山田剛史 ピアノリサイタル

7
第 14 回
月
July
音の遊び 〜 山田剛史 ピアノリサイタル
今回取り上げた作曲家のなかの一人、パウル・ヒンデミットは 1942 年、「音の遊び」、すなわちルードゥス・トナリス (Ludus Tonalis)というタイトルの作品を書き
ました。純 粋な「音の運動」、そして音と音との「関わり合い」に焦点を当てた演奏会をしたいと思い、このようなリサイタルのプログラムが出来上がりました。
どことなく見慣れない曲目の取り合わせながら、それぞれの曲はユーモアとファンタジーに富み、作品としての論理性も備えています。
「遊ぶ」と「演奏する」は、英語の "Play"、ドイツ語の "spielen" など、しばしば同じ言葉によって表現されます。ハイドンやドビュッシーの中には、よりジョーク
やユーモアが、ヒンデミットやバッハの作品には、より構築性やパズルの楽しみが強いですが、それぞれ逆の要素も持ち合わせています。
バッハからカーターまで、300 年の時代を超えた「音」たちが、皆様に喜びをもたらしますように!
♪ハイドン
2015 年
ピアノソナタ ト長調 Hob.XVI:40
7 月 16 日(木)
♪ドビュッシー
18:00 開場
練習曲より
18:30 開演
"半音階のために" "4 度音程のために" "組み合わされたアルペジオのために"
♪ヒンデミット
会場:赤坂ベヒシュタインセンター
ピアノサロン
ピアノ音楽 Op.37 第 1 部「3 つの小品による練習」
入場料
♪バッハ
トッカータ ハ短調 BWV911
後払い方式
♪カーター
※コンサート後、お客様に好きな額(任意)を当
2 つのダイヴァージョン (1999)
日お配りする封筒にいれて頂きます。
♪ショパン
ピアノソナタ第 3 番 ロ短調 Op.5
※お席に限りがございますので
必ずご予約の上ご来場ください。
※内容につきまして予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
♪ピアニスト♪
山田
剛史 <Takashi Yamada>
2007 年東京音楽コンクールピアノ部門第 1 位および聴衆賞受賞。
2002 年名古屋国際音楽コンクールピアノ部門第 1 位。
東京藝術大学をへて同大学院修士課程を首席修了、クロイツァー賞受賞。ローム ミュージッ
ク ファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学に留学、国家演奏家試験に合格。クラウデ
ィオ・ソアレス、迫昭嘉、ニーナ・ティシュマン、アントニー・シピリの各氏に師事。
ソリストとして、秋山和慶氏指揮東京交響楽団はじめ、多くのオーケストラと共演。とりわけバッ
ハと近現代作品に親しみをもって演奏に取り組み、シマノフスキのピアノソナタ第 3 番について
は「知的でオリジナリティにあふれた、驚くほど完成度の高い演奏」と高く評価された。2013 年、
フェニックス・エヴォ リューション・シリーズに選出され、バッハ:イギリス組曲全 6 曲によるリサ
イタルを開催。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。
国立音楽大学および東京藝術大学非常勤講師。
日本ショパン協会会員。
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