平成26年11月号(PDF 385kB

前橋市文京町 2-20-22
電話 027-220-1876 Fax 027-221-5000
URL http://www.manabi.pref.gunma.jp/
ぐ ん ま け ん しょうがいがくしゅう
群馬県生涯学習センター
少年科学館ニュース
H26.11 月発行
中学生以上対象:『サイエンス・ラボ』
~~写真に興味ある人、集まれ~!~~
今年度、土・日・祝日に子ども向けのサイエンス・ラボを実施してきましたが、
今回は特別企画として、写真のシステムについての第一人者である坂川武志先生
(東京工芸大学名誉教授)を招いて、中学生以上を対象にした大人向けのサイエ
ンス・ラボを実施します。写真に興味のある人、ぜひ、お申し込みください!
11月29日(土)
13:30~15:00
第1部
光、写真の画像形成(ピンホール、凸レンズの結像、凸レンズとカメラ、暗室)
光と黒白写真の再現、三原色、三原色とカラー写真などのカラー再現
光と写真
15:15~15:45
質疑応答
11月30日(日)
11:00~12:30
第2部
光センサー(化学センサー、半導体センサー)、フィルム写真、デジタル写真、
写真感度、撮影の露出(感度、シャッター、絞り)、露出の調節、センシトメトリ―
写真の実現
(露光量と画像の濃さ、被写体の明暗比と画像の諧調、特性曲線)
14:00~15:30
第3部
写真材料はどこで製造販売しているか(メーカーや流通について)
写真はどこで制作しているか(撮影業、販売店、ラボ)
産業と歴史
写真の始まりからの簡単な歴史の解説
15:40~16:00
質疑応答
【対象】中学生以上 【定員】各回先着 30 名(希望の部に申し込めます)
【申込方法】電話で申し込む(少年科学館027-220-1876)【参加費】無料!!
講師
阪川 武志(さかがわ たけし) 氏
▼専門分野
写真の化学、フィルムや印画紙などの感光材料の化学、現像処理、
現像所の写真制作システム(ラボシステム)の研究、写真制作の技術的問題の検討など。
科学展示室の展示物ちょこっと解説~「もしもしパラボラ」~
少年科学館の展示室に大きなパラボラアンテナがります。直径2m弱、
約30m離れたところに向かい合って設置されている「もしもしパラボ
ラ」という展示物です。このパラボラアンテナに向かって話をすると、
小さな声でも会話をすることができます。
遠く離れているにもかかわらず、どうして小さな声が届くのでしょう
か?
BS 放送受信用のパラボラアンテナの受信部分にアミを取りつけた装
置(右写真)を作って、スーパーボールをアンテナに当ててみます。すると、
スーパーボールはアンテナに跳ね返って、不思議なことにすべて受信部
のアミに入ってしまいます。このことから、
「パラボラアンテナで跳ね返
ったボールは、ある 1 点に集まる。
」ということがわかります。
実は、パラボラアンテナの局面
は、二次関数の放物線になってい
て、計算上からもこのことを確か
めることができます。
私たちの声は、空気の振動として遠くまで伝わっていきます。
パラボラアンテナの広い面で跳ね返った音が 1 点に集まるので、
遠くの声でも聞き取ることができるのです。
なお、BS 放送受信用のパラボラアンテナの受信部分にアミを
取りつけた装置でスーパーボールが跳ね返る様子を体験してみ
たい方は、少年科学館の受付に声をかけてください。科学展示室
を 2 倍楽しむことができますよ。
シニア向け「科学工作教室」
大人の人を対象にした「科学工作教室」を下記のとおり開催します。
子どもの頃体験した科学の不思議さやおもしろさを、再び味わってみませんか?今回は、12 月のクリ
スマス用に廃食用の油を使った「クリスマスキャンドル」を作ります。お孫さんがいらっしゃる方には、
お土産としても喜んでもらえると思います。ぜひ、お申し込みください。
■テーマ
「クリスマスキャンドルを作ろう」
■日
時
平成 26 年 12 月 17 日(水)
10:00~11:30 頃
■会
場
群馬県生涯学習センター少年科学館2階 科学実験室
■対
象
大人
■定 員
先着 15 名
■参加費
無料
■申込方法
11 月 18 日(火)より、少年科学館へ電話で申し込む
(少年科学館 ℡ 027-220-1876)