労災上乗せ保険(労働災害補償用)

C型
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労災上乗せ保険(労働災害補償用)
従業員への充実した補償と経営事項審査での加点をご希望の皆さまのために
保険料(年間)と保険金額
「労災上乗せ保険(労働災害補償用)」は、保険期間中に政府労災保険の給付対象となる業務
災害または通勤災害により身体障害を被った場合、貴社(被保険者)が行う被災従業員または
ご遺族への政府労災保険の上積み補償により被る損害に対して、保険金をお支払いします。
( 保 険 期 間 1 年 、損 害 率による割 引 4 0% 適 用 )
業種別保険金額
(政府労災コード)
消防設備工事従事者(38)
保守点検従事者(93)
事務職員(94)
保険金額(従業員1名につき1口あたり) 保険金額(従業員1名につき) 保険金額(従業員1名につき)
死亡および
後遺障害1∼3級
2,000万円
後遺障害 4級
750万円
1,800万円
後遺障害 5級
600万円
1,400万円
後遺障害 6級
500万円
1,000万円
後遺障害 7級
350万円
900万円
後遺障害 8級
250万円
800万円
後遺障害 9級
180万円
700万円
後遺障害10級
150万円
600万円
後遺障害11級
100万円
400万円
後遺障害12級
80万円
300万円
後遺障害13級
60万円
200万円
後遺障害14級
50万円
150万円
1人あたり年間保険料
11,420円
4,580円
加入口数限度
2 口
1 口
(※)
団体全体の過去の事故発生状況による割増引がございます。
この割増引率は所定の期間の保険金のお支払い額等
に応じて毎年決定されます。当年度に適用される損害率計算期間中の事故状況によりましては、上記の割引率は変更さ
れる場合があり、
その場合には保険料が変更となりますのであらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
■法定外補償規定※を定めている場合について
保険金額は、
法定外補償規定の範囲内でご加入ください。
(※)
事業主が被用者に対して政府労災保険等の給付のほかに一定の労働災害補償を行う旨を定めているものです。
(注)
法定外補償規定に定める金額を超える保険金額でご加入いただいた場合でも、法定外補償規定に定める額が保険
金の支払限度額となります。
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C型
1,000万円
B型
身体の
障害の程度
C型
労災上乗せ保険(労働災害補償用)
従業員への充実した補償と経営事項審査での加点をご希望の皆さまのために
(ご加入にあたってのご注意)
①保険のご加入手続きに際しては、政府労災保険申告書(労働保険 概算・増加概算・確定保険料申告書)を
ご確認いただきながら、お手続きをしてください。
(注1)この保険は、事業主(企業)が政府労災保険に加入されていることが必要です。
(注2)事業主(企業)に使用されている従業員の労災事故が対象となります。
(注3)一人親方等(政府労災の第2種特別加入者)は、この保険にご加入いただけません。
②保険金額は、対象となる従業員の方々の政府労災保険に届出されている「業種コード」にあわせてご確認くだ
さい。
③この保険の補償対象者(被用者)は、事業場の全従業員となります(一部の従業員のみを対象にすることはで
きません。)。ただし、臨時雇い、アルバイト、パートタイマー等で日々または1か月以内の有期で雇用されている
方々は除外することができます。
(注1)従業員数を過少申告された場合には、保険金額が削減される場合がありますのでご注意ください。
(注2)中小企業主等(政府労災の第1種特別加入者)を含めてご加入いただくことができます。
(注3)業種区分「38」の場合、下請負人を含めてご加入いただくことができます。数次の請負によって行われ
る工事については、元請負人がその現場の指揮・監督を行うため、原則として元請負人が下請負人も含
めて政府労災保険の手続きを行うこととなっており、その上乗せ保険である本保険も下請負人を含めて
加入することができます。
④この保険契約の保険料を算出するために用いる「保険料算出基礎」は、保険契約加入時に把握可能な“最近
の会計年度等の確定した平均被用者数”としてください。原則として保険期間終了後の確定精算はありませ
ん。
なお、ご申告いただいた平均被用者数が把握可能な“最近の会計年度等の平均被用者数”を下回わっていた
場合には、その下回わる割合により保険金を削減することになりますのでご注意ください。
⑤労働災害総合保険の場合、補償内容が重複する保険契約が他にある場合や共済保険が他にある場合は、次
のとおり保険金をお支払いします。
・他の保険契約等で保険金や共済金が支払われていない場合:他の保険契約等とは関係なく、この保険契
約のご加入内容に基づき保険金をお支払いします。
・他の保険契約等で保険金や共済金が支払われている場合:法定外補償金額から既に他の保険契約等で支
払われた保険金や共済金を差し引いた残額に対し、この保険契約のご加入内容に基づき保険金をお支払い
します。
(法定外補償金額とは、災害補償規定で定める額(定めがない場合は被用者・遺族へ支払われる補償
金の額)をいいます。)
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申告書の見方、補償内容は次ページに➡
保 険 料(年間)の算出方法
1. 平均被用者数の算出 以下のフローに従い、事業所コードごとの平均被用者数を算出してください。
直近の決算書の完成工事高から以下の算出式により平均被用者数(イ)を算出してください。
直近決算書の完成工事高×15%(労務費率)
=平均被用者数(イ)
400万円(平均賃金)
はい
直近賃金台帳の賃金総額
直近賃金台帳の賃金総額
400万円(平均賃金)
400万円(平均賃金)
いいえ
=平均被用者数(イ)
(※)
下請負人を含めないで加入される場合は、経営事項審査制度の加点対象とはなりません。
共通事項も必ずご確認ください。
①平均被用者数(イ)を以下の条件で端数処理し、平均被用者数を算出してください。
・平均被用者数(イ)の少数第一位を四捨五入して、整数倍してください。
例:3.52人になった場合は、4人としてください。
(注)平均被用者数(イ)が1.0未満となった場合は、1人としてください。
・特別加入者(政府労災の第一種特別加入者)を含めてご加入される際は、特別加
入者の人数を別途加算の上、加入依頼書に氏名をご記入ください。
②加入口数をご選択ください。
直近の政府労災保険申告書の常時使用労働者数(次ページ参照)を平均被用者数とし
てください。特別加入者(政府労災の第1種特別加入者)を含めてご加入される際は、
業種コード
「93」
「94」
特別加入者を別途加算の上、加入依頼書に氏名をご記入下さい。
下請負人は補償されません。
2. 保険料の計算 上のフローに従い算出した平均被用者数に、
(38)コードの場合は11,420円を、
(93)
(94)コードの場合は4,580円をそれぞれ乗じて保険料を算出してください。
1口メモ
●政府労災保険に加入していない方は・・・
この保険には、ご加入になれません。政府労災保険は労働基準法により加入が義務づけられ
ています。
もし、未加入のまま労災事故が発生すると経営者に罰則が課せられます。
労災
政府
●建設業法に基づく経営事項審査制度の加点対象とするためには・・・
下請負人を含めてご加入いただくことが必要となります。なお、審査の際には、保険会社発
行の加入証明書が必要となりますので、別途お申し出ください。
●政府労災保険届出業種コードがわからない場合は・・・
労働基準監督署にご提出の確定保険料申告書(次頁参照)
をご覧になるか、ご不明の
場合は労災保険業務の委託先にお尋ねください。
●C型(労災上乗せ保険)の支給基準は・・・
すべて労働基準監督署により決定されます。政府労災保険が支給されなければC型の保険金はお支払いできません。
●完成工事高について
業種コード
「38」
でのご加入の場合で下請人を補償する場合は、直近の完成工事高に基づき保険料を算出します。従いまして、その他の売
上がある場合等については、その売上をご申告いただく必要はございません。ただし、政府労災保険において業種コード
「38」
に関して給付対
象となった場合についてのみお支払いの対象となりますので、ご注意ください。
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C型
下請負人も含めて加入されますか?
被用者の政府労災届出の業種コードは何番ですか?
業種コード
「38」
直近の賃金台帳の賃金総額から以下の算出式により平均被用者数(イ)を算出してください。
[労働災害総合保険(法定外補償保険)]
●貴社従業員の方が、業務災害・通勤災害により身体障害を被った場合(政府労災保険で給付対象になる場合に
限ります。
)
に保険金をお支払いします。
●下請負人を含めた場合、建設業法に基づく経営事項審査制度の加点対象となります。
⇒企業のグレードアップにC型への加入をおすすめします。
労働保険 概算・増加概算・確定保険料申告書の見方
政府労災保険申告書の、事業種類番号は4桁の数字で
表されていますが、上2桁で判断します。
例 9405の表示であれば、事業種類は94です。
コード
「93」
「94」
の平均被用者数
は、
この欄をご覧
13101262772 000
02111940542
下さい。
15
15 0 1
34170
34170
2120
32050
2
19.00
5.00
619550
170850
14.00
14.00
29680
448700
補償内容
保険金のお支払い
対象となる事故
貴社(被保険者)
の従業員の方が、政府労災保険の給付対象となる業務災害または通勤災害によ
り保険期間中に身体障害を被った場合に、被保険者が政府労災保険等の上乗せ補償を行うことに
より被る損害に対して保険金をお支払いします。
お 支 払 い す る
保
険
金
1.死亡補償保険金
2.後遺障害補償保険金
(注1)業務災害・通勤災害の認定、後遺障害等級の認定については、政府労災保険の認定に
従います。
(注2)保険金は、貴社へ直接お支払いします。法定外補償についてお支払いする保険金は、その
全額を被災従業員またはその遺族に補償金として給付していただきます。
その際、被災従業員またはその遺族から補償金受領書の取り付けが必要となります。
(注3)同一の従業員が被った身体障害については、死亡補償保険金と後遺障害補償保険金の
重複払いは行わず、いずれか高い金額を限度にお支払いします。
保険金をお支払い
できない主な場合
1.政府労災保険の給付を受けない場合
2.被用者の故意、重過失または故意による犯罪行為によるその被用者本人の身体障害
3.被用者の酒酔運転または無資格運転によるその被用者本人の身体障害
4.職業性疾病による被用者の身体障害
5.戦争・暴動・地震・噴火・津波・核燃料物質・風土病に起因する被用者の身体障害
6.被保険者またはこれらの事業場責任者の故意に起因する被用者の身体障害
7.石綿(アスベスト)
または石綿を含む製品(それらを含む製品を含みます。)
の発がん性その他有害
な特性に起因する被用者の身体障害 など
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