紙飛行機 (アクロバット機)の作り方１．各部品を切り抜く前に，破線に沿って定規を当て，千枚通しで線を引きます．そうすれば，その線に沿って山折りが正確に出来るようになります．ただし，一点破線は組立てるときの目印であり，線を引きません． −−−−−−− 「破線」 −・−・−・− 「一点破線」２．実線にそって，各部品を切り取ります．特に太い実線は紙の厚み分だけハサミを２回使って，切り取ります．主翼の後方と，２つの尾翼と，胴体の主翼の取り付け位置と，尾翼の取り付け位置などに，この太い実線があります．３．もしＯＨＰなどの透明なフィルムがあれば，風防の部分は形を写して切り取って使います．風防は他の部品と較べると，それ程正確でなくても問題はありません． - 1 - ４．接着剤は，ゴム系や酢酸ビニール樹脂などのものを使います．透明なものが良いでしょう．紙に塗る際に，楊枝を使うと細かいところに正確に接着剤を付けることが出来ます．５．始めに主翼に上半角を付けます．紙を重ねて糊付けします．後方前方６．尾翼も造った後，胴体を造り，それに主翼と尾翼を取り付けます．押さえにくい所は，千枚通しを用います．また，特に接着剤を付けにくい所には，一旦紙に受けてから楊枝に取って付けると作業がしやすくなります． - 2 - ７．主翼の中央付近に２つある短い切り込みが，後方に来るように取り付けます．そして切り込みは胴体の外に出るようにし，折り曲げるときに後ろの胴体がその切り込みに入るようにします．胴体を曲げる角度は主翼と尾翼が平行になる程度にします．８．主翼のフラップを付け，風防を付けます．９．重りの紙を２枚重ねて堅く丸め，先端に入れて蓋をします．後で重りの調節が出来るように，蓋の糊付けはしない方が良いでしょう． - 3 -