シラバス

こども教育学科
目 次
1.1年次開設科目… ……………………………………………………………… 1
2.2年次開設科目… ………………………………………………………………43
3.3年次開設科目… ………………………………………………………………85
索 引
【1年次】
【2年次】
【3年次】
いのちのふしぎ
1
倫理学
43
生命と科学
85
文学と人間
2
人体のふしぎ
44
生活とことば
86
健康スポーツⅠ
3
政治学
46
生物と環境
87
健康スポーツⅡ
4
野外あそび実践
47
地域福祉
88
法学(日本国憲法)
6
英語コミュニケーションⅢ
48
海外研修
89
国際文化比較
7
キャリアの基礎Ⅲ
49
プレゼンテーション技法
90
初期演習
8
基礎実習Ⅱ
50
人間と教育
91
情報処理Ⅰ
9
小学校基礎実習
51
こどもの食と栄養
92
情報処理Ⅱ
10
社会福祉
52
発達心理学B
93
英語コミュニケーションⅠ
11
こどもの保健Ⅱ
53
相談援助
94
英語コミュニケーションⅡ
12
幼児理解
54
教育課程総論B
95
中国語コミュニケーション
13
保育内容(健康)
55
保育指導法
96
多文化コミュニケーション
15
保育内容(環境)
56
乳児保育Ⅱ
97
キャリアの基礎Ⅰ
16
保育内容(人間関係)
57
障がい児の理解と援助Ⅰ
98
キャリアの基礎Ⅱ
17
保育内容(造形表現)
58
障がい児の理解と援助Ⅱ
100
保育原理
19
保育内容(リズム表現)
59
教育方法・技術論
101
教育原理
20
乳児保育Ⅰ
60
体育Ⅱ
102
教職論
21
道徳教育の理論と実践
61
教科指導法(国語)
103
発達心理学A
22
特別活動の指導法
62
教科指導法(社会)
104
基礎実習Ⅰ
23
国語
63
教科指導法(算数)
105
児童福祉
24
社会
64
教科指導法(理科)
106
社会的養護
25
算数
65
教科指導法(家庭)
107
教育心理学
26
生活
66
教科指導法(体育)
108
こどもの保健ⅠA
27
理科
67
英語教育論
109
こどもの保健ⅠB
28
家庭
68
保育所実習指導Ⅱ
110
保育の心理学
29
音楽AⅡ
69
保育所実習Ⅱ
111
教育相談
30
音楽AⅢ
70
施設実習指導Ⅱ
112
教育課程総論A
31
音楽BⅢ
71
施設実習Ⅱ
113
保育内容総論
32
図画工作Ⅱ
72
幼稚園実習Ⅱ
114
保育内容(言葉)
33
体育Ⅰ
73
小学校実習
115
音楽AⅠ
34
教科指導法(生活)
74
保育・教育内容研究A(おもちゃと文化)116
音楽BⅠ
36
教科指導法(音楽)
75
保育・教育内容研究B(おはなしの世界)117
音楽BⅡ
37
教科指導法(図画工作)
76
保育・教育内容研究C(こどもと造形) 118
図画工作Ⅰ
38
保育所実習指導Ⅰ
77
保育・教育内容研究D(こどもの運動学) 119
幼稚園実習Ⅰ
40
保育所実習Ⅰ
78
保育・教育内容研究E(こどもと音楽) 120
キャリア入門
41
施設実習指導Ⅰ
79
保育・教育内容研究G(自然環境づくり) 121
施設実習Ⅰ
80
保育・教育内容研究H(科学するこころ) 122
こどもの安全(コミュニティワーク演習) 81
リトミックⅠ
123
児童の健全育成と福祉
82
教育と情報
124
児童館の機能と運営
83
保育実践演習
125
児童館実習
127
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
いのちのふしぎ
(E11060)
講
2
15
1 前期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
井上 文雄
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
当たり前のように身の回りにいる、普段は見向きもされない虫や雑草。しかし、じっくり観察するとその生
態や形態は驚きに満ち溢れている。また、生き物は単独ではなく相互に関わりあいながら生きている。そのよう
な身近な生き物について考察を進める中で、生き物の「いのち」について考えていく。そして、いろいろな生き
物のふしぎを追求しながら、生物の多様性と共通性、命の連続性と神秘性等について考察する。
② 学習の到達目標
さまざまな生き物に対する知識を高め、生き物や自然環境に対する理解を深める。さらに、身の回りにいる
生き物に対して興味・関心を持ち、「なぜ」という視点で課題を持つ。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション・ねらいと学習計画
第2回
生き物とは
第3回
植物の繁殖・無性生殖と有性生殖
第4回
虫と昆虫
第5回
雑草・野草とは
第6回
種子の休眠と発芽
第7回
光合成と植物の栄養
第 8 回 ミジンコの繁殖
第 9 回 メダカの雌雄・産卵・孵化
第10回
生き物相互の関わり
第11回
社会生活をおくる昆虫
第12回
水生昆虫と陸生昆虫
第13回
絶滅危惧種
第14回
いろいろな昆虫の生態と形態
第15回
補足とまとめ ④ 授業時間外の学習
次回の授業の内容を調べる等、事前学習に努める。また、授業時に配布する課題プリントをまとめ、毎時間
提出する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・課題プリント・レポート
⑥ 履修上の注意など
子どもたちは生き物に対して素朴な疑問を持っている。そのような子どもたちに対し、一緒に疑問に立ち向か
えるような教師・保育士であってほしい。また、積極的に生き物と触れ合ってほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。適時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
−1−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
文学と人間
(E11070)
講
2
15
1 前期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
尾上新太郎
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
芭蕉の伝記・作品を通し、日本文化の特徴を考える。特にその死観を問題にする。学生各自が、日本文化に
ついて、主体的に意見が言えるようになることを目指す。
② 学習の到達目標
まず、第一に、その句のみから、句の解釈ができるようになることを目指す。次いで、紙背に徹することで、様々
な問題意識がもてるようになることを目指す。
③ 授業の内容・計画 芭蕉の伝記・
第1回
芭蕉の故郷「伊賀」
第2回
少年期の芭蕉
第3回
江戸での芭蕉
第4回
深川移住へ(点者であることに対する自己批判)
第5回
深川移住
第6回
新風樹立へ
第 7 回 「野ざらし紀行」
第8回
芭蕉と荘子
第 9 回 「笈の小文」
第10回
芭蕉と禅
第11回 「更級紀行」
第12回
芭蕉の国家観
第13回 「奥の細道」
第14回 「幻住庵記」
第15回 「嵯峨日記」
④ 授業時間外の学習
内外の様々な作品に接触し、それらを味合って下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業態度ほか
⑥ 履修上の注意など
特になし。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜授業中に紹介する。
−2−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
健康スポーツⅠ
(E11080)
講
1
15
1 後期 選択
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
近藤みづき
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
現代社会における環境の急激な変化の中、私たちは慢性的な運動不足に陥りがちであるため、生涯にわたっ
て自らの健康を保持、増進していくための知識や能力を養う必要がある。一方、これらの能力を育てるにあたり
各自が取り組む運動や各種スポーツには、それぞれ特有の身体活動が求められ、実践における身体の動かしかた
が常に問題となる。本講義では、健康の保持、増進について正しく理解し、知識を習得すると共に、運動実践理
論の視点から運動習得について理解することをねらいとする。
② 学習の到達目標
・健康の保持、増進について正しく理解し、知識を習得する。
・運動実践理論における運動習得について理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
健康について
第2回
健康と体力
第3回
運動と健康
第4回
運動をめぐる諸問題
第5回
スポーツ運動学①人間の運動
第6回
スポーツ運動学②動きのかたちと運動構造
第7回
スポーツ運動学③運動の習熟位相
第8回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
新聞等を通じて日頃から健康・運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
0%
20%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極性
「その他」:小テスト
⑥ 履修上の注意など
レベルは問わないが、自身の運動経験を増やしておくこと。健康生活の実践を心がけること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時プリントを配布する。
参考書:『教師のための運動学』 大修館書店
『運動学講義』 大修館書店
−3−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
健康スポーツⅡ
(E11090)
実
1
45
1 通年 選択
技
資格取得要件区分
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎近藤みづき 7 号館 5 階
藤本 達男 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
健康の保持増進のためには運動が不可欠であるにもかかわらず、利便性の進んだ現代社会においては慢性的
な運動不足に陥りがちである。授業では、実際に身体を動かすことでスポーツの楽しさや爽快感を体感し、生涯
にわたって主体的にスポーツに取り組むことの重要性を理解する。また、新しい動きかたを習得する過程を通し
て人格形成の契機とする。
② 学習の到達目標
・スポーツを通じて現在の体力を把握し、健康における運動の重要性を体感する。
・生涯にわたるスポーツライフの基礎的な考え方を学ぶ。
・新しい動きかたを身につける楽しさを体験する。
③ 授業の内容・計画
クラスを 2 グループに分け、近藤がその他スポーツ・藤本がテニスを担当する
第 1 グループ
第 2 グループ
第1回
オリエンテーション
(授業の説明・グループ分け)
(担当者:近藤・藤本)
第2回
バドミントン① (基本のストローク)
基本のストローク
(フォアハンドストローク)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
バドミントン② (サービスからの応用練習)
基本のストローク
(バックハンドストローク)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
(グラウンドストロークラリー)
バドミントン③ (ゲームの進め方・ルール・マナー) 基本のストローク
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
バドミントン④ (ダブルスゲーム)
基本のストローク
(サービスとリターン)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
卓球 ① (基本のストローク)
応用練習(グラウンドストロークの安定性を高める)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
卓球 ② (ゲームの進め方・ルール・マナー)
応用練習(サービスリターンからラリーまで)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
卓球 ③ (シングルス・ダブルスゲーム)
ゲームの導入(ゲームの進め方・ルール・マナーの説明)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
ソフトバレーボール① (基本技術の習得)
ゲームの実施(シングルス・ダブルスゲーム①)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
ソフトバレーボール② (ゲームの進め方・ルール・マナー) ゲームの実施(シングルス・ダブルスゲーム②)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
第11回
ソフトバレーボール③ (ゲーム・リーグ戦)
ゲームの実施(シングルス・ダブルスゲーム③)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
第12回
オリエンテーション・諸測定(担当者:近藤・藤本)
第13回
基本のストローク
(フォアハンドストローク)
バドミントン① (基本のストローク)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
第14回
第15回
基本のストローク
(バックハンドストローク)
バドミントン② (サービスからの応用練習)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
基本のストローク
(グラウンドストロークラリー) バドミントン③ (ゲームの進め方・ルール・マナー)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
−4−
第16回
基本のストローク
(サービスとリターン)
バドミントン④ (ダブルスゲーム)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
応用練習(グラウンドストロークの安定性を高める) 卓球① (基本のストローク)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
第17回
応用練習(サービスリターンからラリーまで)
卓球② (ゲームの進め方・ルール・マナー)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
第18回
ゲームの導入(ゲームの進め方・ルール・マナーの説明 卓球③ (シングルス・ダブルスゲーム)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
第19回
ゲームの実施(シングルス・ダブルスゲーム①) ソフトバレーボール① (基本技術の習得)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
第20回
ゲームの実施(シングルス・ダブルスゲーム②) ソフトバレーボール② (ゲームの進め方・ルール・マナー)
(担当者:近藤)
(担当者:藤本)
第21回
第22回
ゲームの実施(シングルス・ダブルスゲーム③) ソフトバレーボール③ (ゲーム・リーグ戦)
(担当者:藤本)
(担当者:近藤)
第23回
まとめ
(担当者:近藤・藤本)
④ 授業時間外の学習
新聞等を通じて日頃から健康、運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
60%
40%
0%
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:確認テスト
⑥ 履修上の注意など
日頃から健康管理に十分留意すること。
学校指定の体操服(ポロシャツ)を着用すること。
運動に適した服装と靴(外履き・体育館シューズ)を着用すること。
系統的に授業を進めていくので欠席しないこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。適時プリントを配布する。
参考書:なし。
−5−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
法学(日本国憲法)
(E11110)
講
2
15
1 前期 必修
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
佐野 光彦
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
私たちが日常生活を送る場合には、様々なルールを意識しています。ルール=規範には、常識、習慣、道徳
などが含まれます。また、法律も規範の中では大きなウェイトを占めています。コミュニティの絆が弱くなって
き現代の日本社会では、隣人関係、職場、学校など様々な場所で私たちはトラブルに巻き込まれる可能性が高ま
り、訴訟社会になりつつあります。そこで本講義では、知らなかったでは許されない憲法や法律の基礎を学び、
合わせて法的な問題と倫理との関係についても、みなさんと一緒に考えて見ようと思います。
② 学習の到達目標
社会を構成する一員として、基本的な法律知識を身につける。具体的には、日常生活上での様々な(法律)
手続ができるようになる。教員・保育士として要求される社会的教養の修得を目指し、教員・保育士としての資
質の向上を目標とする。
③ 授業の内容・計画
第1回
私たちと法律とのかかわり―法とは何か?(規範、法源、裁判)
第2回
法律はどのようにしてできるのか①―国家と法との関係(近代立憲主義、三権分立、社会契約論)
第3回
法律はどのようにしてできるのか②―国家と法との関係(日本国憲法誕生と基本原理)
第4回
基本的人権の尊重とは?①-精神的自由、経済的自由、人身の自由
第5回
基本的人権の尊重とは?②-生存権、教育を受ける権利、労働基本権
第6回
子どもを守る①-教育と憲法、法律との関係
第7回
子どもを守る②-誕生と親子関係の変化
第8回
憲法 9 条だけで平和は守れるか?-隣国との良好関係構築へ
第9回
人はなぜ罪を犯すと罰せられるのか①―刑法と私たち(罪刑法定主義、犯罪の成立要件)
第10回
人はなぜ罪を犯すと罰せられるのか②―刑法と私たち(裁判員裁判、死刑廃止、冤罪)
第11回
少子高齢化は何が問題か?-憲法と社会保障、シルバー民主主義
第12回
差別と人権問題を考える-いじめ、身分格差、平等権
第13回
若者を取り巻く法律問題とは?-悪徳商法などから身を守る(借金、クレジット、連帯保証)
第14回 まとめ①―私たちの生活に法律を
第15回 まとめ②―試験対策など
④ 授業時間外の学習
新しい事件やトピックスも講義の中で取り上げるので、世の中の出来事をテレビのニュースや新聞などでチ
ェックして下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
0%
20%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:レポート、コメントペーパー
「その他」:授業参加、受講態度
⑥ 履修上の注意など
講義時にレジュメ、資料等を配布しますので、紛失しない様に保管して下さい。また、レジュメには講義の
内容をどんどん書き込んで下さい。現代日本社会の様々な法律的な問題を共に考えましょう!
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:講義中に提示します。
−6−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
国 際 文 化 比 較
(E11150)
講
2
15
1 前期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
児島建次郎
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
文明の道とは何か。2300 年前のアレクサンドロス大王の東方遠征は、人類の衝突の歴史がそこから始まった
といっていいほどの出来事でした。こうした行動の一方で「共存」や「融合」を探りました。授業では(1)ヨ
ーロッパ文明の基層をなすギリシア文化(2)大王の遠征(3)ヘレニズム文化の 3 点をキーワードに進めます。
東西文化交流の中に不透明な 21 世紀に生きるヒントを見つけ出したいと思います。
② 学習の到達目標
・ユーラシア大陸の歴史をぬりかえた文明の道、シルクロードに民族興亡や交流の姿を見て文明とは何かを知る。
・アレクサンドロス大王の東方遠征という壮大な人類の物語を通して、新たな文明を生み出していくあり様を 理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
オリエンテーション 授業の展開とこの科目のめざすもの
第2回
バルバロイと呼ばれたマケドニアが、どうして世界帝国を築いたか
第3回
アレクサンドロス大王を東方遠征にかりたてたペルシア戦争とは
第4回
ギリシア文明・都市国家 アテネとスパルタ
第5回
アテネ黄金期のシンボル・人間を刻んだパルテノン神殿それはルネッサンスへ
第6回
アレクサンドロス大王の少年時代と家庭教師アリストテレス・ギリシア哲学
第7回
ロマンチストか冷酷な政治家か・大王の東方へのまなざし
第8回
大王ペルシア帝国のそこで見たものとは
第9回
世界最大の宮殿・ペルシア帝国の都ペルセポリス
第10回
アレクサンドロス大王は、何故ペルセポリスを破壊したか
第11回
アレクサンドロス大王・インドから帰還バビロンで死す
第12回
ユーラシア大陸に展開されたヘレニズム王朝の興亡とシルクロード
第13回
仏像誕生はヘレニズム文化の影響によるものか
第14回
現代にもつづく文明の衝突と融合をめぐって
第15回
21 世紀・地球文明の潮流とキーワード
④ 授業時間外の学習
教科書をよく読んで内容を理解するとともに、関連する本などにも目を通し、知的好奇心を持続させて下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
10%
0%
40%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、レポート
「その他」:論文(2000 字)作成
⑥ 履修上の注意など
高校時代の『世界史』の教科書に目を通すとともに、新聞やテレビで紹介される文化のニューに関心を持ち、
グローバルな世界の動きに目を向けて下さい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『未来への遺産・シルクロードのドラマとロマン』児島建次郎著 雄山閣出版
参考書:『アレクサンドロスの征服と神話』森谷公俊著 講談社
−7−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
初
期
演
担当者名
習
(E11200)
演
資格取得要件区分
1
30
1 前期 必修
研究室
◎牛頭 哲宏 7 号館 5 階
尾上新太郎
研究室
-
習
① 授業の概要・ねらい
大学における書くことの導入教育として、文献・データの検索、専門書・論文の読解、レポート・論文の作
成の技能の習得を目指す。まず、要約を通して書かれている内容を的確に読む力および、まとめる力を養う。次に、
小論文を実際に書き、それを修正する。これらを繰り返すことによって書く力を高めてもらいたい。
② 学習の到達目標
原稿用紙の使い方や文字の表記など、文章を書くに際しての基本的なきまりを確認し、大学生活に必要な実
践的な日本語表現能力を高めることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第1回
イントロダクション:大学教育では何を、どう学ぶのか
(担当者:牛頭)
第2回
情報の収集と整理
(担当者:牛頭)
第3回
話し言葉と書き言葉
(担当者:尾上)
第4回
詩と散文の論理
(担当者:尾上)
第5回
論理とは何か
(担当者:尾上)
第6回
論理的に文章を書くこと
(担当者:尾上)
第7回
話を聞き、重点をメモし、文章にまとめる力を養う
(担当者:牛頭)
第8回
大学生にふさわしい「考える」力を養う
(担当者:牛頭)
図書館を活用したりインターネットを利用したりして情報を収集する力を養う(担当者:牛頭)
第9回
第10回
レポートの作成①
(担当者:牛頭)
第11回
レポートの発表①
(担当者:牛頭)
第12回
分かりやすい口頭発表と基本スキルを身に付ける
(担当者:牛頭)
第13回
口頭発表や文章を通じて、自分の「考え方」を表現する力を養う (担当者:牛頭)
第14回
ポートフォリオの作成
(担当者:牛頭)
第15回
ポートフォリオの発表
(担当者:牛頭)
④ 授業時間外の学習
課題について、リサーチとまとめを行う。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題の提出
「製作物・実技など」:あるテーマについて各々プレゼンテーションを行う
⑥ 履修上の注意など
初期演習は導入教育であるため、必ず出席すること。提出物の未提出・遅刻・欠席が一定以上に達すると単
位を与えないために注意すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に使用しないが、複数の文献を指示することや、配布資料を用意することもある。
参考書:適宜授業中に紹介する。
−8−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
情 報 処 理 Ⅰ
(E11210)
演
1
30
1 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
まず Windows と Office Word の基本的な操作方法をマスターし、次に文書作成についての基本的な知識と技
術を習得する。具体的には、Windows の基本操作と Word の基本操作(文字入力、書式設定、レイアウト変更など)
を理解する。その上で、案内状や通信といった応用文書を作成する方法を習得する。さらに、学びの場における
ICT の活用方法も学習し、ICT を積極的に教育現場で活用できる能力の向上をはかる。その際には、ICT の活用
において重要な情報セキュリティと情報モラルに関する学習も行う。
② 学習の到達目標
コンピュータの基礎知識を修得し、同時に Windows の基本操作ができるようになること。
ワープロソフトの基本操作を修得した上で、さまざまな文書が作成できるようになること。
教育現場における ICT の活用方法を理解し、自らも積極的に ICT を活用できるようになること。
ICT を活用する際の最低限の情報倫理を理解し実践できること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス、Windows の基本操作
第2回
描画ソフトの活用
第3回
Word の操作①(基本課題:チラシの作成)
第4回
Word の操作②(応用課題:ポスターの作成)
第5回
Word の操作③(自由課題)
第6回
通信の創作①(コンセプトの作成)
第7回
通信の創作②(内容とレイアウト)
第8回
通信の創作③(完成と振り返り)
第 9 回 レポートの作成
第10回
保育・教育の場における ICT の活用方法
第11回
事務処理のツールとしての ICT の活用
第12回 コミュニーケーションの手段としての ICT の活用
第13回
学びのツールとしての ICT 活用
第14回
ICT を活用した問題解決
第15回
情報セキュリティと情報モラル
④ 授業時間外の学習
各授業で学習したコンピュータ操作に関する演習を、自宅のパソコンや情報教室の空き時間を活用して行い
確実に定着させること。各回授業で学んだ内容を振り返り、保育・教育の現場におけるコンピュータ活用に関す
る理解を深めておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題・作品
⑥ 履修上の注意など
USB メモリを必ず持参のこと(演習で作成したファイルを保管するため)。
演習を中心とする授業なので、できる限り欠席が無いように心がけて欲しい(欠席の場合は、自己責任でフ
ォローしておくこと)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『学生のための Office2013 &情報モラル』 noa 出版
参考書:使用しない。
−9−
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
情 報 処 理 Ⅱ
(E11220)
演
1
30
1 後期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
Office Excel の基本的な操作方法、Office Power Point の基本的な操作方法を習得し、また Power Point を用い
たプレゼンテーションが実施できる能力の育成をねらいとする。具体的な内容としては、まずは Excel の基本操
作について学ぶ。その後、基礎的な表計算やグラフの作成、Excel を教育現場で活用する方法を身につける。また、
PowerPoint を使用したスライドを作成し、実際にプレゼンテーションを行うことを通して、教育現場における
プレゼンテーション実践力を身につける。
② 学習の到達目標
Excel の基本操作ができ、それを教育現場で活用することができるようになること。
PowerPoint の基本操作ができ、PowerPoint を用いて効果的なプレゼンテーションコンテンツの作成ができる
になること。
プレゼンテーションツールを用いて、説得力があるプレゼンテーションができるようになること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス Windows の基本操作
第2回
Excel の操作①(基本課題:スコアの集計)
第3回
Excel の操作②(基本課題:データの可視化)
第4回
Excel の操作③(応用課題:学術データの処理)
第 5 回 プレゼンテーションの基礎
第6回
PowerPoint の操作①(基本課題:コンテンツ作成)
第7回
PowerPoint の操作②(応用課題:学術的内容のプレゼンコンテンツ作成 1)
第8回
PowerPoint の操作③(応用課題:学術的内容のプレゼンコンテンツ作成 2)
第 9 回 プレゼンテーション作品の創作①(作品コンセプトの立案)
第10回 プレゼンテーション作品の創作②(コンテンツ作成)
第11回 プレゼンテーション作品の創作③(作品完成、発表練習)
第12回 プレゼンテーション実践①(作品発表会 クラス人数の 1/3)
第13回 プレゼンテーション実践②(作品発表会 クラス人数の 1/3)
第14回 プレゼンテーション実践③(作品発表会 クラス人数の 1/3)
第15回
振り返りと作成した作品の改善
④ 授業時間外の学習
各授業で学習したコンピュータ操作に関する演習を、自宅のパソコンや情報教室の空き時間を活用して行い
確実に定着させること。授業時間内に完成できなかった課題については、次回の授業までに完成させておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題・作品
⑥ 履修上の注意など
USB メモリを必ず持参のこと(演習で作成したファイルを保管するため)。
演習を中心とする授業なので、できる限り欠席が無いように心がけて欲しい(欠席の場合は、自己責任でフォロ
ーしておくこと)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『学生のための Office2013 &情報モラル』 noa 出版 (情報処理Ⅰと同じ)
参考書:使用しない。
− 10 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
英語コミュニケーションⅠ
(E11230)
演
1
30
1 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
CAROL.
K.DALLOS
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
The class will consist of oral / aural tasks striving to improve these abilities with concentration placed on
conversation. Priority will be placed on listening and speaking.
② 学習の到達目標
The focus of this course will be to enhance the students’ communicative use of spoken English. Emphasis will
be placed upon language acquisition, with the aim of utilizing this skill as a tool for students to fulfill their own
personal goals.
③ 授業の内容・計画
第1回
Pronunciation exercise; Hi there! , Where do you work?
第2回
I never get up late. , I do karaoke on Wednesday.
第3回
Can you use a computer? , I can play basketball.
第4回
Review1; music listening exercise
第5回
I like Italian food.
第6回
My perfect date likes music.
第7回
Can I call you back later?
第8回
It’s snowing.
第9回
Quiz; Picture puzzle listening exercise
第10回
How do I get to the bank? , Where can I buy a ticket?
第11回
Review2; Would you like to go to the movies?
第12回
I’m babysitting on Thursday.
第13回
Music listening exercise; Picture puzzle listening exercise
第14回
Review3; Look at and discuss teacher’s photos
第15回
Comprehension check
④ 授業時間外の学習
It will be informed in class when necessary.
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
0%
20%
「定期試験」:writing and listening
「平常点」:homework and class participation
「その他」:quizzes
⑥ 履修上の注意など
The class evaluation will be based on participation, homework, quizzes, and the final exam. Students are
required to bring pens, pencils and paper to all classes.
⑦ 教科書・参考書
教科書:『Get Real!』
Angela Buckingham, Miles Craven and David Williamson MACMILLAN
参考書:Not Applicable
− 11 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
英語コミュニケーションⅡ
(E11240)
演
1
30
1 後期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
「英語コミュニケーションⅠ」に引き続き、国際社会で様々な文化的背景をもつ人々とコミュニケ-ションす
るための手段としての英語を習得できるよう学習する。リスニングとリーディングというインプットのための技
能に加え、スピーキングとライティングというアウトプットのための技能のスキルアップを図る。言語学習者は、
同時にその言語の利用者であると考え、今の習得レベルでできることに取組む姿勢を身につけ、英語学習を通し
て、異文化に触れることを授業の目的とする。
② 学習の到達目標
基礎的な英語表現を習得し、伝えたいことを自分の知っている英語表現を使って、センテンスでアウトプッ
トすることを目標とする。毎時間 2 名ずつ全員がプレゼンテーションを行う。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション 第2回
Spain
第3回
China
第4回
Peru
第5回
Tokyo
第6回
New York City
第7回
Antarctica
第8回
India
第9回
New Zealand
第10回
Africa
第11回
Cambodia
第12回
Egypt
第13回
Italy
第14回
Mars
第15回
Review
④ 授業時間外の学習
各ユニットの Warm up, Before You Watch、リスニング・ライティング課題、プレゼンテーション準備
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、課題、授業での発言、演習、プレゼンテーション
⑥ 履修上の注意など
授業には必ず辞書と教科書を持参すること。課題を仕上げること。全員が与えられたテーマでプレゼンテー
ションを行う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『Globe Trotters』 Camella Lieske 著 センゲージ・ラーニング
参考書:随時紹介する。
− 12 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
中国語コミュニケーション
(E11260)
演
1
30
1 後期
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
ー
藍 璞
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
世界の中国語使用人口は、海外に住む中国系人を含め約 14 億人で、英語使用人口(20 億人)に次いでいます。
19 世紀後半から 20 世紀前半にかけて、日中両国の間で不幸な戦争が起こり、残念なことに、最近では領土問
題などをめぐって両国の関係が悪化していますが、このようなときこそ互いに相手国に関する理解を深めるべき
でしょう。日中両国には 2 千年近い友好交流の歴史があり、現在日本に住む外国人の内最多数をしめるのは中
国人です。最近では、中国で就職し活躍する日本の若者も珍しくはなく、日本に留学して得た知識を基に活躍す
る中国人も少なくありません。このような状況下において、中国の文化をより深く理解できるように、中国語の
初歩を習得してもらうことを授業の目的とします。
② 学習の到達目標
発音を身につけ、読む・書く・聞く・話す基礎能力がバランスよく身に付くことを目標とします。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 〈你好〉拼音・声調・軽声・短母音
第 2 回 〈给你〉子音・無気音と有気音・そり舌音
第 3 回 〈您贵姓 ?〉複合母音・鼻母音
第 4 回 〈怎么样 ?〉声調記号の付け方・声調の変化・隔音記号・r 化音
第 5 回 〈乘出租车〉動詞構文の基本語順・是(〜は〜だ)・吗 ?(〜か?)
第 6 回 〈买水果〉お金の言い方・動作と数量・有(存在・所有)
〈访友〉正反疑問文・〜了(実現・完了)・〜呢 ?(〜は?)・
第7回
連動文・〜吧(推測・勧誘・命令)・在〜(所在)
〈去吃饭〉年齢の訪ね方・〜了(変化・新状況)・想〜(〜したい)・
第8回
選択疑問文・名詞構文の基本語順・比較表現
〈认识朋友〉在〜、和〜、给〜(前置詞)・〜里、〜上(場所を示す)・
第9回
離合詞・二重目的語・“ 把 ” 構文・軽い動作の表現
〈开车〉様態補語・会〜(〜できる)・可以〜(〜できる、〜してよい)・
第10回
能〜(〜することができる)・時間の長さ・時間表現の語順
〈志愿者活动〉結果補語・動詞、形容詞が名詞を修飾する・快要〜、快〜、
第11回
要〜了(もう少しで〜)・一边〜一边(〜しながら〜する)・
動作進行中の表現・会〜(〜するだろう)
〈去网吧〉要〜(予定・意思)・离〜(〜から)・打算〜(〜するつもり)・
第12回
・場所へ(行く、来る)
・〜着(動作の状態、手段、方式)
从〜(〜から)
〈看病〉主述述語構文・有点儿(ちょっと)
・
(是)〜的(強調表現)
・存在現象文・
第13回
受動構文・要〜、必須〜(必要・必須)
〈看演出〉方向補語・一〜就〜(〜すると〜)・〜过(〜したことがある)・
第14回
可能補語・连〜(〜でさえも)
〈道别〉不担〜而且〜(〜だけでなく、〜も〜)・使役構文(兼語式構文)・
第15回
動詞+了、〜(〜したら、〜)・为〜(〜のために)・踉〜(〜と)・
得〜(〜しなければならない)
④ 授業時間外の学習
授業の復習と次回の予習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
10%
0%
10%
「定期試験」:聞き取りテストを含む筆記試験
「平常点」:小テストなど
「その他」:学習態度・積極性
− 13 −
⑥ 履修上の注意など
毎回授業密度が高いので、1 回でも欠席すると、後が苦しくなります。病気などやむを得ない理由で欠席した
場合には、できるだけ速やかに、友人やクラスメイートに授業内容を確かめ、分からない部分は遠慮なく授業担
当教員に質問してください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『これでパーフェクト! 新・中国語の旅』 張 勤 (株)朝日出版社
参考書:使用しません。
− 14 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
多文化コミュニケーション
(E11270)
演
1
30
1 後期
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
金 千秋
7号館2階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
「多文化コミュニケーション」
とは
「多様」
な
「人が生きる、
生活する中で生まれた、
あるいは生まれる文化」
を
「対話」
「交流」
「出会う」
ことを理解していく授業である。
本大学のある神戸・長田は、多様な文化背景をもつ人々が共に生活する
「まち」
であり、
また高齢化の問題が迫っている
「まち」
でもある。将来子どもたちの教育に従事する学生たちに、教育は10年先、20年先の時代を担う人材を育成する場で
あり、現代の教室には22人に一人は日本国籍ではない親を持つという児童が存在している。
その多様な違いを、教室の中の
「問題」
としてみるのではではなく、多様さとともに日々すごすことが、教室全体の豊かさを
育むことであると実例を挙げながら伝え、多様である事を誇りとする教室で育まれた子どもたちが、10年先20年先のまちの
豊かさ、
まちの強さの源となるという実感をいろんな事例を挙げ、学生たち自身が気づく機会を創設。
② 学習の到達目標
教室にある多様性の知識の吸収。そして将来の教室運営のなかにある自分自身の姿とリンクしてイメージする。
③ 授業の内容・計画
第1回
大学の位置する地域の歴史をたどる。地域の中の多文化、文化交流を紐解く。
第2回
教室内に多様性を顕在化。
第3回
震災から生まれたもの、阪神淡路大震災と東日本大震災。ショートリポート
第4回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。
第5回
多様な背景を持つ人々からの発信を DVD1 でみる。ショートリポート
第6回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。
第7回
多様な背景を持つ人々からの発信を DVD2 でみる。ショートリポート
第8回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。
第9回
多様な背景を持つ人々からの発信を DVD3 でみる。ショートリポート
第10回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。ショートリポート
第11回 「多文化共生」に関するグループ討議1ショートリポート
第12回 「多文化共生」に関するグループ討議 2 ショートリポート
第13回
総括
第14回 たかとりコミュニティセンターでの小学校加配教師による校外学習
第15回 たかとりコミュニティセンターでの小学校加配教師による校外学習
④ 授業時間外の学習
地域にある多様性の発見、「1.17KOBE に灯りを in ながた」などの多文化な活動参加呼びかけ
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
20%
10%
「定期試験」:レポート
「平常点」:授業出席率、授業での参加意欲、発表などの態度
「製作物・実技など」:ショートレポート
「その他」:イベント・フィールドワークでの積極性
⑥ 履修上の注意など
地域イベントへの参加、特に神戸常盤大学ボランティアセンターへの参加に期待。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『知っていますか?人権教育 一問一答』 森 実 著 解放出版社
参考書:『第 19 回兵庫県外国人教育研究集会』 兵庫県在日外国人研究協議会
− 15 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
キャリアの基礎Ⅰ
(E11300)
演
1
30
1 前期 必修
研究室
◎松田 高志 7 号館 2 階
細田 晴美 非常勤講師
古橋 右希
控室
-
習
① 授業の概要・ねらい
保育士や教員としてのキャリアを形成していく上で、まず人としての基盤作りを目指す。自らと対峙する力
が求められる書道、および、他者と対立することなく他者と一体となって自己の持つ力を十全に発揮する合気道
のそれぞれの精神と作法について、専門家から手ほどきを受け、精神性を高めると同時に具体的な作法の基礎を
習得する。そうした体験の後、グループに分かれて意見交換を行い、各自の感じ方や考えについて伝える態度と
他者の意見を聴いて自らの考えや感じ方を検討する態度を養う。
② 学習の到達目標
合気道や書道を通して、それぞれの具体的な作法の基礎を習得し、精神性を高める。またグループの話し合
いを通して、伝える態度・聴く態度を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
Aクラス
Bクラス
オリエンテーション(担当者:松田他)
書道① みる(担当者:細田)
合気道① 合気道とは(担当者:松田・古橋)
書道② かく(担当者:細田)
合気道② 基本の術理(担当者:松田・古橋)
書道③ はなす(担当者:細田)
合気道③ 術理の応用(担当者:松田・古橋)
書道④ つづける(担当者:細田)
合気道④ 初歩的な呼吸法等(担当者:松田・古橋)
合気道⑤ 基礎的な捌き・受身(担当者:松田・古橋)
書道⑤ きく(担当者:細田)
書道⑥ もういちどみる(担当者:細田) 合気道⑥ 基礎的な技(担当者:松田・古橋)
グループ討論(担当者:松田他)
合気道① 合気道とは(担当者:松田・古橋)書道① みる(担当者:細田)
合気道② 基本の術理(担当者:松田・古橋)書道② かく(担当者:細田)
合気道③ 術理の応用(担当者:松田・古橋)書道③ はなす(担当者:細田)
合気道④ 初歩的な呼吸法等(担当者:松田・古橋)書道④ つづける(担当者:細田)
合気道⑤ 基礎的な捌き・受身(担当者:松田・古橋)書道⑤ きく(担当者:細田)
合気道⑥ 基礎的な技(担当者:松田・古橋)書道⑥ もういちどみる(担当者:細田)
グループ討論とまとめ(担当者:松田他)
④ 授業時間外の学習
オリエンテーションの内容および各授業時に伝えることをふまえて授業に臨むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:期末レポート
「平常点」:課題への取り組み態度、ミニレポート、討議への取り組み等
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視する。
準備物:書道…筆ペン(中字用)、合気道…運動用の服装
⑦ 教科書・参考書
教科書:なし。資料を適宜配付する。
参考書:適宜紹介する。
− 16 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
キャリアの基礎Ⅱ
(E11310)
演
1
30
1 後期 必修
研究室
◎橋本 好市 7 号館 5 階
他
研究室 他
-
習
① 授業の概要・ねらい
保育士や教員としてのキャリアを形成していく上で、こどもと楽しみながら心を通わせる方法を体感し、専
門性に入るための基盤作りを目指す。原初的なふれあいのあり方として、まずは歌の原点であるわらべ歌、次に
身体的なかかわりが心を開く体験となる運動遊びについて、実践を踏まえて体感する。最後にこどもとのかかわ
りで重要な役割を果たす玩具についても、日本や世界で受け継がれてきた実際の玩具に出会いその背景を学び、
こどもの遊びや玩具について認識を深める。またグループ毎に、こどもと心通わせる遊び方を考えだす取り組み
をし、創造的な態度を養う。
② 学習の到達目標
遊びに対する基礎的な理解を行う。「伝承遊び」「身体遊び」「玩具遊び」などの、基礎的な技術の習得とその
意義などについての理解ができるようにする。また「あそび」の本質を理解したうえで様々な遊びについて発展
的にかかわろうとする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション(担当者:橋本 )
伝承の遊びの理解 わらべ歌 1
身体遊びの理解 運動遊び 1
第2回
オリエンテーション (担当者:清流・岩井)オリエンテーション (担当者:片山)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 2
身体遊びの理解 運動遊び 2
第3回
わらべうた遊びの実際 (担当者:清流・岩井)体を使った遊び
(担当者:片山)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 3
身体遊びの理解 運動遊び 3
第4回
わらべ歌遊びコーラスを中心として(担当者:清流・岩井)道具を使った遊び (担当者:片山)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 4
身体遊びの理解 運動遊び 4
第5回
わらべうたの発表(担当者:清流・岩井)集団での運動遊び・レポート作成(担当者:片山)
身体遊びの理解 運動遊び 1
伝承の遊びの理解 わらべ歌 1
第6回
オリエンテーション (担当者:片山)オリエンテーション (担当者:清流・岩井)
身体遊びの理解 運動遊び 2
伝承の遊びの理解 わらべ歌 2
第7回
体を使った遊び
(担当者:片山)わらべうた遊びの実際 (担当者:清流・岩井)
身体遊びの理解 運動遊び 3
伝承の遊びの理解 わらべ歌 3
第8回
道具を使った遊び (担当者:片山)わらべ歌遊びコーラスを中心として(担当者:清流・岩井)
身体遊びの理解 運動遊び 4
伝承の遊びの理解 わらべ歌 4
第9回
集団での運動遊び・レポート作成(担当者:片山)わらべうたの発表(担当者:清流・岩井)
第10回 玩具遊びの理解 日本玩具博物館見学 (担当者:橋本・井上・尾﨑)
第11回 玩具遊びの理解 日本玩具博物館見学 (担当者:橋本・井上・尾﨑)
第12回 遊びの実践創作活動 1 オリエンテーション (担当者:橋本)
第13回 遊びの実践創作活動 2 グループの遊び調べ
(担当者:橋本)
第14回 遊びの実践創作活動 3 遊び発表の準備
(担当者:橋本)
第15回 遊びの理解と実践 実践発表会 (担当者:橋本)
④ 授業時間外の学習
自らの遊び体験について、これまでの成育歴を振り返り理解しておく。最近のこども達の遊びの種類や内容
などについて、普段から興味関心を持っておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験を実施
「平常点」:受講態度、課題への取り組み姿勢
「製作物・実技など」:実技の取り組みや達成度
− 17 −
⑥ 履修上の注意など
体験活動を中心とした遊びの実践的な授業なので、積極的な受講態度で臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
使用しない。
− 18 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保
育
原
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
理
(E12000)
講
資格取得要件区分
2
15
1 前期 必修
義
① 授業の概要・ねらい
保育に関する基本的な考え方について、全般的な理解を深める事を目的とする。本講義では、保育の本質、
乳幼児の理解、保育の思想や歴史、幼稚園教育要領や保育所保育指針の変遷、保育のねらいと内容等を扱う。さ
らに、他の専門教科目との関連性にも触れながら、保育の方法、保育の環境、教育課程、保育計画、保育者の専
門性、現代の保育の課題等についても言及し、こどもの保育・教育に携わる者に必要な豊かな人間性と高い倫理
観を身につける。
② 学習の到達目標
保育に関する基本的な考え方への理解を深め、広くこどもに関わる課題に触れ、その中から、保育観を形成
するための出発点としての問題意識を持つ。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育とは何か ―保育の基盤―
第 2 回 こどもの世界に近づく1 ―こどもの育ちと絵本―
第 3 回 こどもの世界に近づく2 ―こどもの育ちと児童文化財―
第 4 回 こども時代に大切に育てたいこと 1 ―保育所・幼稚園・認定こども園―
第 5 回 こども時代に大切に育てたいこと 2 ―保育所保育指針・幼稚園教育要領―
第6回
保育の歴史・思想から学ぶ 1 ―欧米の保育の歴史―
第7回
保育の歴史・思想から学ぶ 2 ―日本の保育の歴史―
第8回
諸外国の保育と保育課題
第9回
保育における子育て支援
第10回
育ちや学びの連続性について考える ゲストスピーカー
第11回
保育の現状と課題 1 現代社会とこども時代
第12回
保育の現状と課題 2 地域・国(学校)・家庭
第13回
保育の現状と課題 3 遊びとこども ゲストスピーカー
第14回
保育の現状と課題 4 メディアとこども
第15回
保育をつくる ―これからの保育と保育者の専門性―
④ 授業時間外の学習
新聞・参考図書等を読み、保育の減退的課題や望ましい保育観についての考えをまとめる。
児童文化に興味を持ち、絵本や遊具、遊び等について実践的に学ぶ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、受講態度、小レポート、グループ活動、口頭発表
「製作物・実技など」:絵本ノート、私の乳幼児期
⑥ 履修上の注意など
講義内容を適宜まとめ、各自の課題を見つけ出す等、積極的な授業参加を期待する
講義を欠席した場合は次の講義までに必ずその内容を補う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新・保育原理―すばらしき保育の世界へ』 三宅茂夫編 みらい 参考書:『10 代の本棚―こんな本に出会いたい―』あさのあつこ編著 岩波ジュニア親書
『幼児期』岡本夏木著 岩波新書
『絵本と私』中川里枝子著 福音館書店
− 19 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教
育
原
理
(E12010)
講
2
15
1 後期 必修
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
光成研一郎
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
従来の教育観が大きく揺らぎ、信頼を失いつつある一方で、今日ほど教育の必要性が叫ばれている時代もない。
それゆえに今教育が根本的、原理的に問われなければならないのである。この教育原理においては、教育とは何
か、教育の目指すところは何かといったことを原理的に考察していくとともに、教育の思想ならびにその歴史に
ついても考察を加えていく。
② 学習の到達目標
教育の基礎的概念、理論、歴史に関する体系的知識を修得することをめざす。
③ 授業の内容・計画
第1回
教育の語義と概念・理念
第2回
教育の必要性と可能性
第3回
教育の目的
第4回
教育の歴史・思想
第5回
教育の基礎的概念と諸理論
第6回
家庭教育の特質と機能
第7回
現代家庭教育の抱える課題
第8回
学校教育の特質と機能
第9回
現代学校教育の抱える課題
第10回
社会教育の特質と機能
第11回
教育制度
第12回
生涯学習時代の学び
第13回
教育の課程
第14回
教育の実践
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
講義終了後に次回の授業テーマについて予告をするので、教科書や資料などを読み、授業に臨むこと。予習・
復習の課題を適宜指示する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:授業終了後に筆記試験を実施する。
「平常点」:授業に臨む態度、授業中に行う小テスト、BRD、課題の提出状況などを含む。
⑥ 履修上の注意など
講義内容にのっとったレポートの提出を求めることがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『人間形成のイデア』武安宥編 昭和堂
参考書:随時紹介する。
− 20 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教
職
論
(E12020)
講
2
15
1 前期 必修
義
資格取得要件区分
担当者名
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎土戸 敏彦 7 号館 2 階
多田 琴子 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
教育・保育という人間に固有の営みについて、とりわけ教師・保育者という存在に焦点を当て、その意義・
役割等をさまざまな視点から考察し、各人が教職についての理解を深めるような授業をめざす。
② 学習の到達目標
教職の意義と役割、その職務内容や服務、社会的地位などについて、広範な知識を習得し、しかるべき理解
を得ることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション (担当者:土戸)
第2回
教育とは何をすることか (担当者:土戸)
第3回
教育をめぐる現代の状況 (担当者:土戸)
第4回
学校教育について (担当者:土戸)
第5回
教職の意義 (担当者:土戸)
第6回
教師像をめぐって (担当者:土戸)
第7回
教師の役割
(担当者:土戸)
第8回
教師の身分と服務 (担当者:土戸)
第9回
教師の勤務条件・環境等について (担当者:土戸)
第10回
進路選択とその指導 (担当者:土戸)
第11回
教師としての適性 (担当者:土戸)
第12回
子ども理解にかかわる保育者の専門的職能形成について
(担当者:多田)
保育を支える基盤として環境と文化を捉え、実践とカリキュラムをマネージメントする(担当者:多田)
第13回
第14回
保育者に求められる基本的資質や人間性 (担当者:多田)
第15回
教師・保育者を取り巻く諸問題 (担当者:土戸)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポート
⑥ 履修上の注意など
教室の座席は指定する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。
参考書:授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 21 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
後藤 晶子
7 号館 5 階
研究室
発 達 心 理 学 A
(E12030)
講
2
15
1 前期 必修
義
① 授業の概要・ねらい
発達を援助する立場にある保育士・教員は、人間の発達の特性と道筋を充分に理解し、一人一人の発達過程
に応じて見通しをもってかかわることが求められる。胎内から始まる人間の発達について、初期経験の重要性と
ともに発達の可塑性について認識を深めるとともに、乳児期から幼児期、児童期にかけての発達について、諸側
面からその特徴を確認し、人間は生涯を通して発達していく存在であることを理解する。
② 学習の到達目標
人間発達の特殊性を理解し、胎内からの人の発達の様相について時期ごとに掌握するとともに、発達心理学
にかかわる重要なキーワードを理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
発達のしくみ
第2回
発達の理論
第3回
人間の発達の特殊性
第4回
胎内からの発達
第5回
知覚の発達
第6回
記憶の発達
第7回
思考の発達
第8回
養育者との相互作用
第9回
愛着について
第10回 自己の発達 第11回
情緒の発達
第12回
他者理解の発達
第13回
子どもの個性の展開 第14回
発達心理学の方法
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
・事前あるいは事後に求められる課題に取り組む。
・授業内容の復習をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業後に提出するミニレポート、時に実施する小テスト、提出課題。
⑥ 履修上の注意など
事前・事後の課題に真摯に取り組むこと。
万が一欠席した場合には、当該授業時の配布プリントや課題について自発的に確認にくること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新乳幼児発達心理学』 繁田進監修 向田久美子・石井正子編著 福村出版
参考書:適宜紹介する。
− 22 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
◎橋本 好市
上月 基子 7 号館 5 階
松尾 寛子
研究室
多田 琴子
基 礎 実 習 Ⅰ
(E12100)
実
1
30
1 通年 必修
研究室
-
習
① 授業の概要・ねらい
保育所・保育所以外の福祉施設・子育て支援センター及び小学校の現場に出向き、基礎的な体験をする。実
習の方法としては、見学・観察を主とする。各施設の概要、実習の手順や内容、実習課題の設定等の事前学習を
基として、実際の雰囲気や保育・教育の様子に触れながら、乳幼児・児童及び教職員、あるいは保護者と出会い、
各施設の特徴および教職員としての職務も合わせて知る機会とする。
② 学習の到達目標
将来保育や教育に携わる者として、子どもが家庭以外で日常を過ごす場にどのようなものがあるかについて
理解する。
保育・教育現場で実習する基本的態度を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第1回
授業オリエンテーション(担当者:多田)、保育所見学ガイダンス (担当者:松尾)
第2回
保育所見学
(担当者:松尾)
第3回
保育所見学
(担当者:松尾)
第4回
子育て支援センターガイダンス
(担当者:上月)
第5回
子育て支援センターガイダンス
(担当者:上月)
第6回
子育て支援センター見学
(担当者:上月)
第7回
子育て支援センター見学
(担当者:上月)
第8回
施設見学実習ガイダンス
(担当者:橋本)
第9回
児童福祉施設見学
(担当者:橋本)
第10回
児童福祉施設見学
(担当者:橋本)
第11回
児童福祉施設見学実習の振り返り
(担当者:橋本)
第12回
小学校見学ガイダンス
(担当者:多田)
第13回
小学校見学
(担当者:多田)
第14回
小学校見学 (担当者:多田)
子育てセンター・保育所・小学校見学実習の振り返り
第15回
(担当者:上月、松尾、多田)
基礎実習Ⅰの振り返り
(担当者:橋本)
④ 授業時間外の学習
それぞれの施設について、ガイダンス資料、自身で調べてノートにまとめたこと、関連する授業内容をふまえ、
現場で確かめたいことなど事前に把握して実習に出ること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
60%
0%
40%
平常点」:実習参加度、グループ討議の様子 等
「その他」:振り返り学びレポート
⑥ 履修上の注意など
事前指導の内容をふまえて実習に出ること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
『小学校学習指導要領解説総則編』 文部科学省 東洋館出版社
参考書:適宜紹介する。
− 23 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
児
童
福
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
祉
(E13010)
講
資格取得要件区分
2
15
1 前期 必修
義
① 授業の概要・ねらい
少子高齢社会にある現在において、安心してこどもを健やかに産み育てること、生活上の多様な課題を抱え
る家庭とその子どもへの社会的課題が山積している。また社会全体でこどもを育てるという認識のもと、 未来の
宝である子どものより良い発達と成長のために児童家庭福祉の取り組みがある。児童家庭福祉の理念や制度や実
践について、法体系を踏まえつつその制度等について学んでいく保育士は児童福祉法に定められる児童福祉の専
門職であり、専門職としてふさわしい知識と技術の獲得の第一歩となるように真摯な態度の受講を期待する。
② 学習の到達目標
児童福祉についての基本的な理念・事項の理解ができる。現代社会における児童家庭福祉についての事象に
興味・関心を持ち、自分なりの見解を持つことができるようになる。
③ 授業の内容・計画
第1回
現代社会と児童家庭福祉
第 2 回 こどもの理解
第 3 回 こどもを取り巻く社会状況
第4回
児童家庭福祉の歴史
第 5 回 こどもの権利と児童家庭福祉
第6回
児童家庭福祉と関係法規
第7回
児童家庭福祉と制度・機関
第8回
児童福祉施設
第9回
少子化と子育て支援対策
第10回
児童虐待と家族支援
第11回
特別な支援を要する児童へのサービス
第12回
多様な保育ニーズと保育
第13回
児童福祉の専門職
第14回
児童家庭福祉の動向
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
日常の生活の中においてこどもの存在に気付き、こどもたちがどのような生活を送っているのかについて関
心をもつ。自分自身の幼少期を振り返り、かかわってきた施設や・機関などについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
広くこどもに関わる基礎となる授業です。こどもの基礎的な理解を行えるように社会との関わりでとらえて
いきます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育福祉小六法』 みらい
参考書:『よくわかる子ども家庭福祉』 山縣文治編 ミネルヴァ書房 他、その都度紹介
− 24 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
社 会 的 養 護
(E13030)
講
2
15
1 後期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
児童憲章において「子どもはよい環境の中で育てられる」と謳っている。基本的にはその理念は、子どもを
取り巻く家族あるいは家庭においてなされる事が期待されている。しかし近年の子どもを取り巻く社会状況の変
化は、必ずしも家庭での子どもの育ちを保障するものではなくなっている。そのような状況のもとにおかれてい
る子どもには、家庭に代わり社会がその育ちを保障しなければならない。そのような社会的養護を必要としてい
る、子どもの存在に照準をあて、その理念や歴史、法律、制度などの理解を目的とする。
② 学習の到達目標
社会的養護の基本的な知識や理論について体系的に理解できるようになる。 現代社会で子どもを守り育てる
意義について自分なりの見解を持つことができる。
③ 授業の内容・計画
第1回
現代社会と児童養護
第2回
社会的養護の必要性
第3回
子どもを取り巻く社会状況
第4回
児童養護の歴史と体系
第5回
施設における児童養護
第6回
施設養護の基本的原理・特質
第7回
施設養護の内容と種類
第8回
生活支援と環境調整
第9回
養護系施設の理解
第10回
障害児系・治療系施設の理解
第11回
育成系 ・ 保健系施設の理解
第12回
施設の管理と運営
第13回
児童養護の専門職 ( ゲストスピーカー予定 )
第14回
施設における援助技術
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
子どもの幸せとはどのようなことか自分自身でまとめておく。またその幸せを達成するために必要な事柄や
制度とはどのようなものであるかを考えておく。児童虐待についてのマスメディアの報道に関心を持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、課題への参加意欲・取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
社会的養護を要する子どもとの人権と人生に関わる講義内容であることに留意と配慮を意識して受講するこ
と。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育と社会的養護内容』 橋本好市・原田旬哉編 みらい
参考書:『社会的養護』 徳岡博巳編 あいり出版 他、その都度紹介
− 25 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教 育 心 理 学
(E13100)
講
2
15
1 後期 必修
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
柳原利佳子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
教育心理学は、教育や保育に携わろうとする者にとって欠かせない乳幼児・児童理解の基礎となる学問である。
本講義では,教育現場・保育現場において教育者・保育者と子どもが相互に影響し合いながら、学び育っていく
過程のなかで織り成されるさまざまな心理活動の理解を進める。特に、教育心理学の 4 領域「発達」「学習」「人
格」「測定・評価」の内容を中心に講義を行う。広い範囲にわたっているので、各人が教育心理学の専門用語や
理論などの基礎的知識を習得すると同時に、教育者・保育者としての子ども観を構築してほしい。
② 学習の到達目標
教育や保育を展開する際にはさまざまな問題が発生することが予想される。それらを解決するために活用で
きるような幅広い教育心理学の知識と心理学的な捉え方を理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
教育心理学とは
第2回
発達課題
第3回
思考の発達
第4回
遺伝と環境
第5回
発達と教育
第6回
知能
第7回
パーソナリティの構造
第8回
パーソナリティの測定
第9回
学習理論
第10回
動機づけ
第11回
教育評価
第12回
集団としての子ども
第13回
不適応行動
第14回
発達援助の理解
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業計画を参照し,事前に教科書を読んで授業に臨んでください。また,毎回復習チェックもしくは小テス
トを実施するので,授業の中で出てきた専門用語など,授業後にその都度まとめて整理しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト・小レポート等
⑥ 履修上の注意など
私語厳禁。講義内容を適宜ノートにとるなど,積極的な授業参加を期待します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『教育心理学ルック・アラウンド わかりたいあなたのための教育心理学』山崎史郎編著 おうふう
− 26 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
角田 信子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
こどもの保健ⅠA
(E13120)
講
2
15
1 前期 必修
義
① 授業の概要・ねらい
子どもが心身共に健康な生活を保持するためには、保育者が幼児に必要な保健と安全及び幼児の特性を習得
することが求められる。本講義では発育・発達の基礎的知識を学ぶと共に、子どもの健康状態や発達段階の把握、
さらに日常でみられる症状や疾病及び幼児に必要な保健と安全教育について理解し、ヘルスプロモーションの理
念に基づき子どもの健康について学ぶ。
② 学習の到達目標
子どもの健康と保健の意義・目的を理解し、子どもの発育・発達の基礎的知識を得る。また、子どもの病気
の特徴を理解し、疾病を持つ子どもの援助および予防方法を理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
子どもの健康と保健① 子どもの保健の意義・目的
第2回
子どもの健康と保健② 健康概念と健康指標
第3回
子どもの発育と発達の概念
第4回
子どもの身体発育と保健
第5回
子どもの発育・発達① 生理機能の発達(呼吸機能、循環機能、免疫機能、消化機能)
第6回
子どもの発育・発達② 生理機能の発達(排泄機能、水分代謝、体温調節、睡眠)
第7回
子どもの発育・発達③ 運動機能の発達
第8回
子どもの発育・発達④ 精神機能の発達、情緒・行動発達
第9回
子どもの健康状態の把握と主な疾病の特徴 第10回
子どもの主な疾患と予防① 感染症
第11回
子どもの主な疾患と予防② 感染症
第12回
子どもの主な疾患と予防③ 先天異常、アレルギー性疾患
第13回
子どもの主な疾患と予防④ 消化器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患
第14回
子どもの主な疾患と予防⑤ その他の疾患
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
テキストおよび参考図書の関連範囲を読み、講義に臨むこと。また、保健に関係する情報に関心をもち、関
係図書を読むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
30%
0%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度
「その他」:レポート・口頭発表等
⑥ 履修上の注意など
積極的に学習する意欲をもつこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どもの保健Ⅰ』 佐藤益子 編著 ななみ書房
参考書:『<改訂>保育の中の保健―幼稚園・保育所での保健指導の理論と実践―』 巷野悟郎・高橋悦二郎 編 萌文書林
− 27 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
角田 信子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
こどもの保健ⅠB
(E13130)
講
2
15
1 後期 必修
義
① 授業の概要・ねらい
子どもの発達段階における特徴・課題を理解した上で心の健康問題や精神保健の基礎的な理論、知識を習得
する。子どもの生命の保持、情緒安定を図るために必要な環境整備と安全対策・安全教育について基礎的な理論
を学び、保育現場並びに教育現場で活用するための知識を習得する。さらに、家庭・地域・専門機関との連携の
重要性を習得する。
② 学習の到達目標
子どもの発達段階における特徴を理解する。また、子どもの生命保持・情緒の安定が図れるよう安全管理、
事故防止について理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
子どもの疾病と適切な対応
第2回
子どもの精神保健① 生活環境、精神発達課題、乳幼児期
第3回
子どもの精神保健② 学齢期、思春期
第4回
子どもの心の健康とその課題① 心身症
第5回
子どもの心の健康とその課題② 虐待
第6回
子どもの心の健康とその課題③ 発達障害
第7回
環境整備と保健
第8回
子どもの事故
第9回
事故防止と安全教育
第10回
事故に対する応急処置
第11回
保育現場における危機管理
第12回
職員間の連携と組織的取組
第13回
母子保健対策と保育
第14回
家庭・専門機関・地域との連携
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
教科書および参考図書の関連範囲を読み、講義の範囲を予習する。また、健康問題に関心をもち、日常生活
の中で子どもの様子を観察する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
30%
0%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度
「その他」:レポート、発表等
⑥ 履修上の注意など
自主的、積極的に学習する意欲をもつこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どもの保健Ⅰ』 佐藤益子 編著 ななみ書房
参考書:『<改訂>保育の中の保健―幼稚園・保育所での保健指導の理論と実践―』 巷野悟郎・高橋悦二郎 編 萌文書林
− 28 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
保 育 の 心 理 学
(E13150)
演
1
30
1 後期 選択
研究室
◎柳原利佳子 7 号館 5 階
幅多 陽子 研究室 他
保育士資格取得必修
習
① 授業の概要・ねらい
子どもの心身の発達と保育実践について理解を深める。基本的生活習慣や自己主張と自己統制の態度を育む
ための援助のありかたや就学に向けた援助等、子どもの発達過程や個人差に応じて、こどもが主体的な存在とし
て発達するためにはいかなる発達援助が求められるのかを自ら考えて実践し、省みる態度を育成する。そのため
に発達援助の具体的な方法を知り、習得する。また子どもが、保育者や仲間という人的環境の中で、身体感覚を
伴う多様な経験を生活と遊びを通して積み重ねる中で、生きる力を獲得することを理解する。
② 学習の到達目標
・子どもの心身の発達と保育実践について理解を深める。
・生活や遊びを通して学ぶ子どもの経験や発達の過程を理解する。
・保育における発達援助について学ぶ。
③ 授業の内容・計画
第1回
現代社会における子どもの発達と保育の課題
第2回
保育者の存在と子どもの発達
第3回
子ども相互のかかわりと関係作り
第4回
主体的な活動と心身の発達
第5回
言葉や表現と心の発達
第 6 回 もの・こととのかかわりと発達
第7回
生活や遊びを通した発達や学び
第8回
保育における子ども理解と保育者の育ち
第9回
生活の連続性・発達や学びの連続性
第10回
発達援助における協働
第11回
子ども理解における発達の把握
第12回
発達過程と個人差
第13回 自己概念の発達
第14回 自己主張と自己統制
第15回
子ども集団と保育の環境
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:幅多)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
④ 授業時間外の学習
・授業前に前期の発達心理学 A や後期の教育心理学の関連事項や各回の授業内容を復習しておくこと。
・学んだ内容を、必要であれば質問もして授業後に確認しておくこと。なお,柳原の授業回は各回の復習チェッ
クあるいは小テストを行うので,授業後に学んだ内容を整理しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・小テスト等
⑥ 履修上の注意など
配布資料はまとめて毎回持参すること。
発達の基盤が作られる重要な乳幼児期にかかわる保育者の責務の重さを認識し、やり甲斐に期待をもって真
面目に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。毎回、講義内容要旨の資料を配布する。
参考書:『幼稚園教育要領』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針』 厚生労働省 編 フレーベル館
− 29 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教
育
相
談
(E13210)
講
2
15
1 後期 必修
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
永島 聡
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
我が国における教育相談研究の経過を振り返り、現状を認識し、今後のあるべき姿を展望する。事例検討や
ロールプレイング等を取り入れつつ授業を進める。なお講義に並行して、授業中にワーク、小レポート等を課す
場合がある。
② 学習の到達目標
幼稚園・小学校の担任は、クラスの子どもたちと接する時間が長く、その影響力には独特のものがある。こ
の授業においてはまず、幼稚園・小学校教諭として教育相談活動においていかに機能すべきかを理解することを
目指す。加えて、教育相談の技法論・組織論のみならず、児童生徒の人間形成に関する哲学的知見をも深める。
さらに、ピアヘルピングについても学ぶ。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 「はじめに」授業に関するオリエンテーション
第 2 回 「教育相談研究の経過」我が国における教育相談の歴史的変遷 (1950~1980 年代 )
第 3 回 「カウンセリング理論の再検討」ロジャーズ理論の学校現場への導入について
第 4 回 「1990 年代以降の動向」学校現場から生まれた教育相談理論
第 5 回 「教育相談の現状①」スクールカウンセラーをいかに利用するか
第 6 回 「教育相談の現状②」学校外の相談機関・医療機関との連携について
第 7 回 「何のための教育相談なのか?」教育相談を基礎づける人間学的背景の必要性
第 8 回 「保護者のこころ」保護者の発達段階とその心性を理解する
第 9 回 「幼児期・児童期から思春期・青年期へ」各発達段階の心性を理解する
第10回 「最近の傾向」自傷行為、摂食障害、性同一性障害、発達障害等について
第11回 「ピアヘルピング」仲間同士で援助しあうことについて
第12回 「グループワークから学ぶ」カウンセリングとピアヘルピングのスキルを学ぶ
第13回 「事例検討①」児童から担任への “ 何気ない ” 相談
第14回 「事例検討②」学校外の相談機関・医療機関との連携が必要なケース
第15回 「まとめ」授業内容のまとめおよび質疑応答等
④ 授業時間外の学習
各講義前に、テキストおよび配布されたプリントの必要箇所をあらかじめ熟読しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
受講するにあたって相応しくない行為は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ピアヘルパーハンドブック』日本教育カウンセラー協会編 図書文化 2001
その他、随時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 30 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教育課程総論A
(E13300)
講
2
15
1 後期 選択
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
多田 琴子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
幼児期の教育と教育課程についての基礎的基本的な理念について学び、その上に展開される具体的な教育課
程の編成、指導計画の作成から実践に至るまでを理解する。
② 学習の到達目標
幼児一人ひとりが発達に応じた幼児期にふさわしい生活をおくることができるよう、保育者として教育課程
に基づいた具体的な指導計画を作成する。
③ 授業の内容・計画
第1回
幼稚園教育と保育所保育の重なりと差異
第2回
教育課程の基準の変遷
第3回
幼稚園教育の基本 ( 環境を通して行う教育・幼児期にふさわしい生活の展開 )
第4回
幼稚園教育の基本 ( 遊びを通しての総合的な指導・一人ひとりの発達の特性に応じた指導 )
第5回
基礎となる幼児の姿 ( 幼児の遊びと教育的意義について )
第6回
基礎となる幼児の姿 ( 幼児の内面の理解について )
第7回
幼稚園教育の目的と目標・園の教育目標、ねらい、内容と 5 領域について
第8回
幼稚園教育の編成 指導計画の作成① 教育課程の意義
第9回
幼稚園教育の編成 指導計画の作成② 教育課程編成の手順
第10回
幼稚園教育の編成 指導計画の作成③ 指導計画の意義と作成のポイント
第11回
幼稚園教育の編成 指導計画の作成④ 環境の構成と教師の援助
第12回
幼稚園教育の編成 指導計画の作成⑤ 日案の書き方 ( 演習 )
第13回
幼稚園教育の編成 指導計画の作成⑥ 短期指導計画の作成 ( 演習 )
第14回
幼児理解と評価について
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
前回の振り返りの小テストを毎授業で行う。学びの復習をしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加度、受講態度、小テスト
⑥ 履修上の注意など
保育者は必ず指導案を書かなければなりません。この授業で指導計画についてしっかり学ぶと、幼稚園及び
保育所での実習で成果を出すことができます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育のこれからを考える「保育・教育課程論」』大橋喜美子 編著 保育出版社
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針』 厚生労働省 フレーベル館
参考書:適宜紹介する
− 31 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容 総 論
(E13320)
演
1
30
1 後期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
保育所及び幼稚園における保育内容について総合的に捉え、自ら課題を発見し、創造し、構築していく力を
養う。保育実践の歴史的背景や関係する法律、保育の構造、現代社会と保育課題、現在の保育所・幼稚園の置か
れている状況を深く理解し、各論を展開する基盤を培う。
② 学習の到達目標
保育の全体的な構造を知り、保育内容の歴史的変遷を学び、こどもの発達特性や発達経過をふまえた保育内容
のあり方、保育の多様な展開について理解を深め、保育内容の各論及び具体的な保育実践へとつなげる力を育てる。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育内容総論で学ぶこと
第 2 回 こども理解と保育内容
第3回
保育実践の歴史と保育内容の変遷
第4回
保育内容の基準としての幼稚園教育要領・保育所保育指針
第5回
保育内容の実践的理解 1 遊びと生活
第6回
保育内容の実践的理解 2 生活文化の伝承としての保育内容
第7回
保育内容の実践的理解 3 保育素材としての児童文化財
第8回
保育内容の実践的理解 4 自然と環境 ゲストスピーカー
第9回
保育内容の実践的理解 5 季節と行事
第10回
多様なニーズに対応する保育内容 第11回
保育内容と保育形態
第12回
障害のあるこどもと保育内容 ゲストスピーカー
第13回 これからの保育を考える 1 諸外国の保育内容
第14回 これからの保育を考える 2 多様な保育内容の展開
第15回
保育内容の今日的課題と保育者の専門性
④ 授業時間外の学習
生活・遊び・伝承文化・行事・自然等に日頃より興味関心を持ち、機会を見つけて実践を重ねる。
こどもについての現代的課題に関心を持ち、新聞記事や書物を読み、内容をまとめる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加 受講態度 グループ活動 小レポート 口頭発表等
「製作物・実技など」:絵本ノート他
⑥ 履修上の注意など
広くこどもの育つ背景に関心を寄せ、調べる・話し合う・整理する・発表するという一連の活動を通して多
岐にわたる保育課題を解決に導ける保育者としての態度を養う。
講義を欠席した場合は次回の講義までに必ず内容を補う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育所保育指針解説』厚労省 フレーベル館
『幼稚園教育要領解説』文科省 フレーベル館
参考書:『生活の図鑑』『工作図鑑』『遊び図鑑』福音館書店
『せいかつ図鑑』『きせつの図鑑』小学館
− 32 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容( 言 葉 )
(E13350)
演
2
15
1 後期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
山本弥栄子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
ヒトは、出生後わずか 1 年という歳月を経て、「ことば」を発することにより相手と交流できるようになる。
授業では、この人と人を結びつけるコミュニケーション手段としての、ことばの発達過程を探り、保育実習や保
育現場で役立つ、ことばを伸ばす保育内容・教育内容を創造していく。担当者による講義と、受講者によるグルー
プワークを設け、言葉の機能(講義形式)と言葉を促す保育内容(演習形式)を探る。
② 学習の到達目標
ことばの機能と言語獲得の過程を理解し、保育現場で必要となる、ことばを促す保育内容や保育技術を身に
つける。本講義で学んだ内容を、保育実習や保育現場などで生かしていくことを到達目標とする。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育内容における「言葉」の位置づけ
第 2 回 ことばの世界とその機能① 脳の言語機能の理解
第 3 回 ことばの世界とその機能② 呼吸器・口腔機能の理解
第 4 回 ことばの発達過程① [ 乳児期 ]
第 5 回 ことばの発達過程② [ 幼児期初期 ]
第 6 回 ことばの発達過程③ [ 幼児期中期 ] 第 7 回 ことばの発達過程④ [ 幼児期後期 ] 第8回
絵本の世界①~絵本の理解と選び方~
第9回
絵本の世界②~絵本の読み方~
第10回 ことばを広げる保育環境づくり①(素話づくり)
第11回 ことばを広げる保育環境づくり②(ペープサートの作り方)
第12回 ことばを広げる保育環境づくり③(設定保育における指導案作成)
第13回 ことばを広げる保育環境づくり④(ペープサートの実演)
第14回 ことばを広げる保育環境づくり⑤(ペープサートの活かし方)
第15回 ことばを広げる保育環境づくり⑥(子どものことばを引き出す保育方法)
④ 授業時間外の学習
「ことばを促す保育教材(絵本、紙芝居、ペープサート、パネル [ エプロン ] シアター、手遊びなど)に触れ
ておいてください。身の回りの子どもたちが発することばに耳を傾け、聴き取っておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験あるいはレポート試験
「平常点」:受講態度および授業への参加度
「製作物・実技など」:教材製作や発表課題
⑥ 履修上の注意など
言語発達の理論だけではなく、自ら「ことば」を表し、相手の「ことば」を受け止めるコミュニケーション
を楽しむ姿勢を持って受講してください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『いっしょに読むからおもしろい 子どもの本の使いかた』吹田恭子 編著 2001 年 ひとなる書房
参考書:『子どもの育ちと「ことば」』松川利広 監修・横山真貴子 編著
− 33 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 A Ⅰ
(E14060)
演
習
2
30
1 通年 選択
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
戸川 晃子
7 号館 5 階
藤内 泰子
研究室 他
榊原 契保
山﨑 祥代
① 授業の概要・ねらい
保育における音楽表現、小学校での音楽教育に係わる技術を学ぶ。基礎的な音楽理論や楽典を理解し、読譜
の力を身につけるとともに、鍵盤楽器の基礎的な奏法を習得し、各自のレベルにあった楽曲に取り組むことで、
童謡・唱歌の伴奏等への応用力をつける。また、童謡・唱歌の歌詞を深く理解することや、物語の内容を把握す
るなど言語表現と音楽表現を結びつける保育の展開についても学ぶ。
② 学習の到達目標
・音楽に関する基礎的な知識の理解
・保育者・教員として、こどもの気持ちや動きに合わせて表現できるピアノ演奏技術の習得
・「初級ピアノテクニック速習ステップス」のステップ 5 の終了
・各調性と各調の主要三和音の理解
・童謡・唱歌の歌唱と伴奏技術の習得
③ 授業の内容・計画
第1回
進度調査 ピアノの構造について 演奏に適した姿勢と指の形
第2回
バイエル 基礎の楽典(音符と休符)
第3回
バイエル 基礎の楽典(拍子)
第4回
バイエル 基礎の楽典(音階)
第5回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ハ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第6回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏
ハ長調の主要三和音による伴奏付け
第7回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ト長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第8回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏
ト長調の主要三和音による伴奏付け
第9回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ニ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第10回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏
ニ長調の主要三和音による伴奏付け
第11回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 イ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第12回
チェルニー 100 童謡・唱歌の伴奏
イ長調の主要三和音による伴奏付け
第13回
チェルニー 100 童謡・唱歌の伴奏 へ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第14回
チェルニー 100 童謡・唱歌の伴奏
へ長調の主要三和音による伴奏付け
第15回
前半の補足とまとめ 理解度の確認
第16回
チェルニー 30
童謡・唱歌の弾き歌い 移調と伴奏付け
第17回
チェルニー 30
ホ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第18回
チェルニー 30
ホ長調の主要三和音による伴奏付け
第19回
マーチの速度
イ短調の主要三和音(ⅰ・ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第20回
駆け足の速度
イ短調の主要三和音による伴奏付け
第21回
スキップのリズムと速度
第22回
ギャロップのリズムと速度
第23回
マーチ・スキップ・ギャロップのリズムと速度
第24回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)物語の童謡
第25回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)春の童謡・唱歌
第26回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)夏の童謡・唱歌 第27回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)秋の童謡・唱歌 第28回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)冬の童謡・唱歌 第29回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)動物の童謡 第30回
補足とまとめ 理解度の確認(各自の進度に応じた課題 童謡・唱歌の弾き歌い)
− 34 −
④ 授業時間外の学習
実技中心であるので、前回授業の復習および授業回の課題練習をして積極的に授業に取り組むこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
25%
50%
25%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:童謡・唱歌・各自の進度に応じた楽曲の演奏
⑥ 履修上の注意など
ピアノ演奏技術の習得のためには、ピアノ練習に毎日時間をかけること。
自宅に楽器が無い場合でも、大学の練習ピアノを利用するとよい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『初級ピアノテクニック速習ステップス』 木許 隆編著 音楽之友社
『こどものうた 200』 小林美実編 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 植田光子編著 音楽之友社
『最もわかりやすい楽典入門』 橋内良枝・坪野春枝共著 ケイ・エム・ピー
参考書:随時紹介する。
− 35 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
音
楽
B
Ⅰ
(E14090)
演
1
30
1 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
◎水澤 節子
清水かをり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
腹式呼吸、発声練習、発声の個人レッスン、コールユーブンゲン、弾き歌い、歌曲を学習する。
② 学習の到達目標
保育園・幼稚園に求められる音楽の表現力と、小学校教育に求められる基礎的な歌唱力(読譜力・指導力を含む)
を習得する。
③ 授業の内容・計画
コールユーブンゲン
こどものうた 200
歌曲 やさしい弾き歌い
第 1 回
ガイダンス
神戸常盤大学附属幼稚園園歌 春の歌
第 2 回
2 度音程
ちょうちょう
ドレミの歌
春の歌
第 3 回
〃
おべんとう
エーデルワイス
春の歌
第 4 回
〃
はをみがきましょう 椰子の実
春の歌
第 5 回
〃
とけいのうた
椰子の実
春の歌
第 6 回
〃
ぞうさん
早春賦
春の歌
第 7 回
前半の補足とまとめ
第 8 回
3 度音程
たなばたさま
夏の思い出
夏の歌
第 9 回
〃
チューリップ
夏の思い出
夏の歌
第10回
〃
かたつむり
浜辺の歌
夏の歌
第11回
〃
めだかのがっこう
浜辺の歌
夏の歌
第12回
〃
ふしぎなポケット
野ばら
夏の歌
第13回
〃
おなかのへるうた
大きな古時計
夏の歌
第14回
後半の補足とまとめ
第15回
各自の進度に応じた課題の実践
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
音楽の基礎力を身につけるのに重要なコールユーブンゲンの課題をしっかり練習して授業にのぞむこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:実技テスト
「平常点」: 受講態度
「製作物・実技など」:弾き歌いテスト
⑥ 履修上の注意など
配布するプリントは各自ファイルフォルダ等に保管し、必ず持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『コールユーブンゲン』 大阪開成館
『こどものうた 200』 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 音楽之友社
必要に応じてプリントを配布
参考書:コールユーブンゲン、CD 貸出
− 36 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
音
楽
B
Ⅱ
(E14100)
演
1
習
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
7 号館 2 階
◎水澤 節子
1 後期 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
非常勤講師
清水かをり
小学校教諭一種免許状取得選択必修
控室
① 授業の概要・ねらい
腹式呼吸、発声練習、発声の個人レッスン、コールユーブンゲン、弾き歌い、歌曲を学習する。
② 学習の到達目標
保育園・幼稚園に求められる音楽の表現力と、小学校教育に求められる基礎的な歌唱力(読譜力・指導力を含む)
を習得する。
③ 授業の内容・計画
コールユーブンゲン
こどものうた 200
歌曲 やさしい弾き歌い
第 1 回
4 度音程
ちいさい秋見つけた
秋の歌
まつぼっくり
第 2 回
〃
どんぐりころころ
ちいさい秋見つけた
秋の歌
第 3 回
〃
あひるのぎょうれつ 赤とんぼ
秋の歌
第 4 回
〃
ともだちさんか
赤とんぼ
秋の歌
第 5 回
〃
おもいでのアルバム もみじ(二部合唱)
秋の歌
第 6 回
〃
おはながわらった
もみじ(二部合唱)
秋の歌
第 7 回
前半の補足とまとめ
第 8 回
5 度音程
あめふりくまのこ
虫の声(二部合唱)
冬の歌
第 9 回
〃
たきび
虫の声(二部合唱)
冬の歌
第10回
〃
あわてんぼうのサンタクロース 夢路より
冬の歌
第11回
〃
おしょうがつ
夢路より
冬の歌
第12回
〃
おつかいありさん
ふじの山ルンバ(二部合唱) 冬の歌
第13回
〃
うれしいひなまつり ふじの山ルンバ(二部合唱) 冬の歌
第14回
後半の補足とまとめ
第15回
各自の進度に応じた課題の実践
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
音楽の基礎力を身につけるのに重要なコールユーブンゲンの課題をしっかり練習して授業にのぞむこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:実技テスト
「平常点」: 受講態度
「製作物・実技など」:弾き歌いテスト
⑥ 履修上の注意など
配布するプリントは各自ファイルフォルダ等に保管し、必ず持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『コールユーブンゲン』 大阪開成館
『こどものうた 200』 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 音楽之友社
必要に応じてプリントを配布
参考書:コールユーブンゲン、CD 貸出
− 37 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
図 画 工 作 Ⅰ
(E14120)
演
習
2
30
1 通年 選択
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎藤本由佳利 7 号館 5 階
市川 陽子 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
「芸術は答えを用いないで人間を教育する唯一の手段である。」これはバーナード・ショーの言葉である。子
どもにとっての造形表現は、知性と感情の調和と発育に必要であり、人格形成に欠くことのできないものである。
本授業では、創造のための表現材料の特性を会得し、基礎的な造形表現の技術を習得する。また、自然やもの、
文化財などに親しむ経験を重ね、造形表現と言語表現を結びつける活動の展開を考えながら、子どもの生活環境
を整えることを学ぶ。
② 学習の到達目標
固定観念を打ち破り、素直にものを観察する目と、描画力、および豊かな色彩感覚を養い、保育・教育に必
要な技術を習得する。また、自ら作り出す喜びを味わうとともに豊かな情操を養う。
③ 授業の内容・計画
第 16 回から 29 回までは受講者が半分に分かれ、藤本(第 16 回~ 22 回)と市川(第 23 回~ 29 回)を交互
に受講する。
第1回
オリエンテーション
第2回
デッサン① 素直に観る
第3回
デッサン② 素直に観る
第4回
デッサン③ かたちを捉える
第5回
デッサン④ かたちを捉える
第6回
デッサン⑤ 立体を捉える
第7回
デッサン⑥ 立体を捉える
第8回
デッサン⑦ 動きを捉える
第9回
ドローイング① 線を楽しむ
第10回
ドローイング② 線を楽しむ
第11回
コラージュによる画面構成①
第12回
コラージュによる画面構成②
クロッキー① 動きを捉える
第13回
第14回
クロッキー② 動きを捉える
第15回
鑑賞とまとめ
第16回
水彩画① 静物写生 Ⅰ- 1 無彩色を使わずに描画する
第17回
水彩画② 静物写生 Ⅰ- 2 無彩色を使わずに描画する
第18回
水彩画③ 静物写生 Ⅱ- 1 混色に慣れる
第19回
水彩画④ 静物写生 Ⅱ- 2 混色に慣れる
第20回
水彩画⑤ 静物写生 Ⅲ- 1 無彩色も使って描く
第21回
水彩画⑥ 静物写生 Ⅲ- 2 無彩色も使って描く
第22回
風景写生
第23回
木版画① 下絵デザイン・ラフスケッチ
第24回
木版画② ラフスケッチに彩色・トレース
第25回
木版画③ 彫り 版木の扱いなど
第26回
木版画④ 彫り 彫刻刀の使い方ほか
第27回
木版画⑤ 彫り 彫り進む
第28回
木版画⑥ 刷り 1 版 1 色刷り
第29回
木版画⑦ 刷り 1 版または 2 版多色刷り、手彩色など
第30回
パフォーマンスアート・グラフィティーアート まとめ
− 38 −
④ 授業時間外の学習
各授業回前に伝えます。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:制作・鑑賞に臨む姿勢
「製作物・実技など」:提出作品
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視します。
※準備物:不透明水彩絵具、パレット、等 B 以上の鉛筆
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:随時紹介します。
− 39 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
幼 稚 園 実 習 Ⅰ
(E14380)
実
2
30
1 通年 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎多田 琴子 7 号館 5 階
光成研一郎
研究室
① 授業の概要・ねらい
幼稚園の役割と保育の基本を理解する。また、講義と保育現場での見学実習を重ねて感じたり考えたりする
ことで、幼児にふさわしい生活がどの様な活動によって展開されるかを把握する。
② 学習の到達目標
幼稚園見学実習を通して子どもとかかわる楽しさを体感する。また、実習生としての基本態度を身につけ、自己課題を
自覚する。実習の目的を理解し、幼児期にふさわしい幼稚園生活の有り様を知る。さらに指導計画の基礎となる幼児観
察記録の視点を知る。指導案の意味を理解し、
ふさわしい生活が展開できる指導計画案を書く必要があることを理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
実習の目的と意義、実習生の立場
第2回
幼児の発達と保育
第3回
観察記録の記述方法(横断的記録・縦断的記録/記録する意味と内容)
第4回
幼児期の指導計画 ①本時案
第5回
幼児期の指導計画 ②日案
第6回
幼児期の指導計画 ③週案
第7回
幼児観察記録の考察 ①横断的記録
第8回
幼児観察記録の考察 ②縦断的記録
第 9 回 グループ別研究保育 ①
第10回
研究保育の理論的裏付け
第11回 グループ別研究保育 ②
第12回
研究保育の理論的裏付け
第13回
実習園の理解(実習施設・職員・機能と役割)
第14回
実習中の気付きから自己課題への自覚
第15回
反省・評価と幼稚園実習への再考
本授業は、実習の事前事後指導としての 15 回の講義と、この他、附属を含む幼稚園で、5 日間の見学実習を行う。
④ 授業時間外の学習
幼稚園実習Ⅰは学外で行う実習であることから、社会人としてのマナーや基本的な態度、教職員としての基礎的教養
が問われる。社会人の言葉の使い方や子どもを取り巻く情報など、新聞等により日常的に収集し把握しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
10%
40%
「平常点」:授業への参加度、随時求めるレポート、提出物の期限と内容
「製作物・実技など」:名札制作
「その他」:見学実習先の評価等、提出物の期限と内容
⑥ 履修上の注意など
附属幼稚園などで実施する実習における段階的実習の意味を理解する。
<実習態度の把握・実習記録の整理・幼児理解を進める観察>
実習生としての立場を理解し、授業内での演習、実習での事例集め等積極的に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育の学び「スタートブック」』 久富陽子編著 萌文
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
参考書:適宜紹介する。
− 40 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
キ ャ リ ア 入 門
(ZE1100)
講
1
15
1 前期 選択
研究室
◎柳 敏晴 7 号館 4 階
他
研究室 他
ー
義
① 授業の概要・ねらい
本学では、「専門職業人として高い意識と誇りを持って、元気よく社会に貢献できる人材を育成する」ことを
キャリア教育の目標としている。そして「生涯にわたって生きがいを得られるキャリアパスを獲得する」ことを
目指している。そこで、この科目は、キャリア形成の根幹である「人間力」「学び力」「社会力」を自己の能力と
して発見・開発し、さらにキャリア発達を目指し、教育課程内外で学び続けるための導入として位置づけている。
本科目では、
「いのちと健康を考えるキャリア教育」を共通テーマに、専門性の異なる学生同士の出会いを進
め、協力して課題に取り組む。この体験を通し、人間関係力・自己教育力・生涯学習力・社会貢献力・連携力など、
キャリア形成に必要な基盤を形成する力を育む。さらに、幅広い活動を通し自律・自覚を促す機会を設け、大学
生活に慣れることと、大学における専門職の学びへ効果的に導く手がかりとすることを目的とする。
② 学習の到達目標
・大学におけるキャリア形成の意義を理解し、自分自身のキャリア形成に自覚をもってのぞめるようになる。
・いのちと健康に関する幅広い学びを通しキャリア形成に有用な情報収集ができるようになる。
・グループワーク体験等の意見交換を通し、批判的思考能力の意義と重要性を学ぶ。
③ 授業の内容・計画 芭蕉の伝記・
本科目のカリキュラム上の位置づけと目的と方針についての説明。
第1回
共有意識の形成「いのちと健康を考える(自分自身の健康管理について)」
第2回
共有意識の形成「いのちと健康を考える(予防と救急)」
第3回
問題解決型グループワークと救急法実習(グループ学習)①
第4回
問題解決型グループワークと救急法実習(グループ学習)②
第5回
問題解決型グループワークと救急法実習(グループ学習)③
第6回
問題解決型グループワークと救急法実習(グループ学習)④
第7回
共有意識の形成「いのちと健康を考える(ライフプランニングと健康)」
第 8 回 「いのちと健康を考える」のふりかえりと課題レポートの作成・提出
④ 授業時間外の学習
初回以降では、授業で配布された資料をまとめ、次回の授業の参考にすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業やグループワークへの積極性
「製作物・実技など」:課題の提出
⑥ 履修上の注意など
グループワークでは他学科との班編成もある。専門性の異なる学生との交流を通し、他者理解と批判的思考能力
を養おう。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時テキストや資料を配布する。
参考書:使用しない。
− 41 −
− 42 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
倫
理
学
(E11010)
講
2
15
2 後期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
永都 軍三
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
今日ではきわめて当然のこととして受け入れられている「人間の尊厳」の考え方は歴史的産物である。では
それはどのように生まれ、どのような歴史的展開を遂げて今日に至ったのか。倫理学の歴史を辿りながら、人間
とは何かを考えていく。
② 学習の到達目標
自己反省と批判精神を養うこと。
③ 授業の内容・計画
第1回
仏教の人間観(1)釈迦
第2回
仏教の人間観(2)大乗仏教
第3回
老子の「無為自然」
第4回
儒教の人間論(1)孔子の「仁」
第5回
儒教の人間論(2)孟子の「性善説」
第6回
儒教の人間論(3)荀子の「性悪説」
第 7 回 ギリシアの「ポリス的人間」の倫理学
第 8 回 ギリシアの「コスモポリテース」(世界市民)の倫理学
第 9 回 キリスト教における人間
第10回 ルネサンスの人間観
第11回 デカルトの「方法的懐疑」
第12回 イギリス経験論における人間
第13回 ジャン=ジャック・ルソーの人間論
第14回 フランス革命の理想
第15回 まとめ
④ 授業時間外の学習
毎回の授業のノートを必ず見返すこと、そしてわからない点があれば担当者に質問すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(自筆ノートの持ち込み可)
「平常点」:数回の小テストを行なう。
⑥ 履修上の注意など
私語をつつしみ、きちんとノートをとること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:随時紹介していきたい。
− 43 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
◎井本しおん
松田 正文
3 号館 3 階
野村 秀明
研究室他
足立 了平
他
人 体 の ふ し ぎ
(E11050)
講
2
15
2 後期
義
選択
必修
研究室
-
① 授業の概要・ねらい
ヒトの体には多くの臓器があり、複雑な機能を分担し制御している。心身の巧妙で美しい不思議について述べる。
(井本しおん/ 3 回)赤血球、白血球、血小板 / 凝固因子など血液の働きとその異常による疾患について。
(松田 正文/ 2 回)休むことなく働き続ける心臓、肺、排泄だけでなく内分泌臓器としても重要な腎臓の働き。
(野村 秀明/ 2 回)胃のはたらき、肝臓の働き、について述べる。
(足立 了平/ 2 回)老化予防法?食べること、噛むことが子供の成長や老化の予防にどう役立っているか。
(杉山 育代/ 1 回)心臓、下肢血管、腸や胃を超音波で見て、人体の神秘さを一緒に感動しましょう。
(畑中 道代/ 1 回)病原微生物から生体を守るために作られる抗体や予防注射のふしぎについて述べる。
(酒井 健雄/ 1 回)尿の果たす役割について述べる。
(足髙 善彦/ 1 回)代表的なホルモンの働きを、神経系と並んで重要な身体機能調節作用の観点から述べる。
(森松 伸一/ 1 回)病原微生物について述べる。
(澤田 浩秀/ 1 回)
「こころ」は「からだ」をコントロールすることを、脳及び神経系の働きについて述べる。
【目的・ねらい】体の働きが健やかな成長のためにどれほど重要であるかを理解できるようになること
② 学習の到達目標
1)主要臓器の基本的な役割が理解できる。
2)身体活動の制御・連携のしくみの基本が理解できる 3)こころと体がどのように影響をおよぼしあうか、について基本的な理解ができる。
③ 授業の内容・計画
第1回
肺の働きと心臓の役割について
第2回
酸素を運ぶ赤血球の働きと、貧血について
第3回
胃のはたらきについて
第4回
食べること噛むことと脳のはたらき
第5回
肝臓の働きについて
第6回
腎臓の働きについて
第7回
尿の果たす役割について
第8回
超音波で見る人体の不思議について
第9回
ホルモンと体の調節について
第10回
災害と口のケア
第11回 「こころ」と「からだ」の不思議な関係
第12回
病原微生物について
第13回
体を守るはずの白血球が、時には病気の原因にも?
第14回
ワクチンと免疫の働きについて
第15回
止まらなくても止まりすぎても困る、止血と血栓の話
(担当者:松田)
(担当者:井本)
(担当者:野村)
(担当者:足立)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:酒井)
(担当者:杉山)
(担当者:足高)
(担当者:足立)
(担当者:澤田)
(担当者:森松)
(担当者:井本)
(担当者:畑中)
(担当者:井本)
④ 授業時間外の学習
担当教員から課題を課す予定。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験。問題は担当教員が分担作成する。
「平常点」:授業中の発表や課題への取り組み状況を評価する。
− 44 −
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:担当教員から講義中に提示する予定。
− 45 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
政
治
学
(E11120)
講
2
15
2 後期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
富岡 宣之
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
政治学の概念・制度を学ぶとともに、他国との比較の中に日本の現状を捉えていく。さらに、政治がわれわ
れの日常生活に関わり、子どもの健やかな成長に関わることをいくつかの課題から考察する。
② 学習の到達目標
子どもたちに市民としての能力育成の素地を供するために、保育士・教諭となる自らの政治的判断や批判力
を高めること。
③ 授業の内容・計画
第1回
子どもと政治的社会化
第2回
政治と政治学
第3回
現代社会における国家
第4回
権力と支配
第5回
政治的リーダーシップ
第6回
現代政治イデオロギー(1)定義、機能、右・左、保守・革新
第7回
現代政治イデオロギー(2)あなたはなに主義か
第 8 回 自由民主主義体制の成立
第9回
政治参加と選挙
第10回
議会と政党
第11回
世論とマスメディア
第12回
官僚、利益集団
第13回
政策形成・合意形成
第14回
福祉と政治
第15回
民主政治の現在
④ 授業時間外の学習
次回授業内容の関連資料が配布された際には、受講前に一読すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、授業態度、レポート
⑥ 履修上の注意など
毎回の出席カードに講義の感想・質問を書くことを義務づける。これが平常点の一部になる。また、質問に
ついては、必要があれば、次回の授業を回答する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しないが、講義用資料を配布する。
参考書:『政治学』 川出良枝・谷口将紀 編 東京大学出版会
− 46 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
野外あそび実践
(E11180)
演
1
30
2 後期
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
清水 勲夫
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
子どもの成長にとって「あそび」は心身の栄養となる。それは生きるエネルギーであり楽しみの源泉ともなる。
また人間にとって、生活文化の基本をなすものとも考えられる。野外活動や自然体験活動を実践しながら「子ど
もの成長とあそび、体験の重要性」についてともに考える。9 月の後期開始時期に「学習計画説明」その後、1
泊 2 日の野外実習を含め 3 月に集中実施します。
また、希望者は日本キャンプ協会認定の「キャンプインストラクター」検定の受験資格が取得できます。(資格取得は有料)
② 学習の到達目標
子どもの成長、人格形成を図る上で、不可欠ともいえる「あそび」の理解者、支援者、指導者としての資質、知識、
技能等についてその実践スキルの習得を目指す。
③ 授業の内容・計画(第 1 回~第 3 回は後期開始後、第 4 回以後は春季休暇中に集中講義を行います)
第1回
はじめに ~何を学習するのか 科目のねらいと学習計画について~
第2回
子どもの成長とあそび ~あそびの発達段階について~
第 3 回 あそびの実際① ~一人あそびから並行あそびへ~ 第4回
活動援助の実際① ~野外活動、野外あそびの安全管理~
第 5 回 あそびの実際② ~交流あそび、連合あそび~
第6回
第7回
第 6 回~ 14 回は一泊研修(野外実習)を実施(9 回分)
第8回
第9回
第10回
野外あそび演習、自然観察、クラフト、ウォークラリー
第11回
五感あそび(ネイチャーゲーム)、野外炊さん、救急法
第12回
指導方法・援助リーダーシップ ( グループワーク ) 論 他
第13回
第14回
第15回
全体ふり返り 援助者としてのありかた レポート課題提示
④ 授業時間外の学習
演習、実習の後は、体験をやり過ごすことなく指摘したポイント等を確認し、以後に活用、役立てる意識を
持つこと。そのためにはチェックノートの作成が望ましい。体験、体感を日常的に言語化する努力が大切。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
その他
0%
30%
0%
70%
「平 常 点」:講習、実習時の参加態度も評価
「その他」:宿泊研修後に課題レポートを実施(追再試は実施しない) ⑥ 履修上の注意など
宿泊研修時には体調を整えて参加のこと。キャンプインストラクター資格取得には全授業の出席と検定補習 2
講時 ( 次年度 4 月予定)、直後の検定試験合格が必要です。検定には別途費用が必要です。宿泊研修も個人負担
経費 (1 泊 3 食分 ) が全員必要です。詳細は第 1 回目授業にて説明します。40 名を大きく越える場合は抽選とな
る場合があります。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『キャンプ指導者入門』( 公社 ) 日本キャンプ協会発行
− 47 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
英語コミュニケーションⅢ
(E11250)
演
1
30
2 後期
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
1.外国語の学習者 (learner) は、同時に使用者 (user) であることを意識し、4 技能をバランスよくスキルアップ
する。
2.英語絵本を使った活動を通して、幼児や児童の英語学習の意義について理解する。
② 学習の到達目標
1.英語を使ってできることを増やしていこうとする工夫や学習の習慣を身につける。
2.英語絵本を英語学習の教材ととらえ、絵本を使った活動を創り発表する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション The Very Hungry Caterpillar
第2回
What time does it start? No, David!
第3回
Have you been to the islands? Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
第4回
I really like rugby! The Foot Book
第5回
Where should we meet? What’s in the Witch’s Kitchen
第6回
How about 400 baht for two? From Head to Toe
第7回
Destination: Thailand Your World My World
第8回
I’d like to send this to Japan, please. グループワーク
第9回
We’re staying five more days. グループワーク
第10回
I lost my bag! グループワーク
第11回
Which bus goes to the airport? グループワーク
第12回
What did you like the best? グループワーク
第13回
英語絵本を使った活動発表
第14回
英語絵本を使った活動発表
第15回
Destination: Ireland
④ 授業時間外の学習
リスニング・ライティング・リーディング課題、レポート、グループ発表のための準備など
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:小テスト、レポート、課題など
「その他」:グループワークと活動発表
⑥ 履修上の注意など
初等英語教育の理解を深めることを目標の一つとしており、3 年次の小学校教諭免許状取得必修科目「英語教
育論」につながる学習を行うので、「英語教育論」を履修する学生はこの科目も履修することが望ましい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『Passport 1 』 Angela Buckingham, Lewis Lansford Oxford UP (2013 年度購入済み)
参考書:『小学校英語の教育法』アレン玉井光江 大修館書店
『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログ
ラムライミング編 』リーパーすみ子 径書房
− 48 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
キャリアの基礎Ⅲ
(E11320)
演
1
30
資格取得要件区分
2 通年 必修
担当者名
研究室
◎藤本由佳利
上月 素子
瀬川 和子 7 号館 5 階
戸川 晃子 研究室 他
小山 通子
荻野 尚子
-
習
① 授業の概要・ねらい
保育士や教員としてのキャリアを形成していく上で、現場に出たときの基礎的な教養体験となり、また、こ
どもや周囲の人とかかわる上で求められる豊かな感性を育むと考えられる経験を重ねる。具体的には、美術作品
の鑑賞やその他芸術に触れる活動を行い、専門領域の教員から講義を受ける。グループで話し合う中で、他者の
考えや感想に触れて自らの考えや感じ方の幅を広げる。また学内の豊かな自然の中を散策しながら、そこで得た
さまざまな発見を保育・教育現場でこどもたちにどのように手渡していくかについてグループごとに検討し、発
表する機会も設ける。
② 学習の到達目標
様々な芸術や自然などに直に触れる体験や活動等を通して豊かな感性を育む。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
(担当者:藤本)
第2回
ユニバーサルデザイン 1(UD について考える)
(担当者:藤本)
第3回
ユニバーサルデザイン 2(振り返り)
(担当者:藤本)
第4回
美術鑑賞 1(レクチャー)
(担当者:藤本)
第5回
美術鑑賞 2(鑑賞)
(担当者:藤本)
第6回
音楽鑑賞 1(レクチャー)
(担当者:瀬川・戸川)
第7回
音楽鑑賞 2(鑑賞)
(担当者:瀬川・戸川)
第8回
鑑賞の振り返り
(担当者:上月・瀬川・藤本・戸川)
第 9 回 自然と向き合う 1(レクチャー)
(担当者:上月・小山・荻野)
第10回 自然と向き合う 2(散策)
(担当者:上月・小山・荻野)
第11回 自然と向き合う 3(振り返り)
(担当者:上月・小山・荻野)
第12回
文化施設の利用 1(レクチャー)
(担当者:戸川)
第13回
文化施設の利用 2(体験)
(担当者:戸川)
第14回
文化施設の利用 3(振り返り)
(担当者:戸川)
第15回 自己開拓・鑑賞の共有
(担当者:上月・瀬川・藤本・戸川)
注:4 ~ 8 回は、開催時期によって授業回が変わることがあります。
④ 授業時間外の学習
オリエンテーションの内容および各授業時に伝えることをふまえて授業に臨むこと
各担当教員から事前に課題を出す予定
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:期末レポート
「平常点」:課題への取り組み態度、ミニレポート、討議への取り組み等。
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視します。
各回の配布資料やレポートは各自A 4 のノートに添付・保管すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 49 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
◎松尾 寛子
上月 素子 7 号館 5 階
多田 琴子 研究室 他
橋本 好市
基 礎 実 習 Ⅱ
(E12110)
実
1
30
2 通年 選択
研究室
-
習
① 授業の概要・ねらい
保育所・幼稚園・子育て支援センター等の就学前教育の現場に出向き、基礎的な体験を深める。実習方法と
しては、主に観察参加実習とする。施設の概要、実習の手順や内容、実習課題の設定等の事前学習を基に、保育所・
幼稚園・子育て支援センター等の就学前教育現場で、こどもや保育者の活動に可能な範囲で加わり、乳幼児の育
ち及び各施設の保育職の在り方への理解を深め、専門教育への契機を得る。
② 学習の到達目標
将来保育や教育に携わる者として、子どもが就学前に家庭以外で日常を過ごす場についての理解を持ち、さ
らにその支援のあり方や具体的な方法についてより実践的な学びを得る。また実習生としての基礎的な態度を身
につけ、保育、教育的視点を持ち実習に臨む。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
実習施設の理解と支援の方法
第3回
第 3 回~第 14 回は保育所・幼稚園・子育て支援センター等での実習を行う。
第4回
実習は各施設の状況や行事の内容等を検討して行う。
第5回
実習園、日時、実習形態などの詳細については授業内にて伝達する。
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
実習の振り返りとまとめ
④ 授業時間外の学習
それぞれの施設の特性や行われる支援などの事前の学習をしておくこと。また他の教科や関連する授業の中
で、これらの施設や子どもへの理解を深めておく。社会人、実習生として望まれる態度や言動について、日ごろ
から配慮しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習レポートや授業内での提出物
「その他」:実習施設からの評価
⑥ 履修上の注意など
基礎実習Ⅰでの指導に基づき行う。真摯な態度で実習に臨む事。
追再試は行わない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:プリント等各施設において資料等を配布する。
− 50 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
小学校基礎実習
(E12120)
実
1
30
2 通年 選択
研究室
◎井上 文雄 7 号館 5 階
牛頭 哲宏
研究室
-
習
① 授業の概要・ねらい
日常の小学校生活を指導者として体験することにより、児童や教育現場への理解を深める。
具体的には神戸市教育委員会が実施するスクールサポーターとして登録を行い、定期的に小学校に行き、学
習指導などの活動に参加する。このような活動を通して、今、教育現場では何が行われ、どのような課題があり、
何が求められているかなど実習を通して学習する。そして、小学校教育に対する正しい認識を持ち、児童の生活
の様子、教師の指導の在り方など、基本的な活動を理解することを目的とする。
② 学習の到達目標
将来、教育に携わるものとして小学校における教育活動の実際や児童の生活の仕方を理解するとともに、小
学校教諭にふさわしい資質や能力について考察し目指す姿を把握することができる。
③ 授業の内容・計画
2 年次の 9 月~ 12 月にかけて毎週 1 回午前中小学校に行き実習を実施する。方法は、二人 1 組になり配当さ
れた小学校に行き、9 月は毎週、10 月以降は交互に隔週での参加とする。
実習内容は参加学習を中心とし、学習の補助、特別支援学級での補助など実習先小学校の指示に従う。学習
時間はもちろん休み時間にも児童と行動を共にすることにより、必要な教員の資質や能力について考察する。
実習期間中には教員が巡回に訪れ、学生・受け入れ機関と話し合いを行い、指導を行う。
その他、上記の実習に加えて、学内で下記の指導を行う
①ガイダンス (1);小学校基礎実習のねらい、意義
②ガイダンス (2);実習に向けての諸注意。小学校の一日の流れ。
③中間での体験の振り返り;反省。グループでの話し合い。
④終了後のまとめ;各自の課題。目指す教師像と自己評価。
④ 授業時間外の学習
小学校での学習内容や生活の仕方などについて、事前に調べ自分なりの考えを持っておく。また、毎回、活
動記録を記入し提出する。
受け入れ小学校との打ち合わせ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:巡回指導、受け入れ機関からの聞き取りなどの実習参加態度
「その他」:毎回の活動記録、レポート
⑥ 履修上の注意など
履修者はガイダンス、振り返り、まとめを必ず受講すること。
実習について、原則として遅刻・欠席は認めない。
教員を目指す人にとって教育現場を体験することは大切である。また、講義だけでは理解できにくいことも、
現場での教育活動に触れることにより理解が確かなものになっていく。真摯な態度で積極的に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 51 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
社
会
福
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
祉
(E13040)
講
資格取得要件区分
2
15
2 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
現代社会における社会福祉の意義について、自らの生活に即した視点で考えとらえることを大切にする。社
会全体の幸福と個人の幸福について、それぞれマクロ・ミクロの視野を持ち、理念や制度を法体系を踏まえつつ
学び、各領域の具体的な援助についても理解を促す。社会福祉の究極的な目標は「幸せの達成」である。しかし
その幸せの価値が多様化し、その真の意味の理解が難しい時代である。自らの幸せを軸に据えながら社会や児童
の幸せについての深い理解ができるようにする。
② 学習の到達目標
社会福祉全体の理念とその概要についての知識を得る。また社会福祉の各領域についての概念や制度につい
て理解をする。
③ 授業の内容・計画
第1回
現代社会と社会福祉の意義
第2回
社会福祉の理念と概念
第3回
社会福祉の法体系
第4回
社会福祉サービスの概要
第5回
高齢者福祉
第6回
児童福祉
第7回
障害者福祉
第8回
地域福祉
第9回
社会福祉援助技術の概要
第10回
社会福祉専門職とは
第11回
社会福祉専門職の専門性と倫理
第12回
社会福祉の動向 1 少子高齢化
第13回
社会福祉の動向 2 在宅福祉と地域福祉
第14回
近年の利用者保護の制度
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
障害・貧困・子ども・病気・年金・保健等のキーワードで社会の事象について興味関心を持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:定期試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
社会のシステムについて社会福祉の見地より明らかにします。自分自身が社会とどのようなかかわりを持っ
ているかを確認しながら授業を行います。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育福祉小六法』 みらい
参考書:『保育と社会福祉』橋本好市・宮田徹編 みらい 他、その都度紹介
− 52 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
こどもの保健Ⅱ
(E13140)
演
1
30
2 前期 選択
研究室
◎中田 康夫 7 号館 4 階
小島 光華 研究室 他
保育士資格取得必修
習
① 授業の概要・ねらい
乳児保育や小児保健の講義で修得した知識を基礎として、保育の現場において、起こりうるさまざまな状況
に対応できる実践力および応用能力を養うと同時に、必要な技術を修得することを目的とする。
② 学習の到達目標
1.こどもの健康および安全に係る保健活動を計画し、評価できる。
2.こどもの健康増進および心身の発育・発達を促す保健活動や環境整備ができる。
3.こどもの疾病について理解し、その予防対策および適切な対応ができる。
4.救急時の対応や事故防止、安全管理が実践できる。
5.現代社会における心の健康問題や地域保健活動について説明することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション&保健活動の計画および評価① 保健計画の作成と活用、自己評価(担当者:小島)
第2回
保健活動の計画および評価② 身体計測
(担当者:小島)
第3回
第2回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
第 4 回 こどもの保健と環境① 抱き方、寝かせ方、衣服の着脱、おむつ交換、授乳時の世話(担当者:小島)
第5回
第4回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
第 6 回 こどもの保健と環境② 全身の清潔(沐浴、清拭)、手指・口腔・陰部・臀部の清潔 (担当者:小島)
第7回
第6回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
第 8 回 こどもの疾病と適切な対応① 生理機能の測定、罨法、与薬
(担当者:小島)
第9回
第8回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
第10回 こどもの疾病と適切な対応② 応急処置、包帯法
(担当者:小島)
第11回
第10回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
第12回
事故防止および健康安全管理① 救急蘇生法・AED
担当者:小島)
第13回
第12回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
第14回
事故防止および健康安全管理② 運搬法、異物の除去法
(担当者:小島)
第15回
第14回の内容の演習
(担当者:中田・小島)
④ 授業時間外の学習
事前に教科書を読み、予習をしてくること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
レポート
その他
50%
15%
35%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・レポートの提出状況
「レポート」:演習後にレポートを課す
⑥ 履修上の注意など
実習時には身なりを整え、こどもに接するのにふさわしく動きやすい服装で出席すること(スカート不可)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『こどもの保健Ⅱ 演習』 白野幸子 医歯薬出版
参考書:適宜紹介する。
− 53 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
幼
児
理
解
(E13200)
講
2
15
2 後期 必修
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
白山真知子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
乳児期から幼児期、学童期へと発達する子どもの姿を理解し、保育の様々な要素を学ぶとともに、保育者の「対
人援助職」の側面を理解するために、事例も交えて実践的に学んでいく。
② 学習の到達目標
子どもの心と体、知能の発達を深く理解する力をつけ、子どもを取り巻く様々な問題に対する援助方法と保
護者を支える援助技術を修得することを到達目標とする。
近年、保育や幼稚園現場では様々な困難な課題をもつ子どもの理解と対処に、より高い専門性と知識が必要
とされてきている。また、子どものみならず保護者にも信頼されるスキルを持つことが要求されている。そこで、
本講義では幼児理解と保護者対応に必要な知識と様々な問題に対して援助していく方法を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
子どもを理解することの意味と、保育や教育の場は “ 臨床の場 ” であるとは
第 2 回 「わたし」の誕生。絵本や児童書にみる「わたし」の理解と「他者」
第3回
カウンセリングマインドと保育臨床 (1) カウンセリングの様々な手法
第4回
カウンセリングマインドと保育臨床 (2) 保育臨床への発想
カウンセリングマインドと保育臨床 (3) 現場に活かすカウンセリン技法 , ロール
第5回
プレイ
第6回
子どもを理解する (1) 子ども理解とその方法
第7回
子どもを理解する (2) 遊びの中の子ども理解と発達
第8回
子どもを理解する (3) 感覚統合障害様状態と現場で援助できること
第9回
子どもの SOS を読み取る (1)
第10回
子どもの SOS を読み取る (2) 子ども虐待:メカニズムと早期発見とケア
第11回
地域における専門家、機関との連携による相談・支援 虐待危機介入、特別支援
第12回
保護者を支える。子育て不安とペアレントプログラム
第13回
描画にみる子どもの発達と心理
第14回
幼児期につけたい力 子どものレジリェンスを育む
第15回
子どもの理解者としての保育者・教師。補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
準備学習として、事前にテキストを読んで予習しておくこと。また、幼児関連の新聞記事やニュースにも目
を留めて、丹念に読み聞きしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:製作物やロールプレイなどの実技
⑥ 履修上の注意など
幼児に係る様々なことを学びます。発達心理学の乳幼児期の発達にも関連しますので十分理解を深め、復習
をしておいてください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子ども理解とカウンセリングマインド』青木久子・間藤侑 萌文書林
参考書:『保育に活かす心理臨床』馬場禮子・青木紀久代編 ミネルヴァ書房
『保育臨床相談』小田豊・菅野信夫 北大路書房
− 54 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容( 健 康 )
(E13340)
演
2
15
2 後期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
近藤 正子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
子どもの生活習慣病など、現代の子どもの健康に様々な問題が問題となっている。保育実践者として、子ど
ものからだとこころの健康的な成長を促す保育に必要な知識と技術について学ぶ。本授業では、「書く」ことで
自ら考える力を養い、また、グループワークを重視し、他者と意見を交わすことで柔軟な思考力を高めることも
目的とする。
② 学習の到達目標
「健康」とは何かについて深い理解を持つ。子どものこころとからだの健康をささえる保育とはどのようなも
のか、自然や行事、遊びや運動など様々な観点から保育計画をたてることが出来る。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス・領域「健康」とは
第2回
保育行事と子どもの健康①伝統的民族行事
第3回
保育行事と子どもの健康②保育行事
第4回
食生活と子どもの健康①現代の子どもの食生活
第5回
食生活と子どもの健康②子どもの食事、おやつ
第 6 回 自然環境と子どもの健康
第7回
子どもの遊びと健康
第8回
子どもの運動指導の実際①発達、体力 • 運動能力
第9回
子どもの運動指導の実際②運動指導の実際
第10回
子どもの運動指導の実際③運動指導実践
第11回
子どものこころの健康①子どものこころの発達
第12回
子どものこころの健康②子どものストレス反応
第13回
子どもと性・いのち
第14回
子どもの安全教育
第15回
幼稚園教育要領と健康・まとめ
④ 授業時間外の学習
日頃から「健康」に関する時事問題について意識を高めて情報を収集しておくこと。授業内で折に触れて確
認する。また、グループワーク前には課題を出すので、十分な準備をしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
30%
0%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:学習準備や課題への取り組み、提出物、グループワークでの積極性等
「その他」:授業参加態度、受講態度
⑥ 履修上の注意など
子どもの「健康」を理解するためにまず、自分自身の健康に対する意識を高めておくことが必要である。日々
の健康的な生活を心がけることを望む。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育内容「健康」』高内正子他編、保育出版社
参考書:随時紹介する。
− 55 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容( 環 境 )
(E13360)
演
2
15
2 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
多田 琴子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
領域 「環境」 を視点として保育内容を学び、幼児の知的好奇心を誘発し、幼児自身が探求心をもって生活を
つくりだすための保育者の役割全般について学ぶ。
② 学習の到達目標
・総合的な指導を踏まえて、幼稚園教育要領、保育所保育指針の領域 「環境」 の目標及びねらいや内容を理解し、
「ふさわしい生活」づくりの保育構成と保育実践に関する基礎的な知識や基本的な技能について捉える。
・環境とのかかわりを通して幼児の内面に育つことを理解し、幼児の主体的な活動を促すための保育者の行なう
適切な環境の構成と援助についての実践力を身に付ける。
・理解、知識の習得に止まらず、人を育てる保育者の専門性の根幹は、人間性や豊かな感性が求められることを
分かって、今後の自分磨きに繋げる。
・グループ゚別模擬保育において、積極的役割取得と協同性を発揮する。
③ 授業の内容・計画
第1回
幼稚園教育の基本に基づく領域 「環境」 の捉え
第2回
領域 「環境」 の目標及びねらい
第3回
領域 「環境」 の内容と指導上の留意点
第 4 回 「好奇心」・「探究心」とは①学問的捉え方
第 5 回 「好奇心」・「探究心」とは②調べ学習の発表
第6回
教育資源としての環境マップ①理論と事例
第7回
教育資源としての環境マップ②環境マップ作成
第8回
教育資源としての環境マップ③環境マップ発表
第9回
地域・自然環境と共生した保育展開①教育資源としての園内環境の把握と構成
第10回
地域・自然環境と共生した保育展開②教育資源としての地域環境の把握と構成
第11回
模擬保育①模擬保育に必要な指導計画づくり
第12回
模擬保育②グループ別模擬保育及び反省 自然環境を生かした保育
第13回
模擬保育③グループ別模擬保育及び反省 好奇心を育む保育
第14回
模擬保育④グループ別模擬保育及び反省 探求心を育む保育
第15回
人的環境としての保育者の役割、まとめと補足、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
資料と教科書を用いて前回の講義内容に対する理解を深めておくようし、次回に繋げるようにすること。
模擬保育については、指導案の検討をグループで複数回行い、シミュレーションをしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
25%
25%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、発表の内容、レポート、
「製作物・実技など」:教材制作、保育計画立案、模擬保育への姿勢
⑥ 履修上の注意など
模擬保育はグループ間で役割を分担し協力することで授業が展開されることを踏まえ、積極的役割取得と協
同性の発揮が必要である。また、保育内容「環境」の模擬保育であることを理解し、十二分の教材研究と環境構
成及び準備が必要である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育と環境』 矢野正・小川圭子編著 嵯峨野書院
参考書:『幼稚園教育要領解説』、『保育所保育指針解説』
− 56 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育内容(人間関係)
(E13370)
演
2
15
2 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
後藤 晶子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生まれてから多様な人とのかかわりの中で、人は人とかかわる力を育んでいく。この「保育内容(人間関係)」
においては、子どもが自律性を身につけ、人とかかわる力を育む道筋を理解し、保育者としての子どもに対する
援助のありようを、子どもの発達に即して把握することをめざす。あわせて保育者自身の人とかかわる力が子ど
ものモデルとなることをふまえ、また大切な環境としての保育者集団の一員としてよき人間関係を構築するため
にも、自らの人とかかわる力を向上させることもねらう。
② 学習の到達目標
・子どもが自律性を身につけ人とかかわる力をつけるための援助のありかたについて、基本的な知識・態度を習
得する。
・子どものモデルとして自身の人とかかわる力をより向上させることも図る。
・保育者として現場に立った時に、子どもだけでなく、保育者同士、保護者と人間関係を結ぶ上での自らのあり
方を点検、改善していく視点を身につける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 自身の人とかかわる力について考える
第 2 回 こどもの人とかかわる力の内容の確認
第3回
人とのかかわりはなぜ難しい?
第4回
他者を受け止めること 留意点
第 5 回 自分を主張すること 留意点
第6回
伝えることと傾聴 ロールプレイ
第 7 回 こどものいざこざとは
第8回
いざこざへの対応
第 9 回 こどもの人とのかかわりの発達
第10回
協同性を育む
第11回 グループにおける立場・役割
第12回
いろいろなこどもへのかかわり
第13回 きまりの大切さ 規範意識の発達 第14回
良いこと悪いこと 道徳性の芽生え
第15回
幼稚園教育要領・保育所保育指針「人間関係」
④ 授業時間外の学習
・事前・事後に求められた課題に取り組む。
・授業内容の復習をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業時に出す課題への取り組み
⑥ 履修上の注意など
万が一欠席した場合には、当該授業時の配布プリントや課題について自ら確認すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
参考書:適宜紹介する。
− 57 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育内容(造形表現)
(E13380)
演
2
15
2 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
乳幼児期の造形表現は生活の中から生まれ、生活に活かし、こども自身の生きる力の源泉になる、というこ
とを深く受けとめ、それぞれの発達に適した保育内容を提供し、造形的表現力を育てるために必要な理論を学び、
実践力を身につける。保育の場における課題をみいだし研究することにより、保育教育の質を高める態度を養う。
② 学習の到達目標
乳幼児の心身の育ちと表現のかかわりを理解し、保育者として総合的に捉え実践する力を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育内容「造形表現」とは
第2回
造形表現と保育者の役割
第3回
保育にいかす素材体験 1 パス・クレヨンと表現①
第4回
保育にいかす素材体験 2 パス・クレヨンと表現②
第5回
造形表現からのこども理解 1 幼児期の体験をもとにして
第6回
造形表現からのこども理解 2 こどもの育ちと造形表現の変容
第 7 回 こどもと造形表現―指導法の実際―
第8回
保育にいかす素材体験 3 絵具と表現①
第9回
保育にいかす素材体験 4 絵具と表現②
第10回
保育にいかす素材体験 5 紙と表現①
第11回
保育にいかす素材体験 6 紙と表現②
第12回
保育と造形表現① かわる
第13回
保育と造形表現② つながる
第14回
保育の展開 1 指導計画と指導案
第15回
保育の展開 2 環境構成と保育者の配慮
④ 授業時間外の学習
身近にある造形素材や用具に親しみ、保育内容への応用作品を制作する。
身近なこどもや保育現場の活動に積極的に関わり、こどもの造形活動について理解を深める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
40%
0%
「定期試験」:定期試験
「平常点」:授業参加 受講態度 小レポート 口頭発表等
「製作物・実技など」:作品
⑥ 履修上の注意など
各回に必要な準備物を忘れない。提出物は時間を十分かけ表現を工夫する。
欠席した場合はつぎの講義までに内容を必ず補っておく(資料等を入手し、内容を理解する)
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育内容・造形表現』黒川健一著 相川書房
参考書:『センス オブ ワンダー』レーチェル・カーソン著 佑学社
− 58 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育内容(リズム表現)
(E13390)
演
2
15
2 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
幼稚園教諭一種免許状取得必修
保育士資格取得必修
研究室
◎戸川 晃子 7 号館 5 階
南 夏世 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
「子どもが感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して豊かな感性や表現する力を養い創造性
を豊かにする」ことを深く受け止め、領域の考え方の変遷をたどり、保育場面で子どもの音楽表現、身体表現を
豊かに展開するために必要な理論と保育技術を学ぶ。保育の場における指導法について、演習を通して実践的に
身につけ、保育者としての資質をも高めていく。
② 学習の到達目標
・領域「表現」のねらいや内容について理解する
・乳幼児期の発達と音楽リズム的表現の関係性について理解する
・音楽表現の理解とリズム楽器の基礎技術の習得
③ 授業の内容・計画
第1回
保育内容の歴史的変遷と領域「表現」
(担当者:戸川)
第2回
乳幼児期と「表現」①表現を支えるための基礎
(担当者:戸川)
第3回
乳幼児期と「表現」②子どもの発達と表現
(担当者:戸川)
第4回
乳幼児期と「表現」③子どもの発達と音楽リズム的表現の変容
(担当者:戸川)
第5回
音楽リズム体験①音さがし・リズムみつけ
(担当者:戸川)
第6回
音楽リズム体験②音色・音質
(担当者:戸川)
第7回
音楽リズム体験③手作り楽器と音合わせ
(担当者:戸川)
第8回
音楽リズム体験④打楽器と基礎リズム
(担当者:戸川)
第9回
音楽リズム体験⑤楽器遊び 即興性
(担当者:戸川)
第10回
保育の展開①表現をはぐくむ指導計画と立案
(担当者:戸川・南)
第11回
保育の展開②表現をはぐくむ指導法
(担当者:戸川・南)
第12回
表現遊び①総合性の理解
(担当者:戸川・南)
第13回
表現遊び②援助指導の基本
(担当者:戸川)
第14回
表現遊び③展開
(担当者:戸川)
第15回
補足とまとめ
(担当者:戸川)
④ 授業時間外の学習
器楽合奏の担当楽器に関するパート練習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・提出物
「製作物・実技など」:演奏
⑥ 履修上の注意など
各自のパート練習
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜資料を配付する。
参考書:『こどものうた 200』チャイルド本社
− 59 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
乳 児 保 育 Ⅰ
(E13410)
演
1
30
2 後期 必修
習
① 授業の概要・ねらい
保育所や乳児院で乳児保育を担当する保育士として、必要な乳児保育の理論や知識・技術の基本を具体的な
事例を通して理解する。乳幼児一人一人の発達段階に応じた集団における個人を大切にする保育のあり方や、0・
1・2 歳児の発達過程について理解を深め、乳児保育に関する基本的な考え方、展開される保育内容について具
体的な学習をする。さらに子どもを取り巻く環境について考察し、時代に要請される保育と、普遍的な部分につ
いて検討を重ねていく。
② 学習の到達目標
乳児の発達の流れを知り、知識として定着させる。
乳幼児対象の模擬保育を実施し、模擬保育の技術を向上させる。
③ 授業の内容・計画
第1回
乳児保育が生活する場とは
第2回
乳児の発達を知る① 0 歳前半
第3回
乳児の発達を知る② 0 歳後半
第4回
乳児の発達を知る③ 1 歳
第5回
乳児の発達を知る④ 2 歳
第6回
乳児の保育を考える① 保育教材作成①
第7回
乳児の保育を考える② 保育教材作成②
第8回
乳児の保育を考える③ 指導案作成
第9回
乳児の健康と安全
第10回
乳児保育における環境
第11回
乳児の保育を考える④ 模擬保育①
第12回
乳児の保育を考える⑤ 模擬保育②模擬保育のふりかえり
第13回
家庭とのつながり
第14回
生活を支える保育者の役割(保育の計画と評価)
第15回
理解度の確認
④ 授業時間外の学習
教科書にて該当箇所を事前事後学習することを求める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業態度、課題レポート
「製作物・実技など」:提出物、模擬保育への取り組み
⑥ 履修上の注意など
授業内の課題に対し、積極的に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新時代の保育双書 乳児保育』大橋喜美子 編 みらい
『保育所保育指針解説』厚生労働省 編 フレーベル館
参考書:適宜紹介する。
− 60 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
道徳教育の理論と実践
(E13460)
講
2
15
2 後期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
人間とはいかなる存在か、そして人間特有のものである道徳とは何なのか。この根本的な問いから始めて、
道徳というものを教えることの重要さ・難しさについて各自がみずから考えるという授業をめざす。さらには、
学校教育における道徳教育について実践例に着目しながら、道徳教育のありかたを探る。
② 学習の到達目標
道徳およびその教育について理解を深め、これを学校教育においていかに実践するかを会得することを目標
とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
道徳とは何か
第3回
道徳の二面性(個人と社会・内面性と外面性)
第4回
生命倫理と環境倫理
第5回
道徳を教えるとはいかなることか
第6回
映像資料を観る(1)「道徳教育のむずかしさ」
第7回
道徳教育の資料と事例
第8回
戦前日本の道徳教育
第9回
戦後日本の道徳教育
第10回
道徳授業の実践例
第11回
道徳性の発達とその指導
第12回
モラルジレンマ授業
第13回
映像資料を観る(2)「道徳教育には正解がない?」
第14回
現代日本と道徳教育
第15回
道徳教育について(まとめ・総括)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポート
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。
参考書:授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 61 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
特別活動の指導法
(E13470)
講
2
15
2 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
学校教育における特別活動について、さまざまな局面を考察し、理解を深める。特別活動は多角的であり、
臨機応変的な指導性が求められるゆえ、実践的な配慮を重視する。また、可能なかぎり参加型の授業や視聴覚教
材の使用を試みる。
② 学習の到達目標
特別活動の意義について理解し、教師として特別活動の指導を十全に行なえるようになることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
特別活動とは
第3回
特別活動の歴史
第4回
特別活動の目標
第5回
学級活動
第6回
児童会活動・クラブ活動
第7回
学校行事
第8回
模擬学級活動
第9回
特別活動の事例
第10回 ドキュメンタリー資料による考察
第11回
教育諸問題と特別活動
第12回
映像資料による学習(1)「学級活動のあり方」
第13回
いじめ問題への取り組み
第14回
映像資料による学習(2)「いじめをめぐって」
第15回
特別活動について(まとめ・総括)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポート
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。
参考書:授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 62 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
国
語
(E14000)
講
2
15
2 後期 選択
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
尾上新太郎
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
国語と日本語との違いを学生各自に自覚させ、日本語による表現の難点を理解させる。文字の本質を理解さ
せることにより、日本語の語彙を言語形式とした表現と伝統の関係の問題を理解させる。
② 学習の到達目標
日本語を用いて表現することの意味を学生に自覚させ、またその難点を理解させる。さらに、実地に日本語
で自己表現ができるようになることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第1回
日本語と国語との相違
第2回
日本語の特徴について
第3回
言文一致論
第4回
日本語の文字
第5回
音韻と文字
第6回
森重敏の言語観、語彙観
第7回
言語と伝統
第8回
読むことの本質
第9回
物語文とは何か
第10回
評論文の特徴
第11回
書くことの本質
第12回
書くことの構造
第13回
話すこと・聞くことの実際
第14回
日本における書写の歴史
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
各講義内容の復習、次回への予習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への参加態度等
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜、授業中に紹介する。
− 63 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
社
資格取得要件区分
担当者名
研究室
中島 卓三
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
会
(E14010)
講
2
15
2 後期 選択 小学校教諭一種免許状取得選択必修
義
① 授業の概要・ねらい
新指導要領の内容を取り上げ、具体的な知識を獲得するとともに、社会関係を読み解く手法や力を培うこと
を課題・ねらいとする。
② 学習の到達目標
・新指導要領の内容について具体的に取り上げ内容について理解する
・新指導要領の学習内容に関する基礎的・発展的な知識を獲得する。
・社会動向に目を向け、社会科学的な視点を養う。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション(本講義の概観と新指導要領の概説)
第2回
身近な地域について考える
第3回
地域の生産や販売について考える
第4回
地域の生活環境について考える
第5回
地域の安全について考える
第6回
地域の歴史や伝統的なものやことについて考える
第7回
5 つの国から成る、兵庫県の特色について考える
第 8 回 日本の国土についての特色はどのようなことか考える
第 9 回 日本の農業や水産業の特色と課題について考える
第10回 日本の工業生産についての現状と課題について考える
第11回 日本の情報産業について の現実と問題について考える
第12回
歴史上の人物で考える日本通史
第13回 日本の政治の基本理念と問題点について考える
第14回
世界の中の日本の役割について考える
第15回 まとめと補足
④ 授業時間外の学習
講義ごとに配布するレジメなどの復習、次回講義の予習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業での態度
⑥ 履修上の注意など
特に無し
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。プリントを配布する。
参考書:小学校学習指導要領・教科書・社会科副読本など
− 64 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
算
数
(E14020)
講
2
15
2 前期 選択
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
小学校教諭一種免許状取得選択必修
佐谷 章子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
算数科各領域の各学年での指導内容および学年間・校種間の関連について理解する。
柔軟な考え方で問題解決したり,既習の知識を活用したりする態度を養い,教員として算数の指導に活かす
ことができるようにする。
② 学習の到達目標
小学校での学習内容を理解し,実践的な指導力を身に付ける基礎とする。また,日常的に算数的見方・考え
方ができるようにする。
③ 授業の内容・計画
第1回
算数教育と日常の中の算数
第 2 回 「数と計算」領域の指導内容
①各学年の主な内容,数,低学年の計算
第 3 回 「数と計算」領域の指導内容
②計算の工夫,式の読み取り
第 4 回 「図形」領域の指導内容
①各学年の主な内容,図形の観察
第 5 回 「図形」領域の指導内容
②道具を使った作図,図形作り
第 6 回 「図形」領域の指導内容
③図形の合同,対称な図形
第 7 回 「量と測定」領域の指導内容
①各学年の主な内容,量の単位と測定,量感
第 8 回 「量と測定」領域の指導内容
②面積,体積
第 9 回 「量と測定」領域の指導内容
③単位量当たりの大きさ,速さ
第10回 「数量関係」領域の指導内容
①各学年の主な内容,絵や図を使った数量の表現
第11回 「数量関係」領域の指導内容
②変わり方,表を使った解決,起こり得る場合
第12回 「数量関係」領域の指導内容
③ともなって変わる数量の関係,比例と反比例
第13回
身の回りの算数
①時間,割合など
第14回
身の回りの算数
②資料の整理と読み取り,立体の展開など
第15回 まとめ 算数の学力
④ 授業時間外の学習
「小学校学習指導要領解説 算数編」を読み,各学年の指導内容を把握しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への参加態度,ミニレポート,算数問題解決 ⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 算数編』 文部科学省 東洋館出版社
参考書:算数教科書『わくわく算数』 啓林館
『確かな算数指導の手びき』 神戸市小学校教育研究会算数部編
− 65 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
生
活
(E14030)
講
2
15
2 前期 選択
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
小学校教諭一種免許状取得選択必修
藤本 勇二
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
中教審答申などの答申や法令、授業実践事例等を足場に「原理的」「実践的」な探求を通して、学習指導要領
及びその解説書の目標や内容等の理解を図る。
② 学習の到達目標
生活科設立の趣旨および教科特性、教育実践上の存在意義についてその本質をつかみ取り、総合的に習得す
ることができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス
第2回
生活科設立の経緯と主旨
第3回
生活科改訂の趣旨と要点
第4回
生活科の目標と内容構成
第5回
生活科の内容「学校と生活」
第6回
生活科の内容「家庭と生活」
第7回
生活科の内容「地域と生活」
第8回
生活科の内容「公共物や公共施設の利用」
第9回
生活科の内容「季節の変化と生活」
第10回
生活科の内容「自然や物を使った遊び」
第11回
生活科の内容「動植物の飼育・栽培」
第12回
生活科の内容「生活や出来事の交流」
第13回
生活科の内容「自分の成長」
第14回
幼小連携と他教科との接続
第15回 まとめと補足
④ 授業時間外の学習
予習:次回授業までに関連する範囲について教科書などを読み、課題に取り組んでくること。
復習:授業中に提示する参考文献に基づいて復習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
10%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:レポート等
⑥ 履修上の注意など
予習:次回授業までに関連する範囲について教科書などを読み、課題に取り組んでくること。
復習:授業中に提示する参考文献に基づいて復習を行うこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 生活編』 文部科学省 日本文教出版
参考書:『小学校学習指導要領の解説と展開 生活編』野田敦敬 編著 教育出版
− 66 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
理
資格取得要件区分
担当者名
科
(E14040)
講
2
15
2 後期 選択 小学校教諭一種免許状取得選択必修 笹井 隆邦
義
研究室
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
自然に触れ、様々な現象に興味を持って “ なぜ? ” を自ら解明していく。
② 学習の到達目標
小学校理科における教材研究、フィールドワークを通して自然科学に関する基礎的な知識・技能を習得し、
現場で生きた授業を実践することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス
第2回
身近な動物の飼育と観察(メダカ・ザリガニ等)
第3回
身近な動物の飼育と観察(昆虫類)
第4回
身近な自然の観察(自然観察マップづくり)
第5回
顕微鏡の使い方(水中の小さな生き物)
第6回
植物の種子の形と分散方法(模型作り)
第7回
流水の働き・土地のつくりと変化
第8回
金属・水・空気と温度
第9回
常温での物の溶け方
第10回
温度によるものの溶け方
第11回 てことてんびん
第12回
電気の働きと利用
第13回
落ち葉と冬芽の観察
第14回
教案作りのための実験準備
第15回
教案作りのための実験
④ 授業時間外の学習
講義に必要な材料等の準備、予習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:講義への積極的な参加等の受講態度
「その他」:自然観察マップ作成等
⑥ 履修上の注意など
講義では適宜印刷物を配布する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 理科編』 文部科学省
『新しい小学校理科・授業づくりと教材研究』東洋館出版社 星野昌治編著
参考書:適宜紹介する。
− 67 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
家
資格取得要件区分
担当者名
研究室
橋場 雅子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
庭
(E14050)
講
2
15
2 後期 選択 小学校教諭一種免許状取得選択必修
義
① 授業の概要・ねらい
・実験・実習・家庭実践を通して、家庭生活の文化性と科学性に気づき、「豊かさ」を実感する。
・小学校家庭科の指導内容をつかみ、教師として必要な知識及び技能を身につける。
② 学習の到達目標
・社会の変化、家庭生活の変化が激しいとき、家庭科教育の役割を理解する。
・指導内容について理解を深め、基礎的・基本的な知識及び技能を習得する。
・自らの生活を見つめ、身近な人々と関わり、生涯を見通した豊かな家庭生活を実践する力を養う。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 なぜ、家庭科なのか 社会の課題と家庭生活 家庭科教育の変遷
第2回
家庭生活と家族:家族とは 家庭と地域 子どもの成長と生活感性
第 3 回 日常の食事と調理の基礎①:食生活の課題 食事の役割 食育
第 4 回 日常の食事と調理の基礎②:五大栄養素と働き 食事摂取バランス
第 5 回 日常の食事と調理の基礎③:栄養素の取りだし 小麦蛋白 デンプン 第 6 回 日常の食事と調理の基礎④:卵の食品価値と調理法 加熱器具の安全な扱い
第 7 回 日常の食事と調理の基礎⑤:野菜の食品価値と調理法 包丁や計量器の扱い(実習)
第 8 回 日常の食事と調理の基礎⑥:炊飯実験とデンプンの糊化 味噌とだし(実習) 第9回
快適な衣服と住まい①:衣服の働き 繊維と布 衣服の手入れ
快適な衣服と住まい②:生活に役立つ、布を使った物の製作計画 必要布と手順
第10回
手縫いとミシン縫い(実習)
快適な衣服と住まい③:生活に役立つ、布を使った物の製作
第11回
ミシン各部の機能と操作 用具の安全(実習)
第12回
快適な衣服と住まい④:住まい方の工夫 汚れと清掃 採光 通風・換気
第13回
消費生活と環境①:加工食品をはじめ生活物品の品質 消費者の権利と責務
第14回
消費生活と環境②:環境に配慮した生活の工夫 持続可能な社会と家庭エコ
第15回
総括 小学校家庭科の指導者のあり方
④ 授業時間外の学習
・自分の生活課題とその解決実践レポート
・実習・実験レポート
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
25%
25%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加度、レポート
「製作物・実技など」:実習技能、製作物
⑥ 履修上の注意など
・調理実習はエプロン、マスク、三角巾、布巾、上履きを用意
・生活に役立つ物の製作・・・必要布・裁縫用具(各自準備)
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 家庭編』 文部科学省 『新しい家庭 5・6 年』 東京書籍
参考書:『食育白書』内閣府
− 68 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 A Ⅱ
(E14070)
演
1
30
資格取得要件区分
2 前期 選択
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
戸川 晃子
7 号館 5 階
木嶋 宏子
研究室 他
榊原 契保
山﨑 祥代
保育士資格取得選択必修
習
① 授業の概要・ねらい
保育者・教員として音楽表現に必要な演奏技術 ( 童謡・唱歌の弾き歌い・伴奏付け・移調 ) の修得を目標とし
たピアノの個人レッスンを行う。各調の主要三和音の理論的な理解と実践的に任意の調への移調奏を学ぶことに
より、それぞれの現場で活用できるように、子どもの年齢・発達・声域等の実態に即した幅広い童謡の弾き歌い
の力を身につける。また、子どもの身近な曲を基礎的リズムに活用する方法を修得し、各自の進度に合った曲を
通して豊かな表現力を磨くことで応用力をつけ、「音楽AⅠ」で修得した演奏技能をさらに高める。
② 学習の到達目標
・各自の進度に合った楽曲を通して表現力を磨く。
・童謡の弾き歌いと伴奏付けの修得。
③ 授業の内容・計画
第1回
各自の進度に応じた課題
第2回
童謡の弾き歌い:春の曲
第3回
各自の進度に応じた課題
第4回
童謡の弾き歌い:春の曲他 マーチ・スキップ・ギャロップ
第5回
各自の進度に応じた課題
第6回
童謡の弾き歌い:夏の曲 マーチ・スキップ・ギャロップ
第7回
各自の進度に応じた課題
第8回
童謡の弾き歌い:夏の曲他 マーチ・スキップ・ギャロップ
第9回
各自の進度に応じた課題
第10回
童謡の弾き歌い:秋の曲
第11回
各自の進度に応じた課題
第12回
童謡の弾き歌い:秋の曲他
第13回
各自の進度に応じた課題
第14回
童謡の弾き歌い:秋の曲他
第15回
補足とまとめ 理解度の確認(各自の進度に応じた楽曲の暗譜 童謡の弾き歌い)
④ 授業時間外の学習
前回授業の復習および授業回の課題練習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
25%
50%
25%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:授業参加・受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:各自の進度に応じた楽曲 童謡の弾き歌い
⑥ 履修上の注意など
1 年次の音楽で学んだピアノ・声楽・音楽理論を総合した演奏・表現を目指す。また、保育者、教員として子
どもの動き ( テンポ ) や子どもの状況 ( 声域や童謡の音域 ) に対応できる技術を身につけて欲しい。そのために
は幅広い多数の曲を繰り返し練習し、基礎技術を積み重ねる努力を毎日続けること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ピアノへのアプローチ 4Steps』伊藤嘉子編著 音楽之友社
『こどものうた 200』小林美実 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』植田光子編著 音楽之友社
参考書:随時紹介する。
− 69 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 A Ⅲ
(E14080)
演
1
30
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
戸川 晃子
7 号館 5 階
木嶋 宏子
研究室 他
榊原 契保
山﨑 祥代
保育士資格取得選択必修
習
① 授業の概要・ねらい
「音楽AⅡ」に引き続いて、総合的に音楽の理解を深めるためにピアノの個人指導を行い、コードネームでの
伴奏付けについても学ぶ。保育や教育現場で音楽表現活動を展開していくためには継続的に技能の研鑚につとめ
ることが必要である。保育士・教員としてそれぞれの活動場面に応じた、適切な曲を自ら選ぶ力をつけるととも
に、子ども・児童の発達をより意識した童謡・唱歌の理解と、各自の進度に合った曲を通して表現力を修得して
いくことを目指しながら、音楽性を高め、豊かな感性と創造性を育成する。
② 学習の到達目標
・各自の進度に合った楽曲を音楽表現に気を付けながら演奏する。
・童謡を無理のない発声法で表情豊かに歌いながら伴奏する。
③ 授業の内容・計画
第1回
各自の進度に応じた課題(ステップⅡ・Ⅲ)・童謡の弾き歌い:秋の曲他
第2回
各自の進度に応じた課題(ステップⅡ・Ⅲ)・童謡の弾き歌い:ぞうさん
第3回
各自の進度に応じた課題(ステップⅡ・Ⅲ)・童謡の弾き歌い:おさるがふねをかきました
第4回
各自の進度に応じた課題(ステップⅡ・Ⅲ)・童謡の弾き歌い:冬の曲他
第5回
各自の進度に応じた課題(ステップⅡ・Ⅲ)・童謡の弾き歌い:いぬのおまわりさん
第6回
各自の進度に応じた課題(ステップⅢ・Ⅳ)・童謡の弾き歌い:おつかいありさん
第7回
各自の進度に応じた課題(ステップⅢ・Ⅳ)・童謡の弾き歌い:春の曲他
第8回
各自の進度に応じた課題(ステップⅢ・Ⅳ)・童謡の弾き歌い:ゆりかごのうた
第9回
各自の進度に応じた課題(ステップⅢ・Ⅳ)・童謡の弾き歌い:てをつなごう
第10回
各自の進度に応じた課題(ステップⅢ・Ⅳ)・童謡の弾き歌い:てのひらをたいように
第11回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得①ことりのうた
第12回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得②アイアイ
第13回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得③とんでったバナナ
第14回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得④まとめ
第15回
補足とまとめ 理解度の確認 (各自の進度に応じた課題・童謡の弾き歌い)
④ 授業時間外の学習
前回授業のまとめと授業回の課題練習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
25%
50%
25%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:授業参加・受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:各自の進度に合った楽曲の演奏・童謡の弾き歌い
⑥ 履修上の注意など
保育者、教員として子どもの動き ( テンポ ) や子どもの状況 ( 声域や童謡の音域 ) に対応できる技術を身につ
けて欲しい。そのためには多数の曲を繰り返し練習し、基礎技術を積み重ねる努力を毎日続けること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ピアノへのアプローチ 4Steps』伊藤嘉子編著 音楽之友社
『こどものうた 200』小林美実 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』植田光子編著 音楽之友社
参考書:随時紹介する。
− 70 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
音
楽
B
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
◎水澤 節子
清水かをり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
Ⅲ
(E14110)
演
資格取得要件区分
1
30
2 前期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
腹式呼吸、発声練習、コールユーブンゲン、弾き歌い、芸術歌曲、合唱曲を学習する。
② 学習の到達目標
・呼吸法、発声法、読譜力など歌唱のための基礎技術を向上させる。
・数多くの唱歌、歌曲、合唱曲を通して、音楽的表現を豊かにする。
③ 授業の内容・計画
コールユーブンゲン
こどものうた 200
歌曲 やさしい弾き歌い
第 1 回
6 度音程
しゃぼんだま
花(二部合唱)
春の歌
第 2 回
〃
とんぼのめがね
菩提樹
春の歌
第 3 回
〃
こいのぼり
荒城の月
春の歌
第 4 回
〃
やぎさんゆうびん
荒城の月
夏の歌
第 5 回
〃
おもちゃのチャチャチャ こもりうた
夏の歌
第 6 回
〃
ことりのうた
てるてるぼうず
夏の歌
第 7 回
前半の補足とまとめ
第 8 回
7 度音程
ゆりかご
虹の彼方
秋の歌
第 9 回
〃
てのひらをたいように 虹の彼方
秋の歌
第10回
〃
いぬのおまわりさん サンタルチア
秋の歌
第11回
〃
いちねんせいになったら サンタルチア
冬の歌
第12回
〃
アイアイ
まっかな秋(二部合唱)
冬の歌
第13回
〃
もりのくまさん
まっかな秋(二部合唱)
冬の歌
第14回
後半の補足とまとめ
第15回
各自の進度に応じた課題の実践
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
音楽の基礎力を身につけるのに重要なコールユーブンゲンの課題をしっかり練習して授業にのぞむこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:実技テスト
「平常点」: 受講態度
「製作物・実技など」:弾き歌いテスト
⑥ 履修上の注意など
配布するプリントは各自ファイルフォルダ等に保管し、必ず持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『コールユーブンゲン』 大阪開成館
『こどものうた 200』 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 音楽之友社
必要に応じてプリントを配布
参考書:コールユーブンゲン、CD 貸出
− 71 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
図 画 工 作 Ⅱ
(E14130)
演
1
習
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
◎藤本由佳利 7 号館 5 階
2 前期 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
市川 陽子 研究室 他
小学校教諭一種免許状取得選択必修
① 授業の概要・ねらい
色面構成・立体構成などを中心に総合的能力を高める。
② 学習の到達目標
図画工作Ⅰで習得した基礎技術を基盤とし、子どもの様々な創造活動を援助できる技術を習得する。また、
表現と鑑賞を通して豊かな感性を育み、生涯にわたって芸術に親しむ心を養う。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 こどものための版画のヴァリエーション
第2回
モビールの制作 構想の検討 第3回
モビールの制作- 1 紙立体の制作
第4回
モビールの制作- 2 吊し方の工夫
第5回
木のおもちゃの制作 構想の検討 第6回
木のおもちゃの制作- 1 電気糸のこぎりで切る
第7回
木のおもちゃの制作- 2 工具を使う
第8回
木のおもちゃの制作- 3 着色
第9回
陶芸作品 制作
第10回 ワイヤーワーク
第11回
土粘土での制作
第12回 グループによる指人形劇の制作① 内容の検討・役割分担
第13回 グループによる指人形劇の制作② 紙粘土による頭部制作
第14回 グループによる指人形劇の制作④ 背景の描画
第15回
指人形劇の発表会・まとめ
④ 授業時間外の学習
各授業回前に伝えます。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:制作・観賞にのぞむ姿勢
「製作物・実技など」:提出作品
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:適宜紹介します。
− 72 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
体
育
Ⅰ
(E14140)
演
1
30
2 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎近藤みづき 7 号館 5 階
木岡 正雄 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
幼児期、児童期に獲得した動きかたは、子どもが生涯にわたって身につける動きかたの基礎となる。本演習
では子どもの運動発達をふまえた上で、幼児期、児童期における基本の運動や運動遊び、身体表現の意義やねら
いを深く理解し、基本的な考え方を身につける。さらに、これらの学習を効果的に進めていく教材づくりや環境
づくりを学ぶ。
② 学習の到達目標
・幼児期、児童期における基本の運動、身体表現、運動遊びの基本的な考え方や基本的な技能を習得する。
・身体表現や運動遊びの教材づくりや環境づくりを含めた援助法・指導法を習得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
体つくり運動(体ほぐし運動)
第3回
多様な動きをつくる運動遊び①歩く・走る・押す・引く
第4回
多様な動きをつくる運動遊び②用具操作・力試し
第5回
大型器具を使った運動遊び①鉄棒運動
第6回
大型器具を使った運動遊び②マット運動
第7回
大型器具を使った運動遊び③跳び箱運動
第8回
表現遊び
第9回
走・跳の運動遊び①かけっこ・しっぽとり
第10回
走・跳の運動遊び②折り返し走
第11回
走・跳の運動遊び③障害走
第12回 ゲーム①鬼ごっこ
第13回 ゲーム②ボールを投げる・捕る
第14回 ゲーム③ボールを蹴る
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
幼児、児童の運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
毎回の授業内容や感想を記録する授業ノートを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
60%
40%
0%
「平常点」:授業に対する取り組み
「製作物・実技など」:授業ノート
⑥ 履修上の注意など
健康管理に注意すること。
学校指定の体操服(ポロシャツ)を着用すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:随時プリントを配布する。
− 73 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
藤本 勇二
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教科指導法(生活)
(E14230)
講
2
15
2 後期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
学習指導要領及びその解説書の目標や内容などに基づき、学習指導案を作成し、模擬授業を通して授業づくり、
評価の在り方などについて理解を図る。
② 学習の到達目標
生活科の目標や内容、方法等について理解し、生活科の指導案に表現することができるとともに、生活科学
習での教材開発の技能と授業実践力を身に付けることができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンスおよび入門レクチャー「生活科の授業とは」
第2回
生活科教科書紹介と内容の特徴分析
第3回
生活科の指導案を読み解く
第4回
授業記録を読み解く
第5回
子どもの作品や行動を読み解く
第6回
生活科の授業ビデオの分析と考察①(個人及びグループ)
第7回
生活科の授業ビデオの分析と考察②(全体でのディスカッション)
第8回
模擬授業と相互評価① 「学校と安全」を中心に 第9回
模擬授業と相互評価② 「地域と生活」を中心に
第10回
模擬授業と相互評価③ 「公共物や公共施設の利用」を中心に
第11回
模擬授業と相互評価④ 「自然や物を使った遊び」を中心に
第12回
模擬授業と相互評価⑤ 「動植物の飼育・栽培」を中心に
第13回
模擬授業と相互評価⑥ 「自分の成長」を中心に
第14回
補足説明
第15回 まとめと最終課題
④ 授業時間外の学習
予習:模擬授業の準備。次回授業までに関連する範囲について教科書などを読み、課題に取り組んでくること。
復習:授業を振り返り、単元構想の要点を整理し、理解する。 授業分析の視点を整理する。授業を振り返り、
指導案を作成する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
50%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:模擬授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:レポート等
⑥ 履修上の注意など
予習:模擬授業の準備。次回授業までに関連する範囲について教科書などを読み、課題に取り組んでくること。
復習:授業を振り返り、単元構想の要点を整理し、理解する。 授業分析の視点を整理する。授業を振り返り、
指導案を作成する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 生活編』 文部科学省 日本文教出版
参考書:『小学校学習指導要領の解説と展開 生活編』野田敦敬 編著 教育出版
− 74 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
瀬川 和子
7 号館 5 階
研究室
教科指導法(音楽)
(E14260)
講
2
15
2 後期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
・小学校学習指導要領に基づいた音楽科の果たす役割の理解
・表現のための理論と基本技術の研究
・指導計画案の作成と模擬授業の実践
② 学習の到達目標
小学校学習指導要領に基づいた音楽科の目的や各学年の目標と内容を理解する。各学年の共通教材を中心と
した教材研究をすることで、歌唱・鑑賞・器楽合奏・創作についての指導法を検討する。それをもとにして授業
の展開方法や指導計画案を作成してみる。
③ 授業の内容・計画
第1回
教科音楽科の果たす役割について
第2回
小学校音楽科の学習指導要領について
表現のための理論と基本技術の研究 歌唱共通教材(1・2 年)と歌唱指導法の研究①
第3回
第4回
表現のための理論と基本技術の研究 歌唱共通教材(1・2 年)と歌唱指導法の研究②
第5回
表現のための理論と基本技術の研究 歌唱共通教材(1・2 年)と歌唱指導法の研究③
第6回
鑑賞共通教材の研究 器楽合奏指導法の研究① リズム楽器の奏法
第7回
鑑賞共通教材の研究 器楽合奏指導法の研究② リコーダー
第8回
鑑賞共通教材の研究 器楽合奏指導法の研究③ 四季報
第9回
指導計画の作成① 課題設定と授業展開の事例研究
第10回
指導計画の作成② 指導案作成の実際
第11回
指導計画の作成③ 学ぶ意欲を高める評価方法
第12回
学生による模擬授業の実践①低学年
第13回
学生による模擬授業の実践②中学年
第14回
学生による模擬授業の実践③高学年
第15回
学生による模擬授業の実践④まとめ
④ 授業時間外の学習
学習効果を上げるためには、各自が意欲的に取り組む姿勢が大切であるので、予習復習を欠かさないこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:試験期間中に筆記試験を実施
「平常点」:授業への取組み方・意欲、模擬授業への参加態度など
「製作物・実技など」:歌唱・リコーダー実技
⑥ 履修上の注意など
・指導案作成は、個人が目標の設定や選曲、構成を考えるが、模擬授業はグループ単位で企画構成していくので
積極的に参加すること。
・リコーダーの用意
⑦ 教科書・参考書
教科書:『最新 初等科音楽教育法 [ 改訂版 ] 小学校教員養成課程用』 音楽之友社
参考書:『小学校学習指導要領 音楽編』 文部科学省
− 75 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
藤本由佳利
7 号館 5 階
研究室
教科指導法(図画工作)
(E14270)
講
2
15
2 後期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
・こどもの資質や能力を高めるための図画工作科指導方法を、様々な教材研究を通してとグループで考察・工夫
する。
・学習指導案を作成し模擬授業を行う。
・評価のあり方について理解する。
② 学習の到達目標
小学校学習指導要領に基づいて図画工作科の意義や目的・内容を理解し、図画工作科を指導する際の基礎知識・
技術を身につけ、授業作りの発想と実践力を培う。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
小学校学習指導要領「図画工作科」の解説
第3回
平面造形(版画を含む)の指導と教材研究(1)身近な材料を生かした表現
第4回
平面造形(版画を含む)の指導と教材研究(2)版画の技法を学ぶ
立体造形(工作を含む)の指導と教材研究(1)
第5回
様々な素材からの立体表現 グループでテーマを設定して制作、発表、合評
立体造形(工作を含む)の指導と教材研究(2)
第6回
身近な素材からの立体表現 グループでテーマを設定して制作、発表、合評
デザインの指導と教材研究(1)
第7回
色彩の基礎的な知識を学ぶ グループでテーマを設定して制作、発表、合評
デザインの指導と教材研究(2)
第8回
伝えるためのデザイン-ポスター、ピクトグラムなど グループでテーマを設定して制作、発表、合評
第9回
鑑賞についての研究(1) みんなの作品を鑑賞する
第10回
鑑賞についての研究(2) こどもと美術館
第11回
学習指導案の作成(1) <低学年>
第12回
学習指導案の作成(2) <中・高学年>
第13回
模擬授業の実践と検討会(1)作成した指導案をもとにグループごとに模擬授業を行う
第14回
模擬授業の実践と検討会(2)作成した指導案をもとにグループごとに模擬授業を行う
第15回
図画工作科の指導計画と評価・まとめ
④ 授業時間外の学習
各授業回前に課題を出します。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
0%
50%
0%
「定期試験」:期末レポート
「製作物・実技など」:授業時の課題
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視します。また、授業に必要な用具・教材などは適宜各自で準備してください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 図画工作』 文部科学省 『図画工作科 指導法』日本文教出版
参考書:適宜紹介します。
− 76 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
保育所実習指導Ⅰ
(E14300)
演
1
30
2 後期 選択
研究室
◎松尾 寛子 7 号館 5 階
河田 貴子 研究室 他
保育士資格取得必修
習
① 授業の概要・ねらい
保育所実習を円滑に進めていくために必要な知識・技術を習得し、保育所実習の意義目的を理解する。プライバシー
の保護や守秘義務など、保育所実習の心構えを理解した上で、保育士の職務の実際を理解しその役割を学ぶ。ロール
プレイやグループディスカッションなどにより、保育所での実習の学習内容や課題を明確にしたり、実習の方法や記録の意
義について理解する。学内での模擬保育などを通して実際の子どもへの関わり方や子ども理解の方法を学ぶ。保育所に
おける現場実習をより効果的なものとするために、事前事後指導を通して、学内での授業と保育所実習との有機的な結
合を図り、保育を総合的に理解し、保育士としての専門性を確立する。
② 学習の到達目標
保育所実習の目的、内容、方法を理解し、実習への心構えを作り上げて、各自の実習課題を明確にする。
保育所の概要を理解するとともに、保育の計画、指導計画への考え方、立て方と、実践の重要性を学ぶ。事
後指導においては、実習を振り返り、自己課題を明確にする。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育所実習の意義目的の理解 保育所実習の流れ 保育所実習の具体的内容
第2回
保育の実際① 専門職者から学ぶ
第3回
保育の実際② 保育所保育のデイリープログラムと保育の計画
第4回
実習記録の書き方① 実習記録の書き方について
第5回
実習記録の書き方② 映像をみて記録を取る
第6回
実習記録の書き方③ 実習記録指導(グループでの検討)
第7回
実習記録の書き方④ 実習記録指導(作成)
第8回
実習指導案の作成と展開① 実習指導案の書き方について 実習指導案指導①
第9回
実習指導案の作成と展開② 実習指導案指導②(グループでの検討)
第10回
実習指導案の作成と展開③ 実習指導案指導③(作成)
第11回
実習直前指導① オリエンテーション指導および日誌・提出書類等について
第12回
実習指導案の作成と展開④ 保育の展開(グループ)
第13回
実習直前指導② 日誌・提出書類等の配布と指導
第14回
実習直前指導 実習の心得の確認
第15回 【事後指導】実習成果のレポート作成・面談
④ 授業時間外の学習
保育原理、児童福祉等で学んだ児童福祉施設としての保育所の役割を十分理解するとともに、発達心理学、
乳児保育等で学んだ子どもの成長過程についての理解も深めておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・小テスト・レポート
「製作物・実技など」:指導案作成に関する製作物、授業内で課される実技や提出物等
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない。保育所実習指導Ⅰ内での指導事項を守り、授業内で与えられた課題など
に対して、誠実・積極的に取り組むこと。手遊びや絵本の読み聞かせ等、模擬保育の要素を取り入れることもある。
グループで練習した成果を発表することもあることもある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園・保育所実習ハンドブック』田中まさ子 編 みらい
『保育所保育指針解説書』
『保育のマナーと言葉』長島和代 編 わかば社
参考書:随時紹介する。
− 77 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
保 育 所 実 習 Ⅰ
(E14310)
実
2
40
2 後期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
保育所での実習を行い、乳幼児の発達や発育への理解を深め、保育所の機能等を実地の体験を通して理解す
るとともに、保育士の職務内容と役割、技術及び態度を身につけ、その任務と使命を自覚することを目的とする。
すでに学習した理論と、保育所での実践をつなぎ、課題をもって実習に臨むことにより、子どもを見る目や
保育士の具体的な保育について理解を深めていく。また、実際に保育の一部分を担当したりしながら、保育士の
言葉がけや職務に対して総合的に理解・実践するための応用力を身につける。また、実習を通して今後の新しい
学習目標を見つける契機をつくる。
② 学習の到達目標
・保育所の概要を理解する。
・乳幼児との関わりを通して、乳幼児への理解を深める。
・保育内容を理解し、実践を通して保育技術を習得する。
・保育計画、指導計画への考え方、立て方と、実践の必要性を学ぶ。
・保育所保育全般における理解を深め、以後の学習への自己課題を明確にする。
③ 授業の内容・計画
2 年次後期に 2 週間の実習を実施する。実習内容は、観察実習、参加実習、部分実習とする。子どもと活動を
ともにしながら、保育所の一日の生活の流れを理解し、クラスの保育を知る。子どもとの関わりを通して、育ち
や個性に気付き、子どもの成長についての理解を深める。保育士の子どもへの関わり方や、保育内容の発展方法
について実践的に学ぶ。保育士の指導の下で立案した指導計画に基づき、保育実践を試みる。日々の実習実施内
容は、実習日誌に整理し記録するとともに、実習全体としての学びを自分のものにまとめ、次への課題を明確に
する。
④ 授業時間外の学習
保育所の役割や、発達心理学、乳児保育等で学んだ子どもの成長過程についても理解を深めるとともに、保
育現場で活用したい保育技術面(音・図・体など)の強化を積極的に図る。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
保育所実習指導Ⅰ授業内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
保育士倫理綱領に基づいた行動を求める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:保育所実習指導Ⅰと同様
参考書:随時紹介する。
− 78 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
施設実習指導Ⅰ
(E14320)
演
1
30
2 前期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
社会には様々な理由により、生活の場が確保されなかったり、 自己の能力や思いを十分に発揮したり活用できない状
況にある人々が存在します。そのような人々に対して社会福祉施設は直接的な援助を行っていきます。保育士は社会福祉
の理念に基づく専門職です。 保育士資格取得のために社会福祉施設での実習を行います。 そのためによりよい実習にな
るための指導と事後の指導を行います。
保育士になる上で社会福祉の基本となるべき事柄に触れる事は、大変意義深いものであると考えます。また施設での
援助やケアのあり方、また職員の姿勢や施設の考え方を体験する事は、机上の学びとは違うより実践的なものであり、多
くの示唆を与えてくれるものです。実習を通じて社会福祉の基本や理念などを体験しまた感じ取る事を期待しています。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解ができる。 様々な利用者への援助の基礎的な能力を得て実習を行
う力を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
社会福祉と保育士
第2回
保育士の専門職倫理について
第3回
社会福祉施設の役割と意義
第4回
社会福祉施設の歴史
第5回
社会福祉施設の類型
第6回
利用者の理解 児童について
第7回
利用者の理解 障害児者について
第8回
社会福祉施設の実際
第9回
社会福祉施設の理念と業務
第10回
社会福祉施設における援助のあり方
第11回
実習先事前学習
第12回
実習計画書指導・作成
第13回
実習記録の書き方
第14回
実習開始に当たっての最終確認指導~実習に臨んで~
第15回
実習事後指導~施設実習への振り返りと課題~
④ 授業時間外の学習
社会生活で必要とされる基本的なマナーを意識した生活を送り、身につけておく。
例えば、挨拶の仕方・敬語の使い方・時間の守ること・整理整頓の仕方などである。また話し言葉と書き言
葉の違いについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・レポート等
「製作物・実技など」:実習に関する書類や手続きの取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない ( 正当な理由無き場合は実習を辞退したものと見なす )。
実習に向けての態度・意欲や社会的常識など、実社会で必要とされる言動を求めます。それらが著しく欠け
ると判断される場合も実習不可と判断する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育実習』 阿部・増田・小櫃編 ミネルヴァ書房 参考書:レジュメ配布、その都度紹介する。
− 79 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
施 設 実 習 Ⅰ
(E14330)
実
2
40
2 前期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
実習施設における実際の業務に直接参加することにより、 それぞれの役割や職員の専門性を学ぶ。 また児童・
利用者に対する基礎的な理解と共に、 専門的な関わり方、援助方法について、 直接的な体験を通じて学ぶ。
社会福祉施設にボランティアやお手伝いに行くのとは違い、保育士資格の実習として福祉施設に行くという
ことは、そこには社会福祉に対する専門性や倫理などを学ぶ必要がある。また同時に社会人としての自覚や態度
が求められる。その点を踏まえて理論的学びではなく、実体験に基づく貴重な体験学習の場である。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解をし、様々な利用者への援助の基礎的な能力を身につける。
③ 授業の内容・計画
・知的障害者 ( 児 ) 等の施設における実習
・施設実習は 2 年前期 8 月に、10 日間程度実施する
・期間中は施設の指導のもと実習を行い、毎日その日の実習記録をつけて提出する。
・実習期間中には、教員が巡回に訪れて学生・施設と話し合いを行い、それぞれに指導を行う。
④ 授業時間外の学習
実習に関しては様々な手続きが多くあるので、一つ一つを丁寧に正確に理解できるようにしておく。社会的
なマナーとはどのような事かについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価に基づく判断
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
施設実習指導Ⅰの講義内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:実習先からの指定図書等その都度紹介する。
− 80 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
こどもの安全(コミュニティワーク演習)
(E15140)
1
演
30
2 前期
習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎西 修 7 号館 2 階
東末 真紀 非常勤講師
寺澤 正敏
控室
ー
① 授業の概要・ねらい
フィールドワークなどを通してまちとまちづくりに関するさまざまな要素や構造についての基礎知識を身につけるとともに、
被災都市神戸ならではの蓄積を生かしてリスクコミュニケーションの視点から危機管理と災害対応についても学ぶ。
講義や演習を通してグループコミュニケーションを促進するためのファシリテーションやワークショップの技術を学ぶ。
② 学習の到達目標
基礎的なコミュニケーション能力やファシリテーションスキルを身につけ、グループワークを先導できる力
を身につける。
リスクコミュニケーションに関する基礎知識と危機管理の発想を身につける。
地域社会との関係性を理解し、地域と協働するための知識とスキルを習得する。
③ 授業の内容・計画
第1回
科目説明と簡単なグループワーク
(担当者:西・東末)
第 2 回 グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 1 傾聴
(担当者:西・東末)
(担当者:西・東末)
第 3 回 グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 2 観察と発問
第 4 回 グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 3 ファシリテーショングラフィフィック (担当者:西・東末)
第 5 回 グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 4 まとめ
(担当者:西・東末)
第 6 回 リスクコミュニケーション 1 理論と基本知識
(担当者:西・東末)
第 7 回 リスクコミュニケーション 2 演習
(担当者:西・東末)
第8回
防災減災と危機管理 1 現場から学ぶ 保育所編
(担当者:東末)
第9回
防災減災と危機管理 2 現場から学ぶ 小学校編
(担当者:東末)
第10回 フィールドワーク 1 まちの安全マップ 進め方
(担当者:東末・寺澤)
第11回 フィールドワーク 2 まちの安全マップ 現地踏査
(担当者:東末・寺澤)
第12回 フィールドワーク 3 まちの安全マップ 現地踏査
(担当者:東末・寺澤)
第13回 フィールドワーク 4 まちの安全マップ 調査まとめ
(担当者:東末・寺澤)
第14回
発表と評価
(担当者:東末・寺澤)
第15回 まとめ、理解度の確認
(担当者:西・東末)
④ 授業時間外の学習
前回の復習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
20%
40%
20%
20%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・授業ごとのミニレポート
「製作物・実技など」:グループワーク成果物
「その他」:フィールドワーク参加度
⑥ 履修上の注意など
ファシリテーションスキル 1,2 および 3,4 は 2 回分をまとめて実施する。
リスクコミュニケーション 1,2 は 2 回分をまとめて実施する。
フィールドワーク 2、3 は屋外での活動となり、2 回分をまとめて実施する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:使用しない。
− 81 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
ー
中村かおり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
児童の健全育成と福祉
(ZE1000)
講
2
15
2 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
少子高齢社会、核家族化、社会連帯意識の希薄化の中で、子どもの健全育成や子育て支援等の役割を担う児
童館への期待はますます大きくなっている。本講義では子どもや家庭を取り巻く現状を様々な角度から理解する
ことで、児童健全育成の必要性について認識を深める。
② 学習の到達目標
児童健全育成に対しての基本的理解を深め、それらの活用について自分なりの見解を持てるようになる。
③ 授業の内容・計画
第1回
子どもの遊びと健全育成~健全育成をイメージしよう
第2回
現代社会の抱える諸問題①~子どもたちの抱える諸問題~
第3回
現代社会の抱える諸問題②~家庭・社会の抱える諸問題~
第4回
児童健全育成の概要
第5回
児童健全育成の意義と領域
第6回
児童健全育成対策の各機関
第7回
児童健全育成の各施策
第8回
児童健全育成を取り巻く現状①~子どもと家族~
第9回
児童健全育成を取り巻く現状②~子どもと貧困~
第10回
児童健全育成を取り巻く現状③~子どもと教育~
第11回
児童健全育成を取り巻く現状④~子どもとメディア~
第12回
児童健全育成を取り巻く現状⑤~子どもと健康~
第13回
児童健全育成を取り巻く現状⑥~子どもと放課後・遊び~
第14回
児童健全育成と福祉の課題と展望
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
事前配布の資料等があれば、必ず目を通してから授業に臨むこと。また、新聞のニュース等を意識してチェ
ックし、授業に関連のある項目等があれば保存しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
10%
20%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的な参加意欲・受講態度等
「製作物・実技など」:児童健全育成に関するレポートの発表(詳細は授業内で指示)
「その他」:授業中に指示したレポートの提出
⑥ 履修上の注意など
授業中、児童健全育成に関する問題について、自身の関心のあるテーマを調べ、発表してもらいます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。適宜プリントを配布する。
参考書:随時紹介する。
− 82 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
ー
◎金坂 尚人
越智 正篤
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
児童館の機能と運営
(ZE1010)
講
2
15
2 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
児童館の役割が拡大されていく中で、地域のニーズに応えることのできる児童厚生員 ( 指導員 ) の育成を目指
すために基本となる考えや、具体的な内容技術を習得するとともに実践力を養う。
② 学習の到達目標
児童館の意義や社会的役割を学ぶとともに具体的な方法を理解し、考察し実践できる力を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
児童館ってどんなとこ?
第2回
企画力(地域ニーズに応じた企画・企画発表会の説明)
第3回
児童館の置かれている位置・状況
第4回
遊び支援① 本来あるべき支援とは
第5回
遊び支援② プレイパークから考える館・スタッフの在り方
第6回
遊び支援③ イメージの裏側を見る 1
第7回
遊び支援④ イメージの裏側を見る 2
第8回
児童館ならではの復興支援を考える
第9回
児童館活動の実際① コミュニケーション 1
第10回
児童館活動の実際② コミュニケーション 2
第11回
児童館活動の実際③ 児童厚生員の職務と職場倫理
第12回
児童館活動の実際③「障がい児」を取り巻く環境
第13回
児童館活動の実際④ 危機管理 第14回 ポスターセッション・企画発表会
第15回
遊び支援⑤ 実際の遊び・関わり方の中から考える
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:金坂)
(担当者:越智)
④ 授業時間外の学習
第 14 回のポスターセッションにむけて、グループで企画を計画し、ポスターを作成する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・グループワークにおいての関わり方等
「製作物・実技など」:グループでの制作・発表
⑥ 履修上の注意など
昨今の社会の中で児童館が担う役割は年々大きくなっています。子ども達・保護者が求めるニーズも多様化
する中で、正解を学ぶのではなく、常に何がベストかを考える姿勢を学んでください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:『児童館テキストシリーズ① / 児童館の機能と運営』 児童健全育成推進財団 2011 年 − 83 −
− 84 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
生 命 と 科 学
(E11040)
講
2
15
3 前期
義
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎髙松 邦彦 5 号館 3 階
関 雅幸 研究室 他
-
① 授業の概要・ねらい
生命科学の進歩は近年著しく、ニュースでも多く報じられている。これは、生命科学が一般の社会生活に深
く関わっていることを示している。この「生命と科学」では、生命科学の基礎的な概念・知識を丁寧に理解し、
科学的な考え方を身につけることを目指す。生物の定義・ゲノム等の基本的な生物医学の理解を深める。また、
生物を理解するために無生物(ロボット等)を使い、生物についての理解を深める。さらに最先端生命科学の話
題にも触れ、一般社会における科学的な思考方法を例示する。
② 学習の到達目標
単細胞生物から多細胞生物までを、分子細胞生物学的な観点から捉え、生物とは何かについて考える。これ
により、細胞内では複雑なことが行われていることを理解することで、基本的な生物医学の理解を深める。
教育版レゴ ® マインドストーム ®EV3 を教材として用いる。生物と無生物の境界を考えることで、「生物と
はなにか」という問題の理解を試みる。
③ 授業の内容・計画
第1回
分子と細胞の世界
(担当者:髙松)
第2回
遺伝子と DNA
(担当者:髙松)
第 3 回 タンパク質の構造と機能
(担当者:髙松)
第 4 回 ゲノム科学
(担当者:髙松)
第5回
RNA の世界
(担当者:髙松)
第 6 回 ウィルスと微生物
(担当者:髙松)
第7回
分子レベルの進化
(担当者:髙松)
第 8 回 まとめと演習
(担当者:髙松)
第 9 回 ロボットについて (担当者:関)
第10回 メインとなる部品(EV3 ブロック)の特徴を知る、ロボットの作成
(担当者:関)
第11回 ソフトウェアの作成
(担当者:関)
第12回
各種センサーの利用について
(担当者:関)
第13回 オリジナルロボットの作成 I センサーを組み込み、グループごとにオリジナルロボットを作成する(担当者:関)
第14回 オリジナルロボットの作成Ⅱ ハード・ソフトの改善によりロボットの完成度を上げる
(担当者:関)
第15回 ロボットに関して補足とまとめ
(担当者:関)
④ 授業時間外の学習
各回の授業について、高等学校で学習した関連する内容を復習しておくこと。シラバスをよく読み、使用す
る教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学習したことを復習し、練習問題などを
解いておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験・レポート試験
「平常点」:課題提出など
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 85 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
生 活 と こ と ば
(E11140)
講
2
15
3 前期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
牛頭 哲宏
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
日本語による表現能力(文章構成能力やコミュニケーション能力)の向上を図ることを目的とする。学生生
活における授業だけにとどまらず、社会生活を送る上では、文章を書いたり、自分の意見を音声によって述べた
りする機会は多い。本講義では、正しい日本語表現のための基礎知識について学ぶと同時に、具体的な言語活動
(ロールプレイ、プレゼンテーション等)を通して、よりよい言語活動を送るための実践的な指導を行う。
② 学習の到達目標
「ことばについて考える」楽しさを知り、自分自身のコミュニケーションを多角的かつ論理的に分析できるよ
うになること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 イントロダクション ・文章の構成(序論・本論・結論)・原稿用紙の使い方
第2回
反論文(正義原則)・縮約の方法 基礎
第3回
反論文と縮約① 実践
第4回
反論文と縮約① 修正とフィードバック
第5回
反論文と縮約② 実践
第6回
反論文と縮約② 修正とフィードバック
第 7 回 プレゼンテーション原稿の書き方 基礎①
第 8 回 プレゼンテーション原稿の書き方 基礎②
第 9 回 プレゼンテーションの実践①
第10回 プレゼンテーションの実践② 修正とフィードバック
第11回 ロールプレイングの基礎
第12回 ロールプレイングの実践 修正とフィードバック
第13回 ロールプレイングの実践 修正とフィードバック
第14回 ロールプレイングの実践 修正とフィードバック
第15回 まとめ
④ 授業時間外の学習
毎時間の復習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:提出物等
⑥ 履修上の注意など
文章表現では毎時間、何らかの文章を書くことになるので、積極的に参加すること。
プレゼンテーションやロールプレイングでは、必ず全員の前で口頭発表することになるので積極的に参加す
ること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:必要に応じてプリントを配布する。なお、国語辞典(電子辞書可)を持参することが望ましい。
参考書:授業中に指示する。
− 86 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
生 物 と 環 境
(E11160)
講
2
15
3 前期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
笹井 隆邦
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
生物の絶滅速度は過去の 100 ~ 1000 倍といわれている。原因は何だろうか。生物が絶滅すると我々人類にど
のような影響があるだろうか。生きている動植物に直接触れ、身近な生態系の問題や生物多様性について考えな
がら、さまざまな環境問題やそれによって引き起こされる生態系への影響について知り、生物の進化と環境との
かかわりを学ぶ。
② 学習の到達目標
身近な生物と環境との関係について理解を深めることにより、地球規模で起こっていることにも目を向け、
生命とは何か、生きているということはどういうことかを理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
生物の分類と進化
第 2 回 自然生態系のしくみと自然生態系破壊
第3回
共生と寄生
第4回
環境破壊による生態系への影響
第 5 回 自然の価値と役割・自然観察マップ
第6回
生物多様性と保全生態学
第7回
外来生物
第8回
地球規模で起こる環境破壊
第 9 回 ゲンジボタルの生息環境
第10回
里山・ビオトープ
第11回
危険な生物(脊椎動物)
第12回
危険な生物(無脊椎動物)
第13回
危険な植物
第14回
環境ホルモン
第15回
補足とまとめ 理解度の確認
④ 授業時間外の学習
身近な自然に注意を払い、自然観察マップを作製する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度等 「製作物・実技など」:初夏の自然観察マップの作製
⑥ 履修上の注意など
講義では適宜印刷物を配布する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 87 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
地
域
福
祉
(E11170)
講
2
15
3 後期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
ー
中村かおり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
子どもたちの福祉を考え、その育ちを支えるためには、子どもや家庭の生活基盤である「地域」へ視点を向
けることが重要となる。本講義では、子どもからお年寄りまで、誰もが普通に暮らせるための仕組みづくりと実
践である地域福祉の基本的理念への理解を事例等により深め、地域の中で子どもを育むことの意義を学ぶ。
② 学習の到達目標
保育士や児童厚生員として必要な地域福祉の知識を習得し、実務の場で活用できるスキルを身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
地域福祉をイメージしよう①~実習から考える~
第2回
地域福祉をイメージしよう②~自分たちの町から考える~
第3回
地域における福祉課題
第4回
子ども・家庭を取り巻く福祉課題①
第5回
子ども・家庭を取り巻く福祉課題②~事例から考える~
第6回
地域福祉の視点と専門職に求められる技法
第7回
地域福祉における基礎知識
第 8 回 コミュニティと社会資源
第9回
地域福祉のネットワーク化
第10回
地域における子育て支援ネットワーク
第11回
行政機関における子育て支援ネットワーク
第12回
当事者同士による子育て支援ネットワーク
第13回
事例研究①~個別援助と地域福祉~
第14回
事例研究②~集団援助と地域福祉~
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
事前に資料等を配布する際には必ずそれらに目を通してから授業に臨んでください。また常に新聞等に目を
通し、地域や子ども達の関わりで気になる記事があればチェックをするよう心がけてください。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的な参加意欲・受講態度等
「製作物・実技など」:授業中指示した提出物等
⑥ 履修上の注意など
地域福祉は子どもや家庭の生活に密着した分野であり、講義では事例検討も多く行う予定です。それらに対し、
子どもの専門職を目指す者として常に課題意識を持ち、積極的に授業に関わることを期待します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。適時プリント等の配布を行う。
参考書:『児童福祉の地域ネットワーク』 牧里毎治・山野則子編著 相川書房
『児童館理論と実践』 児童健全育成推進財団 − 88 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
海
外
研
修
(E11190)
演
1
30
3 後期
習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎牛頭 哲宏
7 号館 5 階
大森 雅人
研究室 等
光成研一郎
-
① 授業の概要・ねらい
ネパールにおける教育の実態を見学し、生きる原点や学びの原点を体感し、あらためて自らの保育士や教員
としての役割や使命を確認することを目的とする。日本とは異なる教育環境であるネパールの幼稚園や小学校の
見学実習を行うことにより、教育の普遍性と特殊性を学ぶ機会とし、教員・保育士として教育的視野を広げるこ
とも目的とする。海外研修を通して、国際的な感覚を備え、教育の立場から国際貢献できる基礎能力を養う。
② 学習の到達目標
1)「異文化に触れ肌で感じる」経験を通して、日本とネパールの共通点と相違点とを相対的に見つめ、きちん
と受け止める国際感覚を育てる。
2)ネパールにおける近代化へのプロセスとして教育がどう関わっているか理解する。
3)日本とネパールにおける教育制度や教育内容の普遍性と特殊性を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 イントロダクション(他国と教育制度を比較する意義について)
第 2 回 ネパールの教育事情(基礎的な情報と教育制度の現状)
第 3 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第 4 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第 5 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第 6 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第 7 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第 8 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第 9 回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第10回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第11回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第12回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第13回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第14回 ネパールでの海外研修(保幼小等教育施設にて研修)
第15回
海外研修成果の報告及び討論会
④ 授業時間外の学習
各自が研修目標を設定し、研修期間中にその目標を達成できるよう調べ学習などの準備をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
70%
30%
0%
「平常点」:事前・事後学習や現地での受講態度
「製作物・実技など」:研修目標ならびに研修後のレポート
⑥ 履修上の注意など
英語コミュニケーションⅠ~Ⅲを履修していることが望ましい。
3 年次後期 12 月の第 3 週目の 1 週間を計画している。
ネパールの教育事情を理解することが中心課題であるが、研修を通してネパールの産業や文化など国家とし
ての成り立ちも理解すること。
往復の交通費・宿泊費等の実費は自己負担とする(約 30 万円)
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。
参考書:指定しない。
− 89 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
プレゼンテーション技法
(E11290)
演
1
30
3 前期
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
専門職者として実験結果や実践報告、研究成果などを他者にわかりやすく伝えることは重要である。本科目
では、効果的なプレゼンテーションに必要な基本的技法についてアクティブ・ラーニング型で学習し、 存在感の
あるプレゼンテーターとなる素養を身につけることをめざす。近年プレゼンテーションはコンピュータを用いる
ことが多い。しかし、プレゼンテーションの基本は、相手に自分の主張を理解してもらうことにある。この「プ
レゼンテーション技法」では、手書きで作成したスライドによる発表を行い、プレゼンテーションの基本を学ぶ。
具体的には、プレゼンテーションの論理構成や視覚物の活用技法、 質疑応答の技法、さらにあがり克服法や聞き
手をひきつける技法などを学ぶ。
② 学習の到達目標
各自の発表をビデオで撮影し、自分のプレゼンテーションの長所・短所を知り、より良いプレゼンテーショ
ンを目指す。さらに、グループでアイデアを考えるブレインストーミングや、プレゼンテーションにおけるストー
リーの作成方法についても理解を深めることで、卒業研究や社会に出たときに活かせることをねらう。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 プレゼンテーションとは
第 2 回 プレゼンテーション作成の基本技術 I(アイデア出し等)
第 3 回 プレゼンテーション作成の基本技術 II(ブレインストーミング等)
第 4 回 プレゼンテーションの作成①―I(スライド作成)
第 5 回 プレゼンテーションの作成①―II(発表原稿作成)
第 6 回 プレゼンテーションの発表①―I(各自発表(人数制限により半数))
第 7 回 プレゼンテーションの発表①―II(各自発表(人数制限により残りの半分))
第 8 回 プレゼンテーションの作成②(各自の発表内容を見直して、修正)
第 9 回 プレゼンテーションの発表②―I(各自発表(人数制限により半数))
第10回 プレゼンテーションの発表②―II(各自発表(人数制限により残りの半分))
第11回 プレゼンテーションの作成③(スライド・発表原稿作成)
第12回 プレゼンテーションの発表③―I(各自発表(人数制限により半数))
第13回 プレゼンテーションの発表③―II(各自発表(人数制限により残りの半分))
第14回
発表の振り返りと改善点の発見
第15回
理解度の確認
④ 授業時間外の学習
発表の準備をきちんとすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:授業参加・受講態度・課題提出など
⑥ 履修上の注意など
各自が興味を持って、積極的にプレゼンテーションを行うことが大切なので、出席することが大事である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜紹介する。
参考書:適宜紹介する。
− 90 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
人 間 と 教 育
(E13000)
講
2
15
3 後期 必修
義
① 授業の概要・ねらい
人間とはいかなる存在か、そして人間特有のものである教育とは何か。この根本的な問いをめぐって、さま
ざまな資料とりわけ映像資料を手がかりにして探究に努める。可能なかぎり、生きることの意味・価値について
各自がみずから考えるという授業をめざす。
② 学習の到達目標
人間およびその教育について理解を深め、自己と他者が支え合って生きていることを発見し、実感し、再確
認することを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
人間とは何か?
第3回
人間における教育という営み
第4回
映像資料を観る(1)「教えるということ」
第5回
生命の進化とヒト
第6回
映像資料を観る(2)「生命・いのち」
第7回
人間の特異性について
第8回
映像資料を観る(3)「愛とは何か」
第9回
女性と男性について
第10回
映像資料を観る(4)「性差について」
第11回
人間にとって死とは何か
第12回
映像資料を観る(5)「死について考える」
第13回
人間を人間たらしめるもの
第14回
映像資料を観る(6)「信頼・友情・希望」
第15回
人間という存在について(まとめ・総括)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポート
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。
参考書:授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 91 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
樋上 純子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
こどもの食と栄養
(E13110)
演
2
20
3 前期 必修
習
① 授業の概要・ねらい
朝食欠食・孤食・個食・偏食・咀嚼能力の未発達・小児肥満・食物アレルギーなど子どもの食をめぐる環境には、
正しく対応しなければならない問題が山積している。子どもが生涯にわたって健全な食生活を営むために、正し
い食嗜好・食習慣・食行動および自己管理能力を身につけられるよう、発育・発達過程に応じた栄養法を学ぶ。
② 学習の到達目標
食育の重要性を理解するとともに、養育者支援の一環として、子どもの食生活と栄養に関わる幅広い知識と
情報の発信者となることのできる保育士に求められる学力を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第1回
子どもの健康な生活と食生活の意義
第2回
栄養に関する基本的な知識
子どもの発育・発達と食生活
第3回
妊娠・授乳期の食生活
第4回
乳児期の食生活
第5回
幼児期の食生活
学童期・思春期の食生活
第6回
食育の基本と内容
児童福祉施設における食生活
第7回
子どもの疾病と食生活
障がいのある子どもの食生活
調乳 市販離乳食の試食
第8回
調乳 市販離乳食の試食
離乳食実習
第9回
離乳食実習
幼児食実習
第10回
幼児食実習
AB クラス
AB クラス
AB クラス
AB クラス
AB クラス
AB クラス
AB クラス
A クラス
B クラス
A クラス
B クラス
A クラス
B クラス
④ 授業時間外の学習
事前にテキストの該当箇所を読んで、予習をしておくこと。実習のあとは、実習記録を提出すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
2 コマ続きの授業に集中できるよう、体調管理に気をつけること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どもの食と栄養』 岡崎光子ほか 光生館 その他、必要に応じてプリント配布。
参考書:授業中、随時紹介。
− 92 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
発 達 心 理 学 B
(E13160)
講
2
15
3 後期 選択
研究室
◎後藤 晶子 7 号館 5 階
柳原利佳子
研究室
保育士資格取得選択必修
義
① 授業の概要・ねらい
この授業は、思春期以降の発達に焦点をあてる。思春期からのこどもの育ちを見据えることは、小学校教員
のみならず、施設の保育士にも、職務内容の対象となることもあるので大切なことである。しかしそれだけでな
く、社会にでる前に、これまでの自身の心の軌跡を振り返りつつ、人の生涯発達を理解することにより、教員・
保育士として求められる自己を絶えず省みる観点を提供する。また生涯発達心理学の立場から予見される成人期
以降の問題にも触れ、より適応的に生きるための視点を構築する。
② 学習の到達目標
自分がこれまでたどってきた道筋を振り返ると同時に、思春期以降の発達を理解する。
また今後の人生の発達の危機を理解し、さまざまな年代の人々の心模様についてより理解を深める。
③ 授業の内容・計画
第1回
児童期・青年期の発達課題
第2回
思春期からの身体変化
第3回
世代を超えた発達の影響
第4回
男性らしさ・女性らしさ
第5回
性役割と自己意識
第6回
青年期の生活習慣の問題
第7回
青年期の自己
第 8 回 アイデンティティとは
第9回
青年期以降のアイデンティティ
第10回
他者を基準とした自己評価
第11回 自分を基準とした自己評価
第12回
親からの自立
第13回
青年期の友人関係
第14回
孤独感の構造
第15回
補足とまとめ
(担当者:後藤)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
④ 授業時間外の学習
自己分析など授業時に出された課題、事前・事後に出された課題に取り組む。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:授業に課すミニレポート、課題への取り組み。
⑥ 履修上の注意など
自己分析、資料の読み取り等について真摯に取り組むこと。
ピアヘルパー資格を取得するための必修科目である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 93 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
相
談
援
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
助
(E13220)
演
資格取得要件区分
1
30
3 後期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
保育や児童福祉の実践の場は対人援助の場でもある。 日々そして刻々人との直接的、 間接的なかかわりの上
に多様なサービスがなされる。 その最も基本となるのが援助技術である。 社会福祉の理念に基づき、対人援助の
基本的な理念や歴史、 そして援助技術の理論を学び、 その上で様々な演習を取り入れ、 実践的な授業を行う。
② 学習の到達目標
対人援助技術の基礎を知り、 自己の対人援助能力の向上をおこなう。児童や家族、 利用者に対する援助技術
のあり方についての理解ができるようになる。
③ 授業の内容・計画
第1回
社会福祉援助技術とは
第2回
社会福祉援助技術の方法
第3回
保育における社会福祉援助技術の活用
第4回
児童福祉施設における社会福祉援助技術の活用
第5回
社会福祉援助技術の発展と歴史
第6回
社会福祉援助技術の種類と意義
第7回
直接援助技術
第8回
間接援助技術
第 9 回 自己を知る 自己開示と援助者
第10回
他者と関わる 第11回
他者に対するイメージを持つ
第12回
援助者としての基本姿勢 第13回 コミュニティーワーク
第14回 ケースマネージメントと援助
第15回
事例の研究
④ 授業時間外の学習
人を支援するとはどういうことか考えておく。自分が他人から助けられた場面や助けてほしかった場面を思
い出し、人を支援するときに必要な事項や能力について意見をまとめておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
75%
25%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、受講態度、課題への参加意欲・取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワークの担い手でもあることに意識をおき、保護者支援のための実践方法としての理論
を学ぶという意識で受講をすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育実践に求められるソーシャルワーク』 橋本好市・直島正樹編 ミネルヴァ書房
参考書:『ソーシャルワーカーとケアマネジャーのための相談支援の方法』 狭間香代子編 久美出版 他、
その都度紹介
− 94 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
西本 望
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教育課程総論B
(E13310)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
教育目的である人格の完成の実現にむけて、児童の心身の成長・発達に応じた教育実践を行うために、教育
課程の意義や基本的な編成原理などの理論背景について理解する。
教師が、把握したこどもの成長・発達の見通しを考えながら、何を、どのように教えるかが常に求められている。
そこで現行の学習指導要領に至るまでの教育課程の歴史的変遷を学習しながら、教育課程の編成のための思想、
構造、編成原理について学習する。学校現場における長期の学習指導計画 ( 年間行事等 )、学習指導の原理、形
態など教育方法についても学習し、その実践や省察・計画および改善についての必要性等について講述する。
② 学習の到達目標
教育課程に関する学術用語を正確に把握し、教育課程の意義や類型、学習指導要領の意義や役割その改訂の
仕組みも含め、実践に向かうための教育課程について、専門知識を獲得・理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
教育課程とは
第2回
教育課程の意義
第3回
家庭・地域社会のもつ教育機能
第 4 回 インフォーマルな教育課程とフォーマルな教育課程
第5回
教育課程の歴史的経緯Ⅰ:カリキュラム成立以前の教育方法
第6回
教育課程の歴史的経緯Ⅱ:カリキュラムの黎明期
第7回
教育課程の類型Ⅰ:カリキュラム編成の観点と思想(スコープとシークエンス)
第8回
教育課程の類型Ⅱ:教科カリキュラムと経験カリキュラム
第9回
教育課程の類型Ⅲ:種々のカリキュラムと教育実践およびその改革
第10回
教育課程作成の背景Ⅰ:こどもの成長・発達とターニングポイント:シークエンス、ヒドゥンカリキュラムの立場から
第11回
教育課程作成の背景Ⅱ:法および小学校学習指導要領との関連:文科省、学校、教師の役割
第12回
教育評価の意義と解釈
第13回
教育課程・学習指導計画の作成と展開Ⅰ:長期指導計画の概念と行事の意味
第14回
教育課程・学習指導計画の作成と展開Ⅱ:年間指導計画の作成と授業展開の意義
第15回
今日的課題について・まとめ
④ 授業時間外の学習
当該授業科目の教科書および配付プリントを熟読すること。
講義内容をしっかり丁寧によみとる。わからないことは、自ら積極的に調べたり聞いたりする。
既習の教職関連科目については、すでに当該科目を学ぶ上での既知のこととして前提条件であるとみなして
授業を進行するので、しっかりとそれらの科目内容についての復習もしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
50%
平 常 点
50%
製作物・実技など
0%
そ の 他
0%
「定期試験」:筆記試験を実施する。理解度および知識を問う。
「平常点」:積極的な参加姿勢や受講マナーおよび授業内レポートなどの課題。
「その他」:授業の進捗状況によっては、評価方法を変更することがある。
⑥ 履修上の注意など
レポート用紙等を持参すること。その他持参物を指示することがある。特別な配慮が必要なときは申し出る
こと ( 自己都合は不可 )。Syllabus の本来の意味から、進行具合等によっては、授業計画を変更することがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新しい教育課程論』 広岡義之編 ミネルヴァ書房
参考書:『人間形成のイデア』 武安宥ら 昭和堂
− 95 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保 育 指 導 法
(E13330)
演
1
30
3 前期 選択
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
多田 琴子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
園における子どもの生活は遊びを中心に展開される。乳幼児期の教育(保育)の有り様は、子どもの発達を
把握した上で子ども自身が主体性を発揮して生活する情況をつくることが保育者の役割となる。本授業は、保育
者の立場から、子ども期にふさわしい生活や遊びがもたらす意味を理解し、保育者として必要な知識と指導技術
を高める。保育を計画実施する際の基礎的事項の学習並びに保育指導案を立案し実践的演習を行う。
② 学習の到達目標
「何故保育を行うのか」「何故この活動が子どもに必要なのか」等の、保育をする意味を理解し、保育指導案
の立案から実践において必要な基礎的知識と基本的指導法の習得を目指す。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育所・幼稚園の一日の流れ、保育形態と保育指導の構造
第2回
保育課程・教育課程・指導計画について
第3回
乳幼児の遊び① 遊びの意味と必要性
第4回
乳幼児の遊び② 遊びと発達と学び
第5回
乳幼児の遊び③ 他者とのかかわりと葛藤体験・保育者の援助
第6回
子どものくらしと園行事
第7回
具体的指導方法① 指導計画立案 3 歳児・4 歳児・5 歳児
第8回
具体的指導方法② 保育の実際(VTR)から指導案作成
第9回
具体的指導方法③ 指導案作成と模擬保育① 3 歳児
第10回
具体的指導方法④ 指導案作成と模擬保育② 4 歳児
第11回
具体的指導方法⑤ 指導案作成と模擬保育③ 5 歳児
第12回
具体的指導方法⑥ 指導案作成と模擬保育④ 季節
第13回
具体的指導方法⑦ 指導案作成と模擬保育⑤ 行事
第14回
具体的指導方法⑧ 指導案作成と模擬保育⑥ 領域
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」の通読
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
30%
40%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業への参加度、指導案等の提出物、自己評価の内容
「製作物・実技など」:具体的保育技術、模擬保育での役割取得
⑥ 履修上の注意など
積極的授業参加のこと。保育者にふさわしい言動と身だしなみ、学習準備で臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:『保育所保育指針』 厚生労働省 編 フレーベル館
『幼稚園教育要領』 文部科学省 編 フレーベル館
その他、適宜紹介、配布する。
− 96 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
河田 貴子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
乳 児 保 育 Ⅱ
(E13420)
演
1
30
3 前期 必修
習
① 授業の概要・ねらい
乳児保育Ⅰで学習した乳児の発達過程や保育内容の基礎的な知識を踏まえて、より具体的に乳児保育の理論
や知識・技術の習得を図る。集団保育の中での乳児一人一人の発達段階に応じた保育のあり方や、乳児の特性で
ある生活と遊びについて具体的に学ぶ。さらにわが国における乳児保育の歴史的変遷と保育所・乳児院・家庭の
現状を把握しながら乳児保育を担当する保育者としての役割を自覚できるようにする。
② 学習の到達目標
乳児保育の意義・目的を理解し、乳児の発達過程や保育の環境をしっかりと捉え、具体的な保育の方法など
実践力を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
乳児保育Ⅱを始めるにあたって
第2回
乳児保育を取り巻く環境 社会の変容と乳児保育の意義と機能
第3回
乳児期の発達過程を振り返る 保育所保育指針をもとに
第4回
保育所での生活と遊び① (0 歳児 )
第5回
保育所での生活と遊び② (1 歳児 )
第6回
保育所での生活と遊び③ (2 歳児 )
第7回
乳児保育と指導計画 乳児における養護と教育
第8回
乳児保育の保育内容の展開① (0 歳児 )
第9回
乳児保育の保育内容の展開② (1 歳児 )
第10回
乳児保育の保育内容の展開③ (2 歳児 )
第11回
乳児保育の環境構成① 乳児保育の場にふさわしい遊びの環境
第12回
乳児保育の環境構成② 手づくり遊具の意義と実践
第13回
継承したい乳児期の遊び文化
第14回
乳児期の健康と安全を考える。 地域との連携
第15回
地域における子育て支援
④ 授業時間外の学習
日常生活のなかで出会う乳児に関心を持ち、観察したり触れ合う機会を持つ。
メデイアを通して報じられる乳児関連の記事や、子育ての情報に関心を持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・小テスト・レポートなど
「製作物・実技など」:乳児のための手づくり遊具製作
⑥ 履修上の注意など
常に課題を持って積極的な学習態度で臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新時代の保育双書 乳児保育』大橋貴美子 編 みらい
『保育所保育指針解説』厚生労働省 編 フレーベル館
参考書:『見る・考える・創りだす 乳児保育』CHS子育て文化研究所 編 萌文書林
必要に応じて資料を配布する。
− 97 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
障がい児の理解と援助Ⅰ
(E13430)
演
習
1
30
3 前期 必修
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎松尾 寛子 7 号館 5 階
岩越 美恵 研究室 他
①授業の概要・ねらい
障がい児保育・教育では,障がいに対する理解と,幼児・児童及び生徒を取り巻く環境に対する洞察力が求
められる。現在,多くの保育・教育現場では,様々な障がいのある幼児・児童がいる。その幼児・児童及び生徒
の発達を願う保育者・教育者として,障がいのある・ないに関わらず,ともに育つことができる保育・教育実践
をするためには,様々な支援の方法を知り,保育・教育の方法を身につけていくことが求められる。
② 学習の到達目標
障がいの理解と,発達支援,学習支援,家族支援のあり方を学習し,各障がいについてその特徴を理解すること,
発達を促すことができるかかわりを身につけること,障がいのある幼児・児童及び生徒やその親への支援ができ
るようになることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
障がいのある幼児・児童への保育・教育の考え方 -障がい児保育・教育の理念・歴史・形態-
第1回
(担当者:松尾)
幼児・児童及び生徒の心身の発達の道すじについて
第2回
(担当者:松尾)
障がいの特徴について理解する①(知的障がい)
第3回
(担当者:岩越)
障がいのある幼児・児童への保育・教育の方法と実践①(知的障がい児への保育の実践について)
第4回
(担当者:松尾)
第5回
障がいの特徴について理解する②(自閉性障がい)
(担当者:岩越)
障がいのある幼児・児童への保育・教育の方法と実践②(自閉性障がい児への保育
第6回
の実践について)
(担当者:松尾)
障がいの特徴について理解する③(ダウン症候群)
第7回
(担当者:岩越)
障がいのある幼児・児童への保育・教育の方法と実践③(さまざまな発達に障がいの
第 8 回 ある児童への保育実践について)
(担当者:松尾)
障がいの特徴について理解する④(学習障がい,ADHD)
第9回
(担当者:岩越)
障がいの特徴について理解する⑤(肢体不自由児)
第10回
(担当者:岩越)
障がいの特徴について理解する⑥(その他:視覚障がい・聴覚障がい・脳性まひ・
第11回
重複障がいなど)
(担当者:岩越)
障がいのある幼児・児童への保育・教育の方法と実践④(肢体不自由・視覚障がい・
第12回
聴覚障がい・脳性まひ・重複障がい児などへの保育の実践について)
(担当者:松尾)
障がいのある幼児・児童への保育・教育の方法と実践⑤(保護者への支援,専門家
第13回 との連携,就学支援の実際について)
(担当者:松尾)
障がいのある幼児・児童の保護者への支援,専門家との連携,就学支援
第14回
(ゲストスピーカー)
(担当者:松尾)
まとめ,理解度の確認
第15回
(担当者:松尾、岩越)
− 98 −
④ 授業時間外の学習
教科書にて該当箇所を事前事後学習することを求める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:定期試験
「平常点」:授業への参加態度
「製作物・実技など」:ロールプレイ,提出物
⑥ 履修上の注意など
授業では,ロールプレイ等積極的な参加を求めますので,意欲的な態度で臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『障害児心理入門』 井澤信三・小島道生編著 ミネルヴァ書房
参考書:『障害のある子どもの保育』 伊藤健次編集代表 みらい
− 99 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
障がい児の理解と援助Ⅱ
(E13440)
演
1
30
3 後期 必修
習
① 授業の概要・ねらい
近年の障がいに対する意識や制度の変化は、障がい児保育・教育現場にも大きな影響を与えるようになって
きた。従来からの障がいに加え発達障がいのある幼児への対応が大きな課題と認識されるようになった。そこで、
本講義では新しい障がいに対する知見をもとに、障がいのある幼児・児童及び生徒への理解と対応について学び
ます。
② 学習の到達目標
障害のある幼児について理解し、具体的な対応方法を身につけることができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第2回
障がい児保育の仕組み、統合保育とは、保育所・幼稚園での支援体制
第3回
知的障がいの特徴と支援の具体的方法
第4回
知的障がいの特徴と支援① Iam SAM から学ぶ
第5回
知的障がいの特徴と支援① Iam SAM から学んだことを振り返る
第6回
発達障がいの特徴と支援の具体的方法①
第7回
発達障がいの特徴と支援の具体的方法②
第8回
発達障がいの特徴と支援①レインマンから学ぶ
第9回
発達障がいの特徴と支援②レインマンから学んだことを振り返る
視覚、聴覚障がいの特徴と支援、肢体不自由児の特徴と支援、言語障がい、その他の障がいの特徴と
第10回
支援
第11回
家族への支援 、発達支援の技法の具体的方法
第12回
家族への支援 、発達支援の技法①たったひとつのたからものから学ぶ
第13回
家族への支援 、発達支援の技法②たったひとつのたからものから学んだことを振り返る
第14回
障がい児のアセスメント
第15回 まとめ,理解度の確認
④ 授業時間外の学習
障がい児の理解と援助Ⅰで学習した内容を振り返っておく
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、課題レポート等
「製作物・実技など」:制作物等
⑥ 履修上の注意など
授業内の課題に対し、積極的に取り組むこと
⑦ 教科書・参考書
教科書:
『障害児心理入門』 井澤信三・小島道生編著 ミネルヴァ書房(障がい児の理解と援助Ⅰで使用したテ
キスト)
参考書:適宜紹介する。
− 100 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教育方法・技術論
(E13450)
講
2
15
3 前期 選択
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
光成研一郎
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
教育目的、目標達成のために必要な手段として、教育の方法および技術が重要となる。学校教育においては、
発達段階や個性に応じた様々な教育方法および技術が求められる。具体的には授業の目標・内容・指導・評価な
どに関する理論的知識に裏打ちされた実践力が必要となる。さらに現代において、教育方法および技術を新しい
視点で捉え、最新のマルチメディア機器や教材を活用する方法や技術を習得する必要が生じている。この授業に
おいては、日本と諸外国とのカリキュラム、教育方法などを比較、検討し、望ましい教育法のあり方も考察して
いく。
② 学習の到達目標
教育の目的、内容について理解を深めることで教育の方法および技術が明確となる。それゆえ教育目的、教
育内容、教育方法の関係について理解を深めることを目指す。また教育方法および技術に関する諸理論を概観し、
現在求められている教育方法の知識および技術の具体像を描くことができ、情報機器および教材が活用できるよ
うになることを目指す。
③ 授業の内容・計画
第1回
教育方法の意味
第2回
教育方法の歴史的展開
第3回
教育方法の類型
第4回
教育課程の歴史的展開
第5回
教育課程の類型
第6回
教育目標・内容・評価
第7回
教育方法と学習指導(1)学習指導の原理
第8回
教育方法と学習指導(2)学習指導の過程
第9回
教材研究(教材の活用方法について)
第10回
学習指導要領の変遷と新学習指導要領の特色
第11回
総合的な学習の時間の意義
第12回
諸外国の教育方法
第13回
教育工学と教育メディア
第14回
情報機器の活用と技術(ICTの教育活用について)
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
講義終了後に次回の授業テーマについて予告をするので、教科書や資料などを読み、授業に臨むこと。予習・
復習の課題を適宜指示する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:授業終了後に筆記試験を実施する。
「平常点」:授業に臨む態度、授業中に行う小テスト、BRD、課題の提出状況などを含む。
⑥ 履修上の注意など
講義内容にのっとったレポートの提出を求めることがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『人間形成のイデア』武安宥編 昭和堂
参考書:随時紹介する。
− 101 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
体
育
Ⅱ
(E14150)
演
1
習
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
◎近藤みづき 7 号館 5 階
3 後期 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
木岡 正雄 研究室 他
小学校教諭一種免許状取得選択必修
① 授業の概要・ねらい
幼児期、児童期の子どもは新しい動きを実現する機会が多く、様々な動きを身につける過程を通じて心身一
体となって成長していく。本演習では、子どもの運動発達をふまえた上で、様々な運動遊びや身体表現、また小
学校体育における基本的技能を発展、応用できる力を養う。さらに子ども一人ひとりがもつ動きの感じに即した
援助や指導が保育・教育現場で展開できる力を身につける。
② 学習の到達目標
運動遊びや身体表現の基礎技能を発展させ、保育・教育現場で展開できる力を習得する。
小学校体育における運動特性を理解し、基礎技能と指導法を習得する。
実践現場において、身体表現や運動遊びの技能を効果的に進めていく教材づくりや環境づくりを習得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 リズム運動・身体表現
第3回
親子体操
第4回
用具を使った運動遊び①(ボール・はちまき)
第5回
用具を使った運動遊び②(短縄・長縄)
第6回
大型用具を使った運動遊び(平均台)
第7回
用具を組み合わせた運動遊び
第8回
体力を高める運動
第9回
陸上運動①(ハードル走)
第10回
陸上運動②(走り幅跳び・走り高跳び)
第11回
器械運動①(跳び箱)
第12回
器械運動②(マット)
第13回 ボール運動①(ゴール型)
第14回 ボール運動②(ネット型)
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
幼児・児童の運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
毎回の授業内容や感想を記録する授業ノートを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
60%
40%
0%
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:授業ノート
⑥ 履修上の注意など
健康管理に注意すること。
学校指定の体操服(ポロシャツ)を着用すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時プリントを配布する。
参考書:使用しない。
− 102 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
牛頭 哲宏
7 号館 5 階
研究室
教科指導法(国語)
(E14200)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
小学校における国語の授業について,実際の教育現場で役立つ指導法について具体的に考える。
② 学習の到達目標
教育実習はもちろん,将来,教壇に立ったときに役立つ指導法を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
国語って何を教える教科?
第2回
授業時間の 45 分をどう生かす?
第3回
子どもが食いつく発問のテクニックとトレーニング
第4回
子どもの発言を目に見える形にする板書メモのテクニックとトレーニング
第5回
場面の読み取りを大切にする物語の授業
第6回
理科や社会科にならないための説明文の授業
第7回
書けない子でも書けるようにする作文の授業
第8回
声に出して味わう古典の授業(教職課程基礎知識確認テストの実施)
第9回
討論や発表を楽しむ授業
第10回
漢字指導は国語指導のイロハのい
第11回
字形と書く速さを意識する書写の授業
第12回
個人差への対応と机間巡視
第13回
先生の話し方(教育話法)
第14回
学んだ実感を味わわせるポートフォリオ評価
第15回 まとめ:ふたたび「国語って何を教える教科?」
④ 授業時間外の学習
毎時間の復習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:提出物等
⑥ 履修上の注意など
講義形式をとるが、随時、発問をおこなうので、それを契機とした参加者同士の討論によって考えを深める
ことを目指す。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『現場で役立つ小学校国語科教育法』 牛頭哲宏・森篤嗣 ココ出版
参考書:『平成 20 年告示 小学校学習指導要領』文部科学省
− 103 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
中島 卓三
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教科指導法(社会)
(E14210)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
教科書を参考に、学習指導案を作成し、分かりやすい学習を行うことができるように実践を重ねる。
② 学習の到達目標
各種の資料を効果的に活用し、教科の知識、技術を学び、現場で生きた実践ができるようにする。
社会動向に目を向け、社会的視野を養う。
③ 授業の内容・計画
第1回
学習指導案の形式と具体的内容について考える(学習指導案、板書計画、細案など)
第2回
校区地図、記号など地図指導を活用した「校区たんけん」について教材研究
聞きとり、見学、地域の人々の協力、生活年表を用いた「人々のくらしのうつりかわり」
第3回
について教材研究
第4回
学習指導案の作成(1)(3、4 年生を中心して、グループで学年・単元・教材の選定)
兵庫県内の社会見学地と見学指導について考える(県内の見学地、開発教材、博物館等)
第5回
第6回
古地図、絵、写真、道具を活用して、「町の発展につくした人々」について教材研究
第7回
学習指導案の作成(2)(3、4 年生を中心して、グループで指導案作成)
第 8 回 日本国土の特色について、データから考える
第 9 回 グラフ、統計資料活用して、「わたしたちの食生活と食糧生産」 について教材研究
第10回
学習指導案の作成(3)(5、6 年生を中心して、グループで指導案作成)
第11回
戦後のおもな改革を通して「戦後の日本のあゆみ」について考える
第12回
学習指導案の作成(4)(5、6 年生を中心して、グループで指導案作成)
第13回
模擬授業の実践と検討会(1)(各グループからの提案をもとに意見交換)
第14回
模擬授業の実践と検討会(2)(各グループからの提案をもとに意見交換)
第15回
社会科の年間指導計画と他教科、行事等の関連
④ 授業時間外の学習
講義ごとに配布するレジメなどの復習、次回講義の予習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業での態度
「製作物・実技など」:学習指導案の作成、模擬授業の実践
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:『小学校学習指導要領の解説と展開 社会編』
− 104 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
佐谷 章子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教科指導法(算数)
(E14220)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
・学習指導案の読み取りや作成,模擬授業を通して,学習内容や評価について理解を深める。
・学習展開や教材,教具,資料などを工夫し,子供たちが意欲的に取り組む授業づくりを目指す。
② 学習の到達目標
・小学校での学習内容を理解し,実践的,基礎的な指導力を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第1回
小学校での学習指導計画
第2回
Ⅰ 学習指導案を読む ①教材研究と教材観
第3回
Ⅰ 学習指導案を読む ②学習展開と評価
第4回
Ⅰ 学習指導案を読む ③模擬授業
第5回
Ⅱ 学習指導案を書く(共通単元で) ①教材研究,学年間のつながり
第6回
Ⅱ 学習指導案を書く(共通単元で) ②学習展開,自力解決の手だて
第7回
Ⅱ 学習指導案を書く(共通単元で) ③指導案作成
第8回
Ⅱ 学習指導案を書く(共通単元で) ④模擬授業
第9回
Ⅲ 学習指導案を創る(選択単元で) ①単元決定と教材研究
第10回
Ⅲ 学習指導案を創る(選択単元で) ②教材研究,学習展開
第11回
Ⅲ 学習指導案を創る(選択単元で) ③指導案作成
第12回
Ⅲ 学習指導案を創る(選択単元で) ④模擬授業
第13回
Ⅲ 学習指導案を創る(選択単元で) ⑤模擬授業
第14回
授業と評価
第15回 まとめ よい授業とは
④ 授業時間外の学習
「小学校学習指導要領解説 算数編」を読み,作成する指導案の単元について学習内容を把握しておく。
児童が発問を正しく把握できるように,日ごろから明確な話し方について意識する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への参加態度,学習指導案作成,模擬授業
⑥ 履修上の注意など
学習指導案の作成は,主としてグループ討議によって進めるので,実際の授業を想定して積極的に発言でき
るように準備しておくことが望ましい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 算数編』 文部科学省 東洋館出版会
参考書:算数教科書『わくわく算数』 啓林館
『確かな算数指導の手びき』 神戸市小学校教育研究会算数部編
− 105 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
田村 壽秀
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教科指導法(理科)
(E14240)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
小学生の理科に対する興味・関心は高く、実験・観察に意欲的に取り組む。このような児童の実態をふまえ、
小学校理科の指導方法の変遷、また、現在の理科教育の理念や目標、法的位置づけや内容構成などの理論的背景
を明らかにし、小学校理科の学習指導法を明らかにする。
② 学習の到達目標
小学校で理科を学ぶ意義について理解し、小学校理科教育の全体像を把握する。そのうえで、小学校理科教
育の目的や方法について理解し、理科授業を設計・実施できる幅広い基盤を培う。
③ 授業の内容・計画
第1回
理科の授業とは
第2回
理科学習指導要領の変遷
第3回
現在の日本の理科教育
子どもの実態と学び
第4回
第5回
これから大切にしたい理科の授業
第6回
理科の授業と指導計画
第7回
理科の授業と教材研究
第8回
理科の授業と観察・実験
第9回
理科の授業と安全管理
第10回
理科学習指導案の書き方
第11回
理科の授業の実践
第12回
理科教育との関連
第13回
理科の授業と評価
第14回
世界の理科教育
第15回
模擬授業体験
④ 授業時間外の学習
理科は難しいものではなく面白い教科です。記憶する理科ではなく導きだせる理科学習の基礎を学びます。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
30%
15%
10%
「定期試験」:筆記試験或いはレポート試験
「平常点」:講義中の意欲・受講態度
「製作物・実技など」:課題レポート・製作物に対する努力と達成度
「その他」:グループでの活動意欲
⑥ 履修上の注意など
特になし。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 理科編』 文部科学省 大日本図書
参考書:使用しない。
− 106 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
橋場 雅子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教科指導法(家庭)
(E14250)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
・学習指導要領に基づいた家庭科の題材構成や指導と評価のあり方の理解
・指導案作成と教材研究、教具製作
・模擬授業の実施
② 学習の到達目標
・家庭科の目標や内容、指導事項をつかみ、2 年間を見通した題材設定を理解する。
・題材の教材研究をし、課題解決学習や基礎基本の定着などの指導法について考え、指導案を作成する。
・実践的体験的学習を指導する教師の資質を身につける。
③ 授業の内容・計画
第1回
家庭科教育のねらい 家庭科の特徴
第2回
学習指導要領(家庭) 内容と指導事項 題材の構成 内容 D(消費と環境)の扱い
第3回
2 年間の指導と評価の計画 家庭科の教科書の構成 指導と評価の一体化 第4回
内容 A(家庭生活と家族)の指導と教材研究 成長と家庭生活への心情 実践的学習
第5回
内容 B(日常の食事と調理の基礎)の指導と教材研究① 基礎基本の確かな定着 第6回
内容 B(日常の食事と調理の基礎)の指導と教材研究② 一食分の献立 実習計画
第7回
調理実習 準備から後片づけまで 実習室の設備 用具 安全 衛生 第8回
内容 C(快適な衣服と住まい)の指導と教材研究 学習形態 個別の課題 言語活動
第 9 回 「生活に役立つ布を使った製作」指導と教材研究① 基礎技能の定着と教材
第10回 「生活に役立つ布を使った製作」指導と教材研究② 主体的・課題解決学習 教具
第11回
指導案の作成(1)と相互検討 第12回
指導案の再作成(2)と資料作成
第13回
模擬授業①と相互評価
第14回
模擬授業②と相互評価
第15回
模擬授業③と評価・まとめ
④ 授業時間外の学習
指導案作成に関する指導事項の確認や資料調査など
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
10%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:レポート、調理・教具製作実技
⑥ 履修上の注意など
調理実習身支度、上履き、裁縫用具などの持参
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 家庭編』 文部科学省 東洋館出版社
『新しい家庭 5・6 年』東京書籍
参考書:『食育白書』内閣府
− 107 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
三木 伸吾
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
教科指導法(体育)
(E14280)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
学習指導要領に基づき、小学校の体育科指導に必要な目標の設定から授業計画及び具体的な指導実践法を学
ぶ各領域の運動特性を理解し、児童の発達段階のまとまりに応じた適切な指導ができるようになる
② 学習の到達目標
・運動の特性に応じた体育指導の授業計画をたて、模擬授業ができるようになる
・新学習指導要領の基本的な考え方を知り、授業に取り入れることができる
・運動の楽しみ方や、その学び方を理解し、実践できるようにする
③ 授業の内容・計画
第 1 回 これから求められる学校体育の在り方
第2回
学習指導要領の体育科の目標と内容
第3回
体育の学習の進め方と評価
第4回
運動の特性と運動の楽しさ
第5回
水泳の事故防止と安全学習
第6回
低学年の学習内容と学習指導案作成
第7回
中学年の学習内容と学習指導案作成
第8回
高学年の学習内容と学習指導案作成
第9回
運動領域に応じた学習指導案作成
第10回
模擬授業 その 1 「体つくり運動」
第11回
模擬授業 その 2 「器械運動系」
第12回
模擬授業 その 3 「ボール運動系」
第13回
模擬授業 その 4 「陸上運動系」「表現運動系」
第14回
模擬授業の研究討議の在り方
第15回
授業評価のまとめ
④ 授業時間外の学習
・学習指導要領の解釈
・学習指導案作成
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
25%
25%
5%
「定期試験」:筆記試験(学習指導計画案の作成と模擬授業)
「平常点」:平常の授業でのレポート及び課題提出物
「製作物・実技など」:模擬授業の経過と実施店
「その他」:授業態度、意欲
⑥ 履修上の注意など
模擬授業などで実技を行う際は、運動を適切に行えるよう準備を整える(運動用シューズ、運動できる服装、
髪を束ねる、装飾品を外すなど)
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 体育篇 平成 20 年 8 月』文部科学省 東洋館出版社
参考書:『新しい体育授業の運動学 子どもができる喜びを味わう運動学習にむけて』三木四郎 明和出版
− 108 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
英 語 教 育 論
(E14290)
講
2
15
3 前期 選択
義
① 授業の概要・ねらい
1.初等英語教育の意義と、その具体的な目標や課題などについて理解を深める。
2.初等英語教育のための実践力を身に付ける。
② 学習の到達目標
1.小学校「外国語活動」の授業研究を行うことや、「話しことば」という認知的道具を獲得するという視点
から英語教育を捉え、初等英語教育についての理解を深める。
2.模擬授業を通して、初等英語教育の授業の方法、指導案の作成、教材開発にける実践力を身につける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション 外国語学習の意義
第2回
海外諸国における初等外国語学習
第3回
小学校「外国語活動」の学習指導要領について
第4回
認知的道具獲得としての外国語学習
第5回
Hi Friends! 紹介と内容の特徴理解
第 6 回 「外国語活動」DVD 映像による授業の分析と考察
第 7 回 「外国語活動」ティームティーチング授業の分析と考察
第 8 回 「外国語活動」指導計画の作成
第9回
模擬授業と総合評価 Hi Friends!1 グループ 1
第10回
模擬授業と総合評価 Hi Friends!1 グループ 2
第11回
模擬授業と総合評価 Hi Friends!2 グループ 3
第12回
模擬授業と総合評価 Hi Friends!2 グループ 4
第13回
模擬授業と総合評価 プロジェクト型英語活動 グループ 5
第14回
模擬授業と総合評価 プロジェクト型英語活動 グループ 6
第15回
補足とまとめ ④ 授業時間外の学習
模擬授業の準備、リフレクションの作成、英語運用力のスキルアップのための自律学習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
60%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取組み、課題、レポート、模擬授業
⑥ 履修上の注意など
初等英語教育についての理解を深め、実践力をつけるために、何をどのように学べばよいのかについて、主
体的に学ぶ意欲と態度が求められる。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 外国語活動編』文部科学省
参考書:『小学校英語の教育法』アレン玉井光江著 大修館書店
『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログ
ラムライミング編 』リーパーすみ子著 径書房
『小学校におけるプロジェクト型英語活動の実践と評価』東野裕子 高島英幸 著 高陵社
『An Imaginative Approach to Teaching 』
Kieran Egan 著 Jossey-Bass
− 109 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
保育所実習指導Ⅱ
(E14340)
演
1
15
3 前期 選択
研究室
◎松尾 寛子 7 号館 5 階
河田 貴子 研究室 他
保育士資格取得選択必修
習
① 授業の概要・ねらい
保育所実習Ⅰや保育所実習指導Ⅰを踏まえ、自らの体験を多面的に検討し、保育所実習Ⅱに対する課題を明
確にし、実践する保育内容について指導計画を立案し、実際に保育士に代わって実践できるように具体的な保育
方法等を学ぶ。実習生の視点だけではなく保育士として身につけておくべき知識や技術などを習得し、それを実
践の場で生かすことができるようにする。保育士の視点に立って考えることができるように、資質 ・ 能力 ・ 技術
ともに身につけることができるようにする。
② 学習の到達目標
・保育所実習Ⅰや既習の教科内容との関連性をふまえ、保育実践力を培い、保育を総合的に学ぶ。
・保育士の専門性と職業倫理を理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
保育所実習Ⅱの意義と目的の理解
第2回
教務ガイダンス-手続き・日誌提出書類等の配布-
第3回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開①
第4回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開②
第5回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開③
第6回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開④
第7回
実習直前指導-実習の心得と課題の確認-
第8回
実習を終えて
④ 授業時間外の学習
保育原理、児童福祉等で学んだ児童福祉施設としての保育所の役割を十分理解するとともに、発達心理学、
乳児保育等で学んだ子どもの成長過程についての理解も深めておく。保育所実習Ⅰ、保育所実習指導Ⅰで学んだ
事柄も復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・小テスト・レポート
「製作物・実技など」:指導案作成に関する製作物、授業内で課される実技や提出物等
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない。保育所実習指導Ⅰ、保育所実習指導Ⅱ内での指導事項を守り、授業内で
与えられた課題などに対して、誠実・積極的に取り組むこと。模擬保育の要素を取り入れる。グループで練習し
た成果を発表することもある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:保育所実習指導Ⅰと同様
参考書:随時紹介する。
− 110 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
保 育 所 実 習 Ⅱ
(E14350)
実
2
40
3 前期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
保育所実習Ⅰをもとにして、さらなる保育所保育を実際に体験し、保育士として必要な資質・能力・技術を
習得することを目的とする。さらに家庭と地域の生活実態にふれて、子どもの家庭福祉ニーズに対する理解力・
判断力を養うとともに、子育てを支援するために必要とされる能力や保育士の専門性について実際に保育士から
学ぶ。子どもとのかかわりだけではなく、保護者とのかかわり、障がいのある子どもへの支援の方法とその学び、
職員間の連携、行事など、保育所で働く保育士の職務についてより具体的に学ぶ。
② 学習の到達目標
・子どもとの関わりや保育所実習Ⅰでの学びをふまえて、保育所保育への理解を深める。
・保護者支援の方法や連携の方法を知る。
・地域の子育て支援の方法を知る。
・指導計画を作成し、実践、観察、記録、評価を行う。
・保育士の業務全般を理解する。
③ 授業の内容・計画
3 年時前期に 2 週間の実習を実施する。子どもと活動を共にしながら、養護と教育が一体となって行われる保
育や保育所の社会的役割と責任を知る。また、参加しながら保育を理解したり、子どもの保育及び保護者・家庭
への支援と地域社会等との連携方法を学ぶ。指導計画を作成しそれを実践したり、ふりかえり・記録・評価をし
ながら、保育士の業務全般と職業倫理を体得し、自己の課題を明確化できるようにする。
④ 授業時間外の学習
保育原理、児童福祉等で学んだ児童福祉施設としての保育所の役割を十分理解するとともに、発達心理学、
乳児保育等で学んだ子どもの成長過程についての理解も深めておく。保育所実習Ⅰ、保育所実習指導Ⅰ、保育所
実習指導Ⅱで学んだ事柄も復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
保育所実習指導Ⅰ、保育所実習指導Ⅱ授業内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
保育士倫理綱領に基づいた行動を求める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:保育所実習指導Ⅰ・Ⅱと同様
参考書:随時紹介する。
− 111 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
施設実習指導Ⅱ
(E14360)
演
1
15
3 前期 選択
研究室
◎橋本 好市 7 号館 5 階
中村かおり 研究室 他
保育士資格取得選択必修
習
① 授業の概要・ねらい
社会福祉施設といっても、その対象、種別は数多く存在する。また各施設によって成立過程や背景、あるい
は援助方法などにおいても様々な思いや理念が存在する。そのような多様な社会福祉施設のあり方とその施設で
の理念や援助の基本を学んでいく。そして希望するそれぞれの実習に臨むにあたり、社会福祉施設の意義、利用
者の援助、職員の理念などについての理解を深める。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解ができる。 様々な利用者への援助の基礎的な能力を得て実習に望
む。
③ 授業の内容・計画
第1回
社会福祉施設の現状と種類
第2回
社会福祉施設の類型と業務について
第3回
利用者の理解 児童・障害児について
第4回
児童館の業務について
第5回
実習施設事前学習
第6回
実習計画書指導・作成
第7回
実習開始に当たっての最終確認指導
第8回
実習事後指導~施設実習への振り返りと課題~
(担当者:橋本)
(担当者:橋本)
(担当者:橋本・中村)
(担当者:橋本・中村)
(担当者:橋本・中村)
(担当者:橋本・中村)
(担当者:橋本・中村)
(担当者:橋本・中村)
④ 授業時間外の学習
社会生活で必要とされる基本的なマナーを意識した生活を送り、身につけておく。
例えば、挨拶の仕方・敬語の使い方・時間の守ること・整理整頓の仕方などである。また話し言葉と書き言
葉の違いについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・レポート等
「製作物・実技など」:実習に関する書類や手続きの取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない ( 正当な理由無き場合は実習を辞退したものと見なす )。
実習に向けての態度・意欲や社会的常識など、実社会で必要とされる言動を求めます。それらが著しく欠け
ると判断される場合も実習不可と判断する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育実習』 阿部・増田・小櫃編 ミネルヴァ書房
参考書:レジュメ配布、その都度紹介する。
− 112 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
施 設 実 習 Ⅱ
(E14370)
実
2
40
3 前期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
社会福祉施設といっても、その対象、種別は数多く存在する。また各施設によって成立過程や背景、あるい
は援助方法などにおいても様々な思いや理念が存在する。そのような多様な社会福祉施設のあり方とその施設で
の理念や援助の基本を学んでいく。そして希望するそれぞれの実習に臨むにあたり、社会福祉施設の意義、利用
者の援助、職員の理念などについての理解を深める。また児童厚員 1 級の資格習得者は、この実習において児
童館での 10 日間の実習が義務付けられている。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解ができる。 様々な利用者への援助の基礎的な能力を得て実習を行
う。
③ 授業の内容・計画
・児童福祉施設・社会福祉施設等における実習
・施設実習Ⅱは 3 年前期 8 月に、10 日間程度実施する
・期間中は施設の指導のもと実習を行い、毎日その日の実習記録をつけて提出する。
・実習期間中には、教員が巡回に訪れて学生・施設と話し合いを行い、それぞれに指導を行う。
④ 授業時間外の学習
2 年生時の実習体験をもとに、自らの課題や意欲の持ち方について再認識しておく。これまでの実習日誌を読
み返して、実習に対するイメージを持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価に基づく判断
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
施設指導Ⅱ授業内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:実習先からの指定図書等その都度紹介
− 113 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
幼 稚 園 実 習 Ⅱ
(E14390)
実
3
30
3 通年 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
習
研究室
◎多田 琴子 7 号館 5 階
光成研一郎
研究室
① 授業の概要・ねらい
幼稚園教育の実際を体験学習する。幼稚園実習Ⅱは幼児教育理論と保育実践の統合を図り、実践力を養うことを
目的とする。保育者としての使命感と自覚をもって資質向上を目指し、子どもの前に立つにふさわしい保育者像を把握
すると同時に、幼稚園教育の実際から、実践的技術と自己評価力を身につけることをねらいとする。特に今回の実習
の場では、保育指導案を立案し、保育全般の流れを把握し、幼稚園教育の内容と方法の総括的な把握と実践を行う。
② 学習の到達目標
・幼稚園の役割と具体的な仕事内容を知る。
・幼稚園教員にふさわしい資質と能力を確認する。
・自身の幼稚園教員としての実践力を自己評価する。
・自身に必要な実践的技術を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第1回
幼稚園実習Ⅱの準備と心構え・実習園の把握・実習記録の書き方と個人記録の取り方
第2回
実習前ガイダンス 教育実習日誌配布
第3回
実習事前指導 検便結果返却
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
10 月に学外の幼稚園で 3 週間の実習を行う
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
幼稚園実習Ⅱ終了後の自己評価・実習園への礼状
④ 授業時間外の学習
教科書を通読しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
20%
60%
20%
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:実習日誌
「その他」:実習先評価等
⑥ 履修上の注意など
①実習期間は、実習園の教職員に準じ、綱紀粛正につとめ、職務規程や教職員としての倫理観をもつ。
②実習幼稚園の教育方針に沿い、「実習させていただく」という謙虚な気持ちをもつ。
③教育・保育業務に直接つながらない仕事や役割でも積極的に取り組む姿勢をもつ。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育の学び「スタートブック」』 久富陽子編著 萌文書林
参考書:『考え,実践する教育・保育実習』 上野恭裕・大橋喜美子・浦田雅夫編著 保育出版社
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
− 114 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
小 学 校 実 習
(E14400)
実
3
30
3 通年
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修 ◎井上 文雄 7 号館 5 階
研究室
必修 小学校教諭一種免許状取得必修 牛頭 哲宏
① 授業の概要・ねらい
小学校実習は、将来小学校教員をめざす者が、一定の期間小学校現場において経験豊富な教員の指導のもと、
教育活動を実際に体験する場である。実習においては、学習指導のほか学級運営や校務全般についての理解を深
める。さらに、教員としての指導技術や態度を身につけ、その任務と使命を自覚することを目的とするものであ
る。
② 学習の到達目標
・小学校教育の概要を理解し、今までに学習した教職や教科に関する科目と実践との融合を図る。
・児童との関わりを通して、児童への理解を深める。
・教科や教科外等の指導計画の考え方や立て方を理解するとともに、実践的指導技術を身につける。
・小学校教員という職業の任務や使命を体得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション 教育実習の内容、意義、心得
第2回
小学校の組織、活動(職員、職員会、学年打ち合わせ、学級事務など)
第3回
小学校での学習(各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習、特別活動)
第4回
特別支援教育、生徒指導
第5回
学習指導の実際 ( 学習指導案、指導略案の形式と内容、書き方 )
第6回
模擬授業と授業記録の取り方
第7回
実習日誌、各記録の書き方、挨拶文・礼状作成
第8回
小学校実習の振り返りとまとめ
※ 7 回の事前学習の後に、3 週間の小学校での実習を行う。
④ 授業時間外の学習
小学校児童の発達や小学校での学習指導等について理解を深めておく。また、毎回、教科書を事前に熟読し、
自分の考えや疑問点などを持てるようにしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価
「その他」:実習日誌、レポート等
⑥ 履修上の注意など
事前指導は教育実習に向けての基本的な事項を学習するものである。真摯な態度で教育実習事前・事後指導、
教育実習に臨むこと。いずれも遅刻、欠席は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校教育実習ガイド』石橋・梅澤・林 編 萌文書林 参考書:適宜紹介する。
− 115 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究A
(おもちゃと文化)
選択
2 15 3 前期
(E15000)
必修
講
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
◎井上 重義
尾﨑 織女
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
人間の心身の成長にとって大切な「遊び」をより楽しく発展させてくれるものが「玩具」である。日本の玩
具の発展を世界の歴史の中で概観したあと、江戸時代後期に誕生した「郷土玩具」をとりあげる。文献の記述や
実物の観察を通して、また玩具作りの実技を通して、色や形、素材、縁起、動く仕掛けを考察し、玩具に込めら
れた日本人のこども観や自然観、美意識などをさぐる。
② 学習の到達目標
・玩具の歴史と玩具をとりまく子ども文化について理解を深める。
・商品玩具が氾濫する中で忘れられがちな “ 作って遊ぶ ” 楽しさを体験し、玩具に込められた知恵と工夫を考察
しながら、こどもが喜ぶ玩具作りの基本を習得する。
③ 授業の内容・計画
第1回
玩具学事始め ~ Toys with Nine Lives( おもちゃは死なない ) ~ (担当者:尾﨑)
第2回
玩具のはじまり ~呪具から玩具へ~
(担当者:尾﨑)
第3回
文献にみる日本の玩具の姿 ~独楽・双六・凧・手まり・羽子板~(担当者:尾﨑)
第 4 回 日本の人形の歴史 ~節句の人形遊びを通して~
(担当者:尾﨑)
第 5 回 ままごと遊びの歴史 ~考古学・民俗学が明らかにするもの~
(担当者:尾﨑)
第6回
郷土玩具と子育ての習俗 ~病魔を払い健康を祈る赤い玩具~
(担当者:尾﨑)
第7回
近世庶民が愛した玩具 ~江戸の玩具絵本『江都二色』より~ (担当者:尾﨑)
第8回
近世庶民が愛した玩具 ~江戸時代の物売図絵と玩具~
(担当者:尾﨑)
第9回
近代玩具の登場 ~明治 ・ 大正 ・ 昭和の商品玩具の歴史概観~ (担当者:尾﨑)
良いおもちゃとは?/玩具作り①ストローで作る「ロケット」「笛」「手の動く人形」(担当者:井上)
第10回
第11回
玩具作り① 牛乳パックで作る 「カメラ」 「こま」
(担当者:井上)
第12回
玩具作り② 割り箸で作る 「輪ゴム鉄砲」 「木びき人形」
(担当者:井上)
第13回
玩具作り③ 折り紙と新聞紙で作る 「凧」 「風車」 「帽子」
(担当者:井上)
第14回
玩具作り④ 江戸時代の玩具 「ご来迎」 「かくれ屏風」
(担当者:井上)
第15回
玩具作り⑤ 江戸時代の玩具 「鯉の滝のぼり」 「松風ごま」
(担当者:井上)
④ 授業時間外の学習
自らの子ども時代、傍らにあった玩具と遊びについて、その体験を振り返っておくこと。また、現代社会に
流通する玩具について関心をもち、よく観察しておくこと。各授業時に伝える課題をふまえて授業に臨むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験(レポート)
「平常点」:授業に対する積極性
「製作物 ・ 実技など」:製作物 ( 伝承玩具 ) の提出
⑥ 履修上の注意など
授業は可能な限り対話形式で行いたいので積極的に参加して下さい。授業中に配布する資料は大切に保管し
て下さい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『伝承手づくり玩具』 井上重義著 草土文化刊
その他適宜資料を配布します。
− 116 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究B
(おはなしの世界)
選択
1 30 3 後期
(E15010)
必修
演
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
芦田 悦子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
ストーリーテリングについての基本的な理論を学び、実習する。
② 学習の到達目標
おはなしを 1 つ語れるようになる。
③ 授業の内容・計画
第1回
授業のすすめ方、課題についての説明。ストーリーテリング概説。
第 2 回 ストーリーテリングとは何か。その歴史について
第 3 回 ストーリーテリングとは何か。その現状について。
第 4 回 ことばについて考える。
第 5 回 ことばに対する感覚を磨く。
第6回
昔話の特徴を知り、なぜ重要なのかを学ぶ。
第7回
おはなしを選ぶために必要なことを学ぶ。
第8回
選んだおはなしについて検討する。
第9回
おはなしを覚えるために。
第10回
声に出して話すことをやってみる。
第11回
“ おはなしの時間 ” の実際について。
第12回
読書への導きとしてのストーリーテリング
第13回 さまざまな試みについて。
第14回
実際に語ってみる。 小さい人のためのおはなし。
第15回
実際に語ってみる。 大きい人のためのおはなし。
④ 授業時間外の学習
配布するリストにある本をできる限りたくさん読むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:課題のレポート・授業での発表・小テストなど
「製作物・実技など」:おはなしを語ること
⑥ 履修上の注意など
授業のはじめに おはなしをするので遅刻しないこと。欠席した場合はその授業内容や課題を受講した学生
から聞いておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ストーリーテリング その心と技』 エリン・グリーン著 こぐま社
『ストーリーテリング―現代におけるおはなし―』 間崎ルリ子著 児童図書研究会
参考書:授業にて指示します。
− 117 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究C
(こどもと造形)
選択
1 30 3 前期
(E15020)
必修
演
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
乳幼児期のこどもは、日々の生活の中で、みたり・きいたり・ふれたりするものの美しさなどに心を動かされ、
その感動を自分なりに表すことを楽しみつつ、生涯にわたる感性や表現力の基礎を培う。この科目では、保育者
に求められる造形的表現力を深めつつこどもの世界に近づきたい。乳幼児期の造形的行為について、実践の場に
おいて自ら課題をみいだし研究することを通して理解を深め、表現を育む人になるための資質の向上を目指す。
② 学習の到達目標
こどもの育ちと表現のかかわりを理解し、保育者として総合的に捉え実践する力をみにつける。
多様な表現活動を通して自らの造形力を高め感性を磨き、こどもの造形表現を育む人になるための技量を高
める。
③ 授業の内容・計画
第1回
表現を育む人になるために こども時代と造形表現
第2回
造形を楽しみ感性をみがく1 色であそぶ
第3回
造形を楽しみ感性をみがく2 点・線・面であそぶ
第4回
造形を楽しみ感性をみがく3 形であそぶ
第5回
造形を楽しみ感性をみがく4 素材を見つけてあそぶ
第6回
保育と造形表現 1 ごっこ遊びをたのしむ
第7回
保育と造形表現 2 劇遊びをたのしむ
第8回
保育と造形表現 3 伝承遊びをたのしむ
第9回
園生活と造形表現 1 行事を豊かに
第10回
園生活と造形表現 2 生活環境を豊かに
第11回
造形表現の指導に向けて 1 多様な指導法と保育者の役割 ゲストスピーカー
第12回
造形表現の指導に向けて 2 間接的な指導
第13回
造形表現の指導に向けて 3 直接的な指導
第14回
造形表現の指導に向けて 4 グループ制作の指導 ゲストスピーカー
第15回 こども時代の表現を育むために
④ 授業時間外の学習
身近にある基本的な造形素材(紙、布、糸、木片、自然物等)や用具(描画材、工具等)を活用し、保育に
活かせる造形作品(指導見本)を制作する。身近なこどもや保育現場の活動に積極的に関わり、こどもと造形に
ついて理解を深める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
40%
0%
「定期試験」:定期試験
「平常点」:授業参加 受講態度 グループ活動 口頭発表等
「製作物・実技など」:作品等
⑥ 履修上の注意など
準備物は忘れないこと。
課題制作にあたっては、意欲的に工夫し誠実な態度で臨んでほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜資料を配布する。
参考書:『子どもはみんなアーティスト』和久洋三遊びの共育法① 玉川大学出版部
『子どもの世界をどうみるか』津守真 NHK ブックス
『イメージの誕生』中沢和子 NHK ブックス
− 118 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究D
(こどもの運動学)
選択
1 30 3 後期
(E15030)
必修
演
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎近藤みづき 7 号館 5 階
三木 伸吾 研究室 他
-
① 授業の概要・ねらい 教育・保育現場ではこどもたちが新しい動きを覚え、覚えた動きをより良くしていく活動が展開されている。
そこでは、教育者、保育者は動きの習熟過程を理解した上で、こどもたちの動きを観察し、実施上の問題点を見
抜く力が求められている。本授業では、運動指導の実践場面に重要なスポーツ運動学(発生運動学)について実
践を伴いながら学習する。さらに、動きを覚える身体知、動きを教える身体知について理解することをねらいと
する。
② 学習の到達目標
人間の運動について理解する。
動きを覚え、習熟する過程について理解し説明できる。
動きを覚える身体知、教える身体知について理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 スポーツ運動学について
第3回
人間の運動発達について
第4回
運動の形成位相について
第5回
運動観察について
第6回
動きを覚える身体知①始原身体知
第7回
動きを覚える身体知②形態化身体知
第8回
動きを覚える身体知③洗練化身体知
第9回
動きを教える身体知①素材化身体知
第10回
動きを教える身体知②処方化身体知
第11回
運動指導における事例検証①動きを覚える(始原・形態化)
第12回
運動指導における事例検証②動きを覚える(洗練化)
第13回
運動指導における事例検証③動きを教える(素材化)
第14回
運動指導における事例検証④動きを教える(処方化)
第15回 まとめと補足
④ 授業時間外の学習
レベルは問わないが、自分の運動経験を増やしておくこと。
毎回の授業内容や感想を記録する授業ノートを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:授業ノート
⑥ 履修上の注意など
主体的に受講すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書:『スポーツ運動学』マイネル著大修館書店
『身体知の形成上・下』金子明友著明和出版
『新しい体育授業の運動学』三木四郎著明和出版
− 119 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究E
(こどもと音楽)
選択
1 30 3 前期
(E15040)
必修
演
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
7 号館 5 階
戸川 晃子
研究室 他
山岸 徹
-
① 授業の概要・ねらい
保育内容 「表現」 の意義やこどもの発達と音楽の関係について考え、幼児の発達と音楽的な感性やリズム表現・音
楽表現についての理解を深めるとともに自分自身の表現についても探る。幼児期の音楽的活動における指導計画を学び、
童謡や幅広い楽曲を用い弾き歌いや合奏をする。模擬保育、模擬授業を行なう中で音楽指導の方法を考える。
② 学習の到達目標
こどもの発達と音楽の関係の理解および童謡の特性についての理解を深める。
保育者・教員としてこどもの音楽的表現力や感性を引き出し、育むためのピアノ演奏技術の習得。音楽的活
動の指導計画をたて、模擬保育や模擬授業ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 こどもの発達と音楽
第2回
童謡とお話し①選曲
第3回
童謡とお話し②話の創作と構成
第4回
童謡とお話し③表現の工夫
第5回
童謡とお話し④まとめ
第6回
劇遊びの音楽①リズム楽器
第7回
劇遊びの音楽②メロディー楽器
第8回
劇遊びの音楽③リズム楽器とメロディー楽器
第9回
劇遊びの音楽④まとめ
第10回
幼児と合奏①童謡を用いて 記譜法
第11回
幼児と合奏②編曲の方法
第12回
幼児と合奏③まとめ
第13回
音楽的活動における指導計画①事例研究
第14回
音楽的活動における指導計画②立案
第15回 まとめと補足・理解度の確認
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川・山岸)
(担当者:瀬川・戸川・山岸)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
④ 授業時間外の学習
実技中心であるので、恒常的にピアノおよび引き歌いを練習すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
20%
50%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験(レポート・指導案作成など)
「平常点」:授業への積極的取組み・意欲
「製作物・実技など」:器楽合奏用の編曲楽譜など
⑥ 履修上の注意など
幅広い音楽に関心を持つことで、表現の幅を拡げるように努めること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『こどものうた 200』 小林美実編 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 植田光子編著 音楽之友社
参考書:『幼稚園教育要領』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針』 厚生労働省 フレーベル館
絵本
随時配布する。
− 120 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究G
(自然環境づくり)
選択
1 30 3 通年
(E15060)
必修
演
習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎井上 文雄 7 号館 5 階
笹井 隆邦
研究室
-
① 授業の概要・ねらい
現在、小学校ではビオトープがあるのは当たり前となっており、ビオトープづくり、維持・管理の知識や技
術は必要不可欠である。本講義では構内および近隣の里山などでフィールド活動をおこない、里山に生息する多
様な動植物とそれらを支える環境との相互関係の理解を深める。また、里山での活動や文献で得た情報をもとに
学内の裏山を利用しビオトープを作り、維持管理していく。
② 学習の到達目標
自然の仕組みを肌で感じ、ビオトープの意義、保全の方法について学び、“ 生態系の多様性 ”“ 生物種の多様性 ”
“ 遺伝子の多様性 ” などについて理解を深める。
③ 授業の内容・計画
第1回
はじめに ビオトープとは
第2回
学内ビオトープ池、裏山の散策 イメージづくり
第 3 回 ビオトープ池 見学 第 4 回 ビオトープ池 見学 第5回
小学校ビオトープ 見学
第 6 回 ビオトープの設計・計画
第 7 回 ビオトープづくり
第 8 回 ビオトープの整備・管理
第 9 回 ビオトープの植生・生き物
第10回 ビオトープづくり
第11回
小学校ビオトープの現状と課題
第12回
学校教育とビオトープ
第13回
成果発表 学内ビオトープ・学内裏山見学 第14回
成果発表 ○○小学校見学
第15回
成果発表 各班 パワーポイント
④ 授業時間外の学習
近くの里山やビオトープを散策し、ビオトープづくりのヒントを得る。
本やインターネットで知識を得、活用する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
40%
0%
10%
「定期試験」:レポート
「平常点」:受講態度及び授業への参加
「その他」:発表
⑥ 履修上の注意など
受け身ではなく、積極的にビオトープ作りに参加すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:資料を適宜配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 121 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究H
(科学するこころ)
選択
2 15 3 前期
(E15065)
必修
講
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
「科学するこころ」を、「科学的な事象に親しみをもち,それを科学的に見たり考えたりしようとする心」と、
「実際に科学的な思考を使ってさまざまな事象に関わっていく実践力」が複合されたものと考える。こうした「こ
ころ」をもつことは、科学技術の恩恵が日常生活の中に遍在する現代社会では、もはや必須のものとなっている。
そこで本授業は、受講者自身の「科学するこころ」の育成とともに、こどもの「科学するこころ」を育成できる
力を修得させることをねらいとする。
② 学習の到達目標
さまざまな自然事象に対して興味・関心を持ち、主体的にかかわりをもつようになること。
科学的思考の知識をもつともに、科学的思考の実践力をもつこと。
こどもたちの「科学するこころ」が育成できるような活動の環境設定と援助ができる力をもつこと。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス、科学するこころとは何か、なぜ「科学するこころ」が求められるのか
第2回
活動「木の葉探し」
第3回
活動の振り返り(気づきのフィードバック)
第4回
活動「紙飛行機遊び」
第5回
活動の振り返り(活動中の思考過程の自己分析)
第6回
活動「裏山探検」
第7回
活動の振り返り(探究活動可能な課題の設定)
第8回
活動「確かめる(探究活動)」
第9回
活動の振り返り(科学的思考の過程の理解)
第10回 「科学するこころ」育成に関連する事例研究
第11回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像①-アイデアの創出-
第12回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像②-立案-
第13回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像③―仕上げ―
第14回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像④-実践シミュレーション-
第15回
振り返り(立案した遊びの見直し)
④ 授業時間外の学習
各回授業の受講後は、授業内容を振り返りしっかりと定着するように努力すること。また、日頃から自然事
象の中に不思議を見つけられるように心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題
⑥ 履修上の注意など
本授業では、タブレット端末を使用した学習支援システムを活用して共同学習を行うので、積極的な授業参
加が必須となる。また、各授業は、相互に関連した内容で構成されているので、欠席や遅刻があると学習成果が
著しく低下するので注意してほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。必要に応じてハンドアウトを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 122 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
古木登紀子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
リ ト ミ ッ ク Ⅰ
(E15070)
演
1
30
3 後期 選択
習
① 授業の概要・ねらい
エミール・ジャック=ダルクローズが創設した、音楽基礎教育の具体的な実践教育である『リトミック』の
技術的習得と指導法学習を行う。リトミックを指導する上での基礎的な、リズム運動・ピアノ演奏法・指導法(3
歳児)を習得する。
② 学習の到達目標
・リズムを表現する基礎的な動きができるようになること。
・リズム指導における基礎的なピアノ演奏法ができること。
・3 歳児指導法の年間カリキュラムを把握してそれを実践できること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 リトミックの説明と指導 第 2 回 リズム運動(1) 基礎的な動き(強弱・テンポ・アクセント)
第3回
指導法(1) 3 歳児保育 1 学期
第 4 回 リトミックのためのピアノ演奏法(1) 3 歳児保育 1 学期
第 5 回 リズム運動(2) 基礎リズム① 2 拍子
第6回
指導法(2) 3 歳児保育 2 学期
第 7 回 リトミックのためのピアノ演奏法(2) 3 歳児保育 2 学期
第 8 回 リズム運動(2) 拍子
第9回
指導法(3) 3 歳児保育 3 学期
第10回 リトミックのためのピアノ演奏法(3) 3 歳児保育 3 学期
第11回 リズム運動(4) 基礎リズム② 3 拍子・4 拍子
第12回 リズム運動(5) リズムカノン(導入)
第13回 まとめ (1) 指導法の復習とまとめ
第14回 まとめ (2) リズム運動の復習とまとめ
第15回 リトミック理論 リトミックの理論とダルクローズについて(1)
④ 授業時間外の学習
授業前 教科書に記載されている指導におけるピアノの課題を各自練習をしておくこと。
授業後 授業内でしたリズム運動を復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:実技試験にて幼稚園・保育園での 3 歳児に対しリトミックの指導が可能な技能を修得
「平常点」:授業参加・受講態度・小テストなど
⑥ 履修上の注意など
体を動かす授業です。動き安い服装で、底の薄いバレーシューズを用意して出席して下さい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園・保育園のためのリトミック/ 3 歳児用』 リトミック研究センター(1990 年)
参考書:『リズムと音楽と教育』 エミール・ジャック=ダルクローズ著 全音楽譜出版社
『リトミックってなあに』 岩崎光弘編著 ドレミ楽譜出版社
リトミック教具
・カラーボード リトミック研究センター
・スティック リトミック研究センター
・指導資格認定試験リズム課題練習 CD
− 123 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
教 育 と 情 報
(E15125)
講
2
15
3 後期
義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
本授業は、より高い教育効果を得ることができるように、教育方法を開発することができる能力の育成を目指
して行う。そのための方法として、教育工学の分野において蓄積されてきた知見を活用し、中でも特に ICT の
活用を中心に学習する。具体的な内容として、まず教育方法改善を考える上で基礎となる理論を学び、次に ICT
を活用した授業実践の実際として、ネットワークを活用した学習環境や PowerPoint を用いた教材作成等を学ぶ。
② 学習の到達目標
教育方法の開発に必要となる基礎理論を修得すること。
保育・教育分野における ICT の活用方法を理解するとともに、自身の保育・教育実践においても ICT を活用
して教育効果を向上させることができるようになること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス、ICT を活用した教育方法
第2回
教育方法とは
第 3 回 日本の教育方法の検討
第4回
教育方法開発の基礎となる考え方①-認知科学の知見-
第5回
教育方法開発の基礎となる考え方②-発達のとらえ方-
第6回
教育方法開発の基礎となる考え方③-足場づくり-
第7回
ICT を活用した学習環境①-概論-
第8回
ICT を活用した学習環境②-体験-
第9回
ICT を活用した学習環境③-実践-
第10回
PowerPoint を活用した教材開発①-構想-
第11回
PowerPoint を活用した教材開発②-試作-
第12回
PowerPoint を活用した教材開発③-作成-
第13回
PowerPoint を活用した教材開発④-仕上げと発表練習-
第14回
PowerPoint を活用した教材開発⑤-発表-
第15回
振り返り(自己評価、相互評価)
④ 授業時間外の学習
講義終了時に次回の授業テーマに関する予告をするので、必要な準備しておくこと。また、受講後の振り返
りをしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題
⑥ 履修上の注意など
本授業では、共同学習も取り入れた内容で行うので、積極的な授業参加が必須となる。また、各授業は、相互
に関連した内容で構成されているので、欠席や遅刻があると学習成果が著しく低下するので注意してほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。必要に応じてハンドアウトを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 124 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
保 育 実 践 演 習
(E15200)
演
2
15
3 通年 必修
保育士資格取得必修
習
担当者名
研究室
◎光成研一郎 7 号館 5 階
他
研究室
①授業の概要・ねらい
こどもの保育・教育に携わる人材として、保育や教育にかかわる内容の向上ないし課題に効果的に取り組む
態度を育成する。課題のたて方、分析や検討の方法について学び、研究的態度をもって主体的に取り組む基盤を
形作る。
② 学習の到達目標
資料や他者の意見を検討し、実践を深めながら議題の立案、分析、検討などの方法を修得する。
③ 授業の内容・計画
内容 各教員ゼミのテーマ
大森:幼児教育の場におけるICT活用について多面的な視点から検討を行い、ICTを活用した保育実践
について調査研究を行う。
上月:「保育と紙」をテーマに紙の特質や活用法などを探求し、紙芝居や絵本などの児童文化の世界について
調査研究を行う。
後藤:つらい思いやしんどい状況に巻き込まれたときに立ち直るための条件、きっかけ、プロセスなどに関
する調査研究を行う。
近藤:こどもの発達発育を踏まえ、効果的な運動について考える。
瀬川:こどもと音楽について、音楽的表現活動の視点で調査研究を行う。
多田:指導計画の立案、模擬保育、リフレクションを通して保育実践力の養成に努める。
橋本:社会福祉の価値と倫理、専門的視点と知識の確立を目的に調査研究を行う。
藤本:本物の作品を鑑賞し、美的感情を言語化し、作品について調査研究を行う。
松尾:実習等の経験から得た保育に関する事柄について文献研究・調査研究を行う。
光成:災害安全に焦点を当て、こどものための災害安全教育について考える。
柳原:データを活用し、近年の教育・保育の動向について調査研究を行う。
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
オリエンテーション(担当者:光成・柳原)
論文の書き方、作品のまとめ方に関する指導(担当者:柳原)
論文の書き方、作品のまとめ方に関する指導(担当者:瀬川・藤本・近藤)
研究テーマの検討(担当者:ゼミ担当教員)
研究テーマの検討(担当者:ゼミ担当教員)
研究方法の検討(担当者:ゼミ担当教員)
研究方法の検討(担当者:ゼミ担当教員)
研究の具体的実践(担当者:ゼミ担当教員)
研究の具体的実践(担当者:ゼミ担当教員)
研究の具体的実践(担当者:ゼミ担当教員)
研究の具体的実践(担当者:ゼミ担当教員)
研究実践過程の検討と再方向付け(担当者:ゼミ担当教員)
さらなる具体的実践(担当者:ゼミ担当教員)
研究結果のまとめ(担当者:ゼミ担当教員)
研究成果の発表(担当者:科目担当全教員)
④ 授業時間外の学習
研究テーマ、方法に関する事前・事後学習、実践についての考察など。
− 125 −
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:研究に取り組む姿勢などを総合的に評価する。
「製作物・実技など」:論文、作品等の研究成果を評価する。
⑥ 履修上の注意など
取り組んだ成果については、論文にまとめて提出する。なお作品の場合は作品とその概要(作品を説明したも
ので、A 4 用紙一枚、1600 字程度)を提出する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜紹介する。
参考書:適宜紹介する。
− 126 −
授業
授業科目名(コード番号)
単位 時間
開講 卒業
学年
数
数/
時期 要件
授業形態
単位
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
児 童 館 実 習
(ZE1030)
実
2
40
3 通年 選択
習
① 授業の概要・ねらい
施設実習Ⅱにおいて児童館における基礎的な理解はできている。その上に本実習においては、より専門性の
高い児童厚生員を目指し実習を行う。児童館との地域の関わりや、子ども一人ひとりの理解に応じた対応の在り
方、また職員間の連携や保護者対応など根より実践的な能力の獲得を目指す。
② 学習の到達目標
児童館についての基礎的な知識と能力を有し、児童館の専門性とスキルの獲得ができるようにする。
③ 授業の内容・計画
・児童館における実習
・実習は施設実習Ⅱに引き続きに、10 日間程度実施する
・期間中は施設の指導のもと実習を行い、毎日その日の実習記録をつけて提出する。
・実習期間中には、教員が巡回に訪れて学生・施設と話し合いを行い、それぞれに指導を行う。
④ 授業時間外の学習
今までの実習体験をもとに、自らの課題や意欲の持ち方について再認識しておく。これまでの実習日誌を読
み返して、実習に対するイメージを持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習先からの評価、実習に望み事前の準備・提出物等
「その他」:実習日誌
⑥ 履修上の注意など
施設実習等の学びを踏まえて、指導を受けてきた事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:実習先からの指定図書等その都度紹介
− 127 −
− 128 −