金ケ崎町若年者移住定住促進家賃補助金交付要綱 (趣旨) 第1 この

金ケ崎町若年者移住定住促進家賃補助金交付要綱
(趣旨)
第1 この要綱は、若年層の金ケ崎町への移住定住促進を図るた
め 、本 町 に 定 住 す る 意 思 を 有 し 、U タ ー ン 又 は I タ ー ン し た 若
年 者 の 民 間 賃 貸 住 宅 の 賃 借 に 要 す る 経 費 に 対 し 、予 算 の 範 囲 内
に お い て 金 ケ 崎 町 若 年 者 移 住 定 住 促 進 家 賃 補 助 金( 以 下「 補 助
金 」と い う 。)を 交 付 す る こ と に 関 し 、金 ケ 崎 町 補 助 金 交 付 規
則( 昭 和 4 2 年 金 ケ 崎 町 規 則 第 2 0 号 。以 下「 規 則 」と い う 。)
に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2 この要綱において、次の各号に掲げる用語の定義は、当該
各号に定めるところによる。
(1 ) 住 民 登 録 金 ケ 崎 町 の 住 民 基 本 台 帳 ( 住 民 基 本 台 帳 法 ( 昭
和 4 2 年 法 律 第 8 1 号 )第 5 条 に 規 定 す る 住 民 基 本 台 帳 を い
う。)に登録されていることをいう。
( 2 ) U タ ー ン 者 本 町 の 出 身 者 で 、3 年 以 上 町 外 へ 転 出 し た 後 、
新 た に 町 内 事 業 所 に 正 社 員( 契 約 期 間 の 定 め が な く 雇 用 さ れ
て い る 労 働 者 を い う 。以 下 同 じ 。)と し て 就 職( 転 籍 、出 向
に よ る も の を 除 く 。以 下 同 じ 。)す る た め 、本 町 に 住 民 登 録
した若年者をいう。
(3 ) I タ ー ン 者 本 町 以 外 の 出 身 者 で あ っ て 、 新 た に 町 内 事 業
所 に 正 社 員 と し て 就 職 す る た め 、本 町 に 住 民 登 録 し た 若 年 者
をいう。
(4 ) 若 年 者 第 6 条 第 1 項 の 申 請 時 に お い て 年 齢 が 3 5 歳 未 満
の者をいう。
(5 ) 民 間 賃 貸 住 宅
建物の所有者との間で賃貸借契約を締結し、
自己の居住の用に供する住宅で次の住宅を除くものをいう。
ア
町営、県営住宅等の公的賃貸住宅
イ
社宅又は寮等の事業主から貸与を受けた住宅
ウ
申請者以外が契約した賃貸借契約に基づく住宅
エ
申請者及び申請者の配偶者の2親等以内の親族が所有し、
又は管理している住宅
(6 ) 家 賃 民 間 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 借 契 約 に 定 め ら れ た 賃 貸 料 ( 管
理 費 、共 益 費 及 び 駐 車 場 使 用 料 等 の 直 接 住 宅 の 賃 貸 料 と 認 め
られないものを除く。)の月額をいう。
(7 ) 住 宅 手 当 事 業 主 が 従 業 員 に 対 し て 支 給 又 は 負 担 す る 民 間
賃貸住宅に係る手当等の月額をいう。
(8 ) 町 税 等 町 民 税 、 固 定 資 産 税 、 国 民 健 康 保 険 税 、 軽 自 動 車
税、上下水道使用料、保育料及び学校給食費をいう。
(補助金の交付対象者)
第 3 補 助 金 の 交 付 を 受 け る こ と が で き る 者( 以 下「 補 助 対 象 者 」
と い う 。)は 、本 町 に 居 住 し 、及 び 住 民 登 録 し て い る も の で 、
次の各号に掲げる全ての要件を満たすUターン者又はIタ
ーン者とする。
(1 ) 町 内 の 企 業 等 に 正 社 員 と し て 勤 務 し て い る こ と 。
( 2 )こ の 要 綱 の 告 示 日 以 降 、新 た に 当 該 民 間 賃 貸 住 宅 に 居 住 地
を定めた者であること。
( 3 ) 自 己 の 居 住 の 用 に 供 す る た め 、民 間 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 契 約 を
締結した者であって、現に当該住宅に居住していること。
( 4 ) 民 間 賃 貸 住 宅 に 入 居 す る 世 帯 員 が 、公 務 員 又 は 独 立 行 政 法
人若しくは地方独立行政法人の役員又は職員でないこと。
(5 ) 補 助 金 の 対 象 と な る 民 間 賃 貸 住 宅 を 居 住 以 外 の 目 的 に 使
用 し 、転 貸 し 又 は 当 該 住 宅 の 使 用 権 を 他 者 へ 譲 渡 し て い な い
こと。
(6 ) 生 活 保 護 法( 昭 和 2 5 年 法 律 第 1 4 4 号 )に よ る 住 宅 扶 助
その他の公的制度による家賃補助等を受けていないこと。
(7 ) 町 税 等 を 滞 納 し て い な い こ と 。
(8 ) 本 町 に 定 住 す る 意 思 の あ る 者 で あ る こ と 。
2 前項の規定にかかわらず、雇用されている企業等の人事異動
等が見込まれることにより町内に定住しないことが明らかで
あると認められる者は、補助金の交付対象としない。
(補助対象経費及び補助金の交付額)
第 4 補 助 金 の 対 象 と す る 経 費( 以 下「 補 助 対 象 経 費 」と い う 。)
は、1月当たりの家賃(20,000円以上のものに限る。)
から1月当たりの住宅手当の受給額に相当する額を控除した
額とする。
2 1月当たりの補助金の額は、補助対象経費の2分の1に相当
する額以内の額(当該額に
1,000円未満の端数が生じた
場 合 は 、こ れ を 切 り 捨 て る 。)と し 、1 5 ,0 0 0 円 を 上 限 と
する。
3
補助金は、賃貸料及び住宅手当等に変更があった月分以降、
補助金の額を変更する。
(交付対象期間)
第5 補助金の交付対象となる期間(以下「交付対象期間」とい
う 。)は 、当 初 の 交 付 決 定 を し た 日 の 属 す る 月 か ら 通 算 し て 3
6 月 を 限 度 と す る 。た だ し 、月 途 中 の 入 退 去 に よ り 日 割 で 計 算
する家賃の支払いがある場合における当該月の家賃に対する
補助金の交付については、補助金の対象としない。
2
第3に規定する補助金の交付対象者の要件を満たさなくな
っ た と き 、又 は 前 項 に 規 定 す る 交 付 対 象 と な る 期 間 の 要 件 を 満
た さ な く な っ た と き は 、発 生 し た 日 の 属 す る 月 以 降 、補 助 金 は
交付しないものとする。
(補助金の交付申請)
第 6 補 助 金 の 交 付 を 受 け よ う と す る 者( 以 下「 申 請 者 」と い う 。)
は 、金 ケ 崎 町 若 年 者 移 住 定 住 促 進 家 賃 補 助 金 交 付 申 請 書( 様 式
第 1 号 。以 下「 申 請 書 」と い う 。)に 、次 に 掲 げ る 書 類 を 添 え
て 、住 民 登 録 し た 日 か ら 、原 則 と し て 3 0 日 以 内 に 町 長 に 提 出
しなければならない。
(1 ) 世 帯 全 員 の 住 民 票 の 写 し
(2 ) 雇 用 及 び 住 宅 手 当 支 給 証 明 書 ( 様 式 第 2 号 )
(3 ) 民 間 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 借 契 約 書 の 写 し( 家 賃 の 内 訳 等 が 不 明
な場合にあっては、家賃内訳証明書(様式第3号))
(4 ) 定 住 に 関 す る 誓 約 書 ( 様 式 第 4 号 )
(5 ) そ の 他 町 長 が 必 要 と 認 め る 書 類
2 前年から引き続き補助金の交付を受けようとする者は、毎年
4月末日までに金ケ崎町若年者移住定住促進家賃補助金交付
継 続 申 請 書( 様 式 第 5 号 )に 、住 宅 の 賃 貸 契 約 書 の 写 し を 添 え 、
町長に提出しなければならない。
(補助金の交付決定)
第7 町長は、前項の規定による申請があったときは、当該申請
に係る書類を審査し、助成を決定したとき又は助成しないもの
と決定したときは、金ケ崎町若年者移住定住促進家賃補助金交
付決定通知書(様式第6号)により申請者に通知するものとす
る。
(補助金の交付条件)
第8
規則第6条第2項の規定による補助条件は次のとおりと
する。
(1 ) 第 6 第 1 項 の 申 請 は 、 1 世 帯 あ た り 通 算 1 回 と す る 。
( 2 ) 本 補 助 金 と は 別 に 、第 4 に 掲 げ る 経 費 に 対 す る 補 助 金 を 受
け て い る 場 合 又 は 受 け る 予 定 と な っ て い る 場 合 は 、本 補 助 金
の対象とならないものとする。
(補助金申請内容の変更)
第9
補助金の交付決定を受けた者(以下「補助金交付決定者」
と い う 。)は 、申 請 の 内 容 に 変 更 が 生 じ た 場 合 は 、変 更 の 理 由
が生じた日から起算して14日以内に金ケ崎町若年者移住定
住 促 進 家 賃 補 助 金 変 更 承 認 申 請 書( 様 式 第 7 号 )に よ り 、町 長
の承認を受けなければならない。
2 町長は、前項の申請があったときは、金ケ崎町若年者移住定
住 促 進 家 賃 補 助 金 変 更 承 認 書( 様 式 第 8 号 )に よ り 補 助 金 交 付
決定者に通知するものとする。
(補助金の交付請求等)
第10 補助金交付決定者は、当該補助金について、4月分から
9 月 分 ま で を 前 期 分 と し 、1 0 月 分 か ら 3 月 分 ま で を 後 期 分 と
し て 、前 期 分 は 9 月 末 日 ま で に 、後 期 分 は 3 月 末 日 ま で に そ れ
ぞ れ 金 ケ 崎 町 若 年 者 移 住 定 住 促 進 家 賃 補 助 金 請 求 書( 様 式 第 9
号 )に 次 に 掲 げ る 書 類 を 添 え て 、町 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な
い。
(1 ) 家 賃 の 支 払 い が 確 認 で き る 書 類 ( 領 収 書 の 写 し 等 )
(2 ) そ の 他 町 長 が 必 要 と 認 め る 書 類
2 補 助 金 の 交 付 は 、前 項 に 規 定 す る そ れ ぞ れ の 請 求 が あ っ た 日 の
属する月の翌月の末日までに当該補助金交付決定者の指定する
金融機関の預金口座に振り込む方法により行うものとする。
(決定の取消し等)
第11 町長は、補助金交付決定者が次の各号のいずれかに該当
す る と 認 め る と き は 、該 当 し た 日 の 属 す る 月 以 降 、補 助 金 の 交
付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。
( 1 ) 補 助 金 の 申 請 に 関 し 、偽 り そ の 他 の 不 正 行 為 が あ っ た と き 。
(2 ) 第 3 第 1 項 の 規 定 に 該 当 し な く な っ た と き 。
(3 ) そ の 他 町 長 が 不 当 と 認 め た も の 。
2 町長は、前項の規定により補助金の交付の決定の全部又は一
部 を 取 り 消 し た と き は 、金 ケ 崎 町 若 年 者 移 住 定 住 促 進 家 賃 補 助
金 交 付 決 定 取 消 通 知 書( 様 式 第 1 0 号 )に よ り 当 該 補 助 金 交 付
決 定 者 に 通 知 し 、当 該 取 消 し に 係 る 部 分 に 関 し 、既 に 補 助 金 が
交付されているときは、その返還を命ずるものとする。
3 補助金交付決定者が前項の規定により返還を命じられたと
きは、補助金を返還しなければならない。
4 町長は、前3項の規定により補助金交付決定者に損害が生じ
ることがあってもその賠償の責めを負わない。
(補則)
第12 この要綱に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要
な事項は、町長が別に定める。