専任教員教育研究業績 平成 28 年 4 月 1 日記入 氏名 ふりがな 牧野 環 まきの たまき 所属学科 職 位 保育学科 通信教育課程 性別 女 講師 小田原短期大学における担当科目名 音楽表現ⅠA、音楽表現ⅠB、音楽表現Ⅱ、音楽表現Ⅲ、保育実習Ⅰ(保育所) 、保育実習指導Ⅰ、保育実習Ⅱ、保育実習指導Ⅱ 学 和暦(西暦)年 歴 月 昭和 56(1981)年 4 月 昭和 60 (1985 ) 年 3 月 平成 4(1992) 年 8 月 平成 21(2009) 年 4 月 平成 22(2010) 年 3 月 名 称 事 項 学位 お茶の水女子大学文教育楽部教育学科音楽教育学専攻 入学 学士(教育) お茶の水女子大学文教育楽部教育学科音楽教育学専攻 卒業 Innsbrück Sommerakademie für alte Musik Cembalo Meister Kurse 修了 立教大学大学院キリスト教学研究科キリスト教学専攻博士前期課 程ウィリアムズコース 入学 立教大学大学院キリスト教学研究科キリスト教学専攻博士前期課 修士(実践神学) 程ウィリアムズコース 修了 教 育 歴・職 歴 期 間 教育内容又は業務内容 我孫子市立我孫子中学校 千葉県立安房拓心高校 昭和 60 年 4 月~昭和 61 年 3 月 昭和 61 年 4 月~昭和 63 年 3 月 常勤講師・音楽の指導、学級副担任 教諭・音楽の指導、吹奏楽部指導、学級担任 千葉県立東葛飾高校 昭和 63 年 4 月~平成 2 年 3 月 講師・音楽の指導 京都府立山城高校 平成 16 年 9 月~平成 17 年 3 月 東京都北区立王子小学校 平成 16 年 5 月~平成 27 年 3 月 (他) 常勤講師・音楽の指導、吹奏楽部指導 講師・音楽、算数の指導、合唱部指導、生活指導(他) 立教女学院中学校・高等学 平成 24 年 4 月~平成 25 年 3 月 校 小田原短期大学保育学科 平成 28 年 4 月~現在に至る (通信教育課程 特任講 師) 講師・音楽の指導 名 称 立教大学教会音楽研究所 日本オルガン研究会 日本音楽学会 The Gregorian Institute of Canada カナダ・グレゴリオ 保育学科通信教育課程 特任講師 音楽表現ⅠA、音楽表現ⅠB、音楽表現Ⅱ、音楽表現Ⅲ、 保育実習Ⅰ(保育所) 、保育実習指導Ⅰ、保育実習Ⅱ、保 育実習指導Ⅱを担当 所 属 学 会 等 活動期間 活動内容(役職等の活動を含む) 友の会々員 平成 18 年 10 月~至現在 会員 平成 19 年 4 月~至現在 会員 平成 24 年 6 月~至現在 会員 平成 25 年 2 月~至現在 聖歌学会 キリスト教礼拝音楽学会 名 称 平成 28 年 4 月~至現在 会員 社 会 活 動 等 活動期間 活動 内容 鍋島元子主宰古楽研究会 昭和 61 年 5 月~平成 10 年 3 チェンバロ演奏及び通奏低音奏法(アンサンブ 月 ル)についての学びと演奏活動 Origo et Practica 聖路加国際病院礼拝堂 平成 4 年 12 月~平成 19 年 12 聖歌隊の活動参加、礼拝での奏楽 取手キリスト教会 月 平成 4 年 5 月~平成 10 年 3 月 礼拝でのオルガン奏楽(随時) 平成 19 年 2 月~平成 27 年 12 礼拝でのオルガン奏楽 月 日本聖公会京都聖アグネ 平成 25 年 3 月~現在 礼拝でのオルガン奏楽 ス教会 日本聖公会千住基督教会 担 当 教 科 目 に 関 す る 資 格・免 許 等 名 称 高等学校教諭二級普通免許 状 中学校教諭一級普通免許状 取得年月 昭和 60 年3月 昭和 60 年3月 取 得 機 関 東京都教育委員会 東京都教育委員会 研究実績に関する事項 単 著 代表的な著書、論文 共 著 等の名称 の別 発行又は発 表の年月 発行所、発表雑誌又 は発表学会等の名称 概 要 (著書) 1. 「モンテベルデ 単著 ィ・フェスティバ ル(大阪)&静岡モ ンテベルディ音楽 祭の両公演を前に この公演の魅力を 渡邊順生氏が語 る」 2. 「古楽コンクー 単著 ル上位入賞者、通 奏低音賞受賞者に 聞く」 平成 4 年 4 ア ン ト レ 編 集 部 月 編 『古楽情報誌 Entrée 1992年4月 号』 (pp.7-9) チェンバロ奏者渡邊順生氏が、 「モンテベルディ・ フェスティバル」(大阪)と「静岡モンテベルディ音 楽祭」を開催された。公演前の渡邊氏の自宅を訪問 し、インタビューして、両公演の魅力と公演にかけ る意気込みを語っていただいた。 平成 4 年 6 ア ン ト レ 編 集 部 月 編 『古楽情報誌 Entrée 1992 年 6 月号』 (p.7) 第6回古楽コンクール声楽・独奏楽器部門(1992年) において、チェンバロ奏者上尾直毅氏が通奏低音賞 を受賞された。上尾氏にインタビューし、感想や将 来の抱負を伺った。 3. 「第10回ブリュ 単著 ージュ国際古楽コ ンクール報告」 平成 4 年 ア ン ト レ 編 集 部 10 月 編 『古楽情報誌 Entrée 1992 年10 月号』 (p.9) ベルギーで行われた第10回ブリュージュ古楽コン クールチェンバロ部門(1992年)を見学した。このコ ンクールは、優秀なソリストを多数輩出した世界最 高権威のコンクールである。出場者74人中、日本 人の参加は18人と多かった。結果は、1位なし、 2位ブランディーノ・ラノ―Blandino Rannou, 3 位なし、4位イヴェス・レヒシュタイナーYves Rechsteisenであった。 4. 『FLÜGEL』全 共著 10巻(CD付) 平成 6 年 学習研究社 12 月 子ども用ピアノ楽譜の校訂を行った。全10巻からな るもので、発表会、演奏会用の作品を収録している。 (学術論文) 「 Thomas Tallis 単著 のアンセムの研 究」 平成 24 年 立教大学教会音楽 イングランドの宗教改革期の王室礼拝堂付音楽家 5月 研究所発行 トマス・タリスThomas Tallis(c1505-1585)は、 『2011年度立教大 英国国教会創成期に活躍した。イングランドにおけ 学教会音楽研究所 る宗教改革を概観した後、タリスの作曲したアンセ 報RICM MUSICA ム(礼拝用楽曲)9曲を楽曲分析した。彼のアンセ SACRA 第2号』 ムは、トマス・クランマーThomas Cranmerの指示 (pp.43-98) 通り、一音節一音符のルールがみられ、簡素でホモ フォニックである。それは、長いメリスマを持つそ れまでの華美でポリフォ二ックなモテトとは、全く 違う様式を持つ。ここに音楽の上での宗教改革を見 ることができる。 (その他・学会発 表) 1.「Thomas Tallis 単独 の英語作品にみら れるone note one syllable rule―英 国国教会の礼拝音 楽における宗教改 革」 2.“ Thomas Tallis’ 単独 s Cantus Firmus Paraphrase Technique ―A Means of Enriching Catholic Culture During the Reign of Mary Ⅰ“ 3. 「トマス・タリ 単独 スのメアリー朝ま での典礼用声楽作 品における定旋律 技法」 平成 24 年 日本音楽学会第 63 トマス・タリスの教会音楽作品のうち、ヘンリー 11 月 回全国大会 Henry朝とエドワードEdward朝の、英語作品とラテ ン語作品の分析を行い、両者を比較した。カトリッ ク典礼用のラテン語作品には長いメリスマが、国教 会典礼用の英語作品には、一音節一音符のルールが みられる。また英語作品には、宗教改革の影響が顕 著にみられる。様式研究も試み、結果を報告した。 平成 25 年 8th Annual 8月 Colloquium of the Gregorian Institute of Canada 第8回カナダ・グレ ゴリオ聖歌学会 (バンクーバー・ブ リティッシュ・コロ ンビア大学) 平成 25 年 日本音楽学会第64 11 月 回全国大会 トマス・タリスの典礼用声楽作品のうち、メアリー Mary朝までの作品についての定旋律技法の研究を 行った。分析に当たっては、カナダ・グレゴリオ聖 歌学会が、インターネット上で毎月更新している、 2000ページに及ぶセーラム聖歌集(グレゴリオ聖歌 のイングランドにおける地方聖歌)を主に使用し た。定旋律技法は、10通りのパターンに分類できた。 セーラム聖歌を自ら歌いながら発表した。 (日本音楽学会より「平成24年度国際研究奨励金」 受給) トマス・タリスの典礼用声楽作品のうち、メアリー 朝までのものについての定旋律技法の研究を行っ た。今回は、エドガ―・H・スパークスEdagar H Sparks の定旋律技法の分類法に沿って、新たな分類を試み た。その結果、定旋律技法と歌詞との関連性を見出 した。即ち、 「栄唱」(三位一体の神への賛美)と聖 母マリアへの祈りにおいて、厳格定旋律となってい るのである。セーラム聖歌とグレゴリオ聖歌を自ら 歌いながら発表した。 1.2台のピアノ演 共同 奏会 ピアノ協奏 曲の夕べ 2.2台のピアノ演 共同 奏会 ピアノ協奏 曲の夕べ 昭和49年4 渡辺翁記念会館 月 (山口県宇部市) モーツアルト作曲ピアノ協奏曲 K.437〈戴冠式〉第 1楽章の第一ピアノを演奏した。 3. 鍋島元子主宰 共同 古楽研究会 第9回バロック名 曲発見の会 4.鍋島元子主宰古 共同 楽研究会 第10回バロック名 曲発見の会 5.鍋島元子主宰古 共同 楽研究会 第11回バロック名 曲発見の会 昭和58年3 ルーテル市ヶ谷セ チェンバロ演奏:J.K.F.フィッシャー作曲《音楽の 月 ンター パルナソス山》組曲 第6番より〈シャコンヌ〉 (その他・演奏) 昭和49年8 光市民会館(山口県 モーツアルト作曲ピアノ協奏曲 K.437〈戴冠式〉第 月 光市) 1楽章の第一ピアノを演奏した。 昭和59年3 ルーテル市ヶ谷セ チェンバロ演奏:スェーリンク、 〈若き命終わりぬ〉 月 ンター SwWV 324, テレマン、リコーダーソナタ ハ長調 TWV 141の通奏低音 昭和60年3 ルーテル市ヶ谷セ チェンバロ演奏:J.S.バッハ、フランス組曲 第5番 月 ンタ― BWV 816 , C.P.E.バッハ、トリオソナタ イ短調 Wq.148 / H.572 6.お茶の水女子大 共同 学音楽科卒業記念 演奏会 昭和60年3 7.ふるさと柏第一 共同 回サロンコンサー ト 昭和60年3 柏中央公民館ホー 柏市教育委員会主催。チェンバロ演奏:J.S.バッハ、 月 ル フランス組曲 第5番 BWV 816 8.松戸シティフィ 共同 ル「メサイア」 昭 和 61 年 松戸市民会館ホー チェンバロの通奏低音を担当した。 12月 ル 9.第3回ふるさと 共同 柏サロンコンサー ト 昭和62年1 柏市民会館小ホー 柏市教育委員会主催。チェンバロ、バイオリン、フ 月 ル ルートとのアンサンブルの他、J.S.バッハ、イタリ ア協奏曲 BWV 971を演奏。 10.如月演奏会 11.第4回柏市民に よるジョイントコ ンサート~チェン バロ秋の夕べ 12.チャペルコン サート 13.チェンバロ・ サロンコンサート Ⅰ~Ⅷ 14. 第8回サロン コンサート 15. ‘98茨城県芸術 祭・県民コンサー ト(Ⅰ) 共同 音楽の友ホール チェンバロ演奏:J.S.バッハ、フランス組曲 第5番 BWV 816 昭和62年2 小金原市民センタ 松戸シティ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で 月 ーホール(千葉県松 すべてバロックのプログラムの、チェンバロの通奏 戸市) 低音を担当した。プログラム:パッヘルベル、 〈3 つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジ ーグ〉第1番 オーケストラ版、J.S.バッハ、 管弦楽 組曲 第3番 BWV 1068〈アリア〉 、ヴィバルディ、 協奏曲〈四季〉第1番 ホ長調 op. 8-1 RV 269、 ヘンデル、 〈水上の音楽〉抜粋、他。 共同 平 成 元 年 日本キリスト教団 河合楽器柏店主催。 10月 柏教会 チェンバロ、メゾソプラノ、フルートの 3 人でバロ ックのプログラムを組み、チェンバロの独奏も含め て演奏した。J.S.バッハ、フルート・ソナタ ロ短 調 BWV 1030, ヘンデル、オペラ《セルセ》 HWV 40 より〈Ombra mai fu〉 、グノー、 〈アヴェ・マリ ア〉 共同 平成4 年1 取手キリスト教会 取手キリスト会主催。 月 (茨城県) チェンバロ(2名)とフルートでソロとアンサンブル を演奏した。F.クープラン、第6オルドルより〈刈 り入れ〉 〈優しい恋わずらい〉 〈神秘のバリケード〉 〈羽虫〉他 共同 平成4 年7 牧野宅 自宅のリビング・ルームにおいてソロ(時にアンサ 又 は 月 ~ 11 年 ンブル)のチェンバロ・コンサートを開催。 単独 10月 フレスコバルディ、トッカータ Ⅰ-8、Ⅰ-10、 カンツォーナ Ⅱ―4 J.S. バッハ、トッカータ ホ短調 BWV 940 パルティ―タ 第4番 BWV 828、 ルイ・クープラン、組曲 イ短調、組曲 ハ長調 ラモー、新クラヴサン組曲集より〈ガヴォット とガヴォットのドゥーブル〉 他 単独 平成7 年1 取手福祉会館(茨城 上田澄子氏主催のサロン・コンサート・シリーズの 月 県) うちの一回で、チェンバロのリサイタルを行った。 プログラムは、J.S.バッハ、ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 抜粋、ヘンデル、ハープシコード組曲 第5番 ホ長調 HWV 430 他。 共同 平 成 11 年 つくば市ノバホー 茨城県教育委員会、茨城文化団体連合、つくば市 11月 ル 他主催。 チェンバロ演奏:スカルラッティのソナタを3曲演 奏した。 16.バロック音楽 単独 会~チェンバロ演 奏とお話 その他 (表彰等) 平 成 11 年 さわやか千葉県民 千葉県女性センター主催。プログラムは、スェーリ 11月 プラザ ンク、 〈緑の菩提樹の下で〉SwWV 325、スカルラ ッティ、ソナタ K 30、K 216、 K 380、J.S.バッハ、 パルティ―タ 第4番 BWV 828〈序曲〉 、パルティ ―タ 第5番 BWV 829。レクチャーも交えて独奏し た。 毎日新聞社・山口県教育委員会・山口県音楽教育連 山口県学生音楽コンクールピアノ部門小学 盟主催 校 5 年の部第一位 モーツアルト作曲 ピアノソナタ K.283 第3 楽章を 演奏した。
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