おすすめの本第９号 2011年１１月２８日発行川崎市宮前区犬蔵１－３２－１７いぬくら子ども文庫主宰渡部康夫編集「学校におけるブックトーク」八雲中央図書館の図書館員の研修会で、２０１１年、１１月１７日（木）、東京目黒区の八雲中央図書館で、私渡部が図書館員の研修会で「ブックトーク」についてお話をしました。図書館員が学校からお任せでブックトークを依頼されることが多いので、どのようなブックトークをすればよいか学校の期待について知りたいということでした。新学習指導要領には、「目的に応じて、本や文章を選んで読むこと」として低学年では「低学年では、楽しんで知識を得たりするために本や文章を選んで読むこと、中学年では、目的に応じて、いろんな本や文章を選んで読むこと」高学年では、「目的に応じて、複数の本や文章などを選んで比べて読むこと、」と書かれている。ブックトークは本を選ばせる上で大切な活動であり、本来は教育課程を責任持つ、それぞれの担任の先生が実施すべきである。また、司書教諭が担任を持っている以上、それらのマネージメントが出来ないでいる。学校司書が配置されて学校では、学校司書にブックトークなどを任せて担任自身はやろうとしない傾向もある。最も大切な教育活動であるブックトークを学校司書やボランティアだけに任せてはいけない、司書教諭や学級担任が自信を持ってブックトークに取り組めるようになって欲しい。図書館員の方には、そのための研修となるように学校と連携していって欲しいと、お話ししました。その後、国語の学習でのブックトーク、総合の学習で調べ学習のための本を紹介するブックトーク、道徳の学習で考えさせるために本を紹介するブックトークなどの実践を紹介しました。「犬蔵こども文庫」として学校図書館の支援を続けていきたいと思います。連絡をいただけば、読み聞かせや読書のアニマシオンなどの読書指導（研修を含む）の出前をします。必要な本があれば下記の渡部康夫まで連絡をください。必要な本を届けたいと思います。いぬくら子ども文庫渡部康夫〒２１６－００１１神奈川県川崎市宮前区犬蔵１－３２－１７電話ファックス０４４－９７６－５０９９メール [email protected] 子供の読書のホームページ http://www015.upp.so-net.ne.jp/kodomodokusho/WELCOME.HTM へんしんかいじゅうあきやまただし作・絵金の星社 1,200円＋税 3-03372-3 小学校低学年・幼児向き 2011年11月ISBN978-4-32 かいじゅうやまでは、やまをのぼると、みんなかいじゅうに変身してしまいます。「どんぐり」がやまをのぼると、「どんぐり、どんぐり、どんぐりどんぐりどん、ぐりどん」というようにかいじゅう「ぐりどん」に変身してしまいます。「さぼてん」「じゃがいも」などがやまにのぼると、どんなかいじゅうに変身してしまうのでしょうか？みずいろのマフラーくすのきしげのり文松成真理子絵2011年1 1月30日童心社ISBN 978-4-494ー00458ｰ4 1,300円小学校低学年向きヨースケは、力が弱い、はしるのがおそい、算数が苦手。そんなヨースケが転校してきた。ぼくらがいやなことを押しつけても、ぼくらの言うとおりにした。ヨースケはいつでも、ぼくらといっしょだった。いつものようにヨースケが負けるまでじゃんけんをしてランドセルを持たせているとき、ヨースケのおかあさんが立っていた。それからヨースケは学校に来なくなった。すすめドクきのこ団村上しいこ・作中川洋典・絵文研出版2011年11月30日本体価格 1200円 ISBN978-4-580-82132-3 小学校中学年向き 4年生のたつしは、かあちゃんと、兄のあきらと3人暮らし。たつしには、幼い頃から仲良しの 4人組がいる。グループの名前を「ドクきのこ団」。でも今年になって、メンバーの守が「グループに入らない」という。一緒に遊ぼうとしてもみんなの意見は、ばらばらになってしまう。たつしは好きな女の子愛里ちゃんがいる。何とか愛里ちゃんも仲間に入れようと、プレゼントを買うために土曜日日曜日にアルバイトをしたりする。きむらゆういち作べ弘士､絵講談社定価1400円＋税小学校低学年メイはなんにもこわくない 11年11月28日 ISBN978-4-06-278506-8 あ 20 「あらしのよるに」に登場するやぎのメイの小さい頃のお話です。めいが、よそ見をしてさんぽしていて、川にさしかかると、ちょうど足の下で大きな木が流れてきてメイは何も知らずに川を渡ってしまいます。オオカミに狙われても、メイは知らず知らずにオオカミから逃げる事ができます。バスがくるまで森山京、作黒井健、絵小峰書店2011年11月 15日定価1400円＋税 ISBN978-4-338-26104-3 小学校低学年向きくまの子は、おばあちゃんがバスでくるので、おむかえにいきます。バスの停留所につくと、たぬきのおじいさんとおばあさんが座っています。バスが来るとたぬきのおじいさんとおばあさんは、乗っていってしまいます。そこにいのししのおじさんがやってきます。次のバス乗っていっていますが、荷物の忘れ物があります。くまの子は、バスを追いかけていきますが、第１回、おはなし会のご案内第１７回日本絵本賞読者賞候補絵本決まる社団法人全国学校図書館協議会は、全国学校図書館協議会、毎日新聞社共催でいぬくら子ども文庫の「第一回のおはなし会」を次のように実施します。開かれる「日本絵本賞読者賞」の候補絵本を発表しました。主催者が選んだ絵本ふるって参加下さい。だれでも参加できますが、私の自宅ですので狭いところから読者の投票で最も得票数が多かった絵本の作者、出版社を表彰するものです。でご不便をおかけすることをお許しください。日時２０１１年１２月２８日（水）午後１時３０分から３時２０１０年１０月から２０１１年９月まで日本で出版された絵本から２４点選んだものです。この２４点の絵本から選ぶことになります。２月２８日までにハガキで応募することができます。ハガキは学校にありますが、子どもだけでなく大場所人でも誰でも投票できます。ぜひ、手にとって絵本を読んでみてください。いぬくら子ども文庫川崎市宮前区犬蔵１－３２－１７いぬくら子ども文庫ここです菅生車庫バス停内容１，クリスマス・お正月の本の紹介２，夢・希望を語ろう、（夢、希望を語る本を読んでみよう）おはなし会終了後、本の貸し出しを行います。（読みたい本を何冊でも、貸し出します。）