決算短信(連結)(PDF/658KB)

平成16年3月期
上場会社名
中 間 決 算 短 信(連結)
協栄産業株式会社
コ ー ド 番 号
6973
( URL http://www.kyoei.co.jp )
代
表
者
役職名
取締役社長
問 合 せ 先 責 任 者
役職名
常務取締役
決算取締役会開催日
平成 15 年 11 月 11 日
米国会計基準採用の有無
無
氏名
氏名
上場取引所
平成 15 年 11 月 11 日
東
本社所在都道府県
東京都
平 澤 照 雄
増 田 保 武
TEL (03)3481−2111(大代表)
1. 15 年9月中間期の連結業績(平成 15 年4月1日〜平成 15 年9月 30 日)
(1) 連結経営成績
売
上
高
営
百万円
15 年9月中間期
14 年9月中間期
15 年3月期
業
%
28,682
27,819
55,043
(
(△
益
経
百万円
3.1)
9.6)
226
733
939
中間(当期)純利益
利
(百万円未満は切捨て表示)
%
(△
(
69.2)
9.8)
%
円
利
益
%
191
651
781
(△
(
70.5)
7.9)
滞在株式調整後1株当たり
中 間 ( 当 期 ) 純 利 益
1株当たり中間(当期)純利益
百万円
常
百万円
銭
円
銭
15 年9月中間期
80
(
97.8)
2.69
―
14 年9月中間期
40
(△ 86.2)
1.35
―
15 年3月期
△ 132
△ 5.03
―
(注)① 持分法投資損益 15 年 9 月中間期
―百万円
14 年 9 月中間期
―百万円
15 年 3 月期
―百 万円
② 期中平均株式数(連結) 15 年 9 月中間期 29,997,330 株
14 年 9 月中間期 30,276,065 株
15 年 3 月期 30,227,444 株
③ 会計処理の方法の変更
無
④ 売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益における( )内のパーセント表示は、対前年中間期増減率です。
(2)
連結財政状態
総
資
産
株
主
資
百万円
15 年9月中間期
35,062
14 年9月中間期
34,726
15 年3月期
33,634
(注) 期末発行済株式数(連結) 15 年 9 月中間期
(3)
百万円
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△
株 主 資 本 比 率
△
△
△
2.
―社
現金及び現金同等物
期
末
残
高
百万円
△
629
△ 3,136
△ 3,297
―社
持分法(新規)
3,349
4,052
3,884
持分法適用関連会社数
―社
銭
391.29
391.96
381.06
30,049,723 株
百万円
231
236
543
(4) 連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数
4社
持分法適用非連結子会社数
(5) 連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結(新規) ―社
(除外)
円
15 年 3 月期
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
342
248
55
1株当たり株主資本
%
11,701
33.4
11,864
34.2
11,470
34.1
29,903,543 株
14 年 9 月中間期 30,268,386 株
連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
15 年9月中間期
14 年9月中間期
15 年3月期
本
(除外)
―社
―社
16 年3月期の連結業績予想(平成 15 年4月1日〜平成 16 年3月 31 日)
売
上
高
経
百万円
常
利
益
当 期 純 利 益
百万円
百万円
通
期
61,100
900
430
(参考) 1株当たり予想当期純利益(通期)
14 円 38 銭
※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な
要因によって予想数値と異なる場合があります。
なお、上記業績予想に関する事項は、添付資料の6ページを参照してください。
― 1 ―
企業集団の状況
当社グループ(当社及び当社の子会社)は、当社及び子会社5社で構成され、次の事業を行っております。
① プリント配線板の製造及びプリント配線板検査機等の電子機器製造を行う製造部門
② ソフトウェア開発・システム開発、IC 設計、及び情報システム機器・パッケージソフト等の販売を行
うIT部門
③ 半導体、電子デバイス、金属材料、産業用システム機器等の販売を行う商事部門
事業の種類別セグメントと当社グループ各社の位置付け等は次のとおりであります。
事
業
内
訳
事業内容
造
部
当社
売 KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD
KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED
生
産 当社
当社
KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD
当社
受託・開発
株式会社協栄システム
ソフトウェア開発・システム開発
商
T
部
事
部
門
当社
福島協栄株式会社
販
販
I
名
産
門
電子機器
社
生
プリント配線板
製
会
IC 設計
売
設 計 受 託 当社
情報システム機器・パッケージソフト 販
売 当社
半導体・電子デバイス・金属材料等
販
当社
KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD
売
KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED
KYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD
産業システム機器等
販
売 当社
門
事業の系統図は次のとおりであります。
得
意
先
販売・受託
当
製
造
部
門
生産外注
[連結子会社]
福島協栄株式会社
社
I T 部 門
開発委託
販売
商
事
販売
(仕入)
部
販売
販売
門
販売
(仕入)
販売
(仕入)
販売
(仕入)
[連結子会社]
[連結子会社]
KYOEI
KYOEI
ELECTRONICS
ELECTRONICS
販売
SINGAPORE (仕入) HONG KONG
PTE LTD
LIMITED
[連結子会社]
株式会社協栄システム
仕入
仕入
仕入
三菱電機株式会社等の他社商品
―2 ―
[非連結子会社]
KYOEI
ELECTRONICS
SHANGHAI
CO.,LTD
仕入
経営方針及び経営成績・財政状態
1. 経営方針
(経営の基本方針)
国内外の経済環境は先行き不透明な状況が続いておりますが、当社及びグループ各社(以下当社グループ)は、
「エレクトロニクス分野を通して高い品質と優れた技術に基づいた価値ある製品・サービス・情報を提供すること
により夢とゆとりのある社会の実現に貢献します」という当社の経営理念のもとに、今後とも先端技術の分野で、
創造的な製品やサービスを提供し、企業としての成長・発展を維持していく方針です。
また、企業経営においては、常に株主に対する利益還元を念頭におきながら安定利益の確保に努め、同時に、あ
らゆる取引先との相互の信頼関係や、社会全体に対する貢献を大切にしていきます。
(利益配分に関する基本方針)
当社グループは、株主に対する利益還元を最も重要な政策の一つとして位置付けるとともに、安定的な配当の維
持を基本として、業績の推移、財務状況、配当性向等を総合的に勘案して、利益配分を行いたいと考えております。
なお、内部留保資金につきましては、主に競争力を維持・強化するための先進的技術に対応する効率的な設備投資
や研究開発投資等の資金需要に備えるもので、将来的に収益の向上を通して、株主の皆様に還元できるものに充当
したいと考えております。
(中長期的な経営戦略と対処すべき課題)
経済動向と関わりなく、中長期的には様々な機器のデジタル化やネットワーク化はますます進展し、これ
らに伴うソフトウェアに対するニーズも拡大していくものと思われます。同時に、グローバルなメガコンペ
ティションは更に激化し、厳しい企業環境が続くものと予測されます。
このような環境に対応するため、当面は以下の課題に対する継続的な取り組みを中心として、高度な技術
力に基づくデザインウィン、的確なコンサルティングに基づく最適なソリューション、変化に対するスピー
ディーな対応、これらを強化・推進することにより、競争力の維持向上を図ってまいります。
(1) 新規事業・新分野の開拓と既存事業・現行取引形態の見直し
(2) 技術力の強化と人材育成
(3) 海外拠点の強化・拡充
(4) 主要取引先や部門間の連携強化
(5) 地球環境との調和への対応
(6) 全社的な情報の共有化と活用
(7) 組織機構・人事制度の改革
(8) 財務内容の健全化
(コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況)
<コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方>
当社グループは、コーポレート・ガバナンスを有効に機能させることが、企業経営上最も重要な課題の一つ
であると考え、経営内容の公正性と透明性を高めながら、健全性・客観性の確保に取組んでまいります。
<コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況>
(1) 当社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状
況
・当社は監査役制度を採用しており、社外監査役を2名選任しております。
・取締役会は、毎月1回の定時開催のほか必要により臨時に開催しており、経営の基本方針やその他重要
事項を決定するとともに、業務執行状況を監督する機関と位置付けております。常務会は、必要ある都
度開催しており、原則として常務取締役以上の取締役が出席し、特に重要な事項や社長の諮問事項を審
議しております。経営会議は、毎月開催しており、全取締役及び事業部長以上が出席し、事業部毎の業
務執行状況の報告や重要事項の審議を行っております。
・社長直轄の内部監査機関として監査部を設置しており、当社グループ各部門の監査を随時実施し、定期
的に会長・社長に対して報告を行っております。
・顧問弁護士には、法律に関連する問題についての相談・確認を通じて、また、会計監査人には、会計に
関連する問題についての確認と会計監査を通じて、いずれも当社グループのコーポレート・ガバナンス
に大きな役割を果たして頂いております。
(2) 当社と当社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係その他利害関係の概要
社外取締役は選任しておりません。社外監査役及びその近親者、並びにそれらが取締役に就任する会社
との人事、資金、技術及び取引等の関係はありません。
―3 ―
(関連当事者との関係)
当社の筆頭株主であります三菱電機株式会社と当社の関係は次のとおりです。
三菱電機株式会社およびそのグループ各社は、得意先としてIT部門の大口客先であり、仕入先として商事
部門のほとんどで主要仕入先となっております。今後ともこの関係を継続する方針です。また、取引条件の決
定につきましては、市場価格の動向をベースとして、当社と三菱電機株式会社およびそのグループ各社との価
格交渉に基づいて行っております。
(目標とする経営指標)
連結ベースでROE8%の早期達成を目標としております。製造関係子会社である福島協栄株式会社と株式会
社協栄システムとの生産協力関係の強化、及び販売関係子会社であるKYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD
とKYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITEDへの技術支援強化を継続し、前述の課題に対する取り組みを推進す
ることにより、この目標を早期に達成した上で、新たな目標に取り組みたいと考えております。
なお、当中間期は、製造部門におけるコスト競争が予想以上に厳しく、目標達成には至っておりません。
2. 経営成績及び財政状態
[1] 経営成績
(1) 当中間期の概況
当中間期における経済環境は、国内株価の持ち直しや米国経済の回復期待もあり、一部に景気好転の動き
も見られましたが、全般的には先行きに対する不透明感を抱えたまま厳しい状況で推移いたしました。
このような情勢の下で、当社グループが持つ商社、メーカー、システムそれぞれの機能の融合と、グルー
プ間及び部門間相互の連携により、積極的な営業活動を展開いたしました。また、新しい生産技術の確立や
情報通信・ネットワークに関連する新分野への進出などを推進するとともに、不採算事業の再構築、事務の
効率化、組織の統廃合など経営全般の合理化に努めました。更に、価格競争の厳しい製造部門では、品質向
上・生産性向上・コストダウンに注力いたしました。
以上の結果、売上高は286億8千2百万円、前年同期に比べて3.1%の増収となりましたが、経常利益は1
億9千1百万円、前年同期に比べて70.5%の減益となり、中間純利益は8千万円、前年同期に比べて97.8%
の増益という成績になりました。
当社の当中間期の配当金につきましては、利益配分に関する基本方針に基づき、前中間期と同じく1株当
たり3円を予定しております。
当中間期の事業の種類別セグメントの概況は次のとおりです。
(製造部門)
①プリント配線板事業
プリント配線板は、急速に高密度化が進むとともに、年々より高い精度と信頼性が求められ、更にコス
トダウン、納期短縮、環境対応への要求も高まっております。これらに対応するため、当社と福島協栄株
式会社では、相互の技術交流を深めるとともに、生産性の改善を順次実施いたしました。
受注については、映像関連向けのビルドアップ基板や自動車関連向けのメタルコア基板は底堅く推移い
たしましたが、ゲーム機器関連及びパソコン周辺機器関連等の受注が大きく減少したまま、総じて低調に
終わりました。
②電子機器事業
主力のプリント配線板検査機は、引き続き低迷いたしましたが、IT部門で販売している通信中継装置、
音声応答装置等の通信ネットワーク関連機器は、新機種の寄与もあり順調に推移いたしました。
この結果、製造部門の売上高は36億2千万円(前年同期比26.3%減)、営業損失が1億9千5百万円(前
年同期営業利益1億7千2百万円)となりました。
(IT部門)
①情報システム事業
ネットワークソリューション関係は、CTI関連や製造業向けの3次元ラインシミュレーションソフトが
伸び悩みましたが、自社開発の通信制御装置は、通信システムのデジタル化に対応する新機種が好調を持
続し、総じて堅調に推移いたしました。
情報ソリューション関係は、Webシステム、電子帳票システム等の引き合いが増加しておりますが、大
型案件を中心として受注が伸びず、低迷いたしました。
―4 ―
建設ソリューション関係では、実行予算システム等のソフト開発受注、及び積算業務パッケージソフト
の販売ともに、建設業界の低迷が続き低調に推移いたしました。
②ソフトウェア事業
ソフトウェア関係では、商事部門及び株式会社協栄システムとの連携を強化するとともに、通信・Web
技術及び Linux 技術の強化に注力いたしました。
ビジネス系は、オートリース関連が堅調に推移いたしましたが、電力関連システム、その他一般システ
ムはやや低調となりました。
制御・通信系では、移動体通信分野、CTI 関連及び FA システム関連などが、総じて順調に推移いたし
ました。
③IC設計事業
IC 設計関係では、大手半導体メーカからの受注により、アナログ・デジタル回路混載のミックスシグ
ナル LSI の開発・設計を行っており、システム LSI 分野で、ますます高性能化、高密度集積化、大規模化
へと進化する技術に取り組んでおります。
主にテレビ、オーディオ、自動車用等に使用される ASIC の開発・設計を行っており、高難度の設計仕
様や短納期要求に対応するため、回路設計とレイアウト設計の分業化による効率化を進めました。また、
新規開発分野での受注にも注力し、全体として概ね順調に推移いたしました。
この結果、IT部門の売上高は 28 億6千1百万円(前年同期比 4.9%増)、営業利益は3億5千8百万
円(前年同期比 43.2%増)となりました。
(商事部門)
①半導体事業
半導体関係では、4月に発足した株式会社ルネサステクノロジの強みを活かすため組織を変更し、営業
力の強化を図るとともに、引き続きマイコンソフト開発力の増強とサポート体制の充実に努めてまいりま
した。また、KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTDと連携をとりながら、東南アジア地区の日系企業に
対するデザインウィン活動を推進いたしました。
期初から需要が回復基調となり、自動車関連機器、デジタル家電、パソコン周辺機器、携帯電話等のマ
イコンやASICは堅調に推移し、設備関連や白物家電向けパワーデバイス、アミューズメント向け音源IC
も好調となり、全体として堅調に推移いたしました。
②電子デバイス事業
電子デバイス関係では、携帯電話、アミューズメント、デジタル家電等の好調に支えられ、サージアブ
ソーバ、サーミスタをはじめ各種電子部品が堅調に推移いたしました。液晶表示関連も、価格競争が激化
する中で受注を伸ばしました。
③電子材料事業
金属材料関係は、IT用・デジタル家電用・自動車用コネクターや半導体用リードフレーム向けリン青銅、
ベリリウム銅等が、期初には低迷傾向にありましたが、携帯電話、パソコン等の好転に伴って、回復基調
に転じました。希土類マグネットなどの電子材料関係は、デジタルカメラのシャッター向けが好調を持続
いたしましたが、総じて伸び悩みました。
④産業システム事業
産業システム機器では、主力の工作機械向け NC 装置や液晶製造装置メーカー向けシーケンサ等の電気
機器は、中国、台湾を中心とする東アジア地域の設備投資拡大もあり、引き続き好調を持続いたしました。
また、放電加工機、レーザ加工機等のメカトロニクス機器は、大型商談の受注もあり順調に推移いたしま
した。
冷熱関連は大型物件の減少もあり低迷いたしましたが、文具業界向け電子システム機器は順調に推移い
たしました。
⑤その他
北海道に加えて西日本地区へ拠点を開設した救命いかだの整備サービス事業は、概ね順調に推移いたし
ました。
―5 ―
この結果、商事部門の売上高は 222 億8千8百万円(前年同期比 10.3%増)、営業利益は7億6千4百
万円(前年同期比 2.4%減)となりました。
(2) 通期の見通し
通期の見通しにつきましては、企業収益の改善や金融システム不安の緩和による景気回復が期待されます
が、長引くデフレ経済の克服には至らず、引き続き厳しい経済環境が続くものと予想されます。一方で、デ
ジタル化、ネットワーク化の進展や自動車のエレクトロニクス化とともに、新しい製品やシステムに対する
需要は尽きませんが、同時に、国内外での企業間競争は激しさを増していくものと思われます。
当社グループでは、このような厳しい環境の中で、引き続き、あらゆる部門における事業内容の見直し、
取捨選択と経営資源の集中投下による再構築を進めるとともに、新しい市場や顧客のニーズに対する素早い
対応と、新技術の開発・確立、新製品や新システムの開発を促進いたします。
製造部門では、プリント配線板は、画像処理 LSI 等の搭載によって、薄型 TV・DVD・デジタルカメラ等の
市場でビルドアップ基板の受注好転が見込まれますが、より一層の生産性向上に努めるとともに、新技術・
新製品の開発や新規用途の開拓を推進いたします。また、自動車関連向け強化のため品質管理システム
ISO/TS16949 の取得準備を進めます。
電子機器関係は、外観検査機の高精細機能の向上と原価低減により競争力強化を図ります。
IT部門では、情報システム事業は、CTI 関連の新メニュー追加等により受注拡大を目指します。ソフト
ウェア事業は、総じて堅調に推移するものと見込まれますが、引き続き新規顧客の拡大に注力いたします。
IC 設計事業は、新分野への参入・拡大の基礎となる専門技術力の強化を進め、受注の拡大と利益向上を図
ります。
商事部門では、半導体事業は、自動車関連、デジタル家電、白物家電、携帯電話等の分野に注力し、取扱
製品の拡充とデザインウィン活動の強化により受注拡大を見込んでおります。電子デバイス事業は、引き続
きアミューズメント等特定市場をターゲットに、重点拡販商品を絞って新規商談の獲得に注力いたします。
電子材料事業は、需要回復が期待されるとともに、中国市場への拡販を推進いたします。産業システム事業
は、NC 装置、シーケンサやメカトロニクス機器の好調持続が見込まれ、更なる受注拡大に努めます。
更に、財務体質の改善、組織機構や社内諸制度の改革、全社ベースでの ISO14001 認証取得等を推進する
とともに、当社グループ間の連携や技術支援はもとより、主要取引先との連携強化に努めてまいります。
なお、中国市場への展開を強化するため、上半期には上海に現地法人を設立し、下半期から営業を開始い
たしました。
以上により、通期の連結業績予想については、売上高 611 億円(前期比 11.0%増)、経常利益9億円(前
期比 15.1%増)、当期純利益4億3千万円(前期の当期純損失1億3千2百万円)を見込んでおります。
[2] 財政状態
当中間期における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の中間期末残高は 33 億4千9百万円となり、
前期末に比べて5億3千5百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローと主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は3億4千2百万円となりました。これは主として税金等調整前中間純利
益1億8千8百万円、減価償却費3億5千7百万円及び仕入債務の増加 15 億8千4百万円が、資金の減少
要因である売上債権の増加 17 億8千2百万円及びたな卸資産の増加2億7千4百万円を上回ったことによ
るものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は2億3千1百万円となりました。これは主にプリント製造に係わる品質
改善及び環境関連投資によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は6億2千9百万円となりました。これは主に社債の償還5億円を実行し
たこと、及び短期借入金の返済を進めたことによるもので、コミットメント・ラインを設定(金額 20 億円)
したことにより,資金の効率運用を推進した結果です。
下半期のキャッシュ・フローは売上高の拡大見込みにより営業キャッシュ・フローの不足が予想されます
が、資産の効率活用により一層の改善に努めてまいります。
―6 ―
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
平成 14 年9月
平成 15 年9月
平成 15 年3月期
中間期
中間期
自己資本比率 (%)
34.2
33.4
34.1
時価ベースの自己資本比率 (%)
24.8
23.5
21.4
債務償還年数 (年)
―
25.9
168.6
インタレスト・カバレッジ・レシオ
―
6.6
0.3
※自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使
用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全
ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の
支払額を使用しております。
―7 ―
中間連結財務諸表等
(1) 中間連結貸借対照表
期
科
別
目
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
比較増減
(平成 14 年9月 30 日)
(平成 15 年9月 30 日)
(△)
金
額
構成比
動
資
構成比
金
額
構成比
%
%
産
現 金 及 び 預 金
5,182
4,479
703
5,014
受取手形及び売掛金
16,707
18,118
1,410
16,366
産
4,674
4,779
104
4,520
繰 延 税 金 資 産
264
267
2
247
そ
385
200
△
185
387
20
△
10
た
貸
な
卸
資
の
倒
引
他
当
金
△
流 動 資 産 合 計
固
額
%
( 資 産 の 部 )
流
金
(単位:百万円)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成 15 年3月 31 日)
定
資
9
27,205
△
78.3
27,824
△
79.4
△
9
619
26,527
21
1,825
236
908
―
1,003
78.9
産
有 形 固 定 資 産
建 物 及 び 構 築 物
1,779
1,801
機械装置及び運搬具
1,056
819
土
地
1,003
1,003
他
147
144
△
3
149
有形固定資産合計
3,987
3,769
△
218
3,887
645
559
△
86
655
投 資 有 価 証 券
1,887
2,005
118
1,465
繰 延 税 金 資 産
324
252
71
454
そ
756
778
22
744
そ
の
無 形 固 定 資 産
△
投資その他の資産
貸
繰
の
倒
引
他
当
金
△
80
△
△
126
△
投資その他の資産合計
2,887
固 定 資 産 合 計
7,520
21.7
7,237
20.6
0
0.0
―
―
34,726
100.0
35,062
100.0
延
資
資
産
産
合
計
2,909
―8 ―
46
△
100
22
2,564
△
282
7,106
21.1
△
0
0
0.0
336
33,634
100.0
(単位:百万円)
期
科
別
目
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
比較増減
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成 14 年9月 30 日)
(平成 15 年9月 30 日)
(△)
(平成 15 年3月 31 日)
金
額
構成比
動
負
額
構成比
%
( 負 債 の 部 )
流
金
11,337
12,263
4,378
3,856
300
300
3,200
―
未 払 法 人 税 等
110
159
未 払 消 費 税 等
19
85
繰 延 税 金 負 債
1
0
与
金
484
500
他
605
557
流 動 負 債 合 計
20,437
固
引
当
の
定
構成比
%
債
短 期 借 入 金
返済期限一年以内の
長 期 借 入 金
一年以内に償還の社債
そ
額
%
支払手形及び買掛金
賞
金
負
58.8
17,724
926
10,711
521
4,205
―
250
3,200
500
49
37
65
17
△
0
1
16
497
△
47
626
△
2,712
16,846
△
△
50.5
債
社
債
―
3,000
3,000
3,000
金
1,500
1,700
200
1,400
退 職 給 付 引 当 金
632
616
15
604
役員退職慰労引当金
31
295
4
17
長
期
50.1
借
入
△
273
305
他
19
14
固 定 負 債 合 計
2,425
7.0
5,636
16.1
3,211
5,317
15.8
22,862
65.8
23,361
66.6
499
22,163
65.9
―
―
―
―
―
―
―
―
2,870
―
2,775
293
5,920
そ
の
負
債
合
計
(少数株主持分)
△
( 資 本 の 部 )
資
本
金
2,870
2,870
資
本
剰
余
金
2,775
2,775
利
益
剰
余
金
6,184
5,891
その他有価証券評価差額金
70
327
為替換算調整勘定
△
256
△
3
△
30
△
68
△
37
△
38
△
6
△
95
△
89
△
54
△
163
11,470
34.1
336
33,634
100.0
自
己
株
式
資
本
合
計
11,864
34.2
11,701
33.4
負債、少数株主持分
及 び 資 本 合 計
34,726
100.0
35,062
100.0
―9 ―
(2) 中間連結損益計算書
期
科
別
目
売
上
売
原
上
当中間連結会計期間
比較増減
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 14 年9月30 日
自 平成 15 年4月 1日
至 平成 15 年9月30 日
(△)
金
上
売
前中間連結会計期間
百分比
金
額
百分比
高
27,819
%
100.0
28,682
%
100.0
価
24,022
86.4
25,251
88.0
3,796
13.6
3,430
12.0
3,062
11.0
3,204
11.2
733
2.6
226
0.8
総
利
益
販売費及び一般管理費
営
額
業
利
益
(単位:百万円)
前連結会計年度の
要約連結損益計算書
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 15 年3月31 日
金
額
百分比
863
55,043
%
100.0
1,229
47,843
86.9
365
7,199
13.1
141
6,260
11.4
△
507
939
1.7
△
1
3
14
△
営 業 外 収 益
受
取
受
取
利
配
当
息
2
0
金
11
13
1
不 動 産 賃 貸 料
為
替
そ
差
の
2
2
―
5
益
―
6
6
―
他
39
34
4
59
1
83
営 業 外 収 益 合 計
56
0.2
△
57
0.2
0.1
営 業 外 費 用
支
払
利
息
91
71
△
19
169
為
替
差
損
25
―
△
25
6
他
22
20
△
2
64
そ
の
営 業 外 費 用 合 計
139
0.5
92
0.3
△
46
240
0.4
経
651
2.3
191
0.7
△
459
781
1.4
△
24
33
△
24
33
特
別
常
利
利
益
益
投資有価証券売却益
29
特 別 利 益 合 計
特
別
損
5
29
0.1
5
0.0
失
固 定 資 産 除 却 損
32
6
△
25
41
投資有価証券評価損
491
―
△
491
793
貸倒引当金繰入額
―
1
1
23
そ
の
0.1
他
1
0
△
1
8
△
516
867
特 別 損 失 合 計
524
1.9
8
0.0
税金等調整前中間純利益又は
税金等調整前当期純損失(△)
155
0.5
188
0.7
32
法人税、住民税及び事業税
115
0.4
152
0.5
36
法 人 税 等 調 整 額
中
間
純
利
益
又 は 当 期 純 損 失(△)
△
0
40
△
0.0
△
0.1
44
80
― 10 ―
△
0.1
0.3
△
△
52
1.6
△
141
0.1
0.2
43
△
61
△
0.1
39
△
132
△
0.2
(3) 中間連結剰余金計算書
期
科
別
目
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 14 年9月30 日
自 平成 15 年4月 1日
至 平成 15 年9月30 日
金
額
金
額
(単位:百万円)
前連結会計年度の
連結剰余金計算書
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 15 年3月31 日
金
額
(資本剰余金の部)
Ⅰ 資 本 剰 余 金 期 首 残 高
2,775
2,775
2,775
Ⅱ 資本剰余金中間期末(期末)残高
2,775
2,775
2,775
6,239
5,920
6,239
40
80
―
金
75
90
166
金
20
20
20
失
―
―
132
Ⅳ 利益剰余金中間期末(期末)残高
6,184
5,891
5,920
(利益剰余金の部)
Ⅰ 利 益 剰 余 金 期 首 残 高
Ⅱ 利 益 剰 余 金 増 加 高
1.
中
間
純
利
益
Ⅲ 利 益 剰 余 金 減 少 高
1.
配
2.
取
3.
当
当
締
期
役
賞
純
与
損
― 11 ―
(4) 中 間 連 結 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 計 算 書
期
科
別
目
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純利益又は
税金等調整前当期純損失(△)
減
価
償
却
費
貸 倒 引 当 金 増 減 額
賞 与 引 当 金 増 減 額
退 職 給 付 引 当 金 の 増 減 額
役員退職慰労引当金の増減額
受 取 利 息 及 び 受 取 配 当 金
支
払
利
息
投 資 有 価 証 券 売 却 益
投 資 有 価 証 券 評 価 損
保
証
金
評
価
損
固
定
資
産
除
却
損
売 上 債 権 の 増 加 額
た な 卸 資 産 の 増 加 額
仕 入 債 務 の 増 加 額
未 収 消 費 税 の 増 減 額
未 払 消 費 税 の 増 減 額
役 員 賞 与 の 支 払 額
そ
の
他
小
計
利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額
利
息
の
支
払
額
法人税等の支払額及び還付額
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の売却による収入
投資有価証券の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短 期 借 入 れ に よ る 収 入
短 期 借 入 金 返 済 に よ る 支 出
長 期 借 入 れ に よ る 収 入
長 期 借 入 金 返 済 に よ る 支 出
自 己 株 式 の 売 却 に よ る 収 入
自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 出
社 債 の 発 行 に よ る 収 入
社 債 の 償 還 に よ る 支 出
配
当
金
の
支
払
額
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
Ⅳ
(単 位 : 百 万 円 )
前連結会計年度の
連結キャッシュ・フロー
計算書
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
自
平成 14 年4月 1日
自
平成 15 年4月 1日
自
平成 14 年4月 1日
至
平成 14 年9月 30 日 至
平成 15 年9月 30 日
至
平成 15 年3月 31 日
金
額
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
金
額
金
155
188
287
16
6
42
61
15
91
29
491
―
32
625
1,109
1,115
27
217
20
238
237
15
82
57
248
357
37
3
12
10
14
71
5
―
―
6
1,782
274
1,584
84
68
20
80
409
14
52
29
342
82
2
0
94
221
236
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
28
65
0
174
20
231
額
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
52
657
2
5
70
39
19
169
33
793
7
41
292
958
495
104
220
20
130
234
19
161
36
55
90
14
―
321
298
543
△
△
△
1,216
2,123
―
150
―
3
―
2,000
75
3,136
現金及び現金同等物に係る換算差額
△
Ⅴ
現金及び現金同等物の減少額
△
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
7,690
3,884
7,690
Ⅶ
現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高
4,052
3,349
3,884
△
△
△
△
△
△
797
1,146
500
150
0
40
―
500
90
629
△
△
△
2,296
3,375
―
300
―
52
3,000
4,700
166
3,297
16
△
16
△
20
3,637
△
535
△
3,806
― 12 ―
△
△
△
△
△
△
中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1.
連結の範囲に関する事項
連結子会社の数
4社
連結子会社の名称
福島協栄株式会社
KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD
株式会社協栄システム
KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED
非連結子会社の名称
KYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD
(連結の範囲から除いた理由)
非 連 結 子 会 社 KYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD は 、 小 規 模 会 社 で あ り 、 そ の 資 産 、 売 上 高 、
中間純損益及び利益剰余金等からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経営成績
に関する合理的な判断を妨げない程重要性が乏しく連結の範囲から除外しております。
2.
持分法の適用に関する事項
非連結子会社(1社)に対する投資については持分法を適用しておりません。
持 分 法 を 適 用 し な い 非 連 結 子 会 社 は 、中 間 純 損 益 及 び 利 益 剰 余 金 等 か ら み て 、持 分 法 の 対 象 か ら 除 い
て も 中 間 連 結 財 務 諸 表 に 及 ぼ す 影 響 が 軽 微 で あ り 、か つ 、全 体 と し て も 重 要 性 が な い た め 持 分 法 の 適 用
範囲から除外しております。
3.
連結子会社の中間決算日等に関する事項
連結子会社の中間決算日は中間連結決算日に一致しております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 重 要 な 資 産 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法
① 有価証券
(イ ) 満 期 保 有 目 的 の 債 券
償却原価法(利息法)
(ロ ) そ の 他 有 価 証 券
時価のあるもの
中間決算末日の市場価格等に基づく時価法
(評 価 差 額 は 全 部 資 本 直 入 法 に よ り 処 理 し 、売 却 原 価 は 移 動 平 均 法
により算定しております。)
時価のないもの
移動平均法による原価法
② デリバティブ
時価法
③ たな卸資産
(イ ) 商 品 、 原 材 料 及 び 貯 蔵 品
先入先出法による原価法
(ロ ) 製 品 及 び 仕 掛 品
プリント配線板関係
総平均法による原価法
電子機器関係及びソフト関係
個別法による原価法
(2) 重 要 な 減 価 償 却 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法
① 有形固定資産
当 社 及 び 国 内 連 結 子 会 社 は 、主 と し て 定 率 法( た だ し 、平 成 10 年 4 月 1 日 以 降 に 取 得 し た 建 物( 附
属設備を除く)については、定額法)を採用し、在外連結子会社は定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物
8 〜 50 年
機械装置及び運搬具
4 〜 22 年
② 無形固定資産
定額法を採用しております。
ただし、ソフトウェアについては市場販売目的のものは原則3年以内の見込販売数量等に基づく
償 却 額 と 原 則 3 年 以 内 の 残 存 有 効 期 間 に 基 づ く 均 等 配 分 額 を 比 較 し い ず れ か 大 き い 額 を 計 上 し 、自 社
利 用 の も の に つ い て は 原 則 と し て 社 内 に お け る 利 用 可 能 期 間( 5 年 以 内 )に よ る 定 額 法 に よ っ て お り
ます。
(3) 重 要 な 繰 延 資 産 の 処 理 方 法
社債発行差金は、社債発行日から償還日までの各期間に均等償却しております。
連結子会社については該当事項はありません。
― 13 ―
(4) 重 要 な 引 当 金 の 計 上 基 準
① 貸倒引当金
売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特
定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の当中間連結会計期間負担額を計
上しております。
③ 退職給付引当金
当社及び国内連結子会社は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給
付 債 務 及 び 年 金 資 産 の 見 込 額 に 基 づ き 、当 中 間 連 結 会 計 期 間 末 に お い て 発 生 し て い る と 認 め ら れ る 額
を計上しております。
数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内
の 一 定 の 年 数 ( 10 年 ) に よ る 定 額 法 に よ り 按 分 し た 額 を そ れ ぞ れ 発 生 の 翌 連 結 会 計 年 度 か ら 費 用 処
理することとしております。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく中間期末要支給額を計上しております。
(5) 重 要 な 外 貨 建 の 資 産 又 は 負 債 の 本 邦 通 貨 へ の 換 算 の 基 準
外貨建金銭債権債務は、中間決算日の直物為替相場により円貨に換算し、為替差額は損益として
処理しております。
なお、在外子会社等の資産、負債、収益及び費用は、中間決算日の直物為替相場により円貨に換
算し、為替差額は資本の部における「為替換算調整勘定」に含めて計上しております。
(6) 重 要 な リ ー ス 取 引 の 処 理 方 法
当社及び国内連結子会社は、リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファ
イナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっており、
在外連結子会社については、主として通常の売買取引に準じた会計処理によっております。
(7) 重 要 な ヘ ッ ジ 会 計 の 方 法
① ヘッジ会計の方法
為替予約等が付されている外貨建金銭債権債務等については、振当処理を行っております。
また、金利スワップについては、特例処理の要件を満たしている場合は特例処理を採用しており
ます。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
ヘッジ対象
為替予約取引
外貨建金銭債権債務
金利スワップ
借入利息
③ ヘッジ方針
当社では為替予約取引は通常の営業取引に係る為替リスク回避の目的で実需の範囲内で利用し、
金利スワップ取引については、金利変動リスクを回避する目的のために利用しております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動の累
計を比較し、両者の変動額等を基礎にして判断することとしております。
ただし、当社ヘッジ対象の金利スワップは特例処理の要件を満たしているので中間決算日におけ
る有効性の評価を省略しております。
また、当社が利用している為替予約は、リスク管理方針に従い実需取引により実行しており、予
約 し た 段 階 で 為 替 損 益 が 確 定 す る た め 、そ の 後 の 為 替 相 場 の 変 動 に よ る 相 関 関 係 は 完 全 に 確 保 さ れ て
いるので中間決算日における有効性の評価を省略しております。
(8) そ の 他 中 間 連 結 財 務 諸 表 作 成 の た め の 基 本 と な る 重 要 な 事 項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
5.
中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手 許 現 金 、要 求 払 預 金 及 び 取 得 日 か ら 3 ヶ 月 以 内 に 満 期 日 の 到 来 す る 流 動 性 の 高 い 、容 易 に 換 金 可 能
であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資からなっております。
― 14 ―
注 記 事 項
(中間連結貸借対照表関係)
1
2
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
前連結会計年度
(平成 14 年9月 30 日)
(平成 15 年9月 30 日)
(平成 15 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
1
8,761 百万円
担保資産及び担保付債務
(1) このうち、
建 物 及 び 構 築 物 500 百万円
機械装置及び運搬具 186 百万円
土
地 18 百万円
そ
の
他
0 百万円
計
2
有形固定資産の減価償却累計額
1
9,115 百万円
担保資産及び担保付債務
(1)
建 物 及 び 構 築 物 458 百万円
機械装置及び運搬具 146 百万円
土
地 18 百万円
そ
の
他
0 百万円
705 百万円
計
2
有形固定資産の減価償却累計額
8,958 百万円
担保資産及び担保付債務
(1)
建 物 及 び 構 築 物 478 百万円
機械装置及び運搬具 161 百万円
土
地 18 百万円
そ
の
他
0 百万円
624 百万円
計
659 百万円
については、工場財団を組成し、
短期借入金 850 百万円の担保に供
しております。
上記については、工場財団を組成
し、短期借入金 850 百万円の担保
に供しております。
上記については、工場財団を組
成し、短期借入金 850 百万円の
担保に供しております。
(2) このうち、
建 物 及 び 構 築 物 119 百万円
土
地 377 百万円
(2)
建 物 及 び 構 築 物 110 百万円
土
地 377 百万円
(2)
建 物 及 び 構 築 物 115 百万円
土
地 377 百万円
計
497 百万円
については、一年以内に償還の社
債 500 百万円の担保に、また、一
年以内に返済予定の長期借入金
100 百万円の担保に供しておりま
す。
計
487 百万円
上記については、短期借入金 500
百万円の担保に供しております。
計
492 百万円
上記については、社債 500 百万
円の担保に、また、一年以内に
返済予定の長期借入金 50 百万円
の担保に供しております。
(3) 投資有価証券のうち8百万円
は、営業保証担保(担保債務額 16
百万円)として差し入れておりま
す。
(3) 投資有価証券のうち 15 百万円
は、営業保証担保(担保債務額 22
百万円)として差し入れておりま
す。
(3) 投資有価証券のうち 10 百万円
は、営業保証担保(担保債務額
22 百万円)として差し入れてお
ります。
3
当座貸越契約及び貸出コミットメ 3 当座貸越契約及び貸出コミットメ 3 当座貸越契約及び貸出コミット
ント
ント
メント
当社及び連結子会社は、運転資
同
左
当社及び連結子会社は、運転
金の効率的な調達を行うため取
資金の効率的な調達を行うため
引銀行 10 行と当座貸越契約及び
取引銀行 10 行と当座貸越契約及
取引銀行5行と貸出コミットメ
び取引銀行5行と貸出コミット
ント契約を締結しております。こ
メント契約を締結しておりま
れら契約に基づく当中間連結会
す。これら契約に基づく当連結
計期間末の借入未実行残高は次
会計年度末の借入未実行残高は
のとおりであります。
次のとおりであります。
当座貸越極度額及び貸出
当座貸越極度額及び貸出
当座貸越極度額及び貸出
11,956 百万円
11,974 百万円
11,889 百万円
コミットメントの総額
コミットメントの総額
コミットメントの総額
借 入 実 行 残 高 4,205 百万円
借 入 実 行 残 高 4,378 百万円
借 入 実 行 残 高 3,856 百万円
差
引
額
7,596 百万円
差
引
額
― 15 ―
8,033 百万円
差
引
額
7,751 百万円
(中間連結損益計算書関係)
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 14 年9月 30 日
自
至
1
販売費及び一般管理費の主なもの 1
給 料 手 当 1,183 百万円
賞
与
138 百万円
賞与引当金繰入額
239 百万円
退 職 給 付 費 用
62 百万円
減 価 償 却 費
46 百万円
研 究 開 発 費
49 百万円
2
固定資産除却損の内訳
建物及び構築物
15 百万円
機械装置及び運搬具
16 百万円
2
前連結会計年度
平成 15 年4月 1日
平成 15 年9月 30 日
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 15 年3月 31 日
販売費及び一般管理費の主なもの 1
給 料 手 当 1,205 百万円
賞
与
148 百万円
賞与引当金繰入額
259 百万円
退 職 給 付 費 用
70 百万円
減 価 償 却 費
90 百万円
研 究 開 発 費
51 百万円
販売費及び一般管理費の主なもの
給 料 手 当 2,362 百万円
賞
与
532 百万円
賞与引当金繰入額
260 百万円
退 職 給 付 費 用
134 百万円
減 価 償 却 費
106 百万円
研 究 開 発 費
99 百万円
固定資産除却損の内訳
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
その他
固定資産除却損の内訳
建物及び構築物
15 百万円
機械装置及び運搬具
25 百万円
その他
0 百万円
2
3 百万円
1 百万円
1 百万円
(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前中間連結会計期間
自
至
平成 14 年4月 1日
平成 14 年9月 30 日
当中間連結会計期間
自
至
平成 15 年4月 1日
平成 15 年9月 30 日
前連結会計年度
自
至
平成 14 年4月 1日
平成 15 年3月 31 日
現金及び現金同等物の中間期末残
高と中間連結貸借対照表に掲記さ
れている科目の金額との関係
(平成 14 年9月 30 日現在)
現金及び現金同等物の中間期末残
高と中間連結貸借対照表に掲記さ
れている科目の金額との関係
(平成 15 年9月 30 日現在)
現金及び現金同等物の期末残高
と連結貸借対照表に掲記されて
いる科目の金額との関係
(平成 15 年3月 31 日現在)
現金及び預金勘定 5,182 百万円
預入期間3か月を
△1,130 百万円
超える定期預金
現金及び現金同等物 4,052 百万円
現金及び預金勘定 4,479 百万円
預入期間3か月を
△1,130 百万円
超える定期預金
現金及び預金勘定 5,014 百万円
預入期間3か月を
△1,130 百万円
超える定期預金
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物
― 16 ―
3,349 百万円
3,884 百万円
① セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
前中間連結会計期間(自
製造部門
売
上
平成 14 年4月1日
ソリューション
部
門
至
平成 14 年9月 30 日)
商事部門
消
去
又は全社
計
連
結
高
(1) 外部顧客に対する売上高
4,894
2,728
20,195
27,819
(2) セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
19
0
6
25
4,914
2,728
20,202
27,844
計
営
業
費
用
4,741
2,478
19,418
26,639
営
業
利
益
172
250
783
1,205
―
27,819
(
25)
0
(
25)
27,819
446
(
27,085
471)
733
(単位:百万円)
当中間連結会計期間(自
平成 15 年4月1日
至
平成 15 年9月 30 日)
消
去
又は全社
製造部門
IT部門
商事部門
(1) 外部顧客に対する売上高
3,549
2,861
22,271
28,682
(2) セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
70
―
16
87
3,620
2,861
22,288
28,769
3,815
2,503
21,523
27,842
358
764
927
売
上
連
結
高
計
営
計
業
費
用
営業利益(又は営業損失)
(
195)
―
28,682
(
87)
0
(
87)
28,682
613
(
28,456
700)
226
(単位:百万円)
前連結会計年度(自
製造部門
売
上
平成 14 年4月1日
IT部門
至
平成 15 年3月 31 日)
商事部門
消
去
又は全社
計
8,576
5,683
40,783
55,043
(2) セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
58
0
18
77
8,635
5,683
40,802
55,120
8,764
5,105
39,157
53,026
1,077
577
1,645
2,094
( 1,154)
計
業
費
用
営業利益(又は営業損失)
(注)
結
高
(1) 外部顧客に対する売上高
営
連
(
129)
―
55,043
(
77)
0
(
77)
55,043
54,104
939
(1) 事業区分の方法
当社の事業区分は、製品の種類、製造方法、販売市場の類似性をもとに、当社グループの事業実態にあわせ
て区分しております。
なお、前連結会計年度からソリューション部門をIT部門へ名称変更しております。
― 17 ―
(2) 各事業区分の主要製品
事
業
区
分
製
造
部
門
プリント配線板、プリント配線板自動検査機、プリント配線板外観検査機、その他電子
機器
門
各種コンピュータ・サーバ・モニタ・周辺機器・ネットワークシステム・3D シミュレー
ションシステム・情報通信システム・映像情報システム・CAD システム・CAI システムの
販売、システムインテグレーション・アウトソーシング・情報処理・建築積算 ASP・シス
テム保守・ユーザサポートのサービス販売、マルチメディア通信制御装置・通信ボード
の開発販売、特定業界(建設、タクシー)向けパッケージソフト・CTI パッケージソフト
の開発販売、SBC システムの販売、各種アプリケーションシステムの開発販売、特定用途
向け ASIC(集積回路)の開発設計
門
半導体、海外半導体、半導体応用製品、マイコンソフト開発、液晶表示装置、電流セン
サー、各種ヒューズ、チップアンテナ、密着イメージセンサ、光モジュール、ノイズ対
策部品、電線・光ファイバーケーブル加工品、電子部品に使用される金属材料、磁性材
料、プラスチック成型品、救命具類、NC 装置・放電加工機・レーザ加工機・ロボット等
の産業メカトロ関連機器、シーケンサ・インバータ・AC サーボモータ等の FA 機器、FAIT
ソリューション、ブレーカー・トランス等の配電機器及び配電盤、回転機器、冷暖房・
冷凍システム機器、流量計等自動機器、バーナー、配電部品、配管工事、電子システム
機器
I
商
T
事
部
部
主
要
製
品
名
(3) 営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当中間連結会計期間 700 百万円、
前中間連結会計期間 471 百万円、前連結会計年度 1,154 百万円であります。主なものは、当社の総務部門等
管理部門に係る費用であります。
2.
所在地別セグメント情報
前中間連結会計期間(自 平成 14 年4月1日 至 平成 14 年9月 30 日)、当中間連結会計期間(自 平成 15 年4月
1日 至 平成 15 年9月 30 日)及び前連結会計年度(自 平成 14 年4月1日 至 平成 15 年3月 31 日)
本邦の売上高は、全セグメントの売上高の合計に占める割合がいずれも 90%超であるため、所在地別セグメント
情報の記載を省略しております。
― 18 ―
3.
海外売上高
(単位:百万円)
前中間連結会計期間(自
ア
Ⅰ
海外売上高
Ⅱ
連結売上高
Ⅲ
連結売上高に占める海外
売上高の割合(%)
平成 14 年4月1日
ジ
ア
至
平成 14 年9月 30 日)
その他の地域
2,627
連
結
24
2,651
27,819
9.4
0.1
9.5
(単位:百万円)
当中間連結会計期間(自
ア
Ⅰ
海外売上高
Ⅱ
連結売上高
Ⅲ
連結売上高に占める海外
売上高の割合(%)
平成 15 年4月1日
ジ
ア
至
平成 15 年9月 30 日)
その他の地域
2,869
連
結
43
2,912
28,682
10.0
0.2
10.2
(単位:百万円)
前連結会計年度(自
ア
Ⅰ
海外売上高
Ⅱ
連結売上高
Ⅲ
連結売上高に占める海外
売上高の割合(%)
(注)
平成 14 年4月1日
ジ
ア
至
平成 15 年3月 31 日)
その他の地域
4,954
連
70
結
5,025
55,043
9.0
0.1
9.1
1.国又は地域は、地理的近接度により区分しております。
2.各区分に属する国又は地域の内訳は次のとおりであります。
アジア ・・・・・ シンガポール、香港
3. 当中間連結会計期間から海外売上高が、連結売上高の 10%以上となったため記載することとしております。
なお、前中間連結会計期間及び前連結会計年度においては海外売上高が、連結売上高の 10%未満でありま
したが、参考として記載しております。
― 19 ―
②
リース取引
前中間連結会計期間
自
至
1
当中間連結会計期間
平成 14 年4月 1日
平成 14 年9月 30 日
リース物件の所有権が借主に移 1
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引
(1) リース物件の取得価額相当額、
減価償却累計額相当額及び中間
期末残高相当額
取得価額相当額
減価償却累計額
相当額
中間期末残高
相当額
2,341 百万円
856 百万円
1,485 百万円
(2) 未経過リース料中間期末残高
相当額
平成 15 年4月 1日
平成 15 年9月 30 日
リース物件の所有権が借主に移 1
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引
(1) リース物件の取得価額相当額、
減価償却累計額相当額及び中間
期末残高相当額
取得価額相当額
減価償却累計額
相当額
中間期末残高
相当額
2,814 百万円
1,212 百万円
1,601 百万円
(2) 未経過リース料中間期末残高
相当額
自
至
平成 14 年4月 1日
平成 15 年3月 31 日
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引
(1) リース物件の取得価額相当額、
減価償却累計額相当額及び期末
残高相当額
取得価額相当額
減価償却累計額
相当額
2,686 百万円
期末残高相当額
1,721 百万円
964 百万円
(2) 未経過リース料期末残高相当
額
1
年
内
452 百万円
1
年
内
480 百万円
1
年
内
510 百万円
1
年
超
1,161 百万円
1
年
超
1,210 百万円
1
年
超
1,362 百万円
計
1,614 百万円
合
計
1,690 百万円
合
計
1,873 百万円
合
(3) 支払リース料、減価償却費相当
額及び利息支払相当額
(3) 支払リース料、減価償却費相当
額及び利息支払相当額
(3) 支払リース料、減価償却費相当
額及び利息支払相当額
支 払 リ ー ス 料
237 百万円
支 払 リ ー ス 料
272 百万円
支 払 リ ー ス 料
498 百万円
減価償却費相当額
215 百万円
減価償却費相当額
248 百万円
減価償却費相当額
456 百万円
支払利息相当額
21 百万円
支払利息相当額
28 百万円
支払利息相当額
47 百万円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、
残存価格を零とする定額法に
よっております。
(5) 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件
の取得価額相当額の差額を利
息相当額とし、各期への分配方
法については、利息法によって
おります。
2
自
至
前連結会計年度
(4) 減価償却費相当額の算定方法
同
左
(4) 減価償却費相当額の算定方法
同
左
(5) 利息相当額の算定方法
同
左
(5) 利息相当額の算定方法
同
左
オペレーティング・リース取引
2
未経過リース料
1
年
内
2 百万円
1
年
超
5 百万円
オペレーティング・リース取引
2
未経過リース料
1
年
内
2 百万円
1
年
超
3 百万円
オペレーティング・リース取引
未経過リース料
1
年
内
2 百万円
1
年
超
4 百万円
合
合
合
計
8 百万円
計
― 20 ―
5 百万円
計
6 百万円
③
有価証券
1.
その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
区
分
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
前連結会計年度末
平成 14 年9月 30 日現在
平成 15 年9月 30 日現在
平成 15 年3月 31 日現在
中間連結
中間連結
取得原価 貸借対照 差
連結貸借
額 取得原価 貸借対照 差
表計上額
額 取得原価 対 照 表 差
表計上額
額
計 上 額
(1) 株
式
1,709
1,830
121
1,406
1,959
552
1,414
1,409
(2) 債
券
―
―
―
―
―
―
―
―
―
他
―
―
―
―
―
―
―
―
―
計
1,709
1,830
121
1,406
1,959
552
1,414
1,409
(3) そ
の
合
△
5
△
5
(注) その他有価証券で時価のある株式について、前中間連結会計期間 490 百万円、前連結会計年度 792 百万円の減損
処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処理を
行い、30〜50%下落した場合には、会社の取扱い要領に基づき、個別銘柄毎の株価推移等から株価の回復可能性
を判断して減損処理を行っております。
2.
時価評価されていない主な有価証券の内容
(単位:百万円)
区
分
その他有価証券
非上場株式
(店頭売買株式を除く )
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
前連結会計年度末
平成 14 年9月 30 日現在
平成 15 年9月 30 日現在
平成 15 年3月 31 日現在
中間連結貸借対照表計上額
中間連結貸借対照表計上額
連結貸借対照表計上額
56
46
― 21 ―
56
④
デリバティブ取引
取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
通貨関連
(単位:百万円)
区
種
類
分
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
前連結会計年度末
(平成 14 年9月 30 日現在)
(平成 15 年9月 30 日現在)
(平成 15 年3月 31 日現在)
契約額等
契約額等
契約額等
市場取引以外の取引
う ち
1年超
時 価
評 価
損 益
う ち
1年超
時 価
評 価
損 益
う ち
1年超
時 価
評 価
損 益
為替予約取引
売
建
米 ド ル
買
(注)
―
27
△ 0
37
―
36
△ 1
12
―
12
0
1
―
1
0
―
―
―
―
0
―
0
0
―
―
―
△ 0
―
―
―
△ 1
―
―
―
0
建
米 ド ル
合
27
計
1.時価の算定方法
中間期末(期末)の時価は先物為替相場を使用しております。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引については、開示の対象から除いております。
3.上記為替予約取引は、いずれも連結消去に伴い発生したものであります。
― 22 ―
生産、受注及び販売の状況
(1) 生産実績
(単位:百万円)
事業の種類別
セグメントの名称
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
前連結会計年度
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 14 年9月 30 日
自 平成 15 年4月 1日
至 平成 15 年9月 30 日
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 15 年3月 31 日
製
造
部
門
4,804
3,847
8,263
I
T
部
門
2,090
2,397
4,331
商
事
部
門
162
155
322
7,058
6,400
12,918
合
(注)
計
1.金額は販売価格によっております。
2.上記金額には、セグメント間の内部取引高にかかる生産高が含まれております。
3.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注状況
(単位:百万円)
区
分
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
前連結会計年度
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 14 年9月 30 日
自 平成 15 年4月 1日
至 平成 15 年9月 30 日
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 15 年3月 31 日
受 注 高
受注残高
受 注 高
受注残高
受 注 高
受注残高
製
造
部
門
4,520
863
3,799
1,197
8,222
917
I
T
部
門
2,205
696
2,639
818
4,270
436
商
事
部
門
183
47
210
60
481
78
6,909
1,607
6,649
2,075
12,974
1,431
合
(注)
計
上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
(単位:百万円)
事業の種類別
セグメントの名称
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
前連結会計年度
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 14 年9月 30 日
自 平成 15 年4月 1日
至 平成 15 年9月 30 日
自 平成 14 年4月 1日
至 平成 15 年3月 31 日
製
造
部
門
4,914
3,620
8,635
I
T
部
門
2,728
2,861
5,683
商
事
部
門
20,202
22,288
40,802
27,844
28,769
55,120
計
消去又は全社
連
(注)
結
合
計
△
25
△
27,819
87
28,682
△
77
55,043
上記金額には、消費税等は含まれておりません。
なお、上記 (1)、(2)、(3) については前連結会計年度からソリューション部門をIT部門へ名称変更しており
ます。
― 23 ―