を」の発言もあ
りました。CBは10年頃前から耳にしてきたキーワ
ードです。中間支援のNPO、金融支援団体、そ
して商工会議所等の内容では、コミュニティの掘
り下げが不十分です。狙いはコミュニティを掘り下
げて、ビジネス手法をそれに合わせて選択して見
ること。もう一つの道筋は、参加メンバーがこれを
機に自分の立ち位置を確認し、研究会で学習し
た事を、自分 のフイールドで実践してみる、という
ことでした。
コミュニティの鍵は貢献。根底には pay forward つ
まり先に捧げるという考えが大事です。
この数 年の「まちづくりルネッサン塾」の、神戸 市
西神ニュータウン自治会の実践、池田市のコミュ
ニティ推進協議会の展開、名張市の小学校区の
地 域 分 権 、枚 方 市 菅 原 東 校 区 コミュニティ協 議
会・CB事業、等の学習内容を活用。他市の「コミ
ュニティ再生報告書」を参考にし、参加者の意見
や討議を重ね 、外部ゲストの招聘と合わせた展開
です。これまでの動きはTCAN・HP2/23 以降
のものから、キャッチアップ出来ます。
◇新入会員紹介◇
◆リトルビーチミュージックオフィス
高槻出身のシンガー・ソングライター小濱達郎の音
◆社会福祉法人 花の会 『ワークたんぽぽ』
ワークたんぽぽは、(福)花の会が運営する障害
楽事務所。
福祉サービス就労継続支援 B 型事業所です。現在
大阪大学でアカペラと出会い歌を歌い始め、23 歳で
15名 の知的などに障 がいがある青年 たち(メンバ
ピアノを弾き始める。
ー)が毎日生産活動に取り組んでいます。就労継
同大学院を卒業後、音楽家の道へ。自分の暮らして
続支援は、利用に年限はありませんが、私たち支援
いる地域での活動を基本にしており、保育園、幼稚園、
者は、青年たちがワークたんぽぽで生産活動等を
小・中学校、福祉施設、病院、コミュニティセンター等
通じて様々なことを学び巣立っていく(一般就労等)
でも幅広くライブを行っている。
ことを支援目標としています。
子どもの誕生がきっかけとなり、持続可能な世の中を
『おからかりんとう』を製造しています。宮城県女川
実現するために何が出来るかを考えるようになり、不
耕起・自 然農 法での野
町にあった作業所が津波で全てを失われましたが、
その年の7月に鳥取で復活された阿部雄悦氏にご
菜作 りを始めたり、手作
指導いただいたものです。ごぼう・さつまいも・くるみ
りの伝統食を心がけるな
等それぞれの素材の味を活かしたものばかりで現
ど、日々の生 活の中で
在10種類です。
出来ることから実践し始
もちろんこの収益は、青年たちの工賃となりますの
める。
で、是非一度ご賞味ください♪
物質的な豊かさより心の
豊かさを。自身の音楽を
(注)やみつきになり、食べ過ぎにご用心!
施設長 佐藤智昭
通じて、笑顔の輪が広
[email protected]
がっていくようにと願いを
◆カラオケ喫茶 まぁず
込めて活動中。
Little Beach Music Office
小濱達郎
パソコン教室トラぱそで良いご縁に恵まれ、みん
なの家を拠点にさせて頂きました。TCAN 役員から
たくさんのことを学ばせて頂き、楽しく交流させて頂
<[email protected]>
きました。そして歌好きが高じてカラオケ喫茶まぁず
◆「南三陸の玉手箱」
を開店することになり熟年世代の憩いの場となりまし
被災地のシンボル的な存在の宮城県南三陸町
た。手前味噌ながら地域の交流と生きがいづくりに
を支援している「南三陸の玉手箱」⇔「すぎのき整
一役買っているのではと自己満足に浸っています。
骨院」の高橋です。震災から半年後、最初の治療
3月11日には『WITH・3/11(震災)―言葉と響きに
ボランティアをしました。そこで必要物資である湯た
出会う』として元会員の山本志津江さんの朗読と新
んぽを募金で買うことを決め、430 個約 23 万円分を
入会の小濱達郎さんのライブを当店でご開催して
送りました。二度目は震災から 1 年後。仮設住宅の
頂きました。こ
引きこもりの高齢者や仕事のない母親の皆さんから
れ からも 地 域
手作りのミサンガなどを購入し、高槻を中心に手売
に根差した活
りをしました。それから一年半、総買い取り額は 72
万円近く、売上は 100 パーセント、南三陸町へ。グリ
動 を 通 じ 、
TCAN の心に
ーンプラザ3号 館 の東 道 路 隔 ての「すぎのき整 骨
沿 えるのでは
院」でも販売しています。手作り品に触れてみてくだ
と厚かましくも
さい。きっと、被災者の皆さんの復興への前向きな
目論んでいま
「こころ」を感じていただけると思います。
高槻市高槻町 5 の 25
TEL072-683-7353
す。
072-669-7188
すぎのき整骨院 院長/高橋裕一郎
なかのまゆみ・すずりてつや
[email protected]
http://ameblo.jp/ma-zukaraoke/
◇事務局だより
~~TCAN会員各位の積極的参画を~~ ****「社会貢献のひろば」を開設します****
TCANは 2011.3.11 発生の東日本大震災での被災地支援として、
東北福祉施設の産品をチャリティ販売し、売上は生産施設に還元します。
東日本大震災支援(社会貢献のひろば)プロジェクトです。会員各位のボランティア協力を期待します。日本中、世界中
には、いろいろな人が支援を必要としています。TCAN はイベントに来場される市民の方々に、同じ思いの参加団体と
共に、支援をお願いする中間支援に役割を果たしながら、企画・運営をします。
<みんなおいでよ 東北! 一歩 更に一歩!> ~~継続こそ力です!~~
□第 5 回美味しい!たかつき。<食の文化祭~高槻ジャズとグルメフェア2013~>
◆共催;たかつきジャズストリート実行委員会/高槻まちづくり株式会社◆
『社会貢献のひろば』
日時;10 月 12 日(土)・13 日(日)。10 時~17 時(雨天中止)
。場所;高槻城跡公園
◆<たかつきNPO協働フェスタ>~なんでNPO?やっぱりNPO◆
同時開催;フリーマーケット『社会貢献のひろば』
日時;10 月 19 日(土)。10 時~15 時。高槻市役所/生涯学習センター前歩道。
◆第 8 回コミュニティビジネス研究会 ~高槻市市民公益活動サポートセンターの役割と使命~
日時;10 月 23 日(水)。13 時 30 分~15 時 30 分。場所;みんなの家。講師;長谷川 隆センター長。
◆市民ひろば「さろん団談」~多文化カフェ~の開催
日時;11 月 30 日(土)。13 時~16 時。場所;みんなの家。参加費;500 円。先着;20 名。
高槻市に住む外国人と、文化について語ろう!知ろう!
TCANの活動(2013年7月~11月)
◇◇ 定例的会議・会合 ◇◇ すべての会議・会合は公開にて、傍聴・発言はOKです。
●理事会(毎月第2木曜日);③7/11(木)。④8/8(木)。⑤9/12(木)。⑥10/10(木)。⑦11/14(木)。
◆市民活動センターみんなの家・運営協議会(奇数月第3金曜日);7/19(金)。9/20(金)。11/15(金)
◇◇ 行事会合 ◇◇
●食の文化祭「社会貢献のひろば」実行委員会;8/22(木)。9/6(金)。9/27(金)。
◆市民活動センターみんなの家・運営協議会/清掃&麦の会パーティ;8/17(土)。10/26(土)。
◆8月 21 日(水);市民ひろば「サロン団談」+コミュニティビジネス研究会を共催にて開催。
歴史から学ぶ~地域を理解せずしてコミュニティは成り立たない~きつつき21主宰・笹井 憲会長。
◆9月 13 日(金);第4回北摂地域市民活動支援センター交流会に参加しました◆
「ラコルタ(吹田市立市民公益活動センター)」にて開催され、TCANも参加し、北摂地域市民活動支援センターが
直面している重要課題について、相互に学び、相互連携の機会をつくりました。なお、TCAN以外の参加団体は、以下
のとおりでした。①市民活動フォーラムみのお。②池田市公益活動促進協議会。③とよなか市民活動ネットきずな。④
いばらき市民活動推進ネット。⑤市民ネットすいた。⑥高槻市市民公益活動サポートセンター。⑦ひらかた市民活動支
援センター。
編集後記
会報第 42 号をお届けします。暑くて長かった夏もやっと終わりそうです。今年は特に異常気象が続き、各地で災害が多
発しました。日本という国は地震や台風、火山の噴火など自然が牙をむく反面、美しい自然が私達を潤してくれます。自
然の災害は備えをしっかりすることで対応しますが、人災だけは御免被りたく又、そうならないことを祈ります。
牧口・丸居