フランスロワールの白ワイン

Muscadet Nouveau 2005
ジャン=イヴ セシェ氏と
ミュスカデ・ドゥ・セーヴル・エ・メーヌ
最上の造り手、セシェ家。
2005年、最高に好奇心を刺激する、
世紀初頭、ムロン・ドゥ・ブルゴーニュが
初めてロワールにもたらされた地、
﹁ クロ・デ・ブルギニヨン﹂を
今に伝えるセシェ家。
セシェ家の記録によると、﹁
1710年代、石灰岩が
﹁
クロ・デ・
ブルギニヨン﹂
に始まる。
ミュスカデの歴 史、それはセシェ家 が所有 する別格 クリマ
﹁
リッチで凝縮感 ある果実 味。
多く、ブルゴーニュのアルジロカルケールに似 た土壌に、
その後、﹁
クロ・
デ・ブルギニヨン﹂と名 づけられた
耐寒性に優 れたムロン・
ドゥ・ブルゴーニュを植えた。﹂
まるで、葡萄そのものを味 わい尽 くす よう な
誰しもそう 思うに違いない。
世紀半 ば。
この区画は、今も尚、自根で育 つ葡萄が見られる。
キロ。ミュスカデ・
ド・
セーヴ ル・
セシェ家がこの地に居を構 えたのは
﹁
プリムー ルを造ってほしい﹂
と尋ねたたところ、
広がる。ミュスカデ・
ド・
セーヴ ル・
エ・メーヌ一帯も、
ロワー ル河が大西洋 へと流れ込むナント周辺には平 野が
ムロン・ド・ブルゴーニュを
優れた個性へと導く
ミネラル豊富なミカシスト土壌
2005年夏、半ば、無茶 な要 望と承知しながら、
迎えるまで、しっかりとセラーで寝かせてから出荷 する。
ジャン氏は意外にも快諾 してくれた。
川沿いの平坦 な砂地に畑を切り拓いたため、
一方、セシェ家の所有畑 は、小高い丘に広がり、
緩やかな斜面を持 つ。土 壌はシスト、ミカシスト、砂岩。
シストは水 捌けがよく、適 度な保 水性 と保温 性に優れる
ため、自然に収 量が落 ち、葡萄の凝縮を高める。
また、シストに大理石 が混じり、硬い岩 盤上を築 く
ミカシストは、ワインに緻 密なミネ ラルを与 える。
畑ではオーガニック栽 培を手がけ、自 家製のコンポストを
撒く。収 量はミュスカデとしては極めて低い
a
h
/
l
h
。
ブルゴーニュ並みの低収 量に抑 える。さらにナチュラルな
45
℃の低温で8日間 醸す。
味わいを引き出 すべく、空 圧式プレスで圧搾 し、醗酵には
自然酵母を使用。 ∼
20
持って心に届 く。
葡萄のみず みずしい味 わいが、今 また新 鮮な響きを
テロワー ルに根ざ したワイン造り。自然の包容 力に溢れる
時代を超 えた、当たり前の理 ︵ことわり︶
に通じる。
なぜなら﹁
葡萄の最 適地であったから。﹂という、
ブルゴーニュが植えられたのか﹂という歴史を紐解 く。
再び、セシェのワインを飲み、﹁
なぜこの地にムロン・ドゥ・
18
﹁
ヌーボー﹂
の機 会を通 じて、優 れたテロワー ルから、
フラットな味 わいのワインが主流である。
新しい挑戦にも意 欲的 なジャン氏。
母親の祖父からこの歴史 あるドメーヌを継承した。
はある。当 主のジャン=イヴ氏は、1971年、
エ・
メーヌの中心 都市であるヴァレットの郊外にドメーヌ
ナント市から南西 へ
約
17
それは、安 価で手頃 な多 くのミュスカデにあって、
飲み手に驚 愕と新 鮮な感動を与 える。
ジャン=イヴ ・
セシェ。 世紀 初頭、ムロン・
ドゥ・ブルゴー
20
一度、ジャン=イヴ ・
セシェのワインを口にしたなら、
そのワインは、余韻に繊 細な深みを残 す・・・
。﹂
待望のプリムール発売。
18
日本の消費者 が、一年で最もワインに触 れる
一般的なミュスカデよりも、悠に一年以 上長 く、飲み頃を
伝説の畑から、最 上のミュスカデを造 り出 してきた。
ニュが初めてもたらされた﹁
クロ・
デ・ブルギニヨン﹂という
18
ミュスカデが表現し得うる、真の味わいの豊かさを
伝えたいという。
1710 年代、ロワールで初めて、ムロン・
ド・ブルゴーニュを植樹した記録を持つ
セシェの畑では、今でも自根で成長する
プレフィロキセラの葡萄木が見られる。
Domaine
de La Loge
マリー=クロード夫人
ドメーヌ ドゥ ラ ロジュ
Jean=Yves Sécher
“もう1つ”のプリムール・・・
2005年、ミュスカデの地で頂点を究めるスターワイナリー、ジャン=イヴ・セシェの決断。
ロワールで初めてムロン・ドゥ・ブルゴーニュが植えられたという「伝説の区画」から
日本市場限定で、特別に醸す、プレミアム・ヌーヴォー。